JP6002103B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、現像剤の回収機構を備えた画像形成装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、現像器で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収する機構を備えた画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、現像器で飛散したトナーを吸引する吸引手段と、吸引されたトナーを吸着するフィルターとを備えている。そして、この画像形成装置では、フィルターを振動させる振動手段を備えており、フィルターを振動させてトナーを篩い落とすことでフィルターの目詰まりを抑制するようにしている。
特開2007−298782号公報
ところで、上述した画像形成装置では、吸引手段の停止時にフィルターを振動させるといった一定時間や一定間隔で振動手段を駆動するようにしているため、フィルターの目詰まりを十分には抑制できないという問題があった。つまり、例えば現像器の駆動時間に応じて飛散するトナー量は増加し、それに伴ってフィルターにおけるトナーの吸着量も増加することになるが、その場合でも一定時間しか振動手段を駆動しないため、フィルターに吸着されたトナーを十分に篩い落とすことができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、現像剤の回収ボックスにおいてフィルターの目詰まりを十分に抑制することにある。
本発明に係る画像形成装置は、感光体と、該感光体上の静電潜像を現像剤で現像する現像器とを有し、上記感光体上に現像された画像を用紙に印字する画像形成部と、吸引機構と該吸引機構の上流側に設けられるフィルターとが収納され、上記現像器で飛散した現像剤を上記吸引機構によって吸引して上記フィルターに吸着させる現像剤の回収ボックスと、上記フィルターを振動させる振動機構と、上記画像形成部における印字率、現像器の駆動時間または現像器周囲の飽和水蒸気量に基づいて、上記振動機構の駆動および停止を行う制御部とを備え、上記制御部は、上記現像器に供給された現像剤の量から、上記印字率に基づいて算出する上記感光体上に現像された現像剤の量を差し引いた値を、上記現像器における現像剤の飛散量とし、上記吸引機構の駆動中に上記現像剤の飛散量が所定値を超えると、上記吸引機構を駆動させたまま上記振動機構を駆動するように構成されている。
本発明によれば、印字率や現像器の駆動時間、現像器周囲の飽和水蒸気量に基づいて、振動機構の駆動および停止を行うため、現像器における現像剤の飛散量に応じて適切な時間や間隔でフィルターを振動させることが可能である。そのため、フィルターに吸着された現像剤を十分に篩い落とすことが可能になり、フィルターの目詰まりを十分に抑制することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、トナー回収装置の構成を示す斜視図である。 図3は、トナー回収装置の構成を模式的に示す図である。 図4は、回収ボックスの構成を示す斜視図である。 図5は、上流フィルターの駆動系統を示すブロック図である。 図6は、吸引ファンおよび振動モーターの駆動態様を示すタイムチャートである。 図7は、印字率と振動モーターの駆動および停止との関係を示すグラフであり、(A)は振動モーターの駆動時間との関係を示し、(B)は振動モーターの駆動タイミングとの関係を示し、(C)は振動モーターの連続駆動および間欠駆動との関係を示す。 図8は、現像器の駆動時間と振動モーターの駆動および停止との関係を示すグラフであり、(A)は振動モーターの駆動時間との関係を示し、(B)は振動モーターの駆動タイミングとの関係を示し、(C)は振動モーターの連続駆動および間欠駆動との関係を示す。 図9は、飽和水蒸気量と振動モーターの駆動および停止との関係を示すグラフであり、(A)は振動モーターの駆動時間との関係を示し、(B)は振動モーターの駆動タイミングとの関係を示し、(C)は振動モーターの連続駆動および間欠駆動との関係を示す。 図10は、吸引ファンおよび振動モーターの別の駆動態様を示すタイムチャートである。 図11は、印字枚数とトナーの回収量との関係を示すグラフである。 図12は、吸引ファンおよび振動モーターの別の駆動態様を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の画像形成装置1は、例えばレーザプリンタや複合機であり、用紙を搬送しながら、端末等(図示省略)から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するように構成されている。図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部3と、定着部4と、排紙部5とを備えている。
給紙部2は、用紙を画像形成部3へ供給するカセット給紙部や手差しトレイである。画像形成部3は、現像器11や感光ドラム12(感光体)などを備えている。画像形成部3では、光走査装置(図示省略)によって感光ドラム12に静電潜像が形成され、その静電潜像が現像器11によって現像されて現像剤の像であるトナー像になる。このトナー像は、給紙部2から供給された用紙に転写される。定着部4は、定着ローラおよび加圧ローラ(何れも図示省略)を備え、画像形成部3で用紙に転写されたトナー像をその用紙に定着させる。こうして、用紙に画像が形成される。排紙部5は、定着部4から画像形成された用紙が供給される排紙トレイ(図示省略)を有している。
さらに、画像形成装置1は、トナーコンテナ20とトナー回収装置30(現像剤回収装置)を備えている。トナーコンテナ20は、現像器11に供給する現像剤としてのトナーが収容されている。トナーコンテナ20は、トナー搬送部材であるスクリュー軸21を有しており、スクリュー軸21の回転によってトナーを現像器11に供給する。トナー回収装置30は、現像器11で飛散したトナー(現像剤)を吸引して回収するものである。
トナー回収装置30の構成について図2〜図5を参照しながら説明する。
トナー回収装置30は、トナーの回収ボックス40と、該回収ボックス40に接続される吸引ダクト31および排気ダクト32とを備えている。
回収ボックス40は、矩形の箱状に形成されたボックス本体41を備えている。ボックス本体41の内部は、通路形成部材44によって略U字状の通路45が形成されている。ボックス本体41には、通路45の一端に対応する位置に入口42が形成され、通路45の他端に対応する位置に出口43が形成されている。入口42には吸引ダクト31が接続され、出口43には排気ダクト32が接続されている。吸引ダクト31の一端は、現像器11の近傍に位置して、現像器11で飛散したトナーを吸引可能になっている。
ボックス本体41には、吸引ファン46(吸引機構)と、トナーを吸着する2つのフィルター47,48が収納されている。吸引ファン46は、通路45における出口43に対応する位置に設けられている。2つのフィルターは、上流フィルター47と下流フィルター48であり、通路45において吸引ファン46の上流側(即ち、吸引側)に順に設けられている。なお、2つのフィルターのうち上流フィルター47が本発明に係るフィルターを構成する。
トナー回収装置30では、吸引ファン46を駆動することによって、現像器11で飛散したトナーが空気と共に吸引ダクト31を通って回収ボックス40に吸い込まれる。回収ボックス40では、吸い込まれたトナーが通路45を流れて上流フィルター47で吸着される。万一、上流フィルター47で吸着されずに通過したトナーは、下流フィルター48で吸着される。一方、回収ボックス40にトナーと共に吸い込まれた空気は、2つのフィルター47,48を順に通過して出口43から排気ダクト32に流れる。排気ダクト32に流れた空気は、最終的には画像形成装置1の外部に排出される。このように、回収ボックス40は、現像器11で飛散したトナーを吸引ファン46によって吸引し、フィルター47,48に吸着させて回収する。
さらに、トナー回収装置30は、図5に示すように、上流フィルター47を振動させる振動モーター51(振動機構)と、吸引ファン46および振動モーター51を駆動制御する制御部52とを備えている。
振動モーター51は、上流フィルター47を振動させて、上流フィルター47に吸着されたトナーを篩い落とすように構成されている。これにより、上流フィルター47のトナーによる目詰まりが抑制される。
制御部52は、吸引ファン46の駆動および停止を行うと共に、画像形成部3における印字率(平均印字率)、現像器11の駆動時間または現像器11周囲の飽和水蒸気量に基づいて、振動モーター51の駆動および停止を行う。
〈制御動作〉
制御部52の制御動作について図6〜図12を参照しながら説明する。
先ず、制御部52の基本動作について説明する。図6に示すように、制御部52は、現像器11の駆動(即ち、画像形成部3の印字動作)と同期して吸引ファン46を駆動し、現像器11が停止(即ち、画像形成部3の印字動作が終了)すると吸引ファン46を停止する。つまり、現像器11の駆動中は、トナー回収装置30によってトナーの回収動作が行われる。一方、制御部52は、吸引ファン46を停止してから所定時間t1(例えば3sec)後に振動モーター51を所定時間t2(例えば10sec)だけ駆動し、振動モーター51を停止してから所定時間t3(例えば10sec)後に現像器11と同期して吸引ファン46を再び駆動する。つまり、本実施形態では、吸引ファン46が停止しているときに振動モーター51が駆動される。そして、制御部52は、上記の基本動作を、画像形成部3における所定の印字枚数K(印刷枚数)ごとに行う。なお、本実施形態において言及する時間等の数値は単なる例示である。
そして、制御部52は、現像器11におけるトナーの飛散量に応じて、上記の基本動作における振動モーター51の駆動時間または駆動タイミング(駆動間隔)を変更する。また、制御部52は、現像器11におけるトナーの飛散量に応じて、上記の基本動作において振動モーター51を連続駆動させるか間欠駆動させるか(以下、連続/間欠駆動ともいう。)を決定してもよい。振動モーター51の駆動時間とは、上記の所定時間t2である。振動モーター51の駆動タイミング(駆動間隔)とは、上記の基本動作を行う間隔、即ち上記の印字枚数Kである。
具体的に、制御部52は、図7に示すように、画像形成部3における印字率(平均印字率)に基づいて、上記の駆動時間、駆動タイミングまたは連続/間欠駆動を変更する。駆動時間は、印字率が高いほど長く設定される(図7(A)参照)。駆動タイミング(印字枚数K)は、印字率が高いほど短く(少なく)設定される(図7(B)参照)。
連続/間欠駆動を変更する場合、印字率が低い領域では連続駆動が設定され、印字率が高い領域では間欠駆動が設定される(図7(C)参照)。間欠駆動の場合、図10に示すように、一定時間(所定時間t2)について振動モーター51が間欠駆動される。そして、間欠駆動の場合、印字率が高いほど間欠時間(図10に示すt4)が短く設定される。つまり、印字率が高いほど間欠回数が多くなるように設定される。
印字率が高いほど、現像器11で使用されるトナー量が多くなり、それに伴ってトナーの飛散量も多くなる。トナーの飛散量が多くなると、回収ボックス40の上流フィルター47におけるトナーの吸着量も多くなる。そこで、上述したように、印字率が高いほど駆動時間を長くしまたは駆動タイミングを短くすることで、上流フィルター47をより多くの時間振動させることができるので、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。また、振動モーター51の駆動開始時(振動開始時)と、その後の駆動中とでは、駆動開始時の方が上流フィルター47に与える衝撃が大きいためより多くのトナーが篩い落とされる。そこで、上述したように、印字率が高いほど間欠駆動を設定し、また印字率が高いほど間欠駆動の間欠時間を短くすることで、一定時間(所定時間t2)について振動モーター51を駆動する回数(振動モーター51の間欠回数)を多くすることができる。よって、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。
また、制御部52は、図8に示すように、現像器11の駆動時間に基づいて、上記の駆動時間、駆動タイミングまたは連続/間欠駆動を変更するようにしてもよい。なお、図8では現像器11の駆動時間を現像駆動時間と示す。この場合、駆動時間は、現像器11の駆動時間が長いほど長く設定される(図8(A)参照)。駆動タイミング(印字枚数K)は、現像器11の駆動時間が長いほど短く(少なく)設定される(図8(B)参照)。連続/間欠駆動を変更する場合、現像器11の駆動時間が短い領域では連続駆動が設定され、現像器11の駆動時間が長い領域では間欠駆動が設定される(図8(C)参照)。間欠駆動の場合、現像器11の駆動時間が長いほど間欠時間(図10に示すt4)が短く設定される。つまり、現像器11の駆動時間が長いほど間欠回数が多くなるように設定される。
現像器11の駆動時間が長いほど、現像器11で使用されるトナー量が多くなり、それに伴ってトナーの飛散量も多くなる。したがって、回収ボックス40の上流フィルター47におけるトナーの吸着量も多くなる。そこで、上述したように、現像器11の駆動時間が長いほど駆動時間を長くしまたは駆動タイミングを短くすることで、上流フィルター47をより多くの時間振動させることができるので、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。また、現像器11の駆動時間が長いほど間欠駆動を設定し、また現像器11の駆動時間が長いほど間欠駆動の間欠時間を短くすることで、一定時間(所定時間t2)について振動モーター51を駆動する回数(振動モーター51の間欠回数)を多くすることができる。よって、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。
また、制御部52は、図9に示すように、現像器11周囲の飽和水蒸気量に基づいて、上記の駆動時間、駆動タイミングまたは連続/間欠駆動を変更するようにしてもよい。この場合、駆動時間は、飽和水蒸気量が多いほど長く設定される(図9(A)参照)。駆動タイミング(印字枚数K)は、飽和水蒸気量が多いほど短く(少なく)設定される(図9(B)参照)。連続/間欠駆動を変更する場合、飽和水蒸気量が少ない領域では連続駆動が設定され、飽和水蒸気量が多い領域では間欠駆動が設定される(図9(C)参照)。間欠駆動の場合、飽和水蒸気量が多いほど間欠時間(図10に示すt4)が短く設定される。つまり、飽和水蒸気量が多いほど間欠回数が多くなるように設定される。
現像器11周囲の飽和水蒸気量が多くなると、現像器11におけるトナーの帯電量が低くなるため、トナーが感光ドラム12に吸着されにくくなり、その分トナーが飛散しやすくなる。こうして、飽和水蒸気量が多いほどトナーの飛散量が多くなるため、回収ボックス40の上流フィルター47におけるトナーの吸着量も多くなる。そこで、上述したように、飽和水蒸気量が多いほど駆動時間を長くしまたは駆動タイミングを短くすることで、上流フィルター47をより多くの時間振動させることができるので、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。また、飽和水蒸気量が多いほど間欠駆動を設定し、また飽和水蒸気量が多いほど間欠駆動の間欠時間を短くすることで、一定時間(所定時間t2)について振動モーター51を駆動する回数(振動モーター51の間欠回数)を多くすることができる。よって、上流フィルター47に吸着されたトナーを十分に篩い落とすことが可能となる。
以上のように、画像形成部3における印字率、現像器11の駆動時間または現像器11周囲の飽和水蒸気量に基づいて、即ち現像器11におけるトナーの飛散量に応じて、振動モーター51の駆動および停止を行うことで、上流フィルター47におけるトナーを十分に除去することが可能である。したがって、上流フィルター47の目詰まりを十分に抑制することが可能となる。上流フィルター47の目詰まりが抑制されることから、現像器11のトナーに作用する吸引力を維持することができる。その結果、図11に示すように、本実施形態(改善後)によれば、従来(改善前)よりもトナー回収量を増加させることができる。特に、印刷枚数が増えてもトナー回収量を減少させずに高い値で維持することができる。
なお、本実施形態では、吸引ファン46の停止時に振動モーター51を駆動するようにしているが、吸引ファン46の駆動および停止に関係なく振動モーター51を駆動するようにしてもよい。
−実施形態の変形例−
本変形例は、上記実施形態の制御部52の制御動作について変更したものである。本変形例の制御部52は、現像器11におけるトナーの推定飛散量を算出し、吸引ファン46の駆動中に推定飛散量が所定値を超えると、吸引ファン46を駆動させたまま振動モーター51を駆動するように構成されている。
制御部52は、トナーコンテナ20から現像器11に供給されたトナーの量(以下、トナー供給量という。)から、画像形成部3の印字率に基づいて算出される感光ドラム12上に現像されたトナーの量(以下、トナー使用量という。)を差し引いた値を、現像器11におけるトナーの推定飛散量とする。トナー供給量は、例えば、トナー濃度(現像剤濃度)と、トナーコンテナ20におけるスクリュー軸21の回転数とから算出される。トナー使用量は、印字率(平均印字率)に画像濃度や画像パターン等が考慮されて算出される。
具体的に本変形例では、図12に示すように、吸引ファン46の駆動中に推定飛散量が所定値を超えると、吸引ファン46を駆動させた状態で一定時間(図12に示すt5)について振動モーター51を間欠駆動する。現像器11の駆動時(即ち、画像形成部3の印字動作時)において上流フィルター47の目詰まりを放置しておくと、現像器11において飛散したトナーが吸引されなくなり、画像形成の乱れ等を引き起こす虞がある。そこで、本変形例では、現像器11の駆動中に推定飛散量が所定値を超えると、上流フィルター47の目詰まりが画像形成の乱れ等を引き起こす限界状態であると判断して、上流フィルター47を振動させてトナーを除去するようにした。これにより、画像形成の乱れを未然に防止することが可能である。
なお、本変形例では、推定飛散量が所定値を超えると、振動モーター51を間欠駆動ではなく連続駆動してもよいことは勿論であるが、間欠駆動の方が上記実施形態で説明したように上流フィルター47のトナーを効果的に篩い落とすことができる。
以上説明したように、本発明は、現像器で飛散した現像剤を回収する機構を備えた画像形成装置について有用である。
1 画像形成装置
3 画像形成部
11 現像器
12 感光ドラム(感光体)
30 トナー回収装置
40 回収ボックス
46 吸引ファン(吸引機構)
47 上流フィルター(フィルター)
51 振動モーター(振動機構)
52 制御部

Claims (4)

  1. 感光体と、該感光体上の静電潜像を現像剤で現像する現像器とを有し、上記感光体上に現像された画像を用紙に印字する画像形成部と、
    吸引機構と該吸引機構の上流側に設けられるフィルターとが収納され、上記現像器で飛散した現像剤を上記吸引機構によって吸引して上記フィルターに吸着させる現像剤の回収ボックスと、
    上記フィルターを振動させる振動機構と、
    上記画像形成部における印字率、現像器の駆動時間または現像器周囲の飽和水蒸気量に基づいて、上記振動機構の駆動および停止を行う制御部とを備え
    上記制御部は、上記現像器に供給された現像剤の量から、上記印字率に基づいて算出する上記感光体上に現像された現像剤の量を差し引いた値を、上記現像器における現像剤の飛散量とし、上記吸引機構の駆動中に上記現像剤の飛散量が所定値を超えると、上記吸引機構を駆動させたまま上記振動機構を駆動する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、上記印字率、上記現像器の駆動時間または上記現像器周囲の飽和水蒸気量に基づいて、上記振動機構の駆動時間または駆動間隔を変更する、画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、上記印字率、上記現像器の駆動時間または上記現像器周囲の飽和水蒸気量に基づいて、上記振動機構を一定時間について連続駆動させるか間欠駆動させるかを決定する、画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、上記吸引機構の駆動中に上記現像剤の飛散量が所定値を超えると、一定時間について上記振動機構を間欠駆動する、画像形成装置。
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