JP6051119B2 - トナー回収装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

トナー回収装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンター等の画像形成装置に用いられ、トナーを回収するトナー回収装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置は、像担持体上に形成された静電潜像にトナーを供給して該静電潜像を現像することにより、像担持体(例えば、感光体ドラムや転写ベルト)上にトナー像を形成する。トナーは、現像装置に貯留され、現像装置に配置された現像ローラーから像担持体にトナーが供給される。
現像装置に貯留されたトナーのうち、帯電の低いトナーは現像装置の周囲に飛散しやすい。前記飛散トナーは画像形成装置の装置本体の内外を汚染することがある。特許文献1には、飛散トナーを回収するための集塵装置が装着された画像形成装置が開示されている。また、該技術では、飛散トナーによるフィルターの目詰まりを防止するために、フィルターを振動させる振動手段が設けられている。フィルターは、空気の進入面と排気面とを含み、前記進入面と排気面との間でトナーが捕集される。
特開2007−298782号公報
特許文献1に記載の技術では、振動手段の振動によってフィルターの排気面側からトナーが脱離され、トナーがフィルターを通過してしまうことがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、フィルターの目詰まりを防止するとともに、トナーがフィルターを通過することを抑止したトナー回収装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るトナー回収装置は、内部に空気流の流れの経路が形成されたハウジングと、前記ハウジングに開口され、前記空気流とともにトナーが流入する流入口と、前記ハウジングの内部に配置され、前記トナーを捕集しかつ前記空気流が通過するフィルターと、前記空気流の流れの経路において、前記フィルターに対して前記流入口とは反対側に配置され、前記流入口から前記フィルターに向かう空気流を発生させる吸気動作と、前記フィルターから前記流入口に向かう空気流を発生させる送風動作と、を実行する空気流発生部と、前記フィルターを振動させる振動動作を実行する振動部と、前記空気流発生部の前記吸気動作、前記送風動作および前記振動部の前記振動動作を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記振動部に前記振動動作を実行させる際に、前記空気流発生部に前記送風動作を実行させることを特徴とする。
本構成によれば、制御部によって空気流発生部の吸気動作が実行されると、流入口から空気流とともに流入したトナーがフィルターによって捕集される。一方、制御部によって、振動部の振動動作が実行されると、フィルターの振動によって前記捕集されたトナーがフィルターから脱離される。このため、フィルターの目詰まりが防止される。更に、制御部は、前記振動動作に際して、空気流発生部に送風動作を実行させる。このため、フィルターのうち空気流発生部側からトナーが脱離されることが抑止される。この結果、トナーがフィルターを通過することが防止される。
上記の構成において、前記制御部は、前記振動部の前記振動動作および前記空気流発生部の前記送風動作を同時に開始させ、かつ、前記振動動作よりも前記送風動作を先に終了させることが望ましい。
本構成によれば、振動部の起動時の衝撃によって、フィルターの空気流発生部側からトナーが特に脱離されやすい場合であっても、空気流発生部の送風動作によって前記トナーの脱離が好適に防止される。また、送風動作が振動動作よりも先に終了するため、フィルターから脱離されたトナーが再び流入口に向かうことが抑制される。
上記の構成において、前記空気流発生部は、正逆回転可能なファンであり、前記制御部は、前記吸気動作と前記送風動作との間で、前記ファンを逆方向に回転させることが望ましい。
本構成によれば、ファンの正逆回転によって、吸気動作および送風動作が好適に実現される。
上記の構成において、前記制御部は、前記吸気動作における前記空気流の風量よりも前記送風動作における前記空気流の風量を小さく設定することが望ましい。
本構成によれば、送風動作に伴って、フィルターから脱離されたトナーが再び流入口に向かうことが一層抑制される。
上記の構成において、前記フィルターは、前記空気流の流れの経路に沿って複数配置され、前記振動部は、前記複数のフィルターのうち、前記経路において前記流入口に最も近いフィルターを振動させることが望ましい。
本構成によれば、複数のフィルターのうち、最もトナーが捕集されるフィルターが振動されることによって、前記フィルターの目詰まりが好適に防止される。
上記の構成において、前記空気流の流れの経路において前記流入口と前記ファンとの間に配置され、前記吸気動作において前記空気流を下方から上方に向かって誘導する誘導ダクト部を備え、前記フィルターは、前記吸気動作において前記空気流が進入する進入面が下方に面するように、前記誘導ダクト部の上方に配置されることが望ましい。
本構成によれば、振動部の振動動作に伴って、フィルターに捕集されたトナーが進入面から下方に落下する。このため、前記落下したトナーがフィルターに再付着することが抑止される。この結果、フィルターの目詰まりが更に防止されるとともに、トナー回収装置にトナーが安定して回収される。
上記の構成において、前記流入口から流入した前記空気流を、前記誘導ダクト部の側方部分から前記誘導ダクト部に流入させる導入部と、前記誘導ダクト部の底部であって、前記振動手段の振動によって前記フィルターから落下したトナーが貯留される貯留部と、を更に有することが望ましい。
本構成によれば、導入部は、流入口から流入した空気流を、誘導ダクト部の側方部分から誘導ダクト部に流入させる。そして、フィルターから落下したトナーが貯留される貯留部は、誘導ダクト部の底部によって構成される。このため、貯留部に貯留されたトナーが誘導ダクト部への空気流の流れを妨げることが可及的に抑止される。
上記の構成において、前記流入口は、前記ハウジングの上端側に配置され、前記ハウジングの内部に前記流入口に連通して配置され、前記空気流を下方に向かって前記導入部に誘導する下降ダクト部を有することが望ましい。
本構成によれば、流入口から流入した空気流は、下降ダクト部において一旦下降された後、誘導ダクト部において上昇される。したがって、前記空気流を確実に上昇気流とすることができる。この結果、フィルターの目詰まりが防止されるとともに、トナーを安定して回収することが可能となる。
上記の構成において、前記振動部は、前記ハウジングに支持され、前記フィルターを包持する枠体と、前記枠体に固定され、前記枠体を介して前記フィルターを振動させる振動モーターと、を有することが望ましい。
本構成によれば、枠体の振動によって、フィルターに確実に振動を伝達することが可能となる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートにトナー画像を形成する画像形成動作を実行する画像形成部と、上記の何れか1に記載のトナー回収装置と、前記画像形成部の内部または周辺から空気流とともに不要トナーを回収し、前記流入口に流入させる回収ダクトと、を有することを特徴とする。
本構成によれば、画像形成部の内部または周辺から不要トナーを好適に回収することができる。また、フィルターの目詰まりが防止されるとともに、画像形成装置の周辺に回収された不要トナーが飛散することが防止される。
上記の構成において、前記制御部は、前記画像形成部が前記画像形成動作を実行する画像形成時に、前記空気流発生部に前記吸気動作を実行させ、前記画像形成動作が実行されていない非画像形成時に、前記振動部に前記振動動作を実行させるとともに前記空気流発生部に前記送風動作を実行させることが望ましい。
本構成によれば、画像形成部の画像形成時に、不要トナーが安定して回収される。この結果、前記トナーによってシートに画像欠陥が生じることが防止される。一方、フィルターの目詰まりを防止するための振動動作および送風動作は、非画像形成時に実行される。このため、微量のトナーが流入口から逆流した場合であっても、前記トナーが画像形成動作に影響することが防止される。
本発明によれば、フィルターの目詰まりを防止するとともに、トナーがフィルターを通過することを抑止したトナー回収装置、およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る現像装置、回収ダクトおよびトナー回収装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る回収ダクトおよびトナー回収装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係るトナー回収装置の内部の斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1フィルターの斜視図である。 本発明の実施形態に係る振動モーターの振動およびファンの回転制御を示すタイミングチャートである。 トナー回収装置において回収されるトナー量の推移を示すグラフである。 回収ダクトにおいて発生するトナー詰まりの様子を示した断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。ここでは、画像形成装置1として、プリンター機能と複写機能とを備えた複合機を例示するが、画像形成装置は、プリンター、複写機、ファクシミリ装置であってもよい。
<画像形成装置の説明>
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する装置本体10と、装置本体10上に配置される自動原稿給送装置20とを備える。画像形成装置1の内部には、複写する原稿画像を光学的に読み取る読取ユニット25と、シートにトナー像を形成する画像形成部30と、前記トナー像をシートに定着させる定着部60と、画像形成部30へ搬送されるシートを貯留する給紙部40(シート収容部)と、シートを給紙部40又は給紙トレイ46から画像形成部30及び定着部60を経由してシート排出口10Eまで搬送する搬送経路50と、この搬送経路50の一部を構成するシート搬送路を内部に有する搬送ユニット55とが収容されている。
画像形成部30は、フルカラーのトナー画像を生成しこれをシート上に転写する(形成する)処理を行うもので、タンデムに配置されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各トナー像を形成する4つのユニット32Y、32M、32C、32Bkを含む画像形成ユニット32と、該画像形成ユニット32の上に隣接して配置された中間転写ユニット33と、中間転写ユニット33上に配置されたトナー補給部34とを含む。
各画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkは、感光体ドラム321(像担持体)と、この感光体ドラム321の周囲に配置された、帯電器322、露光器323、現像装置324、一次転写ローラー325及びクリーニング装置326とを含む。
感光体ドラム321は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像を担持する。感光体ドラム321としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。帯電器322は、感光体ドラム321の表面を均一に帯電する。露光器323は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム321の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。感光体ドラム321は、像担持体として機能する。
現像装置324は、感光体ドラム321上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム321の周面にトナーを供給する。現像装置324は、2成分現像剤用のものであり、スクリューフィーダー、磁気ローラー、及び現像ローラーを含む。図1に示されるように、各色の現像装置324は水平方向(左右方向)に隣接して配置される。
一次転写ローラー325は、中間転写ユニット33に備えられている中間転写ベルト331を挟んで感光体ドラム321とニップ部を形成し、感光体ドラム321上のトナー像を中間転写ベルト331上に一次転写する。クリーニング装置326は、クリーニングローラー等を有し、トナー像転写後の感光体ドラム321の周面を清掃する。
中間転写ユニット33は、中間転写ベルト331、駆動ローラー332及び従動ローラー333を備える。中間転写ベルト331は、駆動ローラー332及び従動ローラー333に架け渡された無端ベルトであって、該中間転写ベルト331の外周面には、複数の感光体ドラム321からトナー像が、同一箇所に重ねて転写される。中間転写ベルト331は図1では反時計回りに回転される。中間転写ベルト331は、像担持体として機能する。
駆動ローラー332の周面に対向して、二次転写ローラー35(転写手段)が配置されている。二次転写ローラー35は、中間転写ベルト331からトナー像をシートに転写させる。駆動ローラー332と二次転写ローラー35とのニップ部は、中間転写ベルト331に重ね塗りされたフルカラーのトナー像をシートに転写する二次転写部となる。駆動ローラー332又は二次転写ローラー35のいずれか一方のローラーに、トナー像と逆極性の二次転写バイアス電位が印加され、他方のローラーは接地される。また、駆動ローラー332よりも、中間転写ベルト331の回転方向上流側の位置には、中間転写ベルト331の周面に対向する位置に、濃度センサー35Aが対向配置されている。濃度センサー35Aは、中間転写ベルト331上に形成された画像の濃度に応じた電気信号を出力する。
トナー補給部34は、イエロー用トナーコンテナ34Y、マゼンタ用トナーコンテナ34M、シアン用トナーコンテナ34C、及びブラック用トナーコンテナ34Bkを含む。これらトナーコンテナ34Y、34C、34M、34Bkは、それぞれ各色のトナーを貯留するものであり、YMCBk各色に対応する画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkの現像装置324に、図略の供給経路を通して各色のトナーを供給する。
給紙部40は、画像形成処理が施されるシートを収容する2段の給紙カセット40A、40Bを備える。これら給紙カセット40A、40Bは、装置本体10の前方から手前方向に引出可能である。給紙部40は、二次転写ローラー35に向かって搬送されるシートを収容する。給紙部40は、前述の現像装置324よりも下方に配置される。
定着部60は、シートにトナー像を定着させる定着処理を施す誘導加熱方式の定着装置であって、加熱ローラー61、定着ローラー62、加圧ローラー63、定着ベルト64及び誘導加熱ユニット65を含む。定着ローラー62に対して加圧ローラー63が圧接され、定着ニップ部が形成されている。加熱ローラー61及び定着ベルト64は誘導加熱ユニット65によって誘導加熱され、その熱を前記定着ニップ部に与える。シートが定着ニップ部を通過することで、シートに転写されたトナー像が当該シートに定着される。
画像形成装置1は、更に、回収ダクト7およびトナー回収ユニット8(トナー回収装置)を備える。図2は、本実施形態に係る現像装置324、回収ダクト7およびトナー回収ユニット8の斜視図である。また、図3は、回収ダクト7の一部及びトナー回収ユニット8の斜視図である。図3では、図2のうち、ブラック色の現像装置324Kからトナーがトナー回収ユニット8に回収される経路を示している。
図2および図3を参照して、回収ダクト7は、隣接して配置される各色の現像装置324(324Y、324M、324C、324Bk)の後方に配置される。回収ダクト7は、画像形成部30の現像装置324の内部から空気流とともに飛散トナー(不要トナー)を回収し、後記のトナー回収ユニット8の流入口800に流入させる。図2を参照して、回収ダクト7は、現像装置324から前記トナーを略水平方向に搬送する。なお、他の実施形態において、回収ダクト7は、現像装置324の周辺に飛散したトナーを回収するダクトであってもよい。回収ダクト7は、メインダクト70と、イエローダクト71と、マゼンタダクト72と、シアンダクト73と、ブラックダクト74と、を備える。メインダクト70は、現像装置324の後方において、左右方向に延設されるダクトである。メインダクト70の内部には、各色の現像装置324から回収されたトナーが搬送される排気風路が配設される。イエローダクト71、マゼンタダクト72、シアンダクト73およびブラックダクト74は、各色の現像装置324の内部から回収したトナーを、メインダクト70の前記排気風路に流入させる。
図3を参照して、ブラックダクト74は、ハウジングダクト74Aと、屈曲ダクト部74Bと、湾曲部74Pとを備える。
ハウジングダクト74Aは、ブラック色の現像装置324Bkの上方部分に連設されるダクト部分である。ハウジングダクト74Aは、前後方向に延設され、現像装置324Bkの内部と連通されている。後記のトナー回収ユニット8のファン83の回転に伴って、現像装置324Bkの内部の飛散トナーが、空気流とともにハウジングダクト74Aに流入される。屈曲ダクト部74Bは、ハウジングダクト74Aの後端部に連設されるダクト部である。図3に示すように、屈曲ダクト部74Bは、ハウジングダクト74Aの後端部から上方かつ左方に向かって延設された後、後方に向かって屈曲される。湾曲部74Pは、ハウジングダクト74Aと屈曲ダクト部74Bとが連通される湾曲したダクト部分である。
また、メインダクト70は、メインダクト流入部70Aと、メインダクト排気部70Bとを備える。
メインダクト流入部70Aは、メインダクト70の右端部に配置される。メインダクト流入部70Aは、屈曲ダクト部74Bの後端部に連設される。ハウジングダクト74Aから屈曲ダクト部74Bに流入した前記空気流は、メインダクト流入部70Aからメインダクト70の内部に流入する。メインダクト排気部70Bは、メインダクト70の左端部に配置される。メインダクト70に流入した前記空気流は、メインダクト排気部70Bから後記のハウジング80の流入口800を通じて、ハウジング80の内部に流入する。なお、図2において他の色のトナーに対応した各ダクトも、上記と同様の形状を備える。
トナー回収ユニット8は、メインダクト70の左端部分に連結される。トナー回収ユニット8は、ハウジング80と、排気部85とを備える。排気部85は、排気流入部850と、排気フィルター851とを備える。ハウジング80は、各色の現像装置324から回収した飛散トナーを捕集する機能を備える。このため、ハウジング80の内部には空気流の流れの経路が形成されている。排気部85は、空気流の流れの経路において、ハウジング80の下流側に配置される。排気部85は、前記空気流を画像形成装置1の機外に排気する機能を備える。排気部85は、排気流入部850と排気フィルター851とを備える。ハウジング80の内部を循環した前記空気流は、排気流入部850から排気部85に流入する。排気フィルター851は、排気部85の中の空気流の流れの経路上に配置されるフィルターである。排気フィルター851は、排気部85から画像形成装置1の機外に排気される空気流から、塵や埃、あるいは微量に残存したトナーを捕集する。
<トナー回収ユニット8の構造について>
次に、図4および図5を参照して、本実施形態に係るトナー回収ユニット8のハウジング80の構造について詳述する。図4は、本実施形態に係るトナー回収ユニット8のハウジング80の内部の斜視図である。図5は、本実施形態に係る第1フィルター81部の斜視図である。
図4を参照して、トナー回収ユニット8は、前述のハウジング80と、第1フィルター部81と、第2フィルター部82と、ファン83と、ハウジング排気口84と、を有する。
ハウジング80は、略直方体形状からなる。ハウジング80は、メインダクト70よりも下方に配置される。ハウジング80は、排気部85とともにトナー回収ユニット8の外観を画定するとともに、内部に第1フィルター部81、第2フィルター部82、ファン83を収容する。また、ハウジング80の内部には、空気流が案内される複数のダクト部が配置される。ハウジング80は、流入口800と、上部ダクト801と、ダクト下降部802(下降ダクト部)と、ダクト上昇部80U(上昇ダクト部)と、底部80T(貯留部)とを有する。底部80Tは、ハウジング80の底部であり、後記の下部ダクト803の底面を画定する。
流入口800は、ハウジング80に開口され、空気流とともにトナーが流入する。流入口800は、ハウジング80の前面部のうち右端部かつ上端部において、前方に向かって開口される開口部である。飛散トナーを含んだ空気流が、前述のメインダクト70のメインダクト排気部70Bから流入口800を介してハウジング80に流入する。
上部ダクト801は、ハウジング80の右端部かつ上端部に形成された空間部である。上部ダクト801は、流入口800に対向して配置される。また、上部ダクト801は、ダクト下降部802に連通される。
ダクト下降部802は、上部ダクト801の下端部に連通される。すなわち、ダクト下降部802は、ハウジング80の内部において、上部ダクト801を介して流入口800に連通して配置される。ダクト下降部802は、前記空気流を下方に向かってハウジング80の底部80T側に誘導する。ダクト下降部802は、ハウジング80の右端部において、上下方向に延設されるダクト部である。
ダクト上昇部80Uは、ハウジング80の内部において、ダクト下降部802に水平方向において隣接して配置される。ダクト上昇部80Uは、底部80T側においてダクト下降部802に連通され、前記空気流を上方に誘導する。ダクト上昇部80Uは、底部80Tからファン83が配置される領域まで、上下方向に延設される。ダクト上昇部80Uは、下部ダクト803(誘導ダクト部)を備える。下部ダクト803は、前記空気流の流れの経路上において流入口800とファン83との間に配置され、前記空気流を下方から上方に向かって誘導する。下部ダクト803は、ダクト上昇部80Uの下方部分に配置される。また、前述のように、底部80Tは、下部ダクト803の底面を画定する。
ダクト下降部802と、ダクト上昇部80Uの下部ダクト803とは、導入部802Tによって連通される。換言すれば、導入部802Tは、流入口800から流入した前記空気流を、下部ダクト803の側方部分(右側部分)から下部ダクト803に流入させる。
第1フィルター部81は、ハウジング80の内部で、前記空気流の流れの経路上においてファン83よりも上流側に配置される。また、第1フィルター部81は、下部ダクト803の上方において、空気流が進入する進入面が下方に面するように配置される。第1フィルター部81は、空気流とともに流入口800から流入したトナーを捕集し、かつ、前記空気流を通過させる。第1フィルター部81は、ダクト上昇部80Uの下方部分に配置される。第1フィルター部81は、上下方向に所定の厚さを備えた直方体形状からなる。
第2フィルター部82は、前記空気流の流れの経路上においてファン83と第1フィルター部81との間に配置される。第2フィルター部82は、第1フィルター部81によって捕集しきれなかったトナーを捕集し、かつ、前記空気流を通過させる。第2フィルター部82は、上下方向に所定の厚さを備えた直方体形状からなる。
ファン83(空気流発生部)は、ハウジング80の内部に配置され、流入口800から流入した空気流を吸気するとともに、ハウジング80の外部に排気する。ファン83は、下方から流入した空気流を前方に向かって排気する。ファン83は、ダクト上昇部80Uの上方部分に配置される。換言すれば、ファン83は、前記空気流の流れの経路において、第1フィルター部81に対して流入口800とは反対側に配置される。本実施形態では、ファン83は、後記の制御部90によって制御され、正逆回転可能とされる。この結果、ファン83は、流入口800から第1フィルター部81に向かう空気流を発生させる吸気動作と、前記吸気動作とは反対の方向に向かって、第1フィルター部81から流入口800に向かう空気流を発生させる送風動作と、を実行する。
ハウジング排気口84は、ファン83に対向して、ハウジング80の前面部に開口される開口部である。ファン83から排気された空気流は、ハウジング排気口84を介して、排気部85に流入する。
図5を参照して、前述の第1フィルター部81は、振動部81Aと、第1フィルター811と、を備える。振動部81Aは、フレーム810(枠体)と、振動モーター812とを備える。振動部81Aは、第1フィルター811を振動させる振動動作を実行する。フレーム810は、ハウジング80に支持され、第1フィルター811を包持する。フレーム810は、第1フィルター811のうち水平方向に面する四面を囲むように配置される。第1フィルター811には、公知の粉塵用フィルターが採用可能である。本実施形態では、第1フィルター811は、所定の密度を備えた不図示の濾紙を含む。該濾紙は、直径1〜10μmのガラス繊維からなる。前記ガラス繊維の充填率は約10%程度であり、繊維間の空隙は10〜50μmに設定される。振動モーター812は、フレーム810の前側の側壁の上端面に固定され、フレーム810を介して第1フィルター811を振動させる。振動モーター812は、不図示の回転シャフトの先端に偏心して配置された不図示の錘を含む。前記錘の回転によって、振動モーター812から回転振動が発生する。
第2フィルター部82も同様に、不図示のフレームが、第2フィルター(不図示)を包持することで形成される。また、前記第2フィルターおよび排気フィルター851(図3)も、第1フィルター811と同様の粉塵用フィルターからなる。
振動部81Aが第1フィルター811を振動させることによって、トナーによる第1フィルター811の目詰まりが防止される。本実施形態では、前述のように、ハウジング80および排気部85には、空気流の経路に沿って複数のフィルターが配置されている。そして、振動部81Aは、複数のフィルターのうち、ハウジング80内の空気流の経路において流入口800に最も近い第1フィルター811を振動させる。このため、複数のフィルターのうち、最もトナーが捕集される第1フィルター811が振動されることによって、前記フィルターの目詰まりが好適に防止される。
制御部90は、振動モーター812およびファン83に電気的に接続される。制御部90は、振動モーター812の振動動作およびファン83の回転動作(吸気動作、送風動作)を制御する。なお、制御部90は、前記吸気動作と前記送風動作との間で、ファン83を逆方向に回転させる。このため、ファン83の正逆回転によって、吸気動作および送風動作が好適に実現される。また、制御部90は、画像形成装置1の印字動作に際して、画像形成装置1の内部の各装置を制御する。
次に、トナー回収ユニット8の周辺における空気流およびトナーの流れについて説明する。図6は、画像形成装置1における現像装置324、振動モーター812およびファン83の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
画像形成装置1の電源がオンされた後、シートへの印字動作(画像形成動作)が開始されると、制御部90の指示によって、現像装置324の現像ローラーおよびスクリュー(不図示)が回転される(図6の時刻T1)。この際、制御部90は、ファン83を正回転させる。この結果、現像装置324から回収ダクト7を介してトナー回収ユニット8に、トナーを含む空気流がもたらされる。流入口800からハウジング80に流入した空気流(図4の矢印D40、D41)は、上部ダクト801からダクト下降部802に流入する。前記空気流は、ダクト下降部802において一旦下降された後(矢印D42)、導入部802Tを介して、下部ダクト803の側方部分から下部ダクト803に流入する(矢印D43)。下部ダクト803は、前記空気流を下方から上方に向かって誘導する(矢印D44)。そして、下部ダクト803の上方に配置された第1フィルター部81の第1フィルター811を前記空気流が通過する際に、トナーが第1フィルター811に捕集される。また、第1フィルター811を通過した空気流は、第2フィルター部82を通過する。この際、第1フィルター811によって捕集しきれなかったトナーが、第2フィルター部82によって捕集される。
第2フィルター部82を通過した空気流は、ファン83に流入する(矢印D45)。そして、前記空気流は、ファン83によって前方に向かって排出される。その後、前記空気流は、排気部85(図3)に流入し、排気フィルター851を通過して、トナー回収ユニット8(画像形成装置1)の外部に排気される(図3の矢印参照)。飛散トナーの回収および空気流の排気動作は、画像形成装置1の印字動作中にわたって行われる(図6の時刻T1から時刻T2)。
このように、本実施形態では、空気流とともにハウジング80の内部に流入したトナーが、ファン83の上流側に配置された第1フィルター部81によって捕集される。更に、空気流の流れの経路上において、ファン83の上流側および下流側には、第2フィルター部82および排気フィルター851が配置される。このため、前記トナーが確実に回収され、トナー回収ユニット8の外部にトナーが排出されることが、一層抑止される。したがって、画像形成装置1の内部または外部において、飛散トナーによる汚染が好適に抑止される。
トナー回収ユニット8の使用に伴って、空気流の流れの経路上の中で最も上流に配置される第1フィルター部81の第1フィルター811には、多くのトナーが捕集される。第1フィルター811が目詰まりを起こすと、トナーの回収性能が低下してしまう。このため、本実施形態では、制御部90は、ファン83が回転していないタイミングで、振動モーター812を駆動させる。詳しくは、図6を参照して、制御部90は、画像形成装置1の印字動作後に、振動モーター812を駆動させる(時刻T3から時刻T5)。本実施形態では、印字動作が終了した時刻T2から時刻T3までは、3秒間に設定されている。また、時刻T3から時刻T5までは5秒間に設定されている。なお、振動モーター812の駆動中に、ファン83が正回転されると、振動モーター812の振動によって第1フィルター811の上面部に浮き上がったトナーがファン83によって吸気されてしまう。このため、ファン83の正回転動作と振動モーター812の駆動動作とが別のタイミングで実行されることによって、上記の不具合が抑止される。
振動モーター812の駆動によって、フレーム810(図5)を介して、第1フィルター811が振動する。この結果、第1フィルター811の特に下面に付着したトナーが、振動によって下方に落下する。このように、本実施形態によれば、フレーム810の振動によって、第1フィルター811に確実に振動を伝達することが可能となる。
また、第1フィルター811は空気流が進入する進入面が下方に面するように配置されているため、前記落下したトナーが第1フィルター811に再付着することが抑止される。この結果、第1フィルター811の目詰まりが可及的に防止されるとともに、トナーを安定して回収することが可能となる。更に、前述のように、導入部802Tは、流入口800から流入した空気流を、下部ダクト803の側方部分から下部ダクト803に流入させる。そして、振動モーター812の振動によって第1フィルター811から落下したトナーは、底部80Tに貯留される。このため、底部80Tに貯留されたトナーが下部ダクト803への空気流の流れを妨げることが可及的に抑止される。
一方、上記のように、振動モーター812の振動が第1フィルター811に伝達されると、第1フィルター811の上面部付近に捕集されていたトナーが、第1フィルター811の上方に浮き上がることがある。この場合、画像形成装置1において次に印字動作が行われる際に、ファン83が正回転されると、前記トナーがファン83によって吸気されてしまう。
このような課題を解決するために、本実施形態では、制御部90は、振動部81Aに前記振動動作を実行させる際に、ファン83に送風動作を実行させる。すなわち、振動モーター812の駆動中に、制御部90がファン83を逆回転させる。詳しくは、図6を参照して、制御部90は、振動モーター812の駆動開始と同時に、ファン83を逆回転させる(時刻T3)。その後、振動モーター812の駆動動作中に、制御部90はファン83の逆回転を終了する(時刻T4)。本実施形態では、時刻T3から時刻T4までの時間は、2秒間に設定されている。ファン83から送風される空気流は、第2フィルター部82を介して、第1フィルター811に吹き付けられる(図4の矢印D46)。このため、第1フィルター811のうちファン83側の排気面(上面部)からトナーが上方に脱離されることが抑止される。この結果、トナーがファン83に向かって第1フィルター811を通過することが防止される。更に、第1フィルター811から下方へのトナーの脱離が促進される(図4の矢印D47)。
なお、上記のように、制御部90は、振動部81Aの振動動作およびファン83の送風動作を同時に開始させ、かつ、前記振動動作よりも前記送風動作を先に終了させる。このため、振動部81Aの起動時の衝撃によって、第1フィルター811の前記排気面からトナーが上方に脱離されやすい場合であっても、ファン83の送風動作によって前記トナーの脱離が好適に防止される。また、送風動作が振動動作よりも先に終了するため、第1フィルター811から下方に脱離されたトナーが再び流入口800に向かうことが抑制される。
この際、制御部90は、前記吸気動作における空気流の風量よりも前記送風動作における空気流の風量を小さく設定してもよい。すなわち、制御部90によって、吸気動作におけるファン83の回転数よりも、送風動作におけるファン83の回転数が低く設定される。この結果、送風動作に伴って、第1フィルター811から下方に脱離されたトナーが再び流入口800から逆流することが一層抑制される。
図7は、振動部81Aの振動動作に伴って実行されるファン83の逆回転(送風動作)の効果を示したグラフである。図7は、画像形成装置1において印刷動作が繰り返し実行された場合の印刷枚数と、ハウジング80によって回収されるトナー量との関係を示している。図7に示すように、本実施形態のように、振動部81Aの振動動作に伴って、ファン83が逆回転されることによって、第1フィルター811の目詰まりが防止され、トナーの回収性が安定して維持される。一方、振動部81Aの振動動作においてファン83の回転が停止された場合、印刷動作が繰り返されるにつれてトナーの回収性能が低下する。図8は、図3の湾曲部74Pの断面において、トナーが積層される様子を示した模式図である。前述のように、湾曲部74Pでは、ハウジングダクト74Aと屈曲ダクト部74Bとが連結される部分であり、トナーが詰まりやすい。図8(A)は、振動部81Aの振動動作に際してファン83の回転が停止された条件で、印刷枚数Q(図7)が経過した際の湾曲部74Pの断面図である。また、図8(B)は、振動部81Aの振動動作に際してファン83が逆回転された条件で、印刷枚数Qが経過した際の湾曲部74Pの断面図である。図8(B)に示すように、ファン83の逆回転によって、長期に亘って回収ダクト7内に風路を確保することができる。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成部30の内部または周辺から不要トナーを好適に回収することができる。また、第1フィルター811の目詰まりが防止されるとともに、画像形成装置1の周辺に回収された前記不要トナーが飛散することが防止される。また、制御部90は、画像形成部30が画像形成動作を実行する画像形成時に、ファン83に吸気動作を実行させる。また、制御部90は、画像形成動作が実行されていない非画像形成時に、振動部81Aに振動動作を実行させるとともに、ファン83に送風動作を実行させる。このため、画像形成部30の画像形成時に、不要トナーが安定して回収される。この結果、前記トナーによってシートにトナーかぶりなどの画像欠陥が生じることが防止される。一方、第1フィルター811の目詰まりを防止するための振動動作および送風動作は、非画像形成時に実行される。このため、微量のトナーが流入口800から逆流した場合であっても、前記トナーが画像形成動作に影響することが防止される。
なお、画像形成装置1におけるトナー回収ユニット8の配置について付言すると、図1乃至図4を参照して、ハウジング80のダクト下降部802とダクト上昇部80Uとは、ハウジング80の内部において水平方向において隣接して配置される。そして、流入口800から流入した空気流は、ダクト下降部802において一旦下降された後、ダクト上昇部80Uにおいて上昇される。したがって、前記空気流を確実に上昇気流とすることができる。また、ハウジング80の内部に、ダクト下降部802とダクト上昇部80Uが隣接して配置され、ハウジング80の省スペース化が実現される。
更に、画像形成装置1の給紙部40は、現像装置324よりも下方に配置される。また、トナー回収ユニット8の流入口800は、鉛直方向において現像装置324と略同じ高さに配置される。また、トナー回収ユニット8のダクト下降部802およびダクト上昇部80Uは、水平方向において給紙部40に対向して配置される。このため、現像装置324の後方において、画像形成装置1の給紙部40の高さを利用して、流入口800から流入した空気流を確実に上昇気流とすることができる。
以上、本発明の実施形態に係る回収ダクト7、トナー回収ユニット8およびこれらを備える画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、ハウジング80の内部に空気流を発生する空気流発生部としてファン83を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ファン83とは異なる他の空気流発生部が、ハウジング80の内部に配置されてもよい。また、振動部81Aおよびファン83の送風動作は、複数回繰り返して実行されてもよい。更に、振動部81Aおよびファン83の送風動作は、画像形成装置1における画質調整時(非画像形成時)などに実行されてもよい。
(2)また、上記の実施形態では、空気流は排気部85から水平方向に排気される態様で説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。前記空気流は排気部85から他の方向に向かって排気されてもよい。また、ファン83に代表されるファンの数は、1つに限定されるものではなく、複数配置されてもよい。
(3)また、上記の実施形態では、第1フィルター811を振動させる振動部が振動モーター812を備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。振動部として、第1フィルター811またはフレーム810に当接するカム部材や、ソレノイドなどが配置される態様であってもよい。
1 画像形成装置
10 装置本体
30 画像形成部
321 感光体ドラム(像担持体)
324 現像装置
35 二次転写ローラー(転写手段)
40 給紙部(シート収容部)
7 回収ダクト
70 メインダクト
70A メインダクト流入部
70B メインダクト排気部
71 イエローダクト
72 マゼンタダクト
73 シアンダクト
74 ブラックダクト
74A ハウジングダクト
74B 屈曲ダクト部
74P 湾曲部
8 トナー回収ユニット(トナー回収装置)
80 ハウジング
800 流入口
801 上部ダクト
802 ダクト下降部(下降ダクト部)
802T 導入部
803 下部ダクト(誘導ダクト部)
80T 底部(貯留部)
80U ダクト上昇部(上昇ダクト部)
81 第1フィルター部
81A 振動部
810 フレーム(枠体)
811 第1フィルター
812 振動モーター
82 第2フィルター部
820 第2フィルター
83 ファン(空気流発生部)
84 ハウジング排気口
85 排気部
850 排気流入部
851 排気フィルター
90 制御部

Claims (7)

  1. 内部に空気流の流れの経路が形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに開口され、前記空気流とともにトナーが流入する流入口と、
    前記ハウジングの内部に配置され、前記トナーを捕集しかつ前記空気流が通過するフィルターと、
    前記空気流の流れの経路において、前記フィルターに対して前記流入口とは反対側に配置され、前記流入口から前記フィルターに向かう空気流を発生させる吸気動作と、前記フィルターから前記流入口に向かう空気流を発生させる送風動作と、を実行する空気流発生部と、
    前記フィルターを振動させる振動動作を実行する振動部と、
    前記空気流発生部の前記吸気動作、前記送風動作および前記振動部の前記振動動作を制御する制御部と、
    前記空気流の流れの経路において前記流入口と前記空気流発生部との間に配置され、前記吸気動作において前記空気流を下方から上方に向かって誘導する誘導ダクト部と、
    前記流入口から流入した前記空気流を、前記誘導ダクト部の側方部分から前記誘導ダクト部に流入させる導入部と、
    前記誘導ダクト部の底部であって、前記振動部の振動によって前記フィルターから落下したトナーが貯留される貯留部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記振動部に前記振動動作を実行させる際に、前記空気流発生部に前記送風動作を実行させ
    前記フィルターは、前記吸気動作において前記空気流が進入する進入面が下方に面するように、前記誘導ダクト部の上方に配置され、
    前記流入口は、前記ハウジングの上端側に配置され、
    前記ハウジングの内部に前記流入口に連通して配置され、前記空気流を下方に向かって前記導入部に誘導する下降ダクト部を更に有することを特徴とするトナー回収装置。
  2. 内部に空気流の流れの経路が形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに開口され、前記空気流とともにトナーが流入する流入口と、
    前記ハウジングの内部に配置され、前記トナーを捕集しかつ前記空気流が通過するフィルターと、
    前記空気流の流れの経路において、前記フィルターに対して前記流入口とは反対側に配置され、前記流入口から前記フィルターに向かう空気流を発生させる吸気動作と、前記フィルターから前記流入口に向かう空気流を発生させる送風動作と、を実行する空気流発生部と、
    前記フィルターを振動させる振動動作を実行する振動部と、
    前記空気流発生部の前記吸気動作、前記送風動作および前記振動部の前記振動動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記振動部に前記振動動作を実行させる際に、前記空気流発生部に前記送風動作を実行させ、前記吸気動作における前記空気流の風量よりも前記送風動作における前記空気流の風量を小さく設定することを特徴とするトナー回収装置。
  3. 前記制御部は、前記振動部の前記振動動作および前記空気流発生部の前記送風動作を同時に開始させ、かつ、前記振動動作よりも前記送風動作を先に終了させることを特徴とする請求項1または2に記載のトナー回収装置。
  4. 前記制御部が前記振動部に前記振動動作を実行させる時間は5秒であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のトナー回収装置。
  5. 前記制御部が前記送風動作を実行する時間は2秒であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のトナー回収装置。
  6. シートにトナー画像を形成する画像形成動作を実行する画像形成部と、
    請求項1乃至の何れか1項に記載のトナー回収装置と、
    前記画像形成部の内部または周辺から空気流とともに不要トナーを回収し、前記流入口に流入させる回収ダクトと、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記画像形成動作が実行される画像形成時に、前記空気流発生部に前記吸気動作を実行させ、前記画像形成動作が実行されていない非画像形成時に、前記振動部に前記振動動作を実行させるとともに前記空気流発生部に前記送風動作を実行させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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