JP6919826B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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詳しくは、特許文献1には、フィルタを水平方向に搖動させることで、フィルタに振動を与える技術が開示されている。
また、特許文献2には、フィルタを保持する板材に対して発振器で振動波を与えることで、フィルタに振動を与える技術が開示されている。
しかし、従来の現像装置は、上述した効果が、まだまだ充分なものではない可能性があった。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、3は原稿を原稿読込部に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、5は出力画像が積載される排紙トレイ、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、を示す。
また、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、を示す。
また、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、28は各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーを現像装置13に供給する各色のトナー容器、を示す。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ14が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17の表面に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、除電部の位置で表面電位が除電されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって装置本体1外に出力画像として排出されて、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
図2は、作像部を示す構成図である。図3(A)は現像装置13の上部(第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2の位置である。)を長手方向にみた概略断面図(水平方向の断面図)であって、図3(B)は現像装置13の下部(第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であるために、図2及び図3にて作像部及び現像装置は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブレードが設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
図2及び図3を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1、第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、フィルタ13p、加振手段としてのソレノイド13q(叩き部材)、等で構成されている。
第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)の一端側から他端側に向けて水平に搬送する(図3(B)の破線矢印に示す左方向の搬送である。)とともに、現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図3(B)の白矢印方向の供給である。)する。第1搬送スクリュ13b1は、図2の反時計方向に回転する。
そして、第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の下流側から第1中継部13fを介して流入される現像剤Gを、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側に第2中継部13gを介して搬送する(図3の一点鎖線矢印に示す時計方向の搬送である。)。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、いずれも、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたスクリュ部材である。
図3を参照して、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側に達した現像剤Gが、第2中継部13gにて自重落下して、第1搬送経路の上流側に達することになる。
また、図3を参照して、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の下流側と、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側と、は第1中継部13fを介して連通している。そして、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路にて現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gが、第1中継部13fの近傍に留まって盛り上がって、第1中継部13fを介して第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側に流入(搬送)されることになる。
なお、現像装置13の上方には、現像ケース13kに振動を与えるソレノイド13q(加振手段)が設置されているが、これについては、後で詳しく説明する。
図2、図4に示すように、現像装置13には、現像装置13の内外に連通するように開口部13k10が形成された現像ケース13kが設けられている。
また、現像装置13には、現像剤G(特に、トナーTである。)を捕集して通気できるように形成されたフィルタ13pが、開口部13k10を覆うように現像ケース13kに保持されている。詳しくは、フィルタ13pは、図3に示すように、フィルタ表面13p1(現像装置13の内側に向いた表面であって、トナーTが付着する表面である。)の周囲が現像ケース13kの上面における水平部13k1に当接するように、現像ケース13kに保持されている。
詳しくは、ソレノイド13q(加振手段)は、現像ケース13kを上方から鉛直方向に間欠的に叩く叩き部材である。すなわち、叩き部材として機能するソレノイド13qは、現像ケース13kの水平部13k1を上方から叩くように配置されている。
そして、ソレノイド13qへの通電がオンされると、ソレノイド本体に形成される磁界がプランジャー13q1に作用して、プランジャー13q1がスプリングの付勢力に抗するように上方に移動して、現像ケース13kから離れる。これに対して、ソレノイド13qへの通電がオフされると、プランジャー13q1に作用する磁界が消失して、プランジャー13q1がスプリングの付勢力によって下方に移動して、現像ケース13kに衝突する。そして、このようなソレノイド13qへの通電のオン・オフが短い周期で繰り返されることで、プランジャー13q1が図の白両矢印方向に往復移動して、現像ケース13kの上面の水平部13k1を間欠的に叩いて、現像ケース13kに振動を与えることになる。そして、そのときに現像ケース13kに与えられる振動の方向(現像ケース13kが振動する方向である。)は、図4の黒両矢印方向になり、フィルタ13pのフィルタ表面13p1(現像装置13内を浮遊したトナーTが付着する面である。)に略直交する方向になる。
詳しくは、フィルタ13pは、繊維を重ねて形成したものであるため、そのフィルタ表面13p1には細かな凹凸が形成されている。そのため、フィルタ13pによって捕集されたトナーTの多くは、フィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだような状態になる。このようにフィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだトナーTは、フィルタ表面13p1に沿う方向(本実施の形態では水平方向である。)の振動を与えてもフィルタ表面13p1から離脱しにくく、フィルタ表面13p1に略直交する方向(本実施の形態では鉛直方向である。)の振動を与えるとフィルタ表面13p1から離脱しやすくなる。すなわち、現像ケース13kがフィルタ13pとともにフィルタ表面13p1に略直交する方向に振動すると、フィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだトナーTがその位置に相対的に留まろうとするため、フィルタ表面13p1からトナーTが離脱しやすくなる。
このように構成することで、ソレノイド13qによる加振によって、フィルタ表面13p1から離脱したトナーTは、重力によって下方に落下して現像装置13の内部に戻されることになる。したがって、フィルタ表面13p1から離脱したトナーTがフィルタ表面13pに再付着する不具合が生じにくくなる。
これは、現像ケース13kの隅部13k2を叩いても現像ケース13kが振動しにくく、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されないためである。本実施の形態では、現像ケース13kの隅部13k2から離れた位置をソレノイド13qによって叩いているため、現像ケース13kが振動しやすく、現像ケース13kの隅部13k2から離れた位置にあるフィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されることになる。
これは、現像装置13において、現像領域の下流側でポンプ作用によって現像ローラ13aと現像ケース13kとの間に生じる吸い込み気流は、長手方向端部に比べて長手方向中央部が大きくなり、フィルタ表面13p1に付着するトナー量も長手方向端部に比べて長手方向中央部が多くなるためである。本実施の形態では、現像ケース13kの長手方向中央部をソレノイド13qによって叩いているため、フィルタ表面13p1においてトナー付着量が多い部分に効率的に振動を与えることができて、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを効率的に除去することができる。
また、現像ケース13kの長手方向端部を叩く場合に比べて長手方向中央部を叩く方が、現像ケース13kが振動しやすく、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されることになる。
これにより、ソレノイド13qによる現像ケース13kの振動が、感光体ドラム11などの作像部材に伝搬しにくくなる。そのため、正常な画像が形成されなくなる不具合を未然に防止することができる。
詳しくは、図6に示すように、現像装置13は、長手方向を着脱方向として、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置される。具体的に、現像装置13は、画像形成装置本体1に設置されたガイドステー103に案内されながら図6の矢印方向に押し込まれて、画像形成装置本体1に装着されることになる。また、現像装置13には、画像形成装置本体1の本体後側板101の位置決め穴に嵌合する位置決めピン13sが装着方向奥側に設けられていて、画像形成装置本体1の本体前側板102に設置される面板104の位置決め穴に嵌合する位置決めピン13tが装着方向手前側に設けられている。
そして、ガイドステー103は、防振ゴムなどの防振材を介して、本体後側板101と本体前側板102とに支持されている。また、本体後側板101の位置決め穴と、面板104の位置決め穴と、には、それぞれ、防振ゴムなどの防振材110が設置されている。したがって、現像装置13や、現像装置13に接触するガイドステー103は、画像形成装置本体1に防振材110介して保持されていることになる。
このように構成することで、ソレノイド13qによる現像ケース13kの振動が、現像装置13以外の主要な部材に伝搬する不具合が軽減されて、正常な画像形成動作がおこなわれることになる。
図7は、変形例1としての現像装置13が設置された作像部を示す図であって、本実施の形態における図2に相当する図である。
図7に示すように、変形例1における現像装置13は、叩き部材として機能するソレノイド13qが、現像ケース13kを図2のように上方から鉛直方向に間欠的に叩くのではなくて、現像ケース13kを下方から鉛直逆方向に間欠的に叩くように配置されている。
このような場合であっても、現像ケース13kに対するソレノイド13qの加振方向が、フィルタ13pのフィルタ表面13p1に対して、略直交することになるため、本実施の形態のものと同様に、フィルタ13pの目詰まりを効率的かつ充分に軽減することができる。
図8は、変形例2としての現像装置13を上方からみた概略図であって、本実施の形態における図5に相当する図である。
変形例2において、ソレノイド13q(叩き部材)は、現像ケース13kにおける異なる箇所(変形例2では、長手方向の異なる箇所である。)をそれぞれ異なるタイミングで叩くように、複数のソレノイド13qが設置されている。具体的に、変形例2では、長手方向一端側と、長手方向中央部と、長手方向他端側と、にそれぞれソレノイド13qを設置している。そして、3つのソレノイド13qでそれぞれ現像ケース13kを叩くタイミングが重ならないように、3つのソレノイド13qでタイミングをずらして現像ケース13kを叩いている。
このように構成することで、現像ケース13kは変化のある異なる振動パターンで加振されることになるため、フィルタ13pの目詰まりを効率的かつ充分に軽減することができる。
これにより、フィルタ13pがトナーで目詰まりする不具合を効率的かつ充分に軽減することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13k 現像ケース、
13k1 水平部、
13k2 隅部、
13k10 開口部、
13p フィルタ、
13p1 フィルタ表面、
13q ソレノイド(叩き部材、加振手段)、
13q1 プランジャー、
110 防振材、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
Claims (13)
- 現像剤が収容されて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像装置であって、
前記像担持体に対向する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の下方に設置されて、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
第1搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に供給する第1搬送部材と、
前記第1搬送経路の上方に位置する第2搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、前記現像剤担持体から離脱した現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第2搬送経路の上方において当該現像装置の内外に連通するように開口部が形成された現像ケースと、
前記開口部を覆うように前記現像ケースに保持されて、現像剤を捕集して通気できるように形成されたフィルタと、
前記現像ケースを加振する加振手段と、
を備え、
前記フィルタは、当該現像装置の内側に向くフィルタ表面が、前記現像ケースにおける前記開口部を有する面に当接するように設置され、
前記現像ケースに対する前記加振手段の加振方向が、当該現像装置の内側を向く前記フィルタ表面に対して、略直交することを特徴とする現像装置。 - 前記フィルタは、前記フィルタ表面が略水平であって下向きになるように設置されて、
前記加振手段は、前記加振方向が上下方向になるように設置されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記フィルタは、前記フィルタ表面の周囲が前記現像ケースの上面における水平部に当接するように前記現像ケースに保持され、
前記加振手段は、前記現像ケースを上方又は下方から鉛直方向に間欠的に叩く叩き部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。 - 前記叩き部材は、前記現像ケースの前記水平部を上方から叩くように配置されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
- 前記叩き部材は、前記現像ケースの隅部から離れた位置を叩くように配置されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の現像装置。
- 前記叩き部材は、前記現像ケースの長手方向中央部を叩くように配置されたことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
- 前記叩き部材は、前記現像ケースにおける異なる箇所をそれぞれ異なるタイミングで叩く複数の叩き部材であることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
- 前記加振手段は、非画像形成時に前記現像ケースを加振するように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 前記現像装置は、当該プロセスカートリッジに防振材を介して保持されたことを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
- 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記現像装置は、画像形成装置本体に防振材を介して保持されたことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 現像剤が収容されて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像装置を備え、
前記現像装置は、
前記像担持体に対向する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の下方に設置されて、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
第1搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に供給する第1搬送部材と、
前記第1搬送経路の上方に位置する第2搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、前記現像剤担持体から離脱した現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
前記第2搬送経路の上方において当該現像装置の内外に連通するように開口部が形成された現像ケースと、
前記開口部を覆うように前記現像ケースに保持されて、現像剤を捕集して通気できるように形成されたフィルタと、
を具備し、
前記フィルタは、前記現像装置の内側に向くフィルタ表面が、前記現像ケースにおける前記開口部を有する面に当接するように設置され、
前記現像ケースを加振する加振手段を備え、
前記加振手段は、前記現像ケースに対する加振方向が、前記現像装置の内側を向く前記フィルタ表面に対して略直交するように前記現像装置を加振することを特徴とする画像形成装置。
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