JP6919826B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置と、そこに設置される現像装置及びプロセスカートリッジと、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤などの現像剤を収容した現像装置であって、現像装置の内部から外部に向けて空気を送出するための開口部が形成されて、その開口部を覆うようにフィルタが設置されたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
詳しくは、現像装置における現像ケース(ケース)には、内外に連通する開口部が形成されていて、その開口部にはフィルタ(トナーフィルタ)が覆設されている。一方、現像ローラ(現像剤担持体)を感光体ドラム(像担持体)に対して対向させるために現像装置に形成された開口からのトナー飛散を防止するために、現像領域の下流側であって現像ローラと現像ケースとのギャップの部分に、ポンプ作用によって現像装置の内部に向けて吸い込み気流が形成されるように、上述したギャップが設定されている。このような構成などによって現像装置の内圧は高まる傾向にあるため、内圧の高まりによる装置の隙間からのトナー飛散を防止するために、上述した開口部とフィルタとが機能することになる。すなわち、フィルタが覆設された開口部を設けることで、トナーを捕集して外部への飛散を防止しながら通気のみをおこなって、現像装置の内圧の上昇を抑えている。
一方、このようなフィルタが設置された現像装置において、経時でフィルタがトナーで目詰まりしてフィルタとして機能しなくなる不具合を軽減することを目的として、フィルタに振動を与える技術が知られている。
詳しくは、特許文献1には、フィルタを水平方向に搖動させることで、フィルタに振動を与える技術が開示されている。
また、特許文献2には、フィルタを保持する板材に対して発振器で振動波を与えることで、フィルタに振動を与える技術が開示されている。
上述した従来の現像装置は、フィルタに振動を与えているため、経時でフィルタがトナーで目詰まりしてフィルタとしての機能が低下する不具合を軽減する効果が期待できる。すなわち、フィルタとしての機能が低下して現像装置の内圧上昇にともなうトナー飛散が発生してしまう不具合を軽減する効果が期待できる。
しかし、従来の現像装置は、上述した効果が、まだまだ充分なものではない可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、フィルタがトナーで目詰まりする不具合が効率的かつ充分に軽減される、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、粉体収容装置を提供することにある。
この発明における現像装置は、現像剤が収容されて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像装置であって、前記像担持体に対向する現像剤担持体と、前記現像剤担持体の下方に設置されて、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、第1搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に供給する第1搬送部材と、前記第1搬送経路の上方に位置する第2搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、前記現像剤担持体から離脱した現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、前記第2搬送経路の上方において当該現像装置の内外に連通するように開口部が形成された現像ケースと、前記開口部を覆うように前記現像ケースに保持されて、現像剤を捕集して通気できるように形成されたフィルタと、前記現像ケースを加振する加振手段と、を備え、前記フィルタは、当該現像装置の内側に向くフィルタ表面が、前記現像ケースにおける前記開口部を有する面に当接するように設置され、前記現像ケースに対する前記加振手段の加振方向が、当該現像装置の内側を向く前記フィルタ表面に対して、略直交するものである。
本発明によれば、フィルタがトナーで目詰まりする不具合が効率的かつ充分に軽減される、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、粉体収容装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す構成図である。 (A)現像装置の上部を長手方向にみた概略断面図と、(B)現像装置の下部を長手方向にみた概略断面図と、である。 現像装置に設置されたフィルタの近傍を示す拡大図である。 現像装置を上方からみた概略図である。 現像装置が画像形成装置本体に装着された状態を示す概略図である。 変形例1としての現像装置が設置された作像部を示す図である。 変形例2としての現像装置を上方からみた概略図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機、3は原稿を原稿読込部に搬送する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、5は出力画像が積載される排紙トレイ、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、を示す。
また、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ(タイミングローラ)、11Y、11M、11C、11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される像担持体としての感光体ドラム、を示す。
また、13は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成される静電潜像を現像する現像装置、14は各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する1次転写バイアスローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置、28は各色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーを現像装置13に供給する各色のトナー容器、を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。なお、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面でおこなわれる作像プロセスについては、図2をも参照することができる。
まず、原稿は、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス上の原稿の画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿にて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿のカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部に送信される。そして、書込み部からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光L(図2を参照できる。)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、帯電部12(図2を参照できる。)との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれのレーザ光Lの照射位置に達する。
書込み部において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Yの表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Yの表面には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11Mの表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11Cの表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BKの表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、現像装置13との対向位置に達する。そして、各現像装置13から感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写バイアスローラ14が設置されている。そして、1次転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17の表面に、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの表面は、除電部の位置で表面電位が除電されて、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図1の反時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップである。)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、その後に定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって装置本体1外に出力画像として排出されて、排紙トレイ5上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2及び図3を用いて、画像形成装置における作像部について詳述する。
図2は、作像部を示す構成図である。図3(A)は現像装置13の上部(第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2の位置である。)を長手方向にみた概略断面図(水平方向の断面図)であって、図3(B)は現像装置13の下部(第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1の位置である。)を長手方向にみた概略断面図である。
なお、各作像部はほぼ同一構造であるために、図2及び図3にて作像部及び現像装置は符号のアルファベット(Y、C、M、BK)を除して図示する。
図2に示すように、作像部は、像担持体としての感光体ドラム11、帯電部12、現像装置13(現像部)、クリーニング部15、等で構成される。
像担持体としての感光体ドラム11は、負帯電の有機感光体であって、回転駆動機構によって反時計方向に回転駆動される。
帯電部12は、芯金上に、ウレタン樹脂、導電性粒子としてのカーボンブラック、硫化剤、発泡剤等を処方した中抵抗の発泡ウレタン層をローラ状に形成した弾性を有する帯電ローラである。帯電部12の中抵抗層の材質としては、ウレタン、エチレン−プロピレン−ジエンポリエチレン(EPDM)、ブタジエンアクリロニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムや、イソプレンゴム等に抵抗調整のためにカーボンブラックや金属酸化物等の導電性物質を分散したゴム材や、またこれらを発泡させたものを用いることもできる。
クリーニング部15は、感光体ドラム11に摺接するクリーニングブレードが設置されていて、感光体ドラム11上の未転写トナーを機械的に除去・回収する。
現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13aが感光体ドラム11に近接するように配置されていて、双方の対向部分には感光体ドラム11と磁気ブラシとが接触する現像領域(現像ニップ部)が形成される。現像装置13内には、トナーTとキャリアCとからなる現像剤G(2成分現像剤)が収容されている。なお、本実施の形態では、現像装置13内に、トナー濃度が7重量%の現像剤Gが所定量収容されている。そして、現像装置13は、感光体ドラム11上に形成される静電潜像を現像してトナー像を形成する。なお、現像装置13の構成・動作については、後で詳しく説明する。
図1及び図2を参照して、トナー容器28は、その内部に現像装置13内に供給するためのトナーTを収容している。具体的に、現像装置13に設置されたトナー濃度検知手段としての磁気センサ13mによって検知されるトナー濃度(現像剤G中のトナーの割合である。)の情報に基いて、トナー搬送管を介して、トナー容器28から現像装置13内に向けてトナー補給口13eからトナーTを適宜に補給する。
以下、画像形成装置における現像装置13について詳述する。
図2及び図3を参照して、現像装置13は、現像剤担持体としての現像ローラ13a、第1搬送部材としての第1搬送スクリュ13b1、第2搬送部材としての第2搬送スクリュ13b2、現像剤規制部材としてのドクターブレード13c、フィルタ13p、加振手段としてのソレノイド13q(叩き部材)、等で構成されている。
現像ローラ13aは、アルミニウム、真鍮、ステンレス、導電性樹脂等の非磁性体を円筒形に形成してなるスリーブ13a2が駆動モータによって図2の反時計方向に回転されるように構成されている。現像ローラ13aのスリーブ13a2内には、スリーブ13a2の周面に複数の磁極を形成するマグネット13a1が固設されている。現像ローラ13a上に担持された現像剤Gは、現像ローラ13aの矢印方向の回転にともなって搬送されて、ドクターブレード13cの位置に達する。そして、現像ローラ13a上の現像剤Gは、この位置で適量に規制された後に、感光体ドラム11との対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界(現像電界)によって、感光体ドラム11上に形成された潜像にトナーが吸着される。現像ローラ13aは図2の反時計方向に回転して、感光体ドラム11は図2の時計方向に回転する。
図2等を参照して、ドクターブレード13cは、現像ローラ13aの下方に配設された非磁性の板状部材(その一部を磁性材料で形成することもできる。)である。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像装置13内に収容された現像剤Gを長手方向(図2の紙面垂直方向である。)に循環しながら撹拌・混合する。
第1搬送スクリュ13b1は、現像ローラ13aに対向する位置に配設されていて、現像剤Gを長手方向(回転軸方向)の一端側から他端側に向けて水平に搬送する(図3(B)の破線矢印に示す左方向の搬送である。)とともに、現像ローラ13a上に現像剤Gを供給(図3(B)の白矢印方向の供給である。)する。第1搬送スクリュ13b1は、図2の反時計方向に回転する。
第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1の上方であって現像ローラ13aに対向する位置に配設されている。そして、現像ローラ13aから離脱した現像剤G(現像工程後に現像ローラ13a上から強制的に離脱された現像剤Gであって、図3(A)の白矢印方向に離脱するものある。)を長手方向の他端側から一端側に向かって水平に搬送する(図3(A)の破線矢印に示す右方向の搬送である。)。なお、本実施の形態では、第2搬送スクリュ13b2の回転方向が、現像ローラ13aの回転方向に対して逆方向(図2の時計方向である。)になるように設定されている。
そして、第2搬送スクリュ13b2は、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の下流側から第1中継部13fを介して流入される現像剤Gを、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側に第2中継部13gを介して搬送する(図3の一点鎖線矢印に示す時計方向の搬送である。)。
2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、現像ローラ13aや感光体ドラム11と同様に、回転軸がほぼ水平になるように配設されている。また、2つの搬送スクリュ13b1、13b2は、いずれも、軸部にスクリュ部が螺旋状に巻装されたスクリュ部材である。
ここで、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路と、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路と、は、長手方向両端部を除いて、壁部によって隔絶されている。
図3を参照して、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側と、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の上流側と、は第2中継部13gを介して連通している。第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の下流側に達した現像剤Gが、第2中継部13gにて自重落下して、第1搬送経路の上流側に達することになる。
また、図3を参照して、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路の下流側と、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側と、は第1中継部13fを介して連通している。そして、第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路にて現像ローラ13a上に供給されなかった現像剤Gが、第1中継部13fの近傍に留まって盛り上がって、第1中継部13fを介して第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上流側に流入(搬送)されることになる。
このような構成により、2つの搬送スクリュ13b1、13b2によって、現像装置13において現像剤Gを長手方向に循環させる循環経路が形成されることになる。すなわち、現像装置13が稼動されると、装置内に収容された現像剤Gは図3中の破線矢印で示す時計方向に流動する。そして、このように、現像ローラ13aに対する現像剤Gの供給経路(第1搬送スクリュ13b1による第1搬送経路である。)と、現像ローラ13aから離脱する現像剤Gの回収経路(第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路である。)と、を分離することで、感光体ドラム11上に形成するトナー像の濃度偏差を小さくすることができる。
なお、第1搬送スクリュ13b1による搬送経路中には、装置内を循環する現像剤のトナー濃度を検知する磁気センサ13m(トナー濃度検知手段)が設置されている。そして、磁気センサ13mによって検知されるトナー濃度の情報に基いて、トナー容器28からトナー補給口13e(第2搬送経路延在部であって、第1中継部13fの近傍に配設されている。)を介して現像装置13内に向けて新品のトナーT(補給トナー)が補給される。
ここで、図2、図4等を参照して、第2搬送スクリュ13b2による第2搬送経路の上方の位置には、現像ケース13kに開口部13k10が形成されていて、その開口部13k10を覆うようにフィルタ13pが設置されている。換言すると、現像装置13の内部から外部に向けて空気を送出するための流路(図2にて破線矢印で示している。)が、現像ケース13kに形成されている。そして、その流路の一部を覆うようにフィルタ13pが設置されている。このフィルタ13pは、トナーTやキャリアCの粒径よりも小さなメッシュからなり、空気のみが通過できるように形成されている。これにより、現像装置13の内部の圧力が上昇して現像装置13の隙間からトナーが飛散する不具合が軽減される。
なお、現像装置13の上方には、現像ケース13kに振動を与えるソレノイド13q(加振手段)が設置されているが、これについては、後で詳しく説明する。
なお、本実施の形態において、トナーTやキャリアCは、公知のものを用いることができる。本実施の形態では、粒径が10μm以下の小径のトナーTを用いて、粒径が40μm以下の小径のキャリアCを用いている。
以下、本実施の形態の現像装置13における、特徴的な構成・動作について説明する。
図2、図4に示すように、現像装置13には、現像装置13の内外に連通するように開口部13k10が形成された現像ケース13kが設けられている。
また、現像装置13には、現像剤G(特に、トナーTである。)を捕集して通気できるように形成されたフィルタ13pが、開口部13k10を覆うように現像ケース13kに保持されている。詳しくは、フィルタ13pは、図3に示すように、フィルタ表面13p1(現像装置13の内側に向いた表面であって、トナーTが付着する表面である。)の周囲が現像ケース13kの上面における水平部13k1に当接するように、現像ケース13kに保持されている。
ここで、本実施の形態における現像装置13には、図2、図4等に示すように、現像ケース13kを加振する加振手段としてのソレノイド13qが設置されている。そして、本実施の形態では、現像ケース13kに対するソレノイド13q(加振手段)の加振方向が、フィルタ13pにおける内側のフィルタ表面13p1に対して、略直交するように構成されている。
詳しくは、ソレノイド13q(加振手段)は、現像ケース13kを上方から鉛直方向に間欠的に叩く叩き部材である。すなわち、叩き部材として機能するソレノイド13qは、現像ケース13kの水平部13k1を上方から叩くように配置されている。
具体的に、ソレノイド13qは、コイルが内設されたソレノイド本体、ソレノイド本体に挿入されたプランジャー13q1、プランジャー13q1をソレノイド本体から離れる方向(図2、図4の下方である。)に付勢するスプリング(付勢部材)、などで構成されている。
そして、ソレノイド13qへの通電がオンされると、ソレノイド本体に形成される磁界がプランジャー13q1に作用して、プランジャー13q1がスプリングの付勢力に抗するように上方に移動して、現像ケース13kから離れる。これに対して、ソレノイド13qへの通電がオフされると、プランジャー13q1に作用する磁界が消失して、プランジャー13q1がスプリングの付勢力によって下方に移動して、現像ケース13kに衝突する。そして、このようなソレノイド13qへの通電のオン・オフが短い周期で繰り返されることで、プランジャー13q1が図の白両矢印方向に往復移動して、現像ケース13kの上面の水平部13k1を間欠的に叩いて、現像ケース13kに振動を与えることになる。そして、そのときに現像ケース13kに与えられる振動の方向(現像ケース13kが振動する方向である。)は、図4の黒両矢印方向になり、フィルタ13pのフィルタ表面13p1(現像装置13内を浮遊したトナーTが付着する面である。)に略直交する方向になる。
このように、本実施の形態では、現像ケース13kに対するソレノイド13qの加振方向が、フィルタ13pのフィルタ表面13p1に対して略直交するように構成しているため、経時でフィルタ13pがトナーTで目詰まりしてフィルタ13pとしての機能が低下する不具合を効率的かつ充分に軽減することができる。したがって、フィルタ13pとしての機能が低下して現像装置13の内圧上昇にともなうトナー飛散が発生してしまう不具合も効率的かつ充分に軽減されることになる。
詳しくは、フィルタ13pは、繊維を重ねて形成したものであるため、そのフィルタ表面13p1には細かな凹凸が形成されている。そのため、フィルタ13pによって捕集されたトナーTの多くは、フィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだような状態になる。このようにフィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだトナーTは、フィルタ表面13p1に沿う方向(本実施の形態では水平方向である。)の振動を与えてもフィルタ表面13p1から離脱しにくく、フィルタ表面13p1に略直交する方向(本実施の形態では鉛直方向である。)の振動を与えるとフィルタ表面13p1から離脱しやすくなる。すなわち、現像ケース13kがフィルタ13pとともにフィルタ表面13p1に略直交する方向に振動すると、フィルタ表面13p1の凹凸に入り込んだトナーTがその位置に相対的に留まろうとするため、フィルタ表面13p1からトナーTが離脱しやすくなる。
ここで、図4等に示すように、本実施の形態において、フィルタ13pは、内側のフィルタ表面13p1が略水平であって下向きになるように設置されている。また、ソレノイド13q(加振手段)は、加振方向が上下方向になるように設置されている。
このように構成することで、ソレノイド13qによる加振によって、フィルタ表面13p1から離脱したトナーTは、重力によって下方に落下して現像装置13の内部に戻されることになる。したがって、フィルタ表面13p1から離脱したトナーTがフィルタ表面13pに再付着する不具合が生じにくくなる。
また、図5に示すように、本実施の形態において、叩き部材として機能するソレノイド13qは、現像ケース13kの隅部13k2から離れた位置を叩くように配置されている。すなわち、ソレノイド13qは、現像ケース13kの隅部13k2(図5にて破線で囲んだ角部を含む、現像ケース13kの上面の縁部である。)を叩くのではなくて、隅部13k2から充分に離れた部分を叩くように、その位置が定められている。
これは、現像ケース13kの隅部13k2を叩いても現像ケース13kが振動しにくく、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されないためである。本実施の形態では、現像ケース13kの隅部13k2から離れた位置をソレノイド13qによって叩いているため、現像ケース13kが振動しやすく、現像ケース13kの隅部13k2から離れた位置にあるフィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されることになる。
また、図5に示すように、本実施の形態において、叩き部材として機能するソレノイド13qは、現像ケース13kの長手方向中央部を叩くように配置されている。すなわち、ソレノイド13qは、現像ケース13kの長手方向(図5の左右方向である。)の端部を叩くのではなくて、長手方向の中央部を叩くように、その位置が定められている。
これは、現像装置13において、現像領域の下流側でポンプ作用によって現像ローラ13aと現像ケース13kとの間に生じる吸い込み気流は、長手方向端部に比べて長手方向中央部が大きくなり、フィルタ表面13p1に付着するトナー量も長手方向端部に比べて長手方向中央部が多くなるためである。本実施の形態では、現像ケース13kの長手方向中央部をソレノイド13qによって叩いているため、フィルタ表面13p1においてトナー付着量が多い部分に効率的に振動を与えることができて、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを効率的に除去することができる。
また、現像ケース13kの長手方向端部を叩く場合に比べて長手方向中央部を叩く方が、現像ケース13kが振動しやすく、フィルタ表面13p1に付着したトナーTを振り落す効果が充分に発揮されることになる。
なお、本実施の形態において、ソレノイド13q(加振手段)は、非画像形成時(先に図1、図2を用いて説明した画像形成プロセスがおこなわれていないときである。)に、現像ケース13kを加振するように制御されることが好ましい。
これにより、ソレノイド13qによる現像ケース13kの振動が、感光体ドラム11などの作像部材に伝搬しにくくなる。そのため、正常な画像が形成されなくなる不具合を未然に防止することができる。
ここで、本実施の形態において、現像装置13は、画像形成装置本体1に防振材110介して保持されている。
詳しくは、図6に示すように、現像装置13は、長手方向を着脱方向として、画像形成装置本体1に対して着脱可能に設置される。具体的に、現像装置13は、画像形成装置本体1に設置されたガイドステー103に案内されながら図6の矢印方向に押し込まれて、画像形成装置本体1に装着されることになる。また、現像装置13には、画像形成装置本体1の本体後側板101の位置決め穴に嵌合する位置決めピン13sが装着方向奥側に設けられていて、画像形成装置本体1の本体前側板102に設置される面板104の位置決め穴に嵌合する位置決めピン13tが装着方向手前側に設けられている。
そして、ガイドステー103は、防振ゴムなどの防振材を介して、本体後側板101と本体前側板102とに支持されている。また、本体後側板101の位置決め穴と、面板104の位置決め穴と、には、それぞれ、防振ゴムなどの防振材110が設置されている。したがって、現像装置13や、現像装置13に接触するガイドステー103は、画像形成装置本体1に防振材110介して保持されていることになる。
このように構成することで、ソレノイド13qによる現像ケース13kの振動が、現像装置13以外の主要な部材に伝搬する不具合が軽減されて、正常な画像形成動作がおこなわれることになる。
<変形例1>
図7は、変形例1としての現像装置13が設置された作像部を示す図であって、本実施の形態における図2に相当する図である。
図7に示すように、変形例1における現像装置13は、叩き部材として機能するソレノイド13qが、現像ケース13kを図2のように上方から鉛直方向に間欠的に叩くのではなくて、現像ケース13kを下方から鉛直逆方向に間欠的に叩くように配置されている。
このような場合であっても、現像ケース13kに対するソレノイド13qの加振方向が、フィルタ13pのフィルタ表面13p1に対して、略直交することになるため、本実施の形態のものと同様に、フィルタ13pの目詰まりを効率的かつ充分に軽減することができる。
<変形例2>
図8は、変形例2としての現像装置13を上方からみた概略図であって、本実施の形態における図5に相当する図である。
変形例2において、ソレノイド13q(叩き部材)は、現像ケース13kにおける異なる箇所(変形例2では、長手方向の異なる箇所である。)をそれぞれ異なるタイミングで叩くように、複数のソレノイド13qが設置されている。具体的に、変形例2では、長手方向一端側と、長手方向中央部と、長手方向他端側と、にそれぞれソレノイド13qを設置している。そして、3つのソレノイド13qでそれぞれ現像ケース13kを叩くタイミングが重ならないように、3つのソレノイド13qでタイミングをずらして現像ケース13kを叩いている。
このように構成することで、現像ケース13kは変化のある異なる振動パターンで加振されることになるため、フィルタ13pの目詰まりを効率的かつ充分に軽減することができる。
以上説明したように、本実施の形態における現像装置13は、開口部13k10が形成された現像ケース13kと、開口部13k10を覆うように現像ケース13kに保持されたフィルタ13pと、現像ケース13kを加振するソレノイド13q(加振手段)と、が設置されている。そして、現像ケース13kに対するソレノイド13qの加振方向が、フィルタ13pにおける内側のフィルタ表面13p1に対して、略直交している。
これにより、フィルタ13pがトナーで目詰まりする不具合を効率的かつ充分に軽減することができる。
なお、本実施の形態では、回収スクリュとして機能する第2搬送スクリュ13b2が供給スクリュとして機能する第1搬送スクリュ13b1の上方に設置されて、ドクターブレード13cが現像ローラ13aの下方に設置された2成分現像方式の現像装置13に対して、本発明を適用した。しかし、本発明が適用される現像装置はこれに限定されることない。例えば、回収スクリュとして機能する第2搬送スクリュ13b2が供給スクリュとして機能する第1搬送スクリュ13b1の下方に設置されて、ドクターブレード13cが現像ローラ13aの上方に設置された現像装置13に対しても、本発明を適用することができる。また、その他の搬送方式で2成分現像剤を搬送する現像装置(例えば、パドル部材などを用いて長手方向ではなくて短手方向に現像剤を搬送する現像装置である。)や、現像剤としてトナー(1成分現像剤)を用いた1成分現像方式の現像装置に対しても、本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、現像装置13が単体で画像形成装置本体に着脱されるユニットして構成されている画像形成装置に対して、本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されることなく、作像部の一部又は全部がプロセスカートリッジ化されている画像形成装置に対しても、当然に本発明を適用することができる。その場合、作像部のメンテナンスの作業性が向上することになる。また、そのような場合に、現像装置がプロセスカートリッジに防振材を介して保持されるように構成することで、プロセスカートリッジにおいて、加振手段による現像ケースの振動が、現像装置以外の主要な部材に伝搬する不具合が軽減されることになる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
11、11Y、11C、11M、11BK 感光体ドラム(像担持体)、
13 現像装置(現像部)、
13a 現像ローラ(現像剤担持体)、
13c ドクターブレード(現像剤規制部材)、
13k 現像ケース、
13k1 水平部、
13k2 隅部、
13k10 開口部、
13p フィルタ、
13p1 フィルタ表面、
13q ソレノイド(叩き部材、加振手段)、
13q1 プランジャー、
110 防振材、
G 現像剤(2成分現像剤)、 T トナー、 C キャリア。
特開2009−53274号公報 特開2005−346035号公報

Claims (13)

  1. 現像剤が収容されて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像装置であって、
    前記像担持体に対向する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の下方に設置されて、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    第1搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に供給する第1搬送部材と、
    前記第1搬送経路の上方に位置する第2搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、前記現像剤担持体から離脱した現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
    前記第2搬送経路の上方において当該現像装置の内外に連通するように開口部が形成された現像ケースと、
    前記開口部を覆うように前記現像ケースに保持されて、現像剤を捕集して通気できるように形成されたフィルタと、
    前記現像ケースを加振する加振手段と、
    を備え、
    前記フィルタは、当該現像装置の内側に向くフィルタ表面が、前記現像ケースにおける前記開口部を有する面に当接するように設置され、
    前記現像ケースに対する前記加振手段の加振方向が、当該現像装置の内側を向く前記フィルタ表面に対して、略直交することを特徴とする現像装置。
  2. 前記フィルタは、前記フィルタ表面が略水平であって下向きになるように設置されて、
    前記加振手段は、前記加振方向が上下方向になるように設置されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記フィルタは、前記フィルタ表面の周囲が前記現像ケースの上面における水平部に当接するように前記現像ケースに保持され、
    前記加振手段は、前記現像ケースを上方又は下方から鉛直方向に間欠的に叩く叩き部材であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記叩き部材は、前記現像ケースの前記水平部を上方から叩くように配置されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記叩き部材は、前記現像ケースの隅部から離れた位置を叩くように配置されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記叩き部材は、前記現像ケースの長手方向中央部を叩くように配置されたことを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記叩き部材は、前記現像ケースにおける異なる箇所をそれぞれ異なるタイミングで叩く複数の叩き部材であることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 前記加振手段は、非画像形成時に前記現像ケースを加振するように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 前記現像装置は、当該プロセスカートリッジに防振材を介して保持されたことを特徴とする請求項9に記載のプロセスカートリッジ。
  11. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記現像装置は、画像形成装置本体に防振材を介して保持されたことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 現像剤が収容されて、像担持体に形成される潜像を現像してトナー像を形成する現像装置を備え、
    前記現像装置は、
    前記像担持体に対向する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体の下方に設置されて、前記現像剤担持体に担持される現像剤の量を規制する現像剤規制部材と、
    第1搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、現像剤を長手方向に搬送しながら前記現像剤担持体に供給する第1搬送部材と、
    前記第1搬送経路の上方に位置する第2搬送経路において前記現像剤担持体に対向するように設置されて、前記現像剤担持体から離脱した現像剤を長手方向に搬送する第2搬送部材と、
    前記第2搬送経路の上方において当該現像装置の内外に連通するように開口部が形成された現像ケースと、
    前記開口部を覆うように前記現像ケースに保持されて、現像剤を捕集して通気できるように形成されたフィルタと、
    を具備し、
    前記フィルタは、前記現像装置の内側に向くフィルタ表面が、前記現像ケースにおける前記開口部を有する面に当接するように設置され、
    前記現像ケースを加振する加振手段を備え、
    前記加振手段は、前記現像ケースに対する加振方向が、前記現像装置の内側を向く前記フィルタ表面に対して略直交するように前記現像装置を加振することを特徴とする画像形成装置。
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