JP6064738B2 - 情報生成装置、電子ペンシステム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子データの生成技術に関する。
医療業界において、電子カルテシステムの導入が進んでいる。例えば、特許文献1には、ドットパターンが印刷されたカルテ用紙へ電子ペンで記入することにより、電子カルテを生成する技術が開示されている。さらに、特許文献1には、ドットパターンが印刷されたカルテ用紙に、ドットパターンが印刷された付箋紙を貼り付ける際の電子カルテの生成方法が開示されている。
特開2007−334509号公報
特許文献1によれば、付箋紙を貼り付けた状態のカルテ用紙を電子化するためには、付箋紙にドットパターンが印刷されている必要がある。従って、例えば、ドットパターンが印刷された付箋紙を出力できないような検査装置から出力される添付紙をカルテ用紙に貼り付けた場合には、電子カルテを適切に生成することができない。そこで、本発明は、医療用の記入書類の電子化を好適に実行することが可能な情報生成装置、電子ペンシステム、及びプログラムを提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、コード化パターンが印刷された医療用の記入書類の電子データを生成する情報生成装置であって、電子ペンが前記コード化パターンを読み取ることで生成した記入情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が前記記入書類に貼り付けられた位置を認識する貼付位置認識手段と、前記受信手段が受信した記入情報に基づき、前記添付紙の内容を認識する貼付内容認識手段と、前記貼付位置認識手段が認識した位置と、前記貼付内容認識手段が認識した前記添付紙の内容とに基づき、前記添付紙が貼り付けられた状態の前記記入書類の電子データを生成するデータ生成手段と、を有する。
上記の情報生成装置は、コード化パターンが印刷された医療用の記入書類の電子データを生成する。このとき、情報生成装置は、電子ペンから受信した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が記入書類に貼り付けられた位置を認識すると共に、貼り付けられた添付紙の内容を認識する。これにより、情報処理装置は、コード化パターンが印刷されていない添付紙が貼り付けられた医療用の記入書類の電子化を行う。
上記情報生成装置の一態様では、前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークであって、前記添付紙の部分が途切れたストロークの組を認識し、当該ストロークの組の内側の端点の位置に基づき、前記添付紙が前記記入書類に貼り付けられた範囲を認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記添付紙を横切るストロークは、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙の四隅をそれぞれ横切る4つのストロークである。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記貼付位置認識手段は、前記添付紙の部分が途切れたストロークの記入間隔が所定時間以内の場合に、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークが記入されたと認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に含まれる前記電子ペンの識別情報に基づき、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークが記入されたか否かを判定する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、前記記入書類に設けられた所定欄が選択されたと判断した場合に、当該所定欄が選択された前後の所定時間内に生成された記入情報に基づくストロークを、前記添付紙の部分が途切れたストロークであると認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記添付紙の用紙サイズの情報を取得する取得手段をさらに有し、前記貼付位置認識手段は、前記用紙サイズの情報と、前記端点の位置とに基づき、前記添付紙が前記記入書類に貼り付けられた範囲を認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、所定のマークが前記記入書類上に記入されたと判断した場合、当該マークの位置が、前記添付紙が貼り付けられた位置であると認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記添付紙に印刷する検査データを記憶するサーバ装置と通信を行う通信手段をさらに有し、前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目を認識し、当該検査項目に該当する検査データを、前記サーバ装置から取得する。
上記情報生成装置の他の一態様では、前記記入書類には、各検査項目に対応する検査項目指定欄が設けられ、前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記検査項目指定欄が選択されたと判断した場合、選択された検査項目指定欄に対応する検査項目が、前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目であると認識する。
上記情報生成装置の他の一態様では、検査項目ごとに対応するマークを記憶する記憶手段をさらに備え、前記貼付内容認識手段は、前記マークが前記記入書類上に記入されたと判断した場合、当該マークが示す検査項目が、前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目であると認識する。ここで、「マーク」とは、文字、図形、記号、及びこれらの結合を含む。
本発明の他の観点では、電子ペンシステムは、電子ペンと、コード化パターンが印刷された医療用の記入書類と、前記電子ペンが前記記入書類に印刷されたコード化パターンを読み取ることで生成した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙は貼り付けられた前記記入書類の電子データを生成する上記いずれかに記載の情報生成装置と、を有する。
上記電子ペンシステムの一態様では、前記添付紙に印刷する検査データを記憶するサーバ装置をさらに有し、前記情報生成装置の前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目を認識し、当該検査項目に該当する検査データを前記サーバ装置から取得する。
本発明のさらに別の観点では、コード化パターンが印刷された医療用の記入書類の電子データを生成する情報生成装置が実行するプログラムであって、電子ペンが前記コード化パターンを読み取ることで生成した記入情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が前記記入書類に貼り付けられた位置を認識する貼付位置認識手段と、前記受信手段が受信した記入情報に基づき、前記添付紙の内容を認識する貼付内容認識手段と、前記貼付位置認識手段が認識した位置と、前記貼付内容認識手段が認識した前記添付紙の内容に基づき、前記添付紙が貼り付けられた状態の前記記入書類の電子データを生成するデータ生成手段として前記情報生成装置を機能させる。
上記のプログラムを情報生成装置にインストールして機能させることで、本発明に係る情報生成装置を構成させることができる。
本発明によれば、コード化パターンが印刷された医療用の記入書類に対し、使用者が電子ペンにより添付紙の位置及び内容を指定することで、情報処理装置は、記入書類に貼り付けられた添付紙の貼付位置及び内容を認識する。これにより、情報処理装置は、コード化パターンが印刷されていない添付紙が貼り付けられた医療用の記入書類を好適に電子化することができる。
本実施形態に係るカルテ表示システムのシステム構成図である。 ドットパターンにおけるドットの配置と変換される値との関係を示す説明図である。 (a)は、ドットパターンを模式的に示し、(b)は、それに対応する情報の例を示す図である。 電子ペンの構造を示す概略図である。 端末装置及びサーバ装置の機能ブロック図である。 座標定義情報のデータ構造を示す。 検査関連情報のデータ構造を示す。 添付紙が貼り付けられる前後のカルテ用紙の上面図を示す。 図8に対応するディスプレイの正面図を示す。 カルテ用紙に貼り付けた添付紙の四隅をそれぞれ横切る4つのストロークを電子ペンによりカルテ用紙上に記入した直後のディスプレイの表示例である。 位置指定マークが電子ペンにより記入された場合のカルテ用紙の上面図及びディスプレイの表示例を示す。 検査項目指定マークが電子ペンにより記入された場合のカルテ用紙の上面図及びディスプレイの表示例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[カルテ表示システムの構成]
図1は、本発明の実施形態に係るカルテ表示システム(電子ペンシステム)100の構成を模式的に示す。カルテ表示システム100は、病院などの医療機関に導入されるシステムであって、医師が使用する電子ペン1と、電子ペン1から記入情報を受信して処理する端末装置3と、ドットパターン(コード化パターン)が印刷されたカルテ用紙5と、ドットパターンが印刷されていない添付紙6と、添付紙6に印刷された検査データを記憶するサーバ装置7とを備える。
そして、カルテ表示システム100は、医師が電子ペン1により診断に関する記入を行うカルテ用紙5を電子化した電子カルテを生成し、端末装置3のディスプレイ30に表示する。このとき、カルテ表示システム100は、カルテ用紙5に貼り付けられた添付紙6の貼付位置及び印刷内容を認識し、電子カルテに表示させる。以下、カルテ表示システム100の各構成要素について説明する。
(カルテ用紙及び添付紙)
まず、カルテ用紙(医療用の記入書類)5について説明する。カルテ用紙5は、医師が診断を行う患者ごとに用意され、その略全面に後述する位置座標を示すドットパターン(コード化パターン)が印刷される。各カルテ用紙5には、それぞれ異なる座標範囲のドットパターンが印刷される。ドットパターンは、電子ペン1により読み取ることができるように赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷され、その他の文字や図などは、赤外線を吸収しないインキにより印刷される。例えば、後述する図8に示すように、カルテ用紙5には、患者IDや患者名などが赤外線を吸収しないインキにより印刷される。
添付紙6は、検査装置又は検査装置と接続するプリンタから出力され、カルテ用紙5に貼り付けられる。添付紙6には、検査結果に関する検査データが印刷され、ドットパターンは印刷されていない。
(ドットパターン)
まず、カルテ用紙5に印刷されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について図2及び図3を用いて説明する。図2は、ドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を仮想格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、カルテ用紙5上の位置座標が決定されるよう構成されている。なお、異なるカルテ用紙5同士では座標領域が重ならないようドットパターンが形成される。
図3(a)は、あるドットパターンの配列を示している。図3(a)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、カルテ用紙5上のどの部分から6×6ドットを取ってもユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンがカルテ用紙5上のどの位置にあるのか)を保持している。図3(b)は、図3(a)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図2に示す規則性に基づいて対応づけられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン1によって行われる。
(電子ペン)
次に、電子ペン1について図4を用いて説明する。図4は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103をカルテ用紙5上に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。ここで、電子ペン1のペン先部103がカルテ用紙5に最初に接触することを「ペンダウン」と呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることを「ペンアップ」と呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
バッテリー112は電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、ユーザが電子ペン1によりカルテ用紙5に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からインクカートリッジ104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、ユーザが電子ペン1でカルテ用紙5に文字などを書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、ユーザが記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報と、後述する電子ペン1の識別情報(以後、「ペンID」と呼ぶ。)とを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。また、ユーザが1つのストロークを記入し終えて電子ペン1をカルテ用紙5から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、カルテ用紙5上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照明する。その領域は、ペン先部103がカルテ用紙5に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線透過フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照明された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。ここで、カーボンは赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットに含まれるカーボンによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、カーボンを含むドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。したがって、カルテ用紙5に文字や図面などが印刷されていた場合でも、印刷したインクは赤外域に吸収性を持たないため、プロセッサ108は、ドットパターンを認識することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図3(a)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
プロセッサ108は、ユーザの記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、ユーザが記入するストローク(筆跡)のカルテ用紙5におけるX、Y座標(以後、単に「座標データ」または「座標情報」とも呼ぶ。)を連続的に演算していく。すなわち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図3(a)に示されるようなドットパターンの画像データを図3(b)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX、Y座標データを演算する。なお、プロセッサ108は、ドットパターンに対向する電子ペン1の角度に起因するドットの画像上の配列を補正する回転補正処理機能を備えており、座標演算の際にその機能が実行される。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)、筆圧データ及びX、Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、カルテ用紙5における6×6のドットパターンは、カルテ用紙5内で重複することはないため、ユーザが電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置がカルテ用紙5のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、時刻情報(タイムスタンプ)と、筆圧データと、X、Y座標データとを関連付けて、記入情報として端末装置3へ送信する。この場合の通信ユニット111による端末装置3への送信は、Bluetooth(登録商標)などの無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されて端末装置3に送信された1個又は複数個の座標属性情報は、端末装置3によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX、Y座標(座標点)からなり、端末装置3は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを構成する1個又は複数個の座標属性情報を認識する。
(端末装置)
次に、端末装置(情報生成装置)3について説明する。端末装置3は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ30、マウスやキーボード等で構成される。例えば、端末装置3は、PC(パーソナルコンピュータ)である。
図5は、端末装置3及びサーバ装置7の機能ブロック図である。端末装置3は、機能的には、マウスやキーボードといった入力手段31、通信手段32、記憶手段33、処理手段34、表示手段36を備える。通信手段32は、アンテナ受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報を受信し、受信した情報を処理手段34に伝送する。このように、通信手段32は、本発明における「受信手段」として機能する。また、通信手段34は、処理手段34の制御に基づき、サーバ装置7とデータの授受を行う。表示手段36は、ディスプレイ30等によって構成され、処理手段34によって指示された内容を表示する。
処理手段34は、CPU等のプロセッサによって構成され、端末装置3の全体の制御を行う。処理手段34は、カルテ用紙5が電子ペン1により記入されてドットパターンが読み取られた場合、電子ペン1により生成され送信されてきた記入情報に基づき、後述する座標定義情報を参照し、カルテ用紙5への筆跡を再現したストロークが描画された電子カルテをディスプレイ30上に描画する。また、処理手段34は、添付紙6をカルテ用紙5に貼り付ける前後に、医師がカルテ用紙5に電子ペン1により記入することで生成された記入情報に基づき、添付紙6の貼付位置及び添付紙6の印刷内容を認識する。これにより、処理手段34は、添付紙6が貼り付けられたカルテ用紙5を示す電子カルテをディスプレイ30上に描画する。電子カルテの生成及び表示方法については、[電子カルテの表示]のセクションで詳しく説明する。このように、処理手段34は、本発明における「貼付位置認識手段」、「貼付内容認識手段」、及び「データ生成手段」として機能する。
記憶手段33は、ROMやRAMといったメモリによって構成され、処理手段34が所定の処理を実行するのに必要なプログラムを記憶する。記憶手段33は、処理手段34の処理命令により、電子ペン1から受信した記入情報をペンID毎に記憶する。また、記憶手段33は、各カルテ用紙5に対応するドットパターンが示す座標範囲の情報(「座標定義情報」とも呼ぶ。)39を記憶する。
図6は、座標定義情報39のデータ構造を示す。図6に示すように、座標定義情報39には、カルテ用紙5ごとに、診断対象の患者名及び患者IDと、当該カルテ用紙5に印刷されるドットパターンの座標範囲とが関連付けられている。なお、ここでは、ドットパターンの座標範囲は、角の位置座標(Xn,Yn)、高さ(Hn)、幅(Wn)で規定されている。このように、記憶手段33は、カルテ用紙5ごとに、診断対象の患者の情報と、当該カルテ用紙5に印刷されるドットパターンの座標範囲とを関連付けて記憶する。これにより、処理手段34は、受信した記入情報に基づき、当該座標定義情報39を参照し、いずれの患者のカルテ用紙5に記入がされたかを認識すると共に、電子ペン1によりカルテ用紙5に記入された筆跡を再現したストロークをディスプレイ30上に描画する。
さらに、記憶手段33は、電子ペン1から送信された記入情報に基づき処理手段34が生成してディスプレイ30に表示させた電子カルテの情報を、例えば患者IDごとに関連付けて記憶する。
(サーバ装置)
次に、サーバ装置7について、引き続き図5を参照して説明する。サーバ装置7は、ハードウェアとして、データ通信が可能な通信装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリなどを備え、図5に示すように、機能的には、通信手段72、記憶手段73、及び処理手段74等により構成される。
記憶手段73は、ROMやRAMといったメモリによって構成される。記憶手段73は、患者及び検査項目ごとに、検査装置が出力した検査データを関連付けた検査関連情報79を記憶する。図7は、検査関連情報79のデータ構造を示す。図7に示すように、検査関連情報79には、実行された検査ごとに、検査を受けた患者IDと、検査項目と、検査結果を示す検査データの格納場所と、検査日時とが関連付けられている。検査データは、例えば添付紙6に印刷された画像データである。なお、図7に示す検査項目の「血液検査A」と、「血液検査B」とは、同一の検査装置による異なる検査内容の血液検査を示す。このように、検査関連情報79の検査項目は、検査装置ごと、又は、同一の検査装置による検査内容ごとに分類されて記憶される。
処理手段74は、CPU等のプロセッサによって構成され、サーバ装置7の全体の制御を行う。処理手段74は、患者ID及び検査項目を指定した検査データの要求信号(「要求信号Sr」とも呼ぶ。)を端末装置3から通信手段72が受信した場合に、指定された検査データを通信手段72により端末装置3へ送信する。また、処理手段74は、図示しない各種検査装置から検査データを受信し、当該検査データを検査関連情報79として記憶する。
[電子カルテの表示]
次に、カルテ用紙5を電子化した電子カルテの生成及び表示処理について説明する。以下では、まず、電子カルテの生成及び表示処理の概要を説明した後、添付紙6の貼り付け位置の特定方法、及び、添付紙6に印刷された検査データの特定方法について詳細に説明する。
(1)処理概要
図8(A)は、添付紙6が貼り付けられる前のカルテ用紙5の上面図を示す。図8(B)は、添付紙6が貼り付けられ、かつ、添付紙6の貼付位置を特定するための電子ペン1の記入が行われた後のカルテ用紙5の上面図を示す。図8(C)は、添付紙6の印刷内容を特定するための電子ペン1の記入が行われた後のカルテ用紙5の上面図を示す。また、図9(A)〜(C)は、それぞれ、図8(A)〜(C)に対応するディスプレイ30の正面図を示す。なお、図8の例では、カルテ用紙5には、患者ID、患者名、日付と共に、後述する検査項目指定欄21(21A、21B、…)が予め印刷されている。
まず、添付紙6が貼り付けられる前について、図8(A)及び図9(A)を参照して説明する。この場合、端末装置3の処理手段34は、電子ペン1から送信される記入情報に基づき、座標定義情報39を参照し、カルテ用紙5への筆跡を再現したストロークが描画された電子カルテ5aをディスプレイ30上に描画する。また、この場合、処理手段34は、記入情報に基づき、座標定義情報39を参照し、カルテ用紙5に診察内容が記入される対象となる患者名や患者IDなどを認識し、カルテ用紙5に予め印刷される患者IDや氏名等を電子カルテ5aに表示させる。
次に、添付紙6が貼り付けられた場合について、図8(B)及び図9(B)を参照して説明する。図8(B)の例では、電子ペン1を使用する医師は、添付紙6をカルテ用紙5に貼り付けた後、当該添付紙6の角を横切るストローク(単に「横切りストローク」とも呼ぶ。)を、電子ペン1によりカルテ用紙5上に記入している。この場合、図9(B)に示すように、端末装置3の処理手段34は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、添付紙6上に記入された部分が途切れた横切りストローク(「途切れストローク」とも呼ぶ。)を電子カルテ5a上に再現表示する。図9(B)の例では、処理手段34は、添付紙6の四隅に記入された4つの横切りストロークに対し、それぞれ、ストロークSa1〜Sa2、Sb1〜Sb2、Sc1〜Sc2、Sd1〜Sd2を電子カルテ5aに表示している。また、この場合、処理手段34は、各途切れストロークを、添付紙6の貼付位置を特定するためのストロークであると認識し、各途切れストロークの位置に基づき、添付紙6が貼り付けられた範囲(「貼付領域Rtag」とも呼ぶ。)を認識する。貼付領域Rtagの具体的な認識方法については後述する。
次に、添付紙6に対応する検査項目を指定する場合について、図8(C)及び図9(C)を参照して説明する。この場合、図8(C)に示すように、医師は、貼り付けた添付紙6に対応する検査項目(ここでは超音波検査)に対応する「超」と表示された検査項目指定欄21A上に、電子ペン1によりチェックマークを記入する。この場合、処理手段34は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、座標定義情報39を参照し、検査項目指定欄21Aが印刷された部分に記入が行われたこと及び対応する検査項目を認識する。なお、この場合、記憶手段33は、各検査項目指定欄21が印刷されるドットパターンの座標範囲と、当該検査項目指定欄21に対応する検査項目とを関連付けた情報を予め記憶しておく。そして、添付紙6に対応する検査項目の認識後、処理手段34は、認識した検査項目及び患者IDを指定した要求信号Srをサーバ装置7に送信することで、サーバ装置7から添付紙6に印刷された検査結果を示す検査データを受信する。そして、図9(C)に示すように、処理手段34は、受信した検査データに基づき、貼付領域Rtag内に検査結果を表示する。これにより、処理手段34は、添付紙6が貼り付けられた後の状態を示すカルテ用紙5を電子化した電子カルテ5aを、ディスプレイ30に好適に表示させることができる。
なお、上述の例に代えて、医師は、検査項目指定欄21Aを電子ペン1により選択した後、貼付領域Rtagを特定するための横切りストロークを電子ペン1により記入してもよい。この場合、処理手段34は、まず、添付紙6に印刷された検査結果を示す検査データをサーバ装置7から受信する。その後、処理手段34は、電子ペン1により横切りストロークが記入された場合に、記入情報に基づき貼付領域Rtagを認識し、当該貼付領域Rtagにサーバ装置7から受信した検査データを表示する。
(2)貼付領域の認識方法
次に、貼付領域Rtagの認識方法について、図10(A)、(B)を参照して説明する。図10(A)は、横切りストロークを電子ペン1によりカルテ用紙5上に記入した直後のディスプレイ30の表示例である。この場合、処理手段34は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、ストロークSa1〜Sa2、Sb1〜Sb2、Sc1〜Sc2、Sd1〜Sd2を電子カルテ5a上に表示する。
この場合、まず、処理手段34は、ストロークSa1〜Sa2が直線形状であること等に基づき、ストロークSa1〜Sa2の組が電子ペン1に記入された横切りストロークが添付紙6の部分で分断された途切れストロークの組であることを認識する。同様に、処理手段34は、ストロークSb1〜Sb2の組、ストロークSc1〜Sc2の組、及びストロークSd1〜Sd2の組が途切れストロークの組であることを認識する。
次に、処理手段34は、各途切れストロークの組の内側の端点、即ち互いに最も近い端点を、矩形の添付紙6の縁部分であると認識する。具体的には、処理手段34は、ストロークSa1〜Sa2の内側の端点A1〜A2、ストロークSb1〜Sb2の内側の端点B1〜B2、ストロークSc1〜Sc2の内側の端点C1〜C2、ストロークSd1〜Sd2の内側の端点D1〜D2を、それぞれ添付紙6の縁部分であると認識する。
そして、処理手段34は、各端点A1〜A2、B1〜B2、C1〜C2、D1〜D2を通る矩形領域を、貼付領域Rtagであると認識する。図10(B)は、各端点A1〜A2、B1〜B2、C1〜C2、D1〜D2に基づく貼付領域Rtagを仮想的に示したディスプレイ30の表示例である。例えば、処理手段34は、添付紙6の各辺がディスプレイ30の縦方向又は横方向に略平行になることから、端点A1、C1を通る辺、端点A2、B1を通る辺、端点B2、D2を通る辺、及び端点C2、D1を通る辺からなる貼付領域Rtagを認識する。
このように、処理手段34は、電子ペン1により横切りストロークが4つ記入されることで、添付紙64の各辺を特定する位置を一辺につき2点以上認識することができる。従って、処理手段34は、貼付領域Rtagを好適に認識することができる。一方、処理手段34は、認識した途切れストロークの組が4つ未満の場合には、これらのストロークを、貼付領域Rtagを特定するためのストロークではないと判断し、貼付領域Rtagの認識処理を行わない。
好適には、処理手段34は、貼付領域Rtagの認識精度を向上させるため、以下に述べる第1の例〜第5の例を、任意に組み合わせて上述の処理に適用してもよい。
第1の例では、処理手段34は、貼付領域Rtagを指定するための電子ペン1による記入時間を、所定時間(例えば5秒)以内に制限する。図10の例では、処理手段34は、各ストロークSa1〜Sa2、Sb1〜Sb2、Sc1〜Sc2、Sd1〜Sd2の記入情報に含まれる時刻情報に基づき、これらのストロークが所定時間以内に記入されたか否か判定する。そして、処理手段34は、これらのストロークが所定時間以内に記入されていないと判断した場合には、これらのストロークが貼付領域Rtagを指定するためのストロークではないと判断する。
第2の例では、処理手段34は、2つのストロークが途切れストロークの組であるか否か判定する場合に、これらのストロークの記入間隔が所定時間(例えば1秒)以内であることを必要条件とする。図10の例では、処理手段34は、ストロークSa1の記入情報に含まれる時刻情報が示す最も遅い時刻と、ストロークSa2の記入情報に含まれる時刻情報が示す最も早い時刻との差が所定時間以内である場合に、ストロークSa1〜Sa2が途切れストロークの組であると認識する。ストロークSb1〜Sb2、Sc1〜Sc2、Sd1〜Sd2についても同様に、処理手段34は、これらのストロークの記入間隔が所定時間以内の場合に、途切れストロークの組であると判定する。
第3の例では、処理手段34は、貼付領域Rtagを指定するストロークを記入する前又は/及び後に、カルテ用紙5上の所定の指定欄(「位置指定開始欄」とも呼ぶ。)が電子ペン1により選択されたか否かに基づき、各途切れストロークを認識する。例えば、処理手段34は、記入情報に基づき、カルテ用紙5上の位置指定開始欄が電子ペン1により選択されたことを検知した場合、その前又は/及び後に受信した記入情報に基づくストロークを、各途切れストロークの候補として認識する。
なお、第3の例において、位置指定開始欄の機能を、検査項目指定欄21が有してもよい。この場合、図10の例では、医師は、検査項目指定欄21Aを電子ペン1により選択する前又は/及び後に、貼付領域Rtagを指定するためのストロークを電子ペン1により記入する。
また、好適には、第3の例において、処理手段34は、位置指定開始欄への記入と、横切りストロークの記入との時間差に制限を設けるとよい。具体的には、処理手段34は、位置指定開始欄が電子ペン1により選択されたことを検知した前又は/及び後の所定時間(例えば5秒)内に生成された記入情報に基づくストロークを、各途切れストロークの候補として認識する。一方、位置指定開始欄が電子ペン1により選択されたことを検知した時から所定時間以上離れた時刻に生成された記入情報に基づくストロークを、途切れストロークでないと認識する。
第4の例では、処理手段34は、記入情報に含まれるペンIDに基づき、貼付領域Rtagを指定するための横切りストロークが記入されたか否かを判定する。この場合、横切りストロークを記入するための電子ペン1が、カルテ用紙5上に診断内容等を記入するための電子ペン1とは別に用意され、記憶手段33は、これらの電子ペン1のペンIDを予め記憶しておく。そして、処理手段34は、受信した記入情報に含まれるペンIDが横切りストロークを記入するための電子ペン1のペンIDである場合には、当該記入情報に基づくストロークを、各途切れストロークの候補として認識する。
第5の例では、処理手段34は、添付紙6の用紙サイズの情報に基づき、貼付領域Rtagを認識する。例えば、この場合、サーバ装置7は、検査項目ごとの添付紙6の用紙サイズの情報をさらに検査関連情報79として記憶し、端末装置3から要求信号Srを受信した場合に、指定された検査項目に対応する検査データと共に添付紙6の用紙サイズの情報を端末装置3に送信する。そして、端末装置3は、サーバ装置7から受信した用紙サイズが、各端点A1〜A2、B1〜B2、C1〜C2、D1〜D2から認識した矩形領域の大きさと略一致する場合に、当該矩形領域を貼付領域Rtagとして認識する。一方、端末装置3は、サーバ装置7から受信した用紙サイズが、認識した矩形領域の大きさと略一致しない場合に、当該矩形領域は貼付領域Rtagでないと認識する。
なお、第5の例の場合、横切りストロークは、4本より少なくともよい。例えば、添付紙6に横切りストロークが2本記入された場合、処理手段34は、当該横切りストロークの記入により認識した2組の途切れストロークの各内側の端点と、添付紙6の用紙サイズの情報とに基づき、貼付領域Rtagを認識する。
(3)検査項目の認識方法
次に、添付紙6に対応する検査項目の認識方法について、再び図8(C)及び図9(C)を参照して説明する。
「(1)処理概要」のセクションで述べたように、カルテ用紙5には、検査項目指定欄21(21A、21B、…)が予め印刷されている。また、記憶手段33は、各検査項目指定欄21が印刷されるドットパターンの座標範囲と、当該検査項目指定欄21に対応する検査項目とを関連付けた情報を予め記憶しておく。
まず、処理手段34は、記入情報から生成したストロークの位置が、いずれかの検査項目指定欄21と重なる場合、電子ペン1により当該検査項目指定欄21が選択されたと認識し、選択された検査項目指定欄21に対応する検査項目を認識する。そして、処理手段34は、認識した検査項目及び患者IDを指定した要求信号Srをサーバ装置7に送信することで、サーバ装置7から添付紙6に印刷された検査結果を示す検査データを受信する。さらに、処理手段34は、検査データをサーバ装置7から受信する前又は後に、貼付領域Rtagを認識した場合、当該貼付領域Rtag内に、受信した検査データを表示する。
好適には、サーバ装置7は、要求信号Srに基づき、検査関連情報79から検査データを抽出する場合、要求信号Srに含まれる検査項目及び患者IDに加えて、検査日時も参照して対象の検査データを認識するとよい。例えば、サーバ装置7は、検査関連情報79に含まれる検査データのうち、要求信号Srに含まれる検査項目及び患者IDに該当し、かつ、検査日時が現在の日付又は当該日付に最も近い検査日に対応する検査データを抽出し、端末装置3へ送信する。このようにすることで、同一患者が別の日に同一の検査項目の検査を受けた場合であっても、サーバ装置7は、検査関連情報79に記憶された検査日時に基づき、対象の検査データを適切に認識することができる。
なお、好適には、処理手段34は、横切りストロークを記入する時刻と、検査項目指定欄21を選択する時刻との時間差に制限を設けてもよい。この場合、例えば、処理手段34は、認識した横切りストロークの記入情報に含まれる時刻情報が示す時刻と、検査項目指定欄21をチェックするストロークの記入情報に含まれる時刻情報が示す時刻との最小時間差が所定時間(例えば10秒)以上の場合には、検査項目指定欄21が選択されていないと判断する。
また、処理手段34は、上述の時間差の制限に加えて、又はこれに代えて、記入情報に含まれるペンIDに基づき、検査項目指定欄21を指定する記入が行われたか否かを認識してもよい。この場合、検査項目指定欄21を選択するための電子ペン1が、カルテ用紙5上に診断内容等を記入するための電子ペン1とは別に用意され、かつ、記憶手段33は、これらの電子ペン1のペンIDを予め記憶しておく。そして、処理手段34は、受信した記入情報に含まれるペンIDが検査項目指定欄21を選択するための電子ペン1のペンIDである場合には、当該記入情報に基づくストロークと重なる位置にある検査項目指定欄21に対応する検査項目が指定されたと認識する。なお、この場合、検査項目指定欄21を選択するための電子ペン1は、「(2)貼付領域の認識方法」の第4の例で述べた横切りストロークを記入するための電子ペン1としてさらに用いられてもよい。
[本実施形態による作用効果]
以上説明した実施形態によれば、端末装置3は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、途切れストロークの内側の端点の位置を認識することで、添付紙6がカルテ用紙5に貼り付けられた位置を認識する。また、端末装置3は、電子ペン1から受信した記入情報に基づき、検査項目指定欄21が選択されたことを認識し、選択された検査項目指定欄21に対応する検査項目の検査データをサーバ装置7から取得する。これにより、端末装置3は、好適に、ドットパターンが印刷されていない添付紙6が貼り付けられたカルテ用紙5を電子化した電子カルテを生成し、ディスプレイ30に表示することができる。
[本実施形態の変形例]
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
図8〜図10の説明では、処理手段34は、カルテ用紙5に貼り付けられた添付紙6の四隅への横切りストロークが電子ペン1により記入された場合に、貼付領域Rtagを認識した。しかし、本発明が適用可能な貼付領域Rtagの指定方法はこれに限定されない。例えば、これに代えて、添付紙6の貼付予定位置に電子ペン1により医師が予め指定されたマーク(「位置指定マークMp」とも呼ぶ。)を記入し、処理手段34は、当該位置指定マークMpの記入により生成された記入情報に基づき貼付領域Rtagを認識してもよい。ここで、位置指定マークMpは、例えば所定の文字、図形、記号又はこれらの結合からなる。
図11(A)は、位置指定マークMpが電子ペン1により記入された直後のカルテ用紙5の上面図を示す。また、図11(B)は、位置指定マークMpに重ねて添付紙6が貼り付けられた後のカルテ用紙5の上面図を示す。ここでは、一例として、記憶手段33は、十字を丸で囲ったマークを、貼付領域Rtagを端末装置3が特定するための位置指定マークMpとして予め記憶しておく。
図11(A)に示すように、医師は、カルテ用紙5上で、添付紙6を貼り付ける予定の中心位置部分に、電子ペン1により、十字を丸で囲った位置指定マークMpを記入する。そして、図11(B)に示すように、医師は、記入した位置指定マークMpを基準に、添付紙6をカルテ用紙5に貼り付ける。
一方、処理手段34は、電子ペン1から送信された記入情報に基づき、電子ペン1の筆跡を再現したストロークをディスプレイ30上に描くと共に、描画したストロークを対象に、記憶手段33に記憶された位置指定マークMpが記入されたか否かの認識処理を行う。
図11(C)は、処理手段34が位置指定マークMpの記入を認識した場合に設定される貼付領域Rtagを仮想的に示した電子カルテ5aの表示例である。この場合、処理手段34は、位置指定マークMpを中心とし、ディスプレイ30の縦又は横と平行な辺を有する所定サイズの矩形領域を、貼付領域Rtagとして認識する。この場合、処理手段34は、貼付領域Rtagの大きさを、[貼付領域の認識方法]のセクションの第5の例と同様にサーバ装置7から添付紙6の用紙サイズの情報を受信することで決定してもよく、予め定められた大きさに決定してもよい。
このように、処理手段34は、記入情報に基づき、電子カルテ5aに描画するストロークから位置指定マークMpを認識することによっても、好適に、貼付領域Rtagを決定することができる。
なお、[貼付領域の認識方法]のセクションの第3の例と同様に、処理手段34は、位置指定マークMpを記入する前又は/及び後に、位置指定開始欄が選択されていることを、位置指定マークMpを認識するための必要条件としてもよい。また、[貼付領域の認識方法]のセクションの第3の例と同様に、処理手段34は、記入情報に含まれるペンIDに基づき、電子カルテ5aに描画するストロークが、位置指定マークMpを構成するストロークであるか否かを判定してもよい。
(変形例2)
図8〜図9の説明では、処理手段34は、検査項目指定欄21が電子ペン1により選択されたことを検知することにより、添付紙6に対応する検査項目を認識した。しかし、本発明が適用可能な添付紙6に対応する検査項目の認識方法は、これに限定されない。例えば、これに代えて、添付紙6の貼付予定位置に電子ペン1により医師が予め指定されたマーク又は/及び文字(「検査項目指定マークMe」とも呼ぶ。)を記入し、処理手段34は、当該検査項目指定マークMeの記入により生成された記入情報に基づき添付紙6に対応する検査項目を認識してもよい。
図12(A)は、検査項目指定マークMeが電子ペン1により記入された直後のカルテ用紙5の上面図を示す。また、図12(B)は、検査項目指定マークMeに重ねて添付紙6が貼り付けられた後のカルテ用紙5の上面図を示す。この例では、記憶手段33は、文字「超」を破線で囲んだマークを、超音波検査を表す検査項目指定マークMeとして記憶している。また、記憶手段33は、他の検索項目に対応する検査項目指定マークMeについてもそれぞれ対応する検査項目に関連付けて記憶している。
図12(A)に示すように、医師は、カルテ用紙5上で、添付紙6を貼り付ける予定の中心位置部分に、電子ペン1により、文字「超」を破線で囲んだ検査項目指定マークMeを記入する。そして、図12(B)に示すように、医師は、記入した検査項目指定マークMeを基準に、添付紙6をカルテ用紙5に貼り付ける。
一方、処理手段34は、電子ペン1から送信された記入情報に基づき、電子ペン1の筆跡を再現したストロークをディスプレイ30上に描くと共に、描画したストロークを対象に、記憶手段33に記憶されたいずれかの検査項目指定マークMeに該当するかを判定する認識処理を行う。そして、この例では、処理手段34は、超音波検査を表す検査項目指定マークMeが記入されたことを認識する。
図12(C)は、処理手段34が検査項目指定マークMeを認識した場合の電子カルテ5aの表示例である。この場合、処理手段34は、貼付領域Rtagに超音波検査の検査データを表示している。なお、図12(C)の例では、処理手段34は、検査項目指定マークMeを変形例1で述べた位置指定マークMpとみなし、検査項目指定マークMeに基づき貼付領域Rtagを決定している。
このように、処理手段34は、記入情報に基づき、電子カルテ5aに描画するストロークから検査項目指定マークMeを認識することによっても、好適に、添付紙6に対応する検査項目を認識することができる。また、処理手段34は、変形例1と組み合わせて、検査項目指定マークMeを位置指定マークMpとみなし、検査項目指定マークMeに基づき好適に貼付領域Rtagを決定することができる。
なお、図12の例に代えて、医師は、検査項目指定マークMeと重なる位置に添付紙6を貼り付けた後、図8〜図10の例と同様に、横切りストロークを電子ペン1で記入することにより、貼付領域Rtagを指定してもよい。この場合、処理手段34は、[貼付領域の認識方法]のセクションで説明した処理を行うことで、貼付領域Rtagを認識する。
また、好適には、処理手段34は、横切りストロークを記入する時刻と、検査項目指定マークMeを記入する時刻との時間差に制限を設けてもよい。この場合、例えば、処理手段34は、認識した横切りストロークの記入情報に含まれる時刻情報が示す時刻と、検査項目指定マークMeを構成するストロークの記入情報に含まれる時刻情報が示す時刻との最小時間差が所定時間以上の場合には、検査項目を認識しない。また、処理手段34は、上述の時間差の制限に加えて、又はこれに代えて、記入情報に含まれるペンIDに基づき検査項目指定マークMeを構成するストロークが記入されたか否かを判定してもよい。
(変形例3)
上記の実施形態では、ディスプレイ30に表示する対象となる書類としてカルテ用紙5を使用しているが、カルテ用紙5以外の各種の医療用の記入書類、例えば問診票などであって、ドットパターンが印刷されていない別紙が貼り付けられる可能性がある書類などにも本発明を好適に適用することができる。
(変形例4)
上記した実施形態では、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いていたが、アノト方式を用いることに限定はされない。
1…電子ペン
3…端末装置
5…カルテ用紙
6…添付紙
5a…電子カルテ
7…サーバ装置
100…カルテ表示システム

Claims (14)

  1. コード化パターンが印刷された医療用の記入書類の電子データを生成する情報生成装置であって、
    電子ペンが前記コード化パターンを読み取ることで生成した記入情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が前記記入書類に貼り付けられた位置を認識する貼付位置認識手段と、
    前記受信手段が受信した記入情報に基づき、前記添付紙の内容を認識する貼付内容認識手段と、
    前記貼付位置認識手段が認識した位置と、前記貼付内容認識手段が認識した前記添付紙の内容とに基づき、前記添付紙が貼り付けられた状態の前記記入書類の電子データを生成するデータ生成手段と、
    を有することを特徴とする情報生成装置。
  2. 前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークであって、前記添付紙の部分が途切れたストロークの組を認識し、当該ストロークの組の内側の端点の位置に基づき、前記添付紙が前記記入書類に貼り付けられた範囲を認識することを特徴とする請求項1に記載の情報生成装置。
  3. 前記添付紙を横切るストロークは、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙の四隅をそれぞれ横切る4つのストロークであることを特徴とする請求項2に記載の情報生成装置。
  4. 前記貼付位置認識手段は、前記添付紙の部分が途切れたストロークの記入間隔が所定時間以内の場合に、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークが記入されたと認識することを特徴とする請求項2または3に記載の情報生成装置。
  5. 前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に含まれる前記電子ペンの識別情報に基づき、前記記入書類に貼り付けられた前記添付紙を横切るストロークが記入されたか否かを判定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  6. 前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、前記記入書類に設けられた所定欄が選択されたと判断した場合に、当該所定欄が選択された前後の所定時間内に生成された記入情報に基づくストロークを、前記添付紙の部分が途切れたストロークであると認識することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  7. 前記添付紙の用紙サイズの情報を取得する取得手段をさらに有し、
    前記貼付位置認識手段は、前記用紙サイズの情報と、前記端点の位置とに基づき、前記添付紙が前記記入書類に貼り付けられた範囲を認識することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  8. 前記貼付位置認識手段は、前記記入情報に基づき、所定のマークが前記記入書類上に記入されたと判断した場合、当該マークの位置が、前記添付紙が貼り付けられた位置であると認識することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  9. 前記添付紙に印刷する検査データを記憶するサーバ装置と通信を行う通信手段をさらに有し、
    前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目を認識し、当該検査項目に該当する検査データを、前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報生成装置。
  10. 前記記入書類には、各検査項目に対応する検査項目指定欄が設けられ、
    前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記検査項目指定欄が選択されたと判断した場合、選択された検査項目指定欄に対応する検査項目が、前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目であると認識することを特徴とする請求項9に記載の情報生成装置。
  11. 検査項目ごとに対応するマークを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記貼付内容認識手段は、前記マークが前記記入書類上に記入されたと判断した場合、当該マークが示す検査項目が、前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目であると認識することを特徴とする請求項9または10に記載の情報生成装置。
  12. 電子ペンと、
    コード化パターンが印刷された医療用の記入書類と、
    前記電子ペンが前記記入書類に印刷されたコード化パターンを読み取ることで生成した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が貼り付けられた前記記入書類の電子データを生成する請求項1乃至11のいずれか一項に記載の情報生成装置と、
    を有することを特徴とする電子ペンシステム。
  13. 前記添付紙に印刷する検査データを記憶するサーバ装置をさらに有し、
    前記情報生成装置の前記貼付内容認識手段は、前記記入情報に基づき前記添付紙に印刷された検査データが示す検査項目を認識し、当該検査項目に該当する検査データを前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項12に記載の電子ペンシステム。
  14. コード化パターンが印刷された医療用の記入書類の電子データを生成する情報生成装置が実行するプログラムであって、
    電子ペンが前記コード化パターンを読み取ることで生成した記入情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した記入情報に基づき、コード化パターンが印刷されていない添付紙が前記記入書類に貼り付けられた位置を認識する貼付位置認識手段と、
    前記受信手段が受信した記入情報に基づき、前記添付紙の内容を認識する貼付内容認識手段と、
    前記貼付位置認識手段が認識した位置と、前記貼付内容認識手段が認識した前記添付紙の内容とに基づき、前記添付紙が貼り付けられた状態の前記記入書類の電子データを生成するデータ生成手段
    として前記情報生成装置を機能させることを特徴とするプログラム。
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