JP6065711B2 - 関連付けシステム及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る電子ペンシステム100の構成を模式的に示す。電子ペンシステム100は、病院などの医療機関に導入されるシステムであって、医師が使用する電子ペン1と、電子ペン1から記入情報を受信して処理する診察端末4と、ドットパターン(コード化パターン)が印刷されたカルテ用紙5と、患者の登録作業を行う受付システム50と、を備える。また、受付システム50は、患者情報の登録作業などを行う受付端末3と、患者の情報を記憶するサーバ装置7と、受付端末3の印刷指示に基づきカルテ用紙5に患者名などの印刷を行うプリンタ8とを有する。
まず、カルテ用紙(医療用の記入書類)5について説明する。カルテ用紙5は、医師が診断を行う患者ごとに用意され、その略全面に後述する位置座標を示すドットパターン(コード化パターン)が印刷される。各カルテ用紙5には、それぞれ異なる座標範囲のドットパターンが印刷される。従って、ドットパターンの座標範囲の情報は、ドットパターンの識別情報として機能する。ドットパターンは、電子ペン1により読み取ることができるように赤外線を吸収するカーボンを含んだインクにより印刷され、その他の文字や図などは、赤外線を吸収しないインキにより印刷される。例えば、カルテ用紙5に印刷される患者名や患者ID、バーコード6などは赤外線を吸収しないインキにより印刷される。
まず、カルテ用紙5に印刷されたアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について図2及び図3を用いて説明する。図2は、ドットパターンのドットとそのドットが変換される値との関係を説明する図である。図2に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。すなわち、ドットの位置を仮想格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組合せにより、カルテ用紙5上の位置座標が決定されるよう構成されている。なお、異なるカルテ用紙5同士では座標領域が重ならないようドットパターンが形成される。
次に、電子ペン1について図4を用いて説明する。図4は、電子ペン1の構造を示す概略図である。図4に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、ユーザは、電子ペン1のペン先部103をカルテ用紙5上に当接させて、ストローク(手書きストローク)を記入する。ここで、電子ペン1のペン先部103がカルテ用紙5に最初に接触することを「ペンダウン」と呼び、接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることを「ペンアップ」と呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
次に、診察端末4について説明する。診察端末4は、ハードウェアとして、電子ペン1やサーバ装置7とのデータ通信が可能な通信装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成される。例えば、診察端末4は、PC(パーソナルコンピュータ)である。
受付システム50は、受付端末3で登録した患者の患者IDと、当該患者の診断に用いるカルテ用紙5に印刷されたドットパターンの座標範囲との関連付けを行う。以下、受付システム50に含まれる受付端末3及びサーバ装置7の構成について説明する。
受付端末3は、ハードウェアとして、サーバ装置7とのデータ通信が可能な通信装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成される。例えば、受付端末3は、PC(パーソナルコンピュータ)である。
次に、サーバ装置7について説明する。サーバ装置7は、ハードウェアとして、受付端末3や診察端末4とのデータ通信が可能な通信装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリなどを備える。図7は、サーバ装置7の機能ブロック図である。図7に示すように、サーバ装置7は、機能的には、通信手段72、記憶手段73、及び処理手段74等により構成される。
次に、患者関連情報79の生成方法について説明する。
以上説明した実施形態によれば、受付システム50は、ドットパターンが予め印刷されたカルテ用紙5に付されたバーコード6をバーコードリーダ30で読み取ることで認識したバーコードIDに基づき、カルテ用紙5に印刷されたドットパターンの座標範囲と、当該カルテ用紙5が割り当てられた患者の患者IDとを関連付ける。従って、受付作業員は、バーコードリーダ30によるバーコード6の読み取り操作により容易に患者IDとカルテ用紙5に印刷されたドットパターンの座標範囲とを関連付けることができる。このように、本実施形態によれば、ドットパターンが印刷された状態で供給されたカルテ用紙5を用いる場合であっても、患者IDとカルテ用紙5に印刷されたドットパターンの座標範囲とを好適に関連付けることができる。また、既存のバーコードシステムがある医療機関に対し、低コストにより本実施形態に係る電子ペンシステム100を導入することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
バーコード6に代えて、カルテ用紙5には、QRコード(登録商標)などの2次元コード又はその他の任意の態様の識別用のパターン(「識別パターン」とも呼ぶ。)が予め印刷されてもよい。
図9の説明では、ステップS2において、受付システム50は、カルテ用紙5に患者ID等の印刷処理を行った。これに代えて、受付作業員が手書きによりカルテ用紙5に患者ID等を記入してもよい。この場合、受付システム50は、ステップS2の処理を実行しない。
図9のステップS4において、診察端末4は、ドットパターンの座標範囲が患者IDに関連付けられていないカルテ用紙5への電子ペン1の記入情報を受信した場合、カルテ用紙5の登録作業であるバーコード6の読み取り作業が済んでいない旨の警告を音声又は表示により出力してもよい。
図1に示す受付システム50の構成は、一例であり、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。
図9の説明では、受付作業員は、ステップS1で患者情報の登録作業を行った後で、ステップS3でバーコード6の読み取り操作を行った。これに代えて、受付作業員は、バーコード6の読み取り操作を行った後、患者情報の登録作業を行ってもよい。この場合、例えば、受付端末3は、バーコードリーダ30が読み取ったバーコードIDに対し、その後に入力手段31により入力された患者情報及び患者IDを関連付けてサーバ装置7へ送信する。これによっても、サーバ装置7は、好適に、患者IDとドットパターンの座標範囲とを関連付けて記憶することができる。
上記の実施形態では、ドットパターンの印刷対象となる書類としてカルテ用紙5を使用しているが、カルテ用紙5以外の各種の医療用の記入書類、例えば問診票や同意書などにも本発明を好適に適用することができる。
上記した実施形態では、電子ペン、ドットパターン(コード化パターン)、記入情報に、アノト方式を用いていたが、アノト方式を用いることに限定はされない。
図9の例では、カルテ用紙5には、患者IDと患者名とが印刷されていた。しかし、本発明が適用可能なカルテ用紙5の印刷態様は、これに限定されない。例えば、カルテ用紙5には、患者ID又は患者名の一方のみ印刷されてもよい。他の例では、カルテ用紙5には、患者名に代えて他の患者情報が印刷されてもよい。
図9の例では、ステップS1において、受付端末3は、受付作業員の入力手段31への入力に基づき、患者情報を生成した。しかし、本発明が適用可能な患者情報の生成方法は、これに限定されない。これに代えて、例えば、受付端末3は、患者90が記入した申込み用紙をスキャンし、記入内容を文字認識することで、患者情報を生成してもよい。他の例では、上述の申込み用紙にはドットパターンが印刷され、受付端末3は、申込み用紙への記入により電子ペンが生成した記入情報に基づき、電子ペンによる筆跡を再現したストロークを認識し、当該ストロークを文字認識することで、患者情報を生成してもよい。
図9の例では、ステップS1において、受付端末3が患者IDを生成した。これに代えて、サーバ装置7が患者IDの管理を行い、受付端末3は、サーバ装置7に対して患者IDの新規の割り当てを要求し、サーバ装置7が割り当てた患者IDを患者90の患者IDとして決定してもよい。
3…受付端末
4…診察端末
5…カルテ用紙
6…バーコード
7…サーバ装置
8…プリンタ
30…バーコードリーダ
50…受付システム
100…電子ペンシステム
Claims (7)
- 医療用の記入書類に印刷される電子ペンにより読み取り可能なコード化パターンの識別情報と、前記電子ペンとは異なる読み取り装置により読み取り可能であって、前記記入書類に付される識別パターンが示す識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
患者の患者情報及び当該患者の識別情報を生成する患者情報生成手段と、
前記患者に割り当てる医療用の記入書類に付された識別パターンを前記読み取り装置が読み取った場合、当該識別パターンが示す識別情報を前記読み取り装置から取得する識別情報取得手段と、
前記識別パターンが示す識別情報又は当該識別パターンに関連付けられたコード化パターンの識別情報の少なくとも一方と、前記患者の識別情報とを関連付けて記憶する関連付け手段と、
を有することを特徴とする関連付けシステム。 - 前記記入書類への前記患者の患者情報又は前記患者の識別情報の少なくとも一方の印刷を印刷機に実行させる印刷手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の関連付けシステム。
- 電子ペンが前記記入書類に印刷されたコード化パターンを読み取ることで生成した記入情報を受信する受信手段と、
前記記入情報に基づき、前記電子ペンによる前記記入書類への筆跡を再現したストロークを示す表示情報を生成する生成手段と、を有し、
前記関連付け手段は、前記表示情報を、前記記入情報が示すコード化パターンの識別情報に対応する患者の識別情報と関連付けて記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の関連付けシステム。 - 前記表示情報の生成に用いる記入情報が示すコード化パターンの識別情報が患者の識別情報と関連付けられていない場合、警告を出力する警告出力手段
をさらに有することを特徴とする請求項3に記載の関連付けシステム。 - 前記患者の患者情報及び当該患者の識別情報の生成後、前記読み取り装置による前記記入書類に付された識別パターンの読み取り操作を指示する表示を行う表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の関連付けシステム。
- 前記識別パターンは、前記記入書類ごとに固有の識別情報を示す1次元コード又は2次元コードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の関連付けシステム。
- 医療用の記入書類に印刷される電子ペンにより読み取り可能なコード化パターンの識別情報と、前記電子ペンとは異なる読み取り装置により読み取り可能であって、前記記入書類に付される識別パターンが示す識別情報とを関連付けて記憶する記憶部を参照可能なコンピュータが実行するプログラムであって、
患者の患者情報及び当該患者の識別情報を取得する患者情報取得手段と、
前記患者に割り当てる医療用の記入書類に付された識別パターンが示す識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記識別パターンが示す識別情報又は当該識別パターンに関連付けられたコード化パターンの識別情報の少なくとも一方と、前記患者の識別情報とを関連付けて記憶する関連付け手段
として前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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