JP4083724B2 - 文字読取装置 - Google Patents
文字読取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4083724B2 JP4083724B2 JP2004289373A JP2004289373A JP4083724B2 JP 4083724 B2 JP4083724 B2 JP 4083724B2 JP 2004289373 A JP2004289373 A JP 2004289373A JP 2004289373 A JP2004289373 A JP 2004289373A JP 4083724 B2 JP4083724 B2 JP 4083724B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- character
- image
- data
- generated
- character image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
この方法の場合、読取対象のフィールドから、はみ出した文字の記入部分は、切り出したフィールドイメージの中には表示されないため、訂正作業者は、帳票の文字記入欄に実際に筆記された文字がどのような文字であるかを判定できず、帳票全体のイメージ71をデータベースから呼び出すか、あるいは読取元の帳票自体から該当不明部分を見つけ出し、文字を判断することを行うため、訂正処理の作業効率が低下していた。読取元の帳票が、例えば業務用途のものの場合、バッチ処理のため多数枚が1つのファイルにまとめてファイリングされていることが多く、その中から該当する一枚の帳票を見つけ出すのが容易ではない。
一方、近年では、イメージスキャナ等を用いず、帳票に文字を記入する際に、手持ち型の装置にて帳票に印字されている特殊な符号化パターンのマークを光学的に読み取り、帳票上の位置座標を決定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
つまり、文字記入欄からはみ出して文字が記入された場合でもその文字イメージ全体が訂正画面に表示されるので、訂正作業者は、訂正画面上において、帳票から読み取った文字読取結果のテキストデータと、帳票の文字記入欄に筆記された文字のイメージデータとを対比させて元の文字を確実に確認し訂正することができる。
帳票4の表面全体には、特殊な配置形態の複数のドット(黒点)からなるドットパターンが薄い黒色で印刷されている。ドットパターンのドットは、約0.3mmの間隔で、格子状に配置されている。それぞれのドットは、格子状の交点より上下左右にわずかにずれた位置に配置されている(図3参照)。
記憶部12は、デジタルペン2から受信された筆跡情報を記憶する。筆跡情報とは、デジタルペン2のペン先の軌跡、書き順、スピード等のストローク情報、筆圧、筆記時刻等を含む情報である。また、記憶部12は、これだけでなく、文字イメージ処理部13、文字認識部14および制御部10が筆跡情報より生成した文字イメージの記憶、文字認識部14による文字認識処理、文字イメージ処理部13による帳票フォームからのイメージの切り出し処理、訂正処理部18による切り出されたフィールドのイメージと、読み取った文字イメージとを重畳し、文字認識結果のテキストデータと並べた訂正画面を表示する処理等を行う作業エリアとして機能する。
文字イメージ処理部13は、生成した文字のイメージデータの帳票上の座標とデータベース16に記憶されている帳票フォーム34のイメージデータの座標とを対応させて、帳票4の文字記入欄43に相当する読取フィールドからの文字イメージのはみ出しとそのはみ出し方向を検出するはみ出し検出手段として機能する。
文字イメージ処理部13は、生成した文字のイメージデータが含まれる帳票フォーム34の第1文字記入欄に相当する読取フィールドのイメージと、検出したはみ出し方向に位置する、帳票フォーム34の第2文字記入欄に相当する隣接フィールドのイメージとをはみ出し方向に結合(連結)したイメージと、生成した文字のイメージデータとを重畳して表示イメージ(図6参照)を生成する表示イメージ生成手段として機能する。
つまり、文字認識部14は、文字イメージ処理部13により生成された文字のイメージデータと辞書15の文字イメージとをマッチングさせてテキストデータを出力する。
データベース16には、帳票管理テーブル33が記憶されている。帳票管理テーブル33は、帳票IDと帳票フォーム34を対応付けたテーブルであり、デジタルペン2より受信された帳票IDに対して、記憶されている中のどの帳票フォーム34を使うかを決定するためのテーブルである。
訂正処理部18は、表示した訂正画面の文字訂正入力欄に表示された文字認識結果のテキストデータに対する訂正入力を受け付けてデータベース16のテキストデータ32を更新する。表示部19は、訂正処理部18から出力された訂正画面等を表示するモニタ等である。
CPU22は、スタートマーク41の位置がポイントされたときに読み取りの開始を判定し、エンドマーク42の位置がポイントされたときに読み取りの終了を判定する。CPU22は、読み取りの開始から終了までの期間、筆圧検知によりカメラ21から取得された情報の画像処理を行い位置情報を生成し時刻と共にメモリ23へ筆跡情報として記憶する。
メモリ23は、エンドマーク42の位置がポイントされたときにCPU22が処理した筆跡情報を文字読取装置1へ送信するまで保存する。
通信部24は、文字読取装置1と接続されたUSBケーブル3を介して、メモリ23の情報を文字読取装置1へ送信する。USBケーブル3を使った有線通信の他、筆圧センサ24の情報の転送方法としては、例えば無線通信(IrDA通信、Bluetooth通信等)がある。Bluetoothは登録商標である。このデジタルペン2への電源供給は文字読取装置1からUSBケーブル3を通じて行われる。
デジタルペン2に内蔵されたカメラ21が1回に読み取ることができる帳票4上の範囲は、ドットの間隔が約0.3mmの場合、格子状に配置された6×6ドットの範囲、つまり36ドットである。36ドットの上下左右のずれの組み合わせを全て網羅すると、例えば6,000万平方キロメートル程度の巨大な座標平面からなる紙を作り出すことができる。このような巨大な座標平面のどの6×6ドット(正方形)をとってもそのドットパターンは異なる。従って、予め個々のドットパターンに対応する位置データ(座標情報)をメモリ23に格納しておくことで、帳票4上(ドットパターン上)のデジタルペン2の軌跡は、すべて異なる位置情報として認識できる。
この文字読取システムでは、訂正作業者が、デジタルペン2を帳票4のスタートマーク41の位置でポイントすると、筆圧センサ27により筆圧が検知され、CPU22は、ポイントされたことを検知する(図4のステップS101)。
これと同時に、カメラ21によりその位置のドットパターンが読み取られる。CPU22は、カメラ21により読み取られたドットパターンを基にメモリ23に記憶されている中の該当帳票IDを特定する。
この表示イメージ加工処理は、従来のスキャン画像(帳票イメージ)からの領域切り出しの処理とは異なる処理となる。
つまり、文字読取装置1側では、デジタルペン2からは、画像データではなく筆跡情報(座標情報および時刻情報等)、ペンIDおよび帳票IDしか得られないため、文字イメージ処理部13が、筆跡情報に含まれる座標情報および時刻情報から文字だけのイメージデータを生成しており、実際の帳票4の文字記入欄43の画像はデジタルペン2からは得られない。
そして、文字イメージ処理部13は、切り出した読取フィールドのイメージと、生成した文字イメージとを重畳して表示イメージを生成する。
なお、表示イメージ52については、他のフィールドへの文字イメージのはみ出しがないため、従来と同様の表示形態とされる。
表示イメージ51、52は、データベース16上では、帳票文字イメージ31として保存される。認識結果53,54は、データベース16上では、テキストデータ32として保存される。
例えば文字イメージ処理部13は、帳票フォーム34から切り出す読取フィールド(第1文字記入欄)とはみ出し方向に隣接するフィールド(第2文字記入欄)とを結合した2行分あるいは2列分の文字記入欄43に相当するフィールドのイメージを帳票フォーム34から切り出して、文字イメージと重畳して表示イメージを生成する。
この第2の訂正画面表示例では、図5の場合と同様に、訂正作業者は、表示イメージ61から、「?」が付与された読取元の文字が「5」という数字であることを判別できる。図5の例の場合と比較すると、文字列周辺までを確認できるものの、一度に比較する対象となる文字数が多くなる。
そして、隣接するフィールドへの文字のはみ出しが検出された場合、第1の訂正画面表示例では、帳票フォーム34の該当読取フィールドのイメージをはみ出し方向に拡張して切り出したイメージと、生成した文字イメージとを重畳させた表示イメージ51を生成し、この表示イメージ51と文字認識結果のテキストデータ53とを並べて訂正画面50に表示することで、訂正画面50において、文字読取元の帳票に筆記された文字がどういう文字であるかを確実に判断できるようなり、読取結果の文字の訂正作業を効率よく行うことができる。
また、第2の訂正画面表示例では、隣接するフィールドへの文字のはみ出しが検出された場合には、帳票フォーム34の該当読取フィールドのイメージとはみ出し方向に隣接するフィールドのイメージとを並べたあるいは結合したイメージと、生成した文字イメージとを重畳させた表示イメージ61を生成し、この表示イメージ61と文字認識結果のテキストデータ62とを並べて訂正画面60に表示することで、訂正画面60において、文字読取元の帳票4に筆記された文字がどういう文字であるかを確実に判断できるようなり、読取結果の文字の訂正作業を効率よく行うことができる。
上記実施形態では、訂正画面の表示例として、帳票フォーム34の読取フィールドをはみ出し方向に拡張して切り出したフィールドに、生成した文字イメージを重畳させて表示した例(図5)と、帳票フォーム34の読取フィールドと隣接フィールドとをはみ出し方向に結合したイメージに、生成した文字イメージを重畳させて表示した例(図6)とを示したが、これ以外に、例えば、生成した文字イメージに帳票フォーム34のフィールドを重ねずに、生成した文字イメージと、読取結果のテキストデータとを対応させて表示するだけでも良い。つまり文字記入欄(枠)を表示イメージに含めずに、文字イメージとテキストデータだけを表示しても良い。
Claims (1)
- 文字記入欄に文字が未記入の状態の帳票フォームのイメージデータを記憶した帳票フォーム記憶手段と、
文字のイメージデータとテキストデータとを対応させて蓄積した辞書と、
前記帳票の文字記入欄に筆記された文字の筆跡情報を取得する手段と、
前記文字の筆跡情報を基に文字のイメージデータを生成する文字イメージ生成手段と、
前記文字イメージ生成手段により生成された文字のイメージデータを文字認識してテキストデータを出力する文字認識手段と、
前記文字イメージ生成手段により生成された文字のイメージデータの帳票上の座標と前記帳票フォーム記憶手段に記憶されている帳票フォームのイメージデータの座標とを対応させて、前記帳票の文字記入欄からの文字イメージのはみ出しとそのはみ出し方向を検出するはみ出し検出手段と、
前記文字イメージ生成手段により生成された文字のイメージデータが含まれる前記帳票のフォームデータの第1文字記入欄のイメージと、前記はみ出し検出手段により検出されたはみ出し方向に位置する、前記帳票のフォームデータの第2文字記入欄のイメージとを結合したイメージと、前記文字イメージ生成手段により生成された文字のイメージデータとを重畳して表示イメージを生成する表示イメージ生成手段と、
前記表示イメージ生成手段により生成された表示イメージと文字認識結果のテキストデータとを対応させた文字認識結果訂正用の訂正画面を表示する手段と
を具備したことを特徴とする文字読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004289373A JP4083724B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 文字読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004289373A JP4083724B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 文字読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006106906A JP2006106906A (ja) | 2006-04-20 |
JP4083724B2 true JP4083724B2 (ja) | 2008-04-30 |
Family
ID=36376606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004289373A Expired - Fee Related JP4083724B2 (ja) | 2004-09-30 | 2004-09-30 | 文字読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4083724B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5024019B2 (ja) * | 2007-12-17 | 2012-09-12 | 大日本印刷株式会社 | 端末装置及びそのプログラム |
CN102456136B (zh) * | 2010-10-29 | 2013-06-05 | 方正国际软件(北京)有限公司 | 一种图文切分方法及系统 |
JP2015060470A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | シャープ株式会社 | 認識装置 |
CN113011412A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-06-22 | 深圳市鹰硕云科技有限公司 | 基于笔顺及ocr文字识别方法、装置、设备及存储介质 |
CN115439854B (zh) * | 2022-09-05 | 2023-05-02 | 深圳市学之友科技有限公司 | 一种基于扫描笔与智能终端互联的扫描显示方法 |
-
2004
- 2004-09-30 JP JP2004289373A patent/JP4083724B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006106906A (ja) | 2006-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007079943A (ja) | 文字読取プログラム、文字読取方法および文字読取装置 | |
US8577148B2 (en) | Image combining apparatus and image combining program | |
JP4687324B2 (ja) | 情報処理装置及び関連付け方法 | |
US8418052B2 (en) | Processing of documents | |
JP2007226577A (ja) | デジタルペンを利用したデータ入力処理システム、端末装置およびコンピュータプログラム | |
US20120268363A1 (en) | Image processing apparatus, image processing system, image processing method, and computer readable medium | |
JP4083724B2 (ja) | 文字読取装置 | |
JP2006134105A (ja) | 帳票読取装置 | |
JP2004110571A (ja) | 手続システム及びそのサーバ装置、並びに電子ペン用帳票 | |
JP2006134104A (ja) | 帳票読取装置 | |
JP6064738B2 (ja) | 情報生成装置、電子ペンシステム及びプログラム | |
JP2014199525A (ja) | コンピュータ装置及びプログラム | |
JP6255921B2 (ja) | 表示システム及びプログラム | |
JP2009187196A (ja) | 電子ペン及びプログラム | |
JP5906608B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
JP5109701B2 (ja) | 端末装置、それに用いられるプログラム及び情報処理システム | |
JP4451075B2 (ja) | 訂正処理システムにおける訂正方法 | |
JP6065711B2 (ja) | 関連付けシステム及びプログラム | |
JP2013072926A (ja) | コンピュータ装置及びプログラム | |
JP2011181043A (ja) | 手書き入力システム | |
JP2007188159A (ja) | 処理装置、プログラム及び電子ペン用帳票 | |
JP2007173938A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、及び、画像処理プログラム | |
JP4489060B2 (ja) | 手書き入力システム | |
JP6135238B2 (ja) | 関連付けシステム及びプログラム | |
JP6375903B2 (ja) | 記入情報表示装置、記入情報表示方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |