JP6063655B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
また、内装容器には、外容器の口部に形成された切欠き部内に保持される突部が形成され、これにより内装容器及び外容器の容器軸回りの相対移動が規制されている(例えば、下記特許文献1参照)。
本発明に係る二重容器は、内容物が収容される内装容器と、該内装容器を収納するとともに、口部の外周面に雄ねじ部が形成された外容器と、該外容器に着脱自在に装着され、前記内装容器を前記外容器に固定する肩カバーと、を備え、前記肩カバーは、前記外容器の前記雄ねじ部に螺着される雌ねじ部を有する螺着筒を有し、前記内装容器の肩部、及び前記外容器の前記口部のうち何れか一方には、他方が有する第1係合凹部に係合して前記内装容器及び前記外容器の容器軸回りの相対移動を規制する第1係合突部が突設され、前記内装容器の前記肩部には、容器軸に直交する径方向の外側に向けて突出するとともに、前記雌ねじ部に係合可能な第2係合突部が形成され、容器軸と前記第2係合突部との径方向の距離が、容器軸と前記雌ねじ部におけるねじ山の頂部との径方向の距離以上となっていることを特徴とする。
これにより、外容器内に内装容器を確実にセットすることができる。
さらに、このように肩カバー及び内装容器の外容器に対する回転に伴い、第1係合突部と第1係合凹部とが自然に係合することになるので、従来のように外容器の切欠き部内に内装容器の突部を保持させた状態で、外容器内に内装容器を収納させておく必要がなく、第1係合突部と第1係合凹部とを間単に係合させることができる。その結果、操作性を向上させた上で、外容器内に内装容器を確実にセットすることができる。
図1に示すように、本実施形態の二重容器1は、有底筒状の内装容器2と、内装容器2を着脱自在に収納する有底筒状の外容器3と、外容器3の口部3bに着脱自在に螺着され、内装容器2を外容器3に固定する有頂筒状の肩カバー4と、を備えている。なお、図示の例では、内装容器2、外容器3、および肩カバー4それぞれの中心軸線は、共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う肩カバー4側を上側とし、外容器3側を下側とし、容器軸Oに直交する方向を径方向とし、さらに容器軸O回りの方向を周方向とする。
取付キャップ14は、容器軸O方向に延びる多段筒状に形成されており、上述した内容器11の口部に螺着された装着筒15と、装着筒15の下端縁に連設された肩部材16と、を備えている。
押下ヘッド23は、吐出器本体の上端部に上方付勢状態で配置され、装着筒15の内側で容器軸O方向に沿って移動可能とされている。押下ヘッド23には、吐出器本体内で流通する内容物を外部に吐出する吐出口23aが形成されている。
螺着筒33の内周面には、雌ねじ部33aが形成され、口部3bの雄ねじ部3cに螺着されている。なお、肩カバー4が外容器3に装着された状態において、螺着筒33の外面と外容器3における胴部3aの外面とは面一に配置されている。
まず、図1に示すように、外容器3の口部3bから外容器3内に内装容器2を挿入する。これにより、内装容器2は、内容器11が外容器3内に配設されるとともに、取付キャップ14が外容器3の口部3bから上方に向けて突出した状態で外容器3内に収納される。なお、以下の説明では、第1係合突部21が第1係合凹部31に係合されていない状態、すなわち第1係合突部21の下端縁が外容器3における口部3bの上端開口縁のうち、第1係合凹部31の非形成部分上に乗り上がっている状態を例にして説明する。
これにより、外容器3に対する肩カバー4の締め付け側Aへの移動が規制され、二重容器1の組み付けが完了する。なお、本実施形態における第2係合突部35と雌ねじ部33aとの係合は、上述した肩カバー4の回転時や装着時において、第2係合突部35と雌ねじ部33aとが周方向や容器軸O方向に係合することとする。
そして、新たな内装容器2を外容器3にセットすることで、内装容器2の交換作業が終了する。
これにより、外容器3内に内装容器2を確実にセットすることができ、内装容器2が外容器3内でがたつく等を防止できる。
また、上述した実施形態では、内容器11に吐出器12が装着された状態を内装容器2とし、肩部材16(フランジ部17)を内装容器2の肩部としたが、内容器11の肩部を本発明の内装容器の肩部として構成しても構わない。
また、第2係合突部35は、内装容器2の肩部のうち、第1係合突部21の下端縁が外容器3における口部3bの上端開口縁のうち、第1係合凹部31の非形成部分上に乗り上がっている状態において、非形成部分よりも上方に位置する部分に配設されていれば構わない。
また、第2係合突部35を仮想延長線Lに沿うように形成してもよく、仮想延長線Lと平行に形成しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、各係合突部21,35及び第1係合凹部31をそれぞれ二箇所ずつ形成する場合について説明したが、これに限らず、一箇所に形成しても3箇所以上の複数箇所に形成しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、ポンプタイプやエアゾールタイプの吐出器12を備えた内装容器について説明したが、吐出器12を有さない構成(ポンプタイプやエアゾールタイプ以外の構成)についても本発明は適用可能である。例えば、吐出孔を有する取付キャップを内容器11に装着する等の構成にしても構わない。すなわち、本発明は肩部が形成された内装容器を有する種々の二重容器に適用可能である。
2 内装容器
3 外容器
3b 口部
4 肩カバー
11 内容器
16 肩部材(内装容器の肩部)
18 挿入筒
21 第1係合突部
31 第1係合凹部
32 頂壁部
35 第2係合突部
L 仮想延長線
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容される内装容器と、
該内装容器を収納するとともに、口部の外周面に雄ねじ部が形成された外容器と、
該外容器に着脱自在に装着され、前記内装容器を前記外容器に固定する肩カバーと、を備え、
前記肩カバーは、前記外容器の前記雄ねじ部に螺着される雌ねじ部を有する螺着筒を有し、
前記内装容器の肩部、及び前記外容器の前記口部のうち何れか一方には、他方が有する第1係合凹部に係合して前記内装容器及び前記外容器の容器軸回りの相対移動を規制する第1係合突部が突設され、
前記内装容器の前記肩部には、容器軸に直交する径方向の外側に向けて突出するとともに、前記雌ねじ部に係合可能な第2係合突部が形成され、
容器軸と前記第2係合突部との径方向の距離が、容器軸と前記雌ねじ部におけるねじ山の頂部との径方向の距離以上となっていることを特徴とする二重容器。
- 前記第1係合突部は、前記内装容器の前記肩部に形成され、
前記第1係合凹部は、前記外容器の前記口部に形成されるとともに、径方向に貫き、かつ容器軸方向に沿う前記外容器の外側に向いて開口し、
前記雄ねじ部は、前記第1係合凹部により周方向に分断され、
前記第2係合突部は、前記第1係合突部に形成されていることを特徴とする請求項1記載の二重容器。 - 前記第1係合突部と前記第1係合凹部とが係合された際、径方向の外側から見た側面視において、前記第2係合突部は、前記雄ねじ部のねじ山の仮想延長線上に位置し、前記雄ねじ部の一部を構成していることを特徴とする請求項2記載の二重容器。
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JP2012144087A JP6063655B2 (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二重容器 |
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JP2012144087A JP6063655B2 (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二重容器 |
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Family Applications (1)
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JP2012144087A Active JP6063655B2 (ja) | 2012-06-27 | 2012-06-27 | 二重容器 |
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- 2012-06-27 JP JP2012144087A patent/JP6063655B2/ja active Active
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