JP6057802B2 - ラミネート用複合フィルム - Google Patents
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(1)A/B/F/C/E/D
(2)A/B/F/C/E/C
(3)B/A/F/C/E/D
(4)B/A/F/C/E/C
(5)A/B/A/F/C/E/D
(6)A/B/A/F/C/E/C
実施例1:
(ラミネート用複合フィルムの作製)
共押出Tダイ法により下記層構成を有する本発明のラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(12μm)/接着樹脂(5μm)/PP(30μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有する本発明のラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(12μm)/接着樹脂(5μm)/PP(30μm)/イージーピール(3μm)/PP(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有する本発明のラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(6μm)/Ny(11μm)/接着樹脂(5μm)/PP(23μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有する本発明のラミネート用複合フィルムを作製した。
Ny(15μm)/EVOH(8μm)/接着樹脂(5μm)/PP(27μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有するラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(30μm)/接着樹脂(5μm)/PE(12μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで「イージーピール」は日本ポリエチレン製LLDPEを主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有するラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(15μm)/接着樹脂(5μm)/PP(22μm)/イージーピール(6μm)/PP(4μm)
共押出Tダイ法により下記層構成を有するラミネート用複合フィルムを作製した。
Ny(15μm)/EVOH(8μm)/接着樹脂(5μm)/LLDPE(27μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリエチレン製LLDPEを主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有するラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(12μm)/接着樹脂(5μm)/PP(32μm)/イージーピール(3μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
共押出Tダイ法により下記層構成を有するラミネート用複合フィルムを作製した。
EVOH(8μm)/Ny(39μm)/接着樹脂(5μm)/PP(3μm)/イージーピール(3μm)/LLDPE(2μm)
ここで、「イージーピール」は日本ポリプロ社のメタロセン重合のエチレン−プロピレン共重合体「ウィンテック」を主成分としている。
(ヘーズ測定)
23℃、JIS K 7105準拠条件にて、村上色彩技術研究所製ヘーズメーターを用いてヘーズを測定した。
23℃、JIS K 7128準拠条件にて、エルメンドルフ引き裂き強度試験機を用いてフィルムの引き裂き強度を測定した。
実施例および比較例で作成したフィルムの外層に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)をドライラミネーション法によってラミネートしたフィルムを作成した。
深絞り包装機(ムルチバック社製、R530)でヒートシールサンプルを作成した。基材はヒートシール層がPE層の場合はAPETとEVOH、PA、PEの積層硬質フィルムを使用してシール温度140℃、シール時間2秒でサンプルを作成し、ヒートシール層がPP層の場合はPPとPA、EVOH,PPの順位積層したフィルムを使用して、シール温度170℃、シール時間2秒でサンプルを作成した。作成したヒートシール部を、15mm幅の短冊状に切断し、引張試験機で200mm/minの速度で剥離したときの最大荷重をイージーピール強度とした。
深絞り包装機(ムルチバック社製、R530)で水を染み込ませたフェルトを内容物としたガス置換深絞り包装体サンプルを作成した。絞り深さは3cmとし、内容物のフェルトに染み込ませる水の量は20mlとした。基材はヒートシール層がPE層の場合はAPETとEVOH、PA、PEの積層硬質フィルムを使用してシール温度140℃、シール時間2秒でサンプルを作成し、ヒートシール層がPP層の場合はPPとPA、EVOH,PPの順位積層したフィルムを使用して、シール温度170℃、シール時間2秒でサンプルを作成した。作成した包装体サンプルを冷蔵庫(−5℃)で1週間保管し、その後のテストフィルムのタルミ度合いを外観より評価した。タルミが見られず、平滑性に優れたものを「◎」、やや平滑性が劣るもののタルミの有無を容易に見分けることができないものお「○」、店頭販売品と同等ではあるものの、タルミの存在が明確に見分けられるものを「△」、タルミによって明らかに商品価値を損なっているものを「×」と評価した。
Claims (10)
- 外層、中間層、内層からなる複合フィルムであって、前記外層が少なくとも1層のポリアミド樹脂層および少なくとも1層のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物層を含み、前記中間層が少なくとも1層のポリプロピレン樹脂層と1層のイージーピール層を含み、前記内層が少なくとも1層のポリエチレン樹脂またはポリプロピレンとのヒートシールが可能なヒートシール層を含み、前記ポリプロピレン樹脂層の厚みがフィルム総厚みの30〜80%であり、ポリプロピレン樹脂を主成分としたイージーピール層を有し、エルメンドルフ法での引き裂き強度(23℃)が30kg/cm以上であり、ヘーズが10以下であり、総厚みが60μm以下であることを特徴とするラミネート用複合フィルム。
- イージーピール層がメタロセン触媒法によって重合されたエチレン−プロピレン共重合体を主成分としている請求項1に記載の複合フィルム。
- イージーピール層の副成分が低密度ポリエチレンもしくはエチレン−酢酸ビニル共重合体である請求項1または2に記載の複合フィルム。
- イージーピール層の厚みが8μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の複合フィルム。
- ヒートシール層が、ポリプロピレンホモポリマー(h−PP)、エチレン−プロピレン共重合体(r−PP)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン−アクリル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)のアイオノマー、およびエチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)のアイオノマーからなる群から選ばれる少なくとも1種から構成されている請求項1〜4のいずれかに記載の複合フィルム。
- ヒートシール層の厚みが10μm以下である請求項1〜5いずれかに記載の複合フィルム。
- イージーピール強度が23℃で4.0N/15mm幅以上15.0N/15mm幅以下である請求項1〜6のいずれかに記載の複合フィルム。
- 請求項1〜7いずれかに記載の複合フィルムの外層側に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムをドライラミネート法によってラミネートした複合フィルム。
- 請求項1〜7いずれかに記載の複合フィルムの外層側に二軸延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネート法または押出ラミネート法によってラミネートした複合フィルム。
- 請求項1〜7いずれかに記載の複合フィルムの外層側に無延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネート法または押出ラミネート法によってラミネートした複合フィルム。
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