JP6052996B2 - 生産管理装置 - Google Patents

生産管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6052996B2
JP6052996B2 JP2013037151A JP2013037151A JP6052996B2 JP 6052996 B2 JP6052996 B2 JP 6052996B2 JP 2013037151 A JP2013037151 A JP 2013037151A JP 2013037151 A JP2013037151 A JP 2013037151A JP 6052996 B2 JP6052996 B2 JP 6052996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
production
program
data
operator
record
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013037151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014165440A (ja
Inventor
剛史 山本
剛史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013037151A priority Critical patent/JP6052996B2/ja
Publication of JP2014165440A publication Critical patent/JP2014165440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6052996B2 publication Critical patent/JP6052996B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

本発明は、部品実装機で使用するNCプログラムを部品実装機へ伝送する生産管理装置に関する発明である。
部品実装ラインの生産を管理する生産管理コンピュータ(生産管理装置)は、当該部品実装ラインを構成する各部品実装機に、生産する部品実装基板の仕様に応じたNCプログラムを伝送して各部品実装機の生産を管理するようにしている。
このような生産管理装置においては、特許文献1(特開平2−305500号公報)に記載されているように、ノイズの重畳によるNCデータの誤送信を検出して、誤った部品装着を防ぐことを目的として、生産管理コンピュータから部品実装機に送信したNCデータを、該部品実装機から生産管理コンピュータに返送して照合し、NCデータに誤りがないか否かをチェックするようにしたものがある。
特開平2−305500号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、ノイズの重畳によるNCデータの誤送信には対応できるが、次のような課題には対応できない。
一般に、生産管理コンピュータには、NCプログラムのデータを編集する機能が搭載されているため、ユーザー側でNCプログラムのデータを、生産する部品実装基板の仕様変更や実装する部品の変更等に応じて変更できるようになっているが、生産管理コンピュータから部品実装機へ伝送したNCプログラムのデータが変更されているか否かを生産現場の作業者は確認することができない。このため、過去に生産実績のあるNCプログラムのデータが変更されている場合に、その変更内容によっては、作業者の意図しない不良基板が生産されてしまう可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、NCプログラムのデータ変更により作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる生産管理装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、部品実装機で使用するNCプログラムのデータを編集する手段と、前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段とを備えた生産管理装置において、前記NCプログラムには、該NCプログラムを前記部品実装機へ伝送して生産を行った実績の有無を示す生産実績フラグが設けられ、前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する前に当該NCプログラムの生産実績フラグを参照して当該NCプログラムの生産実績の有無を判定し、生産実績無しと判定した場合に作業者に告知して伝送の可否を問い合わせるようにしたものである。
この構成によれば、生産管理装置からNCプログラムを部品実装機へ伝送する前に当該NCプログラムの生産実績フラグを参照して当該NCプログラムの生産実績の有無を判定し、生産実績無しと判定した場合に作業者に告知して伝送の可否を問い合わせるようにしているため、生産実績の無いNCプログラムを作業者の意図に反して部品実装機へ伝送することを未然に防止でき、NCプログラムのデータ変更により作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
この場合、請求項2のように、生産実績フラグが生産実績有りに切り替えられているNCプログラムのデータを複製してマスターデータとして保存する手段と、伝送前に生産実績有りと判定した場合に前記NCプログラムのデータを前記マスターデータと比較して当該NCプログラムのデータ変更の有無を判定し、当該NCプログラムのデータ変更有りと判定した場合にそのデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してから前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段とを備えた構成とすると良い。このようにすれば、伝送前に生産実績有りと判定した場合にNCプログラムのデータをマスターデータと比較して、当該NCプログラムのデータ変更有りと判定した場合にそのデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機へ伝送することが可能となるため、NCプログラムのデータ変更により作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止することができる。
ところで、生産実績フラグが生産実績無しに切り替えられている場合であっても、過去に生産実績があってマスターデータが保存されている場合がある。
そこで、請求項3のように、伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応するマスターデータが存在する場合に、当該NCプログラムのデータをマスターデータと比較してデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機へ伝送するようにすると良い。このようにすれば、伝送前に生産実績無しと判定されたNCプログラムであっても、マスターデータが存在すれば、データ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機へ伝送することができ、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
この場合、請求項4のように、データ変更内容に問題がある場合に生産実績フラグを生産実績無しに切り替えるようにすると良い。このようにすれば、データ変更内容に問題があることが判明したNCプログラムが生産実績有りのNCプログラムとして部品実装機に伝送されることを未然に防止でき、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
また、請求項5のように、伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応するマスターデータが存在しない場合に、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを作業者に告知して当該NCプログラムを部品実装機へ伝送するようにすると良い。このようにすれば、作業者が生産実績の無い新規のNCプログラムであることを知らずに生産が開始されることを防止できるため、生産実績の無い新規のNCプログラムで不良品が生産されれば、直ちに生産を停止することができ、新規のNCプログラムによる不良品の生産を最小限に抑えることができる。
また、請求項6のように、不良品が生産された場合に生産実績フラグを生産実績無しに切り替え、良品が生産された場合に生産実績フラグを生産実績有りに切り替え且つマスターデータを作成するようにすると良い。このようにすれば、良品が生産された場合にのみ、生産実績フラグを生産実績有りに切り替えてマスターデータを作成することができ、生産実績フラグやマスターデータの信頼性を向上できる。
上述した請求項1〜6に係る発明は、生産実績フラグを自動的に切り替えるようにしても良いし、請求項7のように、生産実績フラグを作業者の操作により切り替えるようにしても良い。生産実績フラグを作業者の操作により切り替えるようにすれば、不良品の生産やデータ変更内容に問題があることを自動で検出できない場合でも、作業者が不良品の生産を発見した時やデータ変更内容に問題があると判断した時に生産実績フラグを生産実績無しに切り替えることができ、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
図1は本発明の一実施例における部品実装ラインの構成を概略的に示す図である。 図2は生産管理プログラムの前半部の処理の流れを示すフローチャートである。 図3は生産管理プログラムの後半部の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいて部品実装ライン10全体の構成を概略的に説明する。
回路基板11を搬送する搬送ライン12には、回路基板11に電子部品を実装する複数の部品実装機13と、部品実装に関連する作業を行う実装関連機(部品実装機以外の装置)が配列されている。ここで、実装関連機は、例えば、半田印刷機14、外観検査装置15、リフロー装置16、接着剤塗布装置等である。外観検査装置15は、回路基板11上の電子部品の実装状態等をカメラ(図示せず)で撮像して、その撮像画像を処理して外観検査する。この外観検査装置15で不良基板が検出された場合は、該外観検査装置15の出口側に設けられた不良基板搬出コンベア(図示せず)によって排出するようになっている。
各部品実装機13には、それぞれ電子部品を供給するフィーダ17が装着されている。図示はしないが、各部品実装機13の実装ヘッドには、フィーダ17から供給される電子部品を吸着して回路基板11に実装する1本又は複数本の吸着ノズルが保持されている。部品実装ライン10の出口側には、部品実装ライン10で生産した製品(電子部品実装基板)を検査する製品検査装置18が配置されている。
部品実装ライン10の生産を管理する生産管理コンピュータ23(生産管理装置)には、各種情報を表示する表示装置24と、各部品実装機13で使用するNCプログラムや各種データ等を保存する記憶装置25と、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置26が接続されている。生産管理コンピュータ23には、NCプログラムのデータを編集する編集機能が搭載されている。生産管理コンピュータ23は、部品実装ライン10を構成する各部品実装機13に、生産する部品実装基板の仕様に応じたNCプログラムを伝送して各部品実装機13の生産を管理する。
本実施例では、NCプログラムには、該NCプログラムを部品実装機13へ伝送して生産を行った実績の有無に応じてオン/オフが切り替えられる生産実績フラグが設けられている。この生産実績フラグは、オフ(又は0)が「生産実績無し」を意味し、オン(又は1)が「生産実績有り」を意味する。生産管理コンピュータ23には、生産実績フラグを作業者の操作により切り替えるフラグ操作機能が搭載されている。
生産管理コンピュータ23には、生産実績フラグがオン(生産実績有り)に切り替えられているNCプログラムのデータを複製してマスターデータとして記憶装置25に保存するマスターデータ作成機能が搭載されている。生産管理コンピュータ23は、NCプログラムを部品実装機13へ伝送する前に当該NCプログラムの生産実績フラグを参照して当該NCプログラムの生産実績の有無を判定し、生産実績フラグがオフ(生産実績無し)であると判定した場合に、それを表示装置24に表示することで作業者に生産実績無しのNCプログラムであることを告知して当該NCプログラムの伝送の可否を問い合わせる。尚、作業者への生産実績無しの告知は、生産管理コンピュータ23の表示装置24の他に、部品実装ライン10の各装置又は搬送ライン12の所定位置に設けた表示装置に表示しても良いし、作業者が携帯する携帯端末に表示しても良い。或は、音声で生産実績無しを告知するようにしても良い。
生産管理コンピュータ23は、生産実績無しのNCプログラムの伝送の可否を問い合わせたときには、作業者が入力装置26又は携帯端末等を操作して生産実績無しのNCプログラムの伝送の可否を入力するまで待機し、作業者が「生産実績無しのNCプログラムを伝送しない」を入力した場合には、生産実績無しのNCプログラムの伝送を中止する。
ところで、生産実績フラグがオフ(生産実績無し)に切り替えられている場合であっても、過去に生産実績があってマスターデータが保存されている場合がある。
そこで、本実施例では、作業者が「生産実績無しのNCプログラムを伝送する」を入力した場合には、生産実績無しのNCプログラムに対応するマスターデータが存在するか否かを判定し、マスターデータが存在する場合には、当該NCプログラムのデータをマスターデータと比較してデータ変更内容を表示装置24に表示することで作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機13へ伝送する。尚、作業者へのデータ変更内容の警告は、生産管理コンピュータ23の表示装置24の他に、部品実装ライン10の各装置又は搬送ライン12の所定位置に設けた表示装置に表示しても良いし、作業者が携帯する携帯端末に表示しても良い。或は、音声でデータ変更内容を警告するようにしても良い。
本実施例では、作業者にデータ変更内容を警告した場合は、作業者が入力装置26又は携帯端末等を操作して「データ変更内容に問題有り」又は「データ変更内容に問題無し」を入力するまで待機し、作業者が「データ変更内容に問題無し」を入力した場合には、NCプログラムを部品実装機13へ伝送し、一方、作業者が「データ変更内容に問題有り」を入力した場合には、生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替えて、NCプログラムを部品実装機13へ伝送しない。
一方、生産実績無しのNCプログラムに対応するマスターデータが存在しない場合は、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを表示や音声で作業者に告知して当該NCプログラムを部品実装機13へ伝送する。
部品実装機13に伝送したNCプログラムで生産を実行したときに、不良品(不良基板)が生産された場合には、生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替える。一方、良品が生産された場合には、生産実績フラグをオン(生産実績有り)に切り替えると共に、伝送したNCプログラムのデータを複製してマスターデータとして記憶装置25に保存する。
以上説明した本実施例の部品実装ライン10の生産管理は、生産管理コンピュータ23によって図2及び図3の生産管理プログラムに従って次のように実行される。本プログラムが起動されると、まずステップ101で、部品実装機13へのNCプログラムの伝送処理実行指令(作業者による伝送処理実行の操作入力)があったか否かを判定し、伝送処理実行指令がなければ、伝送処理実行指令があるまで待機する。
その後、伝送処理実行指令があった時点で、ステップ102に進み、生産実績フラグがオン(生産実績有り)になっているか否かを判定する。その結果、生産実績フラグがオフ(生産実績無し)になっていると判定されれば、ステップ103に進み、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを表示や音声で作業者に警告してNCプログラムの伝送処理を実行するか否かを問い合わせる。これに応じて、作業者は、NCプログラムの内容を確認して、NCプログラムの伝送処理を実行するか否かを操作入力することになる。
この後、ステップ104に進み、作業者が「NCプログラムの伝送処理を実行する」を選択したか否かを判定する。その結果、作業者が「NCプログラムの伝送処理を実行しない」を選択したと判定されれば、ステップ105に進み、NCプログラムの伝送処理を中止して本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ104で、作業者が「NCプログラムの伝送処理を実行する」を選択したと判定されれば、ステップ106に進み、伝送するNCプログラムに対応するマスターデータが存在するか否かを判定する。その結果、伝送するNCプログラムに対応するスターデータが存在すると判定されれば、ステップ107に進み、伝送するNCプログラムのデータをマスターデータと比較して、図3のステップ109に進み、伝送するNCプログラムのデータをマスターデータと一致するか否かを判定する。その結果、両者の内容が一致すると判定されれば、ステップ112に進み、生産管理コンピュータ23からNCプログラムを部品実装機13へ伝送して、ステップ115に進み、そのNCプログラムに従って生産を開始する。
尚、前述した図2のステップ102で、生産実績フラグがオン(生産実績有り)になっていると判定された場合も、ステップ107に進み、伝送するNCプログラムのデータをマスターデータと比較して、図3のステップ109に進み、伝送するNCプログラムのデータをマスターデータと一致するか否かを判定する。その結果、両者の内容が一致すると判定されれば、ステップ112に進み、生産管理コンピュータ23からNCプログラムを部品実装機13へ伝送して、ステップ115に進み、そのNCプログラムに従って生産を開始する。
前述した図2のステップ106で、伝送するNCプログラムに対応するマスターデータが存在しないと判定されれば、ステップ108に進み、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを表示や音声で作業者に告知して、図3のステップ112に進み、そのNCプログラムを生産管理コンピュータ23から部品実装機13へ伝送して、ステップ115に進み、そのNCプログラムに従って生産を開始する。
一方、前述したステップ109で、伝送するNCプログラムのデータがマスターデータと一致しないと判定されれば、ステップ110に進み、マスターデータに対するNCプログラムのデータ変更内容を表示や音声で作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないか否かを問い合わせる。これに応じて、作業者は、データ変更内容を確認して、データ変更内容に問題がないか否かを操作入力することになる。尚、データ変更内容に問題がないか否かを自動で判断するようにしても良い。
この後、ステップ111に進み、作業者が「データ変更内容に問題がある」を選択したか否かを判定する。その結果、作業者が「データ変更内容に問題がある」を選択したと判定されれば、ステップ113に進み、生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替えて、次のステップ114で、NCプログラムの伝送処理を中止して本プログラムを終了する。
一方、前述したステップ112で、NCプログラムを部品実装機13へ伝送して生産を実行した場合(ステップ115)には、ステップ116に進み、不良基板(不良品)が発生したか否かを判定する。この際、生産途中の回路基板11上の電子部品の実装状態等を検査する外観検査装置15の検査結果や、部品実装ライン10から搬出された製品(電子部品実装基板)を検査する製品検査装置18の検査結果を利用して、不良基板が発生したか否かを自動で判定しても良いし、或は、不良基板が発生したときに、作業者が「不良基板の発生」を操作入力するようにしても良い。
このステップ116で、不良基板か発生していないと判定されれば、ステップ117に進み、生産実績フラグをオン(生産実績有り)に切り替え、次のステップ118で、伝送したNCプログラムのデータを複製してマスターデータとして記憶装置25に保存して本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ116で、不良基板が発生したと判定されれば、ステップ119に進み、生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替えて本プログラムを終了する。
尚、外観検査装置15や製品検査装置18の検査結果を利用して不良基板が発生したか否かを自動で判定する場合は、その判定結果に応じて生産実績フラグのオン/オフを自動的に切り替えるようにすれば良い。また、作業者が「不良基板の発生」を入力する場合は、「不良基板の発生」の入力の有無に応じて生産実績フラグのオン/オフを自動的に切り替えるようにすれば良い。勿論、生産実績フラグのオン/オフの切り替えを作業者が操作入力するようにしても良い。
以上説明した本実施例によれば、生産管理コンピュータ23からNCプログラムを部品実装機13へ伝送する前に当該NCプログラムの生産実績フラグを参照して当該NCプログラムの生産実績の有無を判定し、生産実績無しと判定した場合に作業者に告知して伝送の可否を問い合わせるようにしているため、生産実績の無いNCプログラムを作業者の意図に反して部品実装機13へ伝送することを未然に防止できる。
しかも、伝送前に生産実績有りと判定した場合にNCプログラムのデータをマスターデータと比較して、当該NCプログラムのデータ変更有りと判定した場合にそのデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機13へ伝送するようにしているため、NCプログラムのデータ変更により作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
また、本実施例では、生産実績フラグがオフ(生産実績無し)に切り替えられている場合であっても、過去に生産実績があってマスターデータが保存されている場合があることを考慮して、伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応するマスターデータが存在する場合に、当該NCプログラムのデータをマスターデータと比較してデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機13へ伝送するようにしたので、伝送前に生産実績無しと判定されたNCプログラムであっても、マスターデータが存在すれば、データ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してからNCプログラムを部品実装機13へ伝送することができ、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
また、本実施例では、データ変更内容に問題がある場合に生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替えるようにしたので、データ変更内容に問題があることが判明したNCプログラムが生産実績有りのNCプログラムとして部品実装機13に伝送されることを未然に防止でき、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
また、本実施例では、伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応するマスターデータが存在しない場合に、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを作業者に告知して当該NCプログラムを部品実装機13へ伝送するようにしたので、作業者が生産実績の無い新規のNCプログラムであることを知らずに生産が開始されることを防止できる。このため、生産実績の無い新規のNCプログラムで不良品が生産されれば、直ちに生産を停止することができ、新規のNCプログラムによる不良品の生産を最小限に抑えることができる。
また、本実施例では、不良品が生産された場合に生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替え、良品が生産された場合に生産実績フラグをオン(生産実績有り)に切り替え且つマスターデータを作成するようにしたので、良品が生産された場合にのみ、生産実績フラグをオン(生産実績有り)に切り替えてマスターデータを作成することができ、生産実績フラグやマスターデータの信頼性を向上できる。
前述したように、生産実績フラグは、自動的に切り替えるようにしても良いし、作業者の操作により切り替えるようにしても良いが、生産実績フラグを作業者の操作により切り替えるようにすれば、不良品の生産やデータ変更内容に問題があることを自動で検出できない場合でも、作業者が不良品の生産を発見した時やデータ変更内容に問題があると判断したときに生産実績フラグをオフ(生産実績無し)に切り替えることができ、作業者の意図しない不良品が生産されることを未然に防止できる。
尚、本発明を適用可能な部品実装ラインは、図1の構成に限定されず、複数台の部品実装機のみで構成しても良く、また、部品実装機の台数や実装関連機(部品実装機以外の装置)の種類、各装置の配列を適宜変更しても良い等、本発明は、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
10…部品実装ライン、11…回路基板、12…搬送ライン、13…部品実装機、14…半田印刷機、15…外観検査装置、16…リフロー装置、17…フィーダ、18…製品検査装置、23…生産管理コンピュータ(生産管理装置)、24…記憶装置(記憶手段)、25…表示装置、26…入力装置

Claims (7)

  1. 部品実装機で使用するNCプログラムのデータを編集する手段と、前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段とを備えた生産管理装置において、
    前記NCプログラムには、該NCプログラムを前記部品実装機へ伝送して生産を行った実績の有無を示す生産実績フラグが設けられ、
    前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する前に当該NCプログラムの生産実績フラグを参照して当該NCプログラムの生産実績の有無を判定し、生産実績無しと判定した場合に作業者に告知して伝送の可否を問い合わせる手段を備えていることを特徴とする生産管理装置。
  2. 前記生産実績フラグが生産実績有りに切り替えられているNCプログラムのデータを複製してマスターデータとして保存する手段と、
    伝送前に生産実績有りと判定した場合に前記NCプログラムのデータを前記マスターデータと比較して当該NCプログラムのデータ変更の有無を判定し、当該NCプログラムのデータ変更有りと判定した場合にそのデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してから前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の生産管理装置。
  3. 伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応する前記マスターデータが存在する場合に、当該NCプログラムのデータを前記マスターデータと比較してデータ変更内容を作業者に警告してそのデータ変更内容に問題がないことを確認してから前記NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の生産管理装置。
  4. 前記データ変更内容に問題がある場合に前記生産実績フラグを生産実績無しに切り替える手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の生産管理装置。
  5. 伝送前に生産実績無しと判定したNCプログラムに対応する前記マスターデータが存在しない場合に、生産実績の無い新規のNCプログラムであることを作業者に告知して当該NCプログラムを前記部品実装機へ伝送する手段を備えていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の生産管理装置。
  6. 不良品が生産された場合に前記生産実績フラグを生産実績無しに切り替え、良品が生産された場合に前記生産実績フラグを生産実績有りに切り替え且つ前記マスターデータを作成する手段を備えていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の生産管理装置。
  7. 前記生産実績フラグを作業者の操作により切り替える手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の生産管理装置。
JP2013037151A 2013-02-27 2013-02-27 生産管理装置 Active JP6052996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037151A JP6052996B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 生産管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013037151A JP6052996B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 生産管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014165440A JP2014165440A (ja) 2014-09-08
JP6052996B2 true JP6052996B2 (ja) 2016-12-27

Family

ID=51615757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013037151A Active JP6052996B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 生産管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6052996B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6557106B2 (ja) * 2015-09-28 2019-08-07 株式会社Fuji グローバル部品データ承認依頼システム
JP6857198B2 (ja) * 2017-02-13 2021-04-14 株式会社Fuji 部品データ修正システム及び部品データ修正方法
CN110268346B (zh) 2017-02-14 2022-09-20 株式会社富士 基板生产机及基板生产线
JP6896837B2 (ja) * 2017-02-27 2021-06-30 株式会社Fuji 荷重計測システム及び荷重の分析方法
JP7158890B2 (ja) * 2018-05-17 2022-10-24 ヤマハ発動機株式会社 部品実装システムの生産装置、部品実装装置および部品実装システムの検査方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3601839B2 (ja) * 1993-07-22 2004-12-15 松下電器産業株式会社 実装機データの管理方法および生成方法
JPH08249038A (ja) * 1995-03-14 1996-09-27 Toyoda Mach Works Ltd 数値制御工作機械の制御装置
JP4100240B2 (ja) * 2003-04-23 2008-06-11 松下電器産業株式会社 電子部品実装システムおよび電子部品実装方法
JP2011166097A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Fuji Mach Mfg Co Ltd Ncデータ伝送方法
JP5723121B2 (ja) * 2010-09-02 2015-05-27 富士機械製造株式会社 部品実装システム及びその制御装置並びに部品実装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014165440A (ja) 2014-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6052996B2 (ja) 生産管理装置
JP5594886B2 (ja) 部品実装ラインの管理装置
JP2014206513A (ja) 半田印刷検査装置
WO2018055754A1 (ja) 部品実装機の機外作業エリア監視システム
JP6286661B2 (ja) 部品実装システム
WO2016125262A1 (ja) 画像処理装置、実装処理システム、画像処理方法及びプログラム
JP2008243890A (ja) 電子部品装着方法及び電子部品装着装置
JP6333824B2 (ja) 基板作業機が用いるデータの処理装置とそれを有する基板作業システム
JP2012054463A (ja) 部品実装システム及びその制御装置並びに部品実装方法
WO2014068664A1 (ja) 部品実装ラインの生産監視システム
JP5980944B2 (ja) 部品実装ラインの生産監視システム及び生産監視方法
US11714404B2 (en) Board production management device and board production management method
JPWO2014049871A1 (ja) 情報表示システム
JP6375512B2 (ja) 部品実装ライン及び基板検査方法
JP6219579B2 (ja) 部品ライブラリデータ作成方法、電子部品装着装置の機種切り替え方法及び電子部品装着装置
JP6764943B2 (ja) 対基板作業システム
US11157344B2 (en) Failure information sharing system
JP6280639B2 (ja) 複数品種の工業製品を生産する生産システム
JP5077284B2 (ja) 電子部品実装装置およびデータダウンロード方法
JP6300814B2 (ja) 対基板作業システム
JP2010177449A (ja) 部品実装ラインの管理方法
JP5112015B2 (ja) 生産ラインにおける複数のデータ間の整合性を確認する方法および部品実装装置
JP2005252189A (ja) 基板異常検出システム
JP2018129458A (ja) 基板作業装置の表示制御システム
JPH08242092A (ja) 実装ラインにおけるライン監視方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160204

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6052996

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250