JPH08249038A - 数値制御工作機械の制御装置 - Google Patents

数値制御工作機械の制御装置

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JPH08249038A
JPH08249038A JP7054822A JP5482295A JPH08249038A JP H08249038 A JPH08249038 A JP H08249038A JP 7054822 A JP7054822 A JP 7054822A JP 5482295 A JP5482295 A JP 5482295A JP H08249038 A JPH08249038 A JP H08249038A
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JP
Japan
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data
time
date
machining
work
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Application number
JP7054822A
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English (en)
Inventor
Kimimasa Imamura
公正 今村
Kenji Ando
賢二 安藤
Taizo Suhara
泰三 須原
Yoshimi Nagahiro
義美 永弘
Koichi Sugiura
浩一 杉浦
Tatsuya Yamamoto
辰也 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】NCデータを更新した日時と、NCデータを使
用して加工を行った最新の日時を記憶させ、この更新日
時と使用日時を比較して更新日時のほうが新しい場合に
はデバッグフラグをセットするようにした。 【効果】NCデータを更新すると、確実に1個めのワー
クでデバッグフラグがセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NCデータに従って数
値制御工作機械にてワークの加工を行うようにした数値
制御工作機械の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、NCデータに従ってワークの加工
を行うようにした数値制御工作機械においては、NCデ
ータの動作を確認するために、初めて使用するNCデー
タについては作業者が数値制御工作機械の動作を監視す
るようにしている。このように初めて使用するNCデー
タの動作を確認するようにしたものの中には、特開昭5
0−20376号に記載されているように、複数の種類
のワークを順次、ローディングステーションに投入して
いくとき、NCデータによる工作機械の動作を確認した
いワークであれば、デバッグのためにオペレータコール
を設定しておくことにより、動作確認を行いたいワーク
の加工が開始されるときに数値制御工作機械が停止し、
作業者を呼び出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記機能を有する装置
においては、NCデータによる数値工作機械の動作を確
認するのに、作業者が上記の設定を行わなければならな
い。このため、作業者はワークがどのNCデータで加工
されるかを全て認識しておかなければならないことにな
り作業者の負担が大きく、複数の種類のワークを加工し
ているなかでは、作業者が加工が開始されるときに数値
制御工作機械が停止し、作業者を呼び出すための設定を
忘れてしまう恐れがあった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、その目的とするところは、更新を行ったN
Cデータで初めてワークを加工する場合に、その旨を機
械が認識することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明の構成は、NCデータの更新を行った
ときの時系列データを保持する更新日時保持手段と、前
記NCデータを使用してワークの加工を行った最新の時
系列データを保持する加工日時保持手段と、前記更新日
時保持手段に保持された時系列データと加工日時保持手
段に保持された時系列データを比較して加工日時保持手
段に保持された時系列データが前記更新日時保持手段に
保持された時系列データより古い場合には加工を開始す
る際にデバッグ信号を発信するデバッグ信号発信手段を
備えたものである。
【0006】また、請求項2の発明の構成は、複数のワ
ークの加工順序を決定する加工順序決定手段と、前記N
Cデータの更新を行ったときの時系列データを保持する
更新日時保持手段と、前記NCデータを使用してワーク
の加工を行った最新の時系列データを保持する加工日時
保持手段と、前記加工順序決定手段にて加工順序を決定
するときに前記更新日時保持手段に保持された時系列デ
ータと加工日時保持手段に保持された時系列データを比
較して加工日時保持手段に保持された時系列データが前
記更新日時保持手段に保持された時系列データより古い
場合にデバッグ信号を発信するためのデバッグフラグを
前記加工順序に設定するデバッグフラグ設定手段を備え
たものである。
【0007】
【作用】上記の請求項1の構成によれば、NCデータの
更新が行われると更新日時保持手段が、NCデータが更
新された時の時系列データを保持する。また、加工日時
保持手段は前記NCデータを使用してワークの加工を行
った最新の時系列データを保持する。
【0008】そして、デバッグ設定手段は更新日時保持
手段に保持された時系列データと加工日時保持手段に保
持された時系列データを比較し、加工日時保持手段に保
持された時系列データが更新日時保持手段に保持された
時系列データより古い場合には、加工を開始する際にデ
バッグ信号を発信する。一方、請求項2の構成によれ
ば、NCデータの更新が行われると更新日時保持手段
が、NCデータの更新された時の時系列データを保持す
る。
【0009】また、加工日時保持手段は前記NCデータ
を使用してワークの加工を行った最新の時系列データを
保持する。そして、加工順序決定手段によってワークの
加工順序が決定されるときにデバッグフラグ設定手段は
更新日時保持手段に保持された時系列データと加工日時
保持手段に保持された時系列データを比較して加工日時
保持手段に保持された時系列データが更新日時保持手段
に保持された時系列データより古い場合にデバッグフラ
グを加工順序に設定する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の数値制御工作機械群の制御
装置の一実施例について図を参照して説明する。図1
に、搬送台車11によってワークを搬送する搬送ライン
10が示されている。この搬送ライン10に沿って工作
機械MA1、MA2、MA3(以後、総称して工作機械
MAという)、ローディングステーションLS及びバッ
ファーステーションBSがそれぞれ配置されている。搬
送台車11にはワークに付与されたワークNo.を読み
取るワーク検測装置12が設けられている。また、各工
作機械MA1、MA2、MA3には、ワーク搬入搬出装
置PC1、PC2、PC3が設けられ、これらワーク搬
入搬出装置PC1、PC2、PC3を介して工作機械M
A1、MA2、MA3が搬送台車11との間でワークの
搬送が行われるようになっている。
【0011】また、工作機械MAには、加工動作を再開
するときに押される起動スイッチ15と作業者を呼ぶと
きに点灯されるオペレータコール16とが設けられてい
る。バッファーステーションBSは搬送ライン10に沿
って仕切られており、それぞれに棚No.が付与されて
いる。そしてこの棚No.は、前記ワークのワークN
o.と1対1で対応している。
【0012】この工作機械MAにはそれらに対応して数
値制御装置NC1,NC2,NC3(以後、総称して数
値制御装置NCという)が設けられ、この数値制御装置
NAにはDNC装置21が接続されている。このDNC
装置21には、生産管理装置22と搬送ライン10に接
続された搬送管理装置23が接続されている。
【0013】次に、本実施例の制御方式の構成について
図2にて説明する。20はネットワークラインであっ
て、このネットワークライン20には、数値制御装置N
CとDNC装置21と生産管理装置22と搬送管理装置
23が接続されている。このDNC装置21はDNCコ
ンピュータ24と外部記憶装置25にて構成され、生産
管理装置22は生産管理コンピュータ26と外部記憶装
置27にて構成され、搬送管理装置23は搬送管理コン
ピュータ28と外部記憶装置29にて構成されている。
【0014】DNC装置21の外部記憶装置25にはN
Cデータと図3に示すように各ワークとNCデータの関
係を示すNC管理データとが記憶され、DNCコンピュ
ータ24は、このNCデータを数値制御装置NCに転送
するものである。また、生産管理装置22の外部記憶装
置27には図4に示すように各ワークの生産計画データ
が記憶され、生産管理コンピュータ26が、この生産計
画データに基づいてローディングステーションLSに投
入するワークの投入順序データを図5のように作成し、
搬送管理コンピュータ28に接続された外部記憶装置2
9に記憶させる。
【0015】搬送管理コンピュータ28は、この外部記
憶装置29に記憶された投入順序データに沿ってローデ
ィングステーションLSに設置された後述する操作盤3
0の表示装置31に次投入ワークを表示させる。また、
搬送管理コンピュータ28は投入順序データに従って投
入されたワークの加工状況を管理するとともに、バッフ
ァーステーションBSと搬送台車11の制御を行ってい
る。
【0016】搬送管理装置23には操作盤30が接続さ
れ、操作盤30は、図6に示すように表示装置31と、
ワークの取り付けが完了した際に押される完了スイッチ
32およびオペレータコール指示スイッチ33とから構
成されている。前述の外部記憶装置27に保持される生
産計画データは、図4に示すように、ワークの種類の区
別をする「No.」の欄と、「ワーク品番」の欄と、加
工を計画している計画個数を示す「計画数」の欄とから
なる。そして、加工を行う作業者のスケジュールの作成
単位、例えば日単位にスケジュールを作成するならば毎
日、また週単位ならば毎週、加工を行うワークの加工の
順位及び加工個数を図略のキーボードより設定すること
により投入順序データが作成される。
【0017】前述の搬送管理装置23の外部記憶装置2
9に保持されている投入順序データは、図5に示すよう
にワーク毎に、「ロットNo.」の欄と、「ワーク品
番」の欄と、ワークの種類毎の個数と、ワークをNCデ
ータで加工する際にどのように処理するかが指示されて
いる「デバッグ」の欄とからなる。なお、この「デバッ
グ」の欄に「1」が設定されていると本実施例の装置
は、ワークが工作機械MA内に搬入された時に停止し、
オペレータコール16を点灯して作業者の呼び出しを行
う。また、前述のオペレータコール指示スイッチ33
は、このデバッグの欄に「1」を作業者が手動で設定す
るためのものである。
【0018】他方、前述の外部記憶装置25に保持され
ているNC管理データは図3に示すようにワークの「加
工品番」の欄とNCデータの更新を行ったときに書き込
まれる「作成日」(本発明の更新日時に当たる)の欄
と、NCデータを数値制御装置NCに転送を行い、ワー
クの加工を行った日付を書き込む「転送日」(本発明の
加工日時に当たる)の欄とからなる。
【0019】次に、上記DNCコンピュータ24と生産
管理コンピュータ26と搬送管理コンピュータ28およ
び数値制御装置NCによる処理動作を図7及び図11の
フローチャートに基づき詳細に説明する。図7のフロー
チャートはDNCコンピュータ24の通常の動作を示
し、ステップ100にて工作機械MAよりNCデータの
転送要求があると、ステップ102にてNCデータの転
送を行うとともに、ステップ104にて転送したNCデ
ータの転送日の書き換えを行う。
【0020】また、DNCコンピュータ24はキーボー
ドからデータの入力がされたときには図7のフローチャ
ートの動作を一時中断し、図8に示すフローチャートを
起動させ、ステップ150にてNCデータの更新か否か
を判定し、NCデータの更新でないならば、そのまま処
理を終了し、NCデータの更新であればステップ152
に移行して該当のNC管理データの「作成日」の欄の日
付けを更新する。
【0021】図9のフローチャートは生産管理コンピュ
ータ26の動作を示しており、加工を開始する1日単位
や1週間単位の加工計画を作成するもので、本実施例で
は1日単位の加工計画を作成するものとする。まず、ス
テップ200およびステップ202において図4に示す
生産計画データの「計画数」の欄に1日に加工する計画
個数を作業者が入力する。そしてステップ202におい
て全データが入力されたと判定されると、ステップ20
4に移行する。
【0022】ステップ204からステップ218は図5
に示す投入順序データを作成するもので、ステップ20
4において投入順序データに書き込まれていない未投入
ワークがあるか否かを判定する。未投入ワークがない場
合には投入順序データの作成が完了したとして処理を終
了し、未投入ワークがある場合には、ステップ206に
進む。
【0023】ステップ206に進むと、次投入ワークを
決定する。この次投入ワークの決定方法は生産計画デー
タの計画個数の多いものから順に行われたり、別途優先
順位を取り決めたり種々の方法によって行われるが、そ
の詳細については省略する。ステップ206にて次投入
ワークが決定されるとステップ208に移行し、次投入
ワークのNCデータの作成日と転送日をDNCコンピュ
ータ24に要求し、ステップ210にて作成日と転送日
が入力されるまで待機する。これによってDNCコンピ
ュータ24は、この要求に応答して外部記憶装置25に
記憶されたNC管理データの中から該当するワークの作
成日と転送日を生産管理コンピュータ26に入力する。
【0024】次投入ワークのNCデータの作成日と転送
日が入力されると、処理はステップ212に移行し、こ
のステップ212において作成日より転送日が古いか否
か判定される。転送日のほうが新しい場合は、過去にそ
のNCデータを使用してワークの加工が行われたことに
なるので、ステップ216に移行して投入順序データの
デバッグフラグにオペレータコールを行わない「0」を
セットして搬送管理コンピュータ28の外部記憶装置2
9に記憶する。
【0025】一方、転送日が作成日より古い場合はステ
ップ214に進み、既に同一のワークが投入されていな
いかを判定する。同一ワークが投入されてなければ、そ
のNCデータで加工を行う初めてのワークなので、ステ
ップ218に進み、投入順序データのデバッグフラグに
オペレータコールを行う「1」をセットして搬送管理コ
ンピュータ28の外部記憶装置29に記憶する。また、
同一のワークが投入されている場合はステップ216に
進む。
【0026】このように生産管理データから図5に示す
投入順序データが作成され、この投入順序データが作成
されると、搬送管理コンピュータ28は投入順序データ
に従って図10に示すフローチャートの処理を実行す
る。このフローチャートにおいて、ステップ300では
投入順序データに記録されたワークの全ての加工が完了
したか否かが判定され、全てのワークの加工が完了した
ならば、処理を終了する。
【0027】まだ、処理が終了していないならば、ステ
ップ302に進み、工作機械MAに投入されたワークの
加工が完了して工作機械MAからワークの加工完了信号
が出力されていないかを判定する。ワークの加工完了信
号が出力されていれば、ステップ304に進み、ワーク
の加工完了信号が出力されていなければ、ステップ30
6に進んで、投入順序データから次に投入するワークを
検索する。
【0028】また、ステップ304では工作機械MAに
おいて、加工が完了したワークをローディングステーシ
ョンLSに搬送した後、ステップ306に進む。ステッ
プ306にて投入順序データから次に投入するワークを
検索すると、ステップ308に移行し、投入順序データ
から次に投入するワークがあるか否かが判定される。次
投入ワークがあればステップ310に進み、次に投入す
るワークのデータを表示装置31に表示し、ステップ3
12にてローディングステーションにてワークの取付け
が完了し、完了スイッチ32が押されるまで待機する。
ここで、完了スイッチ32が押されると、ステップ31
4に進む。
【0029】前記ステップ308にて投入順序データか
ら次に投入するワークがない場合にはステップ314に
進んでバッファーステーションBSに加工待ちのワーク
があるか否かを判定する。ここで、加工待ちのワークが
ある場合には、ステップ316で投入ワークがあったか
否かが判定され、ステップ312においてローディング
ステーションLSで投入ワークの取付けが完了して完了
スイッチ32が押された場合には投入ワークがあったと
してステップ318にて投入ワークをバッファーステー
ションBSに搬送した後、ステップ320に移行する。
【0030】ステップ320に移行すると、工作機械M
Aが空いているか否かが判定され、工作機械MAが空い
ていないのであればステップ302に戻り、工作機械M
Aが空いていれば投入順序データに基づいて先に投入さ
れたワーク、すなわちバッファーステーションBSにあ
る待ちワークもしくは、ステップ312においてローデ
ィングステーションLSに取り付けられた投入ワークの
いずれかがステップ322で工作機械MAに搬送され、
ワークが搬送されることが工作機械MAに知らせられ
る。
【0031】ステップ322で工作機械MAにワークが
搬送されると、ステップ324に移行して工作機械MA
からNCデータの要求がDNCコンピュータ24に出さ
れるまで待機し、NCデータが要求された時点でステッ
プ326に進む。ステップ326に進むとデバッグフラ
グを判定し、デバッグフラグが「1」であればステップ
328に工作機械MAに対してデバッグ指示を出力し、
デバッグフラグが「0」であれば、ステップ302に戻
る。
【0032】これによって、搬送管理コンピュータ28
は工作機械MAに対してワークを搬送するともに、工作
機械MAに搬送するときにデバッグ指示を出力する。一
方、数値制御装置NCは図11のフローチャートにて制
御され、ステップ400にて全ワークの加工が完了した
か否かが判定され、全ワークの加工が完了していれば、
処理を終了し、全ワークの加工が完了していなければス
テップ402に進む。
【0033】ステップ402に進むと搬送管理コンピュ
ータ28からワーク搬入信号が入力されるまで待機し、
ワーク搬入信号が入力されると、ステップ404に進
む。ステップ404に進むと、ワーク搬入信号の入力さ
れたワークのNCデータをDNCコンピュータ24に要
求し、DNCコンピュータ24からNCデータが入力さ
れるまで、ステップ406にて待機する。
【0034】ステップ406にてNCデータが転送され
ると、ステップ408に移行して搬送管理コンピュータ
28からデバッグ指示があったか否かが判定される。こ
のデバッグ指示があった場合には、ステップ410に移
行してオペレータコール16を点灯し、ステップ412
で作業者が起動スイッチ15を押すまで加工を停止す
る。
【0035】また、ステップ408にてデバッグ指示が
なかった場合には、ステップ414に進んで直ちにNC
データに従って加工を開始し、ステップ416にて加工
が完了した時点で加工完了信号を搬送管理コンピュータ
28に出力する。以上のような図7から図11のフロー
チャートを実行することにより、生産管理コンピュータ
26は入力された各ワーク毎の計画個数に基づいて投入
順序データを作成し、外部記憶装置29に記憶する。こ
のとき生産管理コンピュータ26は外部記憶装置25に
記憶されているNC管理データの作成日と転送日を参照
してデバッグフラグを設定する。
【0036】搬送管理コンピュータ28は、その外部記
憶装置29に記憶された投入順序データに基づいて操作
盤30の表示装置31に次に投入するワークを表示し、
作業者は、この表示装置31に指示されたワークをロー
ディングステーションLSに投入して完了スイッチ32
を押す。なお、表示装置31に表示された投入するワー
クのデバッグ欄の更新を行いたい場合にはオペレータ指
示スイッチ33を押して投入順序データのデバッグフラ
グを「1」に更新することもできる。
【0037】ワークは、完了スイッチ32が押されたこ
とによって工作機械MA1、MA2、MA3に搬送され
る このとき、搬送管理コンピュータ28は投入したワ
ークが搬送された工作機械MA1,MA2,MA3にワ
ーク品番等とともにデバッグフラグを通知し、数値制御
装置NCはデバッグフラグが「1」であれば、オペレー
タコールを出力して待機し、デバッグフラグが「0」で
あれば外部記憶装置25に記憶されたNCデータに基づ
いて加工を開始する。
【0038】また、DNCコンピュータ24はNCデー
タが入力されると作成日を更新し、NCデータを数値制
御装置NCに転送したときには転送日を更新する。この
ようにすることにより、NCデータが更新された時と、
NCデータが最後に使用された時を記憶しておき、投入
順序データを作成する際に、この2つの時系列データか
ら加工を開始するときに作業者を呼ぶか呼ばないかを自
動的に判定し、作業者を呼ぶ場合には工作機械MAを一
時停止し、オペレータコール16を点灯させることがで
きる。
【0039】また、上記実施例では、生産管理コンピュ
ータ26が投入順序データを作成する際にデバッグフラ
グを設定していたが、このデバッグフラグの設定をNC
データを数値制御装置NCに転送するときに、DNCコ
ンピュータ24もしくは搬送管理コンピュータ28にて
行うようにしてもよい。このようにNCデータで加工す
る直前に判定すれば、投入順序データ作成後にNCデー
タの更新を行っても、オペレータコール16を点灯する
ことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ており、NCデータの更新を行ったときの時系列的なデ
ータと、この更新を行ったNCデータを使用して加工が
行われたときの時系列的なデータを保持し、この2つの
時系列的なデータを比較してデバッグが必要であるか否
かを自動的に設定するようにしたので、作業者の判断に
頼ることなく、確実にNCデータのデバッグが必要なこ
とを認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る数値制御工作機械群の
全体構成図である。
【図2】実施例におけるコンピュータラインのブロック
図である。
【図3】NC管理データを示す図である。
【図4】生産管理データを示す図である。
【図5】投入順序データを示す図である。
【図6】操作盤の外観図である。
【図7】DNCコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】DNCコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図9】生産管理コンピュータの動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】搬送管理コンピュータの動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】数値制御装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 搬送ライン 11 搬送台車 20 ネットワークライン 21 DNC装置 22 生産管理装置 23 搬送管理装置 30 操作盤 LS ローディングステーション BS バッファーステーション MA1、MA2、MA3 工作機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/4155 G05B 19/403 X (72)発明者 須原 泰三 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 永弘 義美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 杉浦 浩一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 山本 辰也 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械と、ワークを加工する
    ためのNCデータを保持したコンピュータとを備え、前
    記NCデータに従って前記数値制御工作機械にてワーク
    の加工を行うようにした数値制御工作機械の制御装置に
    おいて、 前記NCデータの更新を行ったときの時系列データを保
    持する更新日時保持手段と、前記NCデータを使用して
    ワークの加工を行った最新の時系列データを保持する加
    工日時保持手段と、前記更新日時保持手段に保持された
    時系列データと加工日時保持手段に保持された時系列デ
    ータを比較して加工日時保持手段に保持された時系列デ
    ータが前記更新日時保持手段に保持された時系列データ
    より古い場合には加工を開始する際にデバッグ信号の発
    信を行うデバッグ信号発信手段を備えたことを特徴とす
    る数値制御工作機械の制御装置。
  2. 【請求項2】 数値制御工作機械と、複数種類のワーク
    を加工するための複数のNCデータを保持したコンピュ
    ータとを備え、前記NCデータに従って前記数値制御工
    作機械にてワークの加工を行うようにした数値制御工作
    機械の制御装置において、 前記複数のワークの加工順序を決定する加工順序決定手
    段と、前記NCデータの更新を行ったときの時系列デー
    タを保持する更新日時保持手段と、前記NCデータを使
    用してワークの加工を行った最新の時系列データを保持
    する加工日時保持手段と、前記加工順序決定手段にて加
    工順序を決定するときに前記更新日時保持手段に保持さ
    れた時系列データと加工日時保持手段に保持された時系
    列データを比較して加工日時保持手段に保持された時系
    列データが前記更新日時保持手段に保持された時系列デ
    ータより古い場合にデバッグ信号を発信するためのデバ
    ッグフラグを前記加工順序に設定するデバッグフラグ設
    定手段を備えたことを特徴とする数値制御工作機械の制
    御装置。
JP7054822A 1995-03-14 1995-03-14 数値制御工作機械の制御装置 Pending JPH08249038A (ja)

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JP (1) JPH08249038A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011166097A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Fuji Mach Mfg Co Ltd Ncデータ伝送方法
JP2014165440A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Fuji Mach Mfg Co Ltd 生産管理装置
JP2019079162A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 ファナック株式会社 数値制御装置
WO2022224388A1 (ja) * 2021-04-21 2022-10-27 ファナック株式会社 数値制御装置及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体

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