JP6557106B2 - グローバル部品データ承認依頼システム - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装システム(部品実装ライン)を担当する作業者が作成又は修正した部品データを、他の部品実装システムでも共通して使用できる標準的な部品データとして承認して登録するように管理者側に依頼するグローバル部品データ承認依頼システムに関する発明である。
一般に、部品実装基板を生産する部品実装システム(部品実装ライン)は、回路基板の搬送経路に沿って複数台の部品実装機、半田印刷機、リフロー炉、検査機等を配列して構成され、各部品実装機において、部品供給装置から供給される部品を吸着ノズルで吸着して回路基板に実装して部品実装基板を生産するようにしている。この際、部品データを使用して、部品の吸着位置(部品中心位置等)を決めて吸着ノズルで部品を吸着すると共に、吸着ノズルに吸着した部品をカメラで撮像して、その画像データを部品データと比較して部品の種類を判別したり、部品の吸着姿勢の良否等を判定するようにしている。この場合、部品データは、部品形状の特徴を示すデータであり、例えば、部品のボディ寸法、リード付き部品の特徴データ(リードの位置、リード本数、リード幅、リード長、リードピッチ等)又はバンプ付き部品の特徴データ(バンプの位置、バンプ数、バンプ径、バンプピッチ等)が含まれる。
複数の部品実装システムで共通して使用する標準的な部品データ(グローバル部品データ)は、各部品実装システムの作業者用コンピュータとネットワークで接続された管理者用コンピュータ(サーバ)のデータベースに登録されているため、各部品実装システムを担当する作業者は、生産ジョブ(生産プログラム)を作成する際に、管理者用コンピュータのデータベースに登録されている標準的な部品データを使用するようにしている。
しかし、実際には、同一品種の部品でも、製造会社やロットが異なると、部品のボディ寸法等が微妙に異なるため、使用する部品によっては標準的な部品データが適合しない場合があり、そのために作業者が独自に部品データを作成又は修正する場合がある。作業者が独自に作成又は修正した部品データを使用して良好な生産実績が得られれば、その部品データを他の部品実装システムでも使用可能とすることが望ましいため、作業者は、作成又は修正した部品データを標準的な部品データとして承認して登録するように管理者に電子メール等で依頼するようにしている。
しかし、実際には、作業者は、管理者への承認依頼をためらったり、面倒に思って承認依頼を行わないことがあるため、いずれかの部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した良好な部品データを、他の部品実装システムでは使用できず、各部品実装システムの担当作業者が同じ部品の部品データを何度も作成又は修正し直してしまうことがあった。
そこで、特許文献1(国際公開WO2014/102911号公報)に記載されているように、各部品実装システムの担当作業者が部品データを作成(変更)したときに、管理者側のコンピュータへ承認依頼を自動的に送信することが提案されている。
国際公開WO2014/102911号公報
ところで、各部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した部品データは、玉石混交であり、常に良好な生産実績を得られるとは限らず、標準的な部品データとして承認されないことが明らかなものもある。
しかし、上記特許文献1では、各部品実装システムの担当作業者が部品データを作成する毎に、管理者側へ承認依頼するため、各部品実装システムの担当作業者が作成した全ての部品データについて、管理者が標準的な部品データとして承認して登録するか否かを判断しなければならず、管理者の仕事が増えるという欠点があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、各部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した部品データの承認依頼に関する作業者側及び管理者側の双方の労力を軽減することができるグローバル部品データ承認依頼システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、部品データを使用して部品実装基板を生産する部品実装システムを担当する作業者が前記部品データを作成又は修正する機能を搭載した作業者用コンピュータと、複数の部品実装システムの各々に設けられた複数の前記作業者用コンピュータとネットワークで接続された管理者用コンピュータとを備え、前記管理者用コンピュータは、前記複数の部品実装システムで共通して使用できる標準的な部品データ(グローバル部品データ)をデータベースに登録し、前記作業者用コンピュータは、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計する手段と、集計した生産実績データが所定の条件(良好な生産実績をあげるための条件)を満たしているか否かを判定する手段と、生産実績データが所定の条件を満たしていると判定した部品データを前記標準的な部品データとして承認して登録するように依頼する承認依頼を前記管理者用コンピュータへ送信する手段とを含むことを特徴とするものである。
要するに、本発明では、作業者用コンピュータは、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計し、集計した生産実績データが所定の条件を満たしている部品データについて承認依頼を管理者用コンピュータへ送信するようにしたので、各部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した部品データのうち、良好な生産実績が得られた部品データについてのみ承認依頼を管理者用コンピュータへ送信することが可能となる。これにより、各部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した部品データの承認依頼に関する作業者側及び管理者側の双方の労力を軽減することができる。
具体的には、請求項2のように、作業者用コンピュータは、生産実績データとして、部品吸着の良否に関するデータ、部品実装精度に関するデータ、生産した部品実装基板の不良発生率に関するデータ、画像処理エラーの発生頻度に関するデータ、エラー停止の発生頻度に関するデータのうちの少なくとも1つを集計するようにすれば良い。良好な生産実績が得られない部品データを使用すると、その部品の吸着不良の発生頻度が増加して部品吸着率が低下したり、部品実装精度が低下して、生産した部品実装基板の不良発生率が増加したり、吸着ノズルに吸着した部品をカメラで撮像して画像処理する際の画像処理エラーの発生頻度が増加したり、部品実装機のエラー停止の発生頻度が増加する傾向がある。従って、これらのデータのうちの少なくとも1つを生産実績データとして集計すれば、各部品実装システムの担当作業者が作成又は修正した部品データの中から、良好な生産実績が得られた部品データを作業者用コンピュータで自動的に選別して承認依頼を管理者用コンピュータへ送信することができる。
また、請求項3のように、管理者用コンピュータは、承認依頼を受信したときにそれを管理者に通知する手段を含むようにすると良い。管理者への通知は、例えば、管理者用コンピュータの表示装置や管理者の携帯情報端末に「承認依頼」を表示したり、音声で管理者に「承認依頼」を知らせるようにすれば良い。このようにすれば、承認依頼があったことを管理者に確実に知らせることができる。
また、請求項4のように、管理者用コンピュータは、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するときにそれを各部品実装システムの担当作業者に通知する手段を含むようにしても良い。各部品実装システムの担当作業者への通知は、例えば、各部品実装システムの作業者用コンピュータの表示装置や作業者の携帯情報端末に「標準的な部品データの新規登録又は更新」を表示したり、音声で作業者に「標準的な部品データの新規登録又は更新」を知らせるようにすれば良い。このようにすれば、新たに標準的な部品データが登録されたときに、その標準的な部品データが使用可能になったことを各部品実装システムの担当作業者に確実に知らせることができる。これにより、各部品実装システムの担当作業者が標準的な部品データの新たな登録を知らずに同じ部品の部品データを無駄に作成又は修正し直してしまうこと防止できる。
本発明は、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かの最終的な判断を管理者自身が行うようにしても良いが、承認依頼された部品データは、良好な生産実績が得られた部品データであるため、特別な事情がない限り、そのまま標準的な部品データとして承認・登録しても差し支えないものと思われる。
この点を考慮して、請求項5のように、管理者用コンピュータは、承認依頼を受信したときに当該承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを自動判定する自動承認手段を含むようにしても良い。このようにすれば、管理者は、承認・登録に関する作業を全く行う必要がなくなり、管理者の仕事を大幅に軽減することができる。
この場合、請求項6のように、管理者用コンピュータは、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを管理者が判断する管理者承認手段と前記自動承認手段とを管理者が切り替える手段を含むようにしても良い。このようにすれば、管理者承認手段と自動承認手段とのいずれを使用するかを管理者の自由意思で選択することができる。
図1は本発明の実施例1のグローバル部品データ承認依頼システム全体の構成を示すブロック図である。 図2は実施例1のグローバル部品データ承認依頼プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図3は実施例1のグローバル部品データ登録プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図4は実施例2のグローバル部品データ登録プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 図5は実施例3のグローバル部品データ登録プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した3つの実施例1〜3を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図3に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてグローバル部品データ承認依頼システム全体の構成を説明する。
部品実装基板を生産する複数の部品実装システム11(部品実装ライン)は、それぞれ回路基板の搬送経路に沿って複数台の部品実装機12、半田印刷機、リフロー炉、検査機等を配列して構成され、各部品実装機12において、部品供給装置から供給される部品を吸着ノズルで吸着して回路基板に実装して部品実装基板を生産するようにしている。図示はしないが、各部品実装機12は、部品データを使用して、部品の吸着位置(部品中心位置等)を決めて吸着ノズルで部品を吸着すると共に、吸着ノズルに吸着した部品をカメラで撮像して、その画像データを部品データと比較して部品の種類を判別したり、部品の吸着姿勢の良否等を判定するようにしている。この場合、部品データは、部品形状の特徴を示すデータであり、例えば、部品のボディ寸法、リード付き部品の特徴データ(リードの位置、リード本数、リード幅、リード長、リードピッチ等)又はバンプ付き部品の特徴データ(バンプの位置、バンプ数、バンプ径、バンプピッチ等)が含まれる。
各部品実装システム11には、それぞれ部品データを作成又は修正する機能と、生産ジョブ(生産プログラム)を作成する機能等を搭載した作業者用コンピュータ15が設けられている。この作業者用コンピュータ15は、部品実装システム11の生産を管理する生産管理コンピュータが兼ねるようにしても良いし、生産管理コンピュータとは別のパーソナルコンピュータ又は携帯情報端末(タブレットコンピュータ等)を用いても良い。
複数の部品実装システム11の作業者用コンピュータ15は、管理者用コンピュータ16とネットワーク20で接続されている。管理者用コンピュータ16には、複数の部品実装システム11で共通して使用できる標準的な部品データ(グローバル部品データ)を書き換え可能に登録したデータベースを構築する記憶装置17と、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置18と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置19等が接続されている。
各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15は、図2のグローバル部品データ承認依頼プログラムを実行することで、各部品実装システム11の担当作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計する手段と、集計した生産実績データが所定の条件(良好な生産実績をあげるための条件)を満たしているか否かを判定する手段と、生産実績データが所定の条件を満たしていると判定した部品データを標準的な部品データとして承認して登録するように依頼する承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信する手段として機能する。
ここで、生産実績データとしては、部品データを作成した部品に関する部品吸着の良否に関するデータ、部品実装精度に関するデータ、生産した部品実装基板の不良発生率に関するデータ、画像処理エラーの発生頻度に関するデータ、部品実装機のエラー停止の発生頻度に関するデータのうちの少なくとも1つを用いれば良い。良好な生産実績が得られない部品データを使用すると、その部品の吸着不良の発生頻度が増加して部品吸着率が低下したり、部品実装精度が低下して、生産した部品実装基板の不良発生率が増加したり、吸着ノズルに吸着した部品をカメラで撮像して画像処理する際の画像処理エラーの発生頻度が増加したり、部品実装機のエラー停止の発生頻度が増加する傾向がある。従って、部品吸着の良否に関するデータ、部品実装精度に関するデータ、生産した部品実装基板の不良発生率に関するデータ、画像処理エラーの発生頻度に関するデータ、エラー停止の発生頻度に関するデータのうちの少なくとも1つを生産実績データとして集計すれば、各部品実装システム11の担当作業者が作成又は修正した部品データの中から、良好な生産実績が得られた部品データを簡単に且つ精度良く選別することができる。
この場合、部品吸着の良否に関するデータとしては、部品データを作成した部品毎に、例えば、部品吸着成功回数、部品吸着失敗回数、部品吸着姿勢の異常発生回数等をカウントして、部品吸着成功率、部品吸着失敗率、部品吸着姿勢の異常発生率等を算出して求めたデータを用いれば良い。部品実装精度に関するデータとしては、部品データを作成した部品毎に、例えば、外観検査機で計測される部品の実装位置のずれ量等を用いれば良い。生産した部品実装基板の不良発生率に関するデータは、例えば、製品検査工程で検出される部品実装基板の不良の発生回数をカウントして部品実装基板の不良発生率を算出して求めたデータを用いれば良い。画像処理エラーの発生頻度に関するデータとしては、部品データを作成した部品毎に、画像処理エラーの発生回数をカウントして画像処理エラーの発生頻度を算出して求めたデータを用いれば良い。部品実装機のエラー停止の発生頻度に関するデータとしては、例えば、エラー停止の発生回数をカウントしてエラー停止の発生頻度を算出して求めたデータを用いれば良い。
以上説明した本実施例1のグローバル部品データ承認依頼の処理は、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15が図2のグローバル部品データ承認依頼プログラムに従って実行する。更に、管理者用コンピュータ16は、図3のグローバル部品データ登録プログラムを実行することで、作業者用コンピュータ15から送信されてくる承認依頼を受信したときに、それを管理者に通知すると共に、管理者から承認の入力があったときに承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認してデータベースに登録する。以下、各プログラムの処理内容を説明する。
[グローバル部品データ承認依頼プログラム]
図2のグローバル部品データ承認依頼プログラムは、各部品実装システム11の稼働中(生産中)に作業者用コンピュータ15によって所定周期で繰り返し実行される。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、各部品実装システム11の担当作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計する。この後、ステップ102に進み、集計した生産実績データが所定の条件(良好な生産実績をあげるための条件)を満たしているか否かを判定し、所定の条件を満たした生産実績データの部品データが存在するか否かを判定する。このステップ102で、所定の条件を満たした生産実績データの部品データが存在しないと判定すれば、承認依頼する部品データが存在しないと判断して、そのまま本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ102で、所定の条件を満たした生産実績データの部品データが存在すると判定すれば、承認依頼する部品データが存在すると判断して、ステップ103に進み、当該部品データを標準的な部品データとして承認して登録するように依頼する承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信して本プログラムを終了する。
[グローバル部品データ登録プログラム]
図3のグローバル部品データ登録プログラムは、各部品実装システム11の稼働中(生産中)に管理者用コンピュータ16によって所定周期で繰り返し実行される。本プログラムが起動されると、まず、ステップ201で、いずれかの部品実装システム11の作業者用コンピュータ15から送信されてくる承認依頼を受信したか否かを判定し、承認依頼を受信していないと判定すれば、以降の処理を行うことなく、本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ201で、承認依頼を受信したと判定すれば、ステップ202に進み、管理者に承認依頼があったことを通知する。管理者への通知は、例えば、管理者用コンピュータ16の表示装置19や管理者の携帯情報端末に「承認依頼」を表示したり、音声で管理者に「承認依頼」を知らせるようにすれば良い。このようにすれば、承認依頼があったことを管理者に確実に知らせることができる。管理者は、承認依頼の通知があったときに、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして登録することを承認するか否かを判断し、管理者用コンピュータ16の入力装置18又は携帯情報端末を操作して、「承認」又は「不承認」を入力する。
その後、ステップ203に進み、所定時間内に管理者が承認したか否かを判定し、所定時間内に管理者が承認しなかった場合(所定時間内に管理者が承認の入力をしなかった場合又は不承認の入力をした場合)には、ステップ204に進み、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認・登録することなく、本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ203で、所定時間内に管理者が承認したと判定すれば、ステップ205に進み、承認依頼された部品データを標準的な部品データとしてデータベースに登録する。この際、同じ部品の標準的な部品データが既に登録されていれば、更新登録する(書き替える)。この後、ステップ206に進み、各部品実装システム11の担当作業者に標準的な部品データの登録があったことを通知して、本プログラムを終了する。各部品実装システム11の担当作業者への通知は、例えば、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15の表示装置や作業者の携帯情報端末に「標準的な部品データの新規登録又は更新」を表示したり、音声で作業者に「標準的な部品データの新規登録又は更新」を知らせるようにすれば良い。このようにすれば、新たに標準的な部品データが登録されたときに、その標準的な部品データが使用可能になったことを各部品実装システム11の担当作業者に確実に知らせることができる。これにより、各部品実装システム11の担当作業者が標準的な部品データの新たな登録を知らずに同じ部品の部品データを無駄に作成又は修正し直してしまうこと防止できる。
以上説明した本実施例1によれば、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15は、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計し、集計した生産実績データが所定の条件を満たしている部品データについて承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信するようにしたので、各部品実装システム11の担当作業者が作成又は修正した部品データのうち、良好な生産実績が得られた部品データについてのみ承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信することが可能となる。これにより、各部品実装システム11の担当作業者が作成又は修正した部品データの承認依頼に関する作業者側及び管理者側の双方の労力を軽減することができる。
次に、図4を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、上記実施例1と実質的に同一の部分には同一の符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として異なる部分について説明する。
上記実施例1では、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かの最終的な判断を管理者自身が行うようにしたが、本発明の実施例2では、管理者用コンピュータ16は、図4のグローバル部品データ登録プログラムを実行することで、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15から送信されてくる承認依頼を受信したときに、当該承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを自動判定する自動承認手段としての機能を装備している。
本実施例2でも、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15は、前記実施例1で説明した図2のグローバル部品データ承認依頼プログラムを実行して、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計し、集計した生産実績データが所定の条件を満たしている部品データについて承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信する。
一方、管理者用コンピュータ16は、各部品実装システム11の稼働中(生産中)に図4のグローバル部品データ登録プログラムを所定周期で繰り返し実行する。本プログラムが起動されると、まず、ステップ301で、いずれかの部品実装システム11の作業者用コンピュータ15から送信されてくる承認依頼を受信したか否かを判定し、承認依頼を受信していないと判定すれば、以降の処理を行うことなく、本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ301で、承認依頼を受信したと判定すれば、ステップ302に進み、承認依頼された部品データが所定の承認条件を満たしているか否かを判定する。この際、承認依頼された部品データは、良好な生産実績が得られた部品データであるため、特別な事情がない限り、そのまま標準的な部品データとして承認・登録しても差支えないものと思われる。従って、所定の承認条件は、不承認とする特別な事情がないことである。
このステップ302で、承認依頼された部品データが所定の承認条件を満たしていない(つまり不承認とする特別な事情がある)と判定すれば、ステップ303に進み、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認・登録することなく、本プログラムを終了する。
これに対し、上記ステップ302で、承認依頼された部品データが所定の承認条件を満たしている(つまり不承認とする特別な事情がない)と判定すれば、ステップ304に進み、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認し、次のステップ305で、承認依頼された部品データを標準的な部品データとしてデータベースに登録する。この後、ステップ306に進み、各部品実装システム11の担当作業者に標準的な部品データの登録があったことを通知して、本プログラムを終了する。
以上説明した本実施例2によれば、管理者用コンピュータ16は、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15から送信されてくる承認依頼を受信したときに当該承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを自動判定するようにしたので、管理者は、承認・登録に関する作業を全く行う必要がなくなり、管理者の仕事を大幅に軽減することができる利点がある。その他、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
次に、図5を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、上記実施例1,2と実質的に同一の部分には同一の符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として異なる部分について説明する。
本発明の実施例3では、管理者用コンピュータ16は、承認依頼を受信したときに当該承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを自動判定する自動承認モード(自動承認手段)の他に、承認依頼された部品データを標準的な部品データとして承認して登録するか否かを管理者が判断する管理者承認モード(管理者承認手段)も実行可能となっている。管理者は、管理者用コンピュータ16の入力装置18又は携帯情報端末を操作して、承認モードを自動承認モードと管理者承認モードのどちらかに切り替える。この際、管理者が承認モードを切り替える操作を行わなかった場合には、デフォルトの承認モード(自動承認モード又は管理者承認モード)に設定される。
本実施例3でも、各部品実装システム11の作業者用コンピュータ15は、前記実施例1で説明した図2のグローバル部品データ承認依頼プログラムを実行して、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計し、集計した生産実績データが所定の条件を満たしている部品データについて承認依頼を管理者用コンピュータ16へ送信する。
一方、管理者用コンピュータ16は、各部品実装システム11の稼働中(生産中)に図5のグローバル部品データ登録プログラムを所定周期で繰り返し実行する。本プログラムが起動されると、まず、ステップ401で、承認モードが自動承認モードに設定されているか否かを判定し、自動承認モードに設定されていると判定すれば、ステップ402に進み、自動承認モード実行ルーチンを実行して、前記実施例2で説明した図4のグローバル部品データ登録プログラムと同様の処理を行う。
これに対し、上記ステップ401で、承認モードが自動承認モードではない、つまり管理者承認モードに設定されていると判定すれば、ステップ403に進み、管理者承認モード実行ルーチンを実行して、前記実施例1で説明した図3のグローバル部品データ登録プログラムと同様の処理を行う。
以上説明した本実施例3では、承認モードとして、管理者承認モードと自動承認モードとのいずれを使用するかを管理者の自由意思で選択することができる利点がある。その他、前記実施例1,2と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は、上記実施例1〜3に限定されず、グローバル部品データ承認依頼システムのハードウエア構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…部品実装システム、12…部品実装機、15…作業者用コンピュータ、16…管理者用コンピュータ、17…記憶装置(データベース)、18…入力装置、19…表示装置、20…ネットワーク

Claims (6)

  1. 部品データを使用して部品実装基板を生産する部品実装システムを担当する作業者が前記部品データを作成又は修正する機能を搭載した作業者用コンピュータと、
    複数の部品実装システムの各々に設けられた複数の前記作業者用コンピュータとネットワークで接続された管理者用コンピュータとを備え、
    前記管理者用コンピュータは、前記複数の部品実装システムで共通して使用できる標準的な部品データをデータベースに登録し、
    前記作業者用コンピュータは、作業者が作成又は修正した部品データ毎に生産実績データを集計する手段と、集計した生産実績データが所定の条件を満たしているか否かを判定する手段と、生産実績データが所定の条件を満たしていると判定した部品データを前記標準的な部品データとして承認して登録するように依頼する承認依頼を前記管理者用コンピュータへ送信する手段とを含むことを特徴とするグローバル部品データ承認依頼システム。
  2. 前記作業者用コンピュータは、前記生産実績データとして、部品吸着の良否に関するデータ、部品実装精度に関するデータ、生産した部品実装基板の不良発生率に関するデータ、画像処理エラーの発生頻度に関するデータ、エラー停止の発生頻度に関するデータのうちの少なくとも1つを集計することを特徴とする請求項1に記載のグローバル部品データ承認依頼システム。
  3. 前記管理者用コンピュータは、前記承認依頼を受信したときにそれを管理者に通知する手段を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のグローバル部品データ承認依頼システム。
  4. 前記管理者用コンピュータは、前記承認依頼された部品データを前記標準的な部品データとして承認して登録するときにそれを前記各部品実装システムの担当作業者に通知する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のグローバル部品データ承認依頼システム。
  5. 前記管理者用コンピュータは、前記承認依頼を受信したときに当該承認依頼された部品データを前記標準的な部品データとして承認して登録するか否かを自動判定する自動承認手段を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のグローバル部品データ承認依頼システム。
  6. 前記管理者用コンピュータは、前記承認依頼された部品データを前記標準的な部品データとして承認して登録するか否かを管理者が判断する管理者承認手段と前記自動承認手段とを管理者が切り替える手段を含むことを特徴とする請求項5に記載のグローバル部品データ承認依頼システム。
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