JP2008016011A - 部品データ流通方法、部品データ提供方法、部品データ流通装置、部品実装機、及びプログラム - Google Patents

部品データ流通方法、部品データ提供方法、部品データ流通装置、部品実装機、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】部品データの提供を促進すると共にその流通を活性化させ、もって部品実装機を用いて行われる生産の効率向上を図る部品データ流通方法を提供する。
【解決手段】部品データの流通方法は、部品データと、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データとを第1の端末装置20から収集する部品データ収集ステップと、前記第1の端末装置20とは異なる第2の端末装置20へ前記収集した部品データを供給するために、前記収集した部品データを前記収集した出来具合データと共に蓄積する部品データ蓄積ステップとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを流通させる部品データ流通方法等に関し、特に部品データの流通を活性化する技術に関する。
従来、部品を基板に実装する部品実装機に関して、営業情報、電子取説、バーチャルトレーニング、実装部品データ(以下では単に部品データ)といった多種のサポートデータを、インターネットを介してユーザへ提供するサービス供給方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このうち、特に部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられるデータである部品データについて、特許文献1には、良品生産の実績のある部品データをサービス供給装置に保持し、その部品データの全部、又は部品実装機、部品種類等で指定された範囲をサービス受給装置へ供給することが記載されている(段落0153)。これにより、使用する部品や回路基板の種類に応じた部品データを受給することで、初心オペレータでも良好な実装生産が可能になるとしている。
そのような部品データは、良品生産に成功したユーザから提供を受けることができる。部品データの提供を促進するために、提供者へ報奨を還元する周知技術を用いてもよい。
特許第3662578号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、部品データは良品生産の実績を得てはじめて流通の対象となるので、流通する部品データの品質は非常に高く維持される反面、部品データを流通の対象とするまでにかかる手間のためにその数は伸び悩むこととなる。
また、各ユーザにとって、良品生産の実績を得るまでに仕上げた部品データは、様々な工夫、試行錯誤、及び創意を注いだノウハウであり、そのような貴重な情報を第三者に開示することに対する抵抗感も、部品データの流通を低調にする要因の一つとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、部品データの提供を促進すると共にその流通を活性化させ、もって部品実装機を用いて行われる生産の効率向上を図る部品データ流通方法、及び部品データ提供方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品データ流通方法は、部品データ流通装置によって実行され、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを流通させる部品データ流通方法であって、部品データと、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データとを部品データ提供装置から収集する部品データ収集ステップと、部品データ受給装置へ前記収集した部品データを供給するために、前記収集した部品データを前記収集した出来具合データと共に蓄積する部品データ蓄積ステップとを含む。
また、本発明に係る部品データ提供方法は、部品データ提供装置によって実行され、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを部品データ流通装置へ提供する部品データ提供方法であって、前記部品データの入力を受け付ける部品データ入力ステップと、前記部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合決定ステップと、前記部品データと前記出来具合データとを前記部品データ流通装置へ提供する部品データ提供ステップとを含む。
ここで、前記出来具合決定ステップは、前記部品データの複数の項目のうち、内容が入力されていない項目が少ないほど小さな程度を表す出来具合データを決定してもよい。また、部品データ提供装置が部品実装機として実現されている場合に、前記出来具合決定ステップは、前記部品実装機において前記部品データを用いた試運転に成功すると、成功していない場合に比べてより小さな程度を表す出来具合データを決定してもよく、また、前記部品実装機において前記部品データを用いた実生産に成功すると、成功していない場合に比べてより小さな程度を表す出来具合データを決定してもよい。
この構成によれば、良品生産の実績が未だなく、実生産を成功させるまでに必要な作業が残っている部品データでも、その作業を表す出来具合データと共に収集されて利用に供されるので、流通する部品データの数が増え、部品データの流通が活性化される。
また、前記部品データ流通方法は、さらに、前記出来具合データに示される内容により実生産が可能になるまでの作業を判断して報奨を決定する報奨決定ステップを含んでもよい。出来具合に応じて決定される報奨を部品データの提供者に還元することによって、部品データの流通促進が図られる。
特に、前記供給された部品データの不具合を示すクレームを収集するクレーム収集ステップを含み、前記収集されるクレームの数が少ないほど、前記報奨決定ステップで多くの報奨を決定するか、前記報奨決定ステップで、前記部品データと類似する他の部品データが収集されている場合には、収集されていない場合に比べて少ない報奨を決定するか、又は、前記部品データの作成に関する難度が高いか又は手間が大きいほど、前記報奨決定ステップで高い報奨を決定すれば、より実用性が高い部品データの提供を奨励することができる。
また、前記部品データ流通方法は、さらに決定された報奨を前記部品データの提供者と対応付けて蓄積する報奨蓄積ステップを含み、また、前記部品データ提供方法は、さらにその報奨を表示する報奨表示ステップを含むことが望ましい。
この構成によれば、部品データの提供者に対して部品データの提供への具体的な動機付けを図ることができる。
また、前記部品データ流通方法は、さらに、前記収集した部品データを、前記部品データの提供者が設定した範囲のユーザに対してのみ供給する部品データ供給ステップを含んでもよい。
この構成によれば、部品データの提供者自らが、登録する部品の開示範囲を制限できるので、不特定のユーザに貴重な部品データが開示されることから来る部品データの提供への抵抗感が軽減され、その結果、制限された開示範囲内での部品データの流通が促進されることが期待される。また、例えば、関連会社などの関係を有する会社のユーザのみに開示するために部品データを登録するといった応用が可能になるので便利である。
また、好ましくは、前記部品データは、複数の部品実装機に共通の部分と、前記複数の部品実装機に個別の複数の部分とから成り、前記部品データ収集ステップで、前記部品データと共に、前記複数の部品実装機に個別の複数の出来具合データを収集してもよい。そうすれば、部品データの出来具合を部品実装機ごとに管理できる。
また、前記部品データ提供装置が部品実装機として実現されている場合に、前記部品データ収集ステップで、生産実績がある部品データの提供を促進する報知を前記部品実装機において行うことによって、前記部品実装機において生産実績のある部品データを収集してもよい。
この構成によれば、生産実績がある部品データを部品実装機から直接的に収集できる可能性が高まる。
また、前記部品データ受給装置は部品実装機として実現されており、前記部品データ流通装置は、前記部品データ供給ステップで、前記部品実装機によって部品照合の際に発行される取得要求が与えられると、前記部品データを前記部品実装機へ供給してもよい。
この構成によれば、部品実装機において必要なときに必要な部品データが前記部品データ流通装置から供給されるので、部品実装機を用いて行われる生産の効率向上に役立つ。
また、前記部品データ受給装置が部品実装機として実現されている場合に、前記部品データ流通装置は、前記部品データ供給ステップで、無償で、前記部品データを前記部品実装機へ供給してもよい。
この構成によれば、部品データが無償で提供されることをアピールすることで、部品実装機の見込み客に導入メリットを訴求できる。
なお、本発明は、このような部品データ流通方法、部品データ提供方法として実現することができるだけでなく、その方法を実行する装置、その装置を含むシステム、プログラム、そのプログラムを格納する記憶媒体としても実現することができる。
本発明の部品データ流通方法、及び部品データ提供方法等によれば、良品生産の実績が未だなく、実生産を成功させるまでに必要な作業が残っている部品データでも、その作業を表す出来具合データと共に流通させるので、部品実装機のユーザはその出来具合データを見て、その部品データが即活用可能か、あとどの程度実機での調整が必要かなどを判断することができるので、部品データの流通が活性化され、部品データを良品生産可能なレベルまで早期に立ち上げることができる。部品データの提供は、その出来具合と利用状況とに応じた報奨によって促進される。
これにより、多様な出来具合の部品データが部品データ流通装置としてのサーバ装置によって収集され、流通の対象となるので、部品実装機にとって、利用可能な部品データを取得できる機会が増加する。オペレータは、部品データの取得の際、取得しようとする部品データの出来具合を確認することにより、必要な出来具合にある部品データを取捨選択して取得することができる。
その結果、試行錯誤による部品データの調整作業や、不具合の分析による部品データの改善作業が削減されるので、良品生産に至るまでの試作の工程において必要となる生産資源が最適化される。ここで、生産資源の最適化とは、例えば、作業人工数の削減、電力、燃料、用水の削減、試作用材料の削減が該当する。
さらには、望ましい出来具合の(つまり、よく検討され、高い完成度を持つ)部品データをサーバ装置から取得して部品実装機で用いることにより、良品生産の工程において製造される製品の品質が高まる。その結果、製品そのものの低消費電力化や耐用期間の延長が図られ、社会的な要請である省エネルギー、省資源にも寄与することとなる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施の形態における部品データ流通システムの概要を示す構成図である。
部品データ流通システム1は、サーバ装置10及び複数の端末装置20がネットワーク30で接続されてなる。ここで、サーバ装置10が部品データ流通装置の一例であり、端末装置20が部品データ提供装置の一例である。
図1において、サーバ装置10は、一例として部品実装機メーカのサービス拠点に設置されたコンピュータであり、各端末装置20は、一例として部品実装機ユーザの工場に設置された部品実装機として実現される。
このように構成された部品データ流通システム1において、サーバ装置10及び複数の端末装置20がネットワーク30を介して部品データを交換することによって、部品データの流通が行われる。ここで、部品データとは、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられるデータの一つであり、部品の寸法といった部品そのものに関するデータの他に、その部品の装着誤差を最小化するための装置条件を部品実装機の機種ごとに定めるデータが含まれる。部品データは、基板のどこにどの順序でどの部品を実装するかを具体的に定めたNCデータと共に部品実装機に教示され、部品を基板に実装する際の部品実装機の制御に用いられる。
サーバ装置10は、端末装置20の1つである第1の端末装置に対し部品データの提供を促すことによって、第1の端末装置が提供する部品データを収集し登録する。そして、サーバ装置10は、登録された部品データを、前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置へ供給する。第2の端末装置は、サーバ装置10から供給される部品データを受給し、受給した部品データを利用する。このようにして、サーバ装置10は、部品データを流通させる。
従って、サーバ装置10は、部品データを流通させる部品データ流通装置として機能すると共に、部品データを第2の端末装置へ供給する部品供給装置として機能する。第1の端末装置は、部品データをサーバ装置10へ提供する部品データ提供装置として機能する。また、第2の端末装置は、部品データをサーバ装置10から受給する部品データ受給装置として機能する。
部品データの流通では、例えば、まず、A社A−1工場の部品実装機である端末装置20が、その端末装置20において作成された部品データを、出来具合データと共にサービス拠点のサーバ装置10に送信し、サービス拠点のサーバ装置10は、その部品データを受信して新規登録する。
ここで、出来具合データとは、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す。つまり、出来具合データは、良品生産を実現する段階に対して現在の部品データに何が不足しているか、及び、良品生産を実現する段階にまで現在の部品データを向上するために、例えば調整作業などの如何なる作業が必要かを示す指標である。
このとき、端末装置20は、従来技術とは異なり、出来具合データによって、未だ良品生産に成功しておらず実生産を成功させるまでに作業が残っていると示される部品データをサーバ装置10へ送信することが許される。
サーバ装置10に新規登録された部品データは、A社A−2工場の部品実装機によって取得され、出来具合に応じた補足、調整を施され良品生産に成功した後、新たな出来具合と共にサーバ装置10へ送信され、サーバ装置10はその調整後の部品データを更新登録する。
そして、サーバ装置10に更新登録された調整後の部品データは、B社B−1工場の部品実装機によって取得され、そのまま良品生産に用いられる。
部品データの新規登録及び更新登録は、出来具合に応じて部品データの提供者に還元される報奨によって奨励される。還元された報奨は、部品データの提供者と対応付けてサーバ装置10に蓄積される。
<サーバ装置、端末装置の構成>
図2は、サーバ装置10、及び端末装置20の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図2には、サーバ装置10と端末装置20とを接続するネットワーク30も描かれる。
サーバ装置10は、端末装置20から、部品データと対応する出来具合データとを収集し、収集された部品データを端末装置20の一つへ供給する装置であり、部品データ記憶部11、部品データ供給部12、通信I/F(インタフェース)部13、部品データ収集部14、報奨決定部15、及び報奨蓄積部16から構成される。部品データ供給部12は、検索部121及び利用データ記録部122を含む。
部品データ収集部14は、端末装置20から、部品データと対応する出来具合データとを受信し、受信した部品データと出来具合データとを部品データ記憶部11に格納する。
検索部121は、端末装置20から部品名を指定した検索条件が与えられると、与えられた検索条件に合致する一つ以上の部品データを部品データ記憶部11から検索する。検索された部品データの識別キーである部品名及び部品実装機の機種名、並びに対応する出来具合データを含む検索結果を端末装置20へ送信する。
部品データ供給部12は、端末装置20から検索結果に含まれる識別キーの一つ以上を指定した取得要求が与えられると、その識別キーで識別される部品データを端末装置20へ供給する。
利用データ記録部122は、部品データを供給したとき、及びその部品データに対するクレームを端末装置20から受け付けたときに、部品データ記憶部11に記録されている部品データの利用数及びクレーム発生数を表す利用データを更新する。ここで、部品データに対するクレームとは、その部品データを用いて部品の実装を試みたものの、装着ヘッドに部品が吸着されない、吸着移載途中に装着ヘッドから部品が脱落してしまう、といった部品データの不備によって発生する不具合を示す情報である。
報奨決定部15は、部品データに対応して部品データ記憶部11に格納されている出来具合データ及び利用データに応じて報奨を決定し、決定された報奨をその部品データの提供者と対応付けて報奨蓄積部16に蓄積する。
ここで、1つの部品名について、部品データの提供者が複数あり得ることに注意する。例えば、初めに形状データの提供者、次いで実装データを補足した提供者、更に実装データを試運転・実生産成功の段階にまで修正した提供者など、複数の提供者によって、その部品データが良品生産を実現できるように段階的に仕上げられていく場合は、それぞれの提供者に対応付けて報奨蓄積部16に報奨が蓄積される。
通信I/F部13は、ネットワーク30を介して、端末装置20とのデータの送受信を実行する。
端末装置20は、部品データをサーバ装置10へ提供すると共に、サーバ装置10に既に登録されている部品データを取得して利用する装置である。部品実装機として実現される場合の一例として、実装制御部21、オペレータI/F部22、部品データ記憶部23、通信I/F部24、実装機構部25、部品データ入力部26、出来具合決定部27、及び部品データ登録部28から構成される。実装制御部21は、部品データ取得部211及びクレーム送信部212を含む。
実装制御部21は、部品データ記憶部23に記憶されている部品データを用いて実装機構部25を制御し、部品の基板への実装を行う。
実装機構部25は、例えば、基板を載置する基板テーブル、複数の部品を収納した部品収納テープから一々の部品を供給する部品供給部、部品を吸着して基板の目的位置まで移載して装着する装着ヘッド、部品の吸着状態を認識するカメラを含んで構成される。実装機構部25は本発明の主題ではないので、周知の技術を用いて実現するものとし、詳細な説明を省略する。
部品供給部は、部品収納テープが搭載されると、その部品収納テープに付されるバーコードやICタグから部品名を読み取る照合処理を行い、読み取った部品名を実装制御部21に通知する。
通知された部品名、及び部品実装機自身の機種名で識別され、かつ出来具合データによって実生産に成功したと表される部品データが部品データ記憶部23になければ、部品データ取得部211は、その部品名を指定した検索条件をサーバ装置10へ送信する。そして、検索条件に合致する部品データの識別キーである部品名及び部品実装機の機種名、並びに対応する出来具合データをサーバ装置10から取得し、オペレータI/F部22に表示する。
オペレータI/F部22は、例えば、部品実装機の筐体に取り付けられる液晶表示器、液晶表示器の前面に設けられるタッチパネル、及びキーボードである。
部品データ取得部211は、出来具合に応じて部品データを選択する操作をオペレータI/F部22を介して受け付け、選択された部品データの識別キーを含む取得要求をサーバ装置10へ送信することによって、その識別キーで識別される部品データを取得し、部品データ記憶部23に格納する。
部品データ入力部26は、部品データがサーバ装置10から全く検索されなかった場合や、出来具合が不十分な部品データしか取得できなかった場合に、オペレータI/F部22を介して受け付けた入力操作に従って、部品データを新規作成するか、又はその部品データに補足、修正を施す。そして、新規作成された部品データ、又は補足、修正後の部品データを、部品データ記憶部23へ格納する。
実装制御部21は、このようにして部品データ記憶部23に格納された部品データを用いて、実装生産の試運転、及び実生産を行う。部品データ入力部26は、試運転、及び実生産の初期に、オペレータI/F部22を介して受け付けた入力操作に従って、部品データの粗調整、及び精調整をさらに行う。
出来具合決定部27は、部品データの状態に応じて出来具合データを決定し、部品データ記憶部23へ記録する。出来具合決定部27は、部品データの状態の変化に応じて、出来具合データを再決定し部品データ記憶部23を更新する。部品データの状態に応じて実生産を成功させるまでに必要となる作業の具体例、及び出来具合データの詳細については後述する。
部品データ登録部28は、部品データの出来具合データが決定されるとき、及び更新されるときに、その部品データのサーバ装置10への登録を促進する報知をオペレータI/F部22に行い、オペレータの応答操作に応じて、その部品データと、対応する出来具合データとを、サーバ装置10へ登録する。
<部品データ>
部品データについて詳細に説明する。
図3は、部品の一例を示す上面図である。この部品は、上から見て本体が矩形であり、かつ対向する2辺から外へ伸びるリードを持つ。この特徴を共有する全ての部品の形状は、図3と同じ寸法項目を用いて定められる。
図4(A)、図4(B)は、サーバ装置10の部品データ記憶部11、及び端末装置20の部品データ記憶部23に格納される部品データの一例を示す図であり、図3に示される部品に関する一例を示している。
図4(A)は、部品データの部品実装機の機種に依存しない共通部分110であり、一例として部品の寸法を表す形状データが示される。一つの部品は一つの共通部分を持つ。
ここで、形状種別はこの部品の形状の特徴を表し、形状データの各項目は図3に示される部品の上面図に現れる各部の寸法を表す。同じ寸法項目で形状が定められる全ての部品に、同じ形状種別が与えられるとしてもよい。
図4(B)は、部品データの部品実装機の機種に依存する機種依存部分111であり、一例として、部品の装着誤差を最小化するための装置条件を定める実装データ、部品データの利用数及びクレーム発生数を表す利用データ、及び部品実装機におけるマウント試行数と成功数とを表す運転データが示される。一つの部品は適用される部品実装機の機種数の機種依存部分を持つことができる。
出来具合データは、この機種依存部分に記録される。
実装データにおいて、認識部位は部品の吸着ずれを検出するための基準となる認識部位画像を定め、照明1及び2はその部品の認識に最適な照明強度を定め、ノズル、移動加速度は、それぞれ装着ヘッドによるその部品の吸着移載に最適な条件を定める。
なお、運転データの項目は部品データ記憶部11において省略でき、また、利用データの項目は部品データ記憶部23において省略できる。
図5は、認識部位画像の一例を示す図である。この例に示される認識部位画像R11は、図3に示される部品を、装着ヘッドが基準どおりに吸着した場合に撮影される画像に表れるリード位置を定めている。
実際の撮影で得られる画像に表れるリードと、この認識部位画像に表れるリードとのずれを吸着ずれとして検出し、検出された吸着ずれを補正することによって装着誤差が最小化される。
<出来具合データ>
出来具合データについて詳細に説明する。
図6(A)、図6(B)は、出来具合データを説明するための図である。
図6(A)は、作業要否テーブル150の一例を示す図である。作業要否テーブル150は、実生産を成功させるまでに部品データに対して一般的に行われる複数の作業について、部品データの出来具合の複数の段階にそれぞれ対応して、その段階の部品データを用いることで、各作業が不要になるか依然として必要かを表すマトリクスである。作業要否テーブル150の各行は「形状データ作成」、「実装データ作成」等の作業を表し、各列は「部品データなし」、「形状データあり」等の出来具合の段階を表す。行列の交点にはその段階の部品データを用いた場合にその作業が依然として必要であることが○で示され、不要になることが×で示される。
例えば、「形状データ作成」の行と、「部品データなし」の列との交点の欄は、○になっている。これは、部品データの出来具合が、部品データが全く存在しない(形状データさえも存在しない)という段階にある場合には、「形状データ作成」という作業が必要である、ということを示す。
また、「形状データ作成」の行と、「形状データあり」の列との交点の欄は、×になっている。これは、部品データの出来具合が、形状データは既に作成されているという段階にある場合には、その部品データを用いることで、「形状データ作成」という作業が不要になる、ということを示す。
作業要否テーブル150には、さらに、各作業の手間や難度を表すコスト値が示される。このコスト値は、後述するように、部品データの提供に対する報奨に反映される。
ここでは、前述した作業として具体例に、形状データ(部品データの実装機機種共通部分)作成、実装データ(同じく機種依存部分)作成、試運転における実装データ粗調整、及び実生産における実装データ精調整、の4種類を例示している。そして、それぞれの作業のコスト値を、一例として、10、30、50、及び10としている。また、前述した出来具合の段階として具体的に、部品データなし、形状データあり、実装データあり、試運転成功、及び実生産成功、の5種類を例示している。
部品データが全くない段階では、部品データを用いて実生産を成功させるまでに形状データ作成以降の全ての作業が必要であり、形状データだけがある段階では実装データ作成以降の作業が必要であり、実装データがある段階では試運転における実装データ粗調整以降の作業が必要であり、試運転成功の段階では実生産における実装データ精調整作業が必要であり、実生産成功の段階ではもはや必要な作業がないことが示される。
なお、作業要否テーブル150は、本実施の形態における説明のために用いたものであり、サーバ装置10及び端末装置20には、必ずしも設けなくてもよい。
図6(B)は、出来具合テーブル151の一例を示す図である。出来具合テーブル151には、前述した出来具合の5種類の段階に対応して、それぞれ異なる段階値と、報奨ポイントとが保持される。報奨ポイントは、具体的に、段階に対応して作業要否テーブル150によって不要になると示される作業(図6(A)において、各段階(列)で不要(×)と示されている作業)のコスト値の合計を示す。
この合計値は、部品データの出来具合がその段階になるまでに、その部品データに対して投入されたと考えられる作業の手間や難度の大きさの合計であり、報奨価値の一つの具体例を表している。この合計値が大きいほど、つまり、出来具合の段階値が大きいほど、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度が小さいことを表す。
出来具合テーブル151は、サーバ装置10の報奨決定部15に設けられる。
このような報奨ポイントは、部品データの作成に関する難度が高いか又は手間が大きいほど高く決定することが好ましい。そのために、例えば、部品データの作成に関する難度や手間が部品形状に関係することを考慮して、異なる部品形状を表す複数の形状種別に対応してそれぞれ異なる報奨ポイントを定めた複数の出来具合テーブル151を設け、部品データの形状種別に対応する出来具合テーブルに従って報奨ポイントを定めてもよい。
図7(A)は、部品データの作成難度が比較的高い部品の一例を示す図であり、図7(B)は、その部品の認識部位画像の一例を示す図である。このような部品には、図3に示される部品の形状種別とは異なる形状種別が定められる。一般的な例としては、本体が円形形状を有する部品は角度ずれを高精度に検出できる部位を定めにくいために難度が高く、リードの本数が多い部品は手間が大きい。
<報奨データ>
報奨データについて詳細に説明する。
図8は、報奨テーブル160の一例を示す図である。報奨テーブル160は、サーバ装置10の報奨蓄積部16に設けられる。
報奨テーブル160には、部品データの新規登録、及び更新登録ごとに、登録日時、部品データの提供者、部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名、登録前後の出来具合データ、及び提供者へ還元された報奨ポイントが、報奨データとして記録される。
さらに、報奨テーブル160には、部品データの取得ごとに、取得日時、部品データの取得者、部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名、取得時の出来具合データ、及び取得者へ課せられる賦課ポイント(つまり使用料)が、賦課データとして記録されるとしてもよい。
報奨データ及び賦課データの報奨テーブル160への記録は、報奨決定部15によって行われる。
報奨テーブル160に記録される報奨データ及び賦課データの具体的な内容について、一例として図8の3行目、及び4行目を参照して説明する。
3行目の報奨データは、出来具合の段階値が「1」の部品データが既に登録されている(登録前出来具合が「1」)ときに、出来具合の段階値が「3」の部品データを、端末装置20がサーバ装置10へ登録した(登録後出来具合が「3」)場合に記録される。
この登録の前後で、その部品データの出来具合に対応する報奨ポイントが「10」から「90」に上昇する(図6(B)参照)ため、報奨決定部15は、その上昇分である「80」を、提供者「C3」に対する報奨ポイントとして決定し、前記報奨データとして記録する。
また、4行目の賦課データは、出来具合の段階値が「4」の部品データを、端末装置20がサーバ装置10から取得した(登録時出来具合が「4」)場合に記録される。
取得された部品データの出来具合に対応する報奨ポイントが「100」である(図6(B)参照)ため、報奨決定部15は、その報奨ポイント「100」を、取得者「C4」に対する賦課ポイントとして決定し、前記賦課データとして記録する。
報奨テーブル160を参照することによって、提供者ごとに、その提供者に還元された報奨ポイントの累計を算出し、また、取得者ごとに、その取得者に課せられた賦課ポイントの累計を算出することができる。
なお、一般に部品データは複数の取得者によって取得され利用されることを考慮して、各取得者は、賦課ポイントに所定(数%程度)の料率を乗じたポイントを、実際の使用料として支払うこととしてもよい。
<サーバ装置の詳細動作>
サーバ装置10の動作について、フローチャートを用いて詳細に説明する。
図9は、サーバ装置10の詳細な動作を示すフローチャートである。このフローチャートには、端末装置20からの部品データに関係する各種の要求を処理するサーバ装置10の主要な動作が表される。
サーバ装置10は、運転の終了指示を受け取るまで(S401でNO)、以下の処理を繰り返す。
端末装置20からデータを受信し(S402)、受信データの内容に応じて分岐する(S403)。
検索条件が受信された場合(S403で検索条件)、検索部121は、受信された検索条件に合致する一つ以上の部品データを部品データ記憶部11から検索し、検索された部品データの識別キーである部品名及び部品実装機の機種名、並びに対応する出来具合データを含む検索結果を端末装置20へ送信する(S412)。
検索部121は、検索条件に合致する部品データがなければ、例えば、同じメーカで部品名が近い他の部品の部品データを検索結果に含め、さらに形状種別が一致する部品データを検索結果に含めるといったように、検索範囲を段階的に広げてもよい。また、さらに形状種別が一致もしくは類似する他メーカの部品の部品データを検索範囲に含めてもよい。複数のメーカにわたって類似部品の部品データが検索結果として得られることは、例えば、部品の在庫切れのために他メーカの類似部品を代替使用する場合に、その部品データを迅速に入手する上で役立つ。
部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名とを指定した部品データ取得要求が受信された場合(S403で部品データ取得要求)、部品データ供給部12は、受信された取得要求に含まれる識別キーで識別される部品データを部品データ記憶部11から取得し、端末装置20へ送信する(S421)。このとき、部品データ記憶部11においてその識別キーで識別される部品データの利用数をインクリメントする(S422)。
報奨決定部15は、図6(B)に示される出来具合テーブルを参照して、送信された部品データの出来具合に対応する報奨ポイントを、その部品データの取得に関する賦課ポイントとして決定する(S423)。
報奨決定部15は、取得日時、部品データの取得者、部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名、取得時の出来具合データ、及び取得者へ課せられた賦課ポイントを報奨蓄積部16に記録する(S424)。このとき、部品データ供給部12は、報奨蓄積部16に記録されている賦課ポイントから部品データの使用料を算出し、算出された使用料の支払いの指示を端末装置20へ通知する。
部品データと出来具合データとを含む部品データ登録要求が受信された場合(S403で部品データ登録要求)、部品データ収集部14は、受信された部品データ登録要求に含まれる部品データと出来具合データとを部品データ記憶部11へ格納する(S431)。
報奨決定部15は、図6(B)に示される出来具合テーブルを参照して、格納前の部品データの出来具合に対応する報奨ポイントと、格納後の部品データの出来具合に対応する報奨ポイントとの差を、その部品データの登録に関する報奨ポイントとして決定する(S432)。この決定において、例えば、部品データの格納前に、部品名が一致するが部品実装機の機種名が一致しない(すなわち部品実装機の他の機種に対応する)部品データがあった場合は、その部品に関して部品実装機の機種に共通する形状データは既に登録されているので、格納前の出来具合を1とする。
なお、報奨決定部15は、部品データを登録する際に、登録される部品データと類似する他の部品データが部品データ記憶部11に既に存在する場合(言い換えれば、類似する他の部品データが収集されている場合)であって、とりわけ、その類似する部品データの出来具合が、登録される部品データの格納前の出来具合(部品データが全く存在しない段階を含む)よりも進んだ段階にある場合には、その類似する部品データが存在しない場合に比べて低い報奨ポイントを決定してもよい。
ここで、類似する部品データとは、具体的には、同じメーカで部品名が近い他の部品の部品データ、その部品を代替できる他のメーカの部品の部品データ、形状種別が一致する部品データ、及び同じ部品名でかつ対応する部品実装機の機種が異なる部品データなどが該当する。
これは、類似する部品データが既に存在する場合には、その類似する部品データを参照することによって、登録しようとする部品データを作成するための作業が軽減されるため、部品データの作成に係る実質的な報奨価値が低下するという考え方に基づく。
報奨決定部15は、登録日時、部品データの提供者、部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名、登録前後の出来具合データ、及び提供者へ還元された報奨ポイントを報奨蓄積部16に記録する(S433)。
部品データの識別キーである部品名と部品実装機の機種名とを指定したクレームが受信された場合(S403でクレーム)、部品データ供給部12の利用データ記録部122は、部品データ記憶部11においてその識別キーで識別される部品データのクレーム発生数をインクリメントする(S441)。
なお、報奨ポイントを、登録の直後ではなく、利用数とクレーム発生数とを含む利用データがある程度収集された後に還元することも考えられる。その場合、一例として、利用数が所定のしきい値を超えていたら一段階良い出来具合データを用い、クレーム発生数が所定のしきい値を超えていたら一段階悪い出来具合データを用いてもよい。
また、この変形として、例えば、ステップS422で利用数をインクリメントすることによって利用数が所定のしきい値を超えたときに、その部品データの提供者へ所定の正の報奨ポイントを還元し、ステップS441でクレーム数をインクリメントすることによってクレーム発生数が所定のしきい値を超えたときに、その部品データの提供者へ所定の負の報奨ポイントを還元することも考えられる。
また、部品データ供給部12は、ステップS421で、部品データを無償で端末装置20へ送信してもよい。そうすれば、部品データが無償で提供されることをアピールすることで、部品実装機の見込み客に導入メリットを訴求し、部品実装機の販売促進を図ることができる。
<端末装置の詳細動作>
端末装置20の動作について、フローチャートと画面表示例とを用いて詳細に説明する。
図10は、端末装置20の詳細な動作を示すフローチャートである。このフローチャートには、端末装置20が部品実装機として実現される場合の一例として、生産準備から実生産の成功に至るまでの、部品データに関係する主要な動作が表される。
端末装置20は、部品データ及びNCデータの準備を含む生産準備に取り掛かる(S101)。基板に装着されるべき各部品について、S113までの処理を繰り返すことによってそれぞれの部品データを準備する(S102)。
実装機構部25における部品供給部は、部品収納リールから自動的に、又はオペレータの操作に応じて部品名を読み取る(S103)。実装制御部21は、読み取った部品名、及び部品実装機自身の機種名で識別され、かつ出来具合データによって実生産に成功したと表される部品データを部品データ記憶部23から検索する。合致する部品データがなければ(S104でNO)、その部品名を指定した検索条件をサーバ装置10へ送信する(S105)。実装制御部21は、サーバ装置10から返される検索結果を、オペレータI/F部22に表示する(S106)。
図11は、検索結果の表示画面の一例を示す図である。画面上部の表示は、準備すべき部品データに係る部品名がP1であり、その部品の形状種別がT1であり、部品実装機自身の機種名がM1であることを示している。部品名と部品実装機の機種名の両方が合致する部品データには、出来具合が2(実装データあり、試運転実績なし)のものしかなく、サーバ装置10において検索範囲が広げられる結果、出来具合が4(実生産実績あり)の部品データで、部品名は合致するが部品実装機の機種名が合致しないものと、形状種別は合致するが部品名が合致しないものとが検索結果に表れる。検索結果には、対応する部品データの取得指示を受け付ける取得ボタンと、部品データの新規作成指示を受け付ける新規作成ボタンとが表示される。
取得ボタンがタッチされると(S107でYES)、実装制御部21は対応する部品データをサーバ装置10から取得して部品データ記憶部23に格納する(S108)。
このとき、サーバ装置10における部品データ供給部12は、部品データの使用料の支払いの指示を端末装置20へ通知し、端末装置20は支払いを指示された使用料を決済するための情報をサーバ装置10へ送信することによって、その使用料の支払いを行う。部品データの使用料は、前述したように、サーバ装置10において、部品データを送信する際に記録された賦課ポイントに所定の料率を乗じることによって算出される。
なお、サーバ装置10は、部品データの使用料の支払い指示を、部品データの供給のつどではなく、例えば月に一度といった周期でその周期内に記録された賦課ポイントの累計に応じて行うとしてもよい。そのとき、同じユーザが部品データを提供している場合、その提供に係る報奨ポイントで賦課ポイントを相殺した量のポイントに応じて使用料を算出してもよい。
部品データ入力部26は、オペレータによる入力操作に従って、取得された部品データに補足、修正を施し、部品データ記憶部23に格納されている部品データを補足、修正後の部品データで更新する(S109)。
他方、新規作成ボタンがタッチされると(S107でNO)、部品データ入力部26は、オペレータによる入力操作に従って、部品データを新規作成し、新規作成された部品データを部品データ記憶部23に格納する(S110)。
図12は、形状データの入力画面の一例を示す図である。このような画面に表される形状データの各項目にオペレータのキーボード操作によって値が入力され、決定ボタンがタッチされると、形状データの新規作成、又は補足、修正内容が部品データ記憶部23に反映される。
図13は、実装データの入力画面の一例を示す図である。このような画面に表される実装データの各項目にオペレータのキーボード操作によって値が入力され、決定ボタンがタッチされると、形状データの新規作成、又は補足、修正内容が部品データ記憶部23に反映される。
認識部位画像は、一例として、実装機構部25のカメラによって撮影される部品の画像から生成され、その撮影は、撮影ボタンがタッチされることで行われる。また、認識部位画像は、他の例として、外部のスキャナ装置によって読み取られる部品の画像から生成され、端末装置20に取り込まれるとしてもよい。
決定ボタンがタッチされることによって、部品データの新規作成、又は補足、修正の内容が部品データ記憶部23に反映されると、出来具合決定部27は、形状データの全項目にデータが入力されていれば形状データあり、さらに実装データの全項目にデータが入力されていれば実装データありを表す出来具合データを決定し、部品データ記憶部23へ記録する(S111)。
部品データ登録部28は、その部品データのサーバ装置10への登録を促す報知内容をオペレータI/F部22に表示する。
図14は、部品データの登録促進画面の一例を示す図である。決定された出来具合データが表示されると共に、現在蓄積されている報奨ポイントと、登録で得られる報奨ポイントとが表示され、オペレータに部品データの登録操作を促す。
登録ボタンがタッチされると、部品データ登録部28は、その部品データと、対応する出来具合データとを、サーバ装置10へ登録する(S112)。
さて、ステップS102からステップS113までのループ処理によって、必要な全ての部品データの準備ができると、実装制御部21は、実装機構部25を制御して実装生産の試運転を行う(S201)。このとき、実装制御部21は、部品データを用いたマウント試行数とマウント成功数とを部品データ記憶部23に記録する。
そして、例えばマウント試行数が20回以上、マウント成功率が80%未満という条件が成立するとマウント成功率が低いと判断し(S202でYES)、クレーム送信部212は、クレームを送信するか否かを確認する内容の画面をオペレータI/F部22に表示する。なお、このようなクレームの送信は、一般的には、ステップS108で取得した部品データがうまく機能しない場合になされるが、ステップS110で自らが作成し、ステップS112で登録した部品データがうまく機能しない場合に、その部品データについての問題を自らが申告するものであってももちろん構わない。
図15は、クレームの送信確認画面の一例を示す図である。記録されているマウント試行数、マウント成功数、マウント成功率などが表示されると共に、クレームをつけるか否かの指定を受け付けるボタンが表示される。
つけるボタンがタッチされると、クレーム送信部212は、その部品データに関するクレームデータをサーバ装置10へ送信する(S203)。クレームデータを送信するか、つけないボタンがタッチされると、部品データ入力部26は、再び図12及び図13に示されるような入力画面をオペレータI/F部22に表示して、実装データの修正内容を受け付ける。そのような入力画面を通して部品データの粗調整が行われた後(S204)、再び試運転が行われる。
試運転においてマウント成功率が低い部品はないと判断されると(S202でNO)、出来具合決定部27は、部品データの出来具合を試運転成功と再決定し、部品データ記憶部23を更新する(S205)。
部品データ登録部28は、再び図14に示されるような部品データの登録促進画面を、出来具合を試運転成功として、オペレータI/F部22に表示する。登録ボタンがタッチされると、部品データ登録部28は、その部品データと、対応する出来具合データとを、サーバ装置10へ登録する(S206)。
なお、ここでは簡明のために、全ての部品が良好なマウント成功率を達成した後、出来具合の更新と部品データの登録とを行うとして説明したが、マウント成功率が低い部品が残っている場合でも、良好なマウント成功率を達成した部品から順次、部品データの出来具合を試運転成功として登録してももちろん構わない。
試運転に成功すると、実装制御部21は、実装機構部25を制御して実生産に入る(S301)。このとき、実装制御部21は、基板の生産成功数をカウントすることによって、所定量の実生産に成功したか否かを判定する(S302)。所定量の基板の生産に成功していないと判定されると(S302でNO)、前述と同様にしてオペレータ操作に応じたクレームの送信と(S303)、部品データの微調整とを行い(S304)、実生産を続行する。
そして、所定量の基板の実生産に成功したと判断されると(S302でYES)、出来具合決定部27は、部品データの出来具合を実生産成功と再決定し、部品データ記憶部23を更新する(S305)。
部品データ登録部28は、再び図14に示されるような部品データの登録促進画面を、出来具合を実生産成功として、オペレータI/F部22に表示する。登録ボタンがタッチされると、部品データ登録部28は、その部品データと、対応する出来具合データとを、サーバ装置10へ登録する(S306)。
なお、この場合も、基板としては所定量の生産に成功していなくても、その成功の妨げになっていない良好な部品、つまり、部品だけを見れば所定量の基板に正しくマウントされたものから順次、部品データの出来具合を実生産成功として登録しても構わないことは、前述と同様である。
なお、ここまでの説明では、端末装置20が部品実装機として実現されるとして説明したが、その限りではなく、端末装置20が部品実装機とは別体かつ通信回線で接続されたコンピュータであっても構わない。その場合、端末装置20によって取得された部品データは、通信回線を介して部品実装機に送信されて部品の実装に用いられ、また部品実装機における試運転や実生産の状況を示す情報は、通信回線を介して端末装置20へ伝えられるとしてもよい。
また、ここまでの説明では、サーバ装置10が部品実装機メーカのサービス拠点に設置されたコンピュータであり、サーバ装置10を介して、その部品実装機メーカが、顧客間、つまりその部品実装機のユーザ間で部品データの流通を促進するサービスを行う例を用いたが、このようなサービスの提供者は必ずしも部品実装機メーカでなくてもよい。
例えば、多くの工場を持ち多数の部品実装機を稼動させている製造メーカにおいて、その製造支援部門が、サーバ装置10を運用して、このようなサービスを全社的に展開することも考えられる。
その場合、例えばその製造支援部門にメインサーバを設け、各工場にミドルサーバを設け、階層型分散データベースとして実現してもよい。そして、各部品実装機が、その部品実装機が設置されている工場内のミドルサーバから部品データを取得すれば、部品ライブラリのデータ量、通信トラフィック量、サーバ装置の計算処理量を、好適に分散できる。なお、階層型分散データベースそのものは周知の技術を用いて構築できる。
<まとめ>
以上説明したように、本発明の部品データ流通方法、及び部品データ提供方法によれば、良品生産の実績が未だなく、実生産を成功させるまでに必要な作業が残っている部品データでも、その作業を表す出来具合データと共に流通させるので、部品実装機のユーザはその出来具合データを見て、その部品データが即活用可能か、あとどの程度実機での調整が必要かなどを判断することができるので、部品データの流通が活性化され、部品データを良品生産可能なレベルまで早期に立ち上げることができる。部品データの提供は、その出来具合と利用状況とに応じた報奨によって促進される。
これにより、多様な出来具合の部品データがサーバ装置によって収集され、流通の対象となるので、部品実装機にとって、利用可能な部品データを取得できる機会が増加する。オペレータは、部品データの取得の際、取得しようとする部品データの出来具合を確認することにより、必要な出来具合にある部品データを取捨選択して取得することができる。
その結果、試行錯誤による部品データの調整作業や、不具合の分析による部品データの改善作業が削減されるので、良品生産に至るまでの試作の工程において必要となる生産資源が最適化される。ここで、生産資源の最適化とは、例えば、作業人工数の削減、電力、燃料、用水の削減、試作用材料の削減が該当する。
さらには、望ましい出来具合の(つまり、よく検討され、高い完成度を持つ)部品データをサーバ装置から取得して部品実装機で用いることにより、良品生産の工程において製造される製品の品質が高まる。その結果、製品そのものの低消費電力化や耐用期間の延長が図られ、社会的な要請である省エネルギー、省資源にも寄与することとなる。
<補足>
以上、本発明の部品データ流通システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態では登録された(提供された)部品データについて、開示する先のユーザについて制限はないものとした。しかし、その限りではなく、提供者が、自らが作成してサーバ装置10に登録した部品データについて、開示先のユーザに関する以下の制限を設けることができるとしても構わない。
すなわち、各ユーザが部品データ流通システムに参加する際の契約時に、ユーザが属するユーザグループを記録しておき、ユーザが部品データの検索を行った場合に、そのユーザと異なるユーザグループに属するユーザが登録した部品データの部品名については、検索結果から除外する。なお、部品データの開示制限は部品名ごとに指定できるようにしてもよいし、開示を許可するユーザグループのリストによって指定できるようにしてもよい。
具体的な構成として、例えば、サーバ装置10にユーザグループテーブルを設け、ユーザグループテーブルに予めユーザ名を保持する。ユーザグループテーブルは、ユーザグループ名と、そのユーザグループに含まれるユーザ名とを対応付けて保持する。ここで、ユーザグループとは、例えば、関連会社などの関係を有する会社のグループが該当する。
端末装置20は、部品データの作成者から、自らが作成した部品データの開示範囲を部品名ごとに指定する操作を受け付ける。部品データの作成者は、例えば、部品形状からそれほど作成の手間が生じないと考えられる部品は、開示範囲を制限しないことを指定し、作成の手間が多い、例えば多ピン部品などは、開示範囲を制限することを指定してもよい。
端末装置20は、部品データと共に、作成者から指定された開示範囲に関する情報をサーバ装置10へ送信する。サーバ装置10では、部品データ記憶部11に、部品データと共に開示範囲に関する情報を記録する。
検索部121は、端末装置20から検索条件が与えられたとき、開示範囲を制限することを示す情報が記録されている部品名の部品データについては、検索条件を発行したユーザと異なるユーザグループに属するユーザが登録したものであれば、検索結果から除外する。
検索結果から除外された部品データは、端末装置20には表示されないから、端末装置20からその部品データを取得要求することができない。その結果、部品データを、前記部品データの提供者が設定した範囲のユーザに対してのみ供給する部品データ供給ステップが実現される。
ユーザグループは、上述した部品データの開示範囲の制限に利用されるだけでなく、部品データを取得した際に課せられる部品データの使用料の決定に利用することもできる。
実施の形態では、賦課ポイントに所定の料率を乗じたポイントを使用料とすることを述べた。この料率を、例えば、部品データを取得したユーザとその部品データの提供者とが属するユーザグループが異なる場合に、同じである場合よりも高く設定してもよい。
この構成によれば、部品データの提供者にとって、異なるユーザグループに属するユーザに対して部品データの開示を禁止する代わりに、異なるユーザグループに属するユーザからより高い対価を得られる可能性が高まる。
なお、本発明の部品データ流通装置をコンピュータシステムとして実現することも可能である。
その場合、本発明の部品データ流通装置を実現するコンピュータシステムは、CPUと、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを流通させるための処理手順を定めたプログラムを記録しているROMと、作業用のデータを保持するRAMと、大容量記憶手段と、部品データ提供装置及び部品データ受給装置と通信を行うための通信手段とを備え、前記CPUが前記ROMに記録されている前記プログラムを前記RAMを用いて実行することによって果たされる制御の下で、前記通信手段は、部品データと、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データとを前記部品データ提供装置から受信し、前記大容量記憶手段は、前記部品データ受給装置へ前記受信された部品データを供給するために、前記受信された部品データを前記受信された出来具合データと共に蓄積するとしてもよい。
この構成によれば、前記部品データ流通装置を、所定のソフトウェアの制御下で動作するコンピュータシステムとして実現することができる。
本発明の部品データ流通方法は、部品実装機のサービス拠点や、部品実装機の設置工場に置かれるサーバ装置に利用でき、部品データ提供方法は、部品実装機そのものに利用できる。
本発明の実施の形態における部品データ流通システムの概要を示す構成図 サーバ装置、及び端末装置の機能的な構成の一例を示すブロック図 部品の一例を示す上面図 (A)、(B)は、部品データ記憶部11、及び部品データ記憶部23に格納される部品データの一例を示す図 認識部位画像の一例を示す図 (A)、(B)は、出来具合データを説明するための図 (A)は部品データの作成難度が比較的高い部品の一例を示す図、(B)はその部品の認識部位画像の一例を示す図 報奨テーブル160の一例を示す図 サーバ装置10の詳細な動作を示すフローチャート 端末装置20の詳細な動作を示すフローチャート 検索結果の表示画面の一例を示す図 形状データの入力画面の一例を示す図 実装データの入力画面の一例を示す図 部品データの登録促進画面の一例を示す図 クレームの送信確認画面の一例を示す図
符号の説明
1 部品データ流通システム
10 サーバ装置
11 部品データ記憶部
12 部品データ供給部
13 通信I/F部
14 部品データ収集部
15 報奨決定部
16 報奨蓄積部
20 端末装置
21 実装制御部
22 オペレータI/F部
23 部品データ記憶部
24 通信I/F部
25 実装機構部
26 部品データ入力部
27 出来具合決定部
28 部品データ登録部
30 ネットワーク
110 共通部分
111 機種依存部分
121 検索部
122 利用データ記録部
150 作業要否テーブル
151 出来具合テーブル
160 報奨テーブル
211 部品データ取得部
212 クレーム送信部

Claims (10)

  1. 部品データ流通装置によって実行され、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを流通させる部品データ流通方法であって、
    部品データと、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データとを部品データ提供装置から収集する部品データ収集ステップと、
    部品データ受給装置へ前記収集した部品データを供給するために、前記収集した部品データを前記収集した出来具合データと共に蓄積する部品データ蓄積ステップと
    を含むことを特徴とする部品データ流通方法。
  2. 前記部品データは、複数の部品実装機に共通の部分と、前記複数の部品実装機に個別の複数の部分とから成り、
    前記部品データ収集ステップで、前記部品データと共に、前記複数の部品実装機に個別の複数の出来具合データを収集する
    ことを特徴とする請求項1に記載の部品データ流通方法。
  3. さらに、
    前記出来具合データに示される内容により実生産が可能になるまでの作業を判断して報奨を決定する報奨決定ステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の部品データ流通方法。
  4. さらに、
    前記供給された部品データの不具合を示すクレームを収集するクレーム収集ステップを含み、
    前記収集されるクレームの数が少ないほど、前記報奨決定ステップで多くの報奨を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品データ流通方法。
  5. 前記報奨決定ステップで、前記部品データと類似する他の部品データが収集されている場合には、収集されていない場合に比べて少ない報奨を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の部品データ流通方法。
  6. さらに、
    前記収集した部品データを、前記部品データの提供者が設定した範囲のユーザに対してのみ供給する部品データ供給ステップ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の部品データ流通方法。
  7. 部品データ提供装置によって実行され、部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データを部品データ流通装置へ提供する部品データ提供方法であって、
    前記部品データの入力を受け付ける部品データ入力ステップと、
    前記部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合決定ステップと、
    前記部品データと前記出来具合データとを前記部品データ流通装置へ提供する部品データ提供ステップと
    を含むことを特徴とする部品データ提供方法。
  8. 部品を基板に実装する際に用いる部品データを部品データ流通装置へ提供する部品実装機であって、
    前記部品データの入力を受け付ける部品データ入力手段と、
    前記部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データを決定する出来具合決定手段と、
    前記部品データと前記出来具合データとを前記部品データ流通装置へ提供する部品データ提供手段と、
    前記提供した出来具合データに応じて前記部品データ流通装置から与えられる報奨を表示する報奨表示手段と
    を備えることを特徴とする部品実装機。
  9. 部品を基板に実装する際に部品実装機で用いられる部品データの流通を支援する部品データ流通装置であって、
    部品データと、その部品データを用いて実生産を成功させるまでに必要な作業の程度を表す出来具合データとを部品データ提供装置から収集する部品データ収集手段と、
    部品データ受給装置へ前記収集した部品データを供給するために、前記収集した部品データを前記収集した出来具合データと共に蓄積する部品データ蓄積手段と
    を備えることを特徴とする部品データ流通装置。
  10. 請求項1に記載の部品データ流通方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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