JP6052624B2 - 板ガラス製造装置および板ガラス製造方法 - Google Patents

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    • C03B17/06Forming glass sheets
    • C03B17/064Forming glass sheets by the overflow downdraw fusion process; Isopipes therefor

Description

本発明は、オーバーフローダウンドロー法による板ガラスの製造技術の改良に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板に代表されるように、各種分野に利用される板ガラスには、表面欠陥やうねりに対して厳しい製品品位が要求されるのが実情である。
そこで、このような要求を満足するため、板ガラスの製造方法として、オーバーフローダウンドロー法が広く利用されている。
この製造方法は、図11に示すように、成形体1の頂部のオーバーフロー溝2に溶融ガラスGmを流し込み、このオーバーフロー溝2から両側に溢れ出た溶融ガラスGmを略楔状の成形体1の外側面部3(垂直面部3aと傾斜面部3bとを有する)に沿って流下させながら成形体1の下端4で融合一体化し、1枚の板ガラスGを連続成形するというものである。この製造方法の特徴は、成形された板ガラスGの表裏両表面が、成形過程において、成形体1の如何なる部位とも接触せずに成形されるので、非常に平面度がよく平滑で傷等の欠陥のない火造り面となる点にある。
なお、成形体1は、幅方向両端部のそれぞれにガイド壁部5を有している(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。オーバーフロー溝2から溢れ出た溶融ガラスGmの幅方向両端部は、成形体1の外側面部3に達した段階で、ガイド壁部5の端面に沿うように下方に誘導される。
また、成形体1の直下方では、板ガラスGの幅方向の収縮を抑制する目的で、板ガラスGの幅方向両端部が、それぞれ一対のエッジローラ(冷却ローラ)6によって表裏両側から挟持される。
特表2008−526671号公報 特表2008−539159号公報
ところで、図12に示すように、成形体1の下端で溶融ガラスGmを融合一体化する際に、溶融ガラスGmが成形体1の下端と接触する前に成形体1から剥れ、成形体1の下端と板ガラスG(溶融ガラスGm)の間に空間Xが形成される場合がある。
このように空間Xが形成されると、次のような問題が生じる。
すなわち、成形体1の直下方では、板ガラスGの幅方向両端部Gbは、その幅方向中央部Gaに比して冷却され易く温度が低いため、分離した板ガラスG同士が自然には融着し難い。そのため、図13aに示すように、成形体1の直下方において、空間Xの影響を受けて板ガラスGの幅方向両端部Gbの一部が分離した状態となってしまう。そして、この状態で、図13bに示すように、板ガラスGの幅方向両端部Gbをエッジローラ6で挟持すると、分離していた部分が無理に閉じられ、その内部に空洞Yが形成される。ここで、エッジローラ6で挟持された板ガラスGの幅方向両端部Gbには、製品部となる幅方向中央部Gaに比して相対的に厚肉となる耳部(膨出部)が形成されるため、空洞Yは耳部又はこの近傍に形成されることになる。以下では、この空洞Yを耳部空洞ともいい、この耳部空洞Yは板ガラスGの長手方向(上下方向)に沿って連続的又は断続的に形成され得るものとする。
耳部空洞Yが存在すると、成形体1から流下する板ガラスGを切断する際に不具合が生じ易い。すなわち、図14に示すように、成形体1から流下する板ガラスGに、例えば図中の一点鎖線Lに沿うスクライブ線に沿って折り割りする際に、スクライブ線上に進展すべき割れが、図中の矢印A,Bのように、耳部空洞Yに沿って上方及び/又は下方に不当に伝播し、板ガラスGが広範囲に亘って破損するおそれがある。特に、矢印Aのように耳部空洞Yを介して割れが上方に伝播すると、成形体1近傍まで影響が生じて重大なトラブルを招く。
本発明は、上記の実情に鑑み、オーバーフローダウンドロー法で板ガラスを成形する際に、成形体の幅方向両端部において、成形体の下端と板ガラスの間に融合不良に伴う空間が形成されるのを確実に抑制することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、オーバーフローダウンドロー法により、略楔状の成形体の両外側面部に沿ってそれぞれ溶融ガラスを流下させながら、前記成形体の下端で融合一体化して板ガラスを成形する板ガラス製造装置において、前記成形体の下端の少なくとも幅方向両端部に、前記成形体の下端から下方に突出する突出片が設けられ、前記突出片の先端が、前記成形体の下端と実質的に平行な直線をなすことに特徴づけられる。なお、ここでいう「成形体の下端と実質的に平行な直線をなす」とは、突出片の先端が成形体の下端と幾何学的に平行な直線をなす場合のみならず、突出片の先端と成形体の下端とのなす角が5度以下となる場合を含む(以下、同様)。
このような構成によれば、成形体の下端の少なくとも幅方向両端部が、突出片によって下方に延長される。そのため、溶融ガラスの幅方向両端部が成形体から早期に剥離しようとしても、その剥離方向に突出片が存在することから、溶融ガラスは突出片に密着したまま、突出片の先端まで誘導される。突出片の先端は、成形体の下端と平行ないし略平行な直線であるので、突出片の表面を流下する溶融ガラスは、実質的に同じ高さ・同じタイミングで突出片の先端から離れる。そのため、成形体の幅方向両端部において、成形される板ガラスとの間に不当な空間が形成され難くなる。すなわち、成形される板ガラスの幅方向両端部の内部に空洞が形成されるという事態を確実に抑制することができる。なお、突出片の先端を成形体の下端と角度をなすように大きく傾斜させた場合(互いのなす角度が5度を超える場合)には、溶融ガラスが突出片の先端から離れる高さと、タイミングにばらつきが生じるので、突出片の先端と成形されるガラス板との間に形成される空間を確実に防止することができない。
上記の構成において、前記突出片の先端が、前記成形体の下端よりも先鋭な先細り形状をなすことが好ましい。
成形体は、デンスジルコンなどの耐火性煉瓦で形成されるのが通例であり、成形体の下端が先鋭であると、下端の欠けなどを起点として成形体が破損するおそれがある。そのため、図12に拡大して示したように、成形体の下端は、角が取れて丸みを帯びた形状をなすのが通例とされている。しかし、このように成形体の下端が丸みを帯びていると、成形体の下端に至るまでに、溶融ガラスが剥れ易くなる。そこで、上記のように、突出片の先端を成形体の下端よりも先鋭な先細り形状とすれば、より確実に突出片の先端まで溶融ガラスを誘導することが可能となる。
上記の構成において、前記突出片が、その先端に至るまでの間に、鉛直下方に延びる平面部を有することが好ましい。
このようにすれば、溶融ガラスに作用する重力の方向と、突出片が溶融ガラスを誘導する方向が一致するので、溶融ガラスが突出片の途中で剥れるという事態をより確実に防止することができる。
上記の構成において、前記突出片が、前記成形体の下端の幅方向両端部のみに設けられ、各々の前記突出片の幅方向内側の側端が、前記成形体の下端から下方に向かうに連れて幅方向外側に移行しながら、前記突出片の先端に滑らかに連続する凸曲線をなすようにしてもよい。
このようにすれば、板ガラスの耳部空洞の防止に効果のある領域にだけ、突出片を有効に配置することができる。また、幅方向両端部に設けられた各突出片の幅方向内側の側端が、下端に滑らかに連続する凸曲面をなすことから、屈曲部(角張った部分)などの急激な形状変化部が存在しない。そのため、溶融ガラスの流れが不均一になって板ガラスに上下方向に筋が形成されるという事態を防止することができる。
上記の構成において、前記突出片が、前記成形体の下端の幅方向全域に設けられていてもよい。
成形体の下端の幅方向中央部と、板ガラスの間に空間が形成されると、その空間に溶融ガラスからの揮発物が析出する場合がある。このように揮発物が析出すると、成形される板ガラスに悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、上記のように、突出片を成形体の下端の幅方向全域に設け、幅方向全域に亘って板ガラスとの間に空間が形成されるのを防止するようにしてもよい。
上記の構成において、前記成形体の直下方に、前記板ガラスの幅方向両端部を表裏両側から挟持する一対のエッジローラが設けられており、前記突出片の先端の寸法が、前記一対のエッジローラによる前記板ガラスの挟持領域の寸法よりも長いことが好ましい。ここでいう「挟持領域」とは、エッジローラのうち板ガラスと実際に接触している部分を意味する。
このようにすれば、突出片の先端が、エッジローラの挟持領域に確実にオーバーラップするため、板ガラスの空洞を防止する上でも好ましいと言える。
上記課題を解決するために創案された本発明は、オーバーフローダウンドロー法により、略楔状の成形体の両外側面部に沿ってそれぞれ溶融ガラスを流下させながら、前記成形体の下端で融合一体化して板ガラスを成形する板ガラス製造方法において、前記成形体の下端の少なくとも幅方向両端部に、前記成形体の下端から下方に突出し、且つ、前記成形体の下端と実質的に平行な直線からなる先端を備えた突出片を設けた状態で、前記溶融ガラスを流下させることに特徴づけられる。
このような構成によれば、既に述べた対応する構成と同様の作用効果を享受することができる。
以上のように本発明によれば、成形体の下端の少なくとも幅方向両端部に設けられた突出片によって、成形体の幅方向両端部において、成形される板ガラスとの間に空間が形成されるという事態を確実に抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る板ガラス製造装置の成形体周辺を示す正面図である。 図1の成形体の下端部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る板ガラス製造装置の成形体周辺を示す正面図である。 図3の成形体の下端部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る板ガラス製造装置の成形体周辺を示す正面図である。 本発明の第4実施形態に係る板ガラス製造装置に用いられる成形体の部品分解配列斜視図である。 図6のガイド壁部の下端部周辺を拡大して示す斜視図である。 第4実施形態に係る板ガラス製造装置の成形体周辺を示す正面図である。 図8の成形体の下端部を拡大して示す縦断面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 被覆部の下端に設けられる突出片の変形例を示す正面図である。 従来の板ガラス製造装置の成形体周辺を示す斜視図である。 従来の板ガラス製造装置の問題点を説明するための図である。 従来の板ガラス製造装置の問題点を説明するための図であって、成形体の下端からエッジローラに至るまでの板ガラスの幅方向端部の状況を示す。 従来の板ガラス製造装置の問題点を説明するための図であって、エッジローラに到達した板ガラスの幅方向端部の状況を示す。 従来の板ガラス製造装置の問題点を説明するための図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、従来技術で説明した構成に対応する構成については同一符号を付して説明する。また、各実施形態において、先の実施形態と共通する事項については、後の実施形態で詳しい説明を省略する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る板ガラス製造装置の要部を示す正面図である。同図に示すように、この板ガラス製造装置は、オーバーフローダウンドロー法を実行するための成形体1を備えている。
成形体1は、成形される板ガラスGの幅方向に対応する方向に沿って長尺であり、頂部に長手方向に沿って形成されたオーバーフロー溝2と、略楔状に下方に向かって互いに漸次接近する一対の外側面部3と、外側面部3の幅方向両側に設けられたガイド壁部5とを備えている。
外側面部3は、垂直面部3aと、傾斜面部3bとを上下に連接して構成されており、傾斜面部3bの交差部が、成形体1の下端4を構成する。なお、外側面部3の形状は、その断面において、下端4で収束するような形状であれば特に限定されるものではなく、例えば、垂直面を有さずに傾斜面のみで構成されたものや、その一部又は全部が曲面で構成されたものであってもよい。
ガイド壁部5は、成形体1の外側面部3に沿って流下する溶融ガラスGmの幅方向両端部を成形体1の表面に沿って下方に案内する役割を果たす。ガイド壁部5の厚み(成形体1の外側面部3の表面からの高さ)は、例えば1〜10mmとなる。
成形体1は、デンスジルコン等の耐火性煉瓦で構成されており、下端4に丸みが付与されている。
更に、本実施形態の特徴的な構成として、成形体1の下端4の幅方向両端部に、成形体1の下端4から下方に突出する突出片7がそれぞれ設けられている。
詳細には、図2に示すように、成形体1の下端4を含む一部領域を覆うように、突出片7が設けられている。すなわち、突出片7は、成形体1の両傾斜面部3bに適合する略V字形状をなし、少なくとも成形体1の下端4よりも下方において、成形体1の下端4よりも先鋭な先細り形状をなす先鋭部7aを有する。そして、突出片7の基端(上端)8及び先端(下端)9は、成形体1の下端4と平行な直線(水平な直線)で構成される。突出片7の先端9、すなわち、先鋭部7aの先端は、成形体1の下端4と同一垂直面上に位置する。なお、突出片7として、途中で傾斜角度が急峻になる先鋭部7aを設ける場合を説明したが、突出片7は、成形体1の傾斜面部3bに倣う一定の角度のまま、先端9で収束する形状であってもよい(後述する他の実施形態においても同様)。
また、図1に示すように、突出片7の先端9の幅方向寸法L1は、エッジローラ6の板ガラスGを挟持する挟持領域Zの幅方向寸法(挟持領域Zの幅方向寸法が変動する場合には、挟持領域Zの最大幅方向寸法)L2よりも大きくなっている。なお、図中でクロスハッチングを付している部分は、突出片7及びエッジローラ6において、溶融ガラスGm又は板ガラスGと接触する部分を模式的に示している(後述する図3及び図5においても同様)。また、L1はL2よりも大きくなっているが、L1がL2と等しくてもよいし、L2よりも小さくてもよい。
突出片7は、耐熱性及び耐食性を有する金属(貴金属)、これらの合金、又はこれらの複合材料で形成される。具体的には、例えば、白金、白金合金、セラミック分散複合材料などによって形成される。
また、突出片7は、例えば、ガイド壁部5及び傾斜面部3bに溶接等により固定される。
次に、以上のように構成された板ガラス製造装置によって、板ガラスを製造する方法について説明する。
図1に示すように、まず、図示しない供給パイプからオーバーフロー溝2の内部に溶融ガラスGmを供給し、オーバーフロー溝2から成形体1の両側に溶融ガラスGmを溢れ出させる。成形体1の両側に溢れ出た溶融ガラスGmは、ガイド壁部5によって幅方向両端部が下方に案内されながら両外側面部3に沿って流下する。この際、溶融ガラスGmの幅方向両端部は、突出片7の基端8において、突出片7の表面に乗り上げ、突出片7の表面に沿って成形体1の下端4よりも下方まで案内される。すなわち、溶融ガラスGmは、幅方向中央部では成形体1の下端4で融合一体化され、幅方向両端部では突出片7の先端9で融合一体化される。そして、成形体1の下端4で融合一体化された溶融ガラスGmと、突出片7の先端9で融合一体化された溶融ガラスGmにより、一枚の板ガラスGが連続成形される。
この際、成形体1の下端4の幅方向両端部は、突出片7によって下方に延長されているため、溶融ガラスGmの幅方向両端部が成形体1の下端4に至るまでに成形体1から剥離しようとしても、その剥離方向に突出片7が存在する。換言すれば、突出片7が存在しない場合に、成形体1の下端4と板ガラスGの間に形成される空間(図12の空間X)が、突出片7により埋められた状態となっている。その結果、溶融ガラスGmは突出片7の表面に密着したまま、突出片7の先端9まで誘導される。
更に、突出片7の先端9は、成形体1の下端4と平行な直線であるので、突出片7の先端9まで誘導された溶融ガラスGmは、実質的に同じ高さ(位置)・同じタイミングで突出片7の先端9から離れる。そのため、成形体1の幅方向両端部において、板ガラスGとの間に不当な空間が形成され難い。すなわち、板ガラスGの幅方向両端部に耳部空洞が形成されるのを確実に防止できる。
また、突出片7の先端9の幅方向寸法L1を、エッジローラ6の挟持領域Zの幅方向寸法L2よりも大きくしていることから、突出片7の先端9が、エッジローラ6の挟持領域Zに確実にオーバーラップする。換言すれば、エッジローラ6の挟持領域Zに到達する板ガラスGが、全て突出片7の先端9で成形された板ガラスGとなる。そのため、板ガラスGの幅方向両端部が、エッジローラ6に至るまでに確実に融着一体化され、耳部空洞の発生の抑止効果がより一層向上する。加えて、このように耳部空洞を抑制すれば、エッジローラ6の挟持領域Zを必要以上に拡大する必要がなく、板ガラスGの幅方向の収縮を規制できる最小限の範囲に抑えることもできる。すなわち、エッジローラ6の挟持領域Zを拡大する場合には、エッジローラ6を幅方向内側に寄せる必要があり、結果として、成形される板ガラスGの製品部の板幅が小さくなってしまう。したがって、上記のように、エッジローラ6の挟持領域Zを必要最小限に止めることができるという利点は、成形される板ガラスGの製品部の板幅拡大にも繋がる。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態に係る板ガラス製造装置の要部を示す正面図である。この第2実施形態に係る板ガラス製造装置が、第1実施形態に係る板ガラス製造装置と相違するところは、突出片7の構造にある。
すなわち、同図に示すように、第2実施形態では、突出片7が、鉛直下方に延びる平面部7bを有する。この平面部7bは、図4に示すように、成形体1の下端4又はその近傍から鉛直下方に延び、その下方で先鋭部7aに連なった形状をなす。
また、この実施形態では、図3に示すように、成形体1の幅方向中央側に位置する突出片7の側端(詳しくは平面部7bの側端)10が、成形体1の下端4から下方に向かうに連れて、幅方向外側(ガイド壁部5側)に移行し、且つ、突出片7の先端9に滑らかに連続する凸曲線をなす。
このようにすれば、溶融ガラスGmに作用する重力の方向と、突出片7の平面部7bが溶融ガラスGmを誘導する方向が一致する。そのため、溶融ガラスGmが突出片7の途中で剥れるという事態をより確実に防止することができる。また、突出片7の平面部7bの側端10は、突出片7の先端9に滑らかに連続する凸曲線をなし、屈曲部(角張った部分)などの急激な形状変化部が存在しない。そのため、急激な形状変化部が存在する場合のように、溶融ガラスGmの流れが不均一になって、形状変化部に対応する位置において、板ガラスGに上下方向に筋が形成されるという事態を防止することができる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態に係る板ガラス製造装置の要部を示す正面図である。この第3実施形態に係る板ガラス製造装置が、第2実施形態に係る板ガラス製造装置と相違するところは、突出片7を、成形体1の幅方向両端部のみではなく、幅方向全域に設けたところにある。なお、この突出片7の断面は、図4と同様とする。
成形体1の下端4と板ガラスGとの間に空間が形成されると(図12を参照)、その空間に対応した成形体1の下端4に溶融ガラスGmからの揮発物が析出する場合がある。揮発物が析出すると、揮発物によって溶融ガラスの流れが乱れて成形される板ガラスに不当なうねりが生じたり、板ガラス中に揮発物に由来する異物が含まれるなどの悪影響を及ぼすおそれがある。特に、板ガラスGの幅方向中央部は、製品として利用されることから、不当なうねりの発生や異物の混入を極力抑えることが望ましい。そこで、上記のように、成形体1の下端4の全域に亘って突出片7を設け、成形体1の下端4の幅方向全域で板ガラスGとの間に空間が形成されるのを防止することが好ましい。
なお、突出片7は、第1実施形態で説明した断面形状(図2を参照)を有するものを、成形体1の下端4の全域に設けるようにしてもよい。
<第4実施形態>
図6は、本発明の第4実施形態に係る板ガラス製造装置に用いられる成形体の部品分解配列斜視図である。この第4実施形態では、成形体1が、オーバーフロー溝2や外側面部3などを有する成形体本体11の幅方向両端部のそれぞれに、嵌合凹部5aを有するガイド壁部5が外嵌されて固定される構造である。なお、第1実施形態〜第3実施形態においても、このようなガイド壁部5の取付構造を採用してもよい。
ガイド壁部5には、成形体本体11の下端4を含む下部領域を覆いながら幅方向中央側に突出する被覆部12が設けられている。
詳細には、図7に示すように、被覆部12は、成形体本体11の外側面3に沿った薄板部材で構成されている。被覆部12の厚みは、ガイド壁部5の厚みよりも小さく、例えば0.5〜3.0mmである。
また、被覆部12は、成形体本体11の下方に移行するに連れて、成形体本体11の幅方向中央側への突出量が徐々に大きくなるような形状を呈している。具体的には、この実施形態では、被覆部12の突出方向先端部が、傾斜直線を呈している。
被覆部12は、耐熱性及び耐食性を有する金属(貴金属)、これらの合金、又はこれらの複合材料で形成される。具体的には、例えば、白金、白金合金、セラミック分散複合材料などによって形成される。
そして、図8に示すように、この被覆部12は、成形体本体11と、ガイド壁部5との間の隙間に図中の矢印Aに沿って侵入した溶融ガラスGxを、成形体本体11の外表面3を正常に流下する溶融ガラスGmと再び合流する位置で、図中の矢印Bに示すように外側(成形体本体11の幅方向中央側)に排出する樋のような役割を果たす。なお、被覆部12の表面には、成形体本体11の外表面3を正常に流下する溶融ガラスGmが乗り上げるようになっている。
このように構成された被覆部12の下端には、突出片7が設けられている。この突出片7は、この実施形態では、図9に示すように、鉛直下方に延びる平面部7bを備え、平面部7bの下端部に先鋭部7aが連なった形状をなす。
また、成形体本体11の幅方向中央側に位置する突出片7の側端(詳しくは平面部7bの側端)10が、下方に向かうに連れて、成形体本体11の幅方向端部側(ガイド壁部5側)に移行し、且つ、突出片7の先端9に滑らかに連続する凸曲線をなす。
ここで、被覆部12及び突出片7の実施例としては、例えば、次のようなものが挙げられる。すなわち、図7に示したように、被覆部12の下端の幅方向寸法L3は75mm、被覆部12の高さ方向寸法L4は150mmである。また、成形体本体11の下端と平行な突出片7の先端9の幅方向寸法L1は50mm、突出片7の高さ方向寸法L5は30mmである。突出片7の基端8の幅方向寸法L6は、被覆部12の下端の幅方向寸法L3と略同一である。
なお、このように被覆部12の下端に設けられた突出片7の形状は、例えば、図10a〜hに示すような種々の形状を採用できる。すなわち、図10a及びbに示すように、突出片7の側端10の曲率を変化させることで、成形体本体11の下端4と平行な突出片7の先端9の幅方向寸法L1を小さくしたり、或いは、零としてもよい。
また、図10c〜eに示すように、突出片7の側端10を、内側に窪んだ凹曲線で構成してもよい。この場合も、突出片7の側端10の曲率を変化させることで、成形体本体11の下端4と平行な突出片7の先端9の幅方向寸法L1を小さくしたり、或いは、零としてもよい。
また、図10f〜hに示すように、突出片7の側端10を直線で構成してもよい。この場合も、突出片7の側端10の傾きを変化させることで、成形体本体11の下端4と平行な突出片7の先端9の幅方向寸法L1を小さくしたり、或いは、零としてもよい。
なお、突出片7は、溶融ガラスGmを鉛直下方にガイドする役割を果たすため、溶融ガラスGmをガイドできる面積は大きい方が好ましい。そのため、突出片7の側端10は、直線又は凸曲線であることが好ましい。
図10a〜hにおける突出片7の各種寸法の一例としては、次のようなものが挙げられる。なお、被覆部12の寸法は、上記した実施例(L3=75mm,L4=150mm)と同様とする。
図10aでは、(L1,L6,L5)=(0mm,75mm,30mm)、
図10bでは、(L1,L6,L5)=(25mm,75mm,30mm)、
図10cでは、(L1,L6,L5)=(0mm,75mm,30mm)、
図10dでは、(L1,L6,L5)=(25mm,75mm,30mm)、
図10eでは、(L1,L6,L5)=(50mm,75mm,30mm)、
図10fでは、(L1,L6,L5)=(0mm,75mm,30mm)、
図10gでは、(L1,L6,L5)=(25mm,75mm,30mm)、
図10hでは、(L1,L6,L5)=(50mm,75mm,30mm)、
である。
なお、突出片7の上端の幅方向寸法L6は、被覆部12の下端の幅方向寸法L3と同じ場合を説明したが、突出片7の上端の幅は、被覆部12の下端の幅よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。また、前者の場合、両側のガイド壁部5に設けられた被覆部12の間に跨るように、幅方向に長尺な1枚の突出片7を配設してもよい。加えて、図10a〜hに示す突出片7のそれぞれの形態は、被覆部12を設けない実施形態において採用してもよい。
1 成形体
2 オーバーフロー溝
3 外側面部
3a 垂直面部
3b 傾斜面部
4 成形体の下端
5 ガイド壁部
6 エッジローラ
7 突出片
7a 先鋭部
7b 平面部
8 突出片の基端
9 突出片の先端
10 突出片の側端
G 板ガラス
Gm 溶融ガラス
X 成形体の下端と板ガラスの間の空間
Y 耳部空洞

Claims (4)

  1. オーバーフローダウンドロー法により、成形体の両外側面部に沿ってそれぞれ溶融ガラスを流下させながら、前記成形体の下端で融合一体化して板ガラスを成形する板ガラス製造装置において、
    前記成形体の下端の幅方向両端部の各々に、前記成形体の下端から下方に突出する突出片が設けられ、
    各々の前記突出片が、前記成形体の下端と実質的に平行な直線をなす先端と、前記先端に至るまでの間に設けられて鉛直下方に延びる平面部と、前記成形体の下端から下方に向かうに連れて幅方向外側に移行しながら前記先端に滑らかに連続する凸曲線をなす幅方向内側の側端とを備えていることを特徴とする板ガラス製造装置。
  2. 前記突出片の先端が、前記成形体の下端よりも先鋭な先細り形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の板ガラス製造装置。
  3. 前記成形体の直下方に、前記板ガラスの幅方向両端部を表裏両側から挟持する一対のエッジローラが設けられており、
    前記突出片の先端の寸法が、前記一対のエッジローラによる前記板ガラスの挟持領域の寸法よりも長いことを特徴とする請求項1又は2に記載の板ガラス製造装置。
  4. オーバーフローダウンドロー法により、成形体の両外側面部に沿ってそれぞれ溶融ガラスを流下させながら、前記成形体の下端で融合一体化して板ガラスを成形する板ガラス製造方法において、
    前記成形体の下端の幅方向両端部の各々に、前記成形体の下端から下方に突出する突出片を設けた状態で、前記溶融ガラスを流下させる工程を含み、
    各々の前記突出片が、前記成形体の下端と実質的に平行な直線をなす先端と、前記先端に至るまでの間に設けられて鉛直下方に延びる平面部と、前記成形体の下端から下方に向かうに連れて幅方向外側に移行しながら前記先端に滑らかに連続する凸曲線をなす幅方向内側の側端とを備えていることを特徴とする板ガラス製造方法。
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