JP6047805B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置に関し、より特定的には、画像形成装置に用いられる定着装置に関する。
従来の定着装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の定着装置が知られている。図5は、特許文献1に記載の定着装置500の構成図である。
定着装置500は、定着ローラ502、加熱ローラ504、定着ベルト506、ハロゲンヒータ508、反射部材510及び加圧ローラ512を備えている。定着ベルト506は、定着ローラ502と加圧ローラ504との間に張り渡されている。ハロゲンヒータ508は、加熱ローラ504内に設けられ、加熱ローラ504を介して、定着ベルト506を加熱する。反射部材510は、定着ベルト506が加熱ローラ504に接触している部分に対向しており、定着ベルト506から輻射されてくる熱を反射する。加圧ローラ512は、定着ベルト506が定着ローラ502に接触している部分に圧接し、ニップ部を形成している。
ところで、定着ベルト506において加熱ローラ504により加熱された部分は、定着ローラ502及び加熱ローラ504の回転によって、ニップ部まで移動させられる。そして、定着ベルト506において加熱ローラ504により加熱された部分は、ニップ部を通過する印刷媒体を加熱する。ただし、定着ベルト506において加熱ローラ504により加熱された部分は、加熱ローラ504を通過した後からニップ部に到達するまでの間においては加熱されずに、熱を輻射する。そのため、加熱ローラ504を通過した後からニップ部に到達するまでの間において、定着ベルト506の温度が低下し、熱損失が発生する。
特開2012−103612号公報
そこで、本発明の目的は、熱損失をより低減できる定着装置を提供することである。
本発明の一形態に係る定着装置は、所定方向から平面視したときに第1の回転方向に回転する第1の回転体と、前記第1の回転体と接触することにより、印刷媒体が通過するニップ部を形成し、かつ、前記所定方向から平面視したときに第1の回転方向の反対方向である第2の回転方向に回転する第2の回転体と、前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において前記ニップ部と重ならない加熱部を加熱する加熱手段と、前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において、前記加熱部よりも前記第1の回転方向の下流側に位置し、かつ、該ニップ部よりも該第1の回転方向の上流側に位置する部分の少なくとも一部と対向する第1の反射部材あって、該第1の回転体と対向する面において反射面を有している第1の反射部材と、を備え、前記第1の反射部材は、前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において、前記加熱部よりも前記第1の回転方向の上流側の位置から該第1の回転方向に進行して該加熱部よりも該第1の回転方向の下流側の位置までの部分と対向しており、前記所定方向から平面視したときに、前記第1の反射部材の前記第1の回転方向の上流側の端部と前記第1の回転体との距離は、該第1の反射部材の該第1の回転方向の下流側の端部と該第1の回転体との距離よりも小さいこと、を特徴とする。
本発明によれば、熱損失をより低減できる。
画像形成装置1の全体構成を示した図である。 定着装置20の構成図である。 第1の変形例に係る定着装置20aの構成図である。 第2の変形例に係る定着装置20bの構成図である。 特許文献1に記載の定着装置500の構成図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。
(画像形成装置の構成)
以下に、本発明の実施形態に係る給紙カセットを備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示した図である。図1において、紙面の左右方向を単に左右方向と呼び、紙面の前後方向を単に前後方向と呼び、紙面の上下方向を単に上下方向と呼ぶ。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、スキャナにより読み取った画像データに基づいて、用紙(印刷媒体)に画像を形成する機能を有し、図1に示すように、印刷部2、本体3、給紙カセット15a、タイミングローラ対19、定着装置20、排紙ローラ対21、排紙トレイ23及び制御部100を備えている。
本体3は、画像形成装置1の筐体であり、印刷部2、給紙カセット15a、タイミングローラ対19、定着装置20、排紙ローラ対21及び制御部100を収容している。
給紙カセット15aは、用紙を1枚ずつ供給する役割を果たし、概略、用紙トレイ16a及び給紙ローラ17aを含む。用紙トレイ16aには、印刷前の状態の用紙が複数枚重ねて載置される。給紙ローラ17aは、用紙トレイ16aに載置された用紙を1枚ずつ取り出す。
タイミングローラ対19は、印刷部2においてトナー画像が用紙に2次転写されるように、給紙カセット15aから搬送されてきた用紙をタイミングを調整しながら搬送する。
印刷部2は、給紙カセット15aから供給されてくる用紙にトナー画像を形成し、作像ユニット22Y,22M,22C,22K、光走査装置6Y,6M,6C,6K、転写部8Y,8M,8C,8K、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及びクリーニング装置18を含んでいる。また、作像ユニット22Y,22M,22C,22Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、現像装置7Y,7M,7C,7K及びクリーナー9Y,9M,9C,9Kを含んでいる。
感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kは、本体3内に設けられ、円筒形状をなしている。感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kは、図1において時計回りに回転させられる。帯電器5Y,5M,5C,5Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面を帯電させる。光走査装置6Y,6M,6C,6Kは、制御部100の制御により、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面に対してビームBY,BM,BC,BKを走査する。これにより、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面には静電潜像が形成される。
現像装置7Y,7M,7C,7Kは、本体3内に設けられ、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kにトナーを付与して、静電潜像に基づくトナー画像を現像する。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されている。中間転写ベルト11には、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kに現像されたトナー画像が1次転写される。転写部8Y,8M,8C,8Kは、中間転写ベルト11の内周面に対向するように配置されており、感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kに形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9Y,9M,9C,9Kは、1次転写後に感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kの周面に残存しているトナーを回収する。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を反時計回りに駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向し、ドラム形状をなしている。そして、2次転写ローラ14は、転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト11との間を通過する用紙に対して、中間転写ベルト11が担持しているトナー画像を2次転写する。クリーニング装置18は、用紙へのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存しているトナーを除去する。
トナー画像が2次転写された用紙は、定着装置20に搬送される。定着装置20は、用紙に対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙に定着させる。
排紙ローラ対21は、定着装置20を通過した用紙を排紙トレイ23上に排出する。排紙トレイ23上には、印刷済みの用紙が積載される。
制御部100は、例えば、CPUにより構成され、画像形成装置1の動作を制御する。
(定着装置の構成)
以下に、定着装置20の構成について図面を参照しながら説明する。図2は、定着装置20の構成図である。
定着装置20は、図2に示すように、定着ローラ21、加熱ローラ22、定着ベルト24、ハロゲンヒータ26、反射板30、外側カバー32、リブ34、内側カバー36、加圧ローラ38、カバー40、ガイド42及び温度センサ70を備えている。
定着ローラ21は、前後方向に延在する円柱状の部材であり、前後方向の両端近傍においてベアリングにより支持されることにより前後方向に延在する軸を中心として回転することができる。ただし、定着ローラ21は、モーター等の駆動源により回転させられる駆動ローラではなく、外部からの力を受けて回転する従動ローラである。定着ローラ21は、例えば、金属棒からなる芯金の周囲にシリコンゴム及びシリコンスポンジが下層側から上層側へとこの順に積層されて構成されている。定着ローラ21の外径は、25mmである。芯金は、例えば、中実の金属棒であり、硫黄および硫黄複合快削鋼鋼材(SUM24)である。また、シリコンゴム及びシリコンスポンジの厚みは2mmである。シリコンゴム及びシリコンスポンジが設けられることにより、定着ローラ21の表面は弾性を有している。
加熱ローラ22は、前後方向に延在する円筒状の部材であり、前後方向の両端近傍においてベアリングにより支持されることにより前後方向に延在する軸を中心として回転することができる。ただし、加熱ローラ22は、モーター等の駆動源により回転させられる駆動ローラではなく、外部からの力を受けて回転する従動ローラである。加熱ローラ22は、定着ローラ21に対して左上側に配置されている。加熱ローラ22の外径は、18mmであり、加熱ローラ22の肉厚は、0.3mmである。また、加熱ローラ22の内周面は、黒色に塗装されている。加熱ローラ22は、例えば、円筒状の金属管であり、例えば、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM)である。
定着ベルト24は、定着ローラ21と加熱ローラ22とに張り渡されており、定着ローラ21及び加熱ローラ22の回転によって、前側から平面視したときに回転することができる。定着ベルト24は、例えば、基材上にシリコンゴム及びPFAが下層側から上層側へとこの順に積層されて構成されている。定着ベルト24の内径は、40mmである。基材の厚みは60μmであり、シリコンゴムの厚みは100μmであり、PFAの厚みは12μmである。また、定着ベルト24のベルトテンションは、50Nである。定着ベルト24のベルトテンションをかけるためには、例えば、加熱ローラ22を定着ローラ21から離れる方向に引っ張る。以上のように、定着ベルト24は、非常に薄いので、20秒程度の短時間で、定着可能な温度に加熱されることが可能である。
また、定着ベルト24において加熱ローラ22に接触している部分の反時計回りの下流側の端部を部分P2と呼ぶ。定着ベルト24において定着ローラ21に接触している部分の反時計回りの上流側の端部を部分P3と呼ぶ。加熱ローラ22は、定着ローラ21に対して左上側に配置されている。そのため、部分P2は、部分P3よりも上側に位置している。
ハロゲンヒータ26は、加熱ローラ22内に設けられており、前後方向に延在する発熱体である。ハロゲンヒータ26は、加熱ローラ22を加熱する。これにより、定着ベルト24は、加熱ローラ22と接触している部分において、加熱ローラ22により加熱される。以下では、定着ベルト24が加熱ローラ22と接触している部分を加熱部Hと呼ぶ。すなわち、定着ベルト24は、加熱部Hにおいてハロゲンヒータ26により加熱される。ハロゲンヒータ26の消費電力は1200Wであり、ハロゲンヒータ26の加熱領域は前後方向に少なくとも300mm以上である。
加圧ローラ38は、前後方向に延在する円柱状の部材であり、前後方向の両端近傍において支持されることにより前後方向に延在する軸を中心として回転することができる。加圧ローラ38は、定着ローラ21に対して右側に設けられており、定着ローラ21に圧接することによって、定着ベルト24に圧接している。すなわち、定着ベルト24は、定着ローラ21において加圧ローラ38と接触している。これにより、定着ベルト24と加圧ローラ38との間にニップ部Nが形成されている。ニップ部Nは、トナー画像が形成された印刷媒体が通過する領域である。ニップ部Nを通過する際には、トナー画像は、印刷媒体において定着ローラ21と対向する面(左側の面)に形成されている。また、ニップ部Nは、図2に示すように、加熱部Hとは重なっておらず離れている。ニップ部Nの上下方向の長さは8mmである。また、ニップ部Nにおいて加圧ローラ38が定着ローラ21に圧接する力の大きさは、400Nである。
また、加圧ローラ38は、モーター等の駆動源により、前側から平面視したときに、時計回りに回転させられる駆動ローラである。加圧ローラ38は、前記の通り、定着ローラ21に対して接触している。そのため、前側から平面視したときに、加圧ローラ38が時計回りに回転させられると、定着ベルト24、定着ローラ21及び加熱ローラ22は、反時計回りに回転させられる。なお、加圧ローラ38は、ニップ部Nを通過する印刷媒体の搬送速度が210mm/sとなるように回転させられる。
また、加圧ローラ38は、例えば、金属棒からなる芯金の周囲にシリコンゴム及びPFAが下層側から上層側へとこの順に積層されて構成されている。加圧ローラ38の外径は、27mmである。芯金は、例えば、中実の金属棒であり、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM)である。また、シリコンゴムの厚みは4mmであり、PFAの厚みは30μmである。シリコンゴムが設けられることにより、加圧ローラ38の表面は弾性を有している。
反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24において、加熱部Hよりも反時計回りの下流側に位置し、かつ、ニップ部Nよりも反時計回りの上流側に位置する部分の少なくとも一部と対向し、定着ベルト24と対向する面において反射面を有している。反射板30は、定着ベルト24から輻射される熱を定着ベルト24に向けて反射する。本実施形態では、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24における部分P2から反時計回りに進行して部分P3までの部分と対向しており直線状をなしている。ただし、反射板30は、部分P2よりもわずかに反時計回りの上流側にはみ出している。
また、反射板30は、定着ベルト24に対して近づきすぎても遠ざかりすぎてもいけない。反射板30が近づき過ぎると、定着ベルト24から輻射された熱が反射板30に伝達され、反射板30が遠ざかり過ぎると、定着ベルト24への熱の反射が不十分となるからである。そこで、定着ベルト24の温度が130℃〜190℃の範囲内である場合には、反射板30と定着ベルト24との距離は、6mm〜8mmであることが好ましい。
反射板30の材料としては、輻射率が低く、熱伝導率及び熱容量の小さい材料が好ましい。ただし、輻射率の方が熱伝導率及び熱容量よりも重要度が高いため、材料選択においては輻射率が優先される。反射板30は、例えば、アルミ、鉄、ステンレス等の金属材料や樹脂材料の表面に対して、研磨や蒸着等の表面処理が施されることにより作製されてもよいし、アルミ、鉄、ステンレス等の金属材料や樹脂材料の表面にアルミめっきが施されることにより作製されてもよい。また、反射板30の厚みは、熱容量の低減と強度とのバランスにより決定される。反射板30が金属材料により作製される場合には、反射板30の厚みは0.5mm〜1.5mmである。反射板30が樹脂材料により作製される場合には、反射板30の厚みは1.5mm〜2.5mmである。
リブ34は、反射板30の反時計回りの下流側の端部t近傍に設けられており、定着ベルト24と反射板30との間の隙間Sp1の一部と重なるように設けられている板状部材である。以下に、より詳細に説明する。
まず、定着ベルト24において端部tと最も近接する部分を近接部分P1と定義する。本実施形態では、近接部分P1は、部分P3と一致している。ただし、近接部分P1と部分P3とは一致していなくてもよい。また、近接部分P1における定着ベルト24の進行方向を進行方向Aと定義する。このとき、隙間Sp1は、図2に示すように、端部tと近接部分P1とに挟まれた空間である。そして、進行方向Aから平面視したときに、リブ34は、隙間Sp1の一部と重なっている。隙間Sp1の一部とは、隙間Sp1の下端(すなわち、端部t)から所定の領域である。よって、リブ34の上端と定着ベルト24とは接触しておらず、これらの間には隙間が存在している。リブ34の上端は、反射板30の端部tよりも定着ベルト24の近くに位置している。ただし、リブ34の上端が定着ベルト24に近づき過ぎると、定着ベルト24からの熱がリブ34へと伝達されてしまう。そこで、リブ34と定着ベルト24との間隔は、例えば、1mm〜5mmであることが好ましい。これにより、リブ34は、反射板30と定着ベルト24とに挟まれた空間から隙間Sp1を介して空気が流出することを妨げる阻害部材として機能している。
また、リブ34と反射板30の端部tとの間には隙間Sp2が設けられている。これにより、反射板30と定着ベルト24とに挟まれた空間から隙間Sp2を介して空気が僅かに流出する。ただし、リブ34は、反射板30と定着ベルト24とに挟まれた空間から隙間Sp1を介して空気が流出することを妨げることができる程度に隙間Sp1に近づいている必要がある。したがって、隙間Sp2の大きさは、1mm〜3mm程度であることが好ましい。
また、リブ34は、定着ローラ21の下側において、左下から右上に向かって延在している。これにより、リブ34は、下側から搬送されてきた印刷媒体をニップ部Nに導くガイドとして機能する。
以上のように構成されたリブ34は、定着ベルト24から輻射されてきた熱を周囲の部材に伝達しないことが好ましい。したがって、リブ34は、熱伝導率の低い材料により作製され、例えば、樹脂により作製される。
外側カバー32は、前側から平面視したときに、反射板30及び定着ベルト24の周囲を囲んでいる。より詳細には、外側カバー32は、前後方向に直交する断面において、矩形状をなす箱状部材である。外側カバー32は、定着ローラ21、加熱ローラ22、定着ベルト24、反射板30及び内側カバー36(詳細は後述)を収容している。ただし、外側カバー32の右面の下半分及び外側カバー32の下面の右端近傍が切り欠かれることにより、外側カバー32は右下において開口している。これにより、定着ローラ21及び定着ベルト24が該定着ローラ21に接触している部分は、外側カバー32から外部に露出している。
内側カバー36は、前側から平面視したときに、定着ベルト24と外側カバー32との間に設けられている。より詳細には、内側カバー36は、前側から平面視したときに、加熱ローラ22の上側、下側及び左側を囲むように設けられている。また、内側カバー36の上面の右端は、僅かに下方に折り返されている。これにより、内側カバー36は、加熱部Hの上方を覆っている。また、内側カバー36において、前側から平面視したときに、右面、上面及び左面に囲まれた空間を蓄熱部Cと呼ぶ。
温度センサ70は、蓄熱部Cに設けられており、蓄熱部C内の温度を検知し、制御部100へと出力する。温度センサ70は、非接触式の温度センサであり、サーモスタッドとして機能する。
カバー40は、加圧ローラ38の周囲を囲んでいる。より詳細には、カバー40は、前後方向に直交する断面において、矩形状をなす箱状部材である。カバー40は、加圧ローラ38を収容している。ただし、カバー40の左面の一部が切り欠かれることにより、カバー40は左面において開口している。これにより、加圧ローラ38は、カバー40から外部に露出している。
ガイド42は、加圧ローラ38の下側において、右下から左上に向かって延在している。これにより、ガイド42は、下側から搬送されてきた印刷媒体をニップ部Nに導く。
(効果)
本実施形態に係る定着装置20によれば、熱損失をより低減できる。より詳細には、加熱部Hにおいて加熱された定着ベルト24は、定着ローラ21及び加熱ローラ22の回転にしたがって、ニップ部Nへと移動させられる。このとき、加熱部Hよりも反時計回りの下流側からニップ部Nよりも反時計回りの上流側までの間の部分では、定着ベルト24は殆ど加熱されない。そのため、加熱部Hよりも反時計回りの下流側からニップ部Nよりも反時計回りの上流側までの間の部分では、定着ベルト24は、熱を輻射するため、冷却される。
そこで、定着装置20では、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24において、加熱部Hよりも反時計回りの下流側に位置し、かつ、ニップ部Nよりも反時計回りの上流側に位置する部分の少なくとも一部と対向している。これにより、定着ベルト24が輻射した熱は、反射板30により、定着ベルト24に向けて反射される。その結果、定着ベルト24の冷却が抑制される。よって、定着装置20によれば、熱損失をより低減できる。
なお、印刷媒体がニップ部Nに突入することを反射板30が妨げることを防止するために、本実施形態では、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24における部分P2から反時計回りに進行して部分P3までの部分と対向している。すなわち、反射板30の反時計回りの下流側の端部tは、ニップ部Nから離れた位置に位置している。
また、定着ベルト24が回転していない状態においても、定着ベルト24が輻射した熱を定着ベルト24に向けて反射板30が反射するので、定着ベルト24の冷却が抑制される。
また、定着装置20によれば、以下の理由によっても、熱損失を低減できる。より詳細には、定着装置20において、定着ベルト24が反時計回りに回転すると、定着ベルト24と反射板30との間の空間では、反時計回りに空気の流れが発生する。定着ベルト24と反射板30との間の空気は、定着ベルト24から輻射された熱により温められている。そのため、上記のような空気の流れが発生すると、暖められた空気が隙間Sp1を介して、定着ベルト24と反射板30との間の空間から流出するおそれがある。
そこで、定着装置20では、リブ34は、進行方向Aから平面視したときに、隙間Sp1の一部と重なっている。これにより、リブ34は、暖められた空気が定着ベルト24と反射板30との間の空間から隙間Sp1を介して流出することを妨げている。これにより、定着ベルト24と反射板30との間の空間の温度が低下することが抑制されるようになる。その結果、定着装置20における、熱損失が低減される。
また、定着装置20では、以下の理由によっても、熱損失をより低減できる。より詳細には、外側カバー32は、反射板30及び定着ベルト24の周囲を囲んでいる。更に、リブ34と反射板30の反時計回りの下流側の端部tとの間には隙間Sp2が設けられている。これにより、暖められた空気は、定着ベルト24が反時計回りに回転すると、定着ベルト24と反射板30との間の空間から隙間Sp2を介して外側カバー32内に流出し、外側カバー32内にとどまるようになる。外側カバー32内に流出した暖められた空気は、ハロゲンヒータ26が点灯していないときに、定着装置20内の温度を高温に保つ役割を果たす。したがって、定着装置20では、熱損失が低減される。
また、外側カバー32内に流出した暖められた空気は、内側カバー36の蓄熱部C内に滞留する。内側カバー36は、加熱部Hの上方を覆っている。したがって、蓄熱部C内の空気は、ハロゲンヒータ26が点灯していないときに、定着装置20内の温度を高温に保つ役割を果たす。したがって、定着装置20では、熱損失が低減される。
また、定着装置20によれば、以下の理由によっても、熱損失をより低減できる。部分P2は、定着ベルト24において加熱ローラ22に接触している部分(すなわち、加熱部H)の反時計回りの下流側の端部である。部分P3は、定着ベルト24において定着ローラ21に接触している部分の反時計回りの上流側の端部である。定着装置20では、部分P2の方が部分P3よりも高温となる。そこで、部分P2は、部分P3よりも上側に位置している。これにより、定着ベルト24が回転していない状態において、部分P2周辺の暖められた空気は、定着ベルト24と反射板30との間の空間において上方にとどまるようになり、隙間Sp1を介して定着ベルト24と反射板30との間から流出することが抑制される。その結果、定着装置20において熱損失がより低減される。
また、反射板30が金属材料により作製されることにより、反射板30の輻射率を低くすることができ、反射板30の反射率を高くすることができる。その結果、定着装置20における熱損失の低減が図られる。
また、反射板30は、定着ベルト24の一部と対向しているので、容易に組み立てることができる。
また、蓄熱部Cには高温の空気がとどまるので、蓄熱部Cに温度センサ70を配置することにより、定着装置20の温度を短時間で検知することが可能となる。
(第1の変形例)
以下に、第1の変形例に係る定着装置について図面を参照しながら説明する。図3は、第1の変形例に係る定着装置20aの構成図である。
定着装置20aは、反射板30の構造において定着装置20と相違する。以下に、かかる相違点を中心に定着装置20aについて説明する。
定着装置20aの反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24の周囲に設けられている。より詳細には、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24において、加熱部Hよりも反時計回りの上流側の位置から反時計回りに進行して加熱部Hよりも反時計回りの下流側の位置までの部分と対向している。そして、反射板30の反時計回りの上流側の端部は、定着ローラ21の中心の真上付近に位置しており、反射板30の反時計回りの下流側の端部tは、定着ローラ21の中心の真下付近に位置している。
また、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24に沿って曲線状をなしているのではなく、直線が複数個所において折り曲げられた形状をなしている。そのため、反射板30と定着ベルト24との距離は、不均一である。ただし、反射板30は、定着ベルト24に対して近づきすぎても遠ざかりすぎてもいけない。定着ベルト24の温度が130℃〜190℃の範囲内である場合には、反射板30と定着ベルト24との距離は、6mm〜8mmであることが好ましい。
ただし、定着ベルト24においてニップ部Nよりも反時計回りの上流側であって加熱ローラ22までの第1の部分は、ハロゲンヒータ26により加熱された直後の部分である。そのため、第1の部分において、反射板30は相対的に高熱になりやすい。一方、定着ベルト24においてニップ部Nよりも反時計回りの下流側であって加熱ローラ22までの第2の部分は、ニップ部Nにおいて冷却された直後の部分である。そのため、第2の部分において、反射板30は相対的に高温になりにくい。そこで、第2の部分における反射板30と定着ベルト24との距離は、第1の部分における反射板30と定着ベルト24との距離よりも小さく設定されている。すなわち、反射板30の反時計回りの上流側の端部と定着ベルト24との距離は、反射板30の反時計回りの下流側の端部と定着ベルト24との距離よりも小さく設定されている。例えば、第1の部分における反射板30と定着ベルト24との距離は、6mm〜8mmであることが好ましい。一方、第2の部分における反射板30と定着ベルト24との距離は、5mm〜7mmであることが好ましい。
以上のような反射板30は、上部30b及び下部30aにより構成されている。上部30bは、反射板30の上半分を占める部分である。下部30aは、反射板30の下半分を占める部分である。上部30b,30bはそれぞれ、組立を容易とするために、別々の部材により作製されている。
外側カバー32は、前側から平面視したときに、反射板30よりも定着ベルト24に対して外側において、反射板30及び定着ベルト24の周囲を囲んでいる。より詳細には、外側カバー32は、前後方向に直交する断面において、矩形状をなす箱状部材である。ただし、外側カバー32の右面の下半分及び外側カバー32の下面の右端近傍が切り欠かれることにより、外側カバー32は右下において開口している。これにより、定着ローラ21及び定着ベルト24が該定着ローラ21に接触している部分は、外側カバー32から外部に露出している。
また、反射板30の反時計回りの上流側の端部は、外側カバー32の右面の下端に接続されている。また、リブ34の下端は、外側カバー32の下面の右端に接続されている。すなわち、リブ34は、外側カバー32に固定されている。これにより、外側カバー32内の空間は、隙間Sp1,Sp2以外の部分では、外側カバー32の外部とは連通していない。
以上のように構成された定着装置20aにおいても、定着装置20と同様に、熱損失を低減できる。
また、定着装置20aでは、以下の理由によっても、熱損失を低減できる。より詳細には、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24に沿って曲線状をなしているのではなく、直線が複数個所において折り曲げられた形状をなしている。定着ベルト24と反射板30との距離を均一に保つ観点からは、反射板30は、曲線状をなしていることが好ましいと考えられる。しかしながら、直線が複数個所において折り曲げられた形状を反射板30がなすことにより、定着ベルト24が回転するときに、折り曲げられた箇所において空気の流れが妨げられるようになる。そのため、暖められた空気が定着ベルト24と反射板30との間の空間にとどまるようになる。その結果、定着装置20aでは、熱損失が低減される。
また、定着装置20aでは、反射板30は、直線が複数個所において折り曲げられた形状をなしている。このような形状の反射板30は、曲線状の反射部材に比べて、一枚の金属板を折り曲げ加工することによって容易に作製できる。よって、定着装置20aでは、製造が容易となる。ただし、このことは、反射板30が曲線状をなしていることを妨げるものではない。
また、定着装置20aでは、以下の理由によっても、熱損失を低減できる。より詳細には、定着ベルト24においてニップ部Nよりも反時計回りの上流側であって加熱ローラ22までの第1の部分は、ハロゲンヒータ26により加熱された直後である。そのため、第1の部分において、反射板30は相対的に高熱になりやすい。一方、定着ベルト24においてニップ部Nよりも反時計回りの下流側であって加熱ローラ22までの第2の部分は、ニップ部Nにおいて冷却された直後である。そのため、第2の部分において、反射板30は相対的に高温になりにくい。そこで、反射板30の反時計回りの上流側の端部と定着ベルト24との距離は、反射板30の反時計回りの下流側の端部と定着ベルト24との距離よりも小さく設定されている。これにより、反射板30の反時計回りの下流側の端部近傍において、定着ベルト24が輻射した熱を効率よく反射できると共に、反射板30の反時計回りの上流側の端部近傍において、反射板30の熱が周囲に拡散することが抑制される。その結果、定着装置20aでは、熱損失を低減できる。
(第2の変形例)
以下に、第2の変形例に係る定着装置について図面を参照しながら説明する。図4は、第2の変形例に係る定着装置20bの構成図である。
定着装置20bは、定着ローラ21及び加熱ローラ22が設けられていない点、及び、反射板60、支持部材62、定着パッド64及び摺動部材66が設けられている点において定着装置20aと相違する。以下に、かかる相違点を中心に定着装置20bについて説明する。
定着装置20bでは、定着ベルト24は、前後方向に延在する円筒状をなしている。また、ハロゲンヒータ26は、定着ベルト24内に設けられており、定着ベルト24を直接に加熱する。
反射板60は、前側から平面視したときに、ハロゲンヒータ26の右側に設けられており、ハロゲンヒータ26が輻射した熱を加熱部Hに向けて反射する。より詳細には、反射板60は、定着ベルト24の左右方向の中央において上下方向に延在していると共に、上下方向の中央において右側に窪んだ形状をなしている。ハロゲンヒータ26は、反射板60において窪んだ部分に配置されている。反射板60の左面は、ハロゲンヒータ26と対向しており、反射面である。これにより、ハロゲンヒータ26が右側に向かって輻射した熱は、反射板60により左側に向かって反射され、定着ベルト24の加熱に寄与する。よって、本実施形態では、加熱部Hは、定着ベルト24において、反射板60の上端及び下端よりも左側の部分である。
支持部材62は、前側から平面視したときに、反射板60の右側に設けられており、反射板60を支持している。定着パッド64は、支持部材62の右面に取り付けられている。また、摺動部材66は、定着パッド64の右面に取り付けられている。そして、摺動部材66は、定着パッド64により右側に押されることにより、定着ベルト24の内周面を右側に押している。これにより、定着ベルト24は、加圧ローラ38に対して圧接している。
また、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24の周囲を囲んでいる。より詳細には、反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24において、加熱部Hよりも反時計回りの上流側の位置から反時計回りに進行して加熱部Hよりも反時計回りの下流側の位置までの部分と対向している。反射板30は、前側から平面視したときに、定着ベルト24の上端近傍から定着ベルト24の下端近傍までの略半周を囲んでいる。
以上のように構成された定着装置20bは、定着装置20aと同じ作用効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
本発明に係る定着装置は、前記定着装置20,20a,20bに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、反射板30とリブ34とは接触していてもよいが、これらの接触面積はできるだけ小さいことが好ましい。これにより、反射板30とリブ34との間において熱伝導が生じることが抑制される。
なお、リブ34は、外側カバー32と一体化されていてもよい。これにより部品点数の削減が図られる。
本発明に係る定着装置に関し、熱損失を低減できる点において優れている。
20,20a,20b:定着装置
21:定着ローラ
22:加熱ローラ
24:定着ベルト
26:ハロゲンヒータ
30:反射板
32:外側カバー
34:リブ
36:内側カバー
38:加圧ローラ
40:カバー
60:反射板
62:支持部材
64:定着パッド
66:摺動部材
70:温度センサ
C:蓄熱部
H:加熱部
N:ニップ部
Sp1,Sp2:隙間

Claims (6)

  1. 所定方向から平面視したときに第1の回転方向に回転する第1の回転体と、
    前記第1の回転体と接触することにより、印刷媒体が通過するニップ部を形成し、かつ、前記所定方向から平面視したときに第1の回転方向の反対方向である第2の回転方向に回転する第2の回転体と、
    前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において前記ニップ部と重ならない加熱部を加熱する加熱手段と、
    前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において、前記加熱部よりも前記第1の回転方向の下流側に位置し、かつ、該ニップ部よりも該第1の回転方向の上流側に位置する部分の少なくとも一部と対向する第1の反射部材あって、該第1の回転体と対向する面において反射面を有している第1の反射部材と、
    を備え
    前記第1の反射部材は、前記所定方向から平面視したときに、前記第1の回転体において、前記加熱部よりも前記第1の回転方向の上流側の位置から該第1の回転方向に進行して該加熱部よりも該第1の回転方向の下流側の位置までの部分と対向しており、
    前記所定方向から平面視したときに、前記第1の反射部材の前記第1の回転方向の上流側の端部と前記第1の回転体との距離は、該第1の反射部材の該第1の回転方向の下流側の端部と該第1の回転体との距離よりも小さいこと、
    を特徴とする定着装置。
  2. 第1のローラと、
    第2のローラと、
    を更に備えており、
    前記第1の回転体は、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に張り渡されたベルトであって、該第1のローラにおいて前記第2の回転体と接触しており、
    前記加熱手段は、前記第2のローラ内に設けられ、該第2のローラを加熱し、
    前記加熱部は、前記第1の回転体において前記第2のローラに接触している部分であること、
    を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第1の回転体は、前記所定方向に延在する円筒状をなしており、
    前記加熱手段は、前記第1の回転体内に設けられており、
    前記定着装置は、
    前記第1の回転体内に設けられ、かつ、前記加熱手段が輻射した熱を前記加熱部に向けて反射する第2の反射部材を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加熱部の上方を覆うことにより蓄熱部を形成しているカバーを、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記蓄熱部に設けられている温度検知手段を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項に記載の定着装置。
  6. 前記第1の反射部材は、前記所定方向から平面視したときに、直線が複数個所において折り曲げられた形状であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の定着装置。
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