JP5488413B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、以下に示す各実施の形態における定着装置110A〜110Dを備えることが可能な画像形成装置100の構成を説明する図である。図1を参照して、画像形成装置100は、外観を構成する外装カバー101を備え、画像形成装置100の内部でプリントされた記録部材(以下、転写用紙と称する。)が排出口108から搬出される。
図2は、画像形成装置100のブロック図である。図2を参照して、画像形成装置100は、当該画像形成装置100の動作を全体的に制御する中央制御部1を含む。中央制御部1は、CPU(Central Processing Unit)を含む。
[定着装置110Aの構成]
図3から図7を参照して、本実施の形態における定着装置110Aの構成について説明する。なお、図3および図4は、本実施の形態における定着装置110Aの第1および第2斜視図、図5は、図3および図4中のV−V線矢視断面図、図6は、加熱ローラを示す図、図7は、他の定着装置の断面図である。
以上、本実施の形態における定着装置110Aおよびこの定着装置110Aを備えた画像形成装置100によれば、ニップ領域nの第1通過領域L1に対向する位置にのみ熱線反射部材201が配置され、第3通過領域L3に対向する位置には熱線反射部材は設けられていない。
[定着装置110Bの構成]
図8から図10を参照して、本実施の形態における定着装置110Bの構成について説明する。なお、図8は、定着装置110Bの斜視図、図9は、図8中のIX−IX線矢視断面図、図10は、図8中のX−X線矢視断面図である。
以上、本実施の形態における定着装置110Bおよびこの定着装置110Bを備えた画像形成装置100によれば、ニップ領域nの第1通過領域L1に対向する位置に第1熱線反射部材201が配置され、第3通過領域L3に対向する位置に、一対の第2熱線反射部材210設けられ、加熱ローラ22の表面から第1熱線反射部材201の内表面までの距離(S1)よりも、加熱ローラ22の表面から第2熱線反射部材210の内表面までの距離(S2)の方が遠くなるように設けられている。
[定着装置110Cの構成]
図11から図16を参照して、本実施の形態における定着装置110Cの構成について説明する。なお、図11は、定着装置110Cの斜視図、図12は、図11中のXII−XII線矢視断面図、図13は、図11中のXIII−XIII線矢視断面図、図14(A)〜(D)は、コイルばね303の変化の状態を示す図、図15は、定着装置の他の状態を示す斜視図、図16は、図15中のXVI−XVI線矢視断面図である。
以上、本実施の形態における定着装置110Cおよびこの定着装置110Cを備えた画像形成装置100によれば、第2熱線反射部材210に、加熱ローラ22の表面までの距離を変更するための距離可変機構を含んでいる。この構成を採用した場合には、第2通過領域L2を通過する最大幅用紙の画像形成においては、第3通過領域L3の温度が200℃以下となることが想定されているため、第2熱線反射部材210の内表面から加熱ローラ22の表面までの距離(S1)は、第1熱線反射部材201の内表面から加熱ローラ22の表面までの距離(S1)と同じ距離となり、全体としての保温効果が維持される。
[定着装置110Dの構成]
まず、図17から図20を参照して、本実施の形態における定着装置110Dの構成について説明する。なお、図17は、定着装置110Dの斜視図、図18は、定着装置110Dの第1平面図、図19は、図18中のXIX−XIX線矢視断面図、図20は、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第1距離位置の状態を示す図であり、図18中のXXで囲まれた領域の部分拡大図である。
次に、本実施の形態における距離可変機構の動作について、図18、図20、図21から図26を参照して説明する。なお、図21は、定着装置110Dの第2平面図、図22は、図21中のXXII−XXII線矢視断面図、図23は、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第2距離位置の状態を示す図であり、図21中のXXIIIで囲まれた領域の部分拡大図、図24は、定着装置110Dの第3平面図であり、距離可変機構で選択された第3距離位置の状態を示す図、図25は、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第4距離位置の状態を示す図、図26は、定着装置110Dの距離可変機構の制御フローを示す図である。
図18および図20を参照して、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第1距離位置の状態について説明する。この第1距離位置においては、ステッピングモータの回転ステップ数の制御により、連結部402cが最も定着装置側ドッキングギヤ402b側に位置した状態を示している。第2熱線反射部材210の第1反射部材突起250aおよび第2反射部材突起250bが、摺動バー401の第1摺動バー突起401a、第2摺動バー突起401b、第3摺動バー突起401c、および第4摺動バー突起401dのいずれとも当接していない状態である。
図21から図23を参照して、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第2距離位置の状態について説明する。この第2距離位置においては、ステッピングモータの回転ステップ数の制御により、定着装置側ドッキングギヤ402bが回転して、連結部402cが所定距離、図示において矢印に示す方向に移動した状態を示している。第2熱線反射部材210の第1反射部材突起250aと摺動バー401の第1摺動バー突起401aとが当接し、第2熱線反射部材210の第2反射部材突起250bと摺動バー401の第2摺動バー突起401bとが当接している状態を示している。
図24を参照して、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第3距離位置の状態について説明する。この第3距離位置においては、ステッピングモータの回転ステップ数の制御により、定着装置側ドッキングギヤ402bがさらに回転して、連結部402cが所定距離、図示において矢印に示す方向にさらに移動した状態を示している。第2熱線反射部材210の第2反射部材突起250bと摺動バー401の第3摺動バー突起401cとが当接している状態を示している。
図25を参照して、定着装置110Dの距離可変機構で選択された第4距離位置の状態について説明する。この第4距離位置においては、ステッピングモータの回転ステップ数の制御により、定着装置側ドッキングギヤ402bがさらに回転して、連結部402cが所定距離、図示において矢印に示す方向にさらに移動した状態を示している。第2熱線反射部材210の第1反射部材突起250aと摺動バー401の第4摺動バー突起401dとが当接している状態を示している。
図26を参照して、上記距離可変機構の制御フローの一例について説明する。印字動作開始後(S10)、第3通過領域L3の温度を確認する(S20)。第3通過領域L3の第1確認設定温度(C1)を、たとえば170℃に設定した場合に、第3通過領域L3の温度が第1確認設定温度(C1)以下の場合には、第1通過領域L1との温度差がないと判断して(NO)、第2熱線反射部材210の位置を、上記第2距離位置となるように制御する(S50)。
以上、本実施の形態における定着装置110Dおよびこの定着装置110Dを備えた画像形成装置100によれば、第2熱線反射部材210に、加熱ローラ22の表面までの距離を段階的に変更するための距離可変機構を含んでいる。この構成を採用した場合には、第2通過領域L2を通過する最大幅用紙の画像形成においては、実施の形態3と同様の効果に加え、第3および第4距離位置の選択が可能となり、第3通過領域L3における輻射レベルを変動させることが可能となる。その結果、電力消費をより効率的に行ないながら、安定した定着性能を確保することが可能となる。
Claims (7)
- 加圧ローラと加熱ローラとを備え、異なる幅を有する複数枚の記録部材を、前記加圧ローラと前記加熱ローラとが接するニップ領域を通過させて、前記記録部材上のトナー像を加圧および加熱して前記記録部材に前記トナー像を定着させる定着装置であって、
前記ニップ領域は、最小幅を有する前記記録部材が通過する第1通過領域と、前記第1通過領域を含み、最小幅を有する前記記録部材よりも大きい幅を有する前記記録部材が通過する第2通過領域と、前記第2通過領域において、前記第1通過領域の両側に位置する第3通過領域と、が規定され、
前記加圧ローラおよび前記加熱ローラの少なくともいずれか一方の外側において、前記第1通過領域に対向する位置に前記加圧ローラおよび前記加熱ローラから輻射される熱を反射する第1熱線反射部材と、前記第3通過領域に対向する位置に前記加圧ローラおよび前記加熱ローラから輻射される熱を反射する一対の第2熱線反射部材とが配置され、
前記第2熱線反射部材は、前記第2熱線反射部材の内表面から前記ニップ領域の前記第1通過領域までの距離を変更するための距離可変機構を含む、定着装置。 - 前記第1熱線反射部材および前記第2熱線反射部材は、前記加熱ローラに対向する位置に配置され、
前記距離可変機構は、前記第2熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離を変更する機構を含む、請求項1に記載の定着装置。 - 前記距離可変機構は、
前記第2熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離が、前記第1熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離よりも遠くなる第1距離位置と、
前記第2熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離と、前記第1熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離とが同じとなる第2距離位置と、
前記第2熱線反射部材が前記加熱ローラの回転軸に対して傾斜することにより、前記第2熱線反射部材の内表面から前記加熱ローラの表面までの距離が、前記第2熱線反射部材の位置によって異なる第3距離位置とが、
選択可能に設けられている、請求項2に記載の定着装置。 - 加圧ローラと加熱ローラとを備え、異なる幅を有する複数枚の記録部材を、前記加圧ローラと前記加熱ローラとが接するニップ領域を通過させて、前記記録部材上のトナー像を加圧および加熱して前記記録部材に前記トナー像を定着させる定着装置であって、
前記ニップ領域は、最小幅を有する前記記録部材が通過する第1通過領域と、前記第1通過領域を含み、最小幅を有する前記記録部材よりも大きい幅を有する前記記録部材が通過する第2通過領域と、前記第2通過領域において、前記第1通過領域の両側に位置する第3通過領域と、が規定され、
前記加圧ローラおよび前記加熱ローラの少なくともいずれか一方の外側において、前記第1通過領域に対向する位置に前記加圧ローラおよび前記加熱ローラから輻射される熱を反射する第1熱線反射部材と、前記第3通過領域に対向する位置に前記加圧ローラおよび前記加熱ローラから輻射される熱を反射する一対の第2熱線反射部材とが配置され、
前記ニップ領域から前記第1熱線反射部材の内表面までの距離よりも、前記ニップ領域から前記第2熱線反射部材の内表面までの距離の方が遠くなるように設けられている、定着装置。 - 前記第1熱線反射部材の内表面から前記ニップ領域までの距離、および前記第2熱線反射部材の内表面から前記ニップ領域までの距離は、前記加圧ローラの軸芯および前記加熱ローラの軸芯を含む仮想平面上において、前記ニップ領域から垂直に延びる直線上の距離である、請求項1から4のいずれかに記載の定着装置。
- 加圧ローラと加熱ローラとを備え、異なる幅を有する複数枚の記録部材を、前記加圧ローラと前記加熱ローラとが接するニップ領域を通過させて、前記記録部材上のトナー像を加圧および加熱して前記記録部材に前記トナー像を定着させる定着装置であって、
前記ニップ領域は、最小幅を有する前記記録部材が通過する第1通過領域と、前記第1通過領域を含み、最小幅を有する前記記録部材よりも大きい幅を有する前記記録部材が通過する第2通過領域と、前記第2通過領域において、前記第1通過領域の両側に位置する第3通過領域と、が規定され、
前記加圧ローラおよび前記加熱ローラの少なくともいずれか一方の外側に、前記加圧ローラおよび前記加熱ローラから輻射される熱を反射する熱線反射部材が配置され、
前記熱線反射部材は、前記第3通過領域を除く、前記第1通過領域に対向する位置にのみ配置されている、定着装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の定着装置を有する、画像形成装置。
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