JP5634436B2 - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及びそれを備えた複写機、プリンター等の画像形成装置に関し、特に定着装置の断熱性の向上に関するものである。
従来の画像形成装置においては、帯電ユニットにより一様に帯電された感光体ドラム等の像担持体上に露光ユニットからレーザー照射を行うことにより、帯電を部分的に減衰させた所定の静電潜像を形成し、現像ユニットにより静電潜像にトナーを付着させてトナー像とした後、転写手段を用いてトナー像を記録媒体上に転写し、定着装置により未定着トナーを加熱、加圧して永久像とする画像形成プロセスが実行される。
上述したような定着装置では、定着動作に寄与しない熱量も定着装置外へ放熱しているため、周囲に配置されている感光体やクリーニング部に不要な熱を与えることになる。その結果、トナーの固化により装置の駆動トルクが上昇し、最悪の場合は装置が停止したり、感光体表面の帯電むらにより濃度異常が発生したりするおそれがある。また、定着装置からの放熱によって機内温度が上昇するため、装置内部の他のシステムへも悪影響を与えることになり、画像品質や部材の耐久性が低下するなどの問題も発生する。
従来は、定着装置と他のシステムとの間に空気の流れを設けることで温度上昇を抑制するなどの対策が行われていた。しかし、定着装置を冷却することは、定着動作に必要な熱量を確保するための発熱量を増加させることにつながるため、無駄なエネルギーの消費が多くなり、省エネルギーの観点からも問題があった。
そこで、ファン等の冷却手段を使用することなく、定着装置からの放熱を抑制する方法が提案されており、例えば特許文献1には、熱ローラー方式の定着装置において、定着ローラーからの放熱を遮断する断熱体を定着ローラーの周囲に配置し、断熱体の内周面と天着ローラーの外周面との間に断熱空気層を形成し、定着ローラーからの放熱を最小限に抑える技術が開示されている。また、特許文献2には、定着ローラー及び加圧ローラーに対向する定着ユニットハウジングの上下カバーの内壁面に断熱材を設けた定着装置が開示されている。
特開平5−134572号公報 特開平5−181381号公報
ところで、近年の省エネルギー化の要望から、定着安定時間の短縮や消費電力の削減が重要な課題となっている。これらの課題については、定着ローラーの小径化、及び薄肉化によって定着ローラーの昇温特性を向上させるのが一般的である。
しかし、定着ローラーとして薄肉ローラーを使用した場合、熱容量が小さいため、特許文献1、2のように断熱材を設けても定着ローラーからの放熱を効果的に抑制することは困難であり、ハウジングの構造を複雑にして気密性を高めることにより放熱を抑制するか、より断熱性に優れた高価な断熱材を使用する必要があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、簡易な構成で定着装置外部への放熱によるエネルギー損失を極力抑えることができる定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、加熱手段により加熱される加熱部材と、該加熱部材に所定の圧力で圧接される加圧部材とから成る定着部材と、該定着部材を収納するとともに記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に開口部が形成されたハウジングと、を備え、前記定着部材の定着ニップ部に記録媒体を挿通させてトナー像の定着処理を行う定着装置において、前記ハウジング内の前記加熱部材と対向する位置に前記加熱部材の外周面と所定の間隔を隔てて配置される前記加熱部材の外周面に沿う形状の金属板から成る加熱側保温板と、前記ハウジング内の前記加圧部材と対向する位置に前記加圧部材の外周面と所定の間隔を隔てて配置される前記加圧部材の外周面に沿う形状の金属板から成る加圧側保温板と、が設けられており、前記加圧部材と前記加圧側保温板との間隔を、前記加熱部材と前記加熱側保温板との間隔よりも広くしたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置において、前記加熱側保温板の周方向の端縁のうち、少なくとも記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記加熱側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置において、前記加圧側保温板の周方向の端縁のうち、少なくとも記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記加圧側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置において、前記加熱側保温板または前記加圧側保温板の周方向の端縁のうち、記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記定着ニップ部に進入する記録媒体をガイドする樹脂製の定着進入ガイドで被覆したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置において、前記定着ニップ部の圧接状態を、第1の圧接状態と、該第1の圧接状態よりも圧力の小さい第2の圧接状態とに切り替えるニップ圧調整機構を備えており、前記定着ニップ部が前記第2の圧接状態にあるときの前記加圧部材と前記加圧側保温板との間隔を、前記加熱部材と前記加熱側保温板との間隔よりも広くしたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置において、前記加熱部材及び前記加圧部材は、それぞれ円筒状の加熱ローラー及び加圧ローラーであり、前記加熱側保温板及び前記加圧側保温板は、それぞれ前記加熱部材及び前記加圧部材の外周面に沿って側面視円弧状に形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、加圧部材と加圧側保温板との間隔を、加熱部材と加熱側保温板との間隔よりも広くすることにより、加熱部材側では、暖められた空気の対流による熱移動を抑制して保温効果を高めることができる。また、加圧部材側では、加圧側保温板への熱移動を少なくし、加熱部材側へ熱量を効率良く供給することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の定着装置において、加熱側保温板の周方向の端縁を加熱側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆することにより、加熱側保温板が放熱板となってハウジングの開口部から定着装置の外部へ放熱されるのを抑制できる。特に、加熱側保温板の記録媒体の搬送方向上流側の端縁を被覆することで、下流側開口部に比べて大きく開口する上流側開口部からの放熱を効果的に抑制できる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の定着装置において、加圧側保温板の周方向の端縁を加圧側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆することにより、加圧側保温板が放熱板となってハウジングの開口部から定着装置の外部へ放熱されるのを抑制できる。特に、加圧側保温板の記録媒体の搬送方向上流側の端縁を被覆することで、下流側開口部に比べて大きく開口する上流側開口部からの放熱を効果的に抑制できる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第2又は第3の構成の定着装置において、加熱側保温板または加圧側保温板の周方向の端縁のうち、記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、定着ニップ部に進入する記録媒体をガイドする樹脂製の定着進入ガイドで被覆することにより、既存の構成を用いて加熱側保温板または加圧側保温板の記録媒体の搬送方向上流側の端縁を被覆することができ、加熱側保温板または加圧側保温板の端縁を被覆する部材を別途設ける必要がなくなる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の定着装置において、定着ニップ部の圧接状態を、第1の圧接状態と、第1の圧接状態よりも圧力の小さい第2の圧接状態とに切り替えるニップ圧調整機構を備え、定着ニップ部が第2の圧接状態にあるときの加圧部材と加圧側保温板との間隔を、加熱部材と加熱側保温板との間隔よりも広くすることにより、普通紙等の単層構造の用紙に印字を行う第1の圧接状態と、封筒等の多層構造の用紙に印字を行う第2の圧接状態の両方において、加圧部材の保温効果を高め、加熱部材の昇温に必要な消費電力を抑えることができる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1乃至第5のいずれかの構成の定着装置において、加熱部材及び加圧部材として、円筒状の加熱ローラー及び加圧ローラーを用い、加熱側保温板及び加圧側保温板を、それぞれ加熱部材及び加圧部材の外周面に沿って側面視円弧状に形成することにより、特に、加熱ローラー及び加圧ローラーを用いる熱ローラー方式の定着装置において、加熱側保温板及び加圧側保温板による保温効果を高めることができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1乃至第6のいずれかの構成の定着装置を搭載することにより、定着装置外部への放熱によるエネルギー損失を極力抑えることができ、消費電力を低減するとともにウォームアップ時間も短縮できる画像形成装置となる。
本発明の定着装置15が搭載された画像形成装置100の内部構造を示す側面断面図 本発明の一実施形態に係る定着装置15の側面断面図 定着装置15の上ハウジング15aを内側から見た斜視図 定着装置15のニップ圧調整機構60の構成を示す側面図 図4の状態から定着ニップ圧を低下させた状態を示す定着装置15の側面図 定着ニップ圧が第1の圧接状態にあるときの、加熱ローラー20aと加熱側保温板31aとの間隔d1、及び加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔d2を示す側面図 定着ニップ圧が第2の圧接状態にあるときの、加熱ローラー20aと加熱側保温板31aとの間隔d1、及び加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔d3を示す側面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の定着装置15が搭載された画像形成装置100の内部構造を示す側面断面図である。画像形成装置(例えばモノクロプリンター)100では、画像形成動作を行う場合、帯電ユニット4により図中時計回りに回転する感光体ドラム5が一様に帯電され、原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザー走査ユニット等)7からのレーザービームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。
この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。なお、画像データはパーソナルコンピューター(図示せず)等から送信される。また、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置(図示せず)がクリーニング装置19の下流側に設けられている。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙カセット10又は手差用紙レイ11から用紙搬送路12及びレジストローラー対13を経由して搬送され、転写ローラー14(画像転写部)により感光体ドラム5の表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着装置15に搬送されてトナー像が定着される。定着装置15を通過した用紙は、用紙搬送路16により装置上部に搬送され、排出ローラー対17より排出トレイ18に排出される。
図2は、本発明の定着装置15の一例を示す側面断面図であり、図3は、定着装置15の上ハウジング15aを内側から見た斜視図である。なお、図3では上ハウジング15aの内面から加熱側保温板31aを取り外した状態を示している。
定着装置15のハウジングは樹脂製の上ハウジング15a及び下ハウジング15bから構成されており、上ハウジング15a内には、図中時計回りに回転する加熱ローラー20aが収納され、下ハウジング15b内には反時計回りに回転する加圧ローラー20bが収納されている。加熱ローラー20a内にはヒーター21が内蔵されており、加圧ローラー20bは図示しない付勢手段により所定の圧力で加熱ローラー20aに圧接されている。加熱ローラー20a及び加圧ローラー20bは、定着ニップ部Nを通過する用紙P上の未定着トナーを定着させる定着ローラー対20を構成している。
本実施形態に用いる加熱ローラー20aの構成としては、例えば、外径27mmのアルミニウム製の芯金の外周面に厚さ25μmPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)のコート層(離型層)を積層したものが挙げられる。また、加圧ローラー20bの構成としては、外径12mmの芯金に厚さ6.5mmのシリコーンゴム層(弾性層)を積層し、PFAチューブ(離型層)で被覆したものが挙げられる。
ヒーター21はハロゲンヒーターでも良いし、励磁コイルとコアとを有する誘導加熱部を備えたIHヒーターでも良い。ここではヒーター21として出力800Wのハロゲンヒーターを用いている。
転写ローラー14(図1参照)によりトナー像が転写された用紙Pは図2の左方向に進み、上流側開口部22aより定着装置15内に搬入されて定着ローラー対20の定着ニップ部Nを通過する。このとき所定の温度及び圧力により加熱、加圧され、用紙P上のトナー像が永久像とされる。その後、用紙Pは下流側開口部22bより定着装置15の外部に搬送され、排出ローラー対17(図1参照)より画像形成装置の外部に排出される。
上流側開口部22aには定着ニップ部Nに進入する用紙の上面をガイドする定着進入ガイド23が設けられており、下ハウジング15bの一部は定着ニップ部Nに進入する用紙の下面をガイドする定着進入ガイド24を構成する。定着進入ガイド23、24のガイド面に沿って用紙の先端が定着ニップ部Nに案内される。また、上ハウジング15aの一部は、定着ニップ部Nを通過した用紙の上面をガイドする定着排出ガイド28を構成し、下ハウジング15bの一部は、定着ニップ部Nを通過した用紙の下面をガイドする定着排出ガイド29を構成する。定着排出ガイド29には、定着ニップ部Nにおける用紙の通過を検知する定着排出スイッチ(図示せず)が設けられている。
加熱ローラー20aの回転方向(図2の時計回り方向)に対し定着ニップ部Nの下流側には、加熱ローラー20aから用紙を分離する分離爪25が配置されている。分離爪25は、先端部が加熱ローラー20aの外周面に接触するように加熱ローラー20aの軸方向(図2の紙面と垂直な方向)の複数個所に配置されている。
また、図3に示すように、上ハウジング15aの内面の略中央部には加熱ローラー20aの表面温度を非接触で検知するサーミスター40と、加熱ローラー20aが所定温度以上になるとヒーター21への通電を遮断するサーモスタット41とが配置されている。このサーミスター40により加熱ローラー20aの表面温度を検知し、ヒーター21に流れる電流をON/OFFすることによって定着温度の制御を行う。
上ハウジング15aの内面と加熱ローラー20aとの間には、加熱ローラー20aの外周面に沿って側面視円弧状の加熱側保温板31aが配置されている。また、下ハウジング15bの内面と加圧ローラー20bとの間には、加圧ローラー20bの外周面に沿って側面視円弧状の加圧側保温板31bが配置されている。加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bは、加熱ローラー20aの放射熱を反射して定着装置15の外部への放熱を抑制する。加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bを構成する金属板としては、アルミ板、SECC板(亜鉛メッキ鋼板)、SUS(ステンレス)板等が挙げられる。ここで、加熱ローラー20aの保温効果を優先する場合は、熱容量の多い金属の方が有利である。
なお、上ハウジング15aの内面と加熱側保温板31aとの隙間、下ハウジング15bの内面と加圧側保温板31bとの隙間を可能な限り広くすることにより、隙間に存在する空気層が断熱層となって加熱側保温板31a、加圧側保温板31bから上ハウジング15a側、下ハウジング15b側への放熱が抑制されるため好ましい。
加熱ローラー20a側では、暖められた空気の対流による熱移動を抑制して保温効果を高める必要があり、特に、定着装置15の外部に向かって大きく開口している用紙の進入側(上流側開口部22a側)からの放熱を抑制することが重要である。そのため、加熱側保温板31aは、加熱ローラー20aの外周面を可能な限り覆うように、加熱ローラー20aに近接して(隙間d1を隔てて)配置されている。ここでは、隙間d1を2mmに設定している。
また、加熱側保温板31aが放熱板となって上流側開口部22aから定着装置15の外部へ放熱しないように、加熱側保温板31aの周方向の端縁31aaを加熱側保温板31aよりも断熱性の高い上ハウジング15a(定着進入ガイド23)で覆う構成としている。さらに、加熱側保温板31aの下流側開口部22b側の端縁31abも上ハウジング15a(定着排出ガイド28)で覆うことで、下流側開口部22bからの放熱も抑制している。
一方、加圧ローラー20b側では、加圧側保温板31bへの熱移動を少なくし、加熱ローラー20a側へ熱量を供給することが重要である。そのため、加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔d2を、加熱ローラー20aと加熱側保温板31aとの隙間d1よりも広く構成している。ここでは、隙間d2を3mm〜5mmに設定している。
また、加圧側保温板31bが放熱板となって上流側開口部22aから定着装置15の外部へ放熱しないように、加圧側保温板31bの周方向の端縁31baを加圧側保温板31bよりも断熱性の高い下ハウジング15b(定着進入ガイド24)で覆う構成としている。さらに、加圧側保温板31bの下流側開口部22b側の端縁31bbも下ハウジング15b(定着排出ガイド29)で覆うことで、下流側開口部22bからの放熱も抑制している。
上記の構成により、印字動作を行った後の加圧ローラー20bが効果的に保温され、加圧ローラー20bから加熱ローラー20aへ熱量の供給が行われるため、次回の印字時に加熱ローラー20aを定着可能温度に昇温させるための消費エネルギーが少なくなる。また、定着可能温度に昇温するまでの待ち時間も短縮される。従って、加熱ローラー20aとして熱容量が少なく保温効果が小さい薄肉ローラーを用いた場合でも、加圧ローラー20bの保温効果(蓄熱効果)を高めることで、加熱ローラー20aの昇温に必要な消費電力を抑えることが可能になる。
さらに、本実施形態では、定着装置15に進入する用紙の搬送方向が横搬送(図2の右から左方向)であるため、加熱ローラー20aが加圧ローラー20bの上方に位置している。従って、加圧ローラー20bが蓄えた熱は上昇して加熱ローラー20aに効率的に供給されるため、加圧ローラー20bが蓄えた熱をより有効に利用することができる。
また、定着装置15には、加圧ローラー14bを加熱ローラー14aに圧接させて定着ニップ部Nを形成するとともに、定着ニップ部Nにおけるニップ圧の切り替えを行うニップ圧調整機構60が備えられている。図4は、定着装置15のニップ圧調整機構60の構成を示す側面図であり、図5は、図4の状態から定着ニップ圧を低下させた状態を示す側面図である。
ニップ圧調整機構60は、図4に示すように、揺動軸受61、離接レバー62、付勢バネ63、切替レバー64等から構成されており、下ハウジング15bの両側端部に設けられている。なお、図4及び図5においては、定着装置15の一方のニップ圧調整機構60の動作について説明するが、他方のニップ圧調整機構60の動作についても同様である。
揺動軸受61は、加圧ローラー20bの回転軸201bを回転可能に支持しており、一端部に形成された支持部61aによって、下ハウジング15bに設けられた支持部65に対して揺動可能に支持されている。また、揺動軸受61の回転軸201bを支持する部分を挟んで、支持部61aと対向する側(用紙搬送方向に対し下流側)の先端には押圧部61bが設けられている。
離接レバー62は、加圧ローラー20bの後方側(用紙搬送方向に対し下流側)に配置されており、下ハウジング15bに形成された支点ピン66によって回動可能に支持されている。離接レバー62の下端部は下ハウジング15bの下方へと突出しており、先端には下ハウジング15bに当接する当接部62aが設けられている。また、離接レバー62の上部には係合部62bが形成されており、係合部62bと揺動軸受61に設けられた係合穴61cとを連結するように付勢バネ63が張架されている。
また、揺動軸受61の押圧部61bの近傍には切替レバー64が配置されている。切替レバー64は、下ハウジング15bに設けられた支点ピン68によって回動可能に支持されている。切替レバー64には扇形状の開口部64bが形成され、この開口部64bに下ハウジング15bに設けられた規制ピン69が係合されており、規制ピン69により切替レバー64の回動は所定の位置までに規制されるよう構成されている。
離接レバー62はその上端縁が下ハウジング15bに設けられた規制部67に当接するように位置づけられており、付勢バネ63によって揺動軸受61が支持部65を中心として図7において時計回り方向に回転するように付勢されている。図7の状態では、加熱ローラー20aに対する加圧ローラー20bの圧接力(定着ニップ圧)が普通紙等の単層構造の用紙を定着する際に適した圧接状態(第1の圧接状態)にて加熱ローラー20aに圧接されている。
また、定着ニップ圧が第1の圧接状態であるとき、図4に示すように、切替レバー64は突起部64aが押圧部61bに接触しない位置(第1の位置)に配置されている。
図4の状態から切替レバー64を反時計回り方向に回動させていくと、切替レバー64の突起部64aが押圧部61bの上面に当接するようになり、付勢バネ63の付勢力に抗して揺動軸受61を反時計回り方向に回転させる。そして、切替レバー64を図5に示す位置(第2の位置)まで回転させると、定着ニップ圧が第1の圧接状態よりも低い所定の圧接状態(第2の圧接状態)となる。
なお、切替レバー64を第2の位置まで回転させたとき、付勢バネ63に付勢された揺動軸受61によって、切替レバー64は反時計回り方向に回動するように付勢されるようになるが、切替レバー64は規制ピン69との係合により図5に示す位置よりも反時計回り方向へと回動しないようになっている。即ち、切替レバー64を第2の位置まで回動させると、揺動軸受61をこの位置で係止することができるようになっている。
このように、ニップ圧調整機構60を用いて定着ローラー対20の圧接状態を第1の圧接状態と第2の圧接状態とに切り替えることができるため、例えば封筒等の多層構造の用紙に印字を行う場合には、定着ローラー対20を第2の圧接状態とした状態で印字を行うことにより、封筒等が定着ニップ部Nを通過する際の、しわの発生を防止することができる。
図6及び図7は、それぞれ定着ニップ圧が第1の圧接状態と第2の圧接状態にあるときの、加熱ローラー20a及び加圧ローラー20bと加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bとの位置関係を示す側面図である。なお、説明の便宜のため、図6及び図7では加熱ローラー20a及び加圧ローラー20bと加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bのみを図示している。
定着ニップ圧が第1の圧接状態にあるとき、図6に示すように、加熱ローラー20aと加熱側保温板31aとの間隔はd1、加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔はd2となっている。ニップ圧調整機構60が図4の状態から図5の状態に切り替わることによって定着ニップ圧が第2の圧接状態になると、加圧ローラー20bが加熱ローラー20aから離間する方向(図7の白矢印方向)に所定量だけ移動する。その結果、加圧ローラー20bは加圧側保温板31bに接近するため、加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔はd2からd3(d2>d3)に変化する。
本実施形態では、定着ニップ圧が第2の圧接状態にあるときの加圧ローラー20bと加圧側保温板31bとの間隔d3が、加熱ローラー20aと加熱側保温板31aとの間隔d1よりも広くなるように設定されている。これにより、普通紙等の単層構造の用紙に印字を行う場合、及び、封筒等の多層構造の用紙に印字を行う場合の両方において、加圧ローラー20bの保温効果を高め、加熱ローラー20aの昇温に必要な消費電力を抑えることができる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、加熱側保温板31a、加圧側保温板31bの周方向両端縁を定着進入ガイド23、24、定着排出ガイド28、29で覆ったが、加熱側保温板31a、加圧側保温板31bの周方向端縁を覆うための専用部材を設けても良い。また、加熱側保温板31a、加圧側保温板31bの周方向片側の端縁のみを覆う構成としても良い。この場合、開口幅の大きい上流側開口部22a側の端縁を覆うことが好ましい。
また、上記実施形態では、加熱部材として円筒状の加熱ローラー20aを用い、加圧部材として円筒状の加圧ローラー20bを用いたので、加熱ローラー20a及び加圧ローラー20bの外周面に沿った側面視円弧状の加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bを配置したが、加熱側保温板31a及び加圧側保温板31bの形状は加熱部材及び加圧部材の外周面の形状に応じて適宜決定すれば良い。例えば、加熱ローラーと定着ローラーに無端状の定着ベルトを張架させ、定着ベルトを挟んで定着ローラーに加圧ローラーを圧接させるベルト定着式の定着装置の場合、定着ベルトの外周面に沿う形状の加熱側保温板31aを配置すれば良い。
また、本発明は図1に示したようなモノクロプリンターに限らず、カラープリンター、モノクロ及びカラー複写機、デジタル複合機、或いはファクシミリ等、他のタイプの画像形成装置にも適用できるのはもちろんである。
本発明は、画像形成装置に搭載される定着装置に利用可能である。本発明の利用により、定着装置外部への放熱によるエネルギー損失を極力抑えることができ、加熱ローラーを定着可能温度まで昇温させるために必要な消費電力を抑えるとともに昇温するまでの待ち時間も短縮可能な定着装置を低コストで提供することができる。
15 定着装置
15a 上ハウジング(ハウジング)
15b 下ハウジング(ハウジング)
20 定着ローラー対(定着部材)
20a 加熱ローラー(加熱部材)
20b 加圧ローラー(加圧部材)
21 ヒーター(加熱手段)
22a 上流側開口部
22b 下流側開口部
23、24 定着進入ガイド
28、29 定着排出ガイド
31a 加熱側保温板
31aa、31ab (加熱側保温板の)周方向端縁
31b 加圧側保温板
31aa、31ab (加圧側保温板の)周方向端縁
40 サーミスター
41 サーモスタット
60 ニップ圧調整機構
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 加熱手段により加熱される加熱部材と、該加熱部材に所定の圧力で圧接される加圧部材とから成る定着部材と、
    該定着部材を収納するとともに記録媒体の搬送方向上流側及び下流側に開口部が形成されたハウジングと、
    を備え、前記定着部材の定着ニップ部に記録媒体を挿通させてトナー像の定着処理を行う定着装置において、
    前記ハウジング内の前記加熱部材と対向する位置に前記加熱部材の外周面と所定の間隔を隔てて配置される前記加熱部材の外周面に沿う形状の金属板から成る加熱側保温板と、
    前記ハウジング内の前記加圧部材と対向する位置に前記加圧部材の外周面と所定の間隔を隔てて配置される前記加圧部材の外周面に沿う形状の金属板から成る加圧側保温板と、
    前記定着ニップ部の圧接状態を、第1の圧接状態と、該第1の圧接状態よりも圧力の小さい第2の圧接状態とに切り替えるニップ圧調整機構と、
    が設けられており、
    前記定着ニップ部が前記第2の圧接状態にあるときの前記加圧部材と前記加圧側保温板との間隔を、前記加熱部材と前記加熱側保温板との間隔よりも広くしたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加熱側保温板の周方向の端縁のうち、少なくとも記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記加熱側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加圧側保温板の周方向の端縁のうち、少なくとも記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記加圧側保温板よりも断熱性の高い材料で被覆したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記加熱側保温板または前記加圧側保温板の周方向の端縁のうち、記録媒体の搬送方向上流側の端縁を、前記定着ニップ部に進入する記録媒体をガイドする樹脂製の定着進入ガイドで被覆したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記加熱部材及び前記加圧部材は、それぞれ円筒状の加熱ローラー及び加圧ローラーであり、前記加熱側保温板及び前記加圧側保温板は、それぞれ前記加熱部材及び前記加圧部材の外周面に沿って側面視円弧状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置
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