JPH05181381A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

Info

Publication number
JPH05181381A
JPH05181381A JP35843191A JP35843191A JPH05181381A JP H05181381 A JPH05181381 A JP H05181381A JP 35843191 A JP35843191 A JP 35843191A JP 35843191 A JP35843191 A JP 35843191A JP H05181381 A JPH05181381 A JP H05181381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
unit housing
fixing
fixing unit
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35843191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Senba
圭 仙波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP35843191A priority Critical patent/JPH05181381A/ja
Publication of JPH05181381A publication Critical patent/JPH05181381A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファン等を駆動する冷却手段を使用すること
なく、定着装置からの放熱を簡単な機械的構成のみで低
減できるようにする。 【構成】 定着ユニットハウジング10の上下のカバー
10a・10bの内壁面に断熱材16a・16bを付設
し、また定着ユニットハウジングの用紙入口12の下方
に断熱用仕切板17を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータにより加熱され
る定着ローラ及びこれに用紙を押し付ける加圧ローラを
定着ユニットハウジング内に設けた電子写真式画像形成
装置の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転写後の用紙に画像を熱定着する定着装
置では、内部のヒータで加熱されている定着ローラから
の熱気によって定着ユニットハウジング及びその給・排
紙部が過剰に熱せられ、その放熱の影響で周囲の感光体
や現像器やその他のユニットが温度上昇して異常をきた
し、感光体の早期劣化や画像品質の低下を招いている。
【0003】従来、定着装置から周囲へ与える放熱を低
減するものとして、例えば実開昭62−142071号
公報では、定着ユニットハウジングの下部に通風口を設
け、その外側下部に専用のファンを設け、定着ユニット
ハウジング内の熱気をこのファンで吸引して機外へ強制
的に排気し、定着ユニットハウジング内を通風作用によ
り冷却するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは機械
コスト及びランニングコストが高くなるばかりでなく、
ファンによる騒音などの問題もある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ファン等を駆動
する冷却手段を使用することなく、定着装置からの放熱
を簡単な機械的構成のみで低減できるようにすることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様で
は、定着ユニットハウジングの内壁面に断熱材を付設す
る。この場合、断熱材は、その片面を接着剤等による接
着面とし、該接着面により定着ユニットハウジングの内
壁面に貼着するのが好ましい。また、定着ユニットハウ
ジングの用紙入口の下方に、断熱用仕切板を配置すると
良い。
【0007】本発明の第2の態様では、定着ユニットハ
ウジングの内壁面に、それと間隔をおいて断熱板を付設
し、該断熱板との間に空間を形成する。この場合、定着
ユニットハウジングに通気孔を設け、また定着ユニット
ハウジングの外側上部に仕切板を配置すると良い。
【0008】
【作用】第1の態様によると、定着ユニットハウジング
の内壁面が断熱材で断熱され、また第2の態様による
と、定着ユニットハウジングの内壁面が、それとの間に
空間を形成する断熱板で断熱されるため、いずれの場合
も定着ユニットハウジングの外表面からの放熱が少なく
なる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い詳細に説
明する。図1は、本発明の第1実施例を示す。定着ユニ
ットハウジング10は、上カバー10aと下カバー10
bとで構成され、これら上下のカバー10a・10bと
の間に用紙入口11及び用紙出口12を形成している。
この定着ユニットハウジング10内には、ヒータ13を
内蔵した定着ローラ14と、該定着ローラ14に上側か
ら用紙を押し付ける加圧ローラ15とが公知のように設
けられている。
【0010】上下カバー10a・10bの内壁面には、
これら上下カバー10a・10b外への放熱を低減する
ため板状の断熱材16a・16bが付設されている。こ
の場合、断熱材16a・16bの片面を接着剤等による
接着面とし、該接着面により上下カバー10a・10b
の内壁面に貼着すれば、容易に付設できる。
【0011】また、下カバー10bの外側には、断熱性
を有する仕切板17がブラケット18を介して固定され
ている。この仕切板17は、感光体ベルト19と所定の
間隔をおいてそれと平行に用紙入口11から垂下してお
り、感光体ベルト19を熱気から保護する。ブラケット
18には、用紙入口11から漏れ出る熱気を下カバー1
0bの外表面と仕切板17との間に案内する通気孔20
が設けられている。下カバー10bの外表面と仕切板1
7との間を通った熱気は、画像形成装置に装備されてい
る排気ファン21により機外へ排出される。
【0012】図2は、2実施例を示す。この実施例で
は、板状の断熱材、つまり断熱板16a・16bを上下
カバー10a・10bに対しその内壁面と間隔をおいて
付設し、それとの間に空間22a・22bを形成してい
る。そして、該空間22a・22b内から熱気を逃がす
ため上下カバー10a・10bに通気孔23a・23b
を設けている。また、上カバー10aと画像形成装置の
上カバー24との間に仕切板25を設けている。
【0013】この仕切板25は、熱気の機外への排出と
機外からの空気の吸気とを分ける。すなわち、この仕切
板25があるため、定着装置の上カバー10aから上昇
してくる熱気は、画像形成装置の上カバー24の排気孔
26から機外へ自然に逃げ、また機外の空気は、排気フ
ァン21による吸引作用により上カバー24の吸気孔2
7から吸気され、用紙入口11から漏れ出る熱気を伴っ
て再び機外へ排出される。
【0014】
【発明の効果】本発明の各請求項による効果は、次のと
おりである。 (請求項1)定着ユニットハウジングの内壁面に断熱材
を付設して断熱したので、該定着ユニットハウジングか
らの放熱の影響で周囲の感光体や現像器やその他のユニ
ットが温度上昇して異常をきたし、感光体の早期劣化や
画像品質の低下を招く等の問題を、簡単な構造で解消で
きる。
【0015】(請求項2)定着ユニットハウジングの用
紙入口の下方に、断熱用仕切板を配置したので、用紙入
口からの熱気を機外へ誘導して感光体等を保護できる。
【0016】(請求項3)断熱材の片面を接着剤等によ
る接着面とし、該接着面により定着ユニットハウジング
の内壁面に貼着したので、断熱材を簡単に取り付けるこ
とができる。
【0017】(請求項4)定着ユニットハウジングの内
壁面に、それと間隔をおいて断熱板を付設し、該断熱板
との間に空間を形成したので、定着ユニットハウジング
の断熱効果が請求項1に比べ一層高くできる。
【0018】(請求項5)定着ユニットハウジングに通
気孔を設けたので、定着ユニットハウジングの内壁面と
断熱板との間の空間から熱気を逃がすことができる。
【0019】(請求項6)定着ユニットハウジングの外
側上部に仕切板を配置したので、定着ユニットハウジン
グからの熱気の機外への排出と機外からの空気の吸気と
を分け、冷却を効率良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の断面図である。
【符号の説明】
10 定着ユニットハウジング 10a 上カバー 10b 下カバー 11 用紙入口 13 ヒータ 14 定着ローラ 15 加圧ローラ 16a・16b 断熱材 17 断熱用仕切板 22a・22b 空間 23a・23b 通気孔 25 仕切板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータにより加熱される定着ローラ及び
    これに用紙を押し付ける加圧ローラを定着ユニットハウ
    ジング内に設けた電子写真式画像形成装置の定着装置に
    おいて、前記定着ユニットハウジングの内壁面に断熱材
    を付設したことを特徴とする、定着装置。
  2. 【請求項2】 前記定着ユニットハウジングの用紙入口
    の下方に、断熱用仕切板を配置したことを特徴とする、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 前記断熱材の片面を接着剤等による接着
    面とし、該接着面により定着ユニットハウジングの内壁
    面に貼着したことを特徴とする、請求項1に記載の定着
    装置。
  4. 【請求項4】 定着用ヒータにより加熱される定着ロー
    ラ及びこれに用紙を押し付ける加圧ローラを定着ユニッ
    トハウジング内に設けた電子写真式画像形成装置の定着
    装置において、前記定着ユニットハウジングの内壁面
    に、それと間隔をおいて断熱板を付設し、該断熱板との
    間に空間を形成したことを特徴とする、定着装置。
  5. 【請求項5】 前記定着ユニットハウジングに通気孔を
    設けたことを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 前記定着ユニットハウジングの外側上部
    に仕切板を配置したことを特徴とする、請求項4に記載
    の定着装置。
JP35843191A 1991-12-27 1991-12-27 定着装置 Pending JPH05181381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35843191A JPH05181381A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35843191A JPH05181381A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05181381A true JPH05181381A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18459268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35843191A Pending JPH05181381A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05181381A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191020A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2012008206A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
US8874017B2 (en) 2012-05-09 2014-10-28 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device that suppresses energy loss caused by heat release to outside thereof and image forming apparatus equipped with same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191020A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2012008206A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
US8874017B2 (en) 2012-05-09 2014-10-28 Kyocera Document Solutions Inc. Fixing device that suppresses energy loss caused by heat release to outside thereof and image forming apparatus equipped with same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060110172A1 (en) Image forming apparatus
JP2007086509A (ja) 定着器および画像形成装置
JP3547031B2 (ja) 画像形成装置
JP2008083305A (ja) 排気装置および画像形成装置
JPH05181381A (ja) 定着装置
JP2003255809A (ja) 画像形成装置
CN109717761A (zh) 烤箱
JP5408884B2 (ja) 画像形成装置および電子装置
JPH10115958A (ja) 画像形成装置の冷却装置
JPH07325539A (ja) 画像形成装置
JPS6238489A (ja) 熱定着装置
JPH07104633A (ja) 画像形成装置の換気装置
JPH0723822Y2 (ja) 画像形成装置
JP2010112660A (ja) 設備機器
JPH10122601A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JPH09220400A (ja) 衣類乾燥機
JPH07168511A (ja) 筐体の排熱構造
JPH04256976A (ja) 画像記録機の記録シート冷却装置
JPH04184381A (ja) 冷却装置
JP2000107494A (ja) 衣類乾燥機
JP2005077996A (ja) 定着装置
JPH0643723A (ja) 熱排気装置
JPS6124994Y2 (ja)
JP2654133B2 (ja) 乾燥機
JPH01282557A (ja) 感光材料処理機