JP6045701B2 - トグルレバー機構を有する昇降器械 - Google Patents

トグルレバー機構を有する昇降器械 Download PDF

Info

Publication number
JP6045701B2
JP6045701B2 JP2015527815A JP2015527815A JP6045701B2 JP 6045701 B2 JP6045701 B2 JP 6045701B2 JP 2015527815 A JP2015527815 A JP 2015527815A JP 2015527815 A JP2015527815 A JP 2015527815A JP 6045701 B2 JP6045701 B2 JP 6045701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
elevating
toggle
toggle lever
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015527815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015529573A (ja
Inventor
ダニエル シンドラー、
ダニエル シンドラー、
シモン キューメール、
シモン キューメール、
Original Assignee
ワルター マシーネンバオ ゲーエムベーハー
ワルター マシーネンバオ ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワルター マシーネンバオ ゲーエムベーハー, ワルター マシーネンバオ ゲーエムベーハー filed Critical ワルター マシーネンバオ ゲーエムベーハー
Publication of JP2015529573A publication Critical patent/JP2015529573A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6045701B2 publication Critical patent/JP6045701B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q7/00Arrangements for handling work specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools, e.g. for conveying, loading, positioning, discharging, sorting
    • B23Q7/005Lifting devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/25Movable or adjustable work or tool supports
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
    • B23Q16/001Stops, cams, or holders therefor

Description

本発明は、作業位置と休止位置との間を直線的に移動可能な昇降部を備える昇降器械に関する。昇降部にはワークピースを支持または固定するための支持ユニット及び/又はクランプユニットが備えられている。支持ユニットは例えば円筒形のワークピースを支持するために配置される支持台であってもよい。クランプユニットは、ワークピースを特に軸方向に固定するための例えば心押し台または類似のクランプ手段を備えていてもよい。好ましくは、昇降器械が研削盤に配置されて、円筒形ワークピースの研削に使用される。
一例として、昇降台は独国実用新案第36709(U1)号明細書で公知である。昇降台は、天板と、基部と、隣同士がヒンジ結合されて閉じた輪を構成する4つのレバーを有するレバー構造とからなる。レバー構造の継手の1つは天板上に配置され、その反対側の継手は基部上に配置される。その他の継手は自在継手である。天板を基部に対して上げ下げするために、少なくとも一つのトグルレバーが駆動器を介して作動される。駆動器のプッシュロッドによってトグルレバー機構のトグル継手がレバー構造の自在リンクに結合される。
このとき駆動器はレバー構造によって基部と天板の間に支持されて、天板の昇降方向への移動とともに移動する。これは、駆動器の質量も完全に一緒に移動しなければならないので好ましくはない。さらに、そのような昇降台の加工開始位置は多くの場合不正確過ぎることが分かっている。具体的には、ワークピースが精密機械に支持または取り付けられる場合には、昇降器械の昇降部の作業位置は数マイクロメートルの精度で調節可能でなければならない。
独国実用新案第36709(U1)号明細書
従って、本発明の目的は、昇降方向に移動する昇降部の加工開始位置を高精度に実現する昇降器械を提供することにあると言える。
この目的は、特許請求範囲1の特徴を有する昇降器械で達成される。
昇降器械は基部に配置された駆動装置を備えている。駆動装置はトグルレバー機構に連結された駆動器を備えている。トグルレバー機構の第1のトグルレバーは昇降部にヒンジ結合され、トグルレバー機構のもう1つのトグルレバーは基部にヒンジ結合されている。好ましくは、駆動器がトグルレバー機構のトグル継手に作用する。昇降部の作業位置は位置決め装置によって前以って指定されている。具体的には位置決め装置が昇降部と基部の間の最大距離を画定し、それによって昇降部が基部から昇降方向に向かって移動する際、作業位置に正確に近づくことができる。昇降部を所望の作業位置に正確に保持するために、トグルレバー機構に対して位置決め装置の調節または設定を行い、昇降部が作業位置に達した時にトグルレバーがその展伸位置とはならないようにする。具体的には、昇降部の休止位置と作業位置との間の全移動の間、トグルレバーは展伸位置とはならない。2つのトグルレバーの間のトグル継手角度が、好ましくは休止位置で30°〜40°であり、作業位置で170°〜178°である。
作業位置においてトグルレバー機構のトグルレバー同士は180°未満の角度を成すということから、昇降部の昇降方向には少なくとも1つの駆動装置の駆動器とトグルレバー機構を介して十分大きな力を印加することが可能である。結果的に昇降部は位置決め装置が画定する位置へ精度よく押し上げられる。このようにして、駆動装置によくある遊びとは無関係に、昇降部の作業位置が正確に実現される。
好ましくは、トグルレバー機構が2つだけのトグルレバーから成る駆動装置を少なくとも1つ備え、その各トグルレバーは2つの軸受点の間を特に直線的に延伸している。従って、トグルレバー機構はトグル継手の他には、好ましくは2つの軸受点だけで構成される。
好適な実施形態において、位置決め装置は昇降部に面した係止面を有し、その係止面は、作業位置においては昇降部の接触面に接する。好ましくは係止面と接触面が作業位置でのみ相互に接触する。作業位置以外では、位置決め装置が昇降部の位置に影響を与えないことが望ましい。位置決め装置と昇降部は具体的にはスチールで作られている。そうすることで、作業位置を特に良好に画定できる。
基部と係止面との間の距離を調節するために、位置決め装置に調節装置が備えられていれば有利である。こうして、昇降部の作業位置を調節して工具仕様に適合させることができる。高精度の調節をするために、調節装置には差動ねじが備えられていてもよい。例えば位置決め装置に係止面がある場合には、差動ねじを使ってその当接部を基部から昇降方向に接続された位置決め装置の支柱の所望位置に調節することができる。
係止面を固定するために、差動ねじに対して横方向に配置されたクランプねじを締めて、不用意な回転をしないように固定することができる。
また、位置決め装置の支柱は、昇降部内の切抜部を貫通して延伸させて、具体的には昇降部に当接させることも可能である。
好適な実施形態においては、係止面及び/又は接触面上に少なくとも1つの位置決め突起が備えられ、その位置決め突起は各対向面上の関連する位置決め陥凹と相互作用する。位置決め突起及び/又は位置決め陥凹は断面で見れば、例えば三角形または台形のプリズム形であってもよい。この場合、接触面と係止面は、少なくとも1つの位置決め突起またはそれぞれに関連する位置決め陥凹の単なる各傾斜面であってもよい。
具体的には、昇降部がその作業位置にあるときに、少なくとも1つの位置決め突起が関連する各位置決め陥凹に係合する。この結果、昇降方向に対して横方向または放射方向から見れば、昇降部を位置決め装置に対して精度よく画定された位置に配置することができる。そうして、駆動器を介して昇降部の昇降方向横向きにかかる力によって、位置決め装置を支持することが可能となる。この結果、昇降部を昇降方向にスライドさせてガイドするために任意選択で提供されるガイド構造は、昇降構造が昇降部を作業位置に押し上げる際に横方向の力を受けない。
少なくとも1つの位置決め突起と少なくとも1つの関連する位置決め陥凹とによって、昇降部を、遊びのないマイクロメータレベルの精度で作業位置に位置決めすることが可能である。具体的には、昇降部の作業位置において、それぞれの対面にある少なくとも1つの位置決め陥凹の関連する傾斜面に当接するのは、係止面及び/又は接触面にある少なくとも1つの位置決め突起の傾斜面のみである。昇降部の作業位置はマイクロメータレベルの精度で繰り返し開始することが可能である。
一実施形態において、駆動装置は複数、例えば2つあってもよい。各駆動装置は駆動器とトグルレバー機構とを備え、複数の駆動装置は基本的に同一構造となっている。2つの駆動装置のトグルレバー機構は、例えば位置決め装置または位置決め装置の支柱の対向する両側に配置されてもよい。こうすることにより、力の分配または力の導入を良好に行うことが可能となる。複数の駆動装置の複数の駆動器は並列に接続して、すべての駆動器の駆動力の合計がトグルレバー機構のそれぞれのすべてに伝達されるようにしてもよい。
駆動装置は、制御可能駆動器または手動操作可能駆動器のいずれで構成されていてもよい。制御可能駆動器は、工具の運転中またはワークピースが加工されている間、昇降部を休止位置と作業位置との間で自動的に移動可能であるという利点がある。好適な例示的実施形態において、制御可能駆動器は複動式流体シリンダであってもよい。好ましくは空気圧シリンダが使用される。流体シリンダのピストンロッドがトグルレバー機構のトグル継手に作用してもよい。その場合、流体シリンダのシリンダ筐体が基部に軸支されてもよい。流体シリンダの作動に空気を利用することは何も問題ではない。それは、空気が圧縮可能であるので、空気圧シリンダがトグルレバー機構を介して昇降部を作業位置に押し付けると、位置決め装置により昇降部の作業位置を高精度に保持することが可能であるからである。170°より大きな、好ましくは175°を超える相対的に大きなトグル継手角度であることにより、昇降部を作業位置及び特に係止面に向かって移動させる力は十分に大きい。
昇降部が休止位置から作業位置に向かって移動する際、流体シリンダのピストンロッドが均一に移動したとしても、昇降部の速度は減少してゆく。このことは、昇降部を減速し昇降速度で作業位置に到達させ、位置決め装置によってよりソフトに作業位置に停止させることができるので、有利である。さらに、流体シリンダにつながる流体ラインにはピストンロッドの移動速度を制限するための一つ又は複数の絞り弁が備えられていてもよい。ピストンロッドの移動は、例えば機械制御の一部品である流体制御ユニット上の圧力によって制御される。
少なくとも1つの駆動装置には、流体制御ユニットが追加的に備えられていてもよい。これは、昇降部が作業位置であるか休止位置であるかに拘わらず、流体シリンダまたは流体シリンダの影響を受ける作用チャンバへ流体圧を掛けるように配置される。この結果、作業位置または休止位置において昇降部を十分に大きな力で保持すること、及び高精度の位置決めを達成することが確保される。
複数の駆動装置がある場合には、流体制御ユニットはすべての駆動装置に対する共通の流体制御ユニットとして構成されてもよい。
さらに、少なくとも1つの駆動装置に作業位置及び/又は休止位置を検出するためのセンサユニットが備えられていれば有利である。例えば、複動式流体シリンダが終点スイッチを備えていてもよい。
さらに、少なくとも1つの駆動装置の他に補助駆動器があれば有利である。補助駆動器は具体的には変形可能体を備える。これは例えばらせんバネ、板バネまたはエラストマー体などであってよい。昇降部の休止位置において、例えばバネである変形体を変形して、好ましくは圧縮することができる。それによって昇降部または昇降部に接続された要素に補助力が印加される。補助力は昇降部を休止位置から昇降方向へ向かわせるように作用して押し出す。補助駆動器のこの補助力によって、昇降部が休止位置から出る動きが支援される。休止位置におけるトグルレバー機構の角度が小さいために、少なくとも1つの駆動装置による昇降方向への昇降力は小さい。従って十分な昇降力となるためには、駆動装置の駆動器はかなり大きな総力を発生させなければならない。しかしこれは、好ましくないほどの大きな負荷となる可能性がある。そのような駆動器の総力の大きさは、補助駆動器を設けることで軽減し得る。
好ましくは、補助力は休止位置だけでなく、昇降部の任意の位置において利用可能である。休止位置においては、補助力は最大強度を示し得る。そしてその強度は昇降部の距離が増し、あるいは作業位置に向かって移動するにつれて減少してもよい。
昇降装置の好適な実施形態においては、昇降部はガイド構造上を直線的にガイドされる。例えば、ガイド構造は昇降方向に直線的に延びる1つまたはいくつかのガイドレールを備えていてもよい。好ましくはガイドレールが、昇降部の駆動装置とは反対側の側面に配置される。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項及びその説明から生じる。説明は、本発明の必須の特徴に限定される。図面を補助的な参照として利用されたい。これ以降、昇降器械の例示的実施形態を添付の図面を参照してより詳細に説明する。
昇降部が作業位置にある場合の昇降器械の例示的実施形態の斜視図である。 図1の昇降器械の例示的実施形態の側面図である。 昇降部が休止位置にある場合の、図1及び図2の昇降器械の例示的実施形態の側面図である。 図1〜図3に示す昇降器械の駆動装置におけるトグルレバー機構の軸受点の詳細図である。 図1〜図3に示す昇降器械の位置決め装置の例示的実施形態における当接部の詳細図である。 位置決め装置の係止面に関連する昇降部の係止面の斜視図である。 調節装置を備える位置決め装置の例示的実施形態の断面図である。
図1〜3は、昇降方向Hに移動可能な昇降部11から成る昇降器械10を示す。昇降部11はプレート形状となっている。この昇降部は取付面12を備え、そこに本明細書に示す例示的実施形態のような支持ユニット13及び/又はチャックユニットを取り付けることができる。支持ユニット13は、断面が弓状またはプリズム形であってよい支持陥凹15を持つ支持部14を備えている。支持窪み15内のワークピースは具体的に表示されてはいないが、部分的に包囲されて、その軸方向に支持可能である。このように支持ユニット13を用いて、片側をチャックに取り付けたワークピースを、チャックから軸方向のある距離離れた位置において加工中にワークピースが曲がることを防止するように支持することが可能である。
図示した例示的実施形態の変形として、昇降部11上に心押し台などを有するチャックを利用することも可能である。例えば、チャックを用いればワークピースの自由軸端をチャックに対して軸方向に取り付けることが可能である。これを実現するために、クランプユニットを昇降部上に支持して、昇降方向Hに対して横方向に駆動または摺動可能となるようにすることができる。これに代わって、またはこれに追加して、昇降装置全体を支持して引張り方向に移動可能となるようにすることもできる。
取付け面12の反対側に、昇降部11は基部17に面する駆動側16を持っている。例示的実施形態において、基部17はベースプレートとして構成されている。基部17の上に、昇降部11を昇降方向Hに移動させるための少なくとも1つの駆動装置18が配置されている。本明細書で説明する例示的実施形態には、同じように構成された2つの駆動装置18が備えられている。各駆動装置18は駆動器19を備え、これは実施例によれば複動式流体シリンダ20で構成されている。各流体シリンダ20は加圧空気で充填された2つの作用チャンバを備え、このチャンバはピストンによって流体的に相互に分離されている。ピストンはピストンロッド21に接続され、このピストンロッドは一端がシリンダ筐体から突き出ている。ピストンロッド21の自由端はトグルレバー機構22に連結され、トグルレバー機構22の例えばトグル継手31に接触している。このように、ピストンロッド21をトグルレバー機構を介して出し入れすることにより、流体シリンダ20が昇降部11を昇降方向Hに移動させることができる。
作用チャンバを作動させるために、各流体シリンダ20には2つの流体口23がある。図3に模式的に示されている流体ライン24を経由して、流体口が流体制御ユニット25に接続されている。流体制御ユニット25を経由して、複動式シリンダ20のいずれかの作用チャンバに流体圧が供給される。ピストンロッド21の自由端とは反対の端部で、シリンダ筐体が基部17に軸支される。
空気圧流体シリンダ20ではなく、油圧シリンダを代わりに備えることも可能である。本明細書に記載のシリンダの代わりに、他の制御可能駆動器19、例えば電気モータ、リニアモータなどを駆動装置18のための駆動器19として利用することも可能である。さらに、制御可能駆動器19の代わりに、手動動作の駆動器を備えてそれを関連するトグルレバー機構22に連結することも可能である。これは、例えば作動型レバー構造であってもよい。
図1で特に明らかなように、駆動器19はいわば並列に接続されて、各駆動器19の駆動力が両方のトグルレバー機構22にそれぞれ作用する。この例によれば、ピストンロッド21の2つの自由端を相互接続する接続部品30があって、これがトグルレバー機構の両方のトグル継手31に連結されている。
駆動装置18のトグルレバー機構22は、昇降部11にヒンジ結合された第1のトグルレバー22a並びに基部17にヒンジ結合された第2のトグルレバー22bを備えている。トグルレバー機構22の2つのトグルレバー22a、22bは隣り合ってヒンジ結合された状態でトグル継手31に支持されている。その結果、各トグルレバー機構22は3つの軸受点を備えている。昇降部11に取り付けられ、昇降部11の駆動側16から少なくとも部分的にアクセス可能となっている、第1のシャフト32は、第1のトグルレバー22aを受けるように配置されている。好ましくは、第1のシャフト32が2つのトグルレバー機構22の2つの第1のトグルレバー22aのヒンジ軸受として配置されている。第1のシャフト32の下の昇降方向Hに、第2のシャフト33が基部17上に支持され、少なくとも部分的にアクセス可能となっている。例示的実施形態において、第2のシャフト33は2つの第2のトグルレバー22bを基部17上にヒンジで支持するために配置されている。図4はトグルレバー機構22の3つの軸受点を示している。トグルレバー機構22は各軸受点に針軸受34を持っている。針軸受34は外部に対して、例えばラジアル軸シールリングによって密封されている。
各トグルレバー22a、22bは2つの軸受点を直線で結ぶ。それらは本質的に骨の形状をしている。
2つの駆動装置18は、昇降部11を休止位置R(図3)と作業位置A(図2)の間で移動させる。休止位置Rにおいて、昇降部11は基部17から最小距離にあり、実施例のように基部17に接触する。この休止位置Rにおいて、トグルレバー22a、22bがなすトグル継手角αは約30°〜35°である。休止位置Rにおいて、ピストンロッド21の長手軸はトグル継手角αの二等分線を成す。昇降部11の休止位置Rにおいて、ピストンロッド21は昇降方向Hに対してほぼ直角となる。
昇降部11が休止位置Rから移動して作業位置Aに向かう時に、トグル継手31の基部17からの距離が大きくなる間、流体シリンダ20のシリンダ筐体は基部17に軸支されている。ピストンロッド21が押し出されることによりトグルレバー22a、22bは立ち上がり、トグル継手のなす角度αが大きくなる。作業位置Aにおいてトグル継手角αは最大値をとり、かつそれは180°より小さい。従って、トグルレバー22a、22bは作業位置において展伸配置(トグル継手角α=180°)を取ることもない。休止位置Rから作業位置Aへの昇降部11の移動の全範囲において、トグル継手角αは常に180°より小さい。例示的実施形態において、作業位置Aでのトグル継手角αは約175°〜178°である。
昇降部11の作業位置Aは位置決め装置40によって前以って指定される。そのために、位置決め装置40が昇降部11と基部17の間の最大距離を画定する。
本明細書で説明する例示的実施形態においては、位置決め装置は、昇降部11に面し、かつ実施例のように取付け面12に対向する、係止面41を備えている。例示的実施形態において、係止面41は当接部42上に設けられている。当接部42は位置決め装置40の支柱43上に配置されている。
調節装置44により、当接部42は支柱43上で調節方向Hに調節可能に支持されている。図7に示す差動ねじ45が調節装置44に付属している。この差動ねじ45が当接部42を支柱43に接続し、当接部の係止面と基部17との間の距離を非常に高精度に調節可能とする。当接部42は、差動ねじ45に平行な2つのピン46によって支柱43のガイド用切抜部内をガイドされる。昇降方向Hに対して横方向に延びて、例えば差動ネジ45の調節も回転も防止することによって支柱43に対して当接部42の位置を固定するクランプねじが、当接部42の調節済みの位置を固定するために使用される。
図6の表示は不完全であり、当接部42を示していない。差動ねじ45と調節装置44のピン46は図7に示されている。
当接部42は、支柱43の延長上の平行六面体部47から成る。支柱43とは反対側の端部には、昇降方向Hを横断する方向に、平行六面体部47から離れて反対方向に延びる2つの横部48がある。この結果、当接部42は全体としてT字型になっている。各横部48には、基部17または昇降部11に面する側に係止面41の一部分41aが備えられている。従って、係止面41は単一のものではなく、それぞれの1つの横部48上に離間した2つの部分41aで構成されている。
昇降部11には図6に示す切抜部50がある。休止位置Rではこの切抜部50を支柱43が貫通し、作業位置Aでは当接部42の平行六面体部47が貫通する。分かりやすくするために、図6では支柱43と当接部42が表示されていない。支柱43と位置決め装置40の平行六面体部47はそれぞれ昇降部11を昇降方向Hにガイドするようには配置されておらず、単に昇降部の切抜部50を貫通しているだけである。切抜部50の領域において、位置決め装置40と昇降部11の間には隙間があってもよい。従って、昇降部11が休止位置Rにある時と、昇降部11が昇降方向Hに移動しているとき、位置決め装置40と昇降部11の間にはガイドのための接触はない。
例示的実施形態において、昇降方向Hに互いに平行な2つのガイドレール56からなるガイド構造55が、昇降部11を昇降方向Hにガイドするために配置されている。このレールの周りにガイド部57があり、このガイド部は昇降部11に剛体接続されている。
位置決め装置40の係止面41は、当接部42の実施例のように、昇降部11の接触面60に関連している。例示的実施形態では接触面60は取付面12の一部で表されている。図5、6には接触面60がはっきり示されている。係止面41に対応して、接触面60にも2つの離間した個別の表面部分60aがあり、それぞれが係止面41の部分41aに関連する。昇降部11が作業位置Aにある場合には、接触面60が係止面41に接触する。
本明細書に示す好適な例示的実施形態に関しては、接触面60も係止面41も平面にはなっていない。このことは例示的実施形態の変形においてもそうであり得る。例えば、昇降部11の接触面60は複数の位置決め突起61の上に配置される。各位置決め突起61が位置決め陥凹62に関連する。この場合、係止面41はこれらの位置決め陥凹62の上にある。昇降部11の作業位置Aでは、各位置決め突起61が関連する位置決め陥凹62と係合する。
図示した実施形態の変形では、係止面41を位置決め突起61の上、または位置決め突起61と位置決め陥凹62の上、のいずれに備えることも可能である。その場合には、接触面60は、関連する位置決め陥凹62に対応して、または位置決め陥凹62と位置決め陥凹61の上に備えることができる。
本明細書に示す例示的実施形態では、位置決め突起61は、プリズム状で、断面から見れば例えば台形状となっている。これらには昇降部11から傾斜がついている。関連する位置決め陥凹62は、位置決め突起61の断面形状に適合した断面を有し、例示的実施形態ではその断面は三角形となっている。位置決め陥凹62が三角形断面であり、位置決め突起61が台形断面であることにより、昇降部11の作業位置Aでは図5から明らかなように、各位置決め陥凹62の底部において、係合する位置決め突起61に関して少しの自由空間が残る。当接部42と昇降部11は、位置決め突起61と位置決め陥凹62のそれぞれの傾斜面でのみ相互に接触し、これらがこのようにして係止面41または接触面60を形成する。
接触面60と係止面41をこのように設計することで、位置決め装置40に対し、また実施例のように当接部42に対して、昇降部11を非常に高精度に位置決めすることが可能である。例示的実施形態のプリズム形位置決め突起61は昇降方向Hに対して直角となっている。例示的実施形態では、少なくとも1つのプリズム形位置決め突起61が他の位置決め延長部61に対して直交している。この結果、昇降部11の位置は位置決め装置40によって、作業位置Aにおいて昇降方向Hの放射方向に前以って正確に指定される。
流体制御ユニット25によって2つの駆動装置18の各流体シリンダ20に流体圧が印加され、昇降部11の接触面60がピストンロッド21と2つのトグルレバー機構22を介して位置決め装置40の係止面41に押し付けられる。その際、昇降部11に作用する昇降方向Hを横断する横向きの力は、当接部42の位置決め陥凹62によって支持されるので、ガイド構造55には作用しない。昇降方向H並びに昇降方向Hを横断する方向において、作業位置Aでは昇降部11が正確に位置決めされる。この作業位置Aは極めて高精度に接近することが可能である。この結果、昇降部11が休止位置Rと作業位置Aとの間を自動的に移動する際、昇降部11上にある支持ユニット13は、関連するワークピースを非常に高精度に支持するために前以って指定された所望位置を確実に取れるようになる。本明細書に記載の例示的実施形態では、昇降部11及びそれにより支持ユニット13もまた、昇降方向H及びその横断方向においてマイクロメータレベルの精度で位置決め可能である。
作業位置Aが位置決め装置40によって前以って指定されていて、トグルレバー機構22の2つのトグルレバー22a、22bがその展伸位置の外側になるようになっていることにより、関連する駆動器19を介して昇降部11に十分な力を掛けることが可能である。この力は作業位置Aにおいて昇降部11を位置決め装置40の係止面41に押し付けるようにかけられる。作業位置Aにおけるトグル継手の角度αが大きい限りは、5バール〜6バールの範囲の通常の動作空気圧で昇降部11を作業位置Aに十分保持できる。この動作圧力は工場建屋内ではどのようであれ通常入手可能である。
昇降部11が休止位置Rから作業位置Aに移動するとき、ピストンロッド21が均一に送り出されても、昇降方向Hの昇降部11の速度はトグル継手の角度αが大きくなるに従って遅くなる。このことは、ピストンロッド21が一定速度で移動しても、昇降部11は位置決め装置40の係止面41へより遅い速度で接触することになり、有利である。本明細書に記載の例示的実施形態では、流体ライン24(図3)に流体絞り弁24aが挿入されているので、昇降部11の昇降速度はさらに制限される。
各駆動装置18、または少なくとも1つの駆動装置18は、昇降部11の作業位置Aと休止位置Rを検出するためのセンサユニット65を備えていてもよい。本明細書に記載の例示的実施形態では、センサユニット65は各流体シリンダ20内の2つの終端スイッチ66を備えている。これにより、ピストンロッド21またはシリンダ筐体内のピストンの位置が検出可能であり、従って昇降部11の作業位置Aと休止位置Rを間接的に判定することができる。作業位置Aに到達すると、終端スイッチ66の1つが第1のセンサ信号S1を送信する。休止位置Rに到達すると、流体シリンダ20の終端スイッチ66のそれぞれのもう1つが第2のセンサ信号S2を送信する。
休止位置Rにおいて、トグル継手角αは相対的に小さく、駆動器19がトグルレバー機構22のトグル継手31に掛ける力は、昇降方向Hには最小の力成分しか発生させない。このため、昇降部11を休止位置Rから移動できるようにするためには比較的大きな駆動力を必要とすることになる。昇降部11の休止位置Rで、駆動ユニット18を介して比較的大きな駆動力を要求することを回避できるようにするために、本明細書に記載の昇降器械10に補助駆動器70が備えられる。補助駆動器70で昇降方向Hへの補助力が取得でき、少なくとの休止位置Rにおけるこの補助力が昇降部11に間接または直接に作用する。その結果、昇降部11の休止位置Rから作業位置Aへの上昇運動は補助駆動器70の補助力で支援される。
補助駆動器70は、変形可能体71で構成され、それが変形され、実施例によれば休止位置Rで圧縮されて、休止位置Rにおいては昇降方向Hへの補助力を与える。例示的実施形態では、変形可能体71は、昇降方向Hに長手軸を持つ圧縮バネまたはらせんバネ72である。圧縮バネまたはらせんバネ72はガイド構造55の付近でガイドレール56に平行に配置される。その下端は基部17で支えられる。その反対側は、支持部73に接触し、実施例では、昇降部11に直接取り付けられる。圧縮バネまたはらせんバネ72により昇降方向Hに印加されるバネ力は、支持部73を介して昇降部11に作用する。
本明細書の例示的実施形態では、昇降部11の全移動経路に沿って、支持部73が圧縮バネまたはらせんバネ72に接触している。従って、昇降方向Hへのバネ力すなわち補助力は昇降部11の全昇降経路にわたって増加または減少する。その結果、補助駆動器70による昇降方向Hへの力の波打ち現象は回避される。
本明細書で説明した実施例の代わりに、変形可能体71は板バネまたはエラストマー体であってもよい。また変形可能体71は、休止位置Rから始まる特定のトグル継手角度範囲でのみ、支持部73と、または昇降部11に接続された別の要素と接触するようになっていることも可能である。ただしこの場合には、昇降方向Hへ補助力の波打ち現象が生じることもあり得る。
本発明は、休止位置Rと作業位置Aとの間を直線的に移動可能な昇降部11を備える昇降器械10に関する。昇降部11はワークピース用の支持ユニット13及び/又はそのワークピース用のクランプユニットを移動させる。少なくとも1つの駆動装置18、特には2つの駆動装置18が昇降部11を移動させるために配置される。各駆動装置18はトグルレバー機構22を備え、そのトグルレバー機構は昇降部11に軸支された第1のトグルレバー22aと、基部17に支持された第2のトグルレバー22bを備えている。2つのトグルレバー22a、22bは共通のトグル継手31上で相互に隣接して軸支されている。駆動装置18の駆動器19はトグル継手31に接触している。位置決め装置40は、作業位置Aにおける昇降部11の昇降方向H、また特には昇降方向Hに対して横方向の位置を前以って指定する。そのために、このトグルレバーには好ましくは係止面41があって、少なくとも1つの駆動装置18によって昇降部11がそこに押し付けられて作業位置Aとなる。この作業位置Aでは、トグルレバー機構22のトグル継手の角度αは180°未満であり、トグルレバー機構22の2つのトグルレバー22a、22bは展伸位置から外れている。
10 昇降装置
11 昇降部
12 取付面
13 支持ユニット
14 支持部
15 支持窪み
16 駆動側
17 基部
18 駆動装置
19 駆動器
20 流体シリンダ
21 ピストンロッド
22 トグルレバー機構
22a 第1のトグルレバー
22b 第2のトグルレバー
23 流体口
24 流体ライン
24a 絞り弁
25 流体制御ユニット
30 接続部品
31 継手
32 第1のシャフト
33 第2のシャフト
34 針軸受
40 位置決め装置
41 係止面
41a 係止面部分
42 当接部
43 支柱
44 調節装置
45 差動ねじ
46 ピン
47 平行六面体部分
48 横部
49 クランプねじ
50 切抜部
55 ガイド構造
56 ガイドレール
57 ガイド部
60 接触面
60a 接触面の面積部
61 位置決め突起
62 位置決め陥凹
65 センサユニット
66 終端スイッチ
70 補助駆動器
71 変形可能体
72 圧縮バネまたはらせんバネ
73 支持部
α トグル継手角
Α 作業位置
H 昇降方向
R 休止位置
S1 第1のセンサ信号
S2 第2のセンサ信号

Claims (15)

  1. 作業位置(A)と休止位置(R)の間を昇降方向(H)に移動可能な昇降部であって、ワークピースを支持するための支持ユニット(13)及び/又は取り付けるためのクランプユニットがその上に配置されている昇降部(11)と、
    トグルレバー機構(22)と前記トグルレバー機構(22)に連結された駆動器(19)とを備える、基部(17)上に配置された少なくとも1つの駆動装置(18)であって、前記トグルレバー機構(22)は前記昇降部(11)にヒンジ結合された第1のトグルレバー(22a)と前記基部(17)にヒンジ結合された第2のトグルレバー(22b)とを備え、前記トグルレバー(22a、22b)はトグル継手(31)によって互いに接続されている、少なくとも1つの駆動装置(18)と、
    前記昇降部(11)の位置を位置決めし且つ前記作業位置(A)において前記昇降部(11)の接触面(60)に当接する、前記昇降部(11)に対向する係止面(41)を有する位置決め装置(40)と、
    を備える昇降器械であって、
    前記作業位置(A)において、前記トグルレバー(22a、22b)のなす角であるトグル継手角αは180°より小さい、
    昇降器械。
  2. 前記位置決め装置(40)は前記基部(17)と前記係止面(41)との間の距離を調節するための調節構造(44)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の昇降器械。
  3. 前記係止面(41)及び/又は前記接触面(60)上に少なくとも1つの位置決め突起(61)が備えられ、前記位置決め突起は各対面(60、41)上の関連する位置決め陥凹(62)と相互作用することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の昇降器械。
  4. 前記昇降部(11)が前記作業位置(A)にある場合、前記昇降部(11)が前記位置決め装置(40)によって、前記昇降方向(H)の横方向に位置決めされるように、前記少なくとも1つの位置決め突起(61)が前記のそれぞれに関連の位置決め陥凹(62)と係合するようになることを特徴とする、請求項3に記載の昇降器械。
  5. 前記位置決め装置(40)は、前記基部(17)から始まって前記昇降部(11)の切抜部(50)を貫通して延伸し、前記基部(17)とは反対側の端部上で前記係止面(41)を有する当接部(42)を支える支柱(43)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の昇降器械。
  6. 2つの駆動装置(18)が存在することを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の昇降器械。
  7. 前記位置決め装置(40)の前記支柱(43)は、2つのトグルレバー機構(22)の間に配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の昇降器械。
  8. 前記少なくとも1つの駆動装置(18)は、制御可能駆動器(19)または手動操作可能駆動器を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の昇降器械。
  9. 前記制御可能駆動器は、ピストンロッド(21)が前記トグルレバー機構(22)の前記トグル継手(31)に接する、複動式の流体シリンダ(20)を備えることを特徴とする、請求項8に記載の昇降器械。
  10. 前記流体シリンダ(20)に接続される流体ライン(24)は絞り弁(24a)を含むことを特徴とする、請求項9に記載の昇降器械。
  11. 前記少なくとも1つの駆動装置(18)は、前記昇降部(11)が前記作業位置(A)または前記休止位置(R)にある場合に、前記流体シリンダ(20)に流体圧も印加するように配置された流体制御ユニット(25)を備えることを特徴とする、請求項9に記載に記載の昇降器械。
  12. 前記少なくとも1つの駆動装置(18)は、前記作業位置(A)及び/又は前記休止位置(R)を検出するためのセンサユニット(65)を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の昇降器械。
  13. 変形可能体(71)を備える補助駆動器(70)が利用可能であって、前記駆動器は前記昇降部(11)の前記休止位置(R)における前記変形可能体(71)の変形によって前記昇降部(11)を前記休止位置(R)から移動させるための補助力を提供することを特徴とする、請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の昇降器械。
  14. 前記昇降部(11)はガイド構造(55)によって昇降方向(H)に直線的にガイドされることを特徴とする、請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載の昇降器械。
  15. 作業位置(A)と休止位置(R)の間を昇降方向(H)に移動可能な昇降部であって、ワークピースを支持するための支持ユニット(13)及び/又は取り付けるためのクランプユニットがその上に配置されている昇降部(11)と、
    トグルレバー機構(22)と前記トグルレバー機構(22)に連結された駆動器(19)とを備える、基部(17)上に配置された少なくとも1つの駆動装置(18)であって、前記トグルレバー機構(22)は前記昇降部(11)にヒンジ結合された第1のトグルレバー(22a)と前記基部(17)にヒンジ結合された第2のトグルレバー(22b)とを備え、前記トグルレバー(22a、22b)はトグル継手(31)によって互いに接続されている、少なくとも1つの駆動装置(18)と、
    前記昇降部(11)の位置を位置決めする位置決め装置(40)と、
    を備える昇降器械であって、
    前記作業位置(A)において、前記トグルレバー(22a、22b)のなす角であるトグル継手角αは180°より小さく、
    前記位置決め装置(40)は、前記基部(17)から始まって前記昇降部(11)の切抜部(50)を貫通して延伸し、前記基部(17)とは反対側の端部上で係止面(41)を有する当接部(42)を支える支柱(43)を備え、
    前記係止面(41)は、前記作業位置(A)において前記昇降部(11)の接触面(60)に当接し且つ前記昇降部(11)に対向する
    ことを特徴とする昇降器械。
JP2015527815A 2012-08-20 2013-06-25 トグルレバー機構を有する昇降器械 Active JP6045701B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012107611.1 2012-08-20
DE102012107611.1A DE102012107611A1 (de) 2012-08-20 2012-08-20 Hubvorrichtung mit Kniehebelgetriebe
PCT/EP2013/063246 WO2014029529A1 (de) 2012-08-20 2013-06-25 Hubvorrichtung mit kniehebelgetriebe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015529573A JP2015529573A (ja) 2015-10-08
JP6045701B2 true JP6045701B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=48699029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015527815A Active JP6045701B2 (ja) 2012-08-20 2013-06-25 トグルレバー機構を有する昇降器械

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9610666B2 (ja)
EP (1) EP2885108B1 (ja)
JP (1) JP6045701B2 (ja)
KR (1) KR20150048787A (ja)
CN (1) CN104718051B (ja)
AU (1) AU2013304707B2 (ja)
DE (1) DE102012107611A1 (ja)
HK (1) HK1207335A1 (ja)
WO (1) WO2014029529A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110682149A (zh) * 2019-11-06 2020-01-14 徐州瑞益晟机械有限公司 一种建筑工程机械零部件的加工装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3456510B1 (en) * 2017-09-19 2022-12-14 CL Schutzrechtsverwaltungs GmbH Apparatus for additively manufacturing of three-dimensional objects
CA3136213A1 (en) * 2019-04-05 2020-10-08 Oshkosh Corporation Battery management systems and methods
CN115284035B (zh) * 2022-08-24 2023-07-14 常州机电职业技术学院 一种数控加工用的零件辅助定位装置及使用方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1393247A (en) * 1920-02-18 1921-10-11 Sauer John Geo Lifting-jack
US2327368A (en) * 1940-07-22 1943-08-24 Olson John Toggle pliers
US2483597A (en) * 1946-03-22 1949-10-04 Heppenstall Co Supplemental forging press die
GB831541A (en) * 1956-09-15 1960-03-30 Hills & Sons Ltd F An improved lift or hoist
US3226086A (en) * 1964-01-08 1965-12-28 Daniel C Lavieri Power lift for trucks
US3642250A (en) * 1969-12-16 1972-02-15 Us Air Force Bomblift trailer lifting mechanism
US3689058A (en) * 1970-11-19 1972-09-05 Gen Motors Corp Toggle clamp
US3904853A (en) * 1974-01-31 1975-09-09 R F Shoup Corp Stand for transporting and storing a machine
DE2526040A1 (de) * 1975-06-11 1976-12-30 Flodins Industri Ab Anordnung bei bearbeitungsmaschinen
JPS5494700U (ja) * 1977-12-17 1979-07-04
DE2913506A1 (de) * 1979-04-04 1980-10-16 Amsted Siemag Kette Gmbh Kraftverstaerker
US4450935A (en) * 1982-12-27 1984-05-29 Gustavus David C Portable adjustable roof platform
JPS6022210U (ja) * 1983-07-22 1985-02-15 住友重機械工業株式会社 ドリル用定盤
JPH0236655Y2 (ja) * 1985-04-12 1990-10-04
JPH0634754Y2 (ja) 1986-01-21 1994-09-14 株式会社オオヤマフ−ズマシナリ− 油揚装置
DE3604255A1 (de) * 1986-02-11 1987-08-13 Illig Maschinenbau Adolf Kniehebelantrieb
US4879849A (en) 1987-11-04 1989-11-14 Omni Films International, Inc. Point-of-view motion simulator system
DE8802326U1 (ja) 1988-02-23 1989-06-22 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen, De
US5169112A (en) * 1991-08-26 1992-12-08 Milsco Manufacturing Company Electronic suspension vehicle seat
JPH05237844A (ja) 1992-02-28 1993-09-17 Sintokogio Ltd 金型クランプ装置
JPH06263312A (ja) * 1993-03-10 1994-09-20 Aiseru Kk 昇降ベッド駆動装置
JP2000211897A (ja) * 1999-01-21 2000-08-02 Aichi Mach Ind Co Ltd 無人搬送車のリフタ―機構
AU2003242237A1 (en) * 2002-06-27 2004-01-19 Jan Andersen A stand for securing a two-wheeled vehicle, especially a motocross-motorcycle
JP4433941B2 (ja) 2004-08-26 2010-03-17 株式会社ダイフク 搬送装置
JP4423606B2 (ja) 2005-05-09 2010-03-03 新東工業株式会社 上・下鋳型の上・下鋳枠からの抜出し装置
DE102011112206A1 (de) * 2011-09-02 2013-03-07 Sherpa Autodiagnostik Gmbh Überbrückung einer Bodenaussparung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110682149A (zh) * 2019-11-06 2020-01-14 徐州瑞益晟机械有限公司 一种建筑工程机械零部件的加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
HK1207335A1 (en) 2016-01-29
US20150239085A1 (en) 2015-08-27
US9610666B2 (en) 2017-04-04
EP2885108A1 (de) 2015-06-24
CN104718051B (zh) 2017-08-25
CN104718051A (zh) 2015-06-17
EP2885108B1 (de) 2017-10-11
AU2013304707A1 (en) 2015-04-09
KR20150048787A (ko) 2015-05-07
WO2014029529A1 (de) 2014-02-27
AU2013304707B2 (en) 2016-06-09
DE102012107611A1 (de) 2014-05-15
JP2015529573A (ja) 2015-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6045701B2 (ja) トグルレバー機構を有する昇降器械
US5090757A (en) Arrangement for the handling of components with a gripping device
US9095958B2 (en) Self centering dual direction clamping vise
JP6012587B2 (ja) ワーク把持装置
KR101735834B1 (ko) 스크린 인쇄기에 있어서의 스퀴지 평행 조정 장치 및 스퀴지 평행 조정 방법
CN105934290B (zh) 压弯机
US9597760B1 (en) Table clamp device and pallet changer
JP2014526979A (ja) アライメント装置
KR20170120574A (ko) 출력 장치 및 출력 시스템
KR101696159B1 (ko) 주강 제품 고정용 지그장치
JP2010082753A (ja) ワーク圧入装置
JPH0811334B2 (ja) 位置探索装置
WO2015186542A1 (ja) ワークの自動芯出し装置及び自動芯出し方法
JP5763768B2 (ja) 昇降装置
KR102645925B1 (ko) 연결 장치
JP2010237160A (ja) 防振器用試験装置
KR20140073693A (ko) 파렛트 클램핑 장치
US9352451B1 (en) Workholding apparatus
JP2011121157A (ja) 横中ぐり盤
KR102203594B1 (ko) 이동제어용 리미트 스위치의 파손방지장치 및 이를 구비한 리프트
JP5345212B2 (ja) 調節装置を備えたロール装置
CN212763017U (zh) 自调节定位装置
JP6644142B2 (ja) エッジングスタンドのエッジングロールを調整するための装置
CN218891742U (zh) 自动夹紧定位装置
JP2000501686A (ja) 3軸式位置決め用ジャッキ並びに該ジャッキを用いたサーボ制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6045701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250