JP6042179B2 - 真空ポンプユニット、及び真空ステーション - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態の真空ステーションの全体構成を示す図である。第1実施形態では、真空ステーションの基本的な構成及び動作を理解し易いように、真空ポンプが1台設けられたシンプルな構成を例にして説明を行う。図1に示すように、真空ステーション100は、集水タンクユニット200と、真空ポンプユニット300とを備える。第1実施形態の真空ステーションは、例えばマンホール内などの地下に集水タンクユニット200が埋設され、地上に真空ポンプユニット300が設置される道路下埋設型である。ただし、真空弁ユニット300は地上に限定するものではなく、地下や道路下に埋設設置する場合にも適用できる。また、本発明は道路下埋設型に限らず、例えば、地上の建屋内に集水タンク及び真空ポンプが設置される一般的な真空ステーションなどにおいても適用することができる。
へ出力される。
り外す際にいずれも閉になる。
が真空ポンプ314に吸引されることに起因する真空ポンプ314の故障などの発生を抑制することができる。
く設定された第2のしきい値(HWL)より高くなったら、大気開放弁212を開にする。また、制御部382は、水位計測器208によって計測された水位が第2のしきい値より高く設定された第3のしきい値(HHWL)より高くなったら、躯体外部からのリークが発生している可能性があるので警報を発報する。一方、制御部382は、警報が発報されている状態で、水位計測器208によって計測された水位が第2のしきい値(HWL)より低くなった場合には、警報をリセットする。以上のような制御によって、集水タンクユニット200の躯体内に水がある程度貯まったら、大気開放弁212が開になり、その結果、躯体内の水が負圧の集水タンク202内へ搬送される。
次に、第2実施形態の真空ステーションについて説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較して、真空ポンプを3台並列に設ける点、集水タンク202内の下水の水位を2系統で検出する点、集水タンク202内の圧力を2系統で検出する点などが異なる。そこで、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分だけを説明し、重複する部分の説明を省略する。
設けられた切替回路386へ出力される。切替回路386は、入力された2つの検出圧力のいずれかを制御部382へ出力する。第3実施形態によれば、給排気管120の真空ポンプ314より上流側の圧力を2系統で検出するため、集水タンク202内の圧力検出の信頼性が向上する。
い値(例えば−50.0kPa)より高くなったら、警報を発報する。一方、制御部382は、警報が発報されている状態で、圧力計測器324又は圧力計測器325によって計測された圧力値が第3のしきい値(例えば−60.0kPa)より低くなった場合には、警報をリセットする。以上のような制御によって、集水モード時に集水タンク202は適切な負圧に制御される。
120 給排気管
200 集水タンクユニット
202 集水タンク
206 下水水位計測器
208 水位計測器
210 連通管
212 大気開放弁
300 真空ポンプユニット
312 臭気成分除去装置
314,351,352 真空ポンプ
334 バイパス管
336,338 逆止弁
382 制御部
Claims (11)
- 液体及び該液体を同伴搬送する気体が収集される集水タンクから前記気体を吸引する真空ポンプと、
前記集水タンクと前記真空ポンプとの間を連通する連通路に設けられ、前記気体に含まれる臭気成分を除去する臭気成分除去装置と、
を備え、
前記真空ポンプに接続された前記気体を吸入する連通路及び前記気体を吐出する連通路の少なくとも一方には、前記気体に含まれる水分を前記集水タンクへ戻すための返水配管が設けられる、真空ポンプユニット。 - 前記真空ポンプはドライ式である、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプユニット。 - 前記真空ポンプは、前記集水タンクから前記気体を吸引する第1のモード、及び前記第1のモードと反対側に回転することによって前記集水タンクに収集された液体を圧送する圧送気体を前記集水タンクへ吐出する第2のモードで運転可能な真空ポンプである、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプユニット。 - 前記臭気成分除去装置は、前記臭気成分を除去した気体に含まれる硫化水素の平均濃度が0.2ppm以下になるように前記臭気成分を除去する、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプユニット。 - 前記連通路のうち前記臭気成分除去装置の上流側の連通路と下流側の連通路との間を、前記臭気成分除去装置をバイパスして接続するバイパス搬送路をさらに備え、
前記上流側の連通路又は前記下流側の連通路には、前記真空ポンプが前記第1のモードで運転している際にのみ前記気体を搬送させる第1の逆止弁が設けられ、
前記バイパス搬送路には、前記真空ポンプが前記第2の運転モードで運転している際にのみ前記圧送気体を搬送させる第2の逆止弁が設けられる、
ことを特徴とする請求項2に記載の真空ポンプユニット。 - 前記真空ポンプが前記第1のモードで運転しているときの前記真空ポンプの吸入側の圧力の検出値に基づいて、前記真空ポンプの第1のモードの運転/前記真空ポンプの停止を制御する制御部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2に記載の真空ポンプユニット。 - 前記制御部は、前記集水タンクの前記下水の水位の検出値に基づいて、前記真空ポンプの第2のモードの運転/前記真空ポンプの停止を制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の真空ポンプユニット。 - 前記制御部は、前記集水タンクを収容する躯体の内部の水位の検出値に基づいて、前記躯体の内部と前記集水タンクとを接続する配管に設けられたバルブの開閉を制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の真空ポンプユニット。 - 前記液体は、生活排水を含む下水である、
請求項1に記載の真空ポンプユニット。 - 液体及び該液体を同伴搬送する気体が収集される集水タンクと、
前記集水タンクから前記気体を吸引する真空ポンプと、
前記集水タンクと前記真空ポンプとの間を連通する連通路に設けられ、前記気体に含まれる臭気成分を除去する臭気成分除去装置と、
を備え、
前記真空ポンプに接続された前記気体を吸入する連通路及び前記気体を吐出する連通路の少なくとも一方には、前記気体に含まれる水分を前記集水タンクへ戻すための返水配管が設けられる、真空ステーション。 - 前記集水タンクは地下に埋設され、
前記真空ポンプ、及び前記臭気成分除去装置は地上、または地下に設置される
ことを特徴とする請求項10に記載の真空ステーション。
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