JP6042180B2 - 真空ステーション - Google Patents
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Description
用水量が増えるおそれがあった。
記封水を排水ピットへ排水する排水弁の開/閉を制御する制御部をさらに備えることができる。
図1は、第1実施形態の真空ステーションの全体構成を示す図である。第1実施形態では、真空ステーションの基本的な構成及び動作を理解し易いように、水封式真空ポンプ及び圧送ポンプがそれぞれ1台設けられたシンプルな構成を例にして説明を行う。
、マンホール内などの地下に集水タンクが埋設され、地上に真空ポンプが設置される道路下埋設型などの真空ステーションにおいても適用することができる。
あるが、好気性細菌である硫黄酸化細菌の作用により腐食性の強い硫酸に変化する。臭気成分除去装置250は、臭気成分を除去した気体に含まれる硫化水素の平均濃度が0.2ppm以下、好ましくは0.1ppm以下、さらに好ましくは0.02ppm以下になるように臭気成分を除去する。ここで0.2ppmは敷地境界線の地表における規則基準の上限値で臭気強度3.5に相当する。また、0.02ppmは敷地境界線の地表における規則基準の下限値で臭気強度2.5に相当する。臭気成分除去装置250には、例えば、バキュームカー、生ゴミ、し尿処理場等で使用されている高濃度臭気用脱臭剤など、負圧下で使用可能な脱臭剤を用いることができる。これにより、低圧下の条件であっても、臭気成分除去装置250によって臭気成分を吸着・除去させることができる。なお、臭気成分除去装置250から排出される排水は、排水溝を介して排水ピット500へ搬送される。
具体的には、図2に示すように、制御部600は、圧力計測器114によって計測された圧力値が第1のしきい値(例えば‐68.7kPa)より低くなったら、水封式真空ポンプ200の運転(回転)を停止する。また、制御部600は、圧力計測器114によって計測された圧力値が第1のしきい値より高く設定された第2のしきい値(例えば‐63.7kPa)より高くなったら、水封式真空ポンプ200を運転させる。このように、制御部600は、圧力計測器114によって計測された圧力値が第2のしきい値より高くなるか第1のしきい値より低くなることをトリガーにして、水封式真空ポンプ200の運転/停止を通常ルーチンで制御する。
値より高く設定された第3のしきい値(HWL)より高くなったら、圧送ポンプ150を運転する。一方、制御部600は、下水水位計測器112によって計測された水位が第2のしきい値より低くなったら、圧送ポンプ150の運転を停止する。
次に、第2実施形態の真空ステーションについて説明する。第2実施形態は、第1実施形態と比較して、水封式真空ポンプ200の上流側にて臭気成分除去装置の代わりに硫化水素除去装置を設けた点、水封式真空ポンプ200の下流側の外部排気ラインに脱臭装置を設けた点、が異なる。そこで、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分だけを説
明し、重複する部分の説明を省略する。
120 排気管
150,152 圧送ポンプ
200,220,230 水封式真空ポンプ
250 臭気成分除去装置
260 硫化水素除去装置
300 セパレータ兼封水タンク
380 脱臭装置
450 冷却装置
600 制御部
1000,2000 真空ステーション
Claims (10)
- 気体と同伴搬送された液体を貯めるタンクと、
前記タンクから前記気体を吸引する水封式真空ポンプと、
前記タンクと前記水封式真空ポンプとを連通する連通路に設けられ、前記気体に含まれる臭気成分を除去する臭気成分除去装置と、
前記水封式真空ポンプに用いられた封水と前記水封式真空ポンプから吐出された気体とを分離するとともに、分離された封水を貯蔵するセパレータ兼封水タンクと、
前記セパレータ兼封水タンクに貯蔵された封水を冷却する冷却装置と、
前記セパレータ兼封水タンクの前記封水の水位の検出値に基づいて、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を前記冷却装置へ循環供給する冷却水ポンプの運転/停止、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を排水ピットへ排水する排水弁の開/閉、及び前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を前記水封式真空ポンプへ循環供給する封水ポンプの運転/停止を制御する制御部と、
を備えた真空ステーション。 - 前記タンク内に貯められた液体を該タンクの外部へ圧送する圧送ポンプをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記除去装置は、前記臭気成分を除去した気体に含まれる硫化水素の平均濃度が0.2ppm以下になるように前記臭気成分を除去する、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記制御部は、前記水封式真空ポンプの吸入側の圧力の検出値に基づいて、前記水封式真空ポンプの運転を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記制御部は、前記タンクの前記液体の水位の検出値に基づいて、前記水封式真空ポン
プの運転/停止、及び前記圧送ポンプの運転/停止を制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の真空ステーション。 - 前記制御部は、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水の水温の検出値に基づいて、前記冷却装置の運転/停止、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を前記冷却装置へ循環供給する冷却水ポンプの運転/停止、及び前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を排水ピットへ排水する排水弁の開/閉を制御し、
前記制御部は、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水の水位の検出値が所定のしきい値より低くなったときには、前記封水ポンプ及び前記冷却水ポンプの運転を停止するとともに、前記排水弁を閉にする、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記制御部は、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水の水位の検出値と排水ピットの排水の水位の検出値とに基づいて、前記セパレータ兼封水タンクの前記封水を排水ピットへ排水する排水弁の開/閉を制御する制御部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記臭気成分除去装置が、硫化水素を除去する硫化水素除去装置である場合、
前記水封式真空ポンプから吐出された気体を搬送する搬送路には、前記タンクから前記水封式真空ポンプによって吸引された気体に含まれる臭気成分を除去する脱臭装置が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記液体は、生活排水を含む下水である、
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。 - 前記タンク、前記水封式真空ポンプ、及び前記除去装置は、建屋内にまとめて収容される
ことを特徴とする請求項1に記載の真空ステーション。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2012251029A Active JP6042180B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 真空ステーション |
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- 2012-11-15 JP JP2012251029A patent/JP6042180B2/ja active Active
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