JP5436765B2 - 桝用ソケット - Google Patents
桝用ソケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5436765B2 JP5436765B2 JP2007264750A JP2007264750A JP5436765B2 JP 5436765 B2 JP5436765 B2 JP 5436765B2 JP 2007264750 A JP2007264750 A JP 2007264750A JP 2007264750 A JP2007264750 A JP 2007264750A JP 5436765 B2 JP5436765 B2 JP 5436765B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- tubular portion
- rainwater
- socket
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sewage (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
下水道本管に取付管を介して連通結合され、雨水等の水を集め前記取付管から前記下水道本管へ流出させる雨水桝の前記取付管との結合部に設置される桝用ソケットにおいて、前記取付管の前記雨水桝への結合側端部の内径よりも小さな外径を有し、前記雨水桝側から前記取付管内に挿入される所定長さの管状部と、該管状部の前記挿入状態における雨水桝側の端部外周縁から外方へ鍔状に突出形成され、前記管状部の挿入状態で前記雨水桝の内側壁に当接係止される係止部と、前記管状部の内部に揺動可能に設けられ、前記雨水桝側からの水の流出を常に許容し、前記下水道本管から上昇してくる気体流を遮蔽する揺動部材と、を有し、前記揺動部材は、前記管状部の前記挿入状態における上側内側部に設けられた回動軸に軸着された状態で前記管状部を遮蔽する大きさと形状を有し、前記雨水桝から流出する水の水圧により揺動して水の流れを許容し、通常時における取付管下流側からの気体の流れによっては揺動せず該気体を遮蔽する揺動抵抗を奏する様に設定された板状体により形成され、前記揺動部材は、前記管状部の挿入状態における上下方向ラインで2分割された剛性を有する2枚の板状体から構成され、該2枚の板状体は相互に重なった重複部分を有し、前記板状体は別個に揺動可能であることを特徴とする。
前記2枚の板状体は大きさが異なり、前記重複部分は、小さい方の板状体が設置状態における下流側に位置するように構成されていることを特徴とする。
前記揺動部材である前記板状体は、前記管状部の上下方向の中央位置よりも下側から前記中央位置よりも上側にかけての側縁部に、該板状体の前記揺動を円滑に行うことを許容するための柔軟部が形成されたことを特徴とする。
前記板状体が、前記回動軸に軸着された状態で揺動可能に垂下しており、かつ前記揺動抵抗を有するように重量設定されていることを特徴とする。この構成によれば、板状体を所望の重量の金属などにより構成し、回動可能に垂下させることで簡単に揺動部材を構成することができ、上流からの水の流れにより揺動し、下流からの通常の空気流を遮蔽する構成が複雑な機構なしに簡単且つ安価に達成される。また、耐久性も向上する。
前記板状体が、前記回動軸に軸着された状態で、その揺動下端部が、垂下状態から取付管下流側へ所定長さ移動した状態で前記管状部の下側内周面に当接されていることを特徴とする。これにより、板状体は桝側からの水の流れの押圧力によりその水を下流に流すための揺動動作はなされるが、下流側から押圧力が掛かっても板状体の下端部が管状部の下側内周面に衝突するので、上流方向への揺動が確実に防止される。これにより、下流側からの上昇気流をより確実に遮蔽することが可能となっている。
前記回動軸の部分には、前記板状体の垂下状態を維持できる力範囲で該板状体を前記取付管の下流側へ揺動する方向に付勢する付勢手段が設けられたことを特徴とする。この構成によれば、付勢手段の付勢力により、板状体を比較的軽量なものとしても下流側から流れてくる気体に対する揺動抵抗を確保することができる。例えば、回転軸部にヒンジを設けこの部分にいわゆるトーションバネを設置することにより簡単に構成することができる。
前記柔軟部材が、布製部材に耐水性のコーティングを施して形成したことを特徴とする。これにより、請求項8の柔軟部材を簡単な構成で安価に構成することができる。また、布製部材はコーティングすることにより長い耐久性のものとすることが可能である。
12 側壁部
12a 流出穴部
30、60 桝用ソケット
30a、60a 管状部
30b、60b 係止部
30c 取付け用壁部
40 板状体
50 ヒンジ
X 重複部分
Claims (9)
- 下水道本管に取付管を介して連通結合され、雨水等の水を集め前記取付管から前記下水道本管へ流出させる雨水桝の前記取付管との結合部に設置される桝用ソケットにおいて、 前記取付管の前記雨水桝への結合側端部の内径よりも小さな外径を有し、前記雨水桝側から前記取付管内に挿入される所定長さの管状部と、
該管状部の前記挿入状態における雨水桝側の端部外周縁から外方へ鍔状に突出形成され、前記管状部の挿入状態で前記雨水桝の内側壁に当接係止される係止部と、
前記管状部の内部に揺動可能に設けられ、前記雨水桝側からの水の流出を常に許容し、前記下水道本管から上昇してくる気体流を遮蔽する揺動部材と、
を有し、
前記揺動部材は、
前記管状部の前記挿入状態における上側内側部に設けられた回動軸に軸着された状態で前記管状部を遮蔽する大きさと形状を有し、前記雨水桝から流出する水の水圧により揺動して水の流れを許容し、通常時における取付管下流側からの気体の流れによっては揺動せず該気体を遮蔽する揺動抵抗を奏する様に設定された板状体により形成され、
前記揺動部材は、前記管状部の挿入状態における上下方向ラインで2分割された剛性を有する2枚の板状体から構成され、該2枚の板状体は相互に重なった重複部分を有し、
前記板状体は別個に揺動可能であることを特徴とする桝用ソケット。 - 前記2枚の板状体は大きさが異なり、
前記重複部分は、小さい方の板状体が設置状態における下流側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の桝用ソケット。 - 前記揺動部材である前記板状体は、前記管状部の上下方向の中央位置よりも下側から前記中央位置よりも上側にかけての側縁部に、該板状体の前記揺動を円滑に行うことを許容するための柔軟部が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の桝用ソケット。
- 前記板状体は、
前記管状部の挿入状態における水平方向ラインで複数に分割され、該分割部分は回動軸によって連結され、各々の部分が別個に揺動可能とされたことを特徴とする請求項1又は2に記載の桝用ソケット。 - 前記板状体は、
前記回動軸に軸着された状態で揺動可能に垂下しており、かつ前記揺動抵抗を有するように重量設定されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の桝用ソケット。 - 前記板状体は、
前記回動軸に軸着された状態で、その揺動下端部が、垂下状態から取付管下流側へ所定長さ移動した状態で前記管状部の下側内周面に当接されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の桝用ソケット。 - 前記回動軸の部分には、前記板状体の垂下状態を維持できる力範囲で該板状体を前記取付管の下流側へ揺動する方向に付勢する付勢手段が設けられたことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の桝用ソケット。
- 下水道本管に取付管を介して連通結合され、雨水等の水を集め前記取付管から前記下水道本管へ流出させる雨水桝の前記取付管との結合部に設置される桝用ソケットにおいて、 前記取付管の前記雨水桝への結合側端部の内径よりも小さな外径を有し、前記雨水桝側から前記取付管内に挿入される所定長さの管状部と、
該管状部の前記挿入状態における雨水桝側の端部外周縁から外方へ鍔状に突出形成され、前記管状部の挿入状態で前記雨水桝の内側壁に当接係止される係止部と、
前記管状部の内部に揺動可能に設けられ、前記雨水桝側からの水の流出を常に許容し、前記下水道本管から上昇してくる気体流を遮蔽する揺動部材と、
を有し、
前記揺動部材は、
前記管状部の前記挿入状態における上部内周部に上端部が固定され、耐水性の柔軟部材にて形成され、且つ前記上端固定状態で前記管状部を遮蔽する大きさと形状を有し、
前記柔軟部材は、
前記管状部の挿入状態における垂直方向ラインで複数に分割され、隣り合う前記分割柔軟部材は相互に重ねられた重複部分を有することを特徴とする桝用ソケット。 - 前記柔軟部材は、
布製部材に耐水性のコーティングを施して形成したことを特徴とする請求項8に記載の桝用ソケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007264750A JP5436765B2 (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 桝用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007264750A JP5436765B2 (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 桝用ソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009091846A JP2009091846A (ja) | 2009-04-30 |
JP5436765B2 true JP5436765B2 (ja) | 2014-03-05 |
Family
ID=40664097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007264750A Expired - Fee Related JP5436765B2 (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 桝用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5436765B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6042180B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2016-12-14 | 株式会社荏原製作所 | 真空ステーション |
JP6042178B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2016-12-14 | 株式会社荏原製作所 | 真空ポンプユニット、及び真空ステーション |
JP6042179B2 (ja) * | 2012-11-15 | 2016-12-14 | 株式会社荏原製作所 | 真空ポンプユニット、及び真空ステーション |
JP6400948B2 (ja) * | 2014-06-05 | 2018-10-03 | 吉佳エンジニアリング株式会社 | 取付管の開口部構造 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746479Y2 (ja) * | 1978-07-24 | 1982-10-13 | ||
JPH0316947Y2 (ja) * | 1984-11-05 | 1991-04-10 | ||
JPS61152089U (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-19 | ||
JPS61180283U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-10 | ||
JPS62138789U (ja) * | 1986-02-25 | 1987-09-01 | ||
JP2928791B2 (ja) * | 1992-11-30 | 1999-08-03 | タキロン株式会社 | 排水枡 |
JPH08303831A (ja) * | 1995-05-12 | 1996-11-22 | Sanyo Electric Co Ltd | ダクト用換気扇装置 |
JP3377515B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2003-02-17 | 宗勲 井本 | 排水桝 |
JP4658831B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-03-23 | 東京都下水道サービス株式会社 | 下水道管渠用防臭装置 |
-
2007
- 2007-10-10 JP JP2007264750A patent/JP5436765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009091846A (ja) | 2009-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5436765B2 (ja) | 桝用ソケット | |
KR101111091B1 (ko) | 하수구 악취방지장치 | |
KR101291612B1 (ko) | 맨홀의 악취차단장치 | |
KR20120003026U (ko) | 맨홀 악취방지 덮개 | |
US20070215216A1 (en) | Check valve mechanism for rodents and/or odors | |
KR20100000298U (ko) | 맨홀용 악취 방지장치 | |
JP5089566B2 (ja) | 排水ます | |
KR101722450B1 (ko) | 맨홀 내부 설치용 방취, 방충 기능을 갖는 플랫밸브 | |
JP2001220765A (ja) | 人孔蓋 | |
KR100902260B1 (ko) | 수문 내부의 부식을 방지하고 수질을 개선하는 집수조를 구비하는 전도식수문 | |
JP4163246B2 (ja) | 排水枡 | |
KR200448229Y1 (ko) | 맨홀의 방취, 배수 및 역류 허용 장치 | |
KR200384362Y1 (ko) | 하수 및 악취 역류 방지장치 | |
KR100801979B1 (ko) | 그레이팅 | |
JP5016665B2 (ja) | 下水道管路用防臭装置 | |
KR200351993Y1 (ko) | 역류방지용 배수장치 | |
DK178206B1 (en) | Flap gate | |
KR200388943Y1 (ko) | 하수 및 악취 역류 방지장치 | |
KR100720157B1 (ko) | 맨홀의 악취 역류 방지장치 | |
KR200166989Y1 (ko) | 하수처리 차집관로의 우수토실 자동개폐장치. | |
JP4759169B2 (ja) | 人孔蓋受枠、マンホールの人孔蓋飛散防止構造 | |
JP2005139760A (ja) | 雨水ます用防臭装置 | |
KR20110006408U (ko) | 방취, 배수 및 역류 허용장치 | |
JP4044433B2 (ja) | 排水構造 | |
JP6568740B2 (ja) | 堰及びマンホール構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100916 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120229 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130312 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5436765 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |