JP2011132785A - マンホールポンプシステム - Google Patents

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廣行 米崎
Hirobumi Sugano
博文 菅野
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Abstract

【課題】極めて簡単な構造として設備コストを著しく低減しながら、下水に含まれる異物による閉塞を有効に防止してメンテナンスとランニングコストを著しく低減する。
【解決手段】マンホールポンプシステムは、下端をマンホールポンプ場1の底部に連結し、上端を排出側の下水管2Bに連結している上昇管3と、この上昇管3の下端部に加圧空気を供給する加圧空気供給機4と、マンホールポンプ場1の液面レベルを検出する液面センサ7でもって、加圧空気供給機4の運転を制御する制御回路5とを備える。マンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場1の液面レベルが運転開始レベルまで上昇すると、制御回路5が加圧空気供給機4を運転して上昇管3に空気を供給し、下水を上昇管3で上昇して排出側の下水管2Bに移送し、液面レベルが運転停止レベルまで低下すると、加圧空気供給機4の運転を停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、マンホールポンプ場に流入される下水を持ち上げて下水管に排出するマンホールポンプシステムに関する。
下水道は、下水管を地中に下り勾配に埋設して、下水を自然に流れるようにしている。下り勾配に傾斜する下水管は、距離が長くなるにしたがって地中に深く埋設する必要がある。この弊害を防止するために、下水管の途中に一定の間隔でマンホールポンプ場を設けている。マンホールポンプ場は、流入側の下水管を下部に、排出側の下水管を上部に連結して、流入側と排出側の下水管を上下に連結している。下部に連結される流入側の下水管から流入される下水は、マンホールポンプ場に蓄えられて、ポンプで排出側の下水管に持ち上げて排水している。持ち上げれた下水は、下り勾配に傾斜する排出側の下水管でもって、次のマンホールポンプ場まで自然に流れて移送される。一定の間隔でマンホールポンプ場を設けることで、下水管を地中に深く埋設することなく、下水を自然に流して処理場まで移送できる。この構造のマンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場において下水を持ち上げて移送するポンプとして水中ポンプが使用される。(特許文献1参照)
水中ポンプは、下水の液面レベル下に配置されて、マンホールポンプ場に流入される下水を排出側の下水管に持ち上げて移送する。水中ポンプは、液面レベル下に配置されるので、空気を吸入してインペラが空転するのを防止できるが、モータを含む全体を下水中に配置するので寿命が短く、メンテナンスやランニングコストが高くなる欠点がある。この欠点は、ポンプを液面レベルよりも上に配置して解消できるが、液面レベルよりも上に配置するポンプは、空気を吸入して空転するのを防止するのが難しく、また、ポンプが空気を吸入すると、インペラのメカニカルシールが著しく損傷される欠点がある。
また、マンホールポンプ場に流入される下水には、種々の異物が混入されていることから、ポンプが極めて詰まりやすい欠点がある。この弊害を防止するために独特の構造のマンホールポンプ場も開発されている。(特許文献2参照)
特開2007−255040号公報 特開2007−40143号公報
特許文献2に記載されるマンホールポンプシステムは、異物による閉塞を防止するためにポンプの吸入側にストレーナーを設けている。ストレーナーは異物を分離して詰まるので、ストレーナーの詰まりを解消するために逆洗している。この構造は、ポンプの異物による閉塞は防止できるが、全体の構造が複雑になり、さらに制御も複雑になって製造コストが高くなる欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造として設備コストを著しく低減できるにもかかわらず、下水に含まれる異物による閉塞を有効に防止してメンテナンスとランニングコストをも著しく低減できるマンホールポンプシステムを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のマンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場1の底部に下端を連結し、上端をマンホールポンプ場1の排出側の下水管2Bに連結している下水の上昇管3と、この上昇管3の下端部に加圧空気を供給する加圧空気供給機4と、マンホールポンプ場1の液面レベルを検出する液面センサ7でもって、加圧空気供給機4の運転を制御する制御回路5とを備える。以上のマンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場1に下水が流入されて液面レベルが運転開始レベルまで上昇すると、制御回路5が加圧空気供給機4を運転して、上昇管3に空気を供給して下水を上昇管3で上昇して排出側の下水管2Bに移送する。液面レベルが運転停止レベルまで低下すると、加圧空気供給機4の運転を停止する。加圧空気供給機4の運転と停止を繰り返して、マンホールポンプ場1に流入される下水を排出側の下水管2Bに排出する。
以上のマンホールポンプシステムは、極めて簡単な構造として設備コストを著しく低減しながら、下水に含まれる異物による閉塞を有効に防止してメンテナンスとランニングコストを著しく低減できる特徴がある。とくに、下水には、パンティーストッキングのように細長い紐状の異物が含まれて、従来の水中ポンプのインペラに巻き付いて閉塞する欠点があったが、以上のマンホールポンプシステムは、従来のインペラのように回転するパーツがなく、上昇管に供給される空気で下水を移送するので、異物による閉塞を極めて効果的に阻止できる特徴がある。また、従来のように回転するインペラやモータを必要とせず、上昇管に空気を供給する極めて簡単な構造によって、製造コストと設備コストが著しく低減でき、また、故障しないのでメンテナンスとランニングコストを低減できる特徴を実現する。
さらに、下水を移送するマンホールポンプシステムにおいては、下水に含まれる汚泥や有機物が腐敗して、メチルメルカブタンや硫化水素などの悪臭物質を発生させる。発生する硫化水素などの悪臭成分は、外部に漏れて悪臭の原因となり、さらに、これが下水管に排水されて腐食させる原因となる。下水管が腐食して穴があくと、道路が陥没する等の大きな弊害が発生する。
ところが、以上のマンホールポンプシステムにあっては、上昇管に供給される空気が無数の気泡となって下水を上昇管に上昇させることから、下水を気泡で移送しながら効率よく曝気する。このため、上昇管で移送される下水に酸素が補給されて好気的環境となり、硫化水素の発生を防止して、悪臭を少なく、また、下水管やマンホールポンプ場に設置している機械部品の腐食を防止できる特徴も実現する。とくに、以上のマンホールポンプシステムは、下水を曝気して好気的な環境とするために専用の機器を設ける必要はなく、下水を移送するために設けている機構で下水に曝気して硫化水素による悪臭と腐食を防止する。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3の下部に、上昇管3に加圧空気を噴射するノズル6を配置して、このノズル6を、上昇管3の内部に向かって、中心方向から接線方向に傾斜する方向に空気を噴射するように固定し、ノズル6から噴射される空気で上昇管3の内部で下水を渦巻き状に回転させながら上昇させることができる。
以上のマンホールポンプシステムは、ノズルから上昇管内に噴射される空気で下水を回転させながら上昇させるので、下水に含まれるスカムや異物を撹拌しながら閉塞しない状態で効率よく移送できる。また、このマンホールポンプシステムは、ノズルから噴射された気泡が回転しながら、上昇管を上昇するので、気泡と下水との接触がさらに効率よくなってより効果的に曝気され、下水の好気的環境をより向上して、硫化水素の発生をさらに効率よく阻止して、悪臭と腐食をより効果的に防止できる特徴も実現する。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3の下部に加圧空気が供給されるノズル6を配置して、このノズル6から上昇管3の内部に上向きに空気を噴射することができる。
このマンホールポンプシステムは、ノズルから上向きに噴射される空気で下水を上向きに加速してより効率よく下水を上昇して下水管に排出できる。このマンホールポンプシステムは、上昇管に噴射される空気が気泡となって上昇管内の下水の実質的な比重を小さくして上昇し、さらに上向きに噴射される空気によって下水を上向きに加速して移送するので、ノズルから噴射される空気でもって、特に効率よく下水を移送できる特徴がある。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3が、排出側の下水管2Bに連結してなる固定上昇管21と、この固定上昇管21に対して上下に移動できるように連結してなる可動上昇管22とを備え、可動上昇管22を固定上昇管21の内側に挿入すると共に、液面レベルに浮くフロート23を備えることができる。この上昇管3は、下水の液面レベルで可動上昇管22を上下に移動して、マンホールポンプ場1に流入される下水を排出側の下水管2Bに移送することができる。
以上のマンホールポンプシステムは、液面レベルで可動上昇管を上下に移動させるので、可動上昇管の下端とマンホールポンプ場の底面との間隔が液面レベルで変化する。可動上昇管が上昇してその下端とマンホールポンプ場の底面との間隔が広い状態では、下水に含まれる大きな異物を閉塞するとなく上昇管に吸入して移送し、また、可動上昇管が降下してその下端がマンホールポンプ場の底面に接近する状態では、下端と底面との間に流入される下水の流速を速くして、比重の重い土砂などのスカムや異物を効率よく吸入して移送する。
本発明のマンホールポンプシステムは、制御回路5が、下水の液面レベルでもって加圧空気供給機4から上昇管3に供給する流量をコントロールし、液面レベルの高い状態において上昇管3に空気を供給する流量を、液面レベルが低い状態よりも少なくするようにコントロールすることができる。
以上のマンホールポンプシステムは、加圧空気供給機を運転するモータの消費電力を少なくしながら、下水を効率よく下水管に上昇して移送できる。それは、マンホールポンプ場の液面レベルが高い状態では、上昇管を深く下水に挿入して気泡で効率よく移送できるので、この状態で上昇管に供給する空気の流量を少なくするからである。
本発明のマンホールポンプシステムは、制御回路5が、加圧空気供給機4の運転でカウントを開始するタイマ8を備え、タイマ8がカウントするにしたがって、加圧空気供給機4が上昇管3に供給する流量を少なくするようにコントロールすることができる。
以上のマンホールポンプシステムも、加圧空気供給機を運転するモータの消費電力を少なくしながら、下水を効率よく下水管に上昇して移送できる。それは、加圧空気供給機の運転を開始する最初においては、マンホールポンプ場の液面レベルが高くなって、上昇管を深く下水に挿入して気泡で効率よく移送できるので、この状態で上昇管に供給する空気の流量を少なくするからである。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3が下端に向かって大きくなるテーパー状の吸入口10を有して、マンホールポンプ場1の底面1Aを上昇管3の吸入口10に向かって下り勾配に傾斜させることができる。
以上のマンホールポンプシステムは、上昇管の下端を次第に太くして下端の吸入口の開口面積を大きくしているので、多量の下水をスムーズに吸入して、加圧空気で下水を連続的に能率よく排出できる。さらに、このマンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場に流入される下水にふくまれる異物を効率よく上昇管で移送できる。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3の下端に、加圧空気を鉛直方向に供給するノズル6を上向きに配置することができる。
このマンホールポンプシステムは、上昇管の下端に上向きに配置したノズルから鉛直方向に加圧空気を供給するので、効率よく下水を上向きに上昇させて、速やかに下水管に排出できる。
本発明のマンホールポンプシステムは、上昇管3の下方に、上昇管3の中心に向かって上り勾配の山形突出部13を配置して、この山形突出部13の中心に、上昇管3の中心から鉛直方向に加圧空気を噴射するノズル6を配置することができる。
本発明の一実施例にかかるマンホールポンプシステムの概略構成図である。 図1に示すマンホールポンプシステムの拡大断面図である。 図2に示す上昇管の下部を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるマンホールポンプシステムの概略構成図である。 図4に示す上昇管の下部を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施例にかかるマンホールポンプシステムの概略断面図である。 図6に示すマンホールポンプシステムの可動上昇管が降下した状態を示す断面図である。 上昇管の他の一例を示す水平面図である。 本発明の他の実施例にかかるマンホールポンプシステムの概略断面図である。 図9に示す上昇管の水平面図である。 上昇管の他の一例を示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのマンホールポンプシステムを例示するものであって、本発明はマンホールポンプシステムを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
下水道は、一定の距離離して配置しているマンホールポンプシステムで下水を持ち上げ、持ち上げられた下水を、地中に下り勾配に配管している下水管で自然に流して移送する。したがって、マンホールポンプシステムは、図1に示すように、下水が流入される流入側の下水管2Aの位置を、下水を排水する排出側の下水管2Bよりも低く配管している。流入側の下水管2Aから流入される下水は、マンホールポンプ場1の底に蓄えられる。下水の液面レベルが一定になると、これを上昇管3で上昇して排出側の下水管2Bに排出する。
図1ないし図5のマンホールポンプシステムは、マンホールポンプ場1に流入される下水を上昇させる上昇管3と、この上昇管3に空気を供給する加圧空気供給機4と、この加圧空気供給機4の運転を制御する制御回路5とを備えている。
マンホールポンプ場1の底面1Aは、流入される下水に含まれるスカムや異物を上昇管3で効率よく吸入して排出できるように、上昇管3の吸入口10に向かって下り勾配に傾斜する形状としている。図2ないし図5のマンホールポンプ場1は、上昇管3を底面1Aの中央部に配置するので、中央部に向かって下り勾配に傾斜させている。マンホールポンプ場1には、流入側の下水管2Aを、底面1Aから例えば1メートル上に離して連結して、排出側の下水管2Bをさらに1メートル上に連結している。
上昇管3は、垂直姿勢に配置されて、マンホールポンプ場1の底部に下端の吸入口10を連結して、上端を排出側の下水管2Bに連結している。上昇管3は、内径を100mmとするパイプである。ただし、本発明は上昇管3の内径を特定するものでない。大きくて大流量が要求される上昇管3は内径を大きく、小流量のものには細いパイプが使用される。したがって、上昇管3には、たとえば50mm〜300mm、好ましくは75mm〜200mmのパイプが使用される。上昇管3には、プラスチックパイプや金属パイプが使用できる。プラスチックパイプは、安価で腐食しない特徴がある。
図2と図3の上昇管3は、下端に向かって大きくなるテーパー状の吸入口10を設けている。この上昇管3は、下端部に向かって次第に太くして下端の吸入口10の開口面積を大きくしている。この上昇管3は、下水をより効率よく連続して排出できる特徴がある。上昇管3は、多量の加圧空気を内部に供給することで、マンホールポンプ場1の液面レベルが低下する状態においても排出側の下水管2Bに下水を排出できる。たとえば、上昇管3は、多量の加圧空気を供給することで、マンホールポンプ場1の液面レベルが50cm以下に低下する状態において、マンホールポンプ場1の底面1Aから2mの高さにある排出側の下水管2Bに下水を持ち上げて排出できる。ただ、この状態で上昇管3から排出される下水は、連続して排出されずに脈動する状態で排出されることがある。上昇管3に流入された下水が、供給される加圧空気で一気に排出側の下水管2Bに押し出されて、上昇管3内の下水が不足するからである。すなわち、加圧空気が下水を排出する一時的な排出量が、上昇管3に流入する下水の流入量よりも多くなるからである。上昇管3の下端を次第に太くして下端の吸入口10の開口面積を大きくしている上昇管3は、多量の下水をスムーズに吸入できるので、加圧空気で下水を連続的に能率よく排出できる特徴がある。
さらに、図2ないし図5に示す上昇管3は、吸入口10の開口部に、マンホールポンプ場1の底面1Aに沿う湾曲鍔部11を下端に設けている。吸入口10の湾曲鍔部11は、マンホールポンプ場1の底面1Aに接近して、底面1Aとの間に、下水をスムーズに吸入する吸収隙間12を設けている。この構造は、吸収隙間12を狭くして、下水を高速で吸収隙間12から吸入する構造とすることで、土砂などの異物を効率よく上昇管3に吸入して排出できる。
さらに、図6と図7の上昇管3は、排出側の下水管2Bに連結してする固定上昇管21と、この固定上昇管21に対して上下に移動できるように連結している可動上昇管22とを備える。可動上昇管22は、その外径を固定上昇管21の内径よりも小さくして、固定上昇管21の内側に下端から上下に移動できるように挿入している。さらに、可動上昇管22は、液面レベルによって上下に移動するように、液面レベルに浮くフロート23を連結している。フロート23は、内側に上昇管3を挿入しているリング状で、連結アーム24を介して可動上昇管22に連結している。フロート23は、液面レベルと一緒に上下に移動して、可動上昇管22を上下に移動させる。下水の液面レベルは、運転開始レベルと運転停止レベルとの間で移動する。フロート23を可動上昇管22に連結する連結アーム24は、液面レベルが運転停止レベルまで降下する状態で、可動上昇管22の下端に設けている湾曲鍔部11とマンホールポンプ場1の底面1Aとの間に吸収隙間12ができる長さとしている。液面レベルが運転開始レベルまで上昇すると、可動上昇管22は、その下端をマンホールポンプ場1の底面1Aから上に離して、大きな異物を吸入できるようにする。
上昇管3は、加圧空気供給機4に連結されて、内部に空気を噴射するノズル6を下部に配置している。図2と図3の上昇管3は、下端から下方に離してノズル6を配置している。このノズル6は上向きに配置されて、上昇管3の下端に加圧空気を鉛直方向に噴射して供給する。さらに、このノズル6は、山形突出部13の中心に固定している。山形突出部13は、上昇管3の下方に配置されて、上昇管3の中心に向かって上り勾配の山形としている。山形突出部13は、アーム(図示せず)を介して上昇管に連結され、あるいはマンホールポンプ場1の底面1Aに固定される。ノズル6は、山形突出部13の中心に設けた連結穴13Aに挿入して山形突出部13に固定される。ただ、ノズルも、アーム(図示せず)を介して上昇管に連結することができ、また、マンホールポンプ場の底面に固定することもできる。図の山形突出部13は、中心のノズル6に向かって次第に急勾配となる山形として、中心に1個のノズル6を配置しているが、中心に複数のノズルを上向きに配置することもできる。山形突出部13の中心から上向きに鉛直方向に加圧空気を噴霧するノズル6は、上昇管3に流入される下水を上向きに加速して速やかに排出する。
図4ないし図7の上昇管3は、周囲に複数のノズル6を連結している。これらの図の上昇管3は、対向して複数のノズル6を連結している。ノズル6は、加圧空気供給機4から供給される加圧空気を上昇管3の内部に噴射する。噴射された空気は、気泡となって上昇管3の内部を上昇し、下水を排出側の下水管2Bに持ち上げて排出する。
図4ないし図7の上昇管3は、上昇管3の内部に上向きに空気を噴射するように、ノズル6を上向きに固定している。このノズル6は、上向きに噴射する空気で下水を下から上に加速して、効率よく移送する。このノズル6は、図5の拡大断面図に示すように、水平面に対して約45度上向きに空気を噴射するように上昇管3に固定される。ノズル6は、水平面に対する傾斜角(α)を大きくして、下水をより効率よく上方に加速して移送できる。したがって、噴射する空気で下水を上向きに加速するノズル6は、水平面に対して、好ましくは15度よりも大きく、さらに好ましくは30度よりも大きな角度で空気を噴射する。
ただし、ノズルは上昇管の内部に水平方向に空気を噴射することもできる。上昇管の内部に水平方向に噴射された空気は、無数の気泡となって上昇管内の下水の実質的な比重を小さくする。比重が小さくなった上昇管の下水は、上昇管の外側の下水を押圧する大気圧に押し上げられて、排出側の下水管まで持ち上げて排出される。空気を上向きに噴射するノズル6は、噴射される気泡で上昇管3内の実質的な比重を小さくする作用と、下水を上向きに加速する両方の作用で下水を効率よく移送する。したがって、ノズル6で空気を上向きに噴射する上昇管3は、下水の運転停止レベルを低くして、すなわち、低い位置にある下水を高い位置にある排出側の下水管2Bに持ち上げて移送できる。
さらに、図8の断面図に示す上昇管3は、ノズル6から噴射される空気で、内部の下水を水平面内において渦巻き状に回転させなが上昇させる。図8は、上昇管3を水平に切断した断面図である。この上昇管3は、上昇管3の周囲にノズル6を固定して、下水を渦巻き状に回転させながら上昇させる。下水を回転させるノズル6は、空気の噴射方向を、円形である上昇管3の半径方向から接線方向に傾斜するように固定している。ノズル6が空気を噴射する方向は、例えば半径方向に対して約45度とする。ノズル6は、空気の噴射方向が半径方向に対して大きく傾斜するほど、噴射する空気で下水を効果的に回転できる。したがって、ノズル6の半径方向に対する傾斜角(β)は、好ましくは15度よりも大きく、さらに好ましくは30度よりも大きくする。
噴射する空気で上昇管3内の下水を渦巻き状に回転させるノズル6は、水平面内において、噴射方向を半径方向に対して傾斜するように配置している。さらに、このノズルは、上昇管内に噴射する空気で、下水を回転させながら上方に加速して移送することもできる。このノズルの噴射方向は、水平面内においては半径方向に対して傾斜し、さらに垂直面内においては、水平面に対して上向きに傾斜するように上昇管に固定される。
さらに、図9と図10に示す上昇管3は、内部を複数のサブ上昇管30に区画している。図の上昇管3は、互いに平行に配設している複数のサブ上昇管30からなり、各々のサブ上昇管30に加圧空気供給機4から空気を供給して、各々のサブ上昇管30で下水を上昇させて排出側の下水管2Bに排出する。この上昇管3は、内部を複数のサブ上昇管30で構成することにより、上昇管3を太くして下水の移送量を多くしながら、1本のサブ上昇管30を細くして、細いサブ上昇管30に供給される空気で下水を効率よく上昇させて排出できる。
図9と図10に示す上昇管3は、内部に長手方向に伸びる区画壁31を設けて、複数のサブ上昇管30に分割している。図の上昇管3は、断面形状を十字状とする区画壁31を内部に固定して、4本のサブ上昇管30に区画している。十字状の区画壁31は、L字状の区画壁31Aをそのコーナー部で互いに直交するように、L金具32で固定している。L金具32は、L字状の区画壁31Aの上下にネジ止めや接着などの方法で固定されて、十字状の区画壁31としている。十字状の区画壁31は、上昇管3の内面に接着し、あるいはL金具などを介して固定されて、上昇管3を4本のサブ上昇管30に区画している。
図9と図10の上昇管3は、十字状の区画壁31を上昇管3の内面に固定して、上昇管3を4本のサブ上昇管30に区画するが、上昇管は、内部に区画壁を設けて、3以下のサブ上昇管に区画し、あるいは5以上のサブ上昇管に区画することもできる。図示しないが、上昇管を2本のサブ上昇管に区画する区画壁は板状とし、3本のサブ上昇管に区画する区画壁は、3枚の板材を約120度の角度に連結する形状とし、さらに、6本のサブ上昇管に区画する区画壁は、6枚の板材を放射状に連結した構造とする。
図10に示す上昇管3は、各々のサブ上昇管30の下端部にノズル6を設けている。この上昇管3は、各々のノズル6から各々のサブ上昇管30に空気を供給して、効果的に下水を上昇できる。ただ、上昇管は、サブ上昇管の数よりも少ない数のノズルを配設して、これらのノズルから供給される空気を各々のサブ上昇管に供給することもできる。図11に示す上昇管3は、区画壁31の下端を上昇管3の下端よりも上方に位置して、上昇管3の下部に区画壁31で区画されない集合部33を設けて、集合部33に吸入口10を設けている。さらに、この上昇管3は、集合部33にひとつのノズル6を設けて、このノズル6から噴射される空気を各々のサブ上昇管30に分配して供給している。図のノズル6は、上昇管3の中央部に配設されて、上向きに空気を噴射するように、先端部を上向きに湾曲している。このノズル6から集合部33に噴射される空気は、集合部33から各々のサブ上昇管30に分配して供給されて、各々のサブ上昇管30の内部を浮上して下水を上昇させる。さらに、図示しないが、上昇管は、区画壁の下方に設けた集合部に2つまたは3つのノズルを設けて、これらのノズルから噴射される空気を4本のサブ上昇管に分配して供給することもできる。
加圧空気供給機4は、モータで駆動される有圧ファンである。有圧ファンは、コンプレッサに比較して吐出圧力は低いが、風量が多いので、大流量の空気を上昇管3に供給できる。マンホールポンプシステムは、上昇管3の水深、正確には、下水の液面から上昇管3の下端までの水深(d)が浅いので、空気を高い圧力に加圧して供給する必要はない。加圧空気供給機4は、下水中に挿入しているノズル6から空気を噴射できる吐出圧力に設定される。水深を1メートルとする上昇管3は、加圧空気供給機4の吐出圧力を0.1気圧よりも高くして空気を噴射できる。有圧ファンは、この圧力でノズル6から下水中に空気を噴射して、下水を上昇させる。ただ、加圧空気供給機は、有圧ファンに特定しない。加圧空気供給機は、上昇管の下部に固定しているノズルから加圧空気を噴射できる全てのもの、たとえばダイヤフラムポンプなども使用できる。
上昇管3に空気が供給される状態で、上昇管3は下水を排出側の下水管2Bに移送する。制御回路5は、加圧空気供給機4の運転を制御して、マンホールポンプ場1に流入される下水を排出側の下水管2Bに排出して、下水の液面レベルを所定の範囲に制御する。制御回路5は、液面センサ7で液面レベルを検出して、下水の液面レベルを運転開始レベルと運転停止レベルとの間に制御する。この制御回路5は、マンホールポンプ場1に下水が流入されて液面レベルが運転開始レベルまで上昇すると、加圧空気供給機4を運転して、上昇管3のノズル6に加圧空気を供給する。この状態において、ノズル6から噴射される空気が無数の気泡となって上昇管3内の下水を上昇させて、排出側の下水管2Bに排出する。無数の気泡は上昇管3内の下水の実質的な比重を小さくして、上昇管3内に上昇し、さらに、上向きに噴射される空気に加速されて、排出側の下水管2Bに排出される。
上昇管3に空気が供給されて、下水を排出側の下水管2Bに移送するときの流量は、流入側の下水管2Aからマンホールポンプ場1に流入する下水の流量よりも大きい。したがって、マンホールポンプ場1は、上昇管3で下水を排出側の下水管2Bに移送すると、液面レベルが次第に低下する。液面レベルが運転停止レベルまで低下すると、制御回路5は、加圧空気供給機4の運転を停止し、上昇管3での下水の移送を停止する。この状態で、マンホールポンプ場1に下水が流入して、再び液面レベルが運転開始レベルに上昇するまでこの状態で待機する。この状態は、マンホールポンプ場1に流入される下水の液面レベルが運転開始レベルに上昇するまで継続する。液面レベルが運転開始レベルまで上昇すると、制御回路5は再び加圧空気供給機4の運転を開始して、上昇管3で下水を排出側の下水管2Bに排出する。制御回路5が、加圧空気供給機4の運転と停止を制御することで、マンホールポンプ場1の下水の液面レベルは、運転開始レベルと運転停止レベルとの範囲に制御される。
制御回路5は、加圧空気供給機4の運転と休止を制御することに加えて、加圧空気供給機4を運転する状態で、加圧空気供給機4がノズル6に供給する空気の流量をコントロールすることで、より能率よく下水を下水管2に上昇できる。この制御回路5は、下水の液面レベルが高い状態においては、液面レベルが低い状態に比較して、加圧空気供給機4がノズル6に供給する空気の流量を少なくする。液面レベルが高くなって、上昇管3を下水中に挿入している水深(d)が深くなると、上昇管3は効率よく下水を排出側の下水管2Bに移送できるからである。水深が深くなると、液面レベルと排出側の下水管2Bとの高低差、すなわち楊程が低くなり、しかも上昇管3内で気泡が下水を上方に加速する高さが大きくなるので、上昇管3は少ない空気量で下水を効率よく上昇できる。この状態では、上昇管3に供給する空気の流量を少なくして、下水を液面レベルから排出側の下水管2Bに上昇できる。反対に、下水の液面レベルが低下して、上昇管3の楊程が大きくなる状態では、加圧空気供給機4からノズル6に供給する空気の流量を多くして、下水を確実に吸入して、排出側の下水管2Bに上昇して移送する。以上のマンホールポンプシステムは、加圧空気供給機4のトータルの消費電力を少なくして、下水を効率よく上昇して移送できる。
以上の制御回路5は、液面センサ7で液面レベルを検出し、検出する液面レベルで加圧空気供給機4の空気の流量をコントロールする。下水の液面レベルは、加圧空気供給機4の運転を開始した時に高く、その後、次第に低くなるので、制御回路5は、加圧空気供給機4の運転でカウントを開始するタイマ8を備えて、加圧空気供給機4の空気の流量をコントロールすることもできる。この制御回路5は、タイマ8がカウントするにしたがって、加圧空気供給機4が上昇管3に供給する空気の流量を多くすることで、加圧空気供給機4の運転を開始する液面レベルの高い状態においては、上昇管3に空気を供給する流量を液面レベルが低い状態よりも少なくするようにコントロールすることができる。
図6と図7に示すように、固定上昇管21と可動上昇管22とで構成する上昇管3は、下水の液面レベルに関係なく、加圧空気供給機4から同じ流量の空気をノズル6に供給して、下水を確実に排出側の下水管2Bに移送できる。ただ、この上昇管3も、液面レベルが高くなると下水を上昇する楊程は低くなるので、液面レベルが高くなる状態でノズル6に供給する空気の流量を、液面レベルが低い状態に比べて少なくして、下水を排出側の下水管2Bに上昇して排出することもできる。
1…マンホールポンプ場 1A…底面
2…下水管 2A…流入側の下水管
2B…排出側の下水管
3…上昇管
4…加圧空気供給機
5…制御回路
6…ノズル
7…液面センサ
8…タイマ
10…吸入口
11…湾曲鍔部
12…吸収隙間
13…山形突出部 13A…連結穴
21…固定上昇管
22…可動上昇管
23…フロート
24…連結アーム
30…サブ上昇管
31…区画壁 31A…L字状の区画壁
32…L金具
33…集合部

Claims (9)

  1. マンホールポンプ場(1)の底部に下端が連結され、上端がマンホールポンプ場(1)の排出側の下水管(2B)に連結されてなる下水の上昇管(3)と、この上昇管(3)の下端部に加圧空気を供給する加圧空気供給機(4)と、マンホールポンプ場(1)の液面レベルを検出する液面センサ(7)でもって、前記加圧空気供給機(4)の運転を制御する制御回路(5)とを備え、
    前記マンホールポンプ場(1)に下水が流入されて液面レベルが運転開始レベルまで上昇する状態で、前記制御回路(5)が加圧空気供給機(4)を運転して、前記上昇管(3)に空気が供給されて下水が上昇されて排出側の下水管(2B)に移送され、液面レベルが運転停止レベルまで低下する状態では、加圧空気供給機(4)の運転が停止されるようにしてなるマンホールポンプシステム。
  2. 前記上昇管(3)の下部に、上昇管(3)に加圧空気を噴射するノズル(6)を配置しており、このノズル(6)が上昇管(3)の内部に向かって、中心方向から接線方向に傾斜する方向に空気を噴射するように固定され、ノズル(6)から噴射される空気が上昇管(3)の内部で下水を渦巻き状に回転させながら上昇させるようにしてなる請求項1に記載されるマンホールポンプシステム。
  3. 前記上昇管(3)の下部に加圧空気が供給されるノズル(6)を配置しており、このノズル(6)が上昇管(3)の内部に上向きに空気を噴射する請求項1または2に記載されるマンホールポンプシステム。
  4. 前記上昇管(3)が、排出側の下水管(2B)に連結してなる固定上昇管(21)と、この固定上昇管(21)に対して上下に移動できるように連結してなる可動上昇管(22)とを備え、可動上昇管(22)は固定上昇管(21)の内側に挿入されると共に、液面レベルに浮くフロート(23)を備えており、
    下水の液面レベルで前記可動上昇管(22)を上下に移動してマンホールポンプ場(1)に流入される下水を排出側の下水管(2B)に移送するようにしてなる請求項1ないし3のいずれかに記載されるマンホールポンプシステム。
  5. 前記制御回路(5)が、下水の液面レベルでもって加圧空気供給機(4)が上昇管(3)に供給する流量をコントロールし、液面レベルの高い状態において上昇管(3)に空気を供給する流量を液面レベルが低い状態よりも少なくするようにコントロールする請求項1ないし4のいずれかに記載されるマンホールポンプシステム。
  6. 前記制御回路(5)が、加圧空気供給機(4)の運転でカウントを開始するタイマ(8)を備え、タイマ(8)がカウントするにしたがって、加圧空気供給機(4)が上昇管(3)に供給する流量を少なくするようにコントロールする請求項1ないし5のいずれかに記載されるマンホールポンプシステム。
  7. 前記上昇管(3)が下端に向かって大きくなるテーパー状の吸入口(10)を有し、前記マンホールポンプ場(1)の底面(1A)が上昇管(3)の吸入口(10)に向かって下り勾配に傾斜する請求項1ないし6のいずれかに記載されるマンホールポンプシステム。
  8. 前記上昇管(3)の下端に加圧空気を鉛直方向に供給するノズル(6)を上向きに配置してなる請求項7に記載されるマンホールポンプシステム。
  9. 前記上昇管(3)の下方に、上昇管(3)の中心に向かって上り勾配の山形突出部を配置しており、この山形突出部の中心に、前記上昇管(3)の中心から鉛直方向に加圧空気を噴射するノズル(6)を配置してなる請求項1または8に記載されるマンホールポンプシステム。
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