JP6033804B2 - 車載機器操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作者の視線を用いて複数の車載機器を選択する車載機器操作装置に関する。
特許文献1では、乗員の視線Lが、複数の車載機器(サイドミラー21、ルームミラー22、ナビゲーションシステム23、車載電話24、エア吹き出し口25、メーターパネル26)のいずれかを指向している場合に、視線Lが指向する車載機器を、ステアリングスイッチ16により操作可能とする(要約)。
特許文献1の第2実施形態では、車両が走行中であるとき、車載機器が操作可能な状態(パイロットランプが点灯している状態)が所定時間経過すると、車載機器を操作可能な状態から操作不能な状態に切り替えると共に、パイロットランプを点灯状態から点滅状態又は消灯状態に切り替える。これにより、車載機器が操作不能になったことを乗員に報知し、乗員の視線Lを前方視界に戻して安全な走行を可能にすることができるものとされている([0050]、[0051])。
特許文献2では、複数の車載機器の中から操作対象となる車載機器を容易に選択可能であると共に、操作対象となる車載機器に対する所望の操作を容易且つ確実に実行可能な車載機器操作装置を提供することを目的としている([0005]、要約)。当該目的を達成するため、特許文献2の操作制御手段35は、操作スイッチ33のオン状態が検出されている間のみ視線判定手段31による乗員の視線の判定を実行させ、操作スイッチ33がオン状態からオフ状態となった場合に、オフ状態となる直前に報知手段32により報知されていた車載機器に対する操作を受け付ける(要約)。
より具体的には、視線判定手段31による視線の判定の開始及び終了は、視線検知キー26のオンオフを用いて決定され、車載機器に対する操作は、十字キー25への入力により行われる([0020]、[0032]、図3、図5〜図9)。
特開2011−000957号公報 特開2012−006552号公報
上記のような特許文献1では、乗員(操作者)は、操作対象の車載機器を操作する際に当該車載機器に視線Lを向け続ける必要がある。換言すると、視線Lが車両の前方(運転視界)にありながら車載機器を操作することはできない。このため、車両の走行中に操作対象の車載機器を操作することは必ずしも容易ではなかった。
また、特許文献2では、視線判定手段31による視線の判定の開始及び終了を指示するためのみに視線検知キー26が用いられる。このため、十字キー25に加え、視線検知キー26が設けられる分、部品点数が増えることとなる。さらに、視線検知キー26のオンにより視線判定が開始され、視線検知キー26のオフにより視線判定が終了される。この点、視線検知を確実に行う観点からすれば有利に働くものの、操作対象の車載機器を特定するための手順(換言すると、車載機器の操作性)の観点からすれば、改善の余地がある。
本発明は上記のような課題を考慮してなされたものであり、操作対象の車載機器を選択及び操作するための構成を簡素化すると共に、車両の走行中における車載機器の操作性を向上することが可能な車載機器操作装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車載機器操作装置は、車両に搭載された複数の車載機器と、前記複数の車載機器それぞれを操作するための操作者の入力を受け付ける操作入力手段と、前記操作者の視線を検出する視線検出手段と、前記操作入力手段への入力と前記視線検出手段が検出した前記視線とにより前記車載機器を制御する制御手段とを備えるものであって、前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記視線上に前記複数の車載機器のいずれかが存在するとき、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を操作対象機器として選択し、その後に前記操作入力手段が受け付けた前記操作者の入力に基づいて前記操作対象機器を制御することを特徴とする。
本発明によれば、操作入力手段が操作者の入力を受け付けた際、操作者の視線上に複数の車載機器のいずれかが存在するとき、視線上に存在する車載機器を操作対象機器として選択する。操作入力手段は、複数の車載機器それぞれを操作するための操作者の入力を受け付けるものであり、視線を検出するためのみに用いるものではない。このため、操作対象機器を簡易に選択することが可能になると共に、操作対象機器の選択後は、操作入力手段への入力を介して操作対象機器を操作することが可能となる。換言すると、操作対象機器の選択と操作を同一の操作入力手段を用いて行うことが可能となる。従って、操作対象機器を選択及び操作するための構成を簡素化すると共に、車両の走行中における車載機器の操作性を向上することが可能となる。
前記複数の車載機器の1つである第1車載機器が前記操作対象機器として選択されている状態で、前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記第1車載機器と異なる第2車載機器が前記視線上に存在するとき、前記制御手段は、前記第1車載機器から前記第2車載機器に前記操作対象機器を切り替えてもよい。
これにより、第1車載機器の操作中であっても、操作者は、第2車載機器に視線を切り替えると共に、操作入力手段への入力を行うことで、操作対象機器を第1車載機器から第2車載機器に切り替えることができる。従って、操作対象機器の切替えを簡易に行うことが可能となる。
前記視線の移動速度である視線速度が所定の速度閾値以下であると共に、前記視線上に前記車載機器のいずれかが存在する場合、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を前記操作対象機器として選択し、前記視線速度が前記速度閾値を上回る場合、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を前記操作対象機器として選択しなくてもよい。
これにより、視線がある車載機器を通過したに過ぎない場合等、操作対象機器の選択を意図せずに視線を移動させている場合に操作対象機器が切り換わることを防止することが可能となる。従って、車載機器の操作性が向上すると共に、操作対象機器の意図しない切換えに伴う操作者の違和感を避けることが可能となる。
前記第2車載機器は、前記操作対象機器の操作画面を表示する第1表示手段を備え、前記第1車載機器が前記操作対象機器である状態で、前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記制御手段は、前記視線上に前記第1表示手段が存在しても、前記第1車載機器から前記第2車載機器への前記操作対象機器の切替えを禁止する又は当該切替えを行わなくてもよい。
これにより、操作者は、第2車載機器の一部に表示された操作画面を見ながら第1車載機器の操作を行うことが可能となる。従って、操作者は、第1車載機器の設定等を把握し易くなるため、操作者の操作性を向上することが可能となる。
前記第1車載機器が前記操作対象機器として選択され、前記第1表示手段において前記第1車載機器の前記操作画面の表示を開始する際、前記制御手段は、前記第1車載機器から前記第1表示手段に向かう方向に移動させながら前記操作画面を出現させてもよい。
これにより、操作者は、いずれの車載機器の操作画面が第1表示手段に表示されているのか(換言すると、第1車載機器の操作画面が表示されていること)を直感的に理解することが可能となる。
前記車載機器操作装置は、前記第1表示手段と異なる第2表示手段をさらに備え、前記第1車載機器が前記操作対象機器であり且つ前記第1表示手段に前記操作画面が表示されている状態で、前記操作入力手段に所定の操作入力が行われると共に前記視線が前記第1表示手段から前記第2表示手段に移動した場合、前記制御手段は、前記操作画面の表示内容の一部又は全部を前記第2表示手段に表示させてもよい。
これにより、例えば、操作者が第1表示手段よりも第2表示手段を用いることを望む場合、操作者の希望に添った表示を、視線の移動及び操作入力手段への所定の操作入力という簡易な操作で行うことが可能となる。特に、操作者にとって、第1表示手段よりも第2表示手段の方が視認し易い位置にある場合、操作情報が第2表示手段に表示されることで、操作性を向上させることができる。
前記車載機器操作装置は、前記操作入力手段への入力に伴う音を出力する音出力手段をさらに備え、前記制御手段は、前記視線上に前記第1表示手段が存在しない場合、前記音出力手段による前記音の出力を行わせ、前記視線上に前記第1表示手段が存在する場合、前記音出力手段による前記音の出力を停止させてもよい。
これにより、操作者が第1表示手段を見ている場合には不要であるが、操作者が第1表示手段を見ていない場合には必要であると考えられる音の出力を防止することが可能となる。これにより、車載機器操作装置の商品性を高めることができる
本発明によれば、操作対象機器を選択及び操作するための構成を簡素化すると共に、車両の走行中における操作対象機器の操作性を向上することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る車載機器操作装置を搭載した車両の全体ブロック図である。 前記車両のフロントウィンドウ周辺の外観図である。 前記車両のステアリングホイールの外観正面図である。 操作対象の車載機器(以下「操作対象機器」という。)を選択及び操作するためのフローチャートである。 前記操作対象機器の切替えの要否を判定するフローチャート(図4のS3の詳細)である。 前記操作対象機器の選択及び操作に伴う表示及び出力音についての制御(以下「表示/出力音制御」という。)のフローチャートである。 前記表示/出力音制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。 操作画面拡大制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。 出力音可変制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。 前記出力音可変制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。 操作画面移動制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。 前記操作画面移動制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。
1.全体的な構成の説明
[1−1.全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る車載機器操作装置12(以下「操作装置12」ともいう。)を搭載した車両10の全体ブロック図である。図2は、車両10のフロントウィンドウ14周辺の外観図である。図1及び図2に示すように、操作装置12は、乗員カメラ16と、ステアリングホイール18に設けられた十字キー20と、複数の車載機器22と、電子制御装置24(以下「ECU24」という。)とを有する。図2からもわかるように、本実施形態の車両10は、いわゆる右ハンドル車である。代わりに、左ハンドル車であっても同様の構成を採用することができる。
[1−2.乗員カメラ16]
図2に示すように、乗員カメラ16は、図示しないステアリングコラムにおいて運転者300(図7等)の正面に設置され、運転者300の顔の画像(以下「顔画像」という。)を取得する。乗員カメラ16の位置は、これに限らず、例えば、ルームミラー52の周辺に配置してもよい。また、乗員カメラ16は、単一の方向から撮像するものに限らず、複数の方向から撮像するもの(いわゆるステレオカメラ)であってもよい。
[1−3.十字キー20]
運転者300は、十字キー20を用いて、操作対象となる車載機器22(以下「操作対象機器」という。)の特定及び特定した車載機器22の操作入力を行うことができる。図3に示すように、十字キー20は、中央ボタン30、上ボタン32、下ボタン34、左ボタン36及び右ボタン38を有する。なお、図2における十字キー20は、拡大して表示されている。車載機器22それぞれの操作は、十字キー20を用いて行う。
[1−4.複数の車載機器22]
本実施形態において、複数の車載機器22(図1)には、ナビゲーション装置40と、オーディオ装置42と、エアコンディショナ44と、マルチ・インフォメーション・ディスプレイ46(以下「MID46」という。)と、ヘッドアップディスプレイ48(以下「HUD48」という。)と、ドアミラー50と、ルームミラー52と、運転席側ウィンドウ54と、助手席側ウィンドウ56と、クレードル58と、ハザードランプ60とが含まれる。車載機器22には、その他の機器(例えば、走行モードを切り替える走行モード切替スイッチ)を含めてもよい。
ナビゲーション装置40は、経路案内をするものであり、車両10の前側において車幅方向の中央に配置された表示装置70(第1表示装置)を備える(図2参照)。本実施形態において、表示装置70の表示画面100(図7等)には、操作対象とする車載機器22(以下「操作対象機器22tar」という。)の操作以外のための非操作画面102と、操作対象機器22tarの操作のための操作画面104とが含まれる。
非操作画面102に表示される内容としては、例えば、ナビゲーション装置40の経路案内画面(地図表示画面等)及びテレビ放送のコンテンツ表示画面が含まれる。操作画面104に表示される内容としては、例えば、ナビゲーション装置40の設定画面(目的地、経路案内方法、音量等)、オーディオ装置42の設定画面(選曲、選局、音量等)、エアコンディショナ44の設定画面(冷房/暖房/送風の切替え、温度設定、吹き出し位置の選択等)、HUD48の設定画面(輝度、色調等)等が含まれる。
オーディオ装置42は、スピーカ72を備える。ナビゲーション装置40の経路案内に際しては、スピーカ72を介して音声案内がなされる。また、オーディオ装置42を操作する際は、ナビゲーション装置40の表示装置70が用いられる。外観上、ナビゲーション装置40とオーディオ装置42は、一体的なものであるため、図2では、同一の部位に対して参照符号40、42が付されている。
MID46は、メータ部74(図2)に配置され、走行に関連する各種の情報を表示する表示装置(第2表示装置)である。図2に示すように、MID46は、車両10の前側において車幅方向でステアリングホイール18側(すなわち、運転席側)に配置される。クレードル58は、図示しない携帯端末(スマートフォン等)を配置する。クレードル58には、前記携帯端末とECU24とを結ぶ配線のコネクタ(図示せず)が設けられる。
[1−5.ECU24]
ECU24は、車載機器操作装置12(本実施形態では、特に、各車載機器22)を制御するものであり、図1に示すように、入出力装置80、演算装置82及び記憶装置84を備える。演算装置82は、視線検出機能90と、車載機器選択機能92と、車載機器制御機能94と、表示/音制御機能96とを備える。
本実施形態では、これらの機能90、92、94、96を用いることにより、各車載機器22を簡易に制御することができる。すなわち、運転者300は、操作対象機器22tarに対して視線302(図7等)を向けると共に、十字キー20を操作することにより、操作対象機器22tarを操作することが可能である。
視線検出機能90は、乗員カメラ16から顔画像に基づいて運転者300(操作者)の視線302(眼球向き)を検出する機能である。車載機器選択機能92は、運転者300の視線302上に(すなわち、視線方向Dlに)存在する車載機器22を、十字キー20の操作に応じて操作対象機器22tarとして選択又は特定する機能である。車載機器制御機能94は、車載機器選択機能92により選択された操作対象機器22tarを、運転者300の操作入力に応じて制御する機能である。表示/音制御機能96は、操作対象機器22tarの選択及び操作に伴う表示及び音を制御する機能である。
2.本実施形態の制御
[2−1.概要]
上記のように、本実施形態では、運転者300は、操作対象機器22tarに対して視線302を向けると共に十字キー20を操作することにより、操作対象機器22tarを操作することが可能である。
図4は、操作対象機器22tarを選択及び操作するためのフローチャートである。図4のフローチャートは、操作対象機器22tarが選択されている場合及び選択されていない場合のいずれについても利用可能であることに留意されたい。
図4のステップS1において、ECU24は、十字キー20(操作入力部)への入力があったか否かを判定する。十字キー20への入力は、ボタン30、32、34、36、38のいずれに対してのものでもよい。或いは、ボタン30、32、34、36、38のうちいずれか1つ又は複数のボタンへの入力のみをステップS1で用いることも可能である。当該入力がない場合(S1:NO)、今回の処理を終了し、所定期間の経過後にステップS1から再開する。当該入力があった場合(S1:YES)、ステップS2において、ECU24は、乗員カメラ16が撮像した運転者300の顔画像に基づいて視線302(又は視線方向Dl)を検出する。
ステップS3において、ECU24は、ステップS2で判定した視線302等を用いて、操作対象機器22tarの切替えの要否を判定する。当該判定の詳細は、図5を参照して後述する。
ステップS3の判定の結果、操作対象機器22tarの切替えを要する場合(S4:YES)、ステップS5において、ECU24は、視線302上にある(又は視線方向Dlにある)車載機器22を操作対象機器22tarとして選択する。操作対象機器22tarの切替えを要さない場合(S4:NO)、ステップS6において、ECU24は、それまでの操作対象機器22tarを維持する。なお、ステップS6の時点で操作対象機器22tarが選択されていない場合、操作対象機器22tarは選択されないままとする。
ステップS7において、ECU24は、十字キー20への入力(各ボタン30、32、34、36、38への入力)に基づいて操作対象機器22tarを操作する。操作対象機器22tarの操作は、例えば、特許文献1若しくは特許文献2又は特開2013−056608号公報に記載された方法で行うことができる。
なお、図4のステップS2は、ECU24の視線検出機能90を用いて行われる。ステップS1、S3〜S6は、車載機器選択機能92を用いて行われる。ステップS7は、車載機器制御機能94及び表示/音制御機能96を用いて行われる。
[2−2.操作対象機器22tarの切替えの要否の判定]
図5は、操作対象機器22tarの切替えの要否を判定するフローチャート(図4のS3の詳細)である。図5の各ステップは、ECU24の車載機器選択機能92を用いて行われる。ステップS11において、ECU24は、視線302が実質的に停止中であるか否かを判定する。当該判定は、例えば、単位時間当たりの視線302の変化量(以下「視線速度Vl」という。)が閾値THvl(以下「視線速度閾値THvl」ともいう。)以下であるか否かを判断することにより行う。
視線速度Vlは、例えば、視線302の向き又は座標の少なくとも一方を用いることができる。また、閾値THvlは、視線302が実質的に停止中であるか否か(換言すると、運転者300が特定の車載機器22を注視しているか否か)を判定するための閾値である。ステップS11の判定は、視線速度Vlによる判定以外の方法(例えば、単位時間当たりの眼球及び/又は顔の向きの変化量)に基づいて行うことも可能である。
視線302が実質的に停止中でない場合(S11:NO)、運転者300は、視線302を移動中であり、少なくとも視線302の変化の観点から特定の車載機器22を注視していないと考えることができる。そこで、ステップS15において、ECU24は、操作対象機器22tarの切替えが不要であると判定する。
視線302が実質的に停止中である場合(S11:YES)、ステップS12において、ECU24は、視線302上に(視線方向Dlに)いずれかの車載機器22があるか否かを判定する。当該判定は、例えば、次のように行う。すなわち、ECU24の記憶装置84には、視線302上に(視線方向Dlに)存在するか否かを判定するための仮想領域を各車載機器22について予め記憶しておく。そして、ECU24は、図4のステップS2で検出した視線302上にいずれかの仮想領域(換言すると、視線302と交わるいずれかの仮想領域)があるか否かを判定する。
なお、複数の車載機器22のうちナビゲーション装置40、オーディオ装置42、エアコンディショナ44、MID46、HUD48、ドアミラー50、ルームミラー52、運転席側ウィンドウ54及び助手席側ウィンドウ56については、実際にこれらの車載機器22が存在する領域をそのまま仮想領域とする。但し、ナビゲーション装置40とオーディオ装置42は一体的なものとして共通の仮想領域とすることができる。
また、クレードル58の仮想領域については、前記携帯端末が前記コネクタに接続されたことを判定した上で、ECU24は、クレードル58及び前記携帯端末が占める領域を仮想領域とする。前記携帯端末が前記コネクタに接続されていないと判定した場合、クレードル58及び前記携帯端末が占める領域(事前に設定された領域)を仮想領域とする。ハザードランプ60の仮想領域については、図示しないハザードスイッチが占める領域を仮想領域とする。
視線302上にいずれの車載機器22も存在しない場合(S12:NO)、運転者300は、特定の車載機器22を注視していないと考えることができる。そこで、ステップS15において、ECU24は、操作対象機器22tarの切替えが不要であると判定する。視線方向Dlにいずれかの車載機器22がある場合(S12:YES)、ステップS13に進む。
ステップS13において、ECU24は、操作対象機器22tarを操作するための操作画面104(図7等)が視線302上に(視線方向Dlに)存在するか否かを判定する。本実施形態では、操作対象機器22tarにナビゲーション装置40が含まれ得る。また、ECU24は、操作対象機器22tarの操作画面104をナビゲーション装置40の表示装置70に表示する(後述する図7、図10及び図12参照)。このため、運転者300の視線302がナビゲーション装置40を選択するために向けられていたのではなく、操作画面104を見るために向けられていた場合、操作対象機器22tarをナビゲーション装置40に切り替えることを防止する必要がある。そこで、ECU24は、ステップS13を用いて、ナビゲーション装置40への意図しない切替えを避けることができる。
操作対象機器22tarの操作画面104が視線302上に存在する場合(S13:YES)、ステップS15において、ECU24は、操作対象機器22tarの切替えが不要であると判定する。操作対象機器22tarの操作画面104が視線302上に存在しない場合(S13:NO)、ステップS14において、ECU24は、操作対象機器22tarの切替えが必要であると判定する。
なお、ステップS13の判定は、ステップS12の判定に含ませることも可能である。すなわち、視線302上に(視線方向Dlに)ナビゲーション装置40があるか否かを判定するに当たり、ECU24は、表示装置70又はその中の表示画面100若しくは操作画面104を除いて(表示装置70又は表示画面100若しくは操作画面104を除外領域として)判定することができる。このため、視線302上にナビゲーション装置40が存在すると判定するためには、ナビゲーション装置40のうち表示装置70又は表示画面100若しくは操作画面104を除く部分が視線302上に存在することを要する。
[2−3.操作対象機器22tarの選択及び操作に伴う表示及び音出力]
(2−3−1.表示/出力音制御の概要)
図6は、操作対象機器22tarの選択及び操作に伴う表示及び出力音についての制御(以下「表示/出力音制御」という。)のフローチャートである。表示/出力音制御は、ECU24の表示/音制御機能96により実行される。図7は、表示/出力音制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。
図6のステップS21において、ECU24は、操作対象機器22tarの操作が開始されたか否かを判定する。操作対象機器22tarの操作が開始された場合(S21:YES)、ステップS22に進む。操作対象機器22tarの操作が開始されていない場合(S21:NO)、すなわち、当該操作が行われていない場合又は操作中である場合、ステップS23に進む。
ステップS22において、ECU24は、表示装置70に操作画面104を表示させる。この際、ECU24は、表示装置70に対して操作対象機器22tarが存在する方向から操作画面104をポップアップ表示させる。
図7の状態A1では、操作対象機器22tarの操作は行われておらず、表示装置70の表示画面100には、非操作画面102のみが含まれ、操作画面104は含まれていない。表示装置70は、エアコンディショナ44の複数の吹き出し口110の間に配置されている(図2参照)。なお、図7では右側の吹き出し口110のみが示され、左側の吹き出し口110は図示を省略している。
状態A1において視線302上に(視線方向Dlに)エアコンディショナ44(吹き出し口110)が存在する状態で十字キー20が押されると(図4のS1:YES)、図7の状態A2に遷移する。すなわち、ECU24は、エアコンディショナ44を操作対象機器22tarとして選択する(図4のS5)と共に、エアコンディショナ44の操作が開始される(図6のS21:YES)。
これに伴い、ECU24は、表示装置70に対してエアコンディショナ44が存在する方向から操作画面104をポップアップ表示する(図6のS22)。すなわち、図7の状態A2における矢印112の方向に操作画面104を出現させる。これにより、運転者300は、いずれの車載機器22の情報が表示装置70に表示されているのか(換言すると、エアコンディショナ44の操作画面104が表示されていること)を直感的に理解することが可能となる。なお、図7の状態A2の下側に示されているイラストレーション114は、エアコンディショナ44の操作画面104の一例を示している。
図6のステップS23において、ECU24は、操作対象機器22tarを操作中であるか否かを判定する。具体的には、操作開始のために十字キー20が押された後、十字キー20に対して別の操作(例えば、複数回の押下げ又は十字キー20の押下げ状態の継続)が行われたか否かを判定する。操作対象機器22tarを操作中である場合(S23:YES)、ステップS24において、ECU24は、十字キー20への操作入力に応じて操作画面104の表示を変化させると共に、スピーカ72を介して音を出力させる。
本実施形態のステップS24において、ECU24は、操作画面拡大制御(図7の状態A3及び図8)、出力音可変制御(図9)並びに操作画面移動制御(図10及び図11)を実行する。
(2−3−2.操作画面拡大制御)
図8は、操作画面拡大制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。ステップS31において、ECU24は、運転者300が操作画面104を注視中であるか否かを判定する。当該判定は、視線302(又は視線方向Dl)に基づいて行う。なお、ステップS31の判定では、運転者300が表示画面100を注視中であるか又は運転者300が表示装置70を注視中であるか否かを判定してもよい。
運転者300が操作画面104を注視中である場合(S31:YES)、ステップS32において、ECU24は、操作画面104を拡大表示する。例えば、図7の状態A2(図6のS22)において運転者300が操作画面104を注視すると(図8のS31:YES)、図7の状態A3に遷移する。すなわち、ECU24は、操作画面104を拡大する。なお、図7の状態A3では、状態A2と比較して左右方向への拡大を行っているが、これに加えて又はこれに代えて、上下方向への拡大を行ってもよい。
運転者300が操作画面104を注視中でない場合(S31:NO)、ステップS33において、ECU24は、操作画面104を通常表示する(図7の状態A2における大きさのままとする。)。
(2−3−3.出力音可変制御)
図9は、出力音可変制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。図10は、出力音可変制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。図10において、表示画面100に表示されている「Tokyo」、「Nagoya」及び「Osaka」は、例えば、ナビゲーション装置40で用いられる目的地の候補(選択肢)である。すなわち、図10の例では、操作対象機器22tarとしてナビゲーション装置40が選択されている。操作対象機器22tarとしてオーディオ装置42が選択されている場合、例えば、ラジオ放送局の名称又は演奏する楽曲名を選択肢として表示画面100に表示することも可能である。
図9のステップS41において、ECU24は、運転者300が操作画面104を注視中であるか否かを判定する。当該判定は、図8のステップS31と同様である。
運転者300が操作画面104を注視中である場合(S41:YES)、ステップS42において、ECU24は、十字キー20への操作入力に応じて操作フィードバック(FB)音(選択音又はビープ音)を出力する。例えば、図10の状態B1では、選択肢「Tokyo」が選択されていた状態(選択枠120が「Tokyo」にある状態)で下ボタン34が押された結果、選択枠120が「Nagoya」に移動すると共に、操作FB音としての「Pi」がスピーカ72から出力される。
運転者300が操作画面104を注視中でない場合(S41:NO)、ステップS43において、ECU24は、十字キー20への操作入力に応じて操作フィードバック音に加えて、案内音声を出力する。例えば、図10の状態B2では、選択肢「Tokyo」が選択されていた状態(選択枠120が「Tokyo」にある状態)で下ボタン34が押された結果、選択枠120が「Nagoya」に移動すると共に、操作フィードバック音としての「Pi」が出力された後、案内音声としての「Nagoya」が出力される。
上記のように、運転者300が操作画面104を注視している場合(図10の状態B1)、案内音声を出力せず、運転者300が操作画面104を注視していない場合、案内音声を出力する(状態B2)。このため、適切な状況で案内音声を出力することが可能となる。
より具体的には、十字キー20(ここでは、上ボタン32及び下ボタン34)の操作入力に伴う選択枠120の移動は比較的短い時間で行われる。これに対し、選択枠120の移動に伴う案内音声の出力は比較的長い時間で行われる。このため、運転者300が操作画面104を注視しているにもかかわらず、案内音声が出力されると運転者300は、煩わしく感じるおそれがある。そこで、本実施形態では、運転者300が操作画面104を注視している場合、案内音声を出力せず、運転者300が操作画面104を注視していない場合、案内音声を出力することで、適切な状況で案内音声を出力することが可能となる。これにより、運転者300の利便性を高めることができる。
なお、案内音声に加え、操作FB音についても、運転者300が操作画面104を注視しているか否かに応じて出力の有無を切り替えてもよい。
(2−3−4.操作画面移動制御)
図11は、操作画面移動制御のフローチャート(図6のS24の一部)である。図12は、操作画面移動制御を実行した際の複数の状態の例を示す図である。図11のステップS51において、ECU24は、運転者300が操作画面104を注視中であるか否かを判定する。当該判定は、図8のステップS31と同様である。図12の状態C1では、運転者300が操作画面104を注視中であると共に、十字キー20の操作により選択肢としてのアイコン「E」が選択されている。ここでの選択肢は、アイコン以外のものであってもよい。
運転者300が操作画面104を注視中でない場合(S51:NO)、今回の処理を終え、所定時間後にステップS51から再開する。運転者300が操作画面104を注視中である場合(S51:YES)、ステップS52に進む。
ステップS52において、ECU24は、十字キー20(本実施形態では中央ボタン30)を押下げ中であるか否かを判定する。ここでは、十字キー20が押下げ中であることは、操作画面104における表示内容の選択を継続中であることを意味する。図12の状態C2では、運転者300が操作画面104を注視中であると共に、選択肢「E」が選択された状態で中央ボタン30の押下げ状態が継続している。十字キー20(中央ボタン30)を押下げ中でない場合(S52:NO)、今回の処理を終える。十字キー20(中央ボタン30)を押下げ中である場合(S52:YES)、ステップS53に進む。
ステップS53において、ECU24は、運転者300の視線302がMID46に移動したか否かを判定する。視線302がMID46に移動していない場合(S53:NO)、ステップS52に戻る。視線302がMID46に移動した場合(S53:YES)、ステップS54において、ECU24は、表示装置70において選択中の内容をMID46にも表示させる。例えば、図12の状態C3のように、表示装置70で選択されていた選択肢「E」の内容が、MID46の表示画面130にも表示される。なお、状態C3では、表示装置70とMID46の両方に選択肢「E」が表示されるが、MID46に表示を移動させる際は、表示装置70から選択肢「E」をなくしてもよい。また、ここでは、表示装置70の表示内容をMID46に表示させているが、表示装置70及びMID46以外の別の表示装置に表示装置70の表示内容を表示してもよい。
ステップS55において、ECU24は、十字キー20(中央ボタン30)の押下げが終了したか否かを判定する。押下げが終了していない場合(S55:NO)、ステップS54に戻る。押下げが終了した場合(S55:YES)、ステップS56において、ECU24は、MID46における選択肢「E」の表示を確定し、MID46の表示内容を拡大する。なお、押下げが終了する前に視線302がMID46から外れた場合、表示画面130から選択肢「E」をなくす。
上記のように、表示画面100の表示内容を、視線302に応じてMID46に移動させることで、運転者300自身が視認し易い位置(MID46)に情報を移動させることが可能となり、操作性を向上させることができる。
3.本実施形態の効果
以上説明したように、本実施形態によれば、十字キー20(操作入力手段)が運転者300(操作者)の入力を受け付けた際(図4のS1:YES)、運転者300の視線302上に複数の車載機器22のいずれかが存在するとき(図5のS12:YES、図4のS4:YES)、視線302上に存在する車載機器22を操作対象機器22tarとして選択する(図4のS5)。十字キー20は、複数の車載機器22それぞれを操作するための運転者300の入力を受け付けるものであり、視線302を検出するためのみに用いるものではない。このため、操作対象機器22tarを簡易に選択することが可能になると共に、操作対象機器22tarの選択後は、十字キー20への入力を介して操作対象機器22tarを操作することが可能となる。換言すると、操作対象機器22tarの設定と操作を同一の十字キー20を用いて行うことが可能となる。従って、操作対象機器22tarを選択及び操作するための構成を簡素化すると共に、車両10の走行中における車載機器22の操作性を向上することが可能となる。
本実施形態において、複数の車載機器22の1つである第1車載機器(例えば、エアコンディショナ44)が操作対象機器22tarとして選択されている状態で、十字キー20(操作入力手段)が運転者300(操作者)の入力を受け付けた際(図4のS1:YES)、第1車載機器と異なる第2車載機器(例えば、ナビゲーション装置40)が視線302上に存在するとき(図5のS12:YES、図4のS4:YES)、ECU24(制御手段)は、第1車載機器から前記第2車載機器に操作対象機器22tarを切り替える(図4のS5)。
これにより、第1車載機器の操作中であっても、運転者300は、第2車載機器に視線302を切り替えると共に、十字キー20への入力を行うことで、操作対象機器22tarを第1車載機器から第2車載機器に切り替えることができる。従って、操作対象機器22tarの切替えを簡易に行うことが可能となる。
本実施形態において、視線速度Vlが視線速度閾値THvl以下であると共に(図5のS11:YES)、視線302上に車載機器22のいずれかが存在する場合(S12:YES)、ECU24(制御手段)は、視線302上に存在する車載機器22を操作対象機器22tarとして選択する(図4のS5)。また、視線速度Vlが閾値THvlを上回る場合(図5のS11:NO)、ECU24は、視線302上に存在する車載機器22を操作対象機器22tarとして選択しない(S15)。
これにより、視線302がある車載機器22を通過したに過ぎない場合等、操作対象機器22tarの選択を意図せずに視線302を移動させている場合に操作対象機器22tarが切り換わることを防止することが可能となる。従って、車載機器22の操作性が向上すると共に、操作対象機器22tarの意図しない切換えに伴う運転者300の違和感を避けることが可能となる。
本実施形態において、ナビゲーション装置40(第2車載機器)は、操作対象機器22tarの操作画面104を表示する表示装置70(第1表示手段)を備える(図1)。例えば、エアコンディショナ44(第1車載機器)が操作対象機器22tarである状態で、十字キー20(操作入力手段)が運転者300(操作者)の入力を受け付けた際、ECU24(制御手段)は、視線302上に表示装置70が存在しても(図5のS13:YES)、エアコンディショナ44からナビゲーション装置40への操作対象機器22tarの切替えを禁止する又は当該切替えを行わない(図7、図5のS15、図4のS4:NO→S6)。
これにより、運転者300は、ナビゲーション装置40の一部に表示された操作画面104を見ながらエアコンディショナ44等の操作を行うことが可能となる。従って、運転者300は、エアコンディショナ44の設定等を把握し易くなるため、運転者300の操作性を向上することが可能となる。
本実施形態において、例えば、エアコンディショナ44(第1車載機器)が操作対象機器22tarとして選択され、表示装置70(第1表示手段)においてエアコンディショナ44の操作画面104の表示を開始する際(図6のS21:YES)、ECU24(制御手段)は、エアコンディショナ44から表示装置70に向かう方向(図7の矢印112の方向)に移動させながら操作画面104を出現させる(図7の状態A2、図6のS22)。
これにより、運転者300は、いずれの車載機器22の操作画面104が表示装置70に表示されているのか(ここでは、エアコンディショナ44の操作画面104が表示されていること)を直感的に理解することが可能となる。
本実施形態において、車載機器操作装置12は、表示装置70(第1表示手段)と異なるMID46(第2表示手段)をさらに備える(図2)。例えば、エアコンディショナ44(第1車載機器)が操作対象機器22tarであり且つ表示装置70に操作画面104が表示されている状態で、十字キー20(操作入力手段)に所定の入力操作(例えば、中央ボタン30の押下げ)が行われる(図11のS52:YES)と共に視線302が表示装置70からMID46に移動した場合(S53:YES)、ECU24(制御手段)は、操作画面104の表示内容の一部又は全部をMID46に表示させる(図11のS54及び図12)。
これにより、例えば、運転者300(操作者)が表示装置70よりもMID46を用いることを望む場合、運転者300の希望に添った表示を、視線302の移動及び十字キー20への所定の操作入力という簡易な操作で行うことが可能となる。特に、運転者300にとって、表示装置70よりもMID46の方が視認し易い位置にある場合(図2参照)、操作情報がMID46に表示されることで、操作性を向上させることができる。
本実施形態において、車載機器操作装置12は、十字キー20(操作入力手段)への入力に伴う案内音声(音)を出力するスピーカ72(音出力手段)をさらに備える(図1)。ECU24(制御手段)は、視線302上に表示装置70(第1表示手段)が存在しない場合(図9のS41:NO)、スピーカ72による案内音声の出力を行わせる(S43)。また、ECU24は、視線302上に表示装置70が存在する場合(S41:YES)、スピーカ72による案内音声の出力を停止させる(図9のS42、図10)。
これにより、運転者300が表示装置70を見ている場合には不要であるが、運転者300が表示装置70を見ていない場合には必要であると考えられる案内音声の出力を防止することが可能となる。これにより、車載機器操作装置12の商品性を高めることができる。
4.変形例
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
[4−1.搭載対象]
上記実施形態では、操作装置12を車両10に搭載したが、これに限らず、別の対象に搭載してもよい。例えば、操作装置12を船舶や航空機等の移動物体に用いることもできる。また、移動物体に限らず、対象者の視線302と十字キー20等の操作入力手段とを用いて対象機器を操作する装置又はシステムであれば、その他の装置又はシステムであってもよい。
[4−2.車載機器22]
上記実施形態では、複数の車載機器22として、ナビゲーション装置40、オーディオ装置42、エアコンディショナ44、MID46、HUD48、ドアミラー50、ルームミラー52、運転席側ウィンドウ54、助手席側ウィンドウ56、クレードル58及びハザードランプ60を挙げた。しかしながら、車両10の乗員が操作可能な複数の車載機器22であれば、これに限らない。
上記実施形態では、表示装置70をナビゲーション装置40の一部とし、スピーカ72をオーディオ装置42の一部としたが、これに限らない。また、例えば、視線302及び十字キー20への入力に応じて車載機器22を選択する観点からすれば、表示装置70及びスピーカ72の一方又は両方を省略することも可能である。表示装置70を省略した場合、例えば、音声入力により車載機器22を操作してもよい。
上記実施形態では、操作対象機器22tarの操作画面104(当初の操作画面)を表示装置70に表示した(図7等)。しかしながら、操作対象機器22tarの操作画面104は、その他の表示装置に表示してもよい。例えば、操作対象機器22tarが選択されると、MID46又はHUD48に操作画面を表示することも可能である。
[4−3.十字キー20(操作入力手段)]
上記実施形態では、複数の車載機器22の操作及び操作対象機器22tarの選択を行う操作入力手段として十字キー20を用いた。しかしながら、当該操作入力手段としては、これに限らない。例えば、上記実施形態の十字キー20は、中央ボタン30、上ボタン32、下ボタン34、左ボタン36及び右ボタン38を有していたが、上ボタン32及び下ボタン34のみの構成又は中央ボタン30、上ボタン32及び下ボタン34のみの構成であってもよい。或いは、各ボタンが連結されている構成(例えば、特開2010−105417号公報の図4に示されるような十字ボタン)であってもよい。また、上記実施形態の十字キー20の各ボタンは、いわゆるプッシュ式スイッチの類であったが(図3参照)、スライドスイッチ、レバースイッチ等その他の種類のスイッチであってもよい。或いは、操作入力手段として、タッチパネルを用いることも可能である。
上記実施形態では、十字キー20をステアリングホイール18に設けたが(図2、図3)、十字キー20を設ける位置は、これに限らない。例えば、ステアリングコラムやインスツルメントパネルのいずれかの位置に設けることもできる。
[4−4.視線検出機能90(視線検出手段)]
上記実施形態では、視線検出機能90により運転者300の視線302を検出した(図7等参照)。しかしながら、視線302の検出対象としての乗員は、運転者300に限らず、その他の乗員(助手席に座っている乗員、後部座席に座っている乗員等)であってもよい。
[4−5.操作対象機器22tarの選択及び操作]
上記実施形態では、図4〜図6、図8、図9及び図11のフローチャートを用いて操作対象機器22tarの選択及び操作を行った。しかしながら、操作対象機器22tarの選択方法及び操作方法は、これに限らない。例えば、図4のステップS3で操作対象機器22tarの切替えの要否を判定する観点からすれば、図5のステップS11、S13を用いずに、ステップS12のみを用いて操作対象機器22tarの切替え要否を判定することも可能である。
上記実施形態では、操作対象機器22tarが選択されている場合及び選択されていない場合のいずれについても、図4のフローチャートを用いた。しかしながら、例えば、視線302及び十字キー20への入力に応じて車載機器22を選択する観点からすれば、これに限らない。例えば、操作対象機器22tarが選択されている場合及び選択されていない場合のいずれか一方のみについて、図4のフローチャートと同様の処理を行うことも可能である。
上記実施形態では、車載機器22の操作に用いる十字キー20を、操作対象機器22tarの選択を行うタイミングを設定する手段としても用いた。しかしながら、例えば、入力手段のオン操作が行われたタイミングで、操作対象機器22tarの選択を行う点に着目すれば、これに限らない。例えば、十字キー20とは別に、操作対象機器22tarの選択を行うタイミングを設定するための手段(例えば、特許文献2の視線検知キー26)を設けることも可能である。
上記実施形態では、操作画面104の表示を開始する際、操作対象機器22tarから表示装置70に向かう方向に移動させながら操作画面104を出現させた(図6のS22、図7の状態A2)。しかしながら、例えば、操作画面104を表示させる観点からすれば、出現方法は、これに限らず、移動を伴わずに操作画面104を出現させることも可能である。
上記実施形態では、図6のステップS24において、操作画面拡大制御(図7及び図8)、出力音可変制御(図9及び図10)並びに操作画面移動制御(図11及び図12)を行った。しかしながら、例えば、視線302及び十字キー20への入力に応じて車載機器22を選択する観点からすれば、これらの制御の一部又は全部を省略することも可能である。
上記実施形態の操作画面移動制御(図11)では、表示装置70の表示内容をMID46にも表示させる条件として十字キー20を押下げ中であること(S52)を含めた。しかしながら、視線302に応じて表示装置70の表示内容をMID46にも表示させる観点からすれば、十字キー20の操作は、これ以外(例えば、視線302をMID46に移動させる前に十字キー20のいずれかのボタンを押すこと)であってもよい。或いは、視線302に応じて表示装置70の表示内容をMID46にも表示させるに際しては、十字キー20の操作を条件にしないことも可能である。
上記実施形態の操作画面移動制御(図11)では、表示装置70の表示内容をMID46にも表示させた(図12)。しかしながら、特定の表示装置の表示内容を視線302に応じて別の表示装置にも表示させる観点からすれば、これに限らない。例えば、MID46の表示内容を視線302に応じて表示装置70に表示させてもよい。
上記実施形態の操作画面移動制御(図11)では、移動させる表示内容を操作対象機器22tarの操作に関する情報とした(図12)。しかしながら、特定の表示装置の表示内容を視線302に応じて別の表示装置にも表示させる観点からすれば、これに限らない。例えば、非操作画面102の表示内容を移動させてもよい。
10…車両 12…車載機器操作装置
20…十字キー(操作入力手段) 22…車載機器
22tar…操作対象機器 24…ECU(制御手段)
40…ナビゲーション装置(車載機器、第2車載機器)
42…オーディオ装置(車載機器)
44…エアコンディショナ(車載機器、第1車載機器)
46…MID(車載機器、第2表示手段) 48…HUD(車載機器)
50…ドアミラー(車載機器) 52…ルームミラー(車載機器)
54…運転席側ウィンドウ(車載機器) 56…助手席側ウィンドウ(車載機器)
58…クレードル(車載機器) 60…ハザードランプ(車載機器)
70…表示装置(第1表示手段) 72…スピーカ(音出力手段)
90…視線検出機能(視線検出手段) 104…操作画面
300…運転者(操作者) 302…視線
THvl…視線速度閾値 Vl…視線速度

Claims (5)

  1. 車両に搭載された複数の車載機器と、
    前記複数の車載機器それぞれを操作するための操作者の入力を受け付ける操作入力手段と、
    前記操作者の視線を検出する視線検出手段と、
    前記操作入力手段への入力と前記視線検出手段が検出した前記視線とにより前記車載機器を制御する制御手段と
    を備える車載機器操作装置であって、
    前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記視線上に前記複数の車載機器のいずれかが存在するとき、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を操作対象機器として選択し、その後に前記操作入力手段が受け付けた前記操作者の入力に基づいて前記操作対象機器を制御し、
    前記複数の車載機器の1つである第1車載機器が前記操作対象機器として選択されている状態で、前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記第1車載機器と異なる第2車載機器が前記視線上に存在するとき、前記制御手段は、前記第1車載機器から前記第2車載機器に前記操作対象機器を切り替え、
    前記第2車載機器は、前記操作対象機器の操作画面を表示する第1表示手段を備え、
    前記第1車載機器が前記操作対象機器である状態で、前記操作入力手段が前記操作者の入力を受け付けた際、前記制御手段は、前記視線上に前記第1表示手段が存在しても、前記第1車載機器から前記第2車載機器への前記操作対象機器の切替えを禁止する又は当該切替えを行わない
    ことを特徴とする車載機器操作装置。
  2. 請求項1記載の車載機器操作装置において、
    前記視線の移動速度である視線速度が所定の速度閾値以下であると共に、前記視線上に前記車載機器のいずれかが存在する場合、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を前記操作対象機器として選択し、
    前記視線速度が前記速度閾値を上回る場合、前記制御手段は、前記視線上に存在する前記車載機器を前記操作対象機器として選択しない
    ことを特徴とする車載機器操作装置。
  3. 請求項1又は2記載の車載機器操作装置において、
    前記第1車載機器が前記操作対象機器として選択され、前記第1表示手段において前記第1車載機器の前記操作画面の表示を開始する際、前記制御手段は、前記第1車載機器から前記第1表示手段に向かう方向に移動させながら前記操作画面を出現させる
    ことを特徴とする車載機器操作装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車載機器操作装置において、
    前記車載機器操作装置は、前記第1表示手段と異なる第2表示手段をさらに備え、
    前記第1車載機器が前記操作対象機器であり且つ前記第1表示手段に前記操作画面が表示されている状態で、前記操作入力手段に所定の操作入力が行われると共に前記視線が前記第1表示手段から前記第2表示手段に移動した場合、前記制御手段は、前記操作画面の表示内容の一部又は全部を前記第2表示手段に表示させる
    ことを特徴とする車載機器操作装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載機器操作装置において、
    前記車載機器操作装置は、前記操作入力手段への入力に伴う音を出力する音出力手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記視線上に前記第1表示手段が存在しない場合、前記音出力手段による前記音の出力を行わせ、前記視線上に前記第1表示手段が存在する場合、前記音出力手段による前記音の出力を停止させる
    ことを特徴とする車載機器操作装置。
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