JP5588764B2 - 車載機器操作装置 - Google Patents
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Description
一方、インジケータランプの点灯等によって、現在操作可能な車載機器を報知して運転者の意図しない動作が行われるのを防止する方法も考えられるが、視線が向いていると検知される度にインジケータランプが点灯するため煩わしいという課題がある。
さらに、操作対象とされる複数の車載機器が近接配置される場合には、視線検知が定まらずに、視線が向いていることが検知されている間に所望の車載機器の操作を終えることができないという課題がある。
また、請求項2に記載した発明は、車両に搭載された複数の車載機器のうち何れかに前記車両の乗員が向いているか否かを判定する視線判定手段と、該視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器に対する操作を受付ける操作制御手段と、を有する車載機器操作装置であって、前記視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器を報知する報知手段と、前記乗員により操作可能に前記車両の室内に設けられる操作スイッチと、前記操作スイッチのオン・オフ状態を検出する操作検出手段と、を備え、前記操作制御手段は、前記操作検出手段により前記操作スイッチのオン状態が検出されている間のみ前記視線判定手段による前記判定を実行させるとともに、前記操作スイッチがオン状態からオフ状態となった場合に、該オフ状態となる際に前記報知手段により報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付け、さらに、前記視線が前記車載機器から外れた状態で該オフ状態とされた場合には、視線が前記車載機器から外れるまで報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付けることを特徴とする。
また、複数の車載機器の中から操作対象としたい車載機器を、視線および操作スイッチのオフ操作によって選択可能であり、車載機器に対する操作が一旦受付けられたのちに同様な手順が繰り返されない限り、乗員の視線が外れたとしてもその車載機器に対する操作が継続して受付けられるので、従来のように視線が外れた時点で操作が受付けられなくなる場合と比較して、誤動作を防止ししつつ車載機器に対する所望の操作を容易且つ確実に実行することを可能とし、運転者の負担を軽減することができる効果がある。
図1,2に示すように、この実施形態における車載機器操作装置1は、車載機器であるナビゲーション装置2、エアコン制御ユニット3、MID(マルチインフォメーションディスプレイ)制御ユニット4、HUD(ヘッドアップディスプレイ)制御ユニット5、サイドミラー制御ユニット6、および、ルームミラー制御ユニット7に接続される。
HUD制御ユニット5は、例えば、車両前部に配置された赤外線カメラによって車両前方の熱源対象物を検知するナイトビジョンシステム等の一部を構成するものであり、運転席前方のインスツルメントパネル15上方に配置されたヘッドアップディスプレイ(以下、単にHUDと称す)5aへの画像表示制御を行う。ここで、ナイトビジョンシステムは、人間が熱源対象物である場合の種々の条件を予め記憶して備えており、これら条件に基づいて熱源対象物が人間か否かを判定して、人間であると判定された場合、HUD制御ユニット5は、熱源対象物の強調表示、およびスピーカによる音声出力により乗員への注意喚起を行う。
視線センサ30は、近赤外線LED36と近赤外線カメラ37とにより構成される(図2参照)。近赤外線LED36が発した近赤外線が乗員より具体的には運転者の眼球に反射された反射点と瞳孔の中心とを近赤外線カメラ37で撮像し、反射点の位置および瞳孔の中心の位置から乗員の視線の方向を検知する。そして、視線センサ30は、この検知結果の情報を視線判定手段31に向けて出力する。
操作検出手段34は、操作スイッチ33のうち、例えば視線検知キー26の入力情報、より具体的には、視線検知キー26のオン・オフ状態を検出し、このオン・オフ状態の検出情報を操作制御手段35へ出力する。また操作スイッチ33のうち十字キー25への入力情報を操作制御手段35へ出力する。視線検知キー26は、ノーマルオープンのスイッチであって、乗員が押圧操作を行うことでオン状態となり、押圧操作を行っていない場合にはオフ状態となる。
ナビゲーション装置2を操作スイッチ33による操作対象としたい場合、図5に示すように、まず乗員は視線検知キー26を操作してオン状態とし、その状態を維持したまま、ナビゲーション装置2のナビディスプレイ2aを見る(図5中、視線を矢印で示す)。このときの視線がナビディスプレイ2aに向いていると視線判定手段31により正しく判定されていれば、報知手段32によりナビディスプレイ2a上に目の形をしたアイコンAが中央に配置されるアイコン画面が表示される。
なお、ナビゲーション装置2に対する操作が可能な状態は、無操作状態が所定時間経過した後に解除されて、初期状態つまり無効又は音量調節が可能な状態となる(以下、エアコン制御ユニット3、MID制御ユニット4、HUD制御ユニット5、サイドミラー制御ユニット6、ルームミラー制御ユニット7に対する操作可能な状態についても同様)。
一方のサイドミラーのミラー部19の角度調整が終了した後、他方のサイドミラーのミラー部19の角度調整を行う場合(不図示)、乗員は、再度視線検知キー26を操作してオン状態を維持しつつ、他方のサイドミラーを視認して、ミラー部19のアイコン画面を確認した後、特定操作を行う。すると他方のサイドミラーのアイコン画面が消去され、十字キー25による当該ミラー部19の角度調整が可能となる。
また、複数の車載機器の中から操作対象としたい車載機器を、視線および操作スイッチ33の視線検知キー26のオフ操作によって選択可能であり、車載機器に対する操作が一旦受付けられたのちに同様な手順が繰り返されない限り、乗員の視線が外れたとしてもその車載機器に対する操作が継続して受付けられるので、従来のように視線が外れた時点で操作が受付けられなくなる場合と比較して、誤動作を防止ししつつ車載機器に対する所望の操作を容易且つ確実に実行することを可能とし、運転者の負担を軽減することができる。
例えば、上述した実施形態では、操作スイッチ33を構成する十字キー25と視線検知キー26とが個別に設けられている場合について説明したが、図9に示すように、十字キー25の中央に視線検知キー26を配置するようにしてもよい。
また、視線検知キー26をフットレスト(不図示)に配置するようにしてもよい。この場合、視線検知キー26を乗員が足で押圧することでオン状態となり、離すことでオフ状態となる。
さらに、アイコン画面による報知に限られず、例えば、各ディスプレイの近傍にインジケータを設けて、このインジケータの点灯により視線が向いている車載機器を乗員に報知するようにしてもよい。
3エアコン制御ユニット
4 MID制御ユニット
5 HUD制御ユニット
6 サイドミラー制御ユニット
7 ルームミラー制御ユニット
31 視線判定手段
32 報知手段
33 操作スイッチ
34 操作検出手段
35 操作制御手段
Claims (5)
- 車両に搭載された複数の車載機器のうち何れかに前記車両の乗員が向いているか否かを判定する視線判定手段と、該視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器に対する操作を受付ける操作制御手段と、を有する車載機器操作装置であって、
前記視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器を報知する報知手段と、
前記乗員により操作可能に前記車両の室内に設けられる操作スイッチと、
前記操作スイッチのオン・オフ状態を検出する操作検出手段と、を備え、
前記操作制御手段は、前記操作検出手段により前記操作スイッチのオン状態が検出されている間のみ前記視線判定手段による前記判定を実行させるとともに、前記操作スイッチがオン状態からオフ状態となった場合に、該オフ状態となる際に前記報知手段により報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付け、さらに、前記視線が前記車載機器から外れた状態で該オフ状態とされた場合には、視線が前記車載機器から外れる直前に報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付けることを特徴とする車載機器操作装置。 - 車両に搭載された複数の車載機器のうち何れかに前記車両の乗員が向いているか否かを判定する視線判定手段と、該視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器に対する操作を受付ける操作制御手段と、を有する車載機器操作装置であって、
前記視線判定手段により前記乗員の視線が向いていると判定された前記車載機器を報知する報知手段と、
前記乗員により操作可能に前記車両の室内に設けられる操作スイッチと、
前記操作スイッチのオン・オフ状態を検出する操作検出手段と、を備え、
前記操作制御手段は、前記操作検出手段により前記操作スイッチのオン状態が検出されている間のみ前記視線判定手段による前記判定を実行させるとともに、前記操作スイッチがオン状態からオフ状態となった場合に、該オフ状態となる際に前記報知手段により報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付け、さらに、前記視線が前記車載機器から外れた状態で該オフ状態とされた場合には、視線が前記車載機器から外れるまで報知されていた前記車載機器を操作対象として操作を受付けることを特徴とする車載機器操作装置。 - 前記操作制御手段は、前記操作対象の前記車載機器に対する操作が可能な状態で、前記操作対象の前記車載機器に対する無操作時間が所定時間経過した後には、前記操作対象の前記車載機器に対する操作の受付けを解除して初期状態とすることを特徴とする請求項1または2に記載の車載機器操作装置。
- 前記操作制御手段は、前記操作スイッチを規定時間よりも短い短時間オン状態とする操作を検出した場合には、前回前記操作対象となった前記車載機器に対する操作を受付けることを特徴とする請求項1または2に記載の車載機器操作装置。
- 前記操作制御手段は、前記操作スイッチを規定時間よりも短い短時間オン状態とする操作を繰り返し検出した場合には、操作対象とされる前記車載機器を、前回前記操作対象となった前記車載機器の次に、所定の順番で順次切替えることを特徴とする請求項4に記載の車載機器操作装置。
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