JP6032347B2 - 密封装置 - Google Patents
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- F16J15/441—Free-space packings with floating ring
Description
軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの内周面には、前記金属ばねの軸線方向の位置決めを行うガイド部が形成されており、かつ該ガイド部の先端には前記金属ばねの内周面側への抜け落ちを抑制する突起が設けられていることを特徴とする。
軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの周方向の1箇所には合口部が設けられ、該合口部を挟んだ両側の内周面には、前記金属ばねの周方向への移動を規制する突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの内周面には、前記金属ばねの軸線方向の位置決めを行うガイド部が形成されており、かつ該ガイド部の先端には前記金属ばねの内周面側への抜け落ちを抑制する第1突起が設けられており、
前記シールリングの周方向の1箇所には合口部が設けられ、該合口部を挟んだ両側の内周面には、前記金属ばねの周方向への移動を規制する第2突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする。
図1〜図7を参照して、本発明の実施例1に係る密封装置について説明する。
特に、図1、図5〜図7を参照して、本発明の実施例1に係る密封装置の構成について説明する。本実施例に係る密封装置100は、軸400の外周に設けられた環状溝410に装着され、相対的に回転する軸400とハウジング500(ハウジング500における軸400が挿通される軸孔の内周面)との間の環状隙間を封止する。これにより、密封装置100は、流体圧力(本実施例では油圧)が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する。ここで、本実施例においては、図5〜図7中の右側の領域の流体圧力が変化するように構成されており、密封装置100は図中右側のシール対象領域の流体圧力を保持する役割を担っている。なお、自動車のエンジンが停止した状態においては、シール対象領域の流体圧力は低く、無負荷の状態となっており、エンジンをかけるとシール対象領域の流体圧力は高くなる。
特に、図1〜図4を参照して、本発明の実施例1に係るシールリング200について、より詳細に説明する。シールリング200には、周方向の1箇所に合口部210が設けられている。また、シールリング200の外周面には流体を導入するための凹部220が、周方向にそれぞれ間隔を空けて複数形成されている。更に、シールリング200の内周面には、金属ばね300の軸線方向(軸400の中心軸線方向を意味する。以下同様)の位置決めを行うガイド部としての突起223,224が設けられている。これらの突起223,224は、金属ばね300の両側に設けられるように、シールリング200における一方の側面側と他方の側面側にそれぞれ設けられている。また、これらの突起223,224は、周方向に間隔を空けて、複数設けられている。
特に、図5〜図7を参照して、本実施例に係る密封装置100の使用時のメカニズムについて説明する。図5及び図6は、エンジンが停止して、密封装置100を介して左右の領域の差圧がなく(または、差圧が殆どなく)、無負荷の状態を示している。なお、図5はシールリング200において凹部220が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)であり、図6はシールリング200においてリブ221が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)である。図5中のシールリング200は、図3中のAA断面に相当し、図6中のシールリング200は図3中のBB断面に相当する。図7は、エンジンがかかり、密封装置100を介して、左側の領域に比べて右側の領域の流体圧力の方が高くなった状態を示している。なお、図7はシールリング200において凹部220が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)である。図7中のシールリング200は、図3中のAA断面に相当する。
本実施例に係る密封装置100によれば、シールリング200は金属ばね300によって外周面側に向かって押圧される。そのため、流体圧力が作用してない(差圧が生じていない)、または流体圧力が殆ど作用していない(差圧が殆ど生じていない)状態においても、シールリング200はハウジング500の軸孔の内周面に接した状態となる。なお、シールリング200におけるリブ221の外周面と、低圧側凸部222の外周面と、合口部210付近における凹部220が形成されていない部分の外周面によって、環状の連続したシール面が形成される。そのため、シールリング200が環状溝410における低圧側(L)の側壁面に密着した状態を維持する限り、封止機能が発揮される。従って、シール対象領域の流体圧力が高まりだした直後から流体圧力を保持させることができる。つまり、アイドリングストップ機能を有するエンジンにおいては、エンジン停止状態からアクセルが踏み込まれることでエンジンが始動することによって、シール対象領域側の油圧が高まりだした直後から油圧を保持させることができる。
上記実施例においては、金属ばね300の軸線方向の位置決めを行うガイド部の例として、シールリング200の内周面に複数の突起223,224を形成する場合を示した。上記実施例のように、複数の突起223,224を周方向に間隔を空けて複数設け、かつ突起223と突起224が周方向の異なる位置に配置する構成を採用することで、これらの突起223,224を金型による成形によって容易に形成することが可能となる。つまり、これらの突起223,224は軸線方向に対してアンダーカットにはならない。
図11〜図19を参照して、本発明の実施例2に係る密封装置について説明する。
特に、図11、図14〜図19を参照して、本発明の実施例2に係る密封装置の構成について説明する。本実施例に係る密封装置100は、軸400の外周に設けられた環状溝410に装着され、相対的に回転する軸400とハウジング500(ハウジング500における軸400が挿通される軸孔の内周面)との間の環状隙間を封止する。これにより、密封装置100は、流体圧力(本実施例では油圧)が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する。ここで、本実施例においては、図17〜図19中の右側の領域の流体圧力が変化するように構成されており、密封装置100は図中右側のシール対象領域の流体圧力を保持する役割を担っている。なお、自動車のエンジンが停止した状態においては、シール対象領域の流体圧力は低く、無負荷の状態となっており、エンジンをかけるとシール対象領域の流体圧力は高くなる。
特に、図11〜図16を参照して、本発明の実施例2に係るシールリング200について、より詳細に説明する。なお、図12及び図13は本実施例に係るシールリング200の側面図であり、図12は図11においてシールリング200を図中下側から見た図に相当し、図13は図11においてシールリング200を図中上側から見た図に相当する。図14は本実施例に係る密封装置における合口部付近における一部破断斜視図である。図15及び図16は本実施例に係るシールリング200の模式的断面図であり、図15は図13中のAA断面図であり、図16は図13中のBB断面図である。なお、図15及び図16においては、金属ばね300が装着された状態における金属ばね300の位置を点線にて示している。
特に、図17〜図19を参照して、本実施例に係る密封装置100の使用時のメカニズムについて説明する。図17及び図18は、エンジンが停止して、密封装置100を介して左右の領域の差圧がなく(または、差圧が殆どなく)、無負荷の状態を示している。なお、図17はシールリング200において凹部220が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)であり、図18はシールリング200においてリブ221が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)である。図17中のシールリング200は、図13中のCC断面に相当し、図18中のシールリング200は図13中のDD断面に相当する。図19は、エンジンがかかり、密封装置100を介して、左側の領域に比べて右側の領域の流体圧力の方が高くなった状態を示している。なお、図19はシールリング200において凹部220が設けられている部位の模式的断面図(軸400の軸線を含む断面図)である。図19中のシールリング200は、図13中のCC断面に相当する。
本実施例に係る密封装置100によれば、シールリング200は金属ばね300によって外周面側に向かって押圧される。そのため、流体圧力が作用してない(差圧が生じていない)、または流体圧力が殆ど作用していない(差圧が殆ど生じていない)状態においても、シールリング200はハウジング500の軸孔の内周面に接した状態となる。なお、シールリング200におけるリブ221の外周面と、低圧側凸部222の外周面と、合口部210付近における凹部220が形成されていない部分の外周面によって、環状の連続したシール面が形成される。そのため、シールリング200が環状溝410における低圧側(L)の側壁面に密着した状態を維持する限り、封止機能が発揮される。従って、シール対象領域の流体圧力が高まりだした直後から流体圧力を保持させることができる。つまり、アイドリングストップ機能を有するエンジンにおいては、エンジン停止状態から、ブレーキペダルが解除されたり、アクセルが踏み込まれたりすることでエンジンが始動することによって、シール対象領域側の油圧が高まりだした直後から油圧を保持させることができる。
上記実施例においては、シールリング200の外周面に、周方向にそれぞれ間隔を空けて複数の凹部220を設け、かつ、凹部220と凹部220との間のリブ221が軸線方向に伸びるように構成される場合を示した。しかしながら、これら凹部220とリブ221の配置構成については、これに限定されるものではない。
上記実施例2においては、シールリング200の内周面に、第1突起231a,232aがそれぞれ設けられたガイド突起231,232、及び第2突起233の両者が兼ね備えられる構成を示した。
図26〜図31には、本発明の実施例3が示されている。本実施例においては、基本的な構成および作用については実施例2と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
特に、図26、図28〜図31を参照して、本発明の実施例3に係る密封装置の構成について説明する。本実施例に係る密封装置100は、軸400の外周に設けられた環状溝410に装着され、相対的に回転する軸400とハウジング500(ハウジング500における軸400が挿通される軸孔の内周面)との間の環状隙間を封止する。これにより、密封装置100は、流体圧力(本実施例では油圧)が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する。ここで、本実施例においては、図31中の右側の領域の流体圧力が変化するように構成されており、密封装置100は図中右側のシール対象領域の流体圧力を保持する役割を担っている。なお、自動車のエンジンが停止した状態においては、シール対象領域の流体圧力は低く、無負荷の状態となっており、エンジンをかけるとシール対象領域の流体圧力は高くなる。
特に、図26〜図30を参照して、本発明の実施例3に係るシールリング200について、より詳細に説明する。なお、図28は本実施例に係る密封装置における合口部付近における一部破断斜視図である。図29及び図30は本実施例に係るシールリング200の模式的断面図であり、図29は図27中のAA断面図であり、図30は図27中のBB断面図である。なお、図29及び図30においては、金属ばね300が装着された状態における金属ばね300の位置を点線にて示している。
特に、図31を参照して、本実施例に係る密封装置100の使用時のメカニズムについて説明する。図31は、エンジンがかかり、密封装置100を介して、左側の領域に比べて右側の領域の流体圧力の方が高くなった状態を示している。なお、図31中のシールリング200は、図27中のCC断面に相当する。
以上のように構成された本実施例に係る密封装置100においても、上記実施例2の場合と同様の作用効果を得ることができる。
図32には、本発明の実施例4が示されている。本実施例においては、上記実施例3に示す構成に対して、一対の凹部内に複数のリブを設ける場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例3と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
200 シールリング
210 合口部
211a 第1嵌合凸部
211b 第2嵌合凸部
212a 第1嵌合凹部
212b 第2嵌合凹部
220,220a,220b,220c,220d,220e,220f,220g,220h 凹部
221,221a,221b リブ
222 低圧側凸部
222a 高圧側凸部
222b,222c,222d 凸部
223,224 突起
225 溝
231,232,271,272 ガイド突起
231a,232a,271a,272a 第1突起
233,273 第2突起
250 凸部
251 リブ
260 凹部
273a 嵌合凹部
400 軸
410 環状溝
500 ハウジング
Claims (4)
- 軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの内周面には、前記金属ばねの軸線方向の位置決めを行うガイド部が形成されており、かつ該ガイド部の先端には前記金属ばねの内周面側への抜け落ちを抑制する突起が設けられていることを特徴とする密封装置。 - 軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの周方向の1箇所には合口部が設けられ、該合口部を挟んだ両側の内周面には、前記金属ばねの周方向への移動を規制する突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする密封装置。 - 軸の外周に設けられた環状溝に装着され、相対的に回転する前記軸とハウジングとの間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成されたシール対象領域の流体圧力
を保持する密封装置において、
前記環状溝における低圧側の側壁面に密着し、かつ前記ハウジングにおける前記軸が挿通される軸孔の内周面に対して摺動する樹脂製のシールリングと、
前記環状溝の溝底面に対して隙間を空けた状態で前記シールリングにおける内周面に沿うように設けられ、前記シールリングを外周面側に向かって押圧する金属ばねと、
を備えると共に、
前記シールリングの外周面には、高圧側の端部から低圧側の端部に至らない位置まで伸び、高圧側から流体を導入する凹部が形成されると共に、
前記シールリングの内周面には、前記金属ばねの軸線方向の位置決めを行うガイド部が形成されており、かつ該ガイド部の先端には前記金属ばねの内周面側への抜け落ちを抑制する第1突起が設けられており、
前記シールリングの周方向の1箇所には合口部が設けられ、該合口部を挟んだ両側の内周面には、前記金属ばねの周方向への移動を規制する第2突起がそれぞれ設けられていることを特徴とする密封装置。 - 前記シールリングの外周面には、幅方向の中央に周方向に伸びる凸部が設けられており、該凸部よりも高圧側の部位が前記凹部であることを特徴とする請求項1,2または3に記載の密封装置。
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