JP6027794B2 - 搬送治具 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の個別基板が吸着される搬送治具に関する。
従来、スクリーン印刷工程でパターンに対する印刷精度を高める技術として、例えば下記特許文献1に記載の製造方法が知られている。この製造方法は、スクリーン印刷工程で実際に使用されるマスクの開口位置を測定することで実際の開口位置データを予め取得しておき、得られたマスクの開口位置データに基づいて複数の個別基板を印刷テーブル上に保持させるというものである。このようにすれば、実際に使用されるマスクの開口位置と、設計上のマスクの開口位置とがずれている場合であっても、パターンのランドに対して半田ペーストを精度よく印刷することができる。
特開2009−248551号公報
しかしながら、上記の製造方法では、スクリーン印刷工程が終了した後、複数の個別基板を印刷テーブルから外して部品実装工程へ搬送する必要があり、部品実装工程で複数の個別基板に対して個別に部品実装を行うため、個別基板の取り替え作業が必要になる。このように、上記の製造方法によると、スクリーン印刷工程における印刷精度を高めることはできたとしても、一枚の基板を複数の個別基板に分けたことに起因する二次的な作業が発生し、段取り時間が長くなるため、効率的とは言えない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、印刷精度を高めつつ段取り時間をなくして作業効率を高めることを目的とする。
本発明は、複数の個別基板の表面に形成されたランドに半田ペーストを印刷する印刷工程と、印刷工程で半田ペーストが印刷された複数の個別基板の表面に電子部品を載置する部品実装工程とにおいて、複数の個別基板を搬送するために使用されるもので、かつ、複数の個別基板が集められてなる1枚の基板として搬送可能な搬送治具であって、複数の個別基板が所定の配列で載置される基板支持面を備えているとともに、基板支持面に載置される複数の個別基板を各々吸着するための複数の吸着孔と、複数の吸着孔につながる一つの真空室とを含んだ治具本体と、真空室に負圧を供給する真空源が接続される供給口を有し、供給口を介して真空源から真空室に負圧が供給された状態で、供給口と真空室の間に設けられた真空バルブが閉止されることにより、真空室を減圧状態に保持する減圧保持部とを備え、基板支持面は、治具本体の上面に対し1枚の個別基板の板厚の分だけ低く設定されている構成としたところに特徴を有する。
上記真空源としては、真空ポンプを用いてもよいし、ポンプなどの機械的運動によらずに圧縮空気から直接真空を作るエジェクターを用いてもよい。
このような構成によると、複数の個別基板を治具本体に載置して1枚の基板として構成した上で、この1枚の基板を搬送することができる。すなわち、搬送治具側に真空室を設け、減圧保持部によって真空室を減圧状態に保持することができる。このため、例えば、印刷精度を高めることを目的として、印刷工程で実際に使用されるマスクの開口位置を測定することで実際の開口位置データを予め取得しておき、得られたマスクの開口位置データに基づいて複数の個別基板を治具本体に保持させた場合、印刷工程の終了後、1枚の基板としてそのまま実装することができるため、段取り時間をなくして作業効率を高めることができる。
また、複数の吸着孔が一つの真空室に接続されており、この真空室につながる一つの供給口に真空源を接続するだけで複数の個別基板を一括して吸引できるため、負圧を供給する際の段取り時間を短くすることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
真空バルブは、供給口と真空室を接続する弁口と、この弁口の弁座に押圧されて同弁口を閉塞可能な弁体と、この弁体を弁座に向けて常時付勢するばね部材とを備えて構成されている構成としてもよい。
このような構成によると、真空源によって供給口から真空室に負圧を供給する際に、ばね部材が蓄勢される方向に変形して弁体が弁座から離間することになる。一方、真空源による負圧の供給を停止した際には、ばね部材のばね力によって弁体が弁座に向けて付勢されるため、弁体が弁座に押圧されて弁口が閉じられることで真空室が減圧状態に保持される。
真空源には、真空バルブの供給口に接続される供給ピンが設けられており、供給口を構成する周壁に環状のパッキンが装着されることで供給ピンが供給口に対してシール状態で接続される構成としてもよい。
このような構成によると、真空源によって供給口から真空室に負圧を供給する際に、供給ピンと供給口の周壁との間から外部の空気が流入することを防ぐことができる。
治具本体には、複数の個別基板が治具本体に保持された状態における真空室の内部空気圧を表示するインジケータが外部から視認可能な位置に設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、インジケータを見ることで、真空室の内部空気圧を容易に確認することができる。
際に使用されるマスクの開口位置に合わせて個別基板のランドを配置することができるため、ランドに対して半田ペーストを精度よく印刷することができる。特に、大型部品を実装する場合には、リフロー時のセルフアライメント効果が十分に発揮されず、搭載ずれとなりやすい。その点、上記の構成によると、仮にセルフアライメント効果が十分に発揮されなかった場合であっても、半田ペーストがランドに対して精度よく印刷されているため、半田ペーストに対して部品を搭載することで、部品の搭載ずれを防ぐことが可能になる。
本発明によれば、印刷精度を高めつつ段取り時間をなくして作業効率を高めることができる。
実施形態における搬送治具をバックアッププレートによって支持する前の状態を示した断面図 搬送治具をバックアッププレートによって支持した後の状態を示した断面図 治具本体に複数の個別基板を載置して保持させた状態を示した平面図 部品実装ラインを簡易的に示したフローチャート
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図4の図面を参照しながら説明する。本実施形態における搬送治具10は、部品実装ラインにおいて複数の個別基板Bを集めて1枚の基板として構成し、この1枚の基板を搬送するための治具である。部品実装ラインは、図4に示すように、個別基板配置工程、スクリーン印刷工程、電子部品実装工程、リフロー工程などを備えて構成されている。このような部品実装ラインは、例えば、特許第4289184号公報の図8および図9に開示されたものと同様である。
図1は、搬送装置30によって個別基板配置工程からスクリーン印刷工程に搬送された搬送治具10を示した断面図である。搬送治具10は、図1および図2に示すように、バックアップ装置20によって下方から支持されるようになっている。このバックアップ装置20は、図1に示すように、バックアッププレート21と、このバックアッププレート21上に立設された複数のバックアップピン22と、真空ポンプPに接続された供給ピン23とを備えている。
搬送装置30は、対向状態で配置された左右一対の搬送レール31を備えている。この搬送レール31は、内側に開口する凹状をなし、搬送レール31の内部における下側には、搬送治具10を下方から支持する下側支持面33が形成されている。この下側支持面33には、コンベア32が設けられている。一方、搬送レール31の内部における上側には、図2に示すように、バックアップ装置20によって持ち上げられた搬送治具10を上方から支持する上側支持面34が形成されている。
コンベア32は、モータ(図示せず)によって水平方向に駆動可能とされている。搬送治具10は、コンベア32によって支持された一対の受け部11を有しており、この受け部11がコンベア32とともに搬送されることによって、部品実装ラインに沿って移動可能とされている。
搬送治具10は、複数の個別基板Bが載置される治具本体40と、この治具本体40において複数の個別基板Bを治具本体40上に投影させた位置にそれぞれ形成された複数の基板保持部50と、バックアップ装置20の供給ピン23が接続される減圧保持部60とを備えて構成されている。治具本体40の内部には、単一の真空室41が形成されており、この真空室41は、減圧保持部60を介して供給ピン23に接続されている。
治具本体40の下面には、バックアップピン22が挿入される位置決め孔12が形成されている。この位置決め孔12は、下方に開口する凹状とされている。一方、バックアップピン22の先端には、先細り状をなすガイド面24が形成されている。このガイド面24が位置決め孔12の開口縁に摺接することによってバックアップピン22が位置決め孔12に案内される。
減圧保持部60は、供給ピン23が挿入される供給口61を有しており、減圧保持部60におけるこの供給口61が開口する面と反対側の面には、弁口62が開口している。減圧保持部60における供給口61と弁口62の間には、これらを連通させつつコイルばね63が収容されたばね収容部64が形成されている。供給口61と弁口62は、ばね収容部64を介して接続されている。また、弁口62は、真空室41に連通している。したがって、供給ピン23が供給口61に挿入されると、ばね収容部64と弁口62を介して真空室41に負圧が供給される。
供給口61の内周面には、Yパッキン70が装着される装着溝65が周設されている。装着溝65にYパッキン70が装着された状態で供給ピン23を供給口61に挿入すると、Yパッキン70が供給ピン23に対して全周に亘って密着する。したがって、供給ピン23が供給口61に対してシール状態で接続され、供給口61に外部のエアが流入することを防止できる。
ばね収容部64の内部には、コイルばね63によって弁口62の弁座66に向けて付勢されたチェックボール67が収容されている。真空ポンプPによって真空引きする際には、真空室41の内圧よりもばね収容部64の内圧の方が低くなり、コイルばね63のばね力に抗してチェックボール67が下方に移動する。一方、真空ポンプPを停止させて供給ピン23を供給口61から引き抜いた際には、真空室41の内圧よりもばね収容部64の内圧の方が高くなって、コイルばね63がチェックボール67を上方に付勢することによりチェックボール67が弁口62の弁座66に押圧される。これにより、真空室41および弁口62からなる真空回路が減圧状態に保持される。
基板保持部50は、真空室41の一部を構成する複数の取付孔42に1個ずつ設けられている。この基板保持部50は、図示しない固定手段によって取付孔42の内周面にシール状態で固定された保持筒51と、この保持筒51の外周面に外嵌されたゴム部材52とを備えて構成されている。保持筒51の内部は、吸着孔54とされている。したがって、吸着孔54は、複数の個別基板Bに対応してこれらの個別基板Bの載置位置にそれぞれ形成されている。
ゴム部材52は、保持筒51に対してシール状態で取り付けられており、個別基板Bの下面を支持して吸着する真空パッド53を備えている。また、取付孔42の開口縁部には、個別基板Bの周縁部を支持する基板支持面43が形成されている。この基板支持面43は、治具本体40の上面よりも個別基板Bの板厚1枚分だけ低く形成されている。このため、基板支持面43に個別基板Bが載置されると、治具本体40の上面と個別基板Bの上面とがほぼ面一をなして配される。
なお、治具本体40の側面部には、複数の個別基板Bが治具本体40に保持された状態における真空室41の内部空気圧を表示するインジケータ44が外部から視認可能な位置に設けられている。インジケータ44のコイルばね側の空間と真空室41とは連通している。また、インジケータ44は、チェック用の球体と、コイルばねとから構成されている。真空室41の内部空気圧が強い減圧状態になると、コイルばねが縮んで球体が下方に変位し、真空室41の内部空気圧が弱い減圧状態になると、コイルばねが伸びて球体が上方に変位する。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、個別基板配置工程では、供給口61に、真空ポンプに接続された供給ピン(図示せず)を接続しておき、真空室41を減圧可能な状態にしておく。次に、スクリーン印刷工程で実際に使用されるマスクの開口位置データを予め取得しておき、予め取得されたマスクの開口位置データに基づいてマスクの開口と個別基板Bのランドとが一致するように個別基板B毎に補正された載置位置に複数の個別基板Bをそれぞれ配置する。
そして、真空ポンプによって真空室41を減圧すると、コイルばね63のばね力に抗してチェックボール67が弁口62の弁座66から下方に離間し、吸着孔54を介して個別基板Bが治具本体40に吸着される。これにより、図3に示すように、複数の個別基板Bの周縁部が複数の基板支持面43に押圧されるとともに、図1に示すように、複数の真空パッド53が複数の個別基板Bの下面に吸着される。真空室41の真空引きが完了すると、真空ポンプを停止させて供給ピンを供給口61から引き抜くとともに、コイルばね63のばね力によってチェックボール67が弁口62の弁座66に押圧された状態に戻って、真空室41が減圧状態に保持される。これにより、複数の個別基板Bが集められてなる1枚の基板が保持された搬送治具10が完成する。
次に、搬送レール31のコンベア32によって搬送治具10を個別基板配置工程からスクリーン印刷工程へ搬送する。引き続き、図1の状態からバックアップ装置20を上昇させて複数のバックアップピン22を複数の位置決め孔12に挿入してバックアップ装置20と搬送治具10の位置決めを行うとともに、供給ピン23を供給口61に確実に挿入する。搬送治具10がバックアップ装置20によって支持された状態とした後、さらにバックアップ装置20を上昇させて搬送治具10を上方に持ち上げると、図2に示すように、一対の受け部11が一対の上側支持面34によって支持された状態となって搬送治具10が搬送レール31に固定される。
ここで、搬送治具10の周縁部に付されたフィデューシャルマーク(図示せず)を基板カメラ(図示せず)で撮像して、搬送治具10とマスク(図示せず)の位置決めを行い、マスク上に塗布された半田ペーストをスキージ(図示せず)で開口に押し込むことによって個別基板Bのランドに半田ペーストを印刷する。この間、インジケータ44により真空室41の減圧状態がNGと判断された場合には、真空ポンプPを稼働させることによって真空室41を適正な減圧状態になるまで真空引きを行ってもよい。印刷が完了したら、真空ポンプPを停止させてバックアップ装置20を下降させることにより、図1に示す状態に戻す。これにより、搬送治具10の受け部11が再びコンベア32に支持された状態となる。
この後、搬送レール31のコンベア32によって搬送治具10をスクリーン印刷工程から電子部品実装工程へ搬送し、個別基板Bのランドに印刷された半田ペースト上に電子部品を載置する。部品実装が完了すると、搬送治具10を電子部品実装工程からリフロー工程へ搬送する。搬送治具10をリフロー炉に通すと、半田ペーストが溶融し、いわゆるセルフアライメント効果によって溶融した半田ペーストがランド上へ流れ込み、これに伴って電子部品もランド上へ移動する。このとき、大型の電子部品にあってはセルフアライメント効果が十分に発揮されない場合もあり得る。しかしながら、本実施形態では実施に使用されるマスクの開口位置に合わせて個別基板Bが搬送治具10に保持され、ランドに対して半田ペーストが精度良く印刷されているため、仮にセルフアライメント効果が十分に発揮されなかったとしても、ランドに対して電子部品を精度良く実装することができる。
以上のように本実施形態では、複数の個別基板Bを搬送治具10に保持させて1枚の基板として扱うことができるため、各工程で個別基板Bの取り替え時間が不要となり、段取り時間をなくして作業効率を高めることができる。複数の個別基板Bは、単一の真空室41を減圧することで複数の基板支持面43に保持されており、複数の個別基板Bに対応して複数の吸着孔54が配設されているから、仮に個別基板Bが載置されていない吸着孔54があった場合には、真空室41が減圧状態に保持されず、個別基板Bの載置忘れを検知しやすくなる。
また、実際に使用されるマスクの開口位置データを予め取得しておき、取得されたマスクの開口位置データに基づいて個別基板Bを治具本体40に載置することにより、個別基板Bのランドに対する半田ペーストの印刷精度を高めることができる。このようにすれば、セルフアライメントに頼ることなく、半田ペーストに電子部品を載置することで実装精度を高めることができる。
また、コイルばね63のばね力によってチェックボール67を弁口62の弁座66に押圧するようにしたから、弁口62の開閉作業を手動で行う必要がなく、真空ポンプPの稼働および停止に伴って弁口62の開閉作業を自動で行うことができる。また、供給ピン23と供給口61の間にYパッキン70を配設したから、真空引きの際に、外部の空気が真空室41に流入することを阻止できる。
また、スクリーン印刷工程で、搬送治具10をバックアップ装置20によって持ち上げて保持するとともに、供給ピン23を供給口61に挿入して真空引きをすることができるため、真空引き作業をすぐに開始することができる。その際、バックアップピン22のガイド面24によってバックアップピン22が位置決め孔12に案内されるとともに、供給ピン23が供給口61に案内されるため、供給ピン23を供給口61に確実に差し込むことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、真空バルブの例として、チェックボール67とコイルばね63からなるものを開示しているものの、本発明によると、アクチュエータによって弁口62を開閉可能な電磁弁としてもよい。
(2)上記実施形態では、供給口61の内周面にYパッキン70が装着されたものを例示しているものの、本発明によると、供給ピン23の外周面にゴムリングを装着してもよい。
(3)上記実施形態では、治具本体40にインジケータ44を設けているものの、本発明によると、治具本体40とは別に圧力計を設置して真空室41の内部空気圧を検知できるようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、スクリーン印刷工程で真空ポンプPによって負圧を供給しているものの、本発明によると、個別基板配置工程のみで負圧を供給してもよい。
(5)上記実施形態では、個別基板配置工程で、マスクの開口位置に合わせて個別基板Bを配置しているものの、本発明によると、スクリーン印刷工程で、複数の個別基板Bのランドの位置をそれぞれ測定しておき、これらのランドに対するマスクの開口の位置ずれが最小となるように印刷してもよい。
10…搬送治具
40…治具本体
41…真空室
44…インジケータ
54…吸着孔
60…減圧保持部
61…供給口
62…弁口
63…コイルばね(ばね部材)
66…弁座
67…チェックボール(弁体)
B…個別基板
P…真空ポンプ(真空源)

Claims (4)

  1. 複数の個別基板の表面に形成されたランドに半田ペーストを印刷する印刷工程と、前記印刷工程で前記半田ペーストが印刷された前記複数の個別基板の表面に電子部品を載置する部品実装工程とにおいて、前記複数の個別基板を搬送するために使用されるもので、かつ、前記複数の個別基板が集められてなる1枚の基板として搬送可能な搬送治具であって、
    複数の個別基板が所定の配列で載置される基板支持面を備えているとともに、前記基板支持面に載置される前記複数の個別基板を各々吸着するための複数の吸着孔と、前記複数の吸着孔につながる一つの真空室とを含んだ治具本体と、
    前記真空室に負圧を供給する真空源が接続される供給口を有し、前記供給口を介して前記真空源から前記真空室に負圧が供給された状態で、前記供給口と前記真空室の間に設けられた真空バルブが閉止されることにより、前記真空室を減圧状態に保持する減圧保持部とを備え、
    前記基板支持面は、前記治具本体の上面に対し1枚の前記個別基板の板厚の分だけ低く設定されている搬送治具。
  2. 前記真空バルブは、前記供給口と前記真空室を接続する弁口と、この弁口の弁座に押圧されて同弁口を閉塞可能な弁体と、この弁体を前記弁座に向けて常時付勢するばね部材とを備えて構成されている請求項1に記載の搬送治具。
  3. 前記真空源には、前記真空バルブの供給口に接続される供給ピンが設けられており、前記供給口を構成する周壁に環状のパッキンが装着されることで前記供給ピンが前記供給口に対してシール状態で接続される請求項1または請求項2に記載の搬送治具。
  4. 前記治具本体には、前記複数の個別基板が前記治具本体に保持された状態における前記真空室の内部空気圧を表示するインジケータが外部から視認可能な位置に設けられている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の搬送治具
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