JP6025471B2 - ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター - Google Patents

ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター Download PDF

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Description

本発明は、ズームレンズに関するものであり、特にプロジェクター用いるズームレンズとして好適なものに関する。
液晶プロジェクターは、パソコン・ビデオ等の画像を大画面に投影する事が可能な装置であり、プレゼンテーションや会議を始め、様々な場面で使用されている。液晶プロジェクターに用いられる投射光学系には、まず、構成としては、プロジェクター本体に収まる大きさの前玉径、投射光学系と液晶パネルとの間に配置される色合成プリズム等のスペースを確保する為の長いバックフォーカスの確保が望まれる。さらに、液晶パネル画面内のコントラスト特性を均一にする為に、液晶パネル(縮小共役面)側の瞳が無限遠方に位置している所謂テレセントリック光学系である事が望まれる。また、性能としては、ズーム全域における諸収差の良好な低減も必要である。
従来、テレセントリックな投射光学系のタイプの一つには負のパワーを持つレンズ群が先行するネガティブリート型のズームレンズがあり、長いバックフォーカスを確保したネガティブリート型の広角ズームレンズが数多く提案されている。
しかしながら、ネガティブリード型では、大口径化を極力抑えた望遠化に対しては大型化してしまうという問題があった。
一方で、正のパワーが先行するポジティブリード型のズームレンズが、特許文献1に記載されている。
特許文献1には、スクリーン側(拡大共役側)より液晶パネル側(縮小共役側)へ順に、正のパワーの第1レンズ群、負のパワーの第2レンズ群、負のパワーの第3レンズ群、正のパワーの第4レンズ群、正のパワーの第5レンズ群、正のパワーの第6レンズ群から成るズームレンズが記載されている。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群は縮小共役側に、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群はそれぞれ拡大共役側に移動する。
特開2003−287680号広報
特許文献1に記載されたズームレンズは、異常分散ガラスを拡大共役側から2枚目の正レンズと、縮小共役側から2枚目の正レンズに使用しているものの、第3レンズ群以降における軸上色収差の補正が十分ではないという問題があった。
そこで、上記課題を解決するために、本発明にかかるズームレンズは、
ズームレンズが有する負のパワーのレンズ群のうち最も拡大共役側に配置された負レンズ群と、前記負レンズ群よりも拡大共役側に配置され正のパワーを有する少なくとも1つの正レンズ群と、前記負レンズ群よりも縮小共役側に配置され少なくとも1つのレンズ群を含む後群から構成されるズームレンズであって、
ズーミングに際して前記ズームレンズ内の隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記負レンズ群よりも縮小共役側に配置された絞りを有し、
前記後群は少なくとも1つの正レンズを含み、
望遠端において、前記絞りと前記正レンズの前記絞りから最も離れたレンズの面頂点との間隔をLp、ズームレンズの構成長をLとし、
前記正レンズの異常分散性をΔθgFp、前記正レンズのd線における屈折率をNdp、前記正レンズが1つの場合は正レンズのパワー、前記正レンズが複数ある場合は複数の正レンズのパワーの和をφp、広角端における全系のパワーをφw、望遠端における全系のパワーをφt、前記正レンズ群が1つの場合は、前記正レンズ群の望遠端における焦点距離をfc、前記正レンズ群が複数ある場合は、複数のレンズ群の望遠端における合成焦点距離をfc、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
|Lp/L|<0.2
0.02<ΔθgFp<0.08
Ndp>1.75
1.0<φp/√(φw・φt)<3.0
1.0<fc/ft<1.5
を満足することを特徴とする。
前記ズームレンズが取り外し可能に装着されるプロジェクターも本発明の一側面を構成する。
本発明によれば、望遠端における絞り位置の近傍に所定の条件を満足する異常分散性を有するレンズを配置することで、ズーム全域において良好に軸上色収差を低減したポジティブリード型ズームレンズ、及びプロジェクターを提供することができる。
本発明の実施例1のズームレンズと他の光学素子の断面図 数値実施例1の広角端と望遠端における収差図 数値実施例1の広角端と望遠端における倍率色収差図 本発明の実施例2のズームレンズと他の光学素子の断面図 数値実施例2の広角端と望遠端における収差図 数値実施例2の広角端と望遠端における倍率色収差図 本発明の実施例3のプロジェクターの概略構成図
《実施例1》
以下、本発明の第1の実施例について図1、図2、図3を用いて説明する。
図1は、第1の実施例のズームレンズと、ズームレンズと液晶パネル等の光変調素子Dとの間に配置されるガラスブロックPRの広角端における断面図である。ズームレンズは、全部で16枚のレンズを有し、ズーミングに際して、互いの間隔が変化する6つのレンズ群からなる。具体的には、スクリーン等の拡大共役側より順に、正のパワーの第1レンズ群10、負のパワーを有する第2レンズ群20、負のパワーを有する第3レンズ群30、正のパワーを有する第4レンズ群40、正のパワーを有する第5レンズ群50、正のパワーを有する第6レンズ群60からなる。
ズーミングのためには第1レンズ群10と第6レンズ群60は固定である。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群20は縮小共役側へ、第3レンズ群30、第4レンズ群40、第5レンズ群50は拡大共役側へ移動する。図中のPRは、ズームレンズと液晶パネル等の光変調素子Dとの間に配置される色合成プリズム等のガラスブロックである。また、縮小共役側とは、光変調素子D側のことである。
第1の実施例の数値実施例を以下に数値実施例1として記載する。数値実施例中の面番号は拡大共役側より順に各レンズ面へ付けた番号であり、rは曲率半径(mm)、dは面間隔(mm)、nd、νdはそれぞれ硝材のd線における屈折率、及びアッべ数を示している。これは、数値実施例2に関しても同様である。
図2は、ズームレンズの広角端と望遠端における諸収差特性を示す図である。図2の球面収差図、及び図3の倍率色収差図における破線、実線、二点鎖線は、それぞれ波長が470[nm]、550[nm]、620[nm]の光に対する収差を示す。図2の非点収差図において、実線で示されたSはサジタル断面における非点収差を示しており、破線で示されたMはメリジオナル断面における非点収差を示している。広角端の収差図は、投射距離(物体距離)が5.39mのときの収差図である。望遠端の収差図は、投射距離が10.5mのときの収差図である。
第1の実施例のズームレンズは、下記条件式(1a)を満足する位置に所定の条件を満足する正レンズPを配置している。そして、条件式(1a)とは、望遠端において、絞りSTと正レンズPの絞りSTから最も離れたレンズの面頂点との間隔をLp、レンズの構成長をLとするとき、
|Lp/L|<0.2 (1a)
である。
ここで、レンズ構成長Lとは、ズームレンズが有するレンズのうち最も拡大共役側に配置されたパワーを有するレンズの拡大共役側のレンズ面頂点から、最も縮小共役側に配置されたパワーを有するレンズの縮小共役側のレンズ面頂点までの間隔である。
より好ましくは、
|Lp/L|<0.15 (1b)
を満足するとよい。
条件式(1a)は、以下の条件式(2a)を満足する異常分散性を有する正レンズPが配置される位置を規定した条件式である。条件式(1a)の範囲外においては、軸上マージナル光線の光軸からの距離が小さくなってしまうので、軸上色収差の補正効果が低減されてしまう。
第1の実施例において、正レンズPは、レンズL9、レンズL10であり、正レンズPを含む変倍レンズ群は、第4レンズ群40、第5レンズ群50である。
さらに、正レンズPの異常分散性をΔθgFpとするとき、
0.02<ΔθgFp<0.08 (2a)
を満足する。
ここで、
ΔθgFp=θgFp−(0.6438−0.001682νdp)
であり、θgFは、
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC)
で表される部分分散比であり、νdpは正レンズPのアッベ数である。
さらに好ましくは、
0.02<ΔθgFp<0.03 (2b)
を満足するとよい。
条件式(2a)は、正レンズPの異常分散性を規定した条件式である。条件式(2a)の下限値を超えると、軸上色収差の補正効果が低減され、2次スペクトルが増加してしまう。条件式(2a)の上限値を超えると、現状で実在するガラスでは、アッベ数が小さいガラスとなってしまうので、正レンズPで発生する軸上色収差の発生量が大きくなり、他の負レンズで全系の軸上色収差のバランスをとることが困難となってしまう。
さらに、正レンズPのd線における屈折率をNdpとするとき、
Ndp>1.75 (3a)
を満足する。
より好ましくは、
Ndp>1.78 (3b)
を満足するとよい。
条件式(3a)は、異常分散性を有する正レンズPの屈折率を規定した条件式である。条件式(3a)の範囲を外れてしまうと、屈折率が低くなってしまうので、球面収差の補正効果が低減してしまう。
さらに、正レンズPが1つの場合は正レンズのパワー、正レンズPが複数ある場合は、複数の正レンズのパワーの和をφp、広角端における全系のパワーをφw、望遠端における全系のパワーをφtとするとき、
1.0<φp/√(φw・φt)<3.0 (4a)
を満足する。
より好ましくは、
1.5<φp/√(φw・φt)<2.5 (4b)
を満足するとよい。
条件式(4a)の下限値を下回ってしまうと、異常分散性を有する正レンズPのパワーの和(又は、パワー)が弱くなってしまい、軸上色収差の2次スペクトルが増加してしまう。条件式(4a)の上限値を超えてしまうと、正レンズPのパワーの和(又は、パワー)が強くなりすぎてしまうので、正レンズPによる軸上色収差の発生量が大きくなり、他の負レンズで全系の軸上色収差のバランスをとることが困難となってしまう。
ここで、ズームレンズが有する負のパワーのレンズ群のうち最も拡大共役側に配置された負レンズ群を負レンズ群NUとする。負レンズ群NUよりも拡大共役側に配置され正のパワーを有する正レンズ群PUが1つの場合は、正レンズ群PUの望遠端における焦点距離をfc、正レンズ群PUが複数ある場合は、複数の正レンズ群の望遠端における合成焦点距離をfcとする。そして、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
1.0<fc/ft<1.5 (5a)
を満足する。
より好ましくは、
1.1<fc/ft<1.3 (5b)
を満足するとよい。
条件式(5a)の下限値を下回ってしまうと、望遠端において、正レンズ群PUの軸上色収差を増加させてしまい、望遠端における全系の軸上色収差が増加してしまう。条件式(5a)の上限値を超えてしまうと、正レンズ群PUを繰り出す、又は繰り込むことで焦点合わせを行う場合、レンズの繰り出し量が非常に大きくなってしまう。
第1の実施例においては、ズームレンズが有する負のパワーの負レンズ群のうち最も拡大共役側に配置された負レンズ群NUは、第2レンズ群20である。そして、第2レンズ群20よりも拡大共役側に配置され正のパワーを有する少なくとも1つの正レンズ群PUが第1レンズ群10である。
上記(1a)から(5a)の条件式を満足することで、ズーム全域における良好な軸上色収差の補正効果が得られる。
従来のポジティブリード型のズームレンズにおいて、望遠端において少ない軸上色収差を実現するために、最も拡大共役側に配置された正のパワーを有する第1レンズ群に異常分散ガラスを使用していた。
しかし、ポジティブリード型のズームレンズの場合、第1レンズ群は最もレンズの有効径が大きいので、第1レンズ群に使用される異常分散ガラスの有効径も大きくなり、ガラスにかかるコストが非常に高くなってしまう問題があった。
つまり、本発明は、大口径化しやすい第1レンズ群10等に異常分散ガラスを用いずとも軸上色収差の発生を抑えることができるので、コストを低減できるという効果も得ることができる。
また、本発明の他の効果として、特に、望遠端における軸上色収差の補正効果を十分に得られるという点が挙げられる。
また、本発明の他の効果として、ズーミングに際して移動するレンズ群が少ない場合でも、全系の大型化とバックフォーカスを十分に確保することができる点が挙げられる。
上記(1a)から(5a)の条件式を満足することで、ズーム全域における良好な軸上色収差の補正効果が得られるが、より好ましくは、以下に挙げる条件式のいずれかをさらに満足するのが良い。
正レンズ群PU(第1の実施例においては第1レンズ群10に相当)が含む負レンズのうち拡大共役側からi番目の負レンズの部分分散比をθgFni、i番目の負レンズのパワーをφniとする。さらに、正レンズ群PUが含む正レンズのうち拡大共役側からi番目の正レンズの部分分散比をθgFpi、i番目の正レンズのパワーをφpiとする。このとき、正レンズ群PUに含まれるすべての負レンズの部分分散比のパワー平均をθgFAn、正レンズ群PUに含まれるすべての正レンズの部分分散比のパワー平均をθgFApは、以下のように表される。
θgFAn=Σ(θgFni・φni)/Σφni
θgFAp=Σ(θgFpi・φpi)/Σφpi
このとき、ズームレンズは、
|θgFAn−θgFAp|<0.055 (6a)
を満足する。
より好ましくは、
|θgFAn−θgFAp|<0.054 (6b)
を満足するとよい。
条件式(6a)の範囲外となると、正レンズ群PUが含む正レンズと負レンズの異常部分分散比のパワー平均の値の差が大きくなってしまうので、軸上色収差の2次スペクトルが増大してしまう。
また、負レンズ群NU(第1の実施例においては第2レンズ群20に相当)が含む負レンズのうち拡大共役側からj番目の負レンズの部分分散比をθgFnj、j番目の負レンズのパワーをφnjとする。さらに、負レンズ群NUが含む正レンズのうち拡大共役側からj番目の正レンズの部分分散比をθgFpj、j番目の正レンズのパワーをφpjとする。このとき、負レンズ群NUに含まれるすべての負レンズの部分分散比のパワー平均をθgFBn、負レンズ群NUに含まれるすべての正レンズの部分分散比のパワー平均をθgFBpは、以下のように表される。
θgFBn=Σ(θgFjn・φnj)/Σφnj
θgFBp=Σ(θgFjp・φpj)/Σφpj
このとき、ズームレンズは、
|θgFBn−θgFBp|<0.040 (7a)
を満足する。
より好ましくは、
|θgFBn−θgFBp|<0.035 (7b)
を満足するとよい。
条件式(7a)の範囲を外れてしまうと、負レンズ群NUのズーミングに伴う、正レンズと負レンズの異常部分分散比のパワー平均の値の差が大きくなり、軸上色収差の2次スペクトルが増大してしまう。
また、全系が含む負レンズのうち拡大共役側からk番目の負レンズの部分分散比をθgFnk、k番目の負レンズのパワーをφnkとする。さらに、全系が含む正レンズのうち拡大共役側からk番目の正レンズの部分分散比をθgFpk、k番目の正レンズのパワーをφpkとする。このとき、全系に含まれるすべての負レンズの部分分散比のパワー平均をθgFTn、全系に含まれるすべての正レンズの部分分散比のパワー平均をθgFTpは、以下のように表される。
θgFTn=Σ(θgFnk・φnk)/Σφnk
θgFTp=Σ(θgFpk・φpk)/Σφpk
このとき、ズームレンズは、
|θgFTn−θgFTp|<0.04 (8a)
を満足する。
より好ましくは、
|θgFTn−θgFTp|<0.03 (8b)
を満足すると良い。
条件式(8a)の範囲を超えてしまうと、全系における正レンズと負レンズの異常部分分散比のパワー平均の値の差が大きくなってしまうので、軸上色収差の2次スペクトルが増大してしまう。
ここで、第1の実施例においては、上記条件式を満足する正レンズを2枚用いた。言い換えれば、第4レンズ群40と、第5レンズ群50それぞれが上記条件式を満足する正レンズPを含んでいる。
しかし、例えばレンズL9のみが上記条件式を満足するように構成しても、本発明の効果を得ることができる。逆に、レンズL10のみが上記条件式を満足するように構成しても、本発明の効果を得ることができる。
つまり、第1の実施例のズームレンズは、負レンズ群NUよりも縮小共役側に配置され少なくとも1つのレンズ群を含む後群を有する。そして、後群が条件式(1a)〜(4a)を満足する少なくとも1つの正レンズPを有していれば、ズーム全域において良好に軸上色収差を低減するという効果を得ることができる。またこれは、他の実施例においても同様である。
(数値実施例1)
r d nd vd θgF
1 123.308 9.85 1.487 70.2 0.53026
2 -106.082 3.16 1.720 46.0 0.563939
3 -188.372 0.22
4 65.115 4.05 1.516 64.1 0.534161
5 90.459 d5
6 238.217 1.65 1.603 60.6 0.542254
7 26.675 7.52
8 -60.008 1.40 1.516 64.1 0.534161
9 30.708 3.40 1.799 42.2 0.567353
10 207.738 d10
11絞り ∞ 3.83
12 -25.981 1.83 1.698 30.1 0.603017
13 56.193 7.10 1.696 55.5 0.543426
14 -46.339 d14
15 -479.991 4.05 1.808 22.7 0.630704
16 -53.463 d16
17 33.545 4.75 1.808 22.7 0.630704
18 63.732 4.19
19 -119.184 2.53 1.516 64.1 0.534161
20 -82.120 3.54
21 92.619 1.72 1.805 25.4 0.615555
22 20.404 13.75 1.603 60.6 0.542254
23 -116.593 2.03
24 -38.474 1.95 1.806 33.3 0.588114
25 38.482 7.35 1.516 64.1 0.534161
26 -56.368 d26
27 88.275 5.05 1.805 25.4 0.615555
28 -167.93 3.94
29 ∞ 1.50
30 ∞ 28.00 1.516 64.1
31 ∞ 7.82 1.516 64.1
32 ∞ 2.04
33 ∞ 19.50 1.805 25.4
34 ∞ 3.10
35 ∞ 1.32 1.516 64.1
36 ∞ 2.08
37 ∞ 0.70 1.516 64.1
38 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97
広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.6 75.31 105.6
Fナンバー 2.34 2.60 2.81
画角 27.5 19.7 14.1
像高 13.1 13.1 13.1
レンズ全長243.86 243.86 243.86
BF 1.24 1.24 1.24

ズーム時の間隔変化
広角端 中間 望遠端
d 5 20.35 33.32 44.08
d10 28.13 15.01 3.65
d14 2.77 2.83 1.26
d16 17.63 8.78 1.59
d26 8.83 17.77 27.13

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 126.526
2 6 -42.092
3 11 -100.771
4 15 73.459
5 17 253.632
6 26 71.905
《実施例2》
図4に、本発明の第2の実施例の広角端におけるズームレンズと、ズームレンズと液晶パネル等の光変調素子Dとの間に配置されるガラスブロックPRの断面図を示す。第2の実施例の数値実施例を以下に数値実施例2として記載する。図5、図6に数値実施例2の諸収差図を示す。広角端における収差図は、投射距離が5.39mのときの収差図である。望遠端における収差図は、投射距離が10.5mのときの収差図である。
第2の実施例は、第1の実施例に対して第2レンズ群20と第5レンズ群50のレンズ枚数を増やすことで、明るいFnoを得ることを目的とした設計例である。
第2の実施例において、正レンズPに該当するレンズは、レンズL11とレンズL12である。
第2の実施例も条件式(1a)〜(8a)を満足し、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
(数値実施例2)
r d nd vd θgF
1 140.647 9.31 1.487 70.2 0.53026
2 -118.400 3.23 1.723 37.9 0.58342
3 -205.316 0.29
4 63.924 5.16 1.487 70.2 0.53026
5 91.543 d5
6 39.391 5.93 1.487 70.2 0.53026
7 23.997 3.72
8 56.006 3.10 1.487 70.2 0.53026
9 32.162 5.88
10 -105.220 1.54 1.487 70.2 0.53026
11 26.905 4.47 1.785 44.2 0.56355
12 118.493 1.81
13 -72.147 1.39 1.772 49.6 0.55234
14 -298.318 d14
15絞り ∞ 4.85
16 -25.226 1.65 1.698 30.1 0.60302
17 119.876 6.01 1.729 54.6 0.54343
18 -41.881 d18
19 -130.062 3.89 1.808 22.7 0.6307
20 -46.278 d20
21 36.691 6.27 1.808 22.7 0.6307
22 114.965 1.51
23 -4112.167 9.20 1.729 54.6 0.55423
24 -112.067 2.44
25 -239.840 2.42 1.805 25.4 0.61655
26 21.602 8.62 1.603 60.6 0.54225
27 -85.738 1.42
28 -39.819 1.77 1.806 33.2 0.58883
29 40.761 6.96 1.487 70.2 0.53026
30 -57.571 4.92
31 -251.923 2.88 1.497 81.5 0.53859
32 -101.121 d32
33 79.129 5.52 1.805 25.4 0.61655
34 -218.787 3.84
35 ∞ 1.50
36 ∞ 28.00 1.516 64.1
37 ∞ 7.82 1.516 64.1
38 ∞ 2.04
39 ∞ 19.50 1.805 25.4
40 ∞ 3.10
41 ∞ 1.32 1.516 64.1
42 ∞ 2.08
43 ∞ 0.70 1.516 64.1
44 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97
広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.5 77.3 105.6
Fナンバー 2.04 2.40 2.80
画角 27.5 19.2 14.1
像高 13.1 13.1 13.1
レンズ全長 241.71 241.71 241.71
BF 1.25 1.25 1.25

ズーム時の間隔変化
広角端 中間 望遠端
d 5 7.23 22.06 32.73
d14 27.36 13.04 1.61
d18 2.87 2.77 0.97
d20 14.46 5.17 1.03
d32 2.46 11.34 18.04

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 134.409
2 6 -44.683
3 15 -124.527
4 19 86.288
5 21 201.869
6 33 72.178
表1に、第1の実施例と第2の実施例における条件式(1a)〜(8a)の値を記載する。実施例1の条件式(1a)〜(3a)の値は、レンズL9、レンズL10の値である。実施例2の条件式(1a)〜(3a)の値は、レンズL11、レンズL12の値を示す。
条件式(4a)の値は、第1の実施例においては、レンズL9とレンズL10のパワーの和をφpに入力して計算した値であり、第2の実施例においては、レンズL11とレンズL12のパワーの和をφpに入力して計算した値である。
Figure 0006025471
《実施例3》
図7に、第1の実施例又は第2の実施例のズームレンズを用いたプロジェクター101の概略構成図を示す。ズームレンズ103は、光源からの光を用いて照明される光変調素子としての液晶パネル105R、105G、105Bからの光をスクリーン等の被投射面104に投射する投射レンズとして機能する。
尚、プロジェクター101は、ズームレンズ103が取り外し可能に装着されるプロジェクターであってもよい。
10 第1レンズ群
20 第2レンズ群
30 第3レンズ群
40 第4レンズ群
50 第5レンズ群
60 第6レンズ群
PR ガラスブロック
D 光変調素子

Claims (5)

  1. ズームレンズが有する負のパワーのレンズ群のうち最も拡大共役側に配置された負レンズ群と、前記負レンズ群よりも拡大共役側に配置され正のパワーを有する少なくとも1つの正レンズ群と、前記負レンズ群よりも縮小共役側に配置され少なくとも1つのレンズ群を含む後群から構成されるズームレンズであって、
    ズーミングに際して前記ズームレンズ内の隣り合うレンズ群の間隔が変化し、前記負レンズ群よりも縮小共役側に配置された絞りを有し、
    前記後群は少なくとも1つの正レンズを含み、
    望遠端において、前記絞りと前記正レンズの前記絞りから最も離れたレンズの面頂点との間隔をLp、ズームレンズの構成長をLとし、
    前記正レンズの異常分散性をΔθgFp、前記正レンズのd線における屈折率をNdp、前記正レンズが1つの場合は正レンズのパワー、前記正レンズが複数ある場合は複数の正レンズのパワーの和をφp、広角端における全系のパワーをφw、望遠端における全系のパワーをφt、前記正レンズ群が1つの場合は、前記正レンズ群の望遠端における焦点距離を、前記正レンズ群が複数ある場合は、複数のレンズ群の望遠端における合成焦点距離をfc、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    |Lp/L|<0.2
    0.02<ΔθgFp<0.08
    Ndp>1.75
    1.0<φp/√(φw・φt)<3.0
    1.0<fc/ft<1.5
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記正レンズ群が含む負レンズのうち拡大共役側からi番目の負レンズの部分分散比をθgFni、i番目の負レンズのパワーをφni、前記正レンズ群が含む正レンズのうち拡大共役側からi番目の正レンズの部分分散比をθgFpi、i番目の正レンズのパワーをφpiとし、
    θgFAn=Σ(θgFni・φni)/Σφni
    θgFAp=Σ(θgFpi・φpi)/Σφpi
    とするとき、
    |θgFAn−θgFAp|<0.055
    を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記負レンズ群が含む負レンズのうち拡大共役側からj番目の負レンズの部分分散比をθgFnj、j番目の負レンズのパワーをφnj、前記負レンズ群が含む正レンズのうち拡大共役側からj番目の正レンズの部分分散比をθgFpj、j番目の正レンズのパワーをφpjとし、
    θgFBn=Σ(θgFjn・φnj)/Σφnj
    θgFBp=Σ(θgFjp・φpj)/Σφpj
    とするとき、
    |θgFBn−θgFBp|<0.040
    を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 全系が含む負レンズのうち拡大共役側からk番目の負レンズの部分分散比をθgFnk、k番目の負レンズのパワーをφnk、全系が含む正レンズのうち拡大共役側からk番目の正レンズの部分分散比をθgFpk、k番目の正レンズのパワーをφpkとし、
    θgFTn=Σ(θgFnk・φnk)/Σφnk
    θgFTp=Σ(θgFpk・φpk)/Σφpk
    とするとき、
    |θgFTn−θgFTp|<0.04
    を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 光源からの光を変調する光変調素子と、
    前記光変調素子を介した光を被投射面に投射する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズを有することを特徴とするプロジェクター。
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