JP6016544B2 - ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター - Google Patents

ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP6016544B2
JP6016544B2 JP2012203003A JP2012203003A JP6016544B2 JP 6016544 B2 JP6016544 B2 JP 6016544B2 JP 2012203003 A JP2012203003 A JP 2012203003A JP 2012203003 A JP2012203003 A JP 2012203003A JP 6016544 B2 JP6016544 B2 JP 6016544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens group
lens
wide
distance
zoom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012203003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014059360A (ja
Inventor
佑介 秋山
佑介 秋山
三郎 菅原
三郎 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012203003A priority Critical patent/JP6016544B2/ja
Priority to US14/025,568 priority patent/US8891174B2/en
Publication of JP2014059360A publication Critical patent/JP2014059360A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6016544B2 publication Critical patent/JP6016544B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/146Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups
    • G02B15/1461Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups the first group being positive
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)

Description

本発明は、ズームレンズに関し、特に、画像を拡大投射するプロジェクターに好適なズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクターに関するものである。
従来、拡大側に配置されたレンズの大口径化を抑えるために、最も拡大側に正の屈折力を有するレンズが配置されたポジティブリードタイプのズームレンズがあった。
特許文献1は、スクリーン側である拡大側から液晶パネル側である縮小側へ向かって順に、正、負、負、正、正、正の屈折力を有する6つのレンズ群から成るズームレンズを開示している。そして、広角端から望遠端への変倍に際して、第2レンズ群が縮小側へ移動し、第3レンズ群、第4レンズ群、第5レンズ群が拡大側へ移動する。
また、特許文献2、3は、5つのレンズ群から成り、最も拡大側に正の屈折力を有する第1レンズ群が配置されたポジティブリード型のズームレンズを開示している。
特開2003−287680号公報 特開2003−241096号公報 特開2005−309061号公報
しかし、特許文献1、2、3は、広角端において負の歪曲収差が発生してしまうという問題があった。また、広角端における歪曲収差を低減させても、望遠端における歪曲収差が発生してしまう。つまり、ズーム全域での歪曲収差の補正が十分ではないという問題があった。
上記課題を解決するために、本発明のズームレンズは、
拡大側から縮小側へ順に、
正の屈折力を有し、ズーミングのためには不動の第1レンズ群と、
負の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第2レンズ群と、
絞りと、
負の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第3レンズ群と、
正の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第4レンズ群と、
正の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第5レンズ群と、
正の屈折力を有し、ズーミングのためには不動の第6レンズ群から構成され
広角端から望遠端へのズーミングの際に、前記第2レンズ群は縮小側へ移動し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群は拡大側へ移動し、
前記第5レンズ群は、接合レンズを含み、前記接合レンズは、拡大側から順に負レンズと正レンズが接合されており、前記接合レンズの接合面は拡大側に凸形状であり、
前記負レンズの屈折率をNn、前記正レンズの屈折率をNpとするとき、
0.15<Nn−Np<0.35
を満足し、
広角端における前記第1レンズ群の主点と前記第2レンズ群の主点の間隔をe12w、広角端における前記第2レンズ群の主点と前記絞りとの間隔をe2w、望遠端における前記第1レンズ群の主点と前記第2レンズ群の主点の間隔をe12t、望遠端における前記第2レンズ群の主点と前記絞りとの間隔をe2t、最も拡大側に配置されたレンズの拡大側の面頂点と最も縮小側に配置されたレンズの縮小側の面頂点との間隔をLとするとき、
0.15<e12w/L<0.25
0.15<e2w/L<0.25
0.25<e12t/L<0.40
0.03<e2t/L<0.11
を満足することを特徴とする。
本発明によれば、ズーム全域で歪曲収差が十分に低減されたポジティブリードタイプのズームレンズ、及びプロジェクターを提供することができる。
本発明の第1の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例1のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の数値実施例1と比較例の3次収差係数の歪曲収差を示す図 本発明の第2の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例2のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の第3の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例3のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の第4の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例4のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の第5の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例5のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の第6の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図 本発明の数値実施例6のズームレンズの広角端と望遠端における収差図 本発明の第7の実施例のプロジェクターの概略構成図
《実施例1》
以下、本発明の第1の実施例について図1、図2、図3を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施例の投射レンズ等のズームレンズZLと、液晶パネル等の光変調素子Dと、ズームレンズZLと光変調素子Dとの間に配置された色合成プリズム等の光学素子PRの広角端と望遠端における断面図である。
第1の実施例のズームレンズZLは、全部で16枚のレンズを有する。そして、拡大側から縮小側に向かって順に、正の屈折力の第1レンズ群10、負の屈折力の第2レンズ群20、絞りST、負の屈折力の第3レンズ群30、正の屈折力の第4レンズ群40、正の屈折力の第5レンズ群50、正の屈折力の第6レンズ群60からなる。ズーミングのために移動する変倍レンズ群のうち、最も縮小側に配置された変倍レンズ群は第5レンズ群、最終レンズ群は第6レンズ群である。
第1レンズ群10と第6レンズ群60は、変倍(ズーミング)のためには移動しない(不動である)。第1レンズ群10は、合焦(フォーカシング)のためには移動する。そして、第2レンズ群20は、広角端から望遠端へのズーミングのために縮小側へ移動する。第3レンズ群30、第4レンズ群40、第5レンズ群50は、広角端から望遠端へのズーミングのために拡大側へ移動する。図1の下の矢印は、第2レンズ群20、第3レンズ群30、第4レンズ群40、第5レンズ群50に関して、広角端から望遠端への変倍に際しての移動の軌跡を示したものである。
第1の実施例の数値実施例1を以下に記載する。表中での面番号は拡大側より順に各レンズ面へ付けた番号であり、rは曲率半径[mm]、dは面間隔[mm]、nd、νdは、それぞれ硝材のd線における屈折率、及びアッベ数を示している。
図2は、ズームレンズZLの物体距離が5.39mのときの、ズームレンズZLの広角端と望遠端における諸収差特性を示す図である。図2の球面収差図における破線、実線、二点鎖線は、それぞれ波長が470[nm]、550[nm]、620[nm]の光に対する球面収差を示す。図2の非点収差図において、実線で示されたSはサジタル断面における非点収差を示しており、破線で示されたMはメリジオナル断面における非点収差を示している。
図3(A)は、第1の実施例のズームレンズZLの三次収差係数のうち歪曲係数を示す図である。図中の真ん中に示された番号1、2、3は、それぞれ、広角端、中間、望遠端を示す。図3(B)は、比較のために、特許文献1に開示された数値実施例1を用いて発明者が求めた歪曲係数を示す図である。図3(A)、図3(B)のtotalは、全系の歪曲係数であり、比較例に対して第1の実施例のズームレンズは、中間、望遠端における歪曲収差を増大させることなく、広角端における歪曲を抑えられていることがわかる。
以下、第1の実施例のズームレンズにおける光学特性を説明する。以下の第2〜第6の実施例のズームレンズの光学特性も同様である。
従来のズームレンズは、軸外主光線の光軸からの高さが高く、且つ、強い負の屈折力を有する第2レンズ群で発生する負の歪曲収差が、軸外主光線の光軸からの高さが低く、且つ、弱い正の屈折力を有する第1レンズ群で発生する正の歪曲収差よりも大きかった。この結果、全系で発生する収差として、第2レンズ群により発生する負の歪曲が残るため、広角端において負の歪曲収差に対する補正が十分ではなかったと考えられる。
そこで、第1の実施例のズームレンズZLは、第1レンズ群10の主平面における軸外主光線の光軸からの高さを高くするために、広角端における第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔を従来例よりも大きくしている。
即ち、広角端における第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔をe12wとし、ズームレンズZLの光軸方向において、最も拡大側に配置されたレンズの拡大側の面頂点と最も縮小側に配置されたレンズの縮小側の面頂点との間隔をLとするとき、
0.15<e12w/L<0.25 (1a)
を満足する。
より好ましくは、(1a)に代えて、
0.18<e12w/L<0.22 (1b)
を満足するのがよい。
以下、最も拡大側に配置されたレンズの拡大側の面頂点と最も縮小側に配置されたレンズの縮小側の面頂点との間隔をレンズ構成長と記す。
条件式(1a)の下限値を超えると、第1レンズ群10の主点と第2レンズ群20の主点との間隔が近くなるため、h_差(第1レンズ群10の主平面における軸外主光線の光軸からの高さと第2レンズ群20の主平面における軸外主光線の高さの差)が減る。この結果、広角端において第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差が、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差を打ち消すには不十分なものとなってしまう。
一方で、条件式(1a)の上限値を超えると、第1レンズ群10の主平面における軸外主光線の光軸からの高さが過剰に大きくなるため、広角端において第1レンズ群10によって発生した正の歪曲収差が残ってしまう。
さらに、ズームレンズZLは、広角端における第2レンズ群20と絞りSTとの主点間隔をe2w、レンズ構成長をLとするとき、
0.15<e2w/L<0.25 (2a)
を満足する。
より好ましくは、(2a)に代えて、
0.18<e2w/L<0.22 (2b)
を満足するのがよい。
条件式(2a)の下限値を超えると、絞りSTに第2レンズ群20が近づいてしまうため、第2レンズ群20の主平面を通る軸外主光線の光軸からの高さが小さくなり過ぎる。その結果、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差が第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差に対して小さくなってしまうため、広角端において、第1レンズ群10で発生する歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(2a)の上限値を超えると、絞りSTから第2レンズ群20が離れてしまうため、第2レンズ群20の主平面を通る軸外主光線の光軸からの高さが大きくなり過ぎる。この結果、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差が第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差に対して大きくなり、広角端において第2レンズ群20で発生した歪曲収差が残ってしまう。
本発明は、条件式(1a)と条件式(2a)を満足することにより、従来よりも第1レンズ群10において正の歪曲収差を大きく発生させる事が出来るので、第2レンズ群20において発生する負の歪曲収差を打ち消す事ができる。言い換えれば、第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差と、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差のバランスがとれる構成とすることで広角端における歪曲収差の良好な補正を実現した。
続いて、広角端において得られる十分な歪曲収差の補正のバランスを、望遠端でも維持する為の構成について述べる。
ズームレンズZLは、望遠端における歪曲収差も十分に低減するために、望遠端における第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔をe12t、レンズ構成長をLとするとき、
0.25<e12t/L<0.40 (3a)
を満足することが好ましい。
より好ましくは、上記(3a)に代えて、
0.30<e12t/L<0.35 (3b)
を満足するのがよい。
条件式(3a)の下限値を超えると、第1レンズ群10と第2レンズ群20が近づいてしまうため、h_差が減ってしまう。この結果、望遠端において第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差が、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差を打ち消すには不十分なものとなる。
一方で、条件式(3a)の上限値を超えると、第1レンズ群10を通る軸外主光線の光軸からの高さが過剰に大きくなってしまうので、望遠端において、第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差が残ってしまう。
さらに、ズームレンズZLは、望遠端における第2レンズ群20と絞りSTの主点間隔をe2t、レンズ構成長をLとするとき、
0.03<e2t/L<0.11 (4a)
を満足する。
より好ましくは、上記(4a)に代えて、
0.05<e2t/L<0.09 (4b)
を満足するのがよい。
条件式(4a)の下限値を超えると、絞りSTと第2レンズ群20が近づいてしまうため、第2レンズ群20を通る軸外主光線の光軸からの高さが小さくなり過ぎる。この結果、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差が、第1レンズ群10で発生する歪曲収差に対して小さくなり、望遠端において、第1レンズ群10の歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(4a)の上限値を超えると、絞りSTから第2レンズ群20が離れてしまうため、第2レンズ群20を通る軸外主光線の光軸からの高さが大きくなり過ぎてしまう。この結果、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差が、第1レンズ群10で発生する歪曲収差に対して大きくなり、望遠端における第2レンズ群20の歪曲収差が残ってしまう。
本発明のズームレンズZLは、上記条件式(1a)から(4a)を満足することで、広角端における良好な歪曲収差の補正効果に加えて、望遠端において、ある程度の歪曲収差の補正効果を得ることができる。
しかし、ズームレンズZLは、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群10が固定であるのに対し、第2レンズ群20が縮小側へ移動する。そして、第2レンズ群20における歪曲収差の発生量の変化が、第1レンズ群10に対して大きい。その結果、上記条件式(1a)から(4a)だけでは、望遠端において第1レンズ群10と第2レンズ群20の歪曲収差のバランスを良好に維持する事が困難である。
そこで、本発明のズームレンズZLは、さらに、広角端における第1レンズ群10と第2レンズ群20の歪曲収差のバランスを望遠端においても良好に維持するため、以下のような構成としている。即ち、従来のズームレンズのように、望遠端において、第1レンズ群10と第2レンズ群20の互いの歪曲収差の打ち消し作用によって、全系における歪曲収差の多くを低減させるのではない。本発明のズームレンズは、変倍の際に第1レンズ群10と第2レンズ群20において発生する歪曲量の変化を、変倍の際に移動するレンズ群のうち、絞りよりも縮小側に位置する変倍レンズ群で補正している。この結果、望遠端でも全系の歪曲収差を低減させることが可能となる。
具体的には、正の屈折力の第5レンズ群50は、拡大側から縮小側へ向かって順に、負レンズG12と正レンズG13から成る接合レンズAと、負レンズG14と正レンズG15から成る接合レンズBを有する。さらに、接合レンズAと接合レンズBの接合面は、拡大側に凸形状である。この構成により、第5レンズ群50は正の屈折力ではあるものの、負レンズ相当の歪曲を発生させている。さらに、接合レンズAを構成する負レンズの屈折率をNn、正の屈折力のレンズの屈折率をNpとするとき、
0.15<Nn−Np<0.35 (5a)
を満足する。
より好ましくは、(5a)に代えて、
0.19<Nn−Np<0.32 (5b)
を満足すると良い。
条件式(5a)の下限値を超えると、接合レンズにおける正の屈折力が強くなり、第5レンズ群50で発生する負の歪曲収差が弱まってしまうため、歪曲収差の補正が困難となる。
一方で、条件式(5a)の上限値を超えると、接合レンズにおける負の屈折力が強くなり、第5レンズ群50で発生する負の歪曲収差が過剰なものとなり、全系で負の歪曲収差が残ってしまう。
第1の実施例においては、第5レンズ群50が2つの接合レンズA、Bを有しているが、上記条件式(5a)を満足する正レンズと負レンズが接合され、接合面が拡大側に凸形状であれば、接合レンズが1つのみであっても、本発明の効果を得ることができる。
そして条件式(5a)を満足する接合レンズを含む第5レンズ群50を、広角端から望遠端への変倍の際に、第2レンズ群20が移動する方向とは逆の拡大側へ移動させる。
これにより、第2レンズ群20が変倍に際して縮小側へ移動する為に、第2レンズ群20を通る軸外主光線の光軸からの高さが低くなる。これに対して、第2レンズ群20と同じ負の歪曲収差を持つ第5レンズ群50が変倍に際して拡大側へ移動する為に、第5レンズ群50を通る軸外主光線の光軸からの高さが低くなる。この結果、第2レンズ群20で発生する歪曲収差の発生量の変化を、第5レンズ群50の歪曲収差の発生量の変化で打ち消す事が可能となる。
以上説明した本発明のズームレンズは、ポジティブリードタイプに見られる負の歪曲収差を、ズーム全域において良好に補正することができる。また、本発明の他の効果として、歪曲収差以外の他の収差の発生もズーム全域において良好に補正されている点が挙げられる。
以下には、より好ましい形態について説明する。
さらに好ましくは、第1レンズ群10の焦点距離をf1、第2レンズ群20の焦点距離をf2、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
1.10<f1/√(fw*ft)<2.20 (6a)
−0.75<f2/√(fw*ft)<−0.30 (7a)
を満足することが好ましい。
より好ましくは、上記(6a)、(7a)に代えて、
1.40<f1/√(fw*ft)<2.10 (6b)
−0.60<f2/√(fw*ft)<−0.50 (7b)
を満足するのが良い。
条件式(6a)の下限値を超えると第1レンズ群10の焦点距離が短くなるので、第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差が、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差を大きく上回り、広角端における第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(6a)の上限値を超えると、第1レンズ群10の焦点距離が長くなってしまうため、最も拡大側に配置されたレンズの径(前玉径)が大きくなるという問題が発生してしまう。
条件式(7a)の下限値を超えると、第2レンズ群20の焦点距離が長くなるので、第2レンズ群20で発生する負の歪曲収差が、第1レンズ群10で発生する正の歪曲収差に対して相対的に小さくなり、広角端において第1レンズ群10の歪曲が残ってしまう。
一方で、条件式(7a)の上限値を超えると、第2レンズ群20の負の歪曲収差が相対的に大きくなってしまうので、広角端において第2レンズ群の歪曲収差が残ってしまう。
更に好ましくは、第2レンズ群20の広角端から望遠端への移動量をX2、第5レンズ群50の広角端から望遠端への移動量をXhとするとするとき、
0.09<X2/L<0.18 (8a)
0.08<Xh/L<0.14 (9a)
を満足するのが良い。
より好ましくは、(8a)、(9a)に代えて、
0.10<X2/L<0.16 (8b)
0.09<Xh/L<0.13 (9b)
を満足するのがよい。
ここで、条件式(8a)の下限値を超えると変倍時の第2レンズ群20の移動量が短くなり過ぎ、歪曲だけでなく変倍時の諸収差補正にも不利となる。
一方で、条件式(8a)の上限値を超えると、第2レンズ群20の移動量が長くなり過ぎ、前玉径と光軸方向のレンズ構成長が大型化してしまう。さらに、歪曲変化量が過剰に発生し全系での歪曲補正が困難となる。
条件式(9a)の下限値を超えると、第5レンズ群50の移動量が短くなり過ぎ、第6レンズ群60での正の歪曲収差が過剰に発生し、全系で正の歪曲収差が残るとともに、その他の収差の補正にも不利となる。
一方で、条件式(9a)の上限値を超えると、第5レンズ群50の移動量が長くなり、光軸方向のレンズ構成長の大型化に繋がるとともに、変倍時の第5レンズ群50における歪曲変化量が過剰となり全系での歪曲補正が困難となってしまう。
更に好ましくは、第5レンズ群50の焦点距離をfh、第6レンズ群60の焦点距離をfLとするとき、
2.25<fh/√(fw*ft)<5.00 (10a)
0.90<fL/√(fw*ft)<1.20 (11a)
を満足するのが良い。
より好ましくは、(10a)、(11a)に代えて、
3.00<fh/√(fw*ft)<4.50 (10b)
0.90<fL/√(fw*ft)<1.10 (11b)
を満足すると良い。
ここで、条件式(10a)の下限値を超えると、第5レンズ群50の焦点距離が短くなり、第5レンズ群50での負の歪曲収差が過剰に発生し全系で負の歪曲収差が残ってしまう。また、第5レンズ群50で発生する諸収差が多くなってしまう。
一方で、条件式(10a)の上限値を超えると、第5レンズ群50の焦点距離が長くなり、第5レンズ群50内のレンズ径の大型化に繋がる。
条件式(11a)の下限値を超えると、第6レンズ群60の焦点距離が短くなり、第6レンズ群60での正の歪曲収差が過剰に発生し、全系で正の歪曲が残る。
一方で、条件式(11b)の上限値を超えると、第6レンズ群60の焦点距離が長くなり第6レンズ群60内のレンズ径の大型化に繋がる。
上記のとおり、第5レンズ群50に加えて、ズーミングのためには不動である最終レンズ群の第6レンズ群60でも歪曲収差を補正する事で、望遠端でも全系の歪曲収差をより良好に低減させることができる。
さらに、第1レンズ群10と第6レンズ群60が条件式(6a)と(11a)を満足する事で、互いの歪曲を打ち消す事が可能となる。また、第1レンズ群10と第6レンズ群60は、共に変倍の際に固定である事から、変倍の際の軸外主光線の光軸からの高さ変化は少ないため、広角端と望遠端の両方で、歪曲収差の打ち消し作用を得ることが出来る。
さらに好ましくは、第6レンズ群60は、正の屈折力を有する第1レンズ群と絞りに対してほぼ対称な位置に配置するのがよい。そうすることで、上記効果をより得ることができる。
更に、広角端において、絞りSTの主点から第5レンズ群50の主点間隔をehwとするとき、
0.01<ehw/L<0.30 (12a)
を満足する。
さらに好ましくは、(12a)に代えて、
0.04<ehw/L<0.29 (12b)
を満足すると良い。
条件式(12a)の下限値を超えると、第5レンズ群50が絞りに近づいてしまうため、軸外主光線の光軸からの高さが減るので、広角端において発生する第5レンズ群50の負の歪曲収差が少なくなり、広角端において正の歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(12a)の上限値を超えると、光軸方向の全長の大型化に加えて第5レンズ群50の軸外主光線の光軸からの高さが過剰に大きくなり、広角端における負の歪曲収差が目立ってしまう。
さらに、広角端において絞りから第6レンズ群60の主点間隔をelwとするとき、
0.25<elw/L<0.45 (13a)
を満足する。
さらに好ましくは、(13a)に代えて、
0.25<elw/L<0.40 (13b)
を満足すると良い。
条件式(13a)の下限値を超えると、第6レンズ群60の軸外主光線の光軸からの高さが減るので、広角端で発生する第6レンズ群60の正の歪曲収差が少なくなり、広角端において負の歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(13a)の上限値を超えると、後玉と全系の大型化に加えて第6レンズ群60の軸外主光線の光軸からの高さが過剰に大きくなる事で、広角端における正の歪曲収差が目立ってしまう。
さらに、望遠端において、絞りSTの主点から第5レンズ群50の主点間隔をehtとするとき、
0.04<eht/L<0.40 (14a)
を満足する。
より好ましくは、(14a)に代えて
0.13<eht/L<0.39 (14b)
を満足すると良い。
条件式(14a)の下限値を超えると、第5レンズ群50の軸外主光線の光軸からの高さが減るので、望遠端における第5レンズ群の負の歪曲収差が少なくなり、望遠端にて正の歪曲収差が残ってしまう。
一方で、条件式(14a)の上限値を超えると、第5レンズ群50の軸外主光線の光軸からの高さが過剰に大きくなる事で光軸方向の系の大型化に加え、第5レンズ群50で発生する負の歪曲収差が望遠端で残ってしまう。
さらに、望遠端において絞りから第6レンズ群60の主点間隔をeltとするとき、
0.25<elt/L<0.50 (15a)
を満足する。
より好ましくは、(15a)に代えて、
0.25<elt/L<0.45 (15b)
を満足すると良い。
条件式(15a)の下限値を超えると、第6レンズ群60の軸外主光線の光軸からの高さが減る事で望遠端における第6レンズ群の正の歪曲収差が少なくなり、望遠端にて負の歪曲が残ってしまう。
一方で、条件式(15a)の上限値を超えると、光軸方向の全系の大型化に加えて、第6レンズ群60で発生する正の歪曲収差が残ってしまう。
以上、広角端と望遠端において条件式(1a)〜(5a)に加えて条件式(6a)〜(15a)の少なくともいずれか1つを満足する構成を取る事で、ズーム全域における歪曲収差のより良好な低減が可能となる。
また、他の効果として、プロジェクターへの応用に必要な長いバックフォーカスの確保やテレセントリックな光線の確保等も得られるという点がある。
また、絞りSTは、開口部を有する遮光板に限られず、レンズを保持する保持部が絞りとして機能している場合は、絞りSTはレンズの保持部であってもよい。また、レンズそのものが絞りとして機能する場合は、絞りSTはレンズの外縁である。
尚、本発明のズームレンズは、特にプロジェクターの投射レンズに好適である。したがって、各数値実施例の広角端、中間、望遠端におけるレンズ群の間隔は、投射画像の対角長が一定となるようにフォーカスレンズを移動させて、投射距離d0を変化させたときの数値を示している。
数値実施例1
単位 mm
面データ
面番号 r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 123.308 9.85 1.487 70.2
2 -106.082 3.16 1.720 46.0
3 -188.372 0.22
4 65.115 4.05 1.516 64.1
5 90.459 d5
6 238.217 1.65 1.603 60.6
7 26.675 7.52
8 -60.008 1.40 1.516 64.1
9 30.708 3.40 1.799 42.2
10 207.738 d10
11(絞り) 0.000 3.83
12 -25.981 1.83 1.698 30.1
13 56.193 7.10 1.696 55.5
14 -46.339 d14
15 -479.991 4.05 1.808 22.7
16 -53.463 d16
17 33.545 4.75 1.808 22.7
18 63.732 4.19
19 -119.184 2.53 1.516 64.1
20 -82.120 3.54
21 92.619 1.72 1.805 25.4
22 20.404 13.75 1.603 60.6
23 -116.593 2.03
24 -38.474 1.95 1.806 33.3
25 38.482 7.35 1.516 64.1
26 -56.368 d26
27 88.275 5.05 1.805 25.4
28 -167.93 3.94
29 ∞ 1.50
30 ∞ 28.00 1.516 64.1
31 ∞ 7.82 1.516 64.1
32 ∞ 2.04
33 ∞ 19.50 1.805 25.4
34 ∞ 3.10
35 ∞ 1.32 1.516 64.1
36 ∞ 2.08
37 ∞ 0.70 1.516 64.1
38 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97093

広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.5995 75.2824 105.6409
Fナンバー 2.28000 2.80000 3.10000
画角 27.4885 19.7573 14.1484
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 175.678 174.557 174.180
BF 71.2418 71.2258 71.2418


ズーム時の間隔変化
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 23.38 35.23 45.63
d10 28.13 15.01 3.65
d14 2.77 2.83 1.26
d16 17.63 8.78 1.59
d26 8.83 17.77 27.13
《実施例2》
本発明の第2の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図を図4に示す。第2の実施例の数値実施例2を以下に示す。数値実施例2の諸収差図を図5に示す。第2の実施例のズームレンズも、条件式(1a)〜(15a)を満足する。
第2の実施例は、第1の実施例に対して、広角端における第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔をより広げている点、第2レンズ群20と絞りSTの主点間隔をより狭めている点が異なる。そして、主点間隔のバランスを変更した分、第2レンズ群20に対する第1レンズ群10の屈折力を弱める事で、第1の実施例と同様に、広角端での歪曲補正の効果を得ている。
また、第2の実施例は、第1の実施例に対して、絞りSTと最も縮小側に配置された第5レンズ群50の主点間隔を狭めている点も異なる。絞りSTと最も縮小側に配置された第5レンズ群50の主点間隔を変更した分、第5レンズ群50の屈折力を他のレンズ群の屈折力に対して相対的に強める事で、第1の実施例と同様に、望遠端における歪曲補正の効果を得ている。即ち、第2の実施例においても、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
数値実施例2
r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 137.355 10.87 1.487 70.2
2 -85.487 2.39 1.717 47.9
3 -146.952 0.27
4 66.896 3.94 1.516 64.1
5 90.039 d5
6 239.836 2.38 1.603 60.6
7 35.833 5.69
8 -61.996 1.56 1.516 64.1
9 39.490 2.84 1.786 44.2
10 87.643 d10
11絞り ∞ 5.84
12 -24.461 2.52 1.699 30.1
13 67.213 6.31 1.713 53.9
14 -43.675 d14
15 -261.846 3.87 1.808 22.8
16 -50.145 d16
17 33.034 5.96 1.808 22.8
18 86.920 3.48
19 -140.997 6.22 1.516 64.1
20 -82.169 1.08
21 144.726 1.74 1.805 25.4
22 19.564 10.83 1.603 60.6
23 -91.989 2.33
24 -36.171 3.36 1.806 33.3
25 35.264 7.14 1.516 64.1
26 -55.492 d26
27 74.880 5.30 1.805 25.4
28 -223.659 4.41
29 ∞ 1.50
30 ∞ 28.00 1.516 64.1
31 ∞ 7.82 1.516 64.1
32 ∞ 2.04
33 ∞ 19.50 1.805 25.4
34 ∞ 3.10
35 ∞ 1.32 1.516 64.1
36 ∞ 2.08
37 ∞ 0.70 1.516 64.1
38 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97127

広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.6041 76.2651 105.668
Fナンバー 2.33000 2.80000 3.10000
画角 27.4862 19.5077 14.1448
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 172.546 171.402 171.016
BF 71.7240 71.7240 71.7240

ズーム時の間隔
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 24.81 35.93 46.06
d10 22.82 11.24 3.08
d14 1.24 1.91 0.72
d16 25.84 11.77 1.03
d26 1.89 14.60 24.18
《実施例3》
本発明の第3の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図を図6に示す。第3の実施例の数値実施例3を以下に示す。そして、数値実施例3の諸収差図を図7に示す。第3の実施例のズームレンズも、条件式(1a)〜(15a)を満足する。
第3の実施例は、第1、第2の実施例に対して、より明るいFnoの確保を目的とした設計例である。明るいFnoを確保しつつ、歪曲収差補正を実現するために、第5レンズ群50が有する硝子を3枚増やした点が、第1、第2の実施例と異なる。これにより、Fnoをより明るくしつつ、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
数値実施例3
r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 112.357 10.72 1.487 70.2
2 -104.562 3.23 1.723 37.9
3 -184.573 0.29
4 56.801 4.00 1.487 70.2
5 84.267 d5
6 40.497 3.34 1.487 70.2
7 23.564 3.78
8 54.033 3.07 1.487 70.2
9 32.059 5.94
10 -115.830 1.54 1.487 70.2
11 26.056 4.68 1.785 44.2
12 143.683 1.92
13 -60.194 1.39 1.772 49.6
14 -913.783 d14
15絞り ∞ 4.95
16 -25.625 1.67 1.698 30.1
17 174.295 6.03 1.729 54.6
18 -42.408 d18
19 -133.041 4.11 1.808 22.7
20 -45.261 d20
21 36.945 6.26 1.808 22.7
22 114.965 1.54
23 -3067.535 8.34 1.729 54.6
24 -111.850 2.55
25 -216.994 2.37 1.805 25.4
26 22.188 8.10 1.603 60.6
27 -88.734 1.37
28 -41.221 1.94 1.806 33.2
29 42.108 6.53 1.487 70.2
30 -62.148 7.74
31 2998.418 3.47 1.497 81.5
32 -107.524 d32
33 79.808 5.30 1.805 25.4
34 -414.794 4.50
35 ∞ 1.50
36 ∞ 28.00 1.516 64.1
37 ∞ 7.82 1.516 64.1
38 ∞ 2.04
39 ∞ 19.50 1.805 25.4
40 ∞ 3.10
41 ∞ 1.32 1.516 64.1
42 ∞ 2.08
43 ∞ 0.70 1.516 64.1
44 ∞ 1.24

各種データ

ズーム比 1.96795

広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.7698 78.4359 105.816
Fナンバー 2.04502 2.50000 2.80000
画角 27.4047 18.9777 14.1253
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 172.006 171.119 170.820
BF 71.8154 71.8154 71.8154

ズーム時の間隔
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 10.84 20.19 27.08
d14 28.39 12.80 1.70
d18 1.89 2.16 1.04
d20 12.50 5.21 0.90
d32 2.20 14.57 23.90
《実施例4》
本発明の第4の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図を図8に示す。第4の実施例の数値実施例4を以下に示す。そして、数値実施例4の諸収差図を図9に示す。第4の実施例のズームレンズも、条件式(1a)〜(15a)を満足する。
第4の実施例も、第3の実施例と同様に、第1の実施例に対してより明るいFnoとすることを目的とした設計例である。
第3の実施例と異なる点は、広角端と望遠端それぞれにおいて、第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔がより広い点、第1レンズ群10と第2レンズ群20の屈折力が弱い点である。さらに、第2レンズ群20のズーム移動量が大きい点、最も縮小側の第5レンズ群50のズーム移動量が短い点である。
第4の実施例のズームレンズも、第1の実施例のズームレンズと同様の効果を得ることができる。
数値実施例4
r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 81.183 14.04 1.487 70.2
2 -114.691 4.23 1.723 37.9
3 -308.109 4.56
4 59.709 6.99 1.487 70.2
5 55.751 d5
6 44.277 1.48 1.487 70.2
7 22.321 3.77
8 45.199 1.32 1.487 70.2
9 31.665 5.36
10 -80.699 1.53 1.487 70.2
11 25.482 4.99 1.785 44.2
12 158.250 1.52
13 -97.934 1.34 1.772 49.6
14 -185.530 d14
15絞り ∞ 4.91
16 -25.572 1.63 1.698 30.1
17 86.629 6.85 1.729 54.6
18 -43.241 d18
19 -127.233 3.94 1.808 22.7
20 -47.086 d20
21 36.381 6.98 1.808 22.7
22 114.965 1.52
23 11107.850 8.66 1.729 54.6
24 -112.994 2.47
25 -240.893 2.68 1.805 25.4
26 21.369 8.26 1.603 60.6
27 -80.911 1.56
28 -38.060 1.92 1.806 33.2
29 39.704 6.69 1.487 70.2
30 -56.393 0.95
31 -160.674 2.23 1.497 81.5
32 -92.096 d32
33 86.775 4.23 1.805 25.4
34 -207.912 2.83
35 ∞ 1.50
36 ∞ 28.00 1.516 64.1
37 ∞ 7.82 1.516 64.1
38 ∞ 2.04
39 ∞ 19.50 1.805 25.4
40 ∞ 3.10
41 ∞ 1.32 1.516 64.1
42 ∞ 2.08
43 ∞ 0.70 1.516 64.1
44 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97578

広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.2149 74.0379 105.141
Fナンバー 2.04502 2.50000 2.80000
画角 27.6795 20.0827 14.2149
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 175.889 174.103 173.503
BF 70.1424 70.1424 70.1424

ズーム時の間隔
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 9.74 23.23 37.57
d14 30.40 14.85 0.05
d18 3.17 2.98 0.93
d20 13.81 5.40 0.63
d32 2.16 11.03 17.72
《実施例5》
本発明の第5の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図を図10に示す。第5の実施例の数値実施例5を以下に示す。そして、数値実施例5の諸収差図を図11に示す。第5の実施例のズームレンズも、条件式(1a)〜(15a)を満足する。
第5の実施例も、第3の実施例と同様に、第1の実施例に対してより明るいFnoとすることを目的とした設計例である。
第5の実施例のズームレンズが、第3の実施例のズームレンズと異なる点は、広角端と望遠端のそれぞれで第1レンズ群10と第2レンズ群20の主点間隔をより狭くした点である。さらに、絞りSTと最も縮小側に位置する第5レンズ群50との主点間隔と、絞りSTと最終レンズ群としての第6レンズ群60との主点間隔をより広くしている点である。
第5の実施例のズームレンズも、第1の実施例のズームレンズと同様の効果を得ることができる。
数値実施例5
r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 203.054 7.16 1.487 70.2
2 -110.110 3.24 1.723 37.9
3 -162.644 0.23
4 53.130 4.28 1.487 70.2
5 89.152 d5
6 39.195 2.96 1.487 70.2
7 24.024 4.18
8 56.203 3.86 1.487 70.2
9 31.839 5.40
10 -115.883 1.54 1.487 70.2
11 26.032 4.88 1.785 44.2
12 163.493 1.94
13 -64.582 1.38 1.772 49.6
14 -395.315 d14
15絞り ∞ 4.90
16 -26.308 1.62 1.698 30.1
17 135.086 6.60 1.729 54.6
18 -42.063 d18
19 -128.365 4.03 1.808 22.7
20 -46.560 d20
21 37.117 6.33 1.808 22.7
22 114.965 1.60
23 21298.686 9.38 1.729 54.6
24 -109.960 1.82
25 -220.324 3.22 1.805 25.4
26 22.020 7.74 1.603 60.6
27 -91.209 1.38
28 -41.557 2.84 1.806 33.2
29 40.892 9.60 1.487 70.2
30 -68.370 8.76
31 -806.429 3.91 1.497 81.5
32 -107.099 d32
33 79.671 5.60 1.805 25.4
34 -417.506 1.62
35 ∞ 1.50
36 ∞ 28.00 1.516 64.1
37 ∞ 7.82 1.516 64.1
38 ∞ 2.04
39 ∞ 19.50 1.805 25.4
40 ∞ 3.10
41 ∞ 1.32 1.516 64.1
42 ∞ 2.08
43 ∞ 0.70 1.516 64.1
44 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.96774

広角端 中間 望遠端
焦点距離 53.7358 81.2292 105.738
Fナンバー 2.04502 2.50000 2.80000
画角 27.4214 18.3364 14.1356
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 174.969 174.019 173.699
BF 68.9239 68.9239 68.9239

ズーム時の間隔
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 8.53 19.66 25.75
d14 30.29 11.03 0.60
d18 3.26 2.47 0.33
d20 9.31 4.31 0.68
d32 3.19 16.16 25.95
《実施例6》
本発明の第6の実施例のズームレンズと、ズームレンズと光変調素子との間に配置された光学素子の断面図を図12に示す。第6の実施例の数値実施例6を以下に示す。そして、数値実施例の諸収差図を図13に示す。第6の実施例のズームレンズも、条件式(1a)〜(15a)を満足する。
第6の実施例は、第1の実施例に対して、5つのレンズ群からなる点が異なり、第1の実施例の変倍レンズ群に相当するレンズ群は第4レンズ群40、最終レンズ群に相当するレンズ群は第5レンズ群50である。また、第6の実施例は、第1の実施例よりも明るいFnoとすることを目的とした設計例である。
レンズ群の数を一つ減らした事により、第1レンズ群10と第2レンズ群20の屈折力が、6つのレンズ群からなるズームレンズよりも強くなっている。
第6の実施例のズームレンズも、第1の実施例のズームレンズと同様の効果を得ることができる。
数値実施例6
r d nd vd
OBJ ∞ d0
1 85.594 13.54 1.487 70.2
2 -85.594 3.34 1.723 37.9
3 -172.821 3.02
4 42.298 5.33 1.487 70.2
5 66.644 d5
6 44.977 1.73 1.487 70.2
7 19.277 4.27
8 38.275 2.11 1.487 70.2
9 32.641 8.74
10 -92.509 1.65 1.487 70.2
11 21.145 4.84 1.785 44.2
12 64.071 3.55
13 -53.730 5.02 1.772 49.6
14 624.016 d14
15絞り ∞ 1.14
16 -178.597 1.84 1.698 30.1
17 103.393 5.39 1.729 54.6
18 -65.027 0.67
19 197.887 3.19 1.808 22.7
20 -326.338 d20
21 37.154 4.76 1.808 22.7
22 45.299 2.84
23 126.978 8.03 1.729 54.6
24 -189.398 1.48
25 491.100 3.76 1.805 25.4
26 32.703 5.15 1.603 60.6
27 -519.550 2.31
28 -45.293 3.55 1.806 33.2
29 45.293 6.16 1.487 70.2
30 -73.442 1.69
31 -114.289 3.63 1.497 81.5
32 -44.423 d32
33 74.760 5.89 1.805 25.4
34 -418.278 5.78
35 ∞ 1.50
36 ∞ 28.00 1.516 64.1
37 ∞ 7.82 1.516 64.1
38 ∞ 2.04
39 ∞ 19.50 1.805 25.4
40 ∞ 3.10
41 ∞ 1.32 1.516 64.1
42 ∞ 2.08
43 ∞ 0.70 1.516 64.1
44 ∞ 1.24

各種データ
ズーム比 1.97000

広角端 中間 望遠端
焦点距離 54.1236 60.0793 106.090
Fナンバー 2.04502 2.50000 2.80000
画角 27.2323 24.6192 14.0891
像高 13.1100 13.1100 13.1100
レンズ構成長 165.181 164.648 164.468
BF 73.0882 73.0882 73.0882


ズーム時の間隔
広角端 中間 望遠端
d 0 5390.00 8460.00 10500.00
d 5 3.07 5.56 19.08
d14 20.43 18.54 5.62
d20 21.90 15.76 3.52
d32 1.14 6.15 17.60
ここで、第1の実施例から第6の実施例における条件式(1a)〜(15a)の値を、表7にまとめて記載する。Nn−Npの行の各セルにおいて、カンマで区切られた左側の値は、接合レンズAのNn−Npの値、右側の値は、接合レンズBのNn−Npの値である。

《実施例7》
図14に、第1から第6の実施例のうちのいずれかのズームレンズを用いたプロジェクター101の概略構成図を示す。ズームレンズ103は、光源からの光を用いて照明される光変調素子として液晶パネル105R、105G、105Bからの変調光をスクリーン等の被投射面104に投射する投射レンズとして機能する。
10 第1レンズ群
20 第2レンズ群
50 変倍レンズ群
60 最終レンズ群
A 接合レンズ

Claims (5)

  1. 拡大側から縮小側へ順に、
    正の屈折力を有し、ズーミングのためには不動の第1レンズ群と、
    負の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第2レンズ群と、
    絞りと、
    負の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第3レンズ群と、
    正の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第4レンズ群と、
    正の屈折力を有し、ズーミングのために移動する第5レンズ群と、
    正の屈折力を有し、ズーミングのためには不動の第6レンズ群から構成され
    広角端から望遠端へのズーミングの際に、前記第2レンズ群は縮小側へ移動し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群は拡大側へ移動することで互いに隣接するレンズ群間の間隔が変化し
    前記第5レンズ群は、接合レンズを含み、前記接合レンズは、拡大側から順に負レンズと正レンズが接合されており、前記接合レンズの接合面は拡大側に凸形状であり、
    前記負レンズの屈折率をNn、前記正レンズの屈折率をNpとするとき、
    0.15<Nn−Np<0.35
    を満足し、
    広角端における前記第1レンズ群の主点と前記第2レンズ群の主点の間隔をe12w、広角端における前記第2レンズ群の主点と前記絞りとの間隔をe2w、望遠端における前記第1レンズ群の主点と前記第2レンズ群の主点の間隔をe12t、望遠端における前記第2レンズ群の主点と前記絞りとの間隔をe2t、最も拡大側に配置されたレンズの拡大側の面頂点と最も縮小側に配置されたレンズの縮小側の面頂点との間隔をLとするとき、
    0.15<e12w/L<0.25
    0.15<e2w/L<0.25
    0.25<e12t/L<0.40
    0.03<e2t/L<0.11
    を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記第2レンズ群の焦点距離をf2、前記第5レンズ群の焦点距離をfh、前記第6レンズ群の焦点距離をfL、広角端における全系の焦点距離をfw、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    1.10<f1/√(fw*ft)<2.20
    −0.75<f2/√(fw*ft)<−0.30
    2.25<fh/√(fw*ft)<5.00
    0.90<fL/√(fw*ft)<1.20
    を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 広角端から望遠端へのズーミングのための前記第2レンズ群の移動量をX2、前記第5レンズ群の移動量をXhとするとき、
    0.09<X2/L<0.18
    0.08<Xh/L<0.14
    を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 広角端における前記絞りと前記第5レンズ群の主点との間隔をehw、望遠端における前記絞りと前記第5レンズ群の主点との間隔をeht、広角端における前記絞りと前記第6レンズ群の主点との間隔をelw、望遠端における前記絞りと前記第6レンズ群の主点との間隔をeltとするとき、
    0.01<ehw/L<0.30
    0.25<elw/L<0.45
    0.04<eht/L<0.40
    0.25<elt/L<0.50
    を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 光源からの光を変調する光変調素子と、
    前記光変調素子からの変調光を被投射面に投射する請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズを有することを特徴とするプロジェクター。
JP2012203003A 2012-09-14 2012-09-14 ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター Expired - Fee Related JP6016544B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203003A JP6016544B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター
US14/025,568 US8891174B2 (en) 2012-09-14 2013-09-12 Zoom lens and projector using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012203003A JP6016544B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014059360A JP2014059360A (ja) 2014-04-03
JP6016544B2 true JP6016544B2 (ja) 2016-10-26

Family

ID=50274208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012203003A Expired - Fee Related JP6016544B2 (ja) 2012-09-14 2012-09-14 ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8891174B2 (ja)
JP (1) JP6016544B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3159726B1 (en) 2015-10-20 2024-07-03 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and image pickup apparatus including the same
US9904043B2 (en) 2015-10-20 2018-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens and image pickup apparatus including the same
JP2017146519A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 富士フイルム株式会社 撮像レンズおよび撮像装置
JP6672015B2 (ja) * 2016-03-03 2020-03-25 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP6701246B2 (ja) * 2018-02-27 2020-05-27 キヤノン株式会社 光学系及び撮像装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57208522A (en) * 1981-06-19 1982-12-21 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Zoom lens capable of close-up photographing
JPS6385516A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 Canon Inc 小型のズ−ムレンズ
US6124972A (en) * 1994-03-18 2000-09-26 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens having an image stabilizing function
JP3959869B2 (ja) * 1998-07-17 2007-08-15 ソニー株式会社 ズームレンズ及びカメラ
JP4146134B2 (ja) 2002-02-18 2008-09-03 株式会社シグマ ズームレンズ
JP2003287680A (ja) 2002-03-28 2003-10-10 Minolta Co Ltd 撮像レンズ装置
JP2004117827A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Minolta Co Ltd 撮像装置
JP2005055625A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Ricoh Co Ltd ズームレンズとカメラ装置並びにプロジェクター
JP2005309061A (ja) 2004-04-21 2005-11-04 Canon Inc バックフォーカスの長いテレセントリック望遠ズームレンズ
JP5387392B2 (ja) * 2009-12-25 2014-01-15 ソニー株式会社 ズームレンズ及び撮像装置
JP5208185B2 (ja) * 2010-11-16 2013-06-12 キヤノン株式会社 ズームレンズおよび光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
US8891174B2 (en) 2014-11-18
JP2014059360A (ja) 2014-04-03
US20140078598A1 (en) 2014-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2693250B1 (en) Wide-angle projecting optical system
JP4380086B2 (ja) ズームレンズ
JP5152833B2 (ja) 投影用ズームレンズおよび投写型表示装置
US10139606B2 (en) Zoom lens for forming high-definition image and image projection apparatus having the same
JP4989079B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する画像投射装置
JP5107640B2 (ja) 投写型ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5486415B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
US8699152B2 (en) Projection zoom lens and projection display apparatus
CN103592748B (zh) 缩放投射光学系统以及图像投影装置
US9069156B2 (en) Zoom lens and image pickup apparatus having the same
JP6016544B2 (ja) ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター
WO2013171995A1 (ja) 投写用変倍光学系および投写型表示装置
JP5642868B2 (ja) 投写用ズームレンズおよび投写型表示装置
JP5335626B2 (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP5887175B2 (ja) 投射用ズームレンズおよびプロジェクタ装置
JP5307655B2 (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
JP2010122536A (ja) ズームレンズ
JP5363248B2 (ja) 投写型可変焦点レンズおよび投写型表示装置
US12092804B2 (en) Optical system, optical apparatus and method for manufacturing the optical system
JP3113260U (ja) 投影レンズ
US20140177070A1 (en) Zoom lens and imaging apparatus
JP2004138640A (ja) 投射用ズームレンズ
JP6025471B2 (ja) ズームレンズ、及びそれを用いたプロジェクター
US9013800B2 (en) Zoom lens and imaging apparatus
WO2020137884A1 (ja) 投射光学系およびプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160927

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6016544

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees