JP4380086B2 - ズームレンズ - Google Patents

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    • G02B15/1465Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups the first group being negative

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はズームレンズに関するものであり、例えばデジタル・マイクロミラー・デバイス(Digital Micromirror Device,以下「DMD」と称する。)を表示素子として、その画像をスクリーン上に投影するプロジェクター用の投影光学系として好適なズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、会議でのプレゼンテーション,家庭でのBSデジタル放送・ホームシアター等で、DMDを表示素子とした小型で高性能なプロジェクターが急速に普及しつつある。DMDを用いることで表示素子の小型化・高解像度化が進むに伴い、投影用のズームレンズにも小型化・高性能化が求められている。しかし、DMDの表示画像を投影するためのズームレンズには、光束分離用のTIR(Total Internal Reflection)プリズムを挿入するための長いバックフォーカスが必要とされる。しかも小型で諸収差(倍率色収差等)が十分に補正されている必要があり、狭い室内で大画面を映し出すことができるように広角化が要求される場合もある。
【0003】
プロジェクター用としては5成分のズームレンズが種々提案されている。例えば、特開平11-101940号公報で提案されているズームレンズは負・正・正・負・正から成り、変倍時に第2群〜第4群が移動し、望遠端から広角端への変倍時には第4群がスクリーン側へ移動する構成になっている。米国特許第6,137,638号明細書で提案されているズームレンズは負・正・正・負・正から成り、望遠端から広角端への変倍時に第2群と第3群が表示素子側へ移動し、第4群がスクリーン側へ移動する構成になっている。特開平11-190821号公報で提案されているズームレンズは負・正・負・正・正から成り、変倍時には主に第2群〜第4群が移動する構成になっている。特開2000-137165号公報で提案されているズームレンズは、負・正・正・負・正から成り、変倍時には第2群〜第4群が移動し、望遠端から広角端への変倍時には第4群が絞りと共に縮小側へ移動する構成になっている。特開2000-292701号公報で提案されているズームレンズは負・正・正・負・正から成り、変倍時には第2群〜第4群が移動し、負のメニスカスレンズ1枚で構成された第4群が変倍時に縮小側へ移動する構成になっている。また、負・正・正・負・正・正から成る6成分のズームレンズが特開2001-108900号公報で提案されており、そのズームレンズは第3群に絞りを有し、変倍時に第2群,第3群及び第5群が移動する構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記各従来例は主に液晶素子画像を投影するためのズームレンズであるため、小型ではあるものの歪曲収差,倍率色収差等の補正が不十分であり、バックフォーカスも短くなっている。例えば、特開平11-101940号公報で提案されているズームレンズは、歪曲収差,高次の倍率色収差,非点隔差等の補正が不十分である。米国特許第6,137,638号明細書で提案されているズームレンズは、1.25倍というズーム比の割には変倍による歪曲収差の変動が大きく非点隔差も大きくなっている。
【0005】
特開平11-190821号公報で提案されているズームレンズは、倍率色収差,歪曲収差等の補正が不十分であり、DMDのように小型で高解像力の表示素子には適していない。また第4群の正の屈折力が大きく、主変倍群である第2群に絞りがついているため、ズーム比を大きくした場合にはテレセントリック性を保ちにくいという問題もある。特開2000-137165号公報で提案されているズームレンズは、非点隔差が大きく歪曲や倍率色収差の補正が不十分である。特開2000-292701号公報で提案されているズームレンズでは、高屈折率・高分散ガラスを構成枚数13枚中4枚又は5枚使用することで倍率色収差等を補正している。しかしこのようなガラスは着色度が悪く、多用すると青の透過率が低くなるので、高画質が求められる投影光学系には適していない。また、ズーム比の割には変倍による歪曲収差の変動量が大きいという問題もある。
【0006】
特開2001-108900号公報で提案されているズームレンズには、倍率色収差,歪曲収差が大きいという問題がある。さらに非点隔差も大きく、DMDを表示素子とする投影光学系には向いていない。また第5群の正の屈折力が大きく、絞りが第3群と共に移動するため、変倍中絞りより後群の前側焦点距離位置と絞り位置が一致しにくいという問題がある。また第1群〜第4群の負の屈折力が大きく、アフォーカル系からやや離れているため、軸外性能を良好に保ちながら長いバックフォーカスを得るには難しい構成となっている。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、バックフォーカスが長く、小型で諸収差が良好に補正されたズームレンズを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明のズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力の第1群と、正の屈折力の第2群と、正の屈折力の第3群と、負の屈折力の第4群と、正又は負の屈折力の第5群と、正の屈折力の第6群と、の6成分から成り、縮小側に略テレセントリックなズームレンズであって、望遠端から広角端への変倍時に前記第3群と前記第5群が拡大側から縮小側へ移動し、前記第4群に絞りを有し、前記絞りが前記絞りよりも縮小側のレンズ系から成る後群のほぼ拡大側焦点距離位置に配置され、前記第1群から前記第4群までのレンズ系がほぼアフォーカル系を構成し、以下の条件式(6)〜(10)を満たすとともに、前記第5群が以下の条件式(11)及び(12)を満たす正レンズを少なくとも1枚含むことを特徴とする。
0.5<Tsp/(fa−FH)<1.4 …(6)
-0.1<fw・φ5<0.3 …(7)
-0.2<fw・φ1-4<0.3 …(8)
0.2<T4-5/Bf<1.0 …(9)
0.8<Bf/fw<3.0 …(10)
0.7<ΔP5<6.0 …(11)
60<ν(5)<100 …(12)
ただし、
Tsp:広角端での絞りから絞りの縮小側直後のレンズ面頂点までの軸上間隔、
fa:広角端での後群の焦点距離、
FH:広角端での絞りの縮小側直後のレンズ面頂点から後群の拡大側主点位置までの軸上間隔、
fw:広角端での全系の焦点距離、
φ5:第5群の屈折力、
φ1-4:広角端での第1群から第4群までの合成屈折力、
T4-5:広角端での第4群と第5群との間のレンズ面間隔、
Bf:空気換算されたバックフォーカス、
ΔP5={Θ−(0.6444−0.001689)・ν(5)}×100,
Θ=(ng−nF)/(nF−nC),
ng:g線(波長:435.84nm)に対する屈折率、
nF:F線(波長:486.13nm)に対する屈折率、
nd:d線(波長:587.56nm)に対する屈折率、
nC:C線(波長:656.28nm)に対する屈折率、
ν(5):第5群を構成する正レンズのアッベ数νd、
νd=(nd−1)/(nF−nC),
である。
【0009】
第2の発明のズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力の第1群と、正の屈折力の第2群と、正の屈折力の第3群と、負の屈折力の第4群と、正又は負の屈折力の第5群と、正の屈折力の第6群と、の6成分から成り、縮小側に略テレセントリックなズームレンズであって、望遠端から広角端への変倍時に、前記第3群と前記第5群が拡大側から縮小側へ移動し、前記第2群と前記第3群との間隔が増大し、前記第4群と前記第5群との間隔が増大し、前記第4群に絞りを有し、以下の条件式(1)〜(4)及び(5a)を満たすことを特徴とする。
0.1<φ2/φ3<1.1 …(1)
-0.6<φ5/φ4<0.5 …(2)
-0.3<φ5/φ3<0.5 …(3)
1.3<|φ1|/φ2<20 …(4)
0.1<fw・φ3≦0.650 …(5a)
ただし、
φ1:第1群の屈折力、
φ2:第2群の屈折力、
φ3:第3群の屈折力、
φ4:第4群の屈折力、
φ5:第5群の屈折力、
fw:広角端での全系の焦点距離、
である。
【0010】
第3の発明のズームレンズは、上記第1の発明の構成において、更に以下の条件式(9a)を満たすことを特徴とする。
0.358≦T4-5/Bf<1.0 …(9a)
ただし、
T4-5:広角端での第4群と第5群との間のレンズ面間隔、
Bf:空気換算されたバックフォーカス、
である。
【0012】
の発明のズームレンズは、上記第1又は第3の発明の構成において、望遠端から広角端への変倍時に、前記第2群と前記第3群との間隔が増大し、前記第4群と前記第5群との間隔が増大し、更に以下の条件式(1)〜(5)を満たすことを特徴とする。
0.1<φ2/φ3<1.1 …(1)
-0.6<φ5/φ4<0.5 …(2)
-0.3<φ5/φ3<0.5 …(3)
1.3<|φ1|/φ2<20 …(4)
0.1<fw・φ3<0.9 …(5)
ただし、
φ1:第1群の屈折力、
φ2:第2群の屈折力、
φ3:第3群の屈折力、
φ4:第4群の屈折力、
φ5:第5群の屈折力、
fw:広角端での全系の焦点距離、
である。
【0013】
の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、望遠端から広角端への変倍時に、前記第1群と前記第2群との間隔が増大することを特徴とする。
【0014】
の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、望遠端から広角端への変倍時に、前記第1群と前記第2群との間隔が減少することを特徴とする。
【0015】
の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、変倍時に前記絞りが前記第4群と共に位置固定であることを特徴とする。
【0016】
の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、変倍時に前記絞りが前記第4群と共に移動することを特徴とする。
【0017】
の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、前記第6群が正レンズのみで構成され以下の条件式(13)を満たすことを特徴とする。
50<ν(6')<100 …(13)
ただし、
ν(6'):第6群を構成する正レンズのアッベ数νdの平均値、
である。
【0018】
10の発明のズームレンズは、上記第1〜第のいずれか1つの発明の構成において、前記第1群を構成している負レンズの少なくとも1面に非球面を有することを特徴とする。また、第11の発明のズームレンズは、上記第1〜第10のいずれか1つの発明の構成において、前記第4群の少なくとも1面に非球面を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施したズームレンズを、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する各実施の形態は、投影装置(特にDMDを搭載した単板式プロジェクター)用の投影光学系(つまり拡大系)として好適なズームレンズであるが、撮像装置(例えばビデオカメラ,デジタルカメラ,デジタルビデオユニット等)用の撮像光学系(つまり縮小系)としても勿論使用可能である。
【0020】
図1〜図12は、第1〜第12の実施の形態のズームレンズにそれぞれ対応するレンズ構成図であり、望遠端(T)でのレンズ配置を光学断面で示している。各レンズ構成図中、矢印mj(j=1,2,3,...)は望遠端(長焦点距離端,T)から広角端(短焦点距離端,W)へのズーミングにおける第j群(Grj)の光軸(AX)に沿った移動をそれぞれ模式的に示している。ただし、ズーミングにおいて位置固定の第j群(Grj)については、その矢印mjを破線で示している。また、各レンズ構成図中、ri(i=1,2,3,...)が付された面は拡大側(つまりスクリーン側)から数えてi番目の面(riに*印が付された面は非球面)であり、diが付された軸上面間隔は、拡大側から数えてi番目の軸上面間隔di(i=1,2,3,...)のうち、ズーミングにおいて変化する可変間隔である。Gi(i=1,2,3,...)は、拡大側から数えてi番目のレンズである。
【0021】
各実施の形態のズームレンズは、拡大側から順に、負の屈折力の第1群(Gr1)と、正の屈折力の第2群(Gr2)と、正の屈折力の第3群(Gr3)と、負の屈折力の第4群(Gr4)と、正又は負の屈折力の第5群(Gr5)と、正の屈折力の第6群(Gr6)と、の6成分を有しており、縮小側(つまり表示素子側)に略テレセントリックな構成になっている。第4群(Gr4)には絞り(ST)が含まれており、第6群(Gr6)の縮小側にはプリズム(P1)と平行平面板(P2)が配置されている。プリズム(P1)は光束分離用のTIRプリズムに相当し、平行平面板(P2)は表示素子(DMD等)のカバーガラスに相当する。なお、各実施の形態のズームレンズを3板式プロジェクターに使用する場合には、色分解・色合成光学系(クロスダイクロプリズム等)もプリズム(P1)に含まれる。
【0022】
各実施の形態において変倍(すなわちズーミング)は各群間隔を変化させることにより行われ、望遠端(T)から広角端(W)への変倍時には、少なくとも第3群(Gr3)と第5群(Gr5)が拡大側(スクリーン側)から縮小側(表示素子側)へ移動する。各実施の形態におけるズーム成分の屈折力配置を表1に示す。なお表1中、屈折力表示に[]括弧が付されたズーム群は変倍時位置固定の固定群であり、その他のズーム群は移動群であることを示している。
【0023】
【表1】
Figure 0004380086
【0024】
第1の実施の形態(図1)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第2群(Gr2)は直線的に移動し、第3群(Gr3)と第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように同移動量で移動する。
【0025】
第2の実施の形態(図2)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第2群(Gr2)は直線的に移動し、第3群(Gr3)と第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0026】
第3の実施の形態(図3)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)と第5群(Gr5)は拡大側にゆるい凸を描くように移動する。
【0027】
第4の実施の形態(図4)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第3群(Gr3)と第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動し、第2群(Gr2)がUターン移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)と第5群(Gr5)は拡大側にゆるい凸を描くように移動するが、第2群(Gr2)の移動では第1群(Gr1)と第2群(Gr2)との間隔(d8)がミドル(中間焦点距離状態,M)で狭くなる。
【0028】
第5の実施の形態(図5)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)と第5群(Gr5)は拡大側にゆるい凸を描くように移動する。
【0029】
第6の実施の形態(図6)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第2群(Gr2)は直線的に移動し、第3群(Gr3)と第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0030】
第7の実施の形態(図7)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動し、第4群(Gr4)が拡大側にゆるい凸を描くようにUターン移動する。このとき、第2群(Gr2)は直線的に移動し、第3群(Gr3)と第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0031】
第8の実施の形態(図8)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)は拡大側にゆるい凸を描くように移動し、第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0032】
第9の実施の形態(図9)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第1群(Gr1)及び第2群(Gr2)が縮小側から拡大側へ移動し、第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第1群(Gr1)と第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)は拡大側にゆるい凸を描くように移動し、第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0033】
第10の実施の形態(図10)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2)が縮小側から拡大側へ移動し、第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)と第5群(Gr5)は拡大側にゆるい凸を描くように移動するが、第1群(Gr1)と第2群(Gr2)との間隔(d8)は望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて狭くなる。
【0034】
第11の実施の形態(図11)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)は拡大側にゆるい凸を描くように移動し、第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0035】
第12の実施の形態(図12)では、望遠端(T)から広角端(W)へのズーミングにおいて、第2群(Gr2),第3群(Gr3)及び第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する。このとき、第3群(Gr3)は直線的に移動し、第2群(Gr2)は拡大側にゆるい凸を描くように移動し、第5群(Gr5)は縮小側にゆるい凸を描くように移動する。
【0036】
DMDの表示画像をスクリーン上に投影する投影光学系には、前述したようにTIRプリズムを挿入できるほどの長いバックフォーカスが必要である。しかも小型で諸収差(倍率色収差等)が十分に補正されている必要がある。各実施の形態では縮小側に略テレセントリックなズームレンズを拡大側から順に負・正・正・負・正又は負・正の6成分で構成し、更に以下の点▲1▼〜▲4▼で改善を加えることにより、TIRプリズムを挿入できるほどの長いバックフォーカスを持ち、小型で諸収差(倍率色収差等)が良好に補正された投影光学系を達成している。
【0037】
▲1▼:望遠端(T)から広角端(W)への変倍において、第2群(Gr2)と第3群(Gr3)との間隔を広げて、第3群(Gr3)を拡大側から縮小側へ移動させる。第3群(Gr3)は絞り(ST)付近に近づくため、第3群(Gr3)に入射する軸外主光線を光軸(AX)上に低く集めることができる。第2群(Gr2)及び第3群(Gr3)を一体で移動させたときよりも、軸外主光線に対する正の屈折作用が小さくなるので、高次の倍率色収差の発生量は小さくなる。
【0038】
▲2▼:望遠端(T)から広角端(W)への変倍において、第4群(Gr4)と第5群(Gr5)との間隔を広げて、第5群(Gr5)を拡大側から縮小側へ移動させる。第5群(Gr5)は表示素子側に近づくため、第5群(Gr5)に入射する軸外主光線の光軸(AX)からの高さを高くすることができる。広角端(W)時には望遠端(T)時よりも軸外主光線に対する正の屈折作用が大きくなるので、特に光軸(AX)から外側に大きくずれるg線を光軸(AX)側に強く戻すことができる。また、第5群(Gr5)の正レンズに異常分散性の強いレンズ材料を使用することで、倍率色収差をより効果的に補正することができる。
【0039】
▲3▼:第4群(Gr4)が絞り(ST)を含み、その絞り(ST)が絞り(ST)よりも縮小側のレンズ系から成る後群(GrR)のほぼ拡大側(つまり前側)焦点位置に配置される。第5群(Gr5)の屈折力を弱い(正又は負)とすることで、第5群(Gr5)の移動により生じる上記後群(GrR)の合成焦点距離の変動を小さくすることができる。また、絞り(ST)を含む第4群(Gr4)が変倍時固定されているか、あるいは若干の移動量を持つようにする。
【0040】
▲4▼:第1群(Gr1)から第4群(Gr4)までのレンズ系でほぼアフォーカル系を構成し、第4群(Gr4)と第5群(Gr5)との間隔を適切に定める。これにより、軸外の性能を維持したまま長いバックフォーカスを容易に得ることができる。
【0041】
上記▲1▼,▲2▼の観点から、望遠端(T)から広角端(W)への変倍時に、第2群(Gr2)と第3群(Gr3)との間隔が増大し、第4群(Gr4)と第5群(Gr5)との間隔が増大し、更に以下の条件式(1)〜(5)を満たすことが望ましい。
0.1<φ2/φ3<1.1 …(1)
-0.6<φ5/φ4<0.5 …(2)
-0.3<φ5/φ3<0.5 …(3)
1.3<|φ1|/φ2<20 …(4)
0.1<fw・φ3<0.9 …(5)
ただし、
φ1:第1群(Gr1)の屈折力、
φ2:第2群(Gr2)の屈折力、
φ3:第3群(Gr3)の屈折力、
φ4:第4群(Gr4)の屈折力、
φ5:第5群(Gr5)の屈折力、
fw:広角端(W)での全系の焦点距離、
である。
【0042】
条件式(1)の下限を超えた場合、第3群(Gr3)による非点収差等の収差発生量が増大し、他群による収差補正が困難になる。条件式(1)の上限を超えた場合、第3群(Gr3)の移動量が増大し、その結果レンズ全長が長くなる。
【0043】
条件式(2)の上限又は下限を超えた場合、第5群(Gr5)の倍率色収差が補正過剰となり、他群での収差補正が困難になる。
【0044】
第3群(Gr3)で主に像面が補正され第5群(Gr5)で主に倍率色収差が補正されるため、条件式(3)を満たすように第3群(Gr3)と第5群(Gr5)との屈折力比を設定すると、非点収差と倍率色収差とのバランスを適切にとることができる。第5群(Gr5)の屈折力が大きくなって条件式(3)の上限又は下限を超えた場合、第5群(Gr5)による倍率色収差の発生量が大きくなり、変倍による収差変動が他群で補正しきれなくなる。また、高次の倍率色収差の発生量が増加する。第3群(Gr3)の屈折力が小さくなって条件式(3)の上限又は下限を超えた場合は、変倍時の第3群(Gr3)の移動量が大きくなり、その結果レンズ全長が長くなる。
【0045】
条件式(4)を満たすように第1群(Gr1)及び第2群(Gr2)の屈折力を設定することにより、第1群(Gr1)でのフォーカシングによる非点収差等の収差変動を小さくすることができる。条件式(4)の上限を超えた場合、第1群(Gr1)の屈折力が相対的に強くなるため、特に歪曲収差が大きくなり、他収差とのバランスをとることが困難になる。また、条件式(4)の下限を超えた場合、フォーカシングの移動量が大きくなるため、非点収差等の補正が困難になる。また、第1群(Gr1)のレンズ径が大型化する。
【0046】
条件式(5)は、主変倍群である第3群(Gr3)の適正な屈折力範囲を規定している。条件式(5)の上限を超えた場合、第3群(Gr3)の移動量は減少するが、変倍時の収差変動が大きくなり補正が困難になる。条件式(5)の下限を超えた場合、収差補正が容易になる反面、第3群(Gr3)の移動量が増大してレンズ全長が長くなる。なお、このような観点から、以下の条件式(5a)を満たすことが更に望ましい。
0.1<fw・φ3≦0.650 …(5a)
【0047】
前述した▲3▼,▲4▼の観点から、第4群(Gr4)に含まれる絞り(ST)が絞り(ST)よりも縮小側のレンズ系から成る後群(GrR)のほぼ拡大側焦点距離位置に配置され、第1群(Gr1)から第4群(Gr4)までのレンズ系がほぼアフォーカル系を構成し、更に以下の条件式(6)〜(10)を満たすことが望ましい。
0.5<Tsp/(fa−FH)<1.4 …(6)
-0.1<fw・φ5<0.3 …(7)
-0.2<fw・φ1-4<0.3 …(8)
0.2<T4-5/Bf<1.0 …(9)
0.8<Bf/fw<3.0 …(10)
ただし、
Tsp:広角端(W)での絞り(ST)から絞り(ST)の縮小側直後のレンズ面頂点までの軸上間隔、
fa:広角端(W)での後群(GrR)の焦点距離、
FH:広角端(W)での絞り(ST)の縮小側直後のレンズ面頂点から後群(GrR)の拡大側主点位置(すなわち前側主点位置)までの軸上間隔、
fw:広角端(W)での全系の焦点距離、
φ5:第5群(Gr5)の屈折力、
φ1-4:広角端(W)での第1群(Gr1)から第4群(Gr4)までの合成屈折力、
T4-5:広角端(W)での第4群(Gr4)と第5群(Gr5)との間のレンズ面間隔、
Bf:空気換算されたバックフォーカス、
である。
【0048】
条件式(6)の上限又は下限を超えた場合、絞り(ST)よりも縮小側のレンズ系から成る後群(GrR)の前側焦点位置から絞り(ST)位置が大きく外れるため、テレセントリック性が悪くなる。
【0049】
条件式(7)の上限又は下限を超えた場合、後群(GrR)の前側焦点位置が変倍により大きく変化するため、テレセントリック性が悪くなる。
【0050】
条件式(8)の下限を超えた場合、第1群(Gr1)から第4群(Gr4)までの合成屈折力が負に大きく外れる。その結果、第6群(Gr6)の正の屈折力が大きくなり、倍率色収差等の収差の発生量が増大する。また、バックフォーカスが必要以上に長くなり、レンズの大型化につながる。条件式(8)の上限を超えた場合、第1群(Gr1)から第4群(Gr4)までの合成屈折力が大きく正にずれるため、バックフォーカスを維持しにくくなる。
【0051】
条件式(9)の上限を超えた場合、軸外の光線が光軸(AX)から外側に大きく外れる。したがって、第5群(Gr5)と第6群(Gr6)のレンズ径が大きくなりレンズ全体が大型化する。条件式(9)の下限を超えた場合、テレセントリック性を維持しにくくなる。なお、このような観点から、以下の条件式(9a)を満たすことが更に望ましい。
0.358≦T4-5/Bf<1.0 …(9a)
【0052】
条件式(10)の下限を超えた場合、TIRプリズムを挿入する空間がなくなる。条件式(10)の上限を超えた場合、必要以上にバックフォーカスが長くなり、第5群(Gr5)と第6群(Gr6)のレンズ径が大型化する。
【0053】
各実施の形態のように少なくとも第3群(Gr3)と第5群(Gr5)が拡大側から縮小側へ移動する負・正・正・負・正又は負・正の6成分ズーム構成においては、望遠端(T)から広角端(W)への変倍時に、第1群(Gr1)と第2群(Gr2)との間隔を増大させるようにしてもよく(図1等)、減少させるようにしてもよい(図10)。また前述した▲3▼の観点から、変倍時に絞り(ST)が第4群(Gr4)と共に位置固定であってもよく(図1等)、第4群(Gr4)と共に移動するようにしてもよい(図7)。各実施の形態においてフォーカシングは主に第1群(Gr1)で行うが、その他の第2群(Gr2)〜第6群(Gr6)でもフォーカシングは可能であり、またレンズ全体でフォーカシングを行うことも可能である。
【0054】
前述した▲2▼の観点から、第5群(Gr5),第6群(Gr6)を構成するレンズ材料に関しては、第5群(Gr5)が以下の条件式(11)及び(12)を満たす正レンズを少なくとも1枚含むことが望ましく、第6群(Gr6)が正レンズのみで構成され以下の条件式(13)を満たすことが更に望ましい。
0.7<ΔP5<6.0 …(11)
60<ν(5)<100 …(12)
50<ν(6')<100 …(13)
ただし、
ΔP5={Θ−(0.6444−0.001689)・ν(5)}×100,
Θ=(ng−nF)/(nF−nC),
ng:g線(波長:435.84nm)に対する屈折率、
nF:F線(波長:486.13nm)に対する屈折率、
nd:d線(波長:587.56nm)に対する屈折率、
nC:C線(波長:656.28nm)に対する屈折率、
ν(5):第5群(Gr5)を構成する正レンズのアッベ数νd、
ν(6'):第6群(Gr6)を構成する正レンズのアッベ数νdの平均値、
νd=(nd−1)/(nF−nC),
である。
【0055】
条件式(11)は、レンズ材料のg線とF線に対する異常部分分散性を、ノーマルガラスを結んで得られる標準線からの偏差(つまり部分分散の規準線からの偏差)として、ΔP5で定量的に規定している。具体的には、ΔP5のΘがg線とF線の使用レンズ材料の部分分散比を表しており、ΔP5の(0.6444−0.001689)が同じνdのノーマルガラス(規準ガラス)の場合の計算によって得られる部分分散比を表している。条件式(11)の下限を超えた場合、g線,F線に対する異常分散性が小さくなるため倍率色収差が悪化する。条件式(11)の上限を超えた場合、異常分散性は充分であるが、そのようなレンズ材料は一般には存在せず、仮にあったとしても非常に高価なものとなる。
【0056】
条件式(12)の下限を超えた場合、軸上色収差が悪化する。また条件式(12)の上限を超えた場合、色収差の補正は十分であるが、そのようなレンズ材料は現在存在していない。
【0057】
条件式(13)の下限を超えた場合、軸上色収差が悪化する。また条件式(13)の上限を超えた場合、色収差の補正は十分であるが、そのようなレンズ材料は現在存在していない。
【0058】
歪曲収差,倍率色収差等の諸収差の補正に関し、第1群(Gr1)を構成している負レンズの少なくとも1面に非球面を有することが望ましく(図6,図8,図11)、また、第4群(Gr4)の少なくとも1面に非球面を有することが望ましい(図8)。非球面を用いることにより、少ないレンズ枚数で諸収差を良好に補正することができる。
【0059】
なお各実施の形態には、入射光線を屈折により偏向させる屈折型レンズ(つまり、異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏向が行われるタイプのレンズ)のみが用いられている(つまり各群のパワーが屈折力のみから成る)が、これに限らない。例えば、回折により入射光線を偏向させる回折型レンズ,回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ,入射光線を媒質内の屈折率分布により偏向させる屈折率分布型レンズ等を用いてもよく、さらに収差補正を効果的に行うために、各群(Gr1〜Gr6)中の少なくとも1つのレンズ面を非球面で構成してもよい。また、光学的なパワーを有しない面(反射面,屈折面,回折面等)を光路中に配置することにより、ズームレンズの前,後又は途中で光路を折り曲げてもよい。その折り曲げ位置は必要に応じて設定すればよく、光路の適正な折り曲げにより、投影装置のコンパクト化・薄型化を達成することが可能である。
【0060】
【実施例】
以下、本発明に係るズームレンズをコンストラクションデータ等により更に具体的に説明する。なお、ここで例として挙げる実施例1〜12は、前述した第1〜第12の実施の形態にそれぞれ対応しており、第1〜第12の実施の形態を表すレンズ構成図(図1〜図12)は、対応する実施例1〜12のレンズ構成をそれぞれ示している。
【0061】
各実施例のコンストラクションデータにおいて、ri(i=1,2,3,...)は拡大側から数えてi番目の面の曲率半径(mm)、di(i=1,2,3,...)は拡大側から数えてi番目の軸上面間隔(mm)を示しており、Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は拡大側から数えてi番目の光学要素のd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)を示している。曲率半径riに*印が付された面は、非球面で構成された面であることを示し、非球面の面形状を表わす以下の式(AS)で定義されるものとする。また、コンストラクションデータ中、ズーミングにおいて変化する軸上面間隔は、望遠端(長焦点距離端,T)〜ミドル(中間焦点距離状態,M)〜広角端(短焦点距離端,W)での可変空気間隔である。各焦点距離状態(T),(M),(W)での全系の焦点距離(f,mm)、平行平面板(P2)の縮小側面から表示面(例えばDMDの表示面)までの距離(S',mm)、Fナンバー(FNO)及び画角(2ω,°)、並びに非球面データを他のデータと併せて示し、また条件式の対応データ及び関連データを表2〜表6に示す。なお、すべての実施例について投影距離=∞である。
【0062】
X(H)=(C・H2)/{1+√(1-ε・C2・H2)}+(A4・H4+A6・H6+A8・H8) …(AS)
ただし、式(AS)中、
X(H):高さHの位置での光軸(AX)方向の変位量(面頂点基準)、
H:光軸(AX)に対して垂直な方向の高さ、
C:近軸曲率(=1/曲率半径)、
ε:2次曲面パラメータ、
Ai:i次の非球面係数(i=4,6,8)、
である。
【0063】
図13〜図48は実施例1〜実施例12にそれぞれ対応する収差図であり、(T)は望遠端,(M)はミドル,(W)は広角端における無限遠物体に対する縮小側での諸収差{球面収差等(mm),非点収差(mm),歪曲収差(%),倍率色収差(mm);H:入射高さ(mm),Y':像高(mm)}を示している。球面収差図において、実線はd線、一点鎖線はg線、二点鎖線はC線に対する球面収差をそれぞれ表しており、破線は正弦条件(SC)を表している。非点収差図において、実線,一点鎖線,二点鎖線はサジタル面(DS)でのd線,g線,C線に対する非点収差をそれぞれ表しており、各破線は(短いものから順に)タンジェンシャル面(DT)でのd線,g線,C線に対する非点収差をそれぞれ表している。また倍率色収差図において、実線はg線,破線はC線に対する倍率色収差をそれぞれ表している。
【0064】
なお、各実施例のズームレンズを投影装置(例えばDMDを搭載したプロジェクター)に用いる場合には、本来はスクリーン面(被投影面)が像面であり表示素子面(例えばDMDの表示面)が物体面であるが、各実施例では光学設計上それぞれ縮小系とし、スクリーン面を物体面とみなして表示素子面で光学性能を評価している。
【0065】
Figure 0004380086
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【0066】
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【0067】
Figure 0004380086
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【0068】
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【0069】
Figure 0004380086
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【0070】
Figure 0004380086
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【0071】
[第2面(r2)の非球面データ]
ε=0.0,A4= 0.40641×10-5,A6=-0.30482×10-9,A8= 0.68891×10-11
【0072】
Figure 0004380086
Figure 0004380086
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【0073】
Figure 0004380086
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Figure 0004380086
【0074】
[第1面(r1)の非球面データ]
ε=0.0,A4= 0.24917×10-5,A6= 0.20214×10-9,A8= 0.10558×10-11
[第13面(r13)の非球面データ]
ε=0.10000×10,A4=-0.97030×10-6,A6=-0.21292×10-8,A8=-0.14844×10-11
【0075】
Figure 0004380086
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【0076】
Figure 0004380086
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【0077】
Figure 0004380086
Figure 0004380086
Figure 0004380086
【0078】
[第2面(r2)の非球面データ]
ε=0.30000,A4= 0.24530×10-5,A6= 0.32006×10-8,A8=-0.43579×10-12
【0079】
Figure 0004380086
Figure 0004380086
Figure 0004380086
【0080】
【表2】
Figure 0004380086
【0081】
【表3】
Figure 0004380086
【0082】
【表4】
Figure 0004380086
【0083】
【表5】
Figure 0004380086
【0084】
【表6】
Figure 0004380086
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、負・正・正・負・正又は負・正の6成分において変倍時の移動群と各群の屈折力配置が適切に定められているため、バックフォーカスが長く、小型で諸収差が良好に補正されたズームレンズを実現することができる。そして、本発明に係るズームレンズをDMD搭載の投影装置に使用すれば、投影装置の小型化・高性能化に寄与するとともに、高画質の画像投影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態(実施例1)のレンズ構成図。
【図2】第2の実施の形態(実施例2)のレンズ構成図。
【図3】第3の実施の形態(実施例3)のレンズ構成図。
【図4】第4の実施の形態(実施例4)のレンズ構成図。
【図5】第5の実施の形態(実施例5)のレンズ構成図。
【図6】第6の実施の形態(実施例6)のレンズ構成図。
【図7】第7の実施の形態(実施例7)のレンズ構成図。
【図8】第8の実施の形態(実施例8)のレンズ構成図。
【図9】第9の実施の形態(実施例9)のレンズ構成図。
【図10】第10の実施の形態(実施例10)のレンズ構成図。
【図11】第11の実施の形態(実施例11)のレンズ構成図。
【図12】第12の実施の形態(実施例12)のレンズ構成図。
【図13】実施例1の望遠端での収差図。
【図14】実施例1のミドルでの収差図。
【図15】実施例1の広角端での収差図。
【図16】実施例2の望遠端での収差図。
【図17】実施例2のミドルでの収差図。
【図18】実施例2の広角端での収差図。
【図19】実施例3の望遠端での収差図。
【図20】実施例3のミドルでの収差図。
【図21】実施例3の広角端での収差図。
【図22】実施例4の望遠端での収差図。
【図23】実施例4のミドルでの収差図。
【図24】実施例4の広角端での収差図。
【図25】実施例5の望遠端での収差図。
【図26】実施例5のミドルでの収差図。
【図27】実施例5の広角端での収差図。
【図28】実施例6の望遠端での収差図。
【図29】実施例6のミドルでの収差図。
【図30】実施例6の広角端での収差図。
【図31】実施例7の望遠端での収差図。
【図32】実施例7のミドルでの収差図。
【図33】実施例7の広角端での収差図。
【図34】実施例8の望遠端での収差図。
【図35】実施例8のミドルでの収差図。
【図36】実施例8の広角端での収差図。
【図37】実施例9の望遠端での収差図。
【図38】実施例9のミドルでの収差図。
【図39】実施例9の広角端での収差図。
【図40】実施例10の望遠端での収差図。
【図41】実施例10のミドルでの収差図。
【図42】実施例10の広角端での収差図。
【図43】実施例11の望遠端での収差図。
【図44】実施例11のミドルでの収差図。
【図45】実施例11の広角端での収差図。
【図46】実施例12の望遠端での収差図。
【図47】実施例12のミドルでの収差図。
【図48】実施例12の広角端での収差図。
【符号の説明】
Gr1 …第1群
Gr2 …第2群
Gr3 …第3群
Gr4 …第4群
Gr5 …第5群
Gr6 …第6群
P1 …プリズム
P2 …平行平面板
ST …絞り
AX …光軸

Claims (11)

  1. 拡大側から順に、負の屈折力の第1群と、正の屈折力の第2群と、正の屈折力の第3群と、負の屈折力の第4群と、正又は負の屈折力の第5群と、正の屈折力の第6群と、の6成分から成り、縮小側に略テレセントリックなズームレンズであって、
    望遠端から広角端への変倍時に前記第3群と前記第5群が拡大側から縮小側へ移動し、前記第4群に絞りを有し、
    前記絞りが前記絞りよりも縮小側のレンズ系から成る後群のほぼ拡大側焦点距離位置に配置され、前記第1群から前記第4群までのレンズ系がほぼアフォーカル系を構成し、以下の条件式(6)〜(10)を満たすとともに、
    前記第5群が以下の条件式(11)及び(12)を満たす正レンズを少なくとも1枚含むことを特徴とするズームレンズ;
    0.5<Tsp/(fa−FH)<1.4 …(6)
    -0.1<fw・φ5<0.3 …(7)
    -0.2<fw・φ1-4<0.3 …(8)
    0.2<T4-5/Bf<1.0 …(9)
    0.8<Bf/fw<3.0 …(10)
    0.7<ΔP5<6.0 …(11)
    60<ν(5)<100 …(12)
    ただし、
    Tsp:広角端での絞りから絞りの縮小側直後のレンズ面頂点までの軸上間隔、
    fa:広角端での後群の焦点距離、
    FH:広角端での絞りの縮小側直後のレンズ面頂点から後群の拡大側主点位置までの軸上間隔、
    fw:広角端での全系の焦点距離、
    φ5:第5群の屈折力、
    φ1-4:広角端での第1群から第4群までの合成屈折力、
    T4-5:広角端での第4群と第5群との間のレンズ面間隔、
    Bf:空気換算されたバックフォーカス、
    ΔP5={Θ−(0.6444−0.001689)・ν(5)}×100,
    Θ=(ng−nF)/(nF−nC),
    ng:g線(波長:435.84nm)に対する屈折率、
    nF:F線(波長:486.13nm)に対する屈折率、
    nd:d線(波長:587.56nm)に対する屈折率、
    nC:C線(波長:656.28nm)に対する屈折率、
    ν(5):第5群を構成する正レンズのアッベ数νd、
    νd=(nd−1)/(nF−nC),
    である。
  2. 拡大側から順に、負の屈折力の第1群と、正の屈折力の第2群と、正の屈折力の第3群と、負の屈折力の第4群と、正又は負の屈折力の第5群と、正の屈折力の第6群と、の6成分から成り、縮小側に略テレセントリックなズームレンズであって、
    望遠端から広角端への変倍時に、前記第3群と前記第5群が拡大側から縮小側へ移動し、前記第2群と前記第3群との間隔が増大し、前記第4群と前記第5群との間隔が増大し、前記第4群に絞りを有し、以下の条件式(1)〜(4)及び(5a)を満たすことを特徴とするズームレンズ;
    0.1<φ2/φ3<1.1 …(1)
    -0.6<φ5/φ4<0.5 …(2)
    -0.3<φ5/φ3<0.5 …(3)
    1.3<|φ1|/φ2<20 …(4)
    0.1<fw・φ3≦0.650 …(5a)
    ただし、
    φ1:第1群の屈折力、
    φ2:第2群の屈折力、
    φ3:第3群の屈折力、
    φ4:第4群の屈折力、
    φ5:第5群の屈折力、
    fw:広角端での全系の焦点距離、
    である。
  3. 更に以下の条件式(9a)を満たすことを特徴とする請求項1記載のズームレンズ;
    0.358≦T4-5/Bf<1.0 …(9a)
    ただし、
    T4-5:広角端での第4群と第5群との間のレンズ面間隔、
    Bf:空気換算されたバックフォーカス、
    である。
  4. 望遠端から広角端への変倍時に、前記第2群と前記第3群との間隔が増大し、前記第4群と前記第5群との間隔が増大し、更に以下の条件式(1)〜(5)を満たすことを特徴とする請求項1又は3記載のズームレンズ;
    0.1<φ2/φ3<1.1 …(1)
    -0.6<φ5/φ4<0.5 …(2)
    -0.3<φ5/φ3<0.5 …(3)
    1.3<|φ1|/φ2<20 …(4)
    0.1<fw・φ3<0.9 …(5)
    ただし、
    φ1:第1群の屈折力、
    φ2:第2群の屈折力、
    φ3:第3群の屈折力、
    φ4:第4群の屈折力、
    φ5:第5群の屈折力、
    fw:広角端での全系の焦点距離、
    である。
  5. 望遠端から広角端への変倍時に、前記第1群と前記第2群との間隔が増大することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 望遠端から広角端への変倍時に、前記第1群と前記第2群との間隔が減少することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 変倍時に前記絞りが前記第4群と共に位置固定であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 変倍時に前記絞りが前記第4群と共に移動することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第6群が正レンズのみで構成され以下の条件式(13)を満たすことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ;
    50<ν(6')<100 …(13)
    ただし、
    ν(6'):第6群を構成する正レンズのアッベ数νdの平均値、
    である。
  10. 前記第1群を構成している負レンズの少なくとも1面に非球面を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記第4群の少なくとも1面に非球面を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
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