JP6012100B2 - コネクタ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、不完全な嵌合状態の発生を防ぐ構造を備えたコネクタ構造に関するものである。
配線基板に実装されたコネクタ(以下ベースコネクタと言う)と、電線の端末に装着されたコネクタ(以下ソケットコネクタと言う)との嵌合において、双方コネクタの嵌合を完全におこない、不完全な嵌合状態の発生を防ぐ技術として、たとえば特許文献1記載の技術が知られている。この技術によれば、ベースコネクタの内部に備わる嵌合空間の上面に開口部が備わり、この開口部からソケットコネクタが嵌合される。このようにソケットコネクタはベースコネクタに対して上方から装着される仕組みを備える。
装着手順は、(1)電線が延出されるソケットハウジング後方がやや下に向かうように傾きをもって、ベースコネクタの上面の開口部にソケットコネクタの後端部を沈めていく。(2)ソケットハウジングの側面の後端にはロック片が備わるので、このロック片をベースハウジングのロック案内に沿わせて沈めていく。(3)ロック片を沈めていくとロック片の先端がロック案内の底面に当たる。沈み方向への突き当たりに達するとロック片の先端から横向きに張り出すロック爪が、ロック案内の底面近くから横向に窪むロック溝に嵌り込み後方にずれるように移動する。(4)後方への移動が完了すると、ソケットハウジングと、ベースハウジングとがハウジング後方でロックされる。このとき、前方がやや上向きに傾いていたソケットハウジングは水平姿勢になり、ベースハウジングの嵌合空間に完全に収容される。(5)このように姿勢が制御されるときに、ソケットハウジングの前面に備わるロックアームがベースハウジングの前壁に備わるロック溝に係合し、双方ハウジングが前方でもロックされる。
このように、ソケットハウジングとベースハウジングとは、前側のロック機構、及び後側のロック機構の両ロック機構でロックされる構造である。これにより、双方コネクタ間が確実に固定されるので、不完全な嵌合状態の発生は防がれる。
特開2010−27532号公報
しかしながら、この構造によれば、ソケットハウジングの前面にシーソータイプのロックアームが備わるので、双方ハウジングの高さ方向の寸法が嵩高くなる傾向にある。基板実装タイプのコネクタは潜在的に低背化の要求が高く、高さ寸法が嵩高くなる構造は、この要求に応えるのが困難である。
また、この構造によるコネクタは斜め嵌合方式をとるので、嵌合の際、下端に位置するソケットハウジングの後端縁が干渉する。そのためにベースハウジングの底壁の後端部にその部分を逃がすための開口部が設けられている。これにより、ソケットハウジングがベースハウジングに嵌合され、電線が基板下方向に引き回されるときにソケットハウジングがベースハウジング内でガタツク原因となる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、次に掲げる目的のうち少なく
ともそのひとつを目的とする。(1)配線基板に実装されたベースコネクタと電線の端末に装着されたソケットコネクタとの嵌合の際、不完全な嵌合状態が防がれた構造を備えたコネクタ構造を提供すること。(2)嵩高くならない態様で上記(1)の目的を達成するコネクタ構造を提供すること。(3)嵌合時ソケットハウジングがガタツクことのない態様で上記(2)の目的を達成するコネクタ構造を提供すること。
本発明のコネクタ構造は、(1)矩形状の底壁、前記底壁の一辺にある前壁、及び対向する二辺にある側壁よりなる嵌合空間が形成されたベースハウジングを備える、配線基板に実装されるベースコネクタと、前記嵌合空間に嵌合される、前記各壁に対応する下面、前面、及び側面を備えた箱状のソケットハウジングを備える、電線の端末に接続されるソケットコネクタと、からなり、前記ソケットコネクタと前記ベースコネクタとの嵌合は、前記ベースハウジングに対して前記ソケットハウジングを前記電線接続側の後方が下位になる傾斜姿勢で嵌合が開始され水平姿勢で嵌合が完了する、コネクタ構造であって、前記ソケットハウジングは、前記側面の前記後方よりに外方向に膨出する縦方向に延びる後縁を有する後ロック片と、反電線接続側の前方に外方向に膨出する前ロック片を備え、前記ベースハウジングは、前記側壁の内側に前記後ロック片に対応する位置に縦方向に延びる後縁を有する陥没する後ロック案内と、前記前ロック片に対応する位置に陥没する前ロック案内とを備え、前記後ロック片は先端から後方に延びる後ロック爪を備え、前記後ロック案内は下端近辺から後方に窪む前記後ロック爪に対応する後ロック溝を備え、前記ソケットハウジングは、前記下面の前端に前記前後方向に直交する幅方向に延びる平坦な突き当たり部を備え、前記ベースハウジングは、前記前壁上面に前記傾斜姿勢で前記ソケットハウジングの突き当たり部に対応する位置に上面が平坦な突き当り部を備え、前記水平姿勢で前記ソケットハウジングの前記後ロック爪の後端から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも大きく、前記後ロック片の後縁から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも小さく、嵌合過程で前記後ロック爪が前記後ロック案内に係る前記傾斜姿勢の前期では、前記ソケットハウジングの突き当たり部が前記ベースハウジングの突き当たり部に当接する状態で、前記後ロック爪が前記後ロック溝に係る前記嵌合姿勢の後期では、前記ソケットハウジングが前記ベースハウジングに対して前記後方へずれる状態で前記当接状態が解消し、前記水平姿勢にいたるところに特徴を有するものである。
この発明によれば、ソケットハウジングはベースハウジングに傾きを持って後方から嵌め込まれ、後方が深部に達したところで前方の突き当たり部同士が突き当たる。この突き当たりに抗して押圧すると正規嵌合状態に達する。このように嵌合過程で一旦力の溜め位置が備わるところが特徴である。これにより、この力の溜め位置から正規嵌合位置までの間は、ソケットハウジングをベースハウジングに押し進める力が自然に一気に発揮されることとなる。その結果、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
この発明によれば、ソケットハウジングはベースハウジングに傾きを持って後方から嵌め込まれ、後方が深部に達したところで前方の突き当たり部同士が突き当たる。この突き当たりに抗して押圧すると正規嵌合状態に達する。このように嵌合過程で一旦力の溜め位置が備わるところが特徴である。これにより、この力の溜め位置から正規嵌合位置までの間は、ソケットハウジングをベースハウジングに押し進める力が自然に一気に発揮されることとなる。その結果、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
さらに、この発明によれば、後方のロック構造だけでなく、前方のロック構造もハウジング側壁に備わり、シーソー構造のロックアーム式のようにその機能を発揮するためのス
ペースも多くを必要としない。これにより、嵩高くならない態様で不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
また、この発明によれば、ロック片はハウジング側壁に備わるので、ロック片の先端に鉤状に備わるロック爪に係わる形状、大きさ等の制約も少なく、ロック爪の設計の自由度が高まる。これにより、ソケットハウジングがベースハウジングの底壁に形成された逃がし窓(開口部)によって生じるガタツキが抑制されるコネクタ構造が得られる。
この発明によれば、突き当たり部は、ソケットハウジングおよびベースハウジングのそれぞれ前方に備わる。これにより、後方から嵌り合った双方ハウジングは、ソケットハウジングの厚み相当分だけ前方が浮いた状態で突き当たり部で当接する。すなわち、正規嵌合状態まで後一動作のところで一旦力の溜めがなされる。これにより、力は一気に押圧方向にかけられるので、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
突き当たり部は、嵌合過程の一時の取るべき状態のために必要なものであって、ソケットハウジングの後方への移動によって、突き当たり状態は解消されるものである。このように突き当たり状態は恒常的な状態ではなく、一時の仮の係合状態である。
突き当たり部は、ハウジングの一部に形成された構造であってよく、たとえば、ソケットハウジングの底面の前端縁に台座状のものが備わる態様であってよく、ベースハウジングの前壁の上端に台座状のものが備わる態様であってよい。
この発明によれば、後ロック爪が後ロック溝に係合する態様でロック機構が作動する。このロックが係る段階で後ロック爪が後ロック溝に進入する。このときの動きをソケットコネクタ側から見ると、ソケットハウジングは後方に移動し、前方で接していた突き当て部同士は干渉(突き当たり状態)が解消され、ソケットハウジングの前方もベースハウジングの嵌合空間に沈み込む。このように一旦力を溜める動作を含む一連の嵌合動作がスムーズに行なわれるので、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
また、この発明によれば、後ロック爪の底面と後ロック溝の底面とが接するので、嵌合時ソケットハウジングがガタツクことのない態様で、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
好ましくは、本発明のコネクタ構造は、(2)前記後ロック爪は後方へ延びる長さが、これに直交する幅方向の長さに比べて少なくとも2倍程度の大きさを有するところに特徴を有する(1)記載のものである。
この発明によれば、後ロック爪は幅に比べて2倍程度の長さを備えている。これにより、一層、嵌合時ソケットハウジングがガタツクことのない態様で、不完全な嵌合状態が防
がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
好ましくは、本発明のコネクタ構造は、(3)前記前ロック片は先端から後方に延びる前ロック爪を備え、前記前ロック案内は下端近辺から後方に窪む前ロック溝を備え、
前記水平姿勢で前記前ロック爪が前記前ロック溝に係合するところに特徴を有する前記(1)又は(2)記載のものである。
この発明によれば、前ロック片も前ロック爪を備え、前ロック案内も前ロック溝を備える。これにより、前ロック爪が前ロック溝に係るので、ソケットハウジング前方のロックも作動する。これにより、嵌合時ソケットハウジングがガタツクことのない態様で、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
本発明のコネクタの嵌合方法は、(4)矩形状の底壁、前記底壁の一辺にある前壁、及び対向する二辺にある側壁よりなる嵌合空間が形成されたベースハウジングを備える、配線基板に実装されるベースコネクタと、前記嵌合空間に嵌合される、前記各壁に対応する下面、前面、及び側面を備えた箱状のソケットハウジングを備える、電線の端末に接続されるソケットコネクタと、からなり、前記ソケットコネクタと前記ベースコネクタとの嵌合は、前記ベースハウジングに対して前記ソケットハウジングを前記電線接続側の後方が下位になる傾斜姿勢で嵌合が開始され水平姿勢で嵌合が完了する、コネクタの嵌合方法であって、前記ソケットハウジングは、前記側面の前記後方よりに外方向に膨出する縦方向に延びる後縁を有する後ロック片と、反電線接続側の前方に外方向に膨出する前ロック片を備え、前記ベースハウジングは、前記側壁の内側に前記後ロック片に対応する位置に縦方向に延びる後縁を有する陥没する後ロック案内と、前記前ロック片に対応する位置に陥没する前ロック案内とを備え、前記後ロック片は先端から後方に延びる後ロック爪を備え、前記後ロック案内は下端近辺から後方に窪む前記後ロック爪に対応する後ロック溝を備え、前記ソケットハウジングは、前記下面の前端に前記前後方向に直交する幅方向に延びる平坦な突き当たり部を備え、前記ベースハウジングは、前記前壁上面に前記傾斜姿勢で前記ソケットハウジングの突き当たり部に対応する位置に上面が平坦な突き当り部を備え、前記水平姿勢で前記ソケットハウジングの前記後ロック爪の後端から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも大きく、前記後ロック片の後縁から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも小さく、嵌合過程で前記後ロック爪が前記後ロック案内に係る前記傾斜姿勢の前期では、前記ソケットハウジングの突き当たり部が前記ベースハウジングの突き当たり部に当接して、前記後ロック爪が前記後ロック溝に係る前記嵌合姿勢の後期では、前記ソケットハウジングが前記ベースハウジングに対して前記後方へ位置がずれて前記当接状態が解消して、前記後ロック爪が前記後ロック溝の位置にある前記水平姿勢にいたるところに特徴を有する方法である。
この発明によれば、ソケットコネクタとベースコネクタとの嵌合は、嵌合初期段階、ソケットハウジングと、ベースハウジングとが反電線接続側で突き当たる嵌合中期段階、およびソケットハウジングと、ベースハウジングとが正規嵌合位置で嵌り合う嵌合後期段階を含む。これにより、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌り合うコネクタ構造が得られる。
図1は本発明の実施形態に係るソケットコネクタとベースコネクタとの嵌合初期の様子を示す斜視図である。 図2は同コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。 図3は同ソケットコネクタの外観斜視図である。 図4は同ソケットコネクタの4面図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図である。 図5は同ベースコネクタの外観斜視図であって、(A)は前方側、(B)は後方側である。 図6は同ベースコネクタの4面図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図である。 図7は同ソケットコネクタとベースコネクタとの嵌合過程を示す側面図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。 図8は図7において後ロック状態を示す要部図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。 図9は図7において前ロック状態を示す要部図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。 図10は本発明の実施形態に係るコネクタが基板に実装された状態を示す外観斜視図である。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの
実施形態によって限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で実施することができる。図1は本発明の実施形態に係るソケットコネクタとベースコネクタとの嵌合初期の様子を示す斜視図である。図2は同コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。図3は同ソケットコネクタの外観斜視図である。図4は同ソケットコネクタの4面図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図である。図5は同ベースコネクタの外観斜視図であって、(A)は前方側、(B)は後方側である。図6は同ベースコネクタの4面図であって、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は側面図である。なお、説明中の指示方向は、断りのない限り図面中で定義する方向指示に従う。
〈コネクタ構造の概要〉
本実施形態に係るコネクタ構造は、図1、図2に示されるように、嵌合空間205を有するベースハウジング200を備えたベースコネクタ20と、嵌合空間205に嵌合されるソケットハウジング100を備えたソケットコネクタ10とからなる。ソケットコネクタ10をベースコネクタ20に嵌合する際、ソケットハウジング100をベースハウジング200に対して後方が下方位になるように傾斜させる嵌合初期段階と、ソケットハウジング100と、ベースハウジング200とが前方で突き当たる嵌合中期段階と、この嵌合中期段階の後、ソケットハウジング100と、ベースハウジング200とが正規嵌合位置で嵌り合う嵌合後期段階とを有する。
〈ソケットハウジング〉
ソケットハウジングは100、図3、図4に示されるように、合成樹脂からなる扁平箱体の射出成形品である。ソケットハウジング100は、その箱体を上面101、下面102、前面103、後面104、および左右側面105、106で画成する。上面101、下面102は平坦な板面で、下面102前半分には、コンタクトの接続のためにスリット130が備わる。スリット130は、板状のベースコンタクト299が通過するために必要な幅を備え、2本が平行に備わる。このスリット130の延長線上付近で下面102の前端縁に、突き当たり部120が備わる。突き当たり部120は、ソケットハウジング100の下面102と前面103との角部に位置する。
突き当たり部120は、嵌合の際、ベースハウジング200側の突き当たり部120と一時当接するところである。嵌合動作は一旦この突き当たり部120で中断され、動作が再開されると、一気に正規嵌合位置までソケットハウジング100は、ベースハウジング200に収まる。突き当たり部120は、押圧力を一旦溜める機能を有し、突き当たり部120の干渉(突き当たり状態)が解消されたときに、一気に自然に発揮される。このときの勢いによってソケットハウジング100は、ベースハウジング200に正規嵌合位置まで押し込まれる。このために、突き当たり部120は、ソケットハウジング100の下面102の角部に位置する。
ソケットハウジング100の左右側面105、106には、図3、図4に示されるように、後ロック片110A、前ロック片110Bが備わる。後ロック片110A、および前ロック片110B共にソケットハウジング100と、ベースハウジング200とを正規嵌合状態に固定するものである。後ロック片110Aは、周囲の壁面に比べてやや張り出した構造で、側面105、106の後方に厚み方向(上下方向)に延びるように備わる。後ロック片110Aの下端は後方に延びる後ロック爪110A1を備える。後ロック爪110A1は、幅寸法に対しておおよそ2倍の寸法を持って長手方向(前後方向)に延びている。このような長い後ロック爪110A1を備えることによって、固定状態を確実にすると共に、正規嵌合状態でのソケットハウジング100のガタツキが抑制される。
前ロック片110Bは、図3、図4に示されるように、周囲の壁面に比べてやや張り出
した構造であって、後ロック片110Aに比べても張り出し量は大きい。前ロック片110Bは、側面105、106の前方に厚み方向(上下方向)に延びるように備わる。前ロック片110Bの下端は後方に延びる前ロック爪110B1を備える。前ロック爪110B1の延び量は後ロック爪に比べてそれほど大きくはない。
ソケットハウジング100は、図3、図4に示されるように、後面104に電線Wの接続用の開口部132を備える。開口部132は、並列に2個が備わる。ソケットハウジング100の前面103には後面104の延長線上にフード131が備わる。フード131は、嵌合の際、押圧代として用いてもよいし、嵌合状態にあるソケットハウジング100をベースハウジング200から取り出す際に、把持するところとして用いてもよい。
〈ベースハウジング〉
ベースハウジング200は、図5、図6に示されるように、上方が開口した箱体の合成樹脂からなる射出成形品である。ベースハウジング200は、板状の底壁201、この底壁201の前端に前壁202、および底壁201の左右側端に左側壁203、右側壁204を備える。底壁201は平坦な板状で、後方に矩形状の逃がし窓230が備わる。逃がし窓230は、嵌合の際、傾けて装着されるソケットハウジング100の後端がベースハウジング200の底壁201と干渉することがないように、その部分に設けられた干渉を避けるための穴である。底壁201の前半分の位置に側面視矩形状の板状のベースコンタクト299が2枚併設されている。
前壁202は、図5、図6に示されるように、同程度の高さ(上下方向)と幅(前後方向)とを備えたものである。前壁202の下面には、前後方向に延びるスリット201Aが2個併設されている。スリット201Aは、板状のベースコンタクト299を固定するものである。ここで固定されたベースコンタクト299は、板状矩形の接続部299Aを底壁201上面に延出させるとともに、実装部299Bを底壁201下面に露出させる。
前壁202は、図5、図6に示されるように、上面に突き当たり部220を備える。突き当たり部220は、嵌合の際、ソケットハウジング100側の突き当たり部120と一時当接するところである。嵌合動作の動きは、一旦この突き当り部で中断されるけれども、押圧力は継続して下方に向けられているので、動きが再開されると、一気に正規嵌合位置までソケットハウジング100は、ベースハウジング200に収まる。突き当たり部220は、押圧力を一旦溜める機能を有し、突き当たり部220の干渉(突き当たり状態)が解消されたときに、一気に自然に発揮される。このときの勢いによってソケットハウジング100は、ベースハウジング200に正規嵌合位置まで一気に押し込まれる。
突き当たり部220は、図5、図6に示されるように、周囲の壁面に比べてやや張り出した、平面視矩形の台座である。突き当たり部220は、ソケットハウジング100に備わる突き当たり部120と対応する位置に2個が並置されている。
側壁203、204は、図5、図6に示されるように、幅(左右方向)と厚み(前後方向)を備えた構造体である。側壁203、204は、内側に主要な構造を備える。側壁203、204の後方には、周囲の壁面に比べてやや張り出した後ロック案内210Aを備える。後ロック案内210Aは、嵌合の際、ソケットハウジング100の後ロック片110Aを案内するものである。後ロック案内210Aは、間口にテーパ面を有する、上下方向に延びる構造体である。後ロック案内210Aは、下端に後方向に延びる後ロック溝210A1を備える。後ロック溝210A1は、側壁203,204の後端面まで延びている。後ロック溝210A1は、下面は、底壁201の一部で受けられるように構成されている。
このように後ロック溝210A1は長手方向に長く延びている。これにより、長く延びるソケットハウジング100の後ロック爪110A1と係合可能である。このように係合部が長いので、固定が確実に行なわれると共に、後ロック爪110A1の下面と、後ロック溝210A1の下面とが広範囲で接することができる。これにより、嵌合されたソケットハウジング100のガタツキが高いレベルで抑制される。
側壁203、204の前方には、図5、図6に示されるように、周囲の壁面に比べてやや張り出した前ロック案内210Bを備える。前ロック案内210Bは、嵌合の際、ソケットハウジング100の前ロック片110Bを案内するものである。前ロック案内210Bは、間口に、後ロック案内210Aに比べると小さいが、テーパ面を有する、上下方向に延びる構造体である。前ロック案内210Bは、下端に後方向に延びる前ロック溝210B1を備える。前ロック溝210B1の延び量は、後ロック溝210A1の延び量に比べると少ない。前ロック溝210B1は、嵌合の際、ソケットハウジング100の前ロック爪110B1と係合し、固定を確実にする。
ベースハウジング200は、底壁201、前壁202、および左右側壁203、204で画成された嵌合空間205を備える。嵌合空間205にソケットハウジング100が収容される。
〈嵌合動作〉
ソケットコネクタ10と、ベースコネクタ20との嵌合動作について、図面に基づいて説明する。図7は同ソケットコネクタとベースコネクタとの嵌合過程を示す側面図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。図8は図7において後ロック状態を示す要部図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。図9は図7において前ロック状態を示す要部図であって、(A)は嵌合前、(B)は嵌合始まり、(C)は嵌合途中、(D)は嵌合完了である。
ソケットコネクタ10をベースコネクタ20に嵌合する際、ソケットハウジング100をベースハウジング200に対して後方が下方位になるように傾斜させる、嵌合初期段階を有するコネクタの嵌合方法であって、嵌合初期段階の後、ソケットハウジング100と、ベースハウジング200とが前方で突き当たる嵌合中期段階、および、この嵌合中期段階の後、ソケットハウジング100と、ベースハウジング200とが正規嵌合位置で嵌り合う嵌合後期段階を有する。
ソケットハウジング100は、図7〜図9に示されるように、ベースハウジング200に対して、後方が下位になる、傾いた姿勢で装着される。嵌合は、ソケットハウジング100の後ロック片110Aと、ベースハウジング200の後ロック案内210Aとの係合で始まる(嵌合初期段階の始まり)。ソケットハウジング100の後方を下げた姿勢でベースハウジング200側に近づけると、後ロック爪110A1の先端が後ロック案内210Aに係る。後ロック案内210Aに後ロック爪110A1が接触した姿勢でソケットハウジング100を降下させていくと、後ロック爪110A1の先端が後ロック案内210Aから外れ、下端で、後ロック溝210A1の下面に接する。このとき、ソケットハウジング100は、傾いた姿勢のままで、その前方は、下面102角部に備わる突き当たり部120が、ベースハウジング200の前壁202上面に備わる突き当たり部220に当接する(嵌合中期段階)。
この嵌合中期段階で、ソケットハウジング100は、図7〜図9の各図(B)に示されるように、前方がその厚み相当分ベースハウジング200から上方に浮いた状態である。この段階で、嵌合動作の動きは一時中断されるが、その間も押圧力は継続して下方向に加
えられていて、いわゆるこの位置は力の溜め位置である。この段階で、押圧力の一部は、ソケットハウジング100をベースハウジング200に対して、後方に寄せる方向に作用する。この作用方向に沿って、後ロック爪110A1は、図7〜図9の各図(C)に示されるように、後ロック溝210A1に嵌る方向(後方)に移動する。このソケットハウジング100全体のベースハウジング200に対する後方への移動によって、ソケットハウジング100の前方で生じていた突き当たり部120、220同士の干渉(突き当たり状態)は、解消されることとなる。これにより、ソケットハウジング100は、若干浮いていたその前方を沈めるようにしながらベースハウジング200の嵌合空間205に収容されていく(嵌合後期段階)
この嵌合後期段階で、ソケットハウジング100は、図7〜図9の各図(C)に示されるように、後ロック爪110A1が後ロック溝210A1に嵌り込むと共に、前ロック片110Bが前ロック案内210Bに沿って下方に進む。この間にソケットハウジング100は、前方が浮いていた姿勢が正され水平姿勢に近づく。前ロック片110Bの先端が前ロック案内210Bの底面まで近づくと、前ロック爪110B1が前ロック溝210B1に嵌り込む。この前ロック爪110B1の係合の前段階に前ロック案内210Bに若干設けられた凸部を通過する。このように、前ロック溝210B1の上に凸部が備わるので、前ロック爪110B1の抜けが高いレベルで抑制され、その固定は確実に行なわれることとなる。
このようにして、ソケットハウジング100がベースハウジング200に対して正規嵌合位置まで装着されると、図7〜図9の各図(D)に示されるように、前ロック爪110B1が前ロック溝210B1に係合する。このとき、後ロック爪110A1もその先端を後ロック溝210A1の最深部まで進入させている。これにより、ソケットハウジング100は、ベースハウジング200に対して、正規嵌合位置で合わさり、その姿勢が後ロック機構(後ロック片110A、後ロック案内210Aで構成されるロック機構)、前ロック機構(前ロック片110B、前ロック案内210Bで構成されるロック機構)によって固く固定される構造である。
この嵌合中期段階から、嵌合後期段階までの姿勢の変化は一気に行なわれるので、正規嵌合姿勢が自然ととられることとなる。すなわち、突き当たり部120、220で中断された嵌合動作の最中も押圧力は継続して加えられていて、その場で力は溜められている状態である。そのような状態で、突き当たり部120、220での干渉(突き当たり状態)が解消されたとき、押圧力は、一気にソケットハウジング100をベースハウジング200に嵌め込む方向に作用し、その作用力はソケットハウジング100を正規嵌合位置に嵌め込むまで継続する。その結果、不完全な嵌合状態で嵌合作業が終了することがなく、常に、正規嵌合状態の位置で嵌合作業が終了することとなる。
〈実施例〉
図10は本実施形態に係るコネクタ構造が配線基板に組み付けられた状態である。配線基板P上には、たとえば、発光素子LEDが実装されていて、これの照射の妨げにならないように低背型の本実施形態に係るコネクタ構造10、20が配線基板Pのエッジに組み付けられている。
〈効果〉本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、ベースハウジングに対してソケットハウジングがその後方を沈めた姿勢で装着される。これにより、嵌合作業の位置合わせが容易に正確におこなうことができる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、ソケットハウジング100の突き当たり部120と、ベースハウジング200の突き当たり部220との当接による力の溜め段階(嵌合中期
段階)が備わる。これにより、これ以降の嵌合動作が一気に行なわれるので、不完全な嵌合状態が防がれ正規嵌合状態で嵌め合うことができる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、後ロック機構、前ロック機構ともに、ソケットハウジング100、およびベースハウジング200の側面に備わる。これにより、たとえば、構造が複雑なロック機構をハウジング前面に備える必要がなくなる。その結果、コネクタ構造の低背化が可能になる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、後ロック爪110A1の延びる長さを長くとることができる。これにより、後ロック片110Aの固定が確実に行なわれるとともに、嵌合の際、後ロック爪110A1の下面と、後ロック溝210A1の下面とが広範囲に亘り接することができる。これにより、嵌合時、ソケットハウジング100がベースハウジング200の中でガタツクことが抑制される。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、ハウジング100、200の後方に後ロック機構を備えるほかに、ハウジング100、200の前方に前ロック機構を備える。これにより、バランスよくソケットハウジング100をベースハウジング200に固定することができる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、前ロック片110Bが前ロック爪110B1を備え、前ロック案内210Bが前ロック溝210B1を備える。これにより、前ロック爪110B1が前ロック溝210B1に、嵌合の際、係合するので、確実な固定が得られる。
・本実施形態に係るコネクタ構造は、ソケットハウジング100の上面101前方にフード131が備わる。これにより、この部分を押圧代にしてソケットハウジング100をベースハウジング200に装着することができ、さらに、この部分を把持してソケットハウジング100をベースハウジング200から取り出すことができる。
10 ソケットコネクタ
100 ソケットハウジング
101 上面
102 下面
103 前面
104 後面
105 左側面
106 右側面
110A 後ロック片
110A1 後ロック爪
110B 前ロック片
110B1 前ロック爪
120 突き当たり部
130 スリット
131 フード
132 開口部
199 ソケットコンタクト
20 ベースコネクタ
200 ベースハウジング
201 底壁
202 前壁
203 左側壁
204 右側壁
210A 後ロック案内
210A1 後ロック溝
210B 前ロック案内
210B1 前ロック溝
220 突き当たり部
230 逃がし窓
299 ベースコンタクト
W 電線
P 配線基板

Claims (4)

  1. 矩形状の底壁、前記底壁の一辺にある前壁、及び対向する二辺にある側壁よりなる嵌合空間が形成されたベースハウジングを備える、配線基板に実装されるベースコネクタと、前記嵌合空間に嵌合される、前記各壁に対応する下面、前面、及び側面を備えた箱状のソケットハウジングを備える、電線の端末に接続されるソケットコネクタと、からなり、前記ソケットコネクタと前記ベースコネクタとの嵌合は、前記ベースハウジングに対して前記ソケットハウジングを前記電線接続側の後方が下位になる傾斜姿勢で嵌合が開始され水平姿勢で嵌合が完了する、コネクタ構造であって、
    前記ソケットハウジングは、前記側面の前記後方よりに外方向に膨出する縦方向に延びる後縁を有する後ロック片と、反電線接続側の前方に外方向に膨出する前ロック片を備え、前記ベースハウジングは、前記側壁の内側に前記後ロック片に対応する位置に縦方向に延びる後縁を有する陥没する後ロック案内と、前記前ロック片に対応する位置に陥没する前ロック案内とを備え、
    前記後ロック片は先端から後方に延びる後ロック爪を備え、前記後ロック案内は下端近辺から後方に窪む前記後ロック爪に対応する後ロック溝を備え、
    前記ソケットハウジングは、前記下面の前端に前記前後方向に直交する幅方向に延びる平坦な突き当たり部を備え、前記ベースハウジングは、前記前壁上面に前記傾斜姿勢で前記ソケットハウジングの突き当たり部に対応する位置に上面が平坦な突き当り部を備え、
    前記水平姿勢で前記ソケットハウジングの前記後ロック爪の後端から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも大きく、前記後ロック片の後縁から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも小さく、
    嵌合過程で前記後ロック爪が前記後ロック案内に係る前記傾斜姿勢の前期では、前記ソケットハウジングの突き当たり部が前記ベースハウジングの突き当たり部に当接する状態で、前記後ロック爪が前記後ロック溝に係る前記嵌合姿勢の後期では、前記ソケットハウジングが前記ベースハウジングに対して前記後方へずれる状態で前記当接状態が解消し、前記水平姿勢にいたるところに特徴を有するコネクタ構造。
  2. 前記後ロック爪は後方へ延びる長さが、これに直交する幅方向の長さに比べて少なくとも2倍程度の大きさを有するところに特徴を有する請求項1記載のコネクタ構造。
  3. 前記前ロック片は先端から後方に延びる前ロック爪を備え、前記前ロック案内は下端近辺から後方に窪む前ロック溝を備え、
    前記水平姿勢で前記前ロック爪が前記前ロック溝に係合するところに特徴を有する請求項1又は2記載のコネクタ構造。
  4. 矩形状の底壁、前記底壁の一辺にある前壁、及び対向する二辺にある側壁よりなる嵌合空間が形成されたベースハウジングを備える、配線基板に実装されるベースコネクタと、前記嵌合空間に嵌合される、前記各壁に対応する下面、前面、及び側面を備えた箱状のソケットハウジングを備える、電線の端末に接続されるソケットコネクタと、からなり、前記ソケットコネクタと前記ベースコネクタとの嵌合は、前記ベースハウジングに対して前記ソケットハウジングを前記電線接続側の後方が下位になる傾斜姿勢で嵌合が開始され水平姿勢で嵌合が完了する、コネクタの嵌合方法であって、
    前記ソケットハウジングは、前記側面の前記後方よりに外方向に膨出する縦方向に延びる後縁を有する後ロック片と、反電線接続側の前方に外方向に膨出する前ロック片を備え、前記ベースハウジングは、前記側壁の内側に前記後ロック片に対応する位置に縦方向に延びる後縁を有する陥没する後ロック案内と、前記前ロック片に対応する位置に陥没する前ロック案内とを備え、
    前記後ロック片は先端から後方に延びる後ロック爪を備え、前記後ロック案内は下端近辺から後方に窪む前記後ロック爪に対応する後ロック溝を備え、
    前記ソケットハウジングは、前記下面の前端に前記前後方向に直交する幅方向に延びる平坦な突き当たり部を備え、前記ベースハウジングは、前記前壁上面に前記傾斜姿勢で前記ソケットハウジングの突き当たり部に対応する位置に上面が平坦な突き当り部を備え、
    前記水平姿勢で前記ソケットハウジングの前記後ロック爪の後端から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも大きく、前記後ロック片の後縁から前記下面の前端までの距離が前記ベースハウジングの前記後ロック案内の前記後縁から前記前壁の後端までの距離よりも小さく、
    嵌合過程で前記後ロック爪が前記後ロック案内に係る前記傾斜姿勢の前期では、前記ソケットハウジングの突き当たり部が前記ベースハウジングの突き当たり部に当接して、前記後ロック爪が前記後ロック溝に係る前記嵌合姿勢の後期では、前記ソケットハウジングが前記ベースハウジングに対して前記後方へ位置がずれて前記当接状態が解消して、前記後ロック爪が前記後ロック溝の位置にある前記水平姿勢にいたるところに特徴を有するコネクタの嵌合方法。
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