JP5407612B2 - 電気接続箱の組み付け構造 - Google Patents
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Description
前記係合部は、前記ケースのうち、前記一の面を支点として、前記導出方向について後方に離間した位置に設けられていることが好ましい。
本発明を、車載用の電気接続箱10と、この電気接続箱10が保持されるベース11との組み付け構造に適用した実施形態1を、図1ないし図8を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、図2における上方を上方とし、下方を下方として説明する。
図3及び図4に示すように、ベース11は合成樹脂製であって、図4における上下方向に扁平な形状をなしている。このベース11は、図示しない車両に単独で取り付けられてもよく、また、ベース11の上下方向を覆う他の部材を組み合わせることにより、電気接続箱10を含む複数の部材を収容するリレーボックスを形成する構成としてもよい。ベース11には、図示しないリレー等の電子部品が搭載可能になっている。なお、以下の図においては、ベース11の詳細な構造は省略して記載されている。
図1に示すように、収容部12内には電気接続箱10が収容される。電気接続箱10は、ベース11の収容部12内に、上方(図2における上方)から収容される。
図6に示すように、カバー15の外面のうち図6における左右両側面には、図6における上下方向に延びるガイド部17が、左右両外方に突出して形成されている。図5に示すように、このガイド部17は、カバー15のそれぞれの側壁に、図5における左奥側から右手前側に向かう方向に並んで2つ形成されている。一方、図3に示すように、収容部12のうち、図3における左右両側の内側壁には、ガイド部17に対応する位置に、上下方向(図3における紙面を貫通する方向)に延びるガイド受け部18が、陥没して形成されている。図1に示すように、このガイド部17は、電気接続箱10がベース11の収容部12内に収容される際に、収容部12の内面に、上下方向に延びると共に陥没して形成されたガイド受け部18と摺接するようになっている。これにより電気接続箱10は収容部12内の正規位置に案内されるようになっている。
図7に示すように、回路基板14は板面を図7における上下方向に向けた姿勢でケース13内に収容されている。回路基板14には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。回路基板14の表面には図示しない電子部品が実装されている。この電子部品と導電路とは半田付け等の公知の手法により電気的に接続されている。
カバー15の開口内に配されたコネクタ16は、概ね直方体形状をなしている。図5に示すように、コネクタ16の外面には、外方に突出する複数の第1ロック突部19が形成されている。一方、カバー15の開口縁部には、第1ロック突部19と対応する位置に、カバー15の開口方向(図5における下方)に突出する第1ロック受け部20が形成されている。第1ロック受け部20は概ねU字状をなしており、弾性撓み変形可能になっている。第1ロック突部19と、第1ロック受け部20とが弾性的に係合することにより、コネクタ16とカバー15とは一体に組み付けられるようになっている。
図5に示すように、カバー15の左右両側壁の外面には、図5における上方に片持ち状に延びると共に弾性撓み変形可能な舌片27が形成されている。この舌片27には、舌片27の肉厚方向外方に突出する第2ロック突部28が形成されている。一方、図8に示すように、収容部12内に電気接続箱10が収容された状態において、収容部12において第2ロック突部28と対応する位置には、第2ロック突部28と弾性的に係合する第2ロック受け部29が形成されている。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、電線25が接続された状態の相手側コネクタ24を、ベース11の下側から上側へと、収容部12内を挿通させる。次いで、ベース11の上方において、相手側コネクタ24を、電気接続箱10のコネクタ16と嵌合させる。その後、相手側コネクタ24を下側に向けた姿勢で、電気接続箱10を収容部12内に上方から収容する。
次に、本発明の実施形態2を図9ないし図24を参照しつつ説明する。以下の説明においては、図10における上方を上方とし、下方を下方として説明する。
図11及び図12に示すように、ベース51は合成樹脂製であって、図12における上下方向に扁平な形状をなしている。このベース51は、図示しない車両に単独で取り付けられてもよく、また、ベース51の上下方向を覆う他の部材を組み合わせることにより、電気接続箱50を含む複数の部材を収容するリレーボックスを形成する構成としてもよい。ベース51には、図示しないリレー等の電子部品が搭載可能になっている。なお、以下の図においては、ベース51の詳細な構造は省略して記載されている。
図9に示すように、収容部52内には電気接続箱50が収容される。電気接続箱50は、ベース51の収容部52内に、上方(図10における上方)から収容される。
図15に示すように、カバー55の外面のうち図15における左右両側面には、上下方向に延びるガイド部57が、左右両外方に突出して形成されている。図14に示すように、このガイド部57は、カバー55のそれぞれの側壁に、図14における左奥側から右手前側に向かう方向に並んで2つ形成されている。一方、図11に示すように、収容部52のうち、図11における左右両側の内側壁には、ガイド部57に対応する位置に、上下方向(図11における紙面を貫通する方向)に延びるガイド受け部58が、陥没して形成されている。図9に示すように、このガイド部57は、電気接続箱50がベース51の収容部52内に収容される際に、収容部52の内面に、上下方向に延びると共に陥没して形成されたガイド受け部58と摺接するようになっている。これにより電気接続箱50は収容部52内の正規位置に案内されるようになっている。
図17に示すように、回路基板54は板面を図17における上下方向に向けた姿勢でケース53内に収容されている。回路基板54には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。回路基板54の表面には図示しない電子部品が実装されている。この電子部品と導電路とは半田付け等の公知の手法により電気的に接続されている。
カバー55の開口内に配されたコネクタ56は、概ね直方体形状をなしている。図14に示すように、コネクタ56の外面には、外方に突出する複数の第1ロック突部59(特許請求の範囲に記載のロック突部に相当)が形成されている。一方、カバー55の開口縁部には、第1ロック突部59と対応する位置に、カバー55の開口方向(図14における下方)に突出する第1ロック受け部60(特許請求の範囲に記載のロック受け部に相当)が形成されている。第1ロック受け部60は概ねU字状をなしており、弾性撓み変形可能になっている。第1ロック突部59と、第1ロック受け部60とが弾性的に係合することにより、コネクタ56とカバー55とは一体に組み付けられるようになっている。
図21に示すように、カバー55の左右両側壁の外面には、図21における上方に片持ち状に延びると共に弾性撓み変形可能な舌片67が形成されている。この舌片67には、舌片67の肉厚方向外方に突出する第2ロック突部68が形成されている。一方、図21に示すように、収容部52内に電気接続箱50が収容された状態において、収容部52において第2ロック突部68と対応する位置には、第2ロック突部68と弾性的に係合する第2ロック受け部69が形成されている。
続いて、本実施形態の作用、効果について以下に説明する。まず、電線65が接続された状態の相手側コネクタ64を、ベース51の下側から上側へと、収容部52内を挿通させる。次いで、ベース51の上方において、相手側コネクタ64を、電気接続箱50のコネクタ56と嵌合させる。その後、相手側コネクタ64を下側に向けた姿勢で、電気接続箱50を収容部52内に上方から収容する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)係合部と係合受け部とは、常には離間しており、電線が引っ張られた時にのみ、係合部が、電線の導出方向について後方から、係合受け部に当接する構成としてもよい。
(2)本実施形態においては、電線はケースのうち収容部の貫通方向と交差する1つの面(下面)から導出される構成としたが、上面から導出される構成としてもよく、また、上面及び下面の双方から導出される構成としてもよく、必要に応じて、収容部の貫通方向と交差する複数の任意の面から導出される構成としてもよい。
(3)本実施形態においては、カバーとコネクタとは、コネクタに設けられた第1ロック突部と、カバーに設けられた第1ロック受け部とが係合することにより一体に組み付けられる構成としたが、これに限られず、ネジ止め、接着、溶着等、必要に応じて任意の手法によりカバーとコネクタとを一体に組み付ける構成としてもよい。
(4)本実施形態においては、電気接続箱はベースに対して上方から収容される構成としたが、これに限られず、下方から、又は、水平方向から等、必要に応じて任意の方向から収容部に収容される構成としてもよい。
(5)本実施形態においては、電気接続箱はコネクタを下側に向けた姿勢でベースに保持される構成としたが、これに限られず、電気接続箱は必要に応じて任意の姿勢でベースに保持される構成としてもよい。
11,51…ベース
12,52…収容部
13,53…ケース
15,55…カバー
16,56…コネクタ
17,57…ガイド部
18,58…ガイド受け部
24,64…相手側コネクタ
26,66…導出面(一の面)
25,65…電線
30,70…係合部
31,71…係合受け部
59…第1ロック突部(ロック突部)
69…第2ロック受け部(ロック受け部)
90…逃がし凹部
Claims (6)
- ケースを有する電気接続箱と、表裏を貫通する収容部が設けられると共に前記収容部内に前記電気接続箱が組み付けられるベースと、を備えた電気接続箱の組み付け構造であって、
前記ケースの外面のうち、前記収容部の貫通方向と交差する一の面からは電線が導出されており、前記電気接続箱は、前記収容部内に、前記電線の導出方向について後方から収容されるようになっており、前記電気接続箱が前記収容部内に収容された状態で、前記ケースのうち前記収容部の内壁と対向する位置には前記収容部側に突出する係合部が設けられており、前記収容部の内壁のうち前記係合部と対応する位置には係合受け部が形成されており、
前記電線が引っ張られた時に、前記係合部が、前記係合受け部に対して、前記導出方向について後方から当接するようになっている電気接続箱の組み付け構造。 - 前記係合部は、前記ケースのうち、前記一の面を始点として、前記導出方向について後方に離間した位置に設けられている請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記ケースは、前記一の面側に開口するカバーと、前記カバーの開口に組み付けられると共に相手側コネクタと嵌合可能なコネクタと、を備え、前記相手側コネクタには前記電線が接続されており、前記係合部は前記カバーに設けられている請求項2に記載の電気接続箱の組み付け構造。
- 前記カバーの外面には前記収容部側に突出すると共に前記導出方向について延びるガイド部が形成されており、前記収容部には前記ガイド部と摺接して前記電気接続箱を前記収容部内に案内するガイド受け部が形成されており、前記ガイド部のうち前記導出方向についての前端部が前記係合部とされる請求項3に記載の電気接続箱の組み付け構造。
- 前記カバーの開口縁部には前記カバーが開口する方向に突出するロック受け部が形成されており、前記ロック受け部の内面は前記カバーの内面と面一に形成されており、前記コネクタの外面には前記ロック受け部との干渉を避ける逃がし凹部が陥没して形成されており、前記逃がし凹部には、前記ロック受け部と弾性的に係合するロック突部が突出して形成されている請求項3または請求項4に記載の電気接続箱の組み付け構造。
- 前記電線は前記ケースの下面から下方に導出されており、前記電気接続箱は前記収容部内に上方から収容される請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の電気接続箱の組み付け構造。
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