JP4303577B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電気接続箱本体が合体された電気接続箱に関する。
この種の電気接続箱としては、図6に示す特許文献1に開示されたものがある。
この電気接続箱100は、図6に示すように、機能等により分割された第1電気接続箱本体101及び第2電気接続箱本体102と外部カバー部材103とを有する。第1及び第2電気接続箱本体101、102の互いの合体面にはロック部101aと被ロック部102aとがそれぞれ設けられており、第1及び第2電気接続箱本体101、102同士は、互いの合体面を突き合わせ、且つ、ロック部101aに被ロック部102aをロックさせることにより合体されている。合体された第1及び第2電気接続箱本体101、102は外部カバー部材103内に収容されている。第1電気接続箱本体101の外周面と外部カバー部材103の内周面にはロック部101bと被ロック部103bがそれぞれ設けられ、第1電気接続箱本体101と外部カバー部材103とは、ロック部101bに被ロック部103bをロックさせることにより固定されている。外部カバー部材103には2箇所に電線引き出し孔103c、103dが設けられ、この各電線引き出し孔103c、103dより第1及び第2電気接続箱本体101、102の下面に接続された複数の電線(図示せず)が外部に導き出されている。
特開平8−140240号公報
しかしながら、前記従来の電気接続箱100では、第2電気接続箱本体102の被ロック部102aと第1電気接続箱本体101のロック部101aとを位置合わし、第2電気接続箱本体102を上方より下方に向かってスライドすると、被ロック部102aがロック部101aにロックすることによって合体される。この第2電気接続箱本体102の合体作業に際して、第2電気接続箱本体102の下面より導き出された複数の電線(図示せず)が第2電気接続箱本体102と第1電気接続箱本体101との間に噛み込む恐れがある。電線が第1及び第2電気接続箱本体101、102の間に噛み込むと、第1及び第2電気接続箱本体101、102とが適正にロックされなかったり、噛み込んだ電線が傷ついて接続不良になるという不具合が発生する。
又、合体した第1及び第2電気接続箱本体101、102を外部カバー部材103内に収容する際に、第2電気接続箱本体102の下面より導き出された複数の電線が第2電気接続箱本体102と外部カバー部材103との間に噛み込む恐れがあり、上記と同様の不具合が発生する。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、電線が双方の電気接続箱本体の間や外部カバー部材との間に噛み込むことによる不具合を防止できる電気接続箱を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、一方の電気接続箱本体と他方の電気接続箱本体を互いの合体面を突き合わせた状態で合体させ、合体した電気接続箱本体を外部カバー部材内に収容する電気接続箱であって、一方の前記電気接続箱本体の合体面に沿って、且つ、他方の前記電気接続箱本体の下方に、他方の前記電気接続箱本体より導き出された複数の電線の配策方向を規制する電線配索規制部を設け、前記電線配索規制部は、一方の前記電気接続箱本体の合体面に沿って装着される内部カバー部材に設けられ、前記内部カバー部材は、一方の前記電気接続箱本体の前記合体面に露出された端子部を覆う端子カバー部を有し、前記電線配索規制部と前記内部カバー部材との間にスライド挿入される他方の前記電気接続箱本体の前記合体面に形成されたロック部を、一方の前記電気接続箱本体の前記合体面に形成された被ロック部に結合させることを特徴とする。
この電気接続箱では、一方の電気接続箱本体に他方の電気接続箱本体を合体させる過程にあって、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線配索規制部に自然に収容され、自然に収容されない場合には複数の電線を電線配索規制部内に収容しつつ合体作業を進めることにより電線の自由な変移を規制できるため、電線が双方の電気接続箱本体の間に容易に噛み込まないようできる。又、合体された電気接続箱本体を外部カバー部材に収容する際に、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線配索規制部で自由な変移が規制されているため、外部カバー部材との間に噛み込むことがない。
また、一方の前記電気接続箱本体に内部カバー部材に装着することによって電線配索規制部を付加できる。
さらに、一方の電気接続箱本体の端子部を保護できる。
請求項2の発明は、請求項1記載の電気接続箱であって、他方の前記電気接続箱本体は、一方の前記電気接続箱本体に対し上方から下方へのスライドによって合体され、前記内部カバー部材の上部には電線を前記電線配索規制部内に導く電線ガイド部が設けられていることを特徴とする。
この電気接続箱では、請求項1の発明の作用に加え、一方の電気接続箱本体に他方の電気接続箱本体を合体させる過程にあって、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線ガイド部によって電線配索規制部内にスムーズに収容される。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2記載の電気接続箱であって、前記内部カバー部材に設けられた電線配索規制部と他方の前記電気接続箱本体とをロックするロック手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電気接続箱であって、前記電線配索規制部の上端側が、一方の前記電気接続箱本体に接触するように傾斜されたことを特徴とする。
この電気接続箱では、請求項1、または請求項2の発明の作用に加え、他方の電気接続箱本体が一方の電気接続箱本体に固定されると共に内部カバー部材にも固定される。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、複数の電気接続箱本体が合体される電気接続箱であって、一方の電気接続箱本体の合体面で、且つ、他方の電気接続箱本体の下方に、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線の配策方向を規制する電線配索規制部を設けたので、一方の電気接続箱本体に他方の電気接続箱本体を合体させる過程にあって、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線配索規制部に自然に収容され、自然に収容されない場合には複数の電線を電線配索規制部内に収容しつつ合体作業を進めることにより電線の自由な変移を規制できるため、電線が双方の電気接続箱本体の間に容易に噛み込まないようできる。又、合体された電気接続箱本体を外部カバー部材に収容する際に、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線配索規制部で自由な変移が規制されているため、外部カバー部材との間に噛み込むことがない。以上より、電線が双方の電気接続箱本体の間や外部カバー部材との間に噛み込むことに起因する不具合を防止できる。
また、電線配索規制部は、一方の電気接続箱本体に装着される内部カバー部材に設けられたので、一方の前記電気接続箱本体に内部カバー部材に装着することによって電線配索規制部を付加できるため、電線配索規制部を容易に取付けできる。
さらに、内部カバー部材は、一方の電気接続箱本体の合体面に露出された端子部を覆う端子カバー部を有するので、一方の電気接続箱本体の端子部を保護できる。
請求項2の発明によれば、請求項1記載の電気接続箱であって、他方の電気接続箱本体は、一方の電気接続箱本体に対し上方から下方へのスライドによって合体され、内部カバー部材の上部には電線を電線配索規制部内に導く電線ガイド部が設けられているので、請求項1の発明の効果に加え、一方の電気接続箱本体に他方の電気接続箱本体を合体させる過程にあって、他方の電気接続箱本体より導き出された複数の電線が電線ガイド部によって電線配索規制部内にスムーズに収容される。従って、合体作業性が向上する。
請求項3の発明によれば、請求項1、または請求項2記載の電気接続箱であって、内部カバー部材と他方の電気接続箱本体とをロックするロック手段を設けたので、請求項1、または請求項2の発明の効果に加え、他方の電気接続箱本体が一方の電気接続箱本体に固定されると共に内部カバー部材にも固定されるため、他方の電気接続箱本体等を強固に固定できる。
請求項4の発明によれば、請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電気接続箱であって、電線配索規制部の上端側が、一方の電気接続箱本体に接触するように傾斜されたので、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、傾斜面により電線を容易にカバーすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の一実施形態を示し、図1は第1電気接続箱本体2に内部カバー部材5と第3電気接続箱本体4を組み付ける状態を示す分解斜視図、図2は第1電気接続箱本体2及び第3電気接続箱本体4に第2電気接続箱本体3を組み付けする前の状態を示す斜視図、図3は第1電気接続箱本体2及び第3電気接続箱本体4に第2電気接続箱本体3を組み付ける途中状態を示す斜視図、図4は第1及び第3電気接続箱本体4に第2電気接続箱本体3を組み付け完了した状態を示す斜視図、図5は合体した第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4を外部カバー部材6に収容する前の状態を示す斜視図である。
図1〜図5に示すように、電気接続箱1(図5に示す)は、一方の電気接続箱本体である第1電気接続箱本体2と、他方の電気接続箱本体である第2電気接続箱本体3と、第3電気接続箱本体4と、内部カバー部材5とこれらを収容する外部カバー部材6とから主に構成されている。
第1電気接続箱本体2は、所定の分岐回路及び複数のヒュージブルリンク部を形成するブスバー(特に、符号を付さず)と、このブスバー等を内部に配置したハウジング7とを有する。ブスバーには複数の端子部8が形成されており、この複数の端子部8の一部は、ハウジング7の合体面7aに露出して配置されており、この各端子部8にはボルト等により各電線W1の一端側が固定されている。又、ブスバーには連結端子部9が形成され、この連結端子部9には第3電気接続箱本体4の連結端子部21にボルト等によって固定される。
ハウジング7の合体面7aには、その上部側に第2本体用被ロック部10が設けられていると共にその下部側に内部カバー用スライド係止部11が上下方向に形成されている。又、ハウジング7の合体面7aの反対面には外部カバー用ロック部(図示せず)が設けられている。更に、ハウジング7の合体面7aに直交する側面には第3本体用スライド突起13が設けられている。
第2電気接続箱本体3は、複数のリレー部品(図示せず)及びヒューズ部品(図示せず)が搭載されるハウジング15を有し、このハウジング15の下面より複数の電線W2が導き出されている。ハウジング15の合体面(図示せず)には第1本体用ロック部19が設けられている。つまり、第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3とは、互いの合体面7a、(図示せず)を突き合わせ、且つ、第2本体用被ロック部10に第1本体用ロック部19をロックさせることにより合体できるよう構成されている。又、第2電気接続箱本体3の合体面(図示せず)の反対面には内部カバー用ロック突起17が2箇所に設けられている。更に、第2電気接続箱本体3の合体面15aに直交する側面には第3本体用スライド突起18が設けられている。
第3電気接続箱本体4は、複数のヒューズ部品(図示せず)が搭載されるハウジング20を有し、このハウジング20内にはブスバー(特に、符号を付さず)が配置されている。このブスバーの一部によって連結端子部21が形成されており、この連結端子部21が上述したように第1電気接続箱本体2の連結端子部9に連結される。ハウジング20の合体面(図示せず)には第1本体用スライド溝部(図示せず)及び第2本体用スライド溝(図示せず)とがそれぞれ設けられている。ハウジング20の両外面には外部カバー用ロック部22がそれぞれ設けられている。
内部カバー部材5は、第1電気接続箱本体2の左右に分かれて配置された端子部8の全域を被う大きさに形成された端子カバー部25と、この端子カバー部25の外面より突出された電線配索規制部26とを有している。端子カバー部25の内面側で、且つ、3箇所には第1本体用スライドレール部25a、(図示せず)が上下方向に沿って設けられている。各第1本体用ガイドレール部25a、(図示せず)を第1電気接続箱本体2の内部カバー用スライド係止部11に係止しつつスライドすることによって内部カバー部材5を第1電気接続箱本体2に装着できる。第1電気接続箱本体2に内部カバー部材5に装着されると、端子カバー部25が第1電気接続箱本体2の端子部8の外周を被う位置に位置すると共に電線配索規制部26が第2電気接続箱本体3の下方位置に配置される。
電線配索規制部26は端子カバー部25の下側より外側に向かってせり出すように配置され、その両端開口の一方が電線W2の導出開口部26aとされる。電線配索規制部26の上端の2箇所には第2本体用ロック孔27が設けられている。この第2本体用ロック孔27と第1電気接続箱本体2の内部カバー用ロック突起17とによってロック手段28が構成されている。又、電線配索規制部26に対向配置される端子カバー部25の上部には、電線ガイド部29が設けられている。この電線ガイド部29は、上端側が第1電気接続箱本体2の合体面7a側に接触するよう傾斜され、第2電気接続箱本体3を第1電気接続箱本体2に合体させる際に電線W2を電線配索規制部26内にガイドする。
外部カバー部材6は、上面の全域が開口されており、この上面より第1電気接続箱本体2等を収容するようになっている。外部カバー部材6の内面の適所には本体用被ロック部30、(図示せず)が設けられている。又、外部カバー部材6の一方の側面には第3本体用スライド係止溝31が形成され、他方の側面には電線導出孔32が形成されている。
次に、電気接続箱1の組立て手順を説明する。図1に示すように、第1電気接続箱本体2の合体面7aの内部カバー用スライド係止部11に内部カバー部材5の第1本体用ガイドレール部(図示せず)を嵌合するよう位置合わせし、第1電気接続箱本体2に対して内部カバー部材5を上方から下方にスライドさせる。これにより、内部カバー部材5が第1電気接続箱本体2に装着される。又、第1電気接続箱本体2の第3本体用スライド突起18に第3電気接続箱本体4の第1本体用スライド溝部(図示せず)を位置合わせし、第1電気接続箱本体2に対して第3電気接続箱本体4を上方から下方にスライドさせる。これにより、第3電気接続箱本体4が第1電気接続箱本体2に嵌合される。又、双方の連結端子部9、21が密着状態で位置合わせされ、双方の連結端子部9、21を連結ボルト(図示せず)によって締結する。これにより、第3電気接続箱本体4が第1電気接続箱本体2に合体される。
次に、図2に示すように、第1電気接続箱本体2の合体面7aの第2本体用被ロック部10に第2電気接続箱本体3の第1本体用ロック部19を位置合わせし、且つ、第3電気接続箱本体4の第2本体用スライド溝(図示せず)に第2電気接続箱本体3の第3本体用スライド突起18を位置合わせし、第1電気接続箱本体2及び第3電気接続箱本体4に対して第2電気接続箱本体3を上方から下方にスライドする。第2電気接続箱本体3が下方に変移されると、図3に示すように、下面より導出された複数の電線W2が内部カバー部材5の電線配索規制部26に徐々に近接される。ここで、第2電気接続箱本体3の複数の電線W2が電線配索規制部26内に自然に収容される。但し、自然に収容されない場合には電線W2を電線配索規制部26内に収容しつつ合体作業を進める。
第2電気接続箱本体3を最後までスライドすると、図4に示すように、第2本体用被ロック部10と第1本体用ロック部19がロックされ、第2電気接続箱本体3が第1電気接続箱本体2に合体される。又、第3本体用スライド突起18が第2本体用スライド溝(図示せず)が完全に進入され、第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4が係合される。更に、第2電気接続箱本体3の内部カバー用ロック突起17に内部カバー部材5の第2本体用ロック孔27が弾性復帰変形により係合され、第2電気接続箱本体3と内部カバー部材5が固定される。このように第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4が合体されると共に、第2電気接続箱本体3の複数の電線W2は内部カバー部材5の電線配索規制部26内に完全に収容され、電線配索規制部26の導出開口部26aより導き出される。
次に、図5に示すように、合体された第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4の各外部カバー用ロック部(図示せず)、22を外部カバー部材6の各本体用被ロック部30、(図示せず)に位置合わせし、合体された第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4を外部カバー部材6の上方から内部に挿入する。合体された第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4を完全に外部カバー部材6内に挿入すると、各外部カバー用ロック部(図示せず)、22が各本体用被ロック部30、(図示せず)にそれぞれロックされ、合体された第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4が外部カバー部材6内に固定される。
以上、この電気接続箱1では、第1電気接続箱本体2に第2電気接続箱本体3を合体させる過程にあって、第2電気接続箱本体3より導き出された複数の電線W2が電線配索規制部26に自然に収容され、自然に収容されない場合には複数の電線W2を電線配索規制部26内に収容しつつ合体作業を進めることにより電線W2の自由な変移を規制できるため、電線W2が第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3の間に噛み込まないようにできる。又、合体された第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4を外部カバー部材6に収容する際に、第2電気接続箱本体3より導き出された複数の電線W2が電線配索規制部26で自由な変移が規制されているため、外部カバー部材6との間に噛み込むことがない。以上より、電線W2が第1電気接続箱本体2及び第2電気接続箱本体3の間や外部カバー部材6との間に噛み込むことに起因する不具合を防止できる。つまり、第1電気接続箱本体2及び第2電気接続箱本体3とが適正にロックされなかったり、噛み込んだ電線W2が傷ついて接続不良になるという不具合を防止できる。
上記実施形態では、電線配索規制部26は、第1電気接続箱本体2に装着される内部カバー部材5に設けられたので、第1電気接続箱本体2に内部カバー部材5を装着することによって電線配索規制部26を付加できるため、電線配索規制部26を容易に取付けできる。
上記実施形態では、内部カバー部材5は、第1電気接続箱本体2の合体面7aに露出された端子部8を覆う端子カバー部25を有するので、第1電気接続箱本体2の端子部8を保護できる。
上記実施形態では、第2電気接続箱本体3は、第1電気接続箱本体2に対し上方から下方へのスライドによって合体され、内部カバー部材5の上部には電線W2を電線配索規制部26内に導く電線ガイド部29が設けられているので、第1電気接続箱本体2に第2電気接続箱本体3を合体させる過程にあって、第2電気接続箱本体3より導き出された複数の電線W2が電線ガイド部29によって電線配索規制部26内にスムーズに収容される。従って、合体作業性が向上する。
上記実施形態では、内部カバー部材5と第2電気接続箱本体3とをロックするロック手段28を設けたので、第2電気接続箱本体3が第1電気接続箱本体2に固定されると共に内部カバー部材5にも固定されるため、第2電気接続箱本体3等を強固に固定できる。
尚、上記実施形態では、第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3の他に第3電気接続箱本体4を合体させるよう構成されているが、本発明は、第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3のみ合体させるものであっても適用でき、又、第1電気接続箱本体2と第2電気接続箱本体3と第3電気接続箱本体4に対して更に1以上の電気接続箱本体を合体させるものであっても適用できることはもちろんである。
本発明の一実施形態を示し、第1電気接続箱本体に内部カバー部材と第3電気接続箱本体を組み付ける状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、第1電気接続箱本体に第2電気接続箱本体を組み付けする前の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、第1及び第3電気接続箱本体に第2電気接続箱本体を組み付け途中の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、第1及び第3電気接続箱本体に第2電気接続箱本体を組み付け完了した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、合体した第1〜第3電気接続箱本体を外部カバー部材に収容する前の状態を示す斜視図である。 従来例を示し、電気接続箱の一部斜視図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 第1電気接続箱本体(一方の電気接続箱本体
3 第2電気接続箱本体(他方の電気接続箱本体)
5 内部カバー部材
6 外部カバー部材
7a 合体面
8 端子部
25 端子カバー部
26 電線配索規制部
28 ロック手段
29 電線ガイド部
W2 電線

Claims (4)

  1. 一方の電気接続箱本体と他方の電気接続箱本体を互いの合体面を突き合わせた状態で合体させ、合体した電気接続箱本体を外部カバー部材内に収容する電気接続箱であって、
    一方の前記電気接続箱本体の合体面に沿って、且つ、他方の前記電気接続箱本体の下方に、他方の前記電気接続箱本体より導き出された複数の電線の配策方向を規制する電線配索規制部を設け、
    前記電線配索規制部は、一方の前記電気接続箱本体の合体面に沿って装着される内部カバー部材に設けられ、
    前記内部カバー部材は、一方の前記電気接続箱本体の前記合体面に露出された端子部を覆う端子カバー部を有し、
    前記電線配索規制部と前記内部カバー部材との間にスライド挿入される他方の前記電気接続箱本体の前記合体面に形成されたロック部を、一方の前記電気接続箱本体の前記合体面に形成された被ロック部に結合させることを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1記載の電気接続箱であって、
    他方の前記電気接続箱本体は、一方の前記電気接続箱本体に対し上方から下方へのスライドによって合体され、前記内部カバー部材の上部には電線を前記電線配索規制部内に導く電線ガイド部が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  3. 請求項1、または請求項2記載の電気接続箱であって、
    前記内部カバー部材に設けられた電線配索規制部と他方の前記電気接続箱本体とをロックするロック手段を設けたことを特徴とする電気接続箱。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電気接続箱であって、
    前記電線配索規制部の上端側が、一方の前記電気接続箱本体に接触するように傾斜されたことを特徴とする電気接続箱。
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