JP4826257B2 - 自動車用の電気接続箱 - Google Patents
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Description
一般に、ケース本体の下面側にはワイヤハーネスが接続されており、該ワイヤハーネスをロアカバーに設けた開口から外部に引き出しているが、ケース本体にロアカバーを組み付ける際に、ケース本体とロアカバーとで前記ワイヤハーネスを噛み込んでしまうと、ワイヤハーネスを損傷させてしまうおそれがある。
特に、ケース本体にサブケース嵌合用の開口を設け、ケース本体に被せるロアカバーに前記開口に沿って仕切壁を突設している場合には、ロアカバーをケース本体に被せて結合する際に、サブケースと仕切壁の間にワイヤハーネスが噛み込まれてワイヤハーネスに損傷が発生する場合が多い。
これにより、ケース本体2に接続されたワイヤハーネスW/Hがハーネス保護部材3によりロアカバー4に設けた電線引出口4a側へ方向規制されるため、ケース本体2にロアカバー4を組み付ける際にワイヤハーネスW/Hを噛み込んでしまうのを防止することができる。
前記開口に沿ったケース本体に、ワイヤハーネスを非開口側へとガイドするハーネス保護部材を着脱自在に取り付け、
前記ハーネス保護部材は、前記開口側に閉鎖側壁を設けると共に該閉鎖側壁に底壁を連続させ、該底壁によりワイヤハーネスが前記閉鎖側壁を乗り越えるのを防止してワイヤハーネスの噛み込みを防止する一方、前記閉鎖側壁と反対側は開放した形状とし、前記ワイヤハーネスを少なくとも前記開口側はハーネス保護部材で覆うと共に開放側からワイヤハーネスを引き出し可能とし、
かつ、前記ハーネス保護部材には、長さ方向の一端側にヒンジ軸部を突設していると共に、他側にロック部を設ける一方、前記ケース本体には、前記ハーネス保護部材のヒンジ軸部を回転自在に嵌合するヒンジ受け部と、前記ロック部とロック結合する被ロック部を設け、前記ハーネス保護部材の前記ヒンジ軸部を前記ヒンジ受け部に嵌合してヒンジ結合し、該ヒンジ結合部を支点としてハーネス保護部材の内部に前記ワイヤハーネスを収容した状態で回転させて前記ロック部を被ロック部とロック結合させ、
さらに、前記ケース本体には、前記ハーネス保護部材のヒンジ軸部の突設側の側壁に干渉する外れ防止リブを突設すると共に、前記ハーネス保護部材のロック部を設けた側壁の外面に当接する押さえリブを突設している自動車用の電気接続箱を提供している。
また、ワイヤハーネス全体にハーネス保護部材を被せるのではなく、前記ハーネス保護部材は噛み込みが発生する開口と反対側(非開口側)は側壁及び底壁を設けない開放した形状としているため、ハーネス保護部材に大きな圧力を与えるワイヤハーネスを開放側へ逃がしてやることができ、ハーネス保護部材がワイヤハーネスから受ける圧力を軽減することができる。これにより、ハーネス保護部材のケース本体への取付作業を容易にすることができると共に、取付後においてもハーネス保護部材の脱落や破損を防止することができる。
このように、ワイヤハーネスの径に応じてハーネス保護部材で覆うワイヤハーネスと開放側から逃がすワイヤハーネスとを分別することが好ましい。
前記ケース本体には、前記ハーネス保護部材のヒンジ軸部を回転自在に嵌合するヒンジ受け部と、前記ロック部とロック結合する被ロック部を設けると共に、前記のように、ハーネス保護部材の前記ヒンジ軸部を前記ヒンジ受け部に嵌合してヒンジ結合し、該ヒンジ結合部を支点としてハーネス保護部材の内部に前記ワイヤハーネスを収容した状態で回転させて、前記ロック部を被ロック部とロック結合させている。
さらに、前記ケース本体には、前記開口周縁に沿って前記ハーネス保護部材の閉鎖側壁の端縁に嵌合するガイド部を設け、ハーネス保護部材の前記閉鎖側壁の端縁を前記ガイド部と嵌合させることが好ましい。
前記従来例のようにケース本体にハーネス保護部材を真っ直ぐに組み付ける構成とすると、ハーネス保護部材がワイヤハーネスの圧力により変形してロック部が位置ズレを起こして組付作業性が低下するが、前記のように本発明ではハーネス保護部材の変形を防止しているためケース本体への組付作業性を向上させることができる。
また、ワイヤハーネス全体にハーネス保護部材を被せるのではなく、前記ハーネス保護部材は噛み込みが発生する開口と反対側(非開口側)は側壁及び底壁を設けない開放した形状としているため、ワイヤハーネスを開放側へ逃がしてやることができ、ハーネス保護部材がワイヤハーネスから受ける圧力を軽減することができる。これにより、ハーネス保護部材のケース本体への取付作業を容易にすることができると共に、取付後においてもハーネス保護部材の脱落や破損を防止することができる。
図1乃至図7は、本発明の実施形態を示し、電気接続箱10は、自動車のエンジンルームに搭載されるジャンクションボックスからなり、内部回路を備えたケース本体11に接続したワイヤハーネスW/Hをハーネス保護部材20で方向規制した状態でロアカバー30とアッパーカバー(図示せず)を組み付ける構成としている。
詳細には、図3(B)中、ケース本体11の下面11aの上半分の略全域に開口13を設け、該開口13の右側にコネクタ収容部12を1つ設けている。また、図3(B)中、下面11aの下半分には、右側の約3分の2の領域11cに複数のコネクタ収容部12を密集配置し、残りの左側の約3分の1は空き領域11dとしている。
なお、ハーネス保護部材20の底壁22で完全に覆ったコネクタ収容部12Aには小径のワイヤハーネスW/Hのみを接続する一方、底壁22で部分的に覆ったコネクタ収容部12Bや完全に露出させたコネクタ収容部12Cには小径のワイヤハーネスW/Hと大径のワイヤハーネスW/Hとを混在させて接続している。
ハーネス保護部材20の長さ方向の一端側の側壁21aの外面にヒンジ軸部23を突設していると共に、他端側の側壁21dの外面に枠形状のロック部24を設けている。ヒンジ軸部23は、図2に示すように、側壁21aの外面から突出し下方に屈曲する複数の基部23aと、これら基部23aの先端を連結する軸本体部23bとからなる。
一方、ケース本体11には、ハーネス保護部材20のヒンジ軸部23を回転自在に嵌合するヒンジ受け部14と、前記ロック部24とロック結合する爪状の被ロック部15を設けている。ヒンジ受け部14は、ケース本体11の領域11cと空き領域11dの境界位置に立設する隔壁部14aと、該隔壁部14aの空き領域11d側の側面に突設した軸受爪14bとからなる。
ケース本体11にハーネス保護部材20を組み付ける際には、ハーネス保護部材20のヒンジ軸部23の軸本体部23bをケース本体11のヒンジ受け部14の軸受爪14bの下面に係止させた状態でケース本体11の下面11a側に回転させ、ハーネス保護部材20のロック部24とケース本体11の被ロック部15とをロック結合する構成としている。
さらに、ケース本体11には、ヒンジ受け部14の両側にハーネス保護部材20の側壁21aに干渉する外れ防止リブ18を突設すると共に、被ロック部15の近傍にハーネス保護部材20の側壁21dの外面に当接する押さえリブ19を突設している。
まず、内部回路を備えたケース本体11のコネクタ収容部12にワイヤハーネスW/Hの端末に接続したコネクタCを嵌合接続し、ケース本体11の内部回路とワイヤハーネスW/Hとを接続する。
このように、ケース本体11に取り付けたハーネス保護部材20により、ワイヤハーネスW/Hがケース本体11の開口13側にいかないようにしている。
また、ワイヤハーネス全体にハーネス保護部材20を被せるのではなく、ハーネス保護部材20は噛み込みが発生する開口13と反対側(非開口側)は側壁及び底壁を設けない開放した形状としているため、ハーネス保護部材20に大きな圧力を与えるワイヤハーネスW/Hを開放側へ引き出して逃がしてやることができる。これにより、ハーネス保護部材20がワイヤハーネスW/Hから受ける圧力を軽減することができ、ハーネス保護部材20のケース本体11への取付作業を容易にすることができると共に、取付後においてもハーネス保護部材20の脱落や破損を防止することができる。
11 ケース本体
12 コネクタ収容部
13 開口
14 ヒンジ受け部
15 被ロック部
16 ガイド壁
17 ガイド部
18 外れ防止リブ
19 押さえリブ
20 ハーネス保護部材
21b、21c 閉鎖側壁
22 底壁
23 ヒンジ軸部
24 ロック部
30 ロアカバー
32 壁部
Claims (3)
- ケース本体に接続されるワイヤハーネスが外方に引き出されると共に、該ケース本体に被せるカバーに立設した壁部を前記ケース本体に設けられた開口に沿わせて取り付ける電気接続箱であって、
前記開口に沿ったケース本体に、ワイヤハーネスを非開口側へとガイドするハーネス保護部材を着脱自在に取り付け、
前記ハーネス保護部材は、前記開口側に閉鎖側壁を設けると共に該閉鎖側壁に底壁を連続させ、該底壁によりワイヤハーネスが前記閉鎖側壁を乗り越えるのを防止してワイヤハーネスの噛み込みを防止する一方、前記閉鎖側壁と反対側は開放した形状とし、前記ワイヤハーネスを少なくとも前記開口側はハーネス保護部材で覆うと共に開放側からワイヤハーネスを引き出し可能とし、
かつ、前記ハーネス保護部材には、長さ方向の一端側にヒンジ軸部を突設していると共に、他側にロック部を設ける一方、前記ケース本体には、前記ハーネス保護部材のヒンジ軸部を回転自在に嵌合するヒンジ受け部と、前記ロック部とロック結合する被ロック部を設け、前記ハーネス保護部材の前記ヒンジ軸部を前記ヒンジ受け部に嵌合してヒンジ結合し、該ヒンジ結合部を支点としてハーネス保護部材の内部に前記ワイヤハーネスを収容した状態で回転させて前記ロック部を被ロック部とロック結合させ、
さらに、前記ケース本体には、前記ハーネス保護部材のヒンジ軸部の突設側の側壁に干渉する外れ防止リブを突設すると共に、前記ハーネス保護部材のロック部を設けた側壁の外面に当接する押さえリブを突設している自動車用の電気接続箱。 - 前記ケース本体には、前記開口周縁に沿って前記ハーネス保護部材の閉鎖側壁の端縁に嵌合するガイド部を設けている請求項1に記載の自動車用の電気接続箱。
- 前記ケース本体はジャンクションボックスのケース本体からなり、該ケース本体に設けた前記開口は貫通孔または凹部の表面開口からなり、該開口にはリレーボックスが嵌合固定されると共に、前記カバーはケース本体の下部を覆うロアカバーからなり、該ロアカバーに前記開口周縁に沿って突出する前記壁部が設けられている請求項1または請求項2に記載の自動車用の電気接続箱。
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