JP4168619B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタを固定可能な電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に装備されている電気接続箱においては、電気配線を行う上で用いられるワイヤーハーネスを外側面に取り付けるようになっているものが知られており、その一例が特開平11−204955号に開示されている。図8に示すように、電気接続箱1にはこれとは別体に形成されたクリップ2が用いられている。クリップ2は、ばねによるクランプ片3でもってワイヤーハーネス4を保持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような電気接続箱において、ワイヤーハーネスは保持されるものの、ワイヤーハーネスの端部に装着されているコネクタ自身は固定されずに遊動状態となっていることが多い。そのため、コネクタが電気接続箱に衝突したり、例えば複数のコネクタが装着されている場合には、これらのコネクタ同士が干渉し合って異音を発するなどの問題が生じる虞があった。
そこで、電気接続箱にコネクタに対する保持部を設けることが考えられるが、その側壁の外面側に保持部を設けたのではコネクタが電気接続箱の幅方向の張り出しとなって、電気接続箱の設置時においてコネクタと周辺部材との干渉が懸念される。したがって、このような懸念が払拭されるように保持部を配置しなければならない。
【0004】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタを固定可能な電気接続箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
求項1の発明は、箱本体と、前記箱本体の下面においてワイヤーハーネスの引出し部分を覆うロアカバーが備えられた電気接続箱であって、前記ロアカバーの底壁の外面側には平板状の基板が垂下して設けられ、この基板に、前記ロアカバーから引き出されたワイヤーハーネスの先端に装着されたコネクタを装着可能な保持部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記保持部は前記基板の両面に設けられているところに特徴を有する。
【0006】
請求項3の発明は、箱本体と、前記箱本体の下面においてワイヤーハーネスの引出し部分を覆うロアカバーが備えられた電気接続箱であって、前記ロアカバーの底壁の外面側には、コネクタを装着可能な保持部が形成され、同保持部は長さの異なる複数のコネクタを、これらコネクタの嵌合面が同一方向を向くようにして装着可能なものが並列して配され、かつこれら保持部は前記各コネクタの嵌合面の位置が揃うよう、各コネクタの嵌合方向に沿って段違いに配列されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項または請求項に記載のものにおいて、前記ロアカバーの底壁の内面側で前記基板に対応した領域には、前記基板の側面と直交する方向に沿って補強リブが設けられているところに特徴を有する。
【0007】
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記ロアカバーの底壁の内面側には前記補強リブが複数本突設されると共に、前記補強リブの間の底壁には内部排水孔が貫通形成されているところに特徴を有する。
【0008】
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記基板には、前記内部排水孔の外側の開口縁を取り囲むように形成されたカバー部が設けられ、このカバー部には外部排水孔が前記内部排水孔の開口方向とは異なる方向に開口して設けられているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
ロアカバーから引き出されたワイヤーハーネスの先端に装着されたコネクタは、保持部によってロアカバーの底壁の外面から垂下された基板に固定される。したがって、コネクタの遊動に起因する異音の発生を防止可能となる。また、コネクタが保持部に装着された状態では、コネクタはロアカバーに隠された位置に配されているため、電気接続箱の設置時において周辺部材に干渉しにくい。
<請求項2の発明>
基板の両面の保持部にコネクタを装着可能で、かつ基板は平板状であるため、狭いスペースで複数のコネクタを装着することができ、コネクタを保持する部分の省スペース化が可能となる。
【0010】
<請求項3の発明>
保持部には、嵌合方向の長さが異なるコネクタが装着される場合が考えられる。これらのコネクタを、単に並列して配した保持部に装着すると、各コネクタの嵌合面がずれた状態となる。すると、他のコネクタよりも嵌合方向に短いコネクタの嵌合作業を行う際には、隣接する保持部に装着された長さの長いコネクタの嵌合面が突出しているため、これに干渉して短い側のコネクタの嵌合作業が行いにくい。その点、請求項3の発明によれば、長さの異なるコネクタであっても嵌合面を揃えることができるためこれらに対する嵌合作業が円滑に行える。
【0011】
<請求項4の発明>
保持部に装着された各コネクタに相手側のコネクタが嵌合されると、基板に対して嵌合方向から力が加えられるため、特に基板の付け根にロアカバーの底壁が歪むような力が加えられる。しかし、請求項4の発明によれば、補強リブが設けられているため、コネクタの嵌合時においてその嵌合力に抗することができる。
<請求項5の発明>
ロアカバーの内部に、万が一水が侵入すると、その水が補強リブ間に溜まってしまうことが懸念される。しかし、ここには内部排水孔が貫通形成されているため、水は内部排水孔を通して排水され、ロアカバー内部に水が溜まることが回避される。
【0012】
<請求項6の発明>
補強リブ間の水は、内部排水孔を通してカバー部に至り、さらにカバー部を経由して外部排水孔から排水される。その場合において、内部排水孔の外側の開口縁がカバー部により覆われ、かつその開口方向が外部排水孔の開口方向と異なっているため、外部排水孔から内部排水孔へ水の侵入が生じにくい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。図1にはコネクタ15を固定可能な電気接続箱10を示す。この電気接続箱10は、箱本体11と、箱本体11の下面側に配されたロアカバー20と箱本体11の上面側に配されたアッパーカバー18とから成っている。
【0014】
箱本体11は、上面側にリレーやヒューズが配され、下面側にはこれらに連結されたワイヤーハーネス14が引き出されている。アッパーカバー18はリレーやヒューズを覆うように配されることでこれらに対する防塵及び防水の役目を果たしている。
次に、ロアカバー20について説明する。ロアカバー20は箱本体11の下面全面を覆うように装着され、前記したワイヤーハーネス14の引き出し部分を覆って防水の役割を果たしている。
【0015】
また、図1から図4に示すように、ロアカバー20は水平な底壁とこの四方を覆う側壁とから箱状に形成され、かつ上面は開放されている。その開口縁にはそれぞれ枠状をなす撓み可能なロック片21が複数個配され、箱本体11に突出形成されたロック爪12と引っ掛かかることにより箱本体11の下面側にロアカバー20を固定可能となっている。
【0016】
ロアカバー20における一側面(図1における左側の面)には、ワイヤーハーネス14の引出し口22が開口している(図3参照)。また引出し口22の上端縁は開放状態となり、ワイヤーハーネス14を引出し口22の上端から導入してワイヤーハーネス14の引き出し方向を一方向へ規制する。
【0017】
また、ロアカバー20の底壁において、引出し口22寄りの位置には貫通孔23が形成され、ワイヤーハーネス14に取付けられたクリップ13を差し込むことでワイヤーハーネス14をロアカバー20の内部に固定できるようにしている。よって、ワイヤーハーネス14を引出し口22に位置決めした状態でロアカバー20を箱本体11に装着できるため、ロアカバー20の装着作業を簡単に行える。
【0018】
さらに、本実施形態では、引出し口22から出されたワイヤーハーネス14は、引出し長さの短いものにはコネクタ15が装着され、長いものはロアカバー20を経由して他所へ向けて配索されるようになっている。他所へ向けて配策されているワイヤーハーネス14は、クリップ13によってロアカバー20の一側壁に一旦保持されるようになっている(図1,図2参照)。
【0019】
即ち、この側壁は図2のように上端から下端へ向けての内向き勾配の傾斜面となっており、この側壁において引出し口22とは反対側の下端には長穴状の貫通孔24が1箇所設けられ、ここにクリップ13を差し込み可能となっている。この貫通孔24は長穴状であるため、予めワイヤーハーネス14に装着されているクリップ13が貫通孔24の形成位置に対して多少ずれていたとしても、クリップ13が取付けられるようになっている。このように、ワイヤーハーネス14は傾斜面上に固定されているため、つまり、ロアカバー20の最大幅寸法内に納められているため、ワイヤーハーネス14がロアカバー20の側方へは突出しないので邪魔にならない。また、貫通孔24が設けられている部分は他部分より一段低く形成された段差面29となっており、クリップ13の取付けのための逃がし面となっている。
【0020】
ロアカバー20の底壁における外面側にはコネクタ15を保持するための保持部30が設けられた基板31が平板状に垂下されている。基板31は底壁の図1における右側寄りの位置に一体形成され、その側面が底壁の長辺と平行となる向きで設けられている。そして図4に示すように、基板31及びカバー部34(後述)が形成されている領域に対応する底壁の内面側には補強リブ25及び補強突部26が形成されている。補強リブ25はロアカバー20の長辺側の対向する両側壁間に渡り、基板31の側面に直交する方向に3本並列して形成されている。図4に示す右端の補強リブ25から基板31の右端部までの領域には、補強突部26が補強リブ25に直交する方向に沿って設けられている。
【0021】
また、これらの補強リブ25は前記したように対向する両側壁に渡って形成されているため、この領域の底壁は各補強リブ25によって仕切られた状態になっている。また、各補強リブ25で囲まれた底壁には、底壁を貫通する内部排水孔27が開口している。
【0022】
さらに、ロアカバー20の排水手段として、3箇所の排水孔28が底壁を方形状に貫通して設けられている。各排水孔28は、図5に示すように、底壁の外面側では開口縁周りに枠状の突部28Aを設けており、底壁の内面側では底壁との間に隙間が形成されるように、対向する一対の開口縁から上方へ架設されたブリッジ部28Bが開口縁の略全幅でもって形成されている。よって、各排水孔28は、底壁の内面側ではブリッジ部28Bにより底壁と平行な方向に開口し、底壁の外面側では底壁と直交する方向に開口することになるため、外側と内側の開口方向が異なる。かくして排水孔28は外部からの水の侵入が生じにくいようになっている。
【0023】
次に、上記した保持部30に装着するコネクタ15について説明する。引出し長さの短いワイヤーハーネス14の先端に取り付けられたコネクタ15の側面側には弾性的に撓み可能なロックアーム16が形成され、その先端には係止爪17が設けられている。ここではまた、嵌合方向の長さの異なるコネクタ15を基板31の同一面側に設けられた保持部30に装着するようにしている。
【0024】
次に、保持部30について説明すると、基板31の両側面にはコネクタ15を取付け可能な保持部30がそれぞれ2個づつ高さ方向に並んで突設されている。本実施形態では、いずれの保持部30もコネクタ15を図1に示す右方向から嵌合できる向きに設定してある。また、両面の保持部30は表裏で高さが揃えられて配されている。
【0025】
保持部30は基板31の表裏いずれにおいても図1における左端部からU字状に折り返されて、基板31との間の空間をコネクタ15のロックアーム16を挿入可能な差込み溝30Aとしている。保持部30の図示左端からは、両面の保持部30とも係止溝32が所定の長さで切り欠かれて形成されることで、係止溝32の終端がロックアーム16の係止爪17と係止可能となっている。また、基板31における係止溝32と対応する位置には、係止溝32と平行をなしてスリット状の切り欠き部31Aが、保持部30の先端部を若干越した位置まで形成されている。ロックアーム16は切り欠き部31A内へ撓んで、差込み溝30Aに入り込むことが可能となる。
【0026】
また、各保持部30を挟んで、その図示上下にはガイド溝33が設けられている。詳しくは図示しないが、前記したコネクタ15には被ガイド部(例えばリブ)が形成され、ガイド溝33に被ガイド部が挿入されることで保持部30に対するコネクタ15の嵌合操作を案内すると共に、ガイド溝33の終端部が被ガイド部と当たり合うことで、コネクタ15の嵌め込み方向への規制がなされている。
【0027】
さらに、上下に配された保持部30は、コネクタ15の嵌合方向に関してずれた配置になっている。このずれ量はこれらに取付けられるコネクタ15の長さ寸法に対応しており、対応するコネクタ15を取付けた時に両コネクタ15の嵌合面が揃うようになっている。
【0028】
また、基板31の付け根部分には、底壁の外面側における内部排水孔27の開口縁を三方から取り囲むような中空のカバー部34が設けられている。このカバー部34は、隣接する保持部30との間に前記ガイド溝33を保有すると共に、図1における左方へ向けて開口している。この開口が内部排水孔27と通じる外部排水孔35となっている。ロアカバー20の補強リブ25間に溜まった水は、内部排水孔27からカバー部33内部を通過して外部排水孔35から排出されるようになっている。この場合、内部排水孔27はカバー部34により覆われ、外部排水孔35の開口方向が内部排水孔27の開口方向と直交しているため、外部排水孔35から内部排水孔27への水の侵入が生じにくいようになっている。
【0029】
よって、上記した本実施形態によれば、ロアカバー20から引き出されたワイヤーハーネス14は他部品に電気的に接続される。そのために、この先端に装着されたコネクタ15はロアカバー20に装着される。まず、各保持部30のガイド溝33にコネクタ15の被ガイド部を適合させ、コネクタ15の外面を基板31の側面に摺接させながらロックアーム16を差込み溝30Aに挿入する。すると、ロックアーム16が撓んで切り欠き部31Aに入り込み、係止溝32に係止爪17が到達するとロックアーム16が復帰変形して係止溝32に係止爪17が引っ掛かりコネクタ15が抜け止めされる。その上、コネクタ15の被ガイド部がガイド溝33の終端部と当たり合うことにより、コネクタ15はその嵌めこみ方向へ動きも規制され、よって、コネクタ15は保持部30に確実に固定される。このような方法で、各保持部30にコネクタ15をそれぞれ装着すると、コネクタ15が遊動することなく保持されるため異音の発生を防止できる。
【0030】
また、コネクタ15の嵌合方向の長さ寸法が異なっていても、段違いに配された保持部30によりコネクタ15の嵌合面を揃えて装着可能となっているため、これらのコネクタ15の嵌合作業時において隣り合うコネクタ15に干渉することなく円滑に嵌合作業を行うことができる。
【0031】
上記したように保持部30に装着された各コネクタ15と各相手側コネクタとの嵌合あるいは離脱作業をする時には、保持部30は嵌合方向から押されるため、基板31の付け根部分に応力が作用する。このような場合でも、補強リブ25により底壁が補強され、前記した力に十分抗して底壁が変形するようなことがない。
【0032】
また、ロアカバー20内部に浸水が生じた場合でも、各排水孔28から外部へ水を排水できる。また、各補強リブ25により仕切られた底壁でも内部排水孔27が開口しているため外部への水の排水が可能となる。加えて、各排水孔28においては外側の開口方向と内側の開口方向が異なっているため外部から内部への水の侵入が生じにくい。さらに、内部排水孔27においても、底壁の外面側の開口縁がカバー部34により覆われ、かつ外部排水孔35が内部排水孔27の開口方向に対して直交する方向に開口しているため、外部排水孔35から内部排水孔27への水の侵入も生じにくい。
さらに、基板31の両面に保持部30を設け、かつ基板31が平板状であるので省スペースでコネクタ15を保持可能となる。
【0033】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、ロアカバー20と基板31を一体形成したが、別体に設けた基板31及び保持部30をロアカバー20に後付けしてもよい。
【0034】
(2)上記した実施形態では、ロアカバー20から引き出されたワイヤーハーネス14のコネクタ15を保持部30に装着した場合について示したが、これに限らず電気接続箱10と無関係のワイヤーハーネスのコネクタを装着しても良い。
(3)上記した実施形態では、保持部30の嵌合面を両面とも同じ方向に向けて形成したが、嵌合方向は異なる方向であっても良い。
【0035】
(4)上記した実施形態では、平板状の基板31をロアカバー20から垂下し、その側面をロアカバー20の長辺と平行に形成したが、基板31の向き、形状、配置は適宜に変更可能である。
(5)上記した実施形態では、保持部30を基板31に設けたが、ロアカバー20の底壁の外面側に保持部30を直接形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるコネクタを固定可能な電気接続箱を示した正面図
【図2】図1の右側面図
【図3】図1の左側面図
【図4】ロアカバーの上面図
【図5】排水孔の横断面図
【図6】保持部にコネクタが装着された状態を示す部分断面図
【図7】内部排水孔と外部排水孔の様子を表す部分断面図
【図8】従来例における電気接続箱の斜視図
【符号の説明】
10電気接続箱
11…箱本体
14…ワイヤーハーネス
15…コネクタ
20…ロアカバー
25…補強リブ
27…内部排水孔
30…保持部
31…基板
34…カバー部
35…外部排水孔

Claims (6)

  1. 箱本体と、前記箱本体の下面においてワイヤーハーネスの引出し部分を覆うロアカバーが備えられた電気接続箱であって、
    前記ロアカバーの底壁の外面側には平板状の基板が垂下して設けられ、この基板に、前記ロアカバーから引き出されたワイヤーハーネスの先端に装着されたコネクタを装着可能な保持部が形成されていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記保持部は前記基板の両面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 箱本体と、前記箱本体の下面においてワイヤーハーネスの引出し部分を覆うロアカバーが備えられた電気接続箱であって、
    前記ロアカバーの底壁の外面側には、コネクタを装着可能な保持部が形成され、同保持部は長さの異なる複数のコネクタを、これらコネクタの嵌合面が同一方向を向くようにして装着可能なものが並列して配され、かつこれら保持部は前記各コネクタの嵌合面の位置が揃うよう、各コネクタの嵌合方向に沿って段違いに配列されていることを特徴とする電気接続箱。
  4. 前記ロアカバーの底壁の内面側で前記基板に対応した領域には、前記基板の側面と直交する方向に沿って補強リブが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の電気接続箱。
  5. 前記ロアカバーの底壁の内面側には前記補強リブが複数本突設されると共に、前記補強リブの間の底壁には内部排水孔が貫通形成されていることを特徴とする請求項4記載の電気接続箱。
  6. 前記基板には、前記内部排水孔の外側の開口縁を取り囲むように形成されたカバー部が設けられ、このカバー部には外部排水孔が前記内部排水孔の開口方向とは異なる方向に開口して設けられていることを特徴とする請求項5記載の電気接続箱。
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