JP2003164037A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2003164037A JP2001361312A JP2001361312A JP2003164037A JP 2003164037 A JP2003164037 A JP 2003164037A JP 2001361312 A JP2001361312 A JP 2001361312A JP 2001361312 A JP2001361312 A JP 2001361312A JP 2003164037 A JP2003164037 A JP 2003164037A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱にコネクタを固定すること。 【解決手段】 電気接続箱10の下面には引き出された
ワイヤーハーネス14を覆うロアカバー20が取り付け
られ、ロアカバー20の底壁には平板状の基板31が設
けられている。基板31の両側面には保持部30が2個
ずつ高さ方向に沿って形成され、それぞれ嵌合方向に段
違いに配されることにより嵌合方向の長さが異なるコネ
クタ15を装着する場合にそれらの嵌合面が揃うように
なっている。そのためロアカバー20の側面から引き出
されたワイヤーハーネス14の先端に装着されたコネク
タ15を遊動することなく保持可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタを固定可
能な電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に装備されている電気接続
箱においては、電気配線を行う上で用いられるワイヤー
ハーネスを外側面に取り付けるようになっているものが
知られており、その一例が特開平11−204955号
に開示されている。図8に示すように、電気接続箱1に
はこれとは別体に形成されたクリップ2が用いられてい
る。クリップ2は、ばねによるクランプ片3でもってワ
イヤーハーネス4を保持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電気接続箱において、ワイヤーハーネスは保持されるも
のの、ワイヤーハーネスの端部に装着されているコネク
タ自身は固定されずに遊動状態となっていることが多
い。そのため、コネクタが電気接続箱に衝突したり、例
えば複数のコネクタが装着されている場合には、これら
のコネクタ同士が干渉し合って異音を発するなどの問題
が生じる虞があった。そこで、電気接続箱にコネクタに
対する保持部を設けることが考えられるが、その側壁の
外面側に保持部を設けたのではコネクタが電気接続箱の
幅方向の張り出しとなって、電気接続箱の設置時におい
てコネクタと周辺部材との干渉が懸念される。したがっ
て、このような懸念が払拭されるように保持部を配置し
なければならない。
【0004】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、コネクタを固定可能な電気接続箱
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、箱本体と、前記箱
本体に設けられたワイヤーハーネスの引出し口を覆うロ
アカバーが備えられた電気接続箱であって、前記ロアカ
バーの底壁の外面側には、コネクタを装着可能な保持部
が形成されている構成としたところに特徴を有する。請
求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記
ロアカバーの底壁の外面側からは平板状の基板が突出し
て設けられ、前記保持部はこの基板の両面に設けられて
いるところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記保持部は長さの異なる複
数のコネクタを、これらコネクタの嵌合面が同一方向を
向くようにして装着可能なものが並列して配され、かつ
これら保持部は前記各コネクタの嵌合面の位置が揃うよ
う、各コネクタの嵌合方向に沿って段違いに配列されて
いるところに特徴を有する。請求項4の発明は、請求項
2または請求項3に記載のものにおいて、前記ロアカバ
ーの底壁の内面側で前記基板に対応した領域には、前記
基板の側面と直交する方向に沿って補強リブが設けられ
ているところに特徴を有する。
【0007】請求項5の発明は、請求項4に記載のもの
において、前記ロアカバーの底壁の内面側には前記補強
リブが複数本突設されると共に、前記補強リブの間の壁
面には内部排水孔が貫通形成されているところに特徴を
有する。
【0008】請求項6の発明は、請求項5に記載のもの
において、前記基板には、前記内部排水孔の外側の開口
縁を取り囲むように形成されたカバー部が設けられ、こ
のカバー部には外部排水孔が前記内部排水孔の開口方向
とは異なる方向に開口して設けられているところに特徴
を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>コネクタ
は、保持部によってロアカバーの底壁の外面に固定され
る。したがって、コネクタの遊動に起因する異音の発生
を防止可能となる。また、コネクタが保持部に装着され
た状態では、コネクタはロアカバーに隠された位置に配
されているため、電気接続箱の設置時において周辺部材
に干渉しにくい。 <請求項2の発明>基板の両面の保持部にコネクタを装
着可能で、かつ基板は平板状であるため、狭いスペース
で複数のコネクタを装着することができ、コネクタを保
持する部分の省スペース化が可能となる。
【0010】<請求項3の発明>保持部には、嵌合方向
の長さが異なるコネクタが装着される場合が考えられ
る。これらのコネクタを、単に並列して配した保持部に
装着すると、各コネクタの嵌合面がずれた状態となる。
すると、他のコネクタよりも嵌合方向に短いコネクタの
嵌合作業を行う際には、隣接する保持部に装着された長
さの長いコネクタの嵌合面が突出しているため、これに
干渉して短い側のコネクタの嵌合作業が行いにくい。そ
の点、請求項3の発明によれば、長さの異なるコネクタ
であっても嵌合面を揃えることができるためこれらに対
する嵌合作業が円滑に行える。
【0011】<請求項4の発明>保持部に装着された各
コネクタに相手側のコネクタが嵌合されると、基板に対
して嵌合方向から力が加えられるため、特に基板の付け
根にロアカバーの底壁が歪むような力が加えられる。し
かし、請求項4の発明によれば、補強リブが設けられて
いるため、コネクタの嵌合時においてその嵌合力に抗す
ることができる。 <請求項5の発明>ロアカバーの内部に、万が一水が侵
入すると、その水が補強リブ間に溜まってしまうことが
懸念される。しかし、ここには内部排水孔が貫通形成さ
れているため、水は内部排水孔を通して排水され、ロア
カバー内部に水が溜まることが回避される。
【0012】<請求項6の発明>補強リブ間の水は、内
部排水孔を通してカバー部に至り、さらにカバー部を経
由して外部排水孔から排水される。その場合において、
内部排水孔の外側の開口縁がカバー部により覆われ、か
つその開口方向が外部排水孔の開口方向と異なっている
ため、外部排水孔から内部排水孔へ水の侵入が生じにく
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図7に基づいて説明する。図1にはコネクタ15を
固定可能な電気接続箱10を示す。この電気接続箱10
は、箱本体11と、箱本体11の下面側に配されたロア
カバー20と箱本体11の上面側に配されたアッパーカ
バー18とから成っている。
【0014】箱本体11は、上面側にリレーやヒューズ
が配され、下面側にはこれらに連結されたワイヤーハー
ネス14が引き出されている。アッパーカバー18はリ
レーやヒューズを覆うように配されることでこれらに対
する防塵及び防水の役目を果たしている。次に、ロアカ
バー20について説明する。ロアカバー20は箱本体1
1の下面全面を覆うように装着され、前記したワイヤー
ハーネス14の引き出し部分を覆って防水の役割を果た
している。
【0015】また、図1から図4に示すように、ロアカ
バー20は水平な底壁とこの四方を覆う側壁とから箱状
に形成され、かつ上面は開放されている。その開口縁に
はそれぞれ枠状をなす撓み可能なロック片21が複数個
配され、箱本体11に突出形成されたロック爪12と引
っ掛かかることにより箱本体11の下面側にロアカバー
20を固定可能となっている。
【0016】ロアカバー20における一側面(図1にお
ける左側の面)には、ワイヤーハーネス14の引出し口
22が開口している(図3参照)。また引出し口22の
上端縁は開放状態となり、ワイヤーハーネス14を引出
し口22の上端から導入してワイヤーハーネス14の引
き出し方向を一方向へ規制する。
【0017】また、ロアカバー20の底壁において、引
出し口22寄りの位置には貫通孔23が形成され、ワイ
ヤーハーネス14に取付けられたクリップ13を差し込
むことでワイヤーハーネス14をロアカバー20の内部
に固定できるようにしている。よって、ワイヤーハーネ
ス14を引出し口22に位置決めした状態でロアカバー
20を箱本体11に装着できるため、ロアカバー20の
装着作業を簡単に行える。
【0018】さらに、本実施形態では、引出し口22か
ら出されたワイヤーハーネス14は、引出し長さの短い
ものにはコネクタ15が装着され、長いものはロアカバ
ー20を経由して他所へ向けて配索されるようになって
いる。他所へ向けて配策されているワイヤーハーネス1
4は、クリップ13によってロアカバー20の一側壁に
一旦保持されるようになっている(図1,図2参照)。
【0019】即ち、この側壁は図2のように上端から下
端へ向けての内向き勾配の傾斜面となっており、この側
壁において引出し口22とは反対側の下端には長穴状の
貫通孔24が1箇所設けられ、ここにクリップ13を差
し込み可能となっている。この貫通孔24は長穴状であ
るため、予めワイヤーハーネス14に装着されているク
リップ13が貫通孔24の形成位置に対して多少ずれて
いたとしても、クリップ13が取付けられるようになっ
ている。このように、ワイヤーハーネス14は傾斜面上
に固定されているため、つまり、ロアカバー20の最大
幅寸法内に納められているため、ワイヤーハーネス14
がロアカバー20の側方へは突出しないので邪魔になら
ない。また、貫通孔24が設けられている部分は他部分
より一段低く形成された段差面29となっており、クリ
ップ13の取付けのための逃がし面となっている。
【0020】ロアカバー20の底壁における外面側には
コネクタ15を保持するための保持部30が設けられた
基板31が平板状に垂下されている。基板31は底壁の
図1における右側寄りの位置に一体形成され、その側面
が底壁の長辺と平行となる向きで設けられている。そし
て図4に示すように、基板31及びカバー部34(後
述)が形成されている領域に対応する底壁の内面側には
補強リブ25及び補強突部26が形成されている。補強
リブ25はロアカバー20の長辺側の対向する両側壁間
に渡り、基板31の側面に直交する方向に3本並列して
形成されている。図4に示す右端の補強リブ25から基
板31の右端部までの領域には、補強突部26が補強リ
ブ25に直交する方向に沿って設けられている。
【0021】また、これらの補強リブ25は前記したよ
うに対向する両側壁に渡って形成されているため、この
領域の底壁は各補強リブ25によって仕切られた状態に
なっている。また、各補強リブ25で囲まれた底壁に
は、底壁を貫通する内部排水孔27が開口している。
【0022】さらに、ロアカバー20の排水手段とし
て、3箇所の排水孔28が底壁を方形状に貫通して設け
られている。各排水孔28は、図5に示すように、底壁
の外面側では開口縁周りに枠状の突部28Aを設けてお
り、底壁の内面側では底壁との間に隙間が形成されるよ
うに、対向する一対の開口縁から上方へ架設されたブリ
ッジ部28Bが開口縁の略全幅でもって形成されてい
る。よって、各排水孔28は、底壁の内面側ではブリッ
ジ部28Bにより底壁と平行な方向に開口し、底壁の外
面側では底壁と直交する方向に開口することになるた
め、外側と内側の開口方向が異なる。かくして排水孔2
8は外部からの水の侵入が生じにくいようになってい
る。
【0023】次に、上記した保持部30に装着するコネ
クタ15について説明する。引出し長さの短いワイヤー
ハーネス14の先端に取り付けられたコネクタ15の側
面側には弾性的に撓み可能なロックアーム16が形成さ
れ、その先端には係止爪17が設けられている。ここで
はまた、嵌合方向の長さの異なるコネクタ15を基板3
1の同一面側に設けられた保持部30に装着するように
している。
【0024】次に、保持部30について説明すると、基
板31の両側面にはコネクタ15を取付け可能な保持部
30がそれぞれ2個づつ高さ方向に並んで突設されてい
る。本実施形態では、いずれの保持部30もコネクタ1
5を図1に示す右方向から嵌合できる向きに設定してあ
る。また、両面の保持部30は表裏で高さが揃えられて
配されている。
【0025】保持部30は基板31の表裏いずれにおい
ても図1における左端部からU字状に折り返されて、基
板31との間の空間をコネクタ15のロックアーム16
を挿入可能な差込み溝30Aとしている。保持部30の
図示左端からは、両面の保持部30とも係止溝32が所
定の長さで切り欠かれて形成されることで、係止溝32
の終端がロックアーム16の係止爪17と係止可能とな
っている。また、基板31における係止溝32と対応す
る位置には、係止溝32と平行をなしてスリット状の切
り欠き部31Aが、保持部30の先端部を若干越した位
置まで形成されている。ロックアーム16は切り欠き部
31A内へ撓んで、差込み溝30Aに入り込むことが可
能となる。
【0026】また、各保持部30を挟んで、その図示上
下にはガイド溝33が設けられている。詳しくは図示し
ないが、前記したコネクタ15には被ガイド部(例えば
リブ)が形成され、ガイド溝33に被ガイド部が挿入さ
れることで保持部30に対するコネクタ15の嵌合操作
を案内すると共に、ガイド溝33の終端部が被ガイド部
と当たり合うことで、コネクタ15の嵌め込み方向への
規制がなされている。
【0027】さらに、上下に配された保持部30は、コ
ネクタ15の嵌合方向に関してずれた配置になってい
る。このずれ量はこれらに取付けられるコネクタ15の
長さ寸法に対応しており、対応するコネクタ15を取付
けた時に両コネクタ15の嵌合面が揃うようになってい
る。
【0028】また、基板31の付け根部分には、底壁の
外面側における内部排水孔27の開口縁を三方から取り
囲むような中空のカバー部34が設けられている。この
カバー部34は、隣接する保持部30との間に前記ガイ
ド溝33を保有すると共に、図1における左方へ向けて
開口している。この開口が内部排水孔27と通じる外部
排水孔35となっている。ロアカバー20の補強リブ2
5間に溜まった水は、内部排水孔27からカバー部33
内部を通過して外部排水孔35から排出されるようにな
っている。この場合、内部排水孔27はカバー部34に
より覆われ、外部排水孔35の開口方向が内部排水孔2
7の開口方向と直交しているため、外部排水孔35から
内部排水孔27への水の侵入が生じにくいようになって
いる。
【0029】よって、上記した本実施形態によれば、ロ
アカバー20から引き出されたワイヤーハーネス14は
他部品に電気的に接続される。そのために、この先端に
装着されたコネクタ15はロアカバー20に装着され
る。まず、各保持部30のガイド溝33にコネクタ15
の被ガイド部を適合させ、コネクタ15の外面を基板3
1の側面に摺接させながらロックアーム16を差込み溝
30Aに挿入する。すると、ロックアーム16が撓んで
切り欠き部31Aに入り込み、係止溝32に係止爪17
が到達するとロックアーム16が復帰変形して係止溝3
2に係止爪17が引っ掛かりコネクタ15が抜け止めさ
れる。その上、コネクタ15の被ガイド部がガイド溝3
3の終端部と当たり合うことにより、コネクタ15はそ
の嵌めこみ方向へ動きも規制され、よって、コネクタ1
5は保持部30に確実に固定される。このような方法
で、各保持部30にコネクタ15をそれぞれ装着する
と、コネクタ15が遊動することなく保持されるため異
音の発生を防止できる。
【0030】また、コネクタ15の嵌合方向の長さ寸法
が異なっていても、段違いに配された保持部30により
コネクタ15の嵌合面を揃えて装着可能となっているた
め、これらのコネクタ15の嵌合作業時において隣り合
うコネクタ15に干渉することなく円滑に嵌合作業を行
うことができる。
【0031】上記したように保持部30に装着された各
コネクタ15と各相手側コネクタとの嵌合あるいは離脱
作業をする時には、保持部30は嵌合方向から押される
ため、基板31の付け根部分に応力が作用する。このよ
うな場合でも、補強リブ25により底壁が補強され、前
記した力に十分抗して底壁が変形するようなことがな
い。
【0032】また、ロアカバー20内部に浸水が生じた
場合でも、各排水孔28から外部へ水を排水できる。ま
た、各補強リブ25により仕切られた底壁でも内部排水
孔27が開口しているため外部への水の排水が可能とな
る。加えて、各排水孔28においては外側の開口方向と
内側の開口方向が異なっているため外部から内部への水
の侵入が生じにくい。さらに、内部排水孔27において
も、底壁の外面側の開口縁がカバー部34により覆わ
れ、かつ外部排水孔35が内部排水孔27の開口方向に
対して直交する方向に開口しているため、外部排水孔3
5から内部排水孔27への水の侵入も生じにくい。さら
に、基板31の両面に保持部30を設け、かつ基板31
が平板状であるので省スペースでコネクタ15を保持可
能となる。
【0033】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、ロアカバー20と基板3
1を一体形成したが、別体に設けた基板31及び保持部
30をロアカバー20に後付けしてもよい。
【0034】(2)上記した実施形態では、ロアカバー
20から引き出されたワイヤーハーネス14のコネクタ
15を保持部30に装着した場合について示したが、こ
れに限らず電気接続箱10と無関係のワイヤーハーネス
のコネクタを装着しても良い。 (3)上記した実施形態では、保持部30の嵌合面を両
面とも同じ方向に向けて形成したが、嵌合方向は異なる
方向であっても良い。
【0035】(4)上記した実施形態では、平板状の基
板31をロアカバー20から垂下し、その側面をロアカ
バー20の長辺と平行に形成したが、基板31の向き、
形状、配置は適宜に変更可能である。 (5)上記した実施形態では、保持部30を基板31に
設けたが、ロアカバー20の底壁の外面側に保持部30
を直接形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるコネクタを固定可能
な電気接続箱を示した正面図
【図2】図1の右側面図
【図3】図1の左側面図
【図4】ロアカバーの上面図
【図5】排水孔の横断面図
【図6】保持部にコネクタが装着された状態を示す部分
断面図
【図7】内部排水孔と外部排水孔の様子を表す部分断面
【図8】従来例における電気接続箱の斜視図
【符号の説明】
10電気接続箱 11…箱本体 14…ワイヤーハーネス 15…コネクタ 20…ロアカバー 25…補強リブ 27…内部排水孔 30…保持部 31…基板 34…カバー部 35…外部排水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB02 AB12 AB20 AB31 AB52 BA02 BA08 BC03 BC06 BD03 EA03 EA12 EA18 EA24 ED23 ED27 GA11 GA29 GB93 GB94 5G361 AA06 AB12 AC02 AC04 AD01 AE01 5G363 AA08 BA02 DC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体と、前記箱本体の下面においてワ
    イヤーハーネスの引出し部分を覆うロアカバーが備えら
    れた電気接続箱であって、 前記ロアカバーの底壁の外面側には、コネクタを装着可
    能な保持部が形成されていることを特徴とする電気接続
    箱。
  2. 【請求項2】 前記ロアカバーの底壁の外面側からは平
    板状の基板が突出して設けられ、前記保持部はこの基板
    の両面に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記保持部は長さの異なる複数のコネク
    タを、これらコネクタの嵌合面が同一方向を向くように
    して装着可能なものが並列して配され、かつこれら保持
    部は前記各コネクタの嵌合面の位置が揃うよう、各コネ
    クタの嵌合方向に沿って段違いに配列されていることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記ロアカバーの底壁の内面側で前記基
    板に対応した領域には、前記基板の側面と直交する方向
    に沿って補強リブが設けられていることを特徴とする請
    求項2または請求項3記載の電気接続箱。
  5. 【請求項5】 前記ロアカバーの底壁の内面側には前記
    補強リブが複数本突設されると共に、前記補強リブの間
    の壁面には内部排水孔が貫通形成されていることを特徴
    とする請求項4記載の電気接続箱。
  6. 【請求項6】 前記基板には、前記内部排水孔の外側の
    開口縁を取り囲むように形成されたカバー部が設けら
    れ、このカバー部には外部排水孔が前記内部排水孔の開
    口方向とは異なる方向に開口して設けられていることを
    特徴とする請求項5記載の電気接続箱。
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