JP6306486B2 - 複数カプラの支持構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車両における複数カプラの支持構造に係り、特に、種類の異なる複数のカプラを支持できるようにしたものに関する。
複数の配線同士を接続する大型のカプラは、車体側に支持することで配線の弛みや揺れを防止している。しかし、複数のカプラを支持するために車体側へカプラ支持部を複数設けると車体側の構造が複雑となり、重量増やコストが嵩むことになる。
また、同一規格・同一構造のカプラを複数連結することは公知である(特許文献1参照)。この構造は、カプラの側面にコ字状の突起と、この突起が貫通する穴を有する板状のステーを設け、このカプラ2つを並べ、一方のカプラの突起を他方のカプラのステーに形成されたステーの穴へ貫通させ、クリップをステーから突出した突起へ係合することにより、2つのカプラを連結し、これを繰り返すことで多数のカプラを連結できるようにしている。
特開2014−69735号公報
ところで、上記従来技術によれば、カプラ同士を同一規格で形成すればカプラ同士を連結可能であるが、異なる規格のカプラ(例えば、非防水性のカプラと防水性のカプラ)同士を連結することはできなかった。また、規格が異なると大きさも異なることがあるが、このような異なる大きさのカプラを連結するという技術思想はなかった。
そのうえ、複数のカプラを車体側へ支持させると、車体側支持部に対する応力集中の緩和を図る必要がある。
そこで、本願は、規格等が異なる複数のカプラを連結でき、かつ車体側支持部に対する応力集中を緩和できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、車両に搭載される電装品の配線群を接続する複数のカプラを車体側支持部へ支持させた複数カプラの支持構造において、
前記複数のカプラは、配線数が最も多く車体側支持部(36)へ支持される第1カプラ(42)と、
ホルダ(50)を介して第1カプラ(42)に支持される第2カプラ(44)とを備え、
前記ホルダ(50)は、前記複数のカプラと連結および保持可能に形成され、
前記第1カプラ(42)は、配線群の周囲に矩形の側壁を備え、
この側壁は対向する一対の広い面(42a、42j)と狭い面(42b)を備え、
前記一対の広い面ののうちの一方の広い面(42a)には前記車体側支持部(36)で支持するための被支持部(58)が形成され、
前記狭い面(42b)には、前記ホルダ(50)へ連結する第1ホルダ連結部(42g)を備えるとともに、
前記第2カプラ(44)は、前記ホルダ(50)へ連結する第2ホルダ連結部(44a)を備え、
前記第2カプラ(44)は、前記第1カプラ(42)の前記被支持部(58が設けられている前記一方の広い面(42a)に対向する前記一対の広い面のうちの他方の広い面(42j)に沿って配置され前記ホルダ(50)に支持されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、前記第1カプラ(42)は非防水カプラであって、配線端部を収容する矩形の端子接続孔(42c)を直線状に配置して矩形の側壁で囲まれるとともに、
前記第2カプラ(44)は防水カプラであって、配線端部を収容する円形の端子接続孔(44c)を備え、
前記ホルダ(50)は、板状部材からなり、前記第1カプラ(42)の側壁に連結される第1腕部(52)と、この第1腕部(52)に連続して直線状に前記車体側支持部(36)から離間する方向へ延出して前記第2カプラ(44)を支持する第2ホルダ(53)を備え、
前記第2カプラ(44)は、前記第1カプラ(42)に沿って配置されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項2において、前記ホルダ(50)は、、前記第1カプラ(42)と前記第2カプラ(44)との間において、前記第1腕部(52)から前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)に沿って延出する第2腕部(54)を備え、
前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)及び前記第2カプラ(44)に沿って配置され、前記第2腕部(54)に支持される第3カプラ(46)を備えることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項3において、前記ホルダ(50)は、前記第2カプラ(44)と前記第3カプラ(46)との間において、直線状に前記車体側支持部(36)から離間する方向へ延出し、この延出した位置に、第3ホルダ(55)及び第4ホルダ(57)が設けられ、
前記第3ホルダ(55)に前記第3カプラ(46)が支持され、前記第4ホルダ(57)に第4カプラ(48)が支持されるとともに、
この第4カプラ(48)は、前記第1カプラ(42)と前記第3カプラ(46)に沿って配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は上記請求項3において、前記ホルダ(50)は、前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)に沿って直線状に形成された位置に設けられた第3ホルダ(55)及び第4ホルダ(57)を備え、
前記第3ホルダ(55)に前記第3カプラ(46)が支持され、前記第4ホルダ(57)の前記第4カプラ(48)が支持されるとともに、
この第4カプラ(48)は、前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)と前記第3カプラ(46)で囲まれた位置に配置されていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は上記請求項3において、前記車体側支持部は、ラジエタ後部シュラウド(36)に形成され、前記第1カプラ(42)は前記ラジエタ後部シュラウド(36)の後側に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、大きな第1カプラの広い面を対向して一対で設け、このうちの一方を車体に沿って支持させ、第2カプラをホルダを介して第1カプラの他方の広い面に沿って支持するようにしたので、ホルダにより規格等が異なる複数のカプラを連結できるとともに、第1カプラ及び第2カプラを車体側支持部に近づけて配置することができるので車体側支持部にかかる応力を小さくすることができる。
請求項2の発明によれば、第1カプラは、多数の配線端部をコンパクトに収容するために矩形の側壁となっており、平面からなる側壁を利用してホルダを配置しつつ第2カプラを第1カプラに沿って配置することにより、ホルダを小型化しつつ車体側支持部と第2カプラとの距離を近くすることができる。
請求項3の発明によれば、ホルダの第2腕部を第1カプラの広い面に沿って延出させ、ここに設けた第3ホルダへ第3カプラを支持させるとともに、第3カプラを第1カプラの広い面及び前記第2カプラに沿って配置したので、第3カプラを第1カプラと第2カプラに隣接させ、車体側支持部に極力近づけて配置しつつ、ホルダ形状を小型化することができる。
請求項4の発明によれば、ホルダ(50)の車体側支持部から離間する方向へ延出した位置に、第3ホルダ及び第4ホルダを設けて第3カプラ及び第4カプラを支持させるとともに、第4カプラを第1カプラと前記第3カプラに沿って配置したので、第4カプラを第2カプラと第3カプラに隣接させて車体側支持部へ極力近づけて配置しつつ、ホルダー形状を小型化できる。
請求項5の発明によれば、前記ホルダ(50)は、前記第1カプラの広い面に沿って直線状に形成された位置に設けられた第3ホルダ(55)及び第4ホルダ(57)を備え、前記第3ホルダ(55)に前記第3カプラ(46)が支持され、前記第4ホルダ(57)に第4カプラ(48)が支持されるとともに、
この第4カプラ(48)を、前記第1カプラ(42)前記他方の広い面(42j)と前記第3カプラ(46)で囲まれた位置に配置したので、前記第2カプラ、前記第3カプラ及び前記第4カプラを車体側支持部へ近づけて配置することで、細長いスペースに配置する際にスペースに合わせたホルダーを選択することができる。
請求項6の発明によれば、車体側支持部をラジエタ後部シュラウドとし、その後側に第1カプラを配置したので、第1カプラの支持部を配線容易な位置に確保できるとともに、ラジエタの温排風が第1カプラへ当たらないように、ラジエタ後部シュラウドを温排風の遮蔽物として有効に利用できる。
第1実施例(図1〜図9)に係る自動2輪車における車体前部の斜視図 上記車体全部の平面図 ファンカバーへ取付けた状態の集合カプラを車体の左斜め上方から示す斜視図 上記図3における集合カプラの平面視図、 集合カプラの斜視図 第1カプラと結合部材をそれぞれ斜視図で示す組み付け図 ホルダ及びその第2ホルダに対する第2カプラの取付を示す図 第3腕部側から示すホルダの側面図 ホルダ50の平面視形状及び各カプラの配置を模式的に示す図 第2実施例に係る図9と同様の模式図 第3実施例に係る図9と同様の模式図 第4実施例に係る図9と同様の模式図 第5実施例に係る図9と同様の模式図
以下、図面に基づいて第1実施例を説明する。なお、本願において、前後・左右の各方向は、車体取付け状態にて、適用する車両の各方向を規準とする。特に、カプラの上下方向は図5の上下方向とし、左右方向は図4の上方を右、下方を左とする。
図1において、車体フレームは、その前端部に設けられたヘッドパイプ10と、これから二股に分かれて斜め下がり後方へ延びる左右一対のメインフレーム12を備える。ヘッドパイプ10には左右一対のフロントフォーク14がトップブリッジ16及びボトムブリッジ18を介して回動自在に支持され、トップブリッジ16に取付けられたバーハンドル20(図2)により操舵される。
図2に示すように、バーハンドル20の左右両端にはグリップ22が設けられ、その各内側端部近傍には、右ハンドルスイッチ24及び左ハンドルスイッチ26が設けられている。右ハンドルスイッチ24はライティングスイッチであり、さらにセルスタートスイッチ24a及びキルスイッチ24bが設けられている。
左ハンドルスイッチ26には、メーターモードスイッチ26a及びグリップヒータスイッチ26bが設けられている。メーターモードスイッチ26aを操作すると、トップブリッジ16の前方に配置されているメータ28の表示モードを切り換えるようになっている。
グリップヒータスイッチ26bをオンにすると、左右のグリップ22内に設けられているグリップヒータへ通電してグリップ22を温めるようになっている。
図1及び図2において、ヘッドパイプ10の下方かつフロントフォーク14の後方には、左右にラジエタ30が設けられている。ラジエタ30は、左右に分離されたセパレートタイプであり、図2に示すように、車体中心線CLを挟んでメインフレーム12の左右に分離配置され、それぞれメインフレーム12から外方へ張り出して設けられ、後方のエンジン32を冷却している。
ラジエタ30の背面には、冷却ファン34が設けられる。冷却ファン34の背面のうち車体内側半分は、後方からファンカバー36により覆われている。ファンカバー36は外側方を斜め後方へ向けて開放され、ラジエタ30の温排風を図2中の矢示WDのように斜め外方かつ後方へ導くようになっている。なお、ラジエタ30の前面側方にも、前方へ張り出すインナーシュラウド38が設けられている(図1)。
インナーシュラウド38の外側は、図示しないアウタシュラウドで覆われる。アウタシュラウドは、インナーシュラウド38よりさらに前方へ突出し、かつ後方へ突出して、側面視で冷却ファン34、ファンカバー36を覆っている。
ファンカバー36の背面には、複数のカプラを結合一体化した集合カプラ40が取付けられている。図2に示すように、集合カプラ40はファンカバー36の外方端部より内側かつエンジン32のシリンダヘッド31の側方へ重なり(図1)、さらに、平面視で一部がフロントフォーク14の外側に沿う位置に設けられ(図2)、集合カプラ40へラジエタ30の温排風が直接かからないように配置されるとともに、ハーネス45をフロントフォーク14へ沿わせて左ハンドルスイッチ26へ配線しやすくしている。なお、右ハンドルスイッチ24へ配線する側の集合カプラは右側のファンカバー36の背面へ同様に連結されている(図示省略)。
図3〜5は、集合カプラ40部分の拡大図であり、図3はファンカバー36へ取付けた状態における車体の左斜め上方から示す斜視図(ハーネスは省略)、図4はその平面視図、図5は集合カプラ40のみの斜視図であり、Cに車体の左斜め前方から示す斜視図、Dに車体の左斜め後方から示す斜視図、をそれぞれ示す。
図3に示すように、集合カプラ40は、非防水性の第1カプラ42と、防水性の第2カプラ44、第3カプラ46、第4カプラ48を備える。第1カプラ42は結合部材58にて車体側へ直接支持される基本カプラであり、第2カプラ44、第3カプラ46及び第4カプラ48は、ホルダ50を介して第1カプラ42へ支持される増設カプラである。これら4つのカプラはホルダ50により一体化され、一つの集合カプラ40となって車体側のファンカバー36へ支持されている。ファンカバー36は本願発明におけるラジエタ後部シュラウドに相当し、車体側支持部をなしている。
第1カプラ42は上部に格子状をなす多数の端子孔42cを有する。各端子孔42cは四角形であり、このようにすることでできるだけ多くの端子孔42cを形成し、多極の端子を設けることができる。
なお、第1カプラ42は雌型であり、下方から嵌合される雄型のカプラ(図示省略)と結合している。
第2カプラ44には、円形の端子孔44cが任意数設けられ、ここに端子が挿入固定されている。端子孔44cが円形をなすことにより、端子と接続する電線に円環状のO−リング等で液密性を良好とし防水構造にすることができる。
第3カプラ46及び第4カプラ48も第2カプラ44と同様に、それぞれ防水構造であって、円形の端子孔46c及び48cが設けられている。但し、端子数が異なっている。
なお、第3カプラ46と第4カプラ48からは左右のグリップヒータースイッチ26bへ接続する電線ケーブルが配線されている。第2カプラ44は、メーターモードスイッチ26aへ接続する電線ケーブルが配線されている。また、ECU(図示省略)のデジタル信号線となっている。デジタル信号線のカプラは高い防水性能を要求されている。
図4に示すように、第1カプラ42は平面視で略長方形をなす。
第1カプラ42の側面は、長辺部である広い面42aと短辺部である狭い面42bを有し、広い面42aはファンカバー36の背面へ沿って、平面視で車体の左右方向へ延びている。
狭い面42bは広い面42aと略直交し、平面視で車体の前後方向へ延びている。
この狭い面42bにホルダ50を構成する第1腕部52の一端に設けられている第1ホルダ51が取付けられる。
なお、広い面と狭い面はそれぞれ対向して一対になっているが、必要により、広い面のうち第2カプラ44及び第3カプラ46側の面を特に42jとし、狭い面のうちホルダ50が連結されない側を特に42kとして区別する。
拡大部Aに示すように、第1カプラ42の広い面42aには結合部材58が着脱自在に取付けられている。結合部材58は、本願発明の被支持部に相当し、広い面42aから側方へ突出する爪状突起58aと広い面42aと平行に延びる舌片状の板状部58bを一体に備える。板状部58bが広い面42aに設けられている係合部42dの溝部へ差し込
まれることにより、結合部材58が広い面42aへ固定される。
爪状突起58aは、爪状突起58aは略矢形をなし、広い面42aから直交方向外方へ突出して、ファンカバー36の取付穴36aへ差し込むことにより、爪状突起58aが容易に変形して取付穴36aを通過し、ファンカバー36へ係合する。これにより、第1カプラ42がワンタッチでファンカバー36へ取付けられる。
拡大部Bに示すように、第1カプラ42の狭い面42bには、第1ホルダ連結部42gが形成されている。第1ホルダ連結部42gは、対向して形成された一対のガイドレール42hを有する。各ガイドレール42hは先端側が内向きに屈曲するL字形をなし、狭い面42bの間にガイド溝が形成されている。このガイド溝へ第1腕部52の一端部に形成された第1ホルダ51を嵌合することにより、第1腕部52が第1カプラ42の狭い面42bへ取付けられる。
第1ホルダ51は、第1腕部52から内方(第1カプラ42方向)へ突出して設けられたガイド部51aからなる。ガイド部51aは、側面を内側へ彫り込むようにして形成された溝51cにより、突出部先端側に外向きに突出するガイド突起51bを備え、このガイド突起51bが、ガイドレール42hと狭い面42bとの間に形成されるガイド溝へ嵌合する。なお、ガイド部51aの溝51cは、ガイド部51aの差し込み方向におけるほぼ全長に形成されるが、差し込み方向後端部(図3における上端部)には形成されず、閉止部51dとなっており、差し込み時の位置決めをするようになっている。
第2カプラ44は、第1腕部52の先端に設けられた第2ホルダ53に支持される(詳細後述)。また、第3カプラ46は後述する第2腕部54に支持され、第4カプラ48は同じく後述する第3腕部56に支持される。
これらの第2腕部54及び第3腕部56は、第1腕部52と一体に形成されて一つのホルダ50をなしている。
図5のCに示すように、第1カプラ42は防水ブーツ41の一側面に形成された開口41aに第1カプラ42の一側面である広い面42aが臨み、ここに連結された結合部材58の爪状突起58aが突出している。
また、図5のDに示すように、防水ブーツ41の他側面に形成された開口41bには、第1カプラ42の狭い面42bが臨み、ここに第1腕部52の一端部が入り、この一端部に形成されている第1ホルダ51が結合されている。51eはリブであり、第1腕部52の側面に形成されている。
図5のDに示すように、ホルダ50は、一端が第1ホルダ51をなして第1カプラ42へ連結され、他端に設けられた第2ホルダ53で第2カプラ44を支持する第1腕部52と、その第1腕部52の長さ方向中間部から枝分かれ状に延出する第2腕部54と、この第2腕部54に連続する第3腕部56と、第3腕部56に設けられて第3カプラ46を支持する第3ホルダ55と第4カプラ48を支持する第4ホルダ57とを一体に有する(図7参照)。
図6に示すように、第1カプラ42の広い面42aには、係合部42dが設けられている。対向するガイドレール42eの間には係止突起42fが広い面42aから側方へ突出している。
一方、結合部材58の板状部58bには係止爪58c(仮想線)が形成されている。板状部58bは上方から係合部42dのガイド溝内へ差し込まれ、係止突起42fが係止爪58cへ係合することで、結合部材58が広い面42aの側面へ着脱自在に取付けられる。
狭い面42bに対向して形成された一対のガイドレール42h間には、係合突起42iが狭い面42bから突出形成されている。ガイドレール42h及び係合突起42iは、それぞれ広い面42aにおけるガイドレール42e及び係止突起42fと同様のものである。
第1ホルダ51を第1ホルダ連結部42gのガイド溝内へ差し込むと、係合突起42iが第1ホルダ51の図示しない係合孔へ係合し、第1腕部52の一端部が第1カプラ42の狭い面42bへ取付けられる。
図7に示すように、第2カプラ44の側面には、側方へ突出して第2ホルダ連結部44aが設けられている。第2ホルダ連結部44aには、第2ホルダ53が差し込まれる筒部44dが設けられている。この筒部44dの横断面(第2ホルダ53の差し込み方向と直交する方向に切った断面、E−E線断面)を図中の拡大部Eに示してある。この拡大断面に示すように、筒部44dは略コ字状断面をなし、この筒部44dの内側空間44eは上下方向へ貫通し、内側空間44e内には、係合突起44fと、これと一体の解除部44gが設けられている。解除部44gは上端が筒部44dの上端に形成された切り欠き部に臨んで指先で操作可能になっている。
内側空間44eには、下方から第2ホルダ53が挿入される。第2ホルダ53は舌片状をなし、先端側から下方へ向かって凹部53aが形成され、この凹部53aは長さ方向中間部に設けられた係合穴53bへ通じている。
第2ホルダ53が内側空間44e内に入ると、係合突起44fが係合穴53bへ係合することにより、第2カプラ44が第2ホルダ53へ固定される。解除部44gを第2ホルダ53から離れる方向へ移動させると、係合突起44fが解除部44gと一体に移動して係合穴53bから脱するため、第2ホルダ53を第2ホルダ連結部44aから抜き出して第2カプラ44を第2ホルダ53から分離することができる。
ホルダ50は樹脂製で板状の部材であり、第1腕部52、第2腕部54及び第3腕部56を、略コ字状に連続一体に形成したものである。
第1腕部52は直線状に延び、その一端部で狭い面42bへ重なる部分に第1ホルダ51が設けられ、反対側の先端部に第2ホルダ53が一体に設けられている。
第1腕部52の先端で第2ホルダ53の基部近傍には、略L字状に屈曲して突出する固定突起52cが一体に形成されている。固定突起52cの屈曲した先端側は、第2ホルダ53と間隔を持って略平行に上方へ突出している。
固定突起52cは、第2ホルダ53へ第2ホルダ連結部44aを通したとき、その下端外側に当接して支持するようになっている。
第2腕部54は、第1腕部52の長さ方向中間部から、直角方向へ直線状に延出してから屈曲し、第3腕部56に接続する。第3腕部56は第2腕部54から連続して第1腕部52と平行して直線状に延び、第2腕部54へ接続する屈曲部近傍に第3ホルダ55が設けられ、先端に第4ホルダ57が設けられている。
第3ホルダ55及び第4ホルダ57の各基部には、略L字状に突出する固定突起56a、56bが一体に形成されている。
図8に示すように、第3ホルダ55及び第4ホルダ57は間隔を持って横並びに配置され、これらの間を塞ぐように第2ホルダ53が、第3ホルダ55及び第4ホルダ57と側面視で若干重なって配置されている。
第1腕部52の一端部には、その高さ方向全体に第1ホルダ51のガイド部51aが上下方向へ長く形成されている。
図9はホルダ50の平面視形状を示し、これに取付けられた第1カプラ42、第2カプラ44、第3カプラ46及び第4カプラ48を模式的に仮想線で併せて示してある。
第1腕部52は第1ホルダ51にて第1カプラ42の狭い面42bへ取付けられ、第1腕部52は狭い面42bと平行で広い面42aと反対側の広い面42jから離隔する方向に延びている。
ここで、便宜的に第1腕部52が延出する方向をX方向、これと直交する方向をY方向とする。
第2腕部54は広い面42jに沿って、Y方向へほぼその全幅に延び、狭い面42bと反対側の狭い面42k近傍にて広い面42jから離隔する方向へ屈曲してX方向へ延び、この屈曲部近傍かつ第2ホルダ53と平行するX方向の部分に第3ホルダ55が設けられている。
第3腕部56は第3ホルダ55が設けられている第2腕部54の先端から連続して第1腕部52と平行にX方向へ延び、広い面42jから離隔する方向へ直線状に延び、先端に第4ホルダ57が設けられている。
第2ホルダ53に支持された第2カプラ44は、第2腕部54及び第3腕部56に向かって張り出すようにY方向へ長く配置され、広い面42jに沿うとともに、広い面42jから離隔した位置に配置される。また、第2カプラ44の側面のうち、Y方向へ延出した先端側側面44hは、第3ホルダ55及び第4ホルダ57の近傍に位置する。第2カプラ44と第1カプラ42との間には、第2腕部54のうち広い面42jに沿うY方向に延びる部分が挟まれて位置している。
第3カプラ46は、広い面42j及び第2カプラ44の先端側側面44hに沿って配置され、第1カプラ42と第2カプラ44に隣接し、車体側支持部であるファンカバー36へ可及的に近接している。第3カプラ46はX方向で第1カプラ42と部分的に重なり、Y方向で第2カプラ44と部分的に重なっている。
第4カプラ48は、X方向へ第3カプラ46と並んで配置され、第2カプラ44及び第3カプラ46に隣接し、これらに沿って配置される。第4カプラ48はX方向で第3カプラ46と部分的に重なり、Y方向で第2カプラ44と部分的に重なっている。
なお、第2カプラ44、第3カプラ46、第4カプラ48は、X方向に見たとき、少なくとも各一部が広い面42jと重なり、Y方向から見たとき、いずれもが少なくとも一部で重なるように集約配置されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、図6に示すように、第1カプラ42の広い面42aに設けられた係合部42dに、結合部材58の板状部58bを上方から差し込み、係止爪58cを係止突起42fに係合することにより、結合部材58を広い面42aへ取付ける。
すると、図5のCに示す状態となり、爪状突起58aが広い面42aから突出するので、これをファンカバー36の背面に設けられた取付穴36a(図4)へ押し込み、爪状突起58aを取付穴36aの周囲へ係合させる。
これにより、図4に示すように、第1カプラ42がファンカバー36の背面へ取付けられる。このとき、広い面42aがファンカバー36の背面へ広く当接するので、第1カプラ42の取付を安定させることができる。
次に、第1カプラ42の狭い面42bに設けられた第1ホルダ連結部42gに対して、第1腕部52の一端部に設けられた第1ホルダ51を取付ける。このとき、第1ホルダ連結部42gは一対のガイドレール42hによりガイド溝が形成されているので、これに第1ホルダ51のガイド部51aを嵌合して押し込み、ガイド部51aの下端が第1ホルダ連結部42gの下端に達すると、第1ホルダ51が第1ホルダ連結部42gへ係止され、第1ホルダ51が狭い面42bへ固定され、ホルダ50が狭い面42bへ取付けられる。
次に、ホルダ50に対して、第2カプラ44、第3カプラ46、第4カプラ48を取付ける。まず、図7に示すように、第1カプラ42から離隔する方向へ直線状に延びる第1腕部52の先端に第2ホルダ53が上方へ突出しているので、これを第2カプラ44の第2ホルダ連結部44aに差し込み、第2カプラ44を下方へ押し下げると、第2ホルダ53が第2ホルダ連結部44aの内側へ入り、係合穴53bへ係合突起44fが係合することにより、第2カプラ44が第2ホルダ53へ抜け止めされて取付けられる。
続いて、第3カプラ46を第3腕部56の基端側へ設けられた第3ホルダ55へ、第4カプラ48を第3腕部56の先端側に設けられた第4ホルダ57へ、それぞれ同様に取付ける。
これにより、4個のカプラがホルダ50により連結一体化される。この状態は図9に示すように、第2カプラ44が広い面42jに沿って配置され、第3カプラ46が第2カプラ44と広い面42jに沿って配置される。さらに、第4カプラ48が第3カプラ46と横並びし、かつ第2カプラ44に沿って配置される。
このように、大きな第1カプラ42の広い面42aを車体に沿って支持させ、第2カプラ44をホルダ50を介して第1カプラ42の広い面42jに沿って支持するようにしたので、ホルダ50により非防水性と防水性のように規格等が異なる複数のカプラを連結できるとともに、第1カプラ42及び第2カプラ44を車体側支持部であるファンカバー36(ラジエタ後部シュラウド)に近づけて配置することができ、ファンカバー36にかかる応力を小さくできる。
そのうえ、車体側支持部をファンカバー36(ラジエタ後部シュラウド)とし、その後側に第1カプラ42を配置したので、第1カプラ42の支持部を、ハンドルスイッチ24及び26へ配線容易な位置に確保できるとともに、ラジエタ30の温排風が第1カプラ42を含む集合カプラ40へ当たらないように、ファンカバー36を温排風の遮蔽物として有効に利用できる。
また、第1カプラ42は、非防水性で多数の配線端部をコンパクトに収容するために矩形の側壁となっており、平面からなる側壁を利用してホルダ50を配置しつつ防水性の第2カプラ44を第1カプラ42に沿って配置することにより、ホルダ50を小型化しつつ車体側支持部36と第2カプラ44との距離を近くすることができる。
さらに、ホルダ50の第2腕部54を第1カプラ42の広い面42jに沿って延出させ、ここに設けた第3ホルダ55へ第3カプラ46を支持させるとともに、第3カプラ46を第1カプラ42の広い面42j及び第2カプラ44に沿って配置したので、第3カプラ46を第1カプラ42と第2カプラ44に隣接させ、ファンカバー36に極力近づけて配置しつつ、ホルダ形状を小型化することができる。
さらにまた、ファンカバー36から離間する方向へ延出した位置に、第3ホルダ55及び第4ホルダ57を設けて第3カプラ46及び第4カプラ48を支持させるとともに、第4カプラ48を第1カプラ42と第3カプラ46に沿って配置したので、第4カプラを第2カプラと第3カプラに隣接させて車体側支持部へ極力近づけて配置しつつ、ホルダー形状を小型化できる。
次に、カプラ支持のバリエーションを説明する。なお、以下のバリエーションは、ホルダ50の構造及び複数カプラのホルダ50に対する配置だけを変化させたものであるから、図9と同様の模式図を用い、前実施例と共通部分は共通符号を使用する。
図10は第2実施例であり、ホルダ50は第1腕部52のみを備え、第1腕部52の一端に設けられた第1ホルダ51を第1カプラ42の狭い面42bに取付け、他端に設けられた第2ホルダ53へ第2カプラ44のみを取付けてある。
このようにしても、第2カプラ44を広い面42jに沿って配置できるので、車体側支持部へ近接させて集約配置できる。しかも、第2カプラ44を車体側支持部であるファンカバー36へ可及的に近接配置できる。そのうえ、実質的に一つのホルダ50により、大きさが異なり、かつ異種類の第1カプラ42と第2カプラ44を取付けることができる。
図11は第3実施例を示す。この例では、ホルダ50が第1腕部52のと第2ホルダ53に加えて第2腕部54を備える。第2腕部54は広い面42jに沿って、第1腕部52の長さ方向中間部からY方向へ延出し、その先端に設けられた第3ホルダ55に第3カプラ46が取付けられている。第3カプラ46は第1カプラ42と第2カプラ44に挟まれた狭い空間に配置されている。このようにしても、第3カプラ46は広い面42jと第2カプラ44へ沿って配置され、異種類の第1カプラ42と第2カプラ44及び第3カプラ46を集約配置できる。しかも、第1カプラ42と第2カプラ44に挟まれた狭い空間を利用して効率的に配置できる。
図12は第4実施例であり、この例のホルダ50は、図11の第3実施例に対して、第2腕部54を短くして、第2ホルダ53の近傍に設けた第3ホルダ55に第3カプラ46を取付けてある。第3カプラ46は、第1カプラ42と第2カプラ44に挟まれた狭い空間に細長く配置され、Y方向の長さが第2カプラ44とほぼ同じ程度になっている。さらに、第2腕部54を広い面42jに沿ってY方向へ直線状に延出させて、この延出部を第3腕部56とし、ここに第4ホルダ57を設け、第4カプラ48を取付ける。
第4カプラ48は第3カプラ46とY方向へ縦並びに配置され、一部が広い面42jに沿って配置される。第4カプラ48はX方向の幅が第3カプラ46と同程度であるが、
第2カプラ44とX方向及びY方向にて重ならない。但し、第4カプラ48をX方向へ拡幅してY方向にて第2カプラ44と重なるようにしてもよい。
このようにすると、第3ホルダ55及び第4ホルダ57を第1カプラ42の広い面42jに沿って直線状に形成された位置に設け、これらに第3カプラ46及び第4カプラ48を支持させて縦並びに配置するとともに、この第4カプラ48を、第1カプラ42の広い面42jと第3カプラ46で囲まれた位置に配置したので、第2カプラ44、第3カプラ46及び第4カプラ48をファンカバー36へ近づけて配置することで、細長いスペースに配置する際にスペースに合わせたホルダーを選択することができる。しかも、第3カプラ46、第4カプラ48がそれぞれ広い面42jと重なるように配置するので、4個の異種類のカプラを集約配置可能になる。
図13は第5実施例であり、第2腕部54をY方向へ長く延出させて、第1カプラ42の狭い面52k近傍に第3ホルダ55を設けて、これに第3カプラ46を支持させる。第2カプラ44は第2腕部54に一側面が近接して配置される比較的小型のものである。第3カプラ46はY方向で第2カプラ44に重なり、X方向でほぼ全体が第1カプラ42に重なるよう、第1カプラ42の広い面42jと第2カプラ44の先端側側面44hに沿う比較的小さなものである。
また、第2腕部54の長さ方向中間部から連続して先端側側面44hに沿いつつX方向へ延出する第3腕部56を設ける。第3腕部56の先端は、第2カプラ44の先端側側面44hからX方向へ出た位置にあり、ここに設けられた第4ホルダ57に第4カプラ48が支持される。
第4カプラ48は、第2カプラ44と第3カプラ46に沿い、X方向で一部が第3カプラ46に重なり、第3腕部56からY方向へ離隔している側面48hが、第3カプラ46の第3腕部56からY方向へ離隔している側面46hよりもY方向内側(第3腕部56側)に位置している。また、Y方向で一部が第2カプラ44に重なっている。しかもX方向では、第2カプラ44、第3カプラ46及び第4カプラ48が、それぞれ第1カプラ42にほぼ重なっている。
このようにすると、第2カプラ44、第3カプラ46及び第4カプラ48を、第2腕部54及び第3腕部56へ接近させて配置できるので、集中密度を高くして集約配置できる。
なお、本願発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、複数種類のカプラを組合わせる場合、防水性と非防水性からなる異なる規格の組合せでなく、同一規格同士でもよい。この場合は、外形寸法の大きさや形状の異なるものを組合わせることになる。また、3以上の複数の場合、全てが異なる必要はなく、一部は同じものであっても良い。
さらに、車体側支持部はファンカバー36に限らず、車体の各部を適宜利用できる。
また、適用する車両は、鞍乗り型車両に限らず各種車両が可能である。但し、異なる規格が防水性と非防水性の場合、防水カプラが使用されることがある鞍乗り型車両に好適である。
30:ラジエタ、36:ファンカバー、40:集合カプラ、42:第1カプラ、42a:広い面、42b:狭い面、42g:第1ホルダ連結部、42j:広い面、44:第2カプラ、46:第3カプラ、48:第4カプラ、50:ホルダ、52:第2ホルダ、53:第2カプラ結合部、54:第3ホルダ、55:第3カプラ結合部、56:第4ホルダ、57:第4カプラ結合部

Claims (6)

  1. 車両に搭載される電装品の配線群を接続する複数のカプラを車体側支持部へ支持させた複数カプラの支持構造において、
    前記複数のカプラは、配線数が最も多く車体側支持部(36)へ支持される第1カプラ(42)と、
    ホルダ(50)を介して第1カプラ(42)に支持される第2カプラ(44)とを備え、
    前記ホルダ(50)は、前記複数のカプラと連結および保持可能に形成され、
    前記第1カプラ(42)は、配線群の周囲に矩形の側壁を備え、
    この側壁は対向する一対の広い面(42a、42j)と狭い面(42b)を備え、
    前記一対の広い面のうちの一方の広い面(42a)には前記車体側支持部(36)で支持するための被支持部(58)が形成され、
    前記狭い面(42b)には、前記ホルダ(50)へ連結する第1ホルダ連結部(42g)を備えるとともに、
    前記第2カプラ(44)は、前記ホルダ(50)へ連結する第2ホルダ連結部(44a)を備え、
    前記第2カプラ(44)は、前記第1カプラ(42)の前記被支持部(58が設けられている前記一方の広い面(42a)に対向する前記一対の広い面のうちの他方の広い面(42j)に沿って配置され前記ホルダ(50)に支持されることを特徴とする複数カプラの支持構造。
  2. 前記第1カプラ(42)は非防水カプラであって、配線端部を収容する矩形の端子接続孔(42c)を直線状に配置して矩形の側壁で囲まれるとともに、
    前記第2カプラ(44)は防水カプラであって、配線端部を収容する円形の端子接続孔(44c)を備え、
    前記ホルダ(50)は、板状部材からなり、前記第1カプラ(42)の側壁に連結される第1腕部(52)と、この第1腕部(52)に連続して直線状に前記車体側支持部(36)から離間する方向へ延出して前記第2カプラ(44)を支持する第2ホルダ(53)を備え、
    前記第2カプラ(44)は、前記第1カプラ(42)に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載した複数カプラの支持構造。
  3. 前記ホルダ(50)は、前記第1カプラ(42)と前記第2カプラ(44)との間において、前記第1腕部(52)から前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)に沿って延出する第2腕部(54)を備え、
    前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)及び前記第2カプラ(44)に沿って配置され、前記第2腕部(54)に支持される第3カプラ(46)を備えることを特徴とする請求項2に記載した複数カプラの支持構造。
  4. 前記ホルダ(50)は、前記第2カプラ(44)と前記第3カプラ(46)との間において、直線状に前記車体側支持部(36)から離間する方向へ延出し、この延出した位置に、第3ホルダ(55)及び第4ホルダ(57)が設けられ、
    前記第3ホルダ(55)に前記第3カプラ(46)が支持され、前記第4ホルダ(57)に第4カプラ(48)が支持されるとともに、
    この第4カプラ(48)は、前記第1カプラ(42)と前記第3カプラ(46)に沿って配置されていることを特徴とする請求項3に記載した複数カプラの支持構造。
  5. 前記ホルダ(50)は、前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)に沿って直線状に形成された位置に設けられた第3ホルダ(55)及び第4ホルダ(57)を備え、
    前記第3ホルダ(55)に前記第3カプラ(46)が支持され、前記第4ホルダ(57)に第4カプラ(48)が支持されるとともに、
    この第4カプラ(48)は、前記第1カプラ(42)の前記他方の広い面(42j)と前記第3カプラ(46)で囲まれた位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載した複数カプラの支持構造。
  6. 前記車体側支持部は、ラジエタ後部シュラウド(36)に形成され、前記第1カプラ(42)は前記ラジエタ後部シュラウド(36)の後側に配置されることを特徴とする請求項3に記載した複数カプラの支持構造。
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