JP5030660B2 - プロテクタ付きコネクタ - Google Patents

プロテクタ付きコネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5030660B2
JP5030660B2 JP2007130229A JP2007130229A JP5030660B2 JP 5030660 B2 JP5030660 B2 JP 5030660B2 JP 2007130229 A JP2007130229 A JP 2007130229A JP 2007130229 A JP2007130229 A JP 2007130229A JP 5030660 B2 JP5030660 B2 JP 5030660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
connector
electric wire
passage portion
connector housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007130229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008287956A (ja
Inventor
好裕 岩堀
満雄 秋山
淳 石川
隆浩 米田
亮 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Yazaki Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Yazaki Corp filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2007130229A priority Critical patent/JP5030660B2/ja
Publication of JP2008287956A publication Critical patent/JP2008287956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5030660B2 publication Critical patent/JP5030660B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

本発明は、コネクタハウジングの後部に、コネクタハウジングから引き出された電線を曲げて誘導するプロテクタが装着されたプロテクタ付きコネクタに関するものである。
この種のプロテクタ付きコネクタとして、特許文献1に記載のものが知られている。
図9、図10は同文献に記載されたプロテクタ付きコネクタの構成を示し、図9はコネクタハウジングの後部にプロテクタを装着する前の状態、図10はコネクタハウジングの後部にプロテクタを装着し次にプロテクタを閉じる前の状態をそれぞれ示している。
このプロテクタ付きコネクタは、コネクタハウジング110の後部に、コネクタハウジング110の後面から引き出された電線Wを、その引き出し方向(後方向)と交差する方向(図ではコネクタの正面側から見て左方向)に曲げて誘導するプロテクタ130を装着したものである。コネクタハウジング110とプロテクタ130には、両者をロックするためのロック手段が設けられており、コネクタハウジング110の後部中央には、ロック手段としての係合爪112が設けられ、プロテクタ130には、その係合爪112に係合するロック手段としての弾性係合突起138が設けられている。
また、コネクタハウジング110の上面中央には、相手コネクタのハウジングとロックするためのロックアーム113が設けられている。このロックアーム113は、コネクタハウジング110の上面に露出している操作部を上から押し下げることで、相手コネクタハウジングとのロックを解除できるようになっている。
プロテクタ130は、ベース部材131と、カバー部材132と、これらを連結するヒンジ133と、から構成されており、ベース部材131とカバー部材132は、互いの内面を開放した図示の状態から、図10中の矢印F方向にカバー部材132を回動させることにより、閉じた状態にすることができるようになっている。そして、ベース部材131とカバー部材132に、閉じた状態で両部材131、132をロックする係合部23、24、25が設けられている。
また、プロテクタ130には、コネクタハウジング110の後面より引き出された複数の電線Wを、曲げながら誘導するための電線通路150が設けられている。
特開2004−288545号公報
ところで、上記従来のプロテクタ付きコネクタにおいては、コネクタハウジング110とプロテクタ130をロックするロック手段(係合爪112と弾性係合突起138)をコネクタハウジング110の中央部に1組だけ設けているので、外部に導出する電線Wの周囲のコルゲートチューブ70またはプロテクタ130に、電線Wの曲げ方向と直交する方向、例えば矢印G方向の力が作用した際に、ロック手段(係合爪112と弾性係合突起138)に荷重が集中してしまい、そのためロックが外れたり、ロックが破損したりする可能性があった。
本発明は、上記事情を考慮し、コネクタハウジングとプロテクタをロックするロック手段への荷重の集中を緩和して、ロック手段の応力負担を減らすことのできるプロテクタ付きコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、コネクタハウジングの後部に、該コネクタハウジングの後面から引き出された電線をその引き出し方向と交差する方向に曲げて誘導するプロテクタが装着され、前記コネクタハウジングとプロテクタを結合するロック手段を、前記電線の曲げ方向側とその反対側にそれぞれ設けると共に、前記プロテクタに、該プロテクタに対して前記電線の曲げ方向と直交する方向の外力が作用した際に、前記コネクタハウジングに当接することで、前記ロック手段への応力負担を軽減する張り出し突起を設け、前記張り出し突起を、少なくとも一方の前記ロック手段の外側に配置したプロテクタ付きコネクタにおいて、前記プロテクタに、前記コネクタハウジングより引き出された電線を配索する電線通路が設けられ、この電線通路が、前記コネクタハウジングからの電線引き出し方向に沿って電線を導入する第1通路部と、この第1通路部に対して該第1通路部との境界部分で配索方向を曲げて電線を配索する第2通路部と、この第2通路部に対して該第2通路部との境界部分で配索方向を曲げて電線を外部へ導出する第3通路部と、から構成され、前記張り出し突起を、前記第1通路部の近傍に設けたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載のプロテクタ付きコネクタであって、前記第1通路部から前記第2通路部への電線の曲がり角度、及び、前記第2通路部から前記第3通路部への電線の曲がり角度が、共にほぼ直角であることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項に記載のプロテクタ付きコネクタであって、前記第3通路部に、コルゲートチューブの外周形状に嵌まる凹凸部が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コネクタハウジングとプロテクタを結合するロック手段を、従来例のように中央部に1組だけ設けるのではなく、電線の曲げ方向とその反対側にそれぞれ設けているので、電線の曲げ方向と直交する方向の外力がプロテクタに作用した際に両側で強い結合力を発揮することができる。しかも、プロテクタには、電線の曲げ方向と直交する方向の外力が作用した際にコネクタハウジングに当接する張り出し突起を設けているので、張り出し突起がコネクタハウジングに当接してその部分で荷重の一部を受け止めることにより、ロック手段に集中する荷重を分散させることができ、結果的により大きな結合力を発揮できる。また、ロック手段の応力負担を軽減できることから、ロック手段の耐久性の向上が図れる。
また、張り出し突起をロック手段の外側で第1通路部の近傍側に配置しているので、プロテクタに曲げ力が作用した際に、ロック手段よりも張り出し突起の方が多くの荷重を負担することができ、ロック手段にかかる荷重を軽減することができる。この場合、張り出し突起は、曲げ力が電線の曲げ方向と直交する一方向だけにかかりやすい場合は、曲げ力がかかる一方側だけに設ければよいし、曲げ力が両方向にかかる可能性がある場合は、両側に設ければよい。
特に、コネクタハウジングより引き出された電線を、プロテクタ内部の電線通路の第1通路部と第2通路部及び第2通路部と第3通路部の各境界部分の2箇所で曲げながら外部へ導出することができるので、電線の曲がり部に発生する抵抗により、外部に導出した電線に作用する引張力を吸収することができる。従って、コネクタハウジング内の端子にまで外力が作用するのを極力防止することができる。
請求項の発明によれば、電線を2箇所で直角に曲げながら誘導するので、電線に引張力が作用した際の抵抗力を大きくとることができる。
請求項の発明によれば、第3通路部にコルゲートチューブの外周形状に嵌まる凹凸部を設けたので、第3通路部から外部へ導出する電線の外周に装着したコルゲートチューブを確実に保持固定することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図、図2は開いた状態のプロテクタの構成を示す正面図、図3は組み立てた状態のプロテクタ付きコネクタの斜視図、図4はその要部の水平断面図である。
このプロテクタ付きコネクタは、自動車のエンジン下部等のように被水性の高い場所に使用されるもので、コネクタ本体10とプロテクタ30Aとの組み合わせよりなる。
図1に示すように、コネクタ本体10は、樹脂製のコネクタハウジング11に形成された複数の各キャビティ12に、電線Wの先端に取り付けた端子20を後方から挿入して収容することによって構成されている。電線Wの端末部分の外周には略筒状の防水ゴム21が装着されており、この防水ゴム21が各キャビティ12内の後方入口付近に嵌合されることによって、キャビティ12への後方からの水の進入が阻止される。
コネクタハウジング11の上面中央には、相手コネクタのハウジングとロックするためのロックアーム13が設けられており、このロックアーム13のコネクタハウジング11の上面に露出している操作部を上から押し下げることで、相手コネクタハウジングとのロックを解除できるようになっている。
図2にも示すように、プロテクタ30Aは樹脂成形品よりなり、ベース部材31と、カバー部材32と、これらを連結する薄肉のヒンジ33とから構成されている。ベース部材31とカバー部材32は、互いの内面を開放する開放状態(図1、図2に示す状態)から、図1中の矢印A方向にカバー部材32を回動させることにより、閉じた状態にすることができるようになっている。そして、ベース部材31とカバー部材32に、閉じた状態で両部材31、32をロックする係合部34、35、36、44、45、46が設けられている。
このプロテクタ付きコネクタは、コネクタ本体0を構成するコネクタハウジング11の後部に、コネクタハウジング11の後面から引き出された電線Wを、その引き出し方向(後方向)と交差する方向(図ではコネクタの正面側から見て左方向)に曲げて誘導するプロテクタ30Aを装着したものであり、コネクタハウジング11とプロテクタ30Aには、両者をロックするためのロック手段42が設けられている。
この場合、ロック手段42は、図4に示すように、電線Wの曲げ方向側とその反対側、つまりコネクタハウジング11の左右方向の中心線Lを挟んだ左右両側の線対称位置(コネクタハウジングの中心線Lから等しい距離Aの位置)にそれぞれ設けられており、コネクタハウジング11側には、ロック手段としての係合爪14が設けられ、プロテクタ30A側には、その係合爪14に係合するロック手段としての係合突起41が設けられている。
また、このプロテクタ30Aには、該プロテクタ30Aに対して電線Wの曲げ方向と直交する矢印C方向の外力が作用した際に、コネクタハウジング11の後端面11aに当接することで、ロック手段42への応力負担を軽減する張り出し突起61が設けられている。
この実施形態では、電線Wの曲げ方向が左側であり、張り出し突起61は、右側(電線の曲げ方向と反対側)のロック手段42の外側、つまり、コネクタハウジング11の中心線Lから右側のロック手段42までの距離Aよりも遠い位置〔中心線LからB(B>A)の距離の位置〕に配置されている。
また、プロテクタ30Aのベース部材31の係合突起41の周辺には、コネクタハウジング11の後部に装着するためのコネクタ装着部40が設けられ、このコネクタ装着部40をコネクタハウジング11の後部に嵌合することで、コネクタハウジング11の後面の外側をほぼ完全に被うことができるようになっている。
また、プロテクタ30Aのベース部材31の上部には、左右に架け渡されたブリッジ状の保護ビーム48が設けられている。この保護ビーム48は、コネクタハウジング11の後部にプロテクタ30Aを適正に装着したときに、コネクタハウジング11のロックアーム13の操作部の上側のスペースを覆うことで、不用意な外力からロックアーム13が押し下げられないように保護するためのものであるが、保護しながらも、ロックアーム13を避けた位置から、ロックアーム13の通常の解除操作が行えるようになっている。
また、プロテクタ30Aの内部には、コネクタハウジング11の後面より引き出された複数の電線Wを、曲げながら誘導するための電線通路50が設けられている。
この電線通路50は、ベース部材31に設けられ、コネクタ装着部40の下方位置で、且つ、コネクタハウジング11からの電線引き出し方向に沿って電線Wを配索する第1通路部51と、ベース部材31に設けられ、第1通路部51に対してほぼ直角方向(図中下側)に電線Wを曲げて配索する第2通路部52と、ベース部材31及びカバー部材32の両部材に設けられ、第2通路部52に対してほぼ直角方向(図中左側)に電線Wを曲げて配索する第3通路部53とから構成されている。
第3通路部53は、上述したようにベース部材31とカバー部材32の両部材によって形成されており、各部材31、32の第3通路部53の出口側の内面には、コルゲートチューブ70の外周形状に嵌まり込む凹凸部56がそれぞれ設けられている。
次にコネクタ本体10の組み立て作業、及び、組み立てたコネクタ本体10へのプロテクタ30Aの組み付け作業について説明する。
組み立てを行うに際しては、まず、図1に示すように、複数の電線Wに防水ゴム21を装着すると共に各電線Wの端末に端子20を圧着接続し、端子20を接続した複数の電線Wを束ねて、これらの外周にコルゲートチューブ70を装着する。
次に、複数の電線Wの端末に接続された端子20を、コネクタハウジング11の後方より各キャビティ12にそれぞれ挿入し固定する。その後、リテーナ等の装着をしてコネクタ本体10の組み付けを完了する。
次に、コネクタハウジング11の後部にプロテクタ30Aのコネクタ装着部40を嵌合する。この嵌合の際、コネクタ本体10より引き出された複数の電線Wを、ベース部材31の第1通路部51、第2通路部52及び第3通路部53に配索する。具体的には、コネクタ本体10より引き出された電線Wを、2箇所でほぼ直角方向に折り曲げることによって電線通路50に沿って配索する。
プロテクタ30Aをコネクタハウジング11に完全に嵌合させると、ロック手段42である係合突起41と係合爪14が係合して、図3に示すように、プロテクタ30Aがコネクタ本体10にロックされる。
その後、ベース部材31の第3通路部53の凹凸部56にコルゲートチューブ70の一部を位置合わせして嵌め合わせ、次に、図1の矢印A方向にカバー部材32を回転して、カバー部材32とベース部材31とを組み付け状態とする。ベース部材31とカバー部材32が完全に組み付け状態にすると、3箇所のロック手段34、35、36、44、45、46が係合状態となり、これでベース部材31とカバー部材32とがロックされる。コルゲートチューブ70は、プロテクタ30Aが閉じた状態にされることで、一端がプロテクタ30Aに保持される。
以上より、コネクタ本体10に対してプロテクタ30A及びコルゲートチューブ70を一体に装着することができる。そして、コネクタ本体10より引き出された電線Wを、プロテクタ30Aの電線通路50に配索された状態でプロテクタ30Aによって保護することができる。
このプロテクタ付きコネクタでは、コネクタ本体10より引き出された電線Wが、第1通路部51及び第2通路部52の境界部分と、第2通路部52及び第3通路部53の境界部分の2箇所で直角に折り曲げられた状態で電線通路50内に配索されるので、電線Wに引張力が作用した際に、電線Wの曲がり部に発生する抵抗により、その引張力を吸収することができる。従って、コネクタハウジング11内の端子20にまで外力が作用するのを極力防止することができる。
また、コネクタハウジング11とプロテクタ30Aを結合するロック手段42を、従来例のように中央部に1組だけ設けるのではなく、電線Wの曲げ方向とその反対側にそれぞれ設けている(コネクタハウジング11の左右両側に設けている)ので、電線Wの曲げ方向と直交する方向の外力(例えば、図3、図4中の矢印C方向の外力)がプロテクタ30Aに作用した際に両側で強い結合力を発揮することができる。
しかも、プロテクタ30Aには、電線Wの曲げ方向と直交する方向(矢印C方向)の外力が作用した際に、コネクタハウジング11の後端面11aに当接する張り出し突起61を該コネクタハウジング11から引き出された電線Wを導入する第1通路部51の近傍に設けているので、この張り出し突起61がコネクタハウジング11の後端面11aに当接してその部分で荷重の一部を受け止めることにより、ロック手段42に集中する荷重を分散させることができ、結果的に、より大きな結合力を発揮できる。また、ロック手段42の応力負担を軽減できることから、ロック手段42の耐久性の向上が図れる。
また、張り出し突起61、ロック手段42の外側で第1通路部51の近傍側に配置しているので、プロテクタ30Aに曲げ力が作用した際に、ロック手段30Aよりも張り出し突起61の方が多くの荷重を負担することができ、ロック手段42にかかる荷重を軽減することができる。
また、上記実施の形態では、第3通路部53に、コルゲートチューブ70の外周形状に嵌まり込む凹凸部56が設けられているので、電線Wを保護するコルゲートチューブ70を確実に保持固定することができる。
<第2実施形態>
図5は第2実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図、図6はその要部の水平断面図である。
上記第1実施形態のプロテクタ付きコネクタでは、プロテクタ30Aのコネクタ正面から向かって右側に張り出し突起61を設けていたが、この第2実施形態のプロテクタ付きコネクタでは、プロテクタ30Bのコネクタ正面から向かって左側、つまり、電線Wの曲げ方向側に張り出し突起62を設けている。その位置は、コネクタハウジング11の中心線Lからロック手段42までの距離をAとした場合、B(B>A)の距離の位置である。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一部分に同符号を付して説明を省略する。
この位置に張り出し突起62を設けた場合は、図6の矢印D方向への外力に対して同様の効果を発揮することができる。つまり、プロテクタ30Bには、電線Wの曲げ方向と直交する方向(矢印D方向)の外力が作用した際に、コネクタハウジング11の後端面11aに当接する張り出し突起62を設けているので、この張り出し突起62がコネクタハウジング11に当接してその部分で荷重の一部を受け止めることにより、ロック手段42に集中する荷重を分散させることができ、結果的に、より大きな結合力を発揮できる。また、ロック手段42の応力負担を軽減できることから、ロック手段42の耐久性の向上が図れる。
また、張り出し突起62は、ロック手段42の外側に配置しているので、プロテクタ30Aに曲げ力が作用した際に、ロック手段30Aよりも張り出し突起62の方が多くの荷重を負担することができ、ロック手段42にかかる荷重を軽減することができる。
<第3実施形態>
図7は第3実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図、図8はその平面図である。
この第3実施形態のプロテクタ付きコネクタでは、片側だけに張り出し突起を設けるのではなく、プロテクタ30Cの左右両側に上記と同様の張り出し突起61、62を設けている。こうすることにより、矢印C方向とD方向の外力に対して、上記と同様の効果を得ることができる。
本発明の第1実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図である。 同実施形態におけるプロテクタの開いた状態を示す正面図である。 同実施形態のプロテクタ付きコネクタの組立状態を示す斜視図である。 同組立状態における要部の水平断面図である。 本発明の第2実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図である。 同実施形態のプロテクタ付きコネクタの組立状態の要部の水平断面図である。 本発明の第3実施形態のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図である。 同実施形態のプロテクタ付きコネクタの組立状態の平面図である。 従来のプロテクタ付きコネクタの分解斜視図である。 同プロテクタ付きコネクタの別の方向から見た斜視図である。
符号の説明
11 コネクタハウジング
30A、30B、30C プロテクタ
42 ロック手段
50 電線通路
51 第1通路部
52 第2通路部
53 第3通路部
56 凹凸部
61,62 張り出し突起
70 コルゲートチューブ
W 電線
C,D 電線の曲げ方向と直交する方向

Claims (3)

  1. コネクタハウジングの後部に、該コネクタハウジングの後面から引き出された電線をその引き出し方向と交差する方向に曲げて誘導するプロテクタが装着され、
    前記コネクタハウジングとプロテクタを結合するロック手段を、前記電線の曲げ方向側とその反対側にそれぞれ設けると共に、前記プロテクタに、該プロテクタに対して前記電線の曲げ方向と直交する方向の外力が作用した際に、前記コネクタハウジングに当接することで、前記ロック手段への応力負担を軽減する張り出し突起を設け、
    前記張り出し突起を、少なくとも一方の前記ロック手段の外側に配置したプロテクタ付きコネクタにおいて、
    前記プロテクタに、前記コネクタハウジングより引き出された電線を配索する電線通路が設けられ、この電線通路が、前記コネクタハウジングからの電線引き出し方向に沿って電線を導入する第1通路部と、この第1通路部に対して該第1通路部との境界部分で配索方向を曲げて電線を配索する第2通路部と、この第2通路部に対して該第2通路部との境界部分で配索方向を曲げて電線を外部へ導出する第3通路部と、から構成され、前記張り出し突起を、前記第1通路部の近傍に設けたことを特徴とするプロテクタ付きコネクタ。
  2. 請求項1に記載のプロテクタ付きコネクタであって、
    前記第1通路部から前記第2通路部への電線の曲がり角度、及び、前記第2通路部から前記第3通路部への電線の曲がり角度が、共にほぼ直角であることを特徴とするプロテクタ付きコネクタ。
  3. 請求項2に記載のプロテクタ付きコネクタであって、
    前記第3通路部に、コルゲートチューブの外周形状に嵌まる凹凸部が設けられていることを特徴とするプロテクタ付きコネクタ。
JP2007130229A 2007-05-16 2007-05-16 プロテクタ付きコネクタ Active JP5030660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007130229A JP5030660B2 (ja) 2007-05-16 2007-05-16 プロテクタ付きコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007130229A JP5030660B2 (ja) 2007-05-16 2007-05-16 プロテクタ付きコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008287956A JP2008287956A (ja) 2008-11-27
JP5030660B2 true JP5030660B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=40147507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007130229A Active JP5030660B2 (ja) 2007-05-16 2007-05-16 プロテクタ付きコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5030660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5759826B2 (ja) * 2011-08-03 2015-08-05 矢崎総業株式会社 コネクタ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0864296A (ja) * 1994-08-25 1996-03-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP3141770B2 (ja) * 1996-02-13 2001-03-05 住友電装株式会社 コネクタのカバー固定構造
JP3119159B2 (ja) * 1996-04-25 2000-12-18 住友電装株式会社 コネクタ
JP2004288545A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Yazaki Corp コネクタ用プロテクタ
JP2004348988A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線カバーの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008287956A (ja) 2008-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004288545A (ja) コネクタ用プロテクタ
US6540547B2 (en) Cable harness plug having a securing device for the cable harness
JP3589167B2 (ja) コネクタ
CN107026351B (zh) 线缆罩
CN107851982B (zh) 线束及其制造方法
JP6860835B2 (ja) コネクタ
CN108631110B (zh) 电缆线束插头
JP2009056992A (ja) バッテリ直付けヒュージブルリンクユニットの保護カバー取付構造
US9525278B2 (en) Electrical-wire-protecting member using tying member
KR20160138473A (ko) 다극구조의 전기 플러그 인 커넥터 부분
JPH04233176A (ja) プラグコネクタ
JP5030660B2 (ja) プロテクタ付きコネクタ
JP4918410B2 (ja) プロテクタ付きコネクタ
JP7189822B2 (ja) コネクタ構造
KR100957118B1 (ko) 커넥터
KR20080000850U (ko) 커넥터의 보호커버
JP2013243072A (ja) 電線保護カバー
JP3979517B2 (ja) 筐体の電線保護コルゲートチューブ支持構造
JP2013176205A (ja) ワイヤーハーネス
US20230390950A1 (en) Separator plate and protection member for wire member
JP3713430B2 (ja) ハーネス保護プロテクタ
JP7158728B2 (ja) コネクタ保護装置、ホルダ、および保護カバー
JP2005259608A (ja) コネクタへの電線接続構造
KR20120004256U (ko) 와이어커버
JP6376946B2 (ja) プロテクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5030660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250