JP6008922B2 - キャップ部材 - Google Patents
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Description
引用文献1には、このような水抜き孔に装着される排水プラグ(キャップ部材)が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載される排水プラグは、全体(係止脚及び係合部)がゴムやエストラマなど柔軟な部材で形成されるため、係止脚や係合部の水抜き孔に対する係合が緩みやすく、排水プラグが水抜き孔から抜けやすいという問題がある。
この問題を解決するために、水抜き孔に挿入される係止脚を剛性の高い樹脂製にすると、特許文献1に記載される係止脚の形状では、排水プラグを水抜き孔に装着する際に係止脚が変形(弾性変形)しにくくなり、排水プラグを装着する際の作業性が低下する。
本発明によると、一対の支持脚の間の中心で補強壁が最も小さくなり、側壁は、この部分を中心として対称に変形可能となる。このため、2つの側壁が均一に変形し、キャップ部材を開口部に装着するときの作業性が向上する。
本発明によると、キャップ部材は横架部もパネルに係止される係止部となるので、キャップ部材が確実に開口部に装着される。
係止端の張り出し量が少ない部分は他の部分よりも変形しやすく、横架部はこの部分を中心として撓みやすくなっている。したがって、横架部の両端に接続される一対の支持脚の変位量が均一になり、これによって、2つの側壁が均一に変形しやすくなる。
本発明によると、横架部の係止端と平面係止部のパネル係止面でパネルを挟持できるので、キャップ部材が確実に開口部に装着される。また、キャップ部材の装着時には、係止端とパネル係止面で先にパネルを挟持してから側壁膨出部をパネルの裏面に係合させることもでき、キャップ部材を開口部に装着する作業が容易になる。
本発明によると、支持脚及び側壁の変形が平面係止部で規制されないのでキャップ部材を開口部に装着する作業が容易になる。
本発明によると、キャップ部材を開口部に装着する作業において側壁膨出部が開口部から受ける抵抗が小さくなり、キャップ部材を開口部に装着する作業が容易になる。また、側壁膨出部は、パネルの裏面側において、支持脚が形成される側と縦方向における反対側で膨出量が多くなり、側壁膨出部がパネルの裏面に確実に係止される。
本発明によると、支持脚が横架部よりも撓みやすいので、横架部の変形が支持脚によって規制されない。また、横架部は剛性が高いので係止端の剛性が高くなり、キャップ部材が確実に開口部に装着される。
図1は車両のサイドドアの内側パネルを示す図である。
図1は、車両100の外側からサイドドア101を構成するパネル(内側パネル10)を示す図であり、外側パネル11(図2参照)が外された状態を示している。サイドドア101は、車両100のドア開口部102を開閉可能に備わっている。サイドドア101は、例えば、車両100の前後方向にスライド移動するスライドドアであるが、これに限定されない。
内側パネル10は、上方で外側パネル11から離反するように膨らみ、内側パネル10と外側パネル11の間に中空部101aが形成される。
そして、矩形水抜き孔10aにはキャップ部材(排水プラグ1)が装着される。排水プラグ1は、着脱可能に矩形水抜き孔10aに装着されている。排水プラグ1は、矩形水抜き孔10aに対して内側(車室100aの側)から装着される。
本実施形態では、内側パネル10の車室100a側を表面(パネル表面10S)、内側パネル10の中空部101a側を裏面(パネル裏面10R)とする。
図3に示すように、排水プラグ1は、クリップ部材3にカバー部材2が取り付けられて構成される。カバー部材2は、矩形水抜き孔10a(図2参照)を車室100a(図2参照)の側から覆う。つまり、カバー部材2は、パネル表面10S(図2参照)の側から矩形水抜き孔10aに対峙する。
クリップ部材3は、矩形水抜き孔10aに係合し、排水プラグ1をサイドドア101の内側パネル10(図2参照)に固定する。
カバー部材2は、柔軟性を有するゴムやエストラマなどを素材とする。クリップ部材3は、カバー部材よりも剛性が高く、ある程度の弾性を有する樹脂や硬質ゴムなどを素材とする。これによって、クリップ部材3はカバー部材2よりも剛性が高くなる。
また、凹面部22にはリブ状に膨らんだ凸状部24が形成されている。凸状部24は、縦方向LDに延設されている。凹面部22には、係合孔23を横方向SDに挟んで2つの凸状部24が形成されている。
図4の(a),(b)に示すように、クリップ部材3は、横長の基部30と、基部30に平行に延設される横架部31を有する。横架部31は基部30よりも上方に配設される。
支持脚32は、基部30の背面30aに壁状に立設される側壁32aから、縦方向LDの上方に向かって延設される。基部30の背面30aには、横方向SDに並んで2つの側壁32a,32a(一対の側壁32a,32a)が形成されている。
また、支持脚32は横架部31よりも撓みやすく形成されている。例えば、支持脚32の断面積が横架部31の断面積よりも小さく形成されている。又は、支持脚32と横架部31が中空の場合、支持脚32は横架部31よりも肉厚が薄く形成されている。
本実施形態において、支持脚32は横方向SDと直交する縦方向LDの上方に向かって延設されている。つまり、支持脚32は、横方向SDと直交する縦方向LDに向かって側壁32aから延設されている。
なお、横架部31の横方向SDの長さは、矩形水抜き孔10a(図1参照)の横方向SD(図1における車両100の前後方向)の長さとほぼ等しいことが好ましい。
なお、補強壁下端310aが湾曲した補強壁31aに限定されず、横架部31に対して直線的に漸近する補強壁下端310aを有する補強壁31aであってもよい。
図5に示すように、平面係止部33は基部30の上方で背面30aに対して立設する。そして、平面係止部33は端部が上方に向かって屈曲して基部30の側にカバー係止面33aが形成される。また、カバー係止面33aと反対側の面はパネル係止面33bになる。基部30の背面30aと平面係止部33のカバー係止面33aは、カバー部材2の厚み(カバー厚t1)に相当する距離だけ離間している。
また、図4の(b)に示すように、クリップ部材3は押え板34と側壁膨出部35を有する。
図6の(a)に示すように、側壁膨出部35は側壁32aに形成される。側壁膨出部35は、側壁32aの先端部が横方向SDの外方(他方の側壁32aから離反する方向)に膨出して形成される。図6の(a),(b)に示すように、側壁膨出部35において基部30側の端面は、上方から下方に向かって、基部30から離反する方向に湾曲する面(接触面35a)となっている。
なお、接触面35aは、接触面35aの位置に対応するパネル裏面10R(図2参照)の形状(湾曲形状)と一致する形状に形成されている。パネル裏面10Rが平面の場合、接触面35aは平面に形成される。
つまり、側壁膨出部35は、縦方向LDにおいて支持脚32が形成される側(上方の側)の膨出量(側壁32aからの膨出量)が、縦方向LDにおける反対側(下方の側)の膨出量よりも少なくなっている。
なお、連結面35eは第1側面35cから第2側面35dに向かって、下方に傾斜していてもよい。また、支持脚32が形成される上方の側に向かって膨出量が漸減する側壁膨出部35であってもよい。つまり、第1側面35cと連結面35eと第2側面35dが1つの面(傾斜面や湾曲面)で形成されて、上方の側の膨出量が下方の側の膨出量よりも少なくなっている側壁膨出部35であってもよい。
また、第2側面35dが連結面35eを介して第1側面35cに滑らかにつながっているので、連結面35eが矩形水抜き孔10aを通り抜けるときに側壁膨出部35が変形しやすくなっている。このため、作業者等が連結面35eとそれにつながる第2側面35dを矩形水抜き孔10aに通す作業が容易になる。
なお、図7の(a),(b)に示すように、カバー部材2が中空に形成されていてもよい。カバー部材2が中空であれば、排水プラグ1の軽量化が可能になる。
さらに、凸面部22a側から凹面部22側に向かうクリップ部材3の変位は基部30(背面30a)で規制され、凹面部22側から凸面部22a側に向かうクリップ部材3の変位は平面係止部33(カバー係止面33a)で規制される。このように、クリップ部材3の基部30はカバー部材2を係止する。
本実施形態の排水プラグ1は、図7の(a),(b)に示すようにカバー部材2がクリップ部材3に取り付けられて構成される。
なお、本実施形態の排水プラグ1において、クリップ部材3の横架部31は矩形水抜き孔10aよりも上方に配置され、側壁膨出部35は矩形水抜き孔10aに対し、横方向SDで外側に配置されている。換言すると、排水プラグ1のクリップ部材3は、矩形水抜き孔10aよりも上方となるように横架部31が形成されている。また、排水プラグ1のクリップ部材3は、側壁32aが矩形水抜き孔10aの周囲(横方向SDの外側)に向かって膨出して側壁膨出部35が形成されている。そして、接触面35aが側壁膨出部35に形成されている。
図8の(b)に示すように、基部30の背面30aに形成される側壁32aが矩形水抜き孔10aを通ってパネル裏面10Rの側まで延設されている。また、支持脚32は、パネル裏面10Rの側で側壁32aから上方に向かって延設されている。
なお、図6に示すように、側壁膨出部35は、下方の側(第2側面35d)の膨出量(側壁32aからの膨出量)が上方の側(第1側面35c)の膨出量よりも多くなっている。したがって、図8の(a)に示すように、側壁膨出部35の接触面35aは、下方(第2側面35dの位置)でパネル裏面10Rに対してより確実に係止される。
そして、クリップ部材3は、横架部31(係止端310)と側壁膨出部35(接触面35a)がパネル裏面10Rを押圧し、押え板34がパネル表面10Sを押圧することで、矩形水抜き孔10aに係合する。
このように、排水プラグ1は、矩形水抜き孔10aの位置において、内側パネル10と外側パネル11の間に形成される中空部101aの側で横架部31がパネル裏面10Rに係合する。また、排水プラグ1は、矩形水抜き孔10aの位置において、車室100aの側からカバー部材2の上端部20と下端部21がパネル表面10Sに係合する。
図8の(a),(b)に示すように、排水プラグ1のクリップ部材3は、内側パネル10と外側パネル11の間に形成される中空部101aに配置される。排水プラグ1は車室100aの側、つまり、パネル表面10Sの側から装着されるため、クリップ部材3は矩形水抜き孔10aから中空部101aに入り込む。
図3に示すように、本実施形態の排水プラグ1は、柔軟性を有するカバー部材2に、弾性を有するクリップ部材3が係合して構成されている。
カバー部材2は柔軟性を有するので自在に弾性変形する。
図4の(a),(b)に示すように、クリップ部材3は、横長の基部30と長尺の横架部31が平行に配設されている。そして、基部30と横架部31は、一対の側壁32a,32aを介して結合されている。
また、補強壁31aは横架部31の中心が、支持脚32の側よりも下方に短く形成されている。つまり、横架部31の中心は、横架部31の端部(支持脚32の側)よりも剛性が低くなっている。
排水プラグ1は、変形していない状態(図9の(b)に示す状態)のときクリップ部材3の側壁膨出部35(接触面35a)が矩形水抜き孔10aよりも外側に配置される。よって、この状態では側壁膨出部35及び横架部31は矩形水抜き孔10aを通過しないので排水プラグ1は車室100aの側から矩形水抜き孔10aに装着不可能となっている。
また、矩形水抜き孔10aに係合するクリップ部材3は、カバー部材2よりも剛性の高い素材(樹脂や硬質ゴム等)で形成される。したがって、排水プラグ1は、矩形水抜き孔10aから抜けにくい構造になっている。
図1に示すように、横長水抜き孔10bは、矩形水抜き孔10aに比べて前後方向(横方向SD)に長く開口する開口部である。したがって、横長水抜き孔10bに装着されるキャップ部材(横長排水プラグ1a)は、矩形水抜き孔10aに装着される排水プラグ1(図2参照)よりも横方向SDに横長に形成される。
図10の(a)に示すように、横長排水プラグ1aは、横長のクリップ部材(横長クリップ部材6)に横長のカバー部材(横長カバー部材5)が取り付けられて形成される。
なお、図10の(a)に示すように、横長カバー部材5が中空に形成されていてもよい。横長カバー部材5が中空であれば、横長排水プラグ1aの軽量化が可能になる。
横長カバー部材5には、カバー部材2の凹面部22と同形状の凹面部52が形成されている。また、横長カバー部材5の凹面部52には、2つの係合孔53,53が開口している。2つの係合孔53,53は横方向SDに並んだ直列に配置されている。
2つの基部60,60には、それぞれ1つの側壁62aが形成され、横長クリップ部材6は2つの側壁62a,62a(一対の側壁62a,62a)を有する。側壁62aは、基部60の背面60aに形成されている。また、それぞれの側壁62aは、先端部が横長クリップ部材6の中心に寄るように折れ曲がっている。側壁62aの先端部には支持脚62が上方に向かって延設され、横長クリップ部材6は2つの支持脚62,62(一対の支持脚62,62)を有する。そして、一対の支持脚62,62で横架部61の両端部が支持されている。
横長クリップ部材6でも横架部61は、一方の側壁62aから他方の側壁62aに向かう横方向SDに延設される。また、支持脚62は、横方向SDと直交する縦方向LDの上方に向かって延設される。
なお、横長クリップ部材6の素材は図2に示すクリップ部材3と同一であることが好ましく、これによって、横長クリップ部材6は横長カバー部材5よりも剛性が高くなる。
なお、補強壁下端610aが湾曲した補強壁61aに限定されず、横架部61に対して直線的に漸近する補強壁下端610aを有する補強壁61aであってもよい。
横長クリップ部材6の横架部61、支持脚62、側壁62a、押え板64、及び側壁膨出部65は、図4の(a),(b)に示すクリップ部材3の横架部31、支持脚32、側壁32a、押え板34、及び側壁膨出部35と同じ形状であり、詳細な説明は省略する。
そして、横長クリップ部材6が横長カバー部材5に係合した状態で、横長カバー部材5に対する横長クリップ部材6の横方向SDへの変位が側壁62aと連結部66(接続端66a)で規制される。
また、連結部66には、カバー係止部67が形成されている。カバー係止部67は連結部66の上方に凸設されている。なお、図10の(a),(b)には2つのカバー係止部67が図示されているが、カバー係止部67の数は限定されない。
図11に示すように、横長カバー部材5の上端辺50は凹面部52の側に折れ曲がっている。
また、横長クリップ部材6のカバー係止部67は、横長カバー部材5の上端辺50が折れ曲がった部分に当接して、横長カバー部材5を下方から支持している。
また、側壁膨出部65には、内側パネル10(図1参照)の湾曲形状と同一形状の接触面65aが形成されている。
図12の(b)に示すように、横長排水プラグ1aの横長クリップ部材6は、内側パネル10と外側パネル11の間に形成される中空部101aに配置される。そして、横長クリップ部材6は、横長水抜き孔10bに係合し、横長排水プラグ1aを内側パネル10に固定する。また、横長クリップ部材6の基部60は、パネル表面10Sの側で横長カバー部材5を係止し、横長カバー部材5は、パネル表面10Sの側から横長水抜き孔10bに対峙するように配置される。
また、側壁膨出部65は、パネル裏面10Rの側において、側壁62aが横長水抜き孔10bの周囲(横方向SDの外方)に向かって膨出して形成され、接触面65aが横長水抜き孔10bの周囲でパネル裏面10Rに当接する。側壁膨出部65の接触面65aの湾曲形状は内側パネル10(パネル裏面10R)の湾曲形状と同一であり、側壁膨出部65(接触面65a)はパネル裏面10Rに面接触する。
横長カバー部材5は柔軟性を有するので自在に弾性変形する。
図10の(a),(b)に示すように、横長クリップ部材6は、長尺の横架部61と連結部66が平行に配設されている。
また、補強壁61aは、横長クリップ部材6の中心において、支持脚62の側よりも下方に短くなるように形成されている。これによって、横長クリップ部材6は、中心が端部(基部60が備わる側)よりも剛性が低くなる。
横長排水プラグ1aは、変形していない状態(図12の(b)に示す状態)のとき横長クリップ部材6の側壁膨出部65(接触面65a)が横長水抜き孔10bよりも横方向SDの外側に配置される。よって、この状態では側壁膨出部65及び横架部61は横長水抜き孔10bを通過しないので横長排水プラグ1aは車室100aの側(パネル表面10Sの側)から横長水抜き孔10bに装着不可能となっている。
また、横長水抜き孔10bに係合する横長クリップ部材6は、横長カバー部材5よりも剛性の高い素材(樹脂や硬質ゴム等)で形成される。したがって、横長排水プラグ1aは、横長水抜き孔10bから抜けにくい構造になっている。
例えば、排水プラグ1(図2参照)におけるクリップ部材3の横架部31(図5参照)、及び、横長排水プラグ1a(図10の(a)参照)における横長クリップ部材6の横架部61(図11参照)が中実に形成されていてもよい。
同様に、排水プラグ1(図2参照)におけるカバー部材2(図7の(a)参照)、及び、横長排水プラグ1a(図10の(a)参照)における横長カバー部材5(図10の(a)参照)が中実に形成されていてもよい。
1a 横長排水プラグ(キャップ部材)
2 カバー部材
3 クリップ部材
5 横長カバー部材(カバー部材)
6 横長クリップ部材(クリップ部材)
10 内側パネル(パネル)
10a 矩形水抜き孔(開口部)
10b 横長水抜き孔(開口部)
10R パネル裏面(裏面)
10S パネル表面(表面)
30,60 基部
31,61 横架部
32,62 支持脚
33 平面係止部
33b パネル係止面
32a,62a 側壁
35,65 側壁膨出部
35a,65a 接触面
310,610 係止端
310a,610a 補強壁下端(開放された端辺)
LD 縦方向
SD 横方向
S1,S2 空間部
Claims (9)
- パネルの開口部に対峙するカバー部材と、
前記開口部に係合するクリップ部材と、を有し、
前記クリップ部材に前記カバー部材が取り付けられて前記パネルにおける表面の側から前記開口部に装着されるキャップ部材において、
前記クリップ部材は前記カバー部材よりも剛性が高く、
前記クリップ部材は、
前記表面の側において前記カバー部材を係止する基部と、
前記基部から前記開口部を通って前記表面に対する裏面の側まで延設される一対の側壁と、
前記裏面の側において一方の前記側壁から他方の前記側壁に向かう横方向と直交する縦方向に向かって、一対の前記側壁のそれぞれから延設される一対の支持脚と、
一対の前記支持脚で両端部が支持されて前記横方向に延設される横架部と、
前記裏面の側において前記側壁が前記開口部の外方に向かって膨出して前記開口部の周囲で前記裏面に当接する側壁膨出部と、
を有し、
前記基部と、一対の前記側壁と、一対の前記支持脚と、前記横架部と、で囲まれた領域が空間部となっていることを特徴とするキャップ部材。 - 一対の前記支持脚と前記横架部に接続される補強壁を有し、
前記補強壁において開放されている端辺が、一対の前記支持脚の間で前記横架部に漸近し、
前記空間部は、一対の前記支持脚の間において、前記端辺に沿って前記横架部に近づくほど狭くなっていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ部材。 - 前記端辺は、一対の前記支持脚の間の中心で前記横架部に最も近づくことを特徴とする請求項2に記載のキャップ部材。
- 前記横架部は、前記裏面に向かって張り出して当該裏面を押圧する係止端を有することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のキャップ部材。
- 前記係止端の張り出し量が、一対の前記支持脚の間の中心で最小であることを特徴とする請求項4に記載のキャップ部材。
- 前記開口部の周囲で前記表面に接触するパネル係止面を有する平面係止部が前記基部に形成され、
前記横架部と前記パネル係止面で前記パネルを挟持することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のキャップ部材。 - 前記平面係止部は、前記支持脚と離間して形成されていることを特徴とする請求項6に記載のキャップ部材。
- 前記側壁膨出部は、前記縦方向において前記支持脚が形成される側の膨出量が、前記縦方向における反対側の膨出量よりも少ないことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のキャップ部材。
- 前記支持脚が前記横架部よりも撓みやすいことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のキャップ部材。
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