JP6008010B1 - 手動変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コントロールロッドを回動させる操作時のフィーリングを向上させるためのカウンタウェイトを備えた手動変速機において、コントロールロッドを軸方向に移動させるときの操作性を向上させる。【解決手段】上下方向に延びるように配置され、チェンジレバーの操作に連動した軸方向移動及び回動を行うコントロールロッド30と、該コントロールロッドの回動に連動して、該コントロールロッドに交差する面に沿って回動するカウンタウェイト70と、を備えた手動変速機に、カウンタウェイト70を回動自在に支持すると共に、コントロールロッド30に交差する面に沿って延びる支持軸57を設け、カウンタウェイト70の一方の側に錘部73を設け、他方の側に、コントロールロッド30に係合し、該コントロールロッドの上下方向の軸方向移動に連動させて錘部73を逆方向に揺動させる係合部75を設ける。【選択図】図3

Description

本発明は、車両に搭載される手動変速機に関し、車両用動力伝達技術の分野に属する。
一般に、自動車用の手動変速機は、クラッチを介してエンジンの出力軸に連結されたエンジン側のシャフトと、このシャフトに平行に配置され、差動装置を介して駆動輪に連結された駆動輪側のシャフトとを有する。これら両シャフト間には、複数の前進用ギヤ列と通常は1つのリバース用ギヤ列とが設けられる。そして、運転者のチェンジレバーの操作により、変速操作機構を介して1つのギヤ列が動力伝達状態とされる。
一般に、この種の手動変速機の変速操作機構は、1本ないし2本のコントロールロッドを備えており、チェンジレバーのセレクト操作やシフト操作に連動してコントロールロッドが軸方向移動及び回動を行うことにより、いずれか1つのギヤ列が動力伝達状態とされる。
例えば、特許文献1に開示された手動変速機は、変速機ケースを貫通して上下方向に延びる1本のコントロールロッドを備えており、該コントロールロッドは、セレクト操作に連動して上下方向にスライドし、シフト操作に連動して回動するように設けられている。
この種の変速操作機構において、シフトフィーリングを向上させるためのカウンタウェイトがコントロールロッドに取り付けられることがある。この場合、シフト操作時に、コントロールロッドの回動に連動してカウンタウェイトが回動することで、該カウンタウェイトに慣性が生じ、この慣性によって生じる力がシフト操作の途中にコントロールロッドに作用することで、動力伝達状態となるギヤ列の同期装置等から運転者の手に伝わる反力が軽減されて、シフトフィーリングが向上する。
特開2011−002078号公報
しかしながら、コントロールロッドにカウンタウェイトが取り付けられる手動変速機では、コントロールロッドが持ち上げられる方向のセレクト操作が行われるとき、コントロールロッドと共にカウンタウェイトも持ち上げられることになるため、その重量分大きなセレクト操作力を必要とし、セレクト操作性が悪くなる問題がある。
また、コントロールロッドが押し下げられる方向のセレクト操作時には、カウンタウェイトの重量分セレクト操作力が減少し、その結果、両方向のセレクト操作力に、カウンタウェイトの重量の2倍分の差が生じることになる。そのため、両方向の操作力を均等化させ、或いは両方向の操作力に所定量の差を持たせるような調整をする場合に、該調整を行うための機構が必要となったり、調整が難しくなったりする。
さらに、このようなセレクト操作の不具合を軽減するために、カウンタウェイトの軽量化を図ることも考えられるが、その場合、シフト操作時に生じるカウンタウェイトの慣性による力が減少する分だけシフトフィーリングを十分に向上できない可能性がある。また、カウンタウェイトの慣性による力の減少を回避するために、カウンタウェイトのアーム部を延長させることも考えられるが、その場合、変速操作機構の周辺部材にカウンタウェイトが干渉しやすくなり、該周辺部材のレイアウトの自由度が低下する問題がある。
そこで、本発明は、コントロールロッドを回動させる操作時のフィーリングを向上させるためのカウンタウェイトを備えた手動変速機において、コントロールロッドを軸方向に移動させるときの操作性を向上させることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る手動変速機は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
上下方向に延びるように配置され、チェンジレバーの操作に連動した軸方向移動及び回動を行うコントロールロッドと、
該コントロールロッドの回動に連動して、該コントロールロッドに交差する面にほぼ沿って回動するカウンタウェイトと、を備えた手動変速機であって、
前記カウンタウェイトを回動自在に支持すると共に、前記コントロールロッドに交差する面にほぼ沿って延びるように配設された支持軸を備え、
前記カウンタウェイトは、前記支持軸に支持された支持部を挟んだ一方の側に錘部を備え、他方の側に、前記コントロールロッドに係合し、該コントロールロッドの上下方向の軸方向移動に連動させて前記錘部を逆方向に揺動させる係合部を備えていることを特徴とする。
なお、上記の「コントロールロッドに交差する面」とは、コントロールロッドに直交する面又はこれに対して傾斜した面を意味し、例えば、コントロールロッドが鉛直方向に沿って配置されている場合における「コントロールロッドに交差する面」は、「水平面」又は「水平面に対して傾斜した面」となる。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、
前記支持軸を支持する軸支持部は、前記コントロールロッドに平行な軸心周りに回動可能とされ、
前記係合部は、前記カウンタウェイトが前記コントロールロッドの回動に連動して前記軸心周りに回動するように前記コントロールロッドに係合されていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記カウンタウェイトは、変速機ケースの上面の上方に配設されており、
前記カウンタウェイトは、前記支持部と前記錘部とを繋ぐアーム部を更に備え、
前記錘部は、反アーム部側が前記アーム部の長さ方向に対して上方に傾斜した板状であることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、チェンジレバーの操作に連動して、コントロールロッドが持ち上げられる方向に軸方向移動されるとき、カウンタウェイトの錘部は下方へ揺動されるため、該錘部の重量を利用して操作力を軽減することができ、これにより、操作性の向上が図られる。
そして、このようにコントロールロッドを軸方向に移動させるときの操作性の向上は、コントロールロッドを回動させるときの操作性向上を果たすことを本来の目的としたカウンタウェイトを利用して果たされるため、カウンタウェイトとは別の錘を追加する必要がなくなり、変速操作機構全体の重量低減、及び、部品点数の低減を図ることができる。
また、コントロールロッドが押し下げられる方向の操作時には、カウンタウェイトの錘部を上方へ揺動させる分だけ操作力が増大することになるが、これによって、両方向の操作力の差が縮小されるため、両方向の操作力を均等化させ、或いは両方向の操作力に所定量の差を持たせるような調整をする場合に、該調整の容易化ないし該調整のための機構の省略を図ることが可能になる。
さらに、カウンタウェイトの軽量化によらず、上記のようなカウンタウェイトの揺動によって、コントロールロッドが持ち上げられるときの操作力を低減できるため、カウンタウェイトの軽量化による慣性の不足分を補うためにカウンタウェイトのアーム部分が延長されることを抑制できる。そのため、カウンタウェイトと周辺部材との干渉を回避しやすくなり、周辺部材のレイアウトの自由度向上が図られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、コントロールロッドの軸方向移動と逆方向にカウンタウェイトの錘部を揺動させるときの揺動中心となる支持軸を支持する軸支持部が、コントロールロッドに平行に配置された軸心周りに回動可能とされることで、コントロールロッドの回動時に、前記軸支持部と共にカウンタウェイトを前記軸心周りに回動させることができる。そのため、カウンタウェイトに生じる慣性を利用した操作性の向上を果たすためのカウンタウェイトの回動を、コントロールロッドに平行な前記軸心を利用して実現できる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、カウンタウェイトにおいて、板状の錘部が、その反アーム部側がアーム部の長さ方向に対して上方に傾斜して設けられているため、コントロールロッドの上方への移動に連動して錘部が下方へ揺動されたときに、錘部の先端部と変速機ケース上面との干渉を回避しやすくすることができる。
第1実施形態に係る手動変速機の平面図である。 図1に示す手動変速機の変速操作機構を拡大して示す平面図である。 同変速操作機構を示す図2のA−A線断面図である。 同変速操作機構の一部を示す図2のB−B線断面図である。 同変速操作機構の一部を示す図3のC−C線断面図である。 第2実施形態に係る手動変速機の変速操作機構を示す図2と同様の平面図である。 同変速操作機構を示す図6のD−D線断面図である。 同変速操作機構の一部を示す図7のE−E線断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係る手動変速機10は、変速機構(図示せず)を収容する変速機ケース12と、該変速機ケース12に取り付けられた変速操作機構20とを備えている。手動変速機10は、例えば前輪駆動式の車両に搭載され、前記変速機構の軸心方向が車体幅方向に平行に配置された横置き式のものである。
手動変速機10の車体幅方向の一方の側には、クラッチ2を挟んで車両動力源としてのエンジン(図示せず)が配設されており、該エンジンのクランクシャフト(図示せず)は、クラッチ2を介して手動変速機10の変速機構に接続可能とされている。
変速機ケース12は、軸心方向(車体幅方向)のエンジン側(図1の上側)に向かって拡径した形状を有する。変速機ケース12のエンジン側の端面は、クラッチハウジング4の反エンジン側の端面に合わされた状態で結合されており、変速機ケース12及びクラッチハウジング4の車体後方側部分に差動装置8が収容されている。
なお、手動変速機10の変速機構は、車体幅方向に延びる一対の動力伝達軸(図示せず)を備え、一方の動力伝達軸は、クラッチ2を介してエンジンのクランクシャフト(図示せず)に連結され、他方の動力伝達軸は、差動装置8を介して駆動輪(図示せず)に連結されている。また、これらの動力伝達軸間には、複数の前進変速段用のギヤ列と1つのリバース用のギヤ列が設けられており、運転者のチェンジレバー(図示せず)の操作により、変速操作機構20を介して1つのギヤ列が動力伝達状態とされる。
変速操作機構20は、変速機ケース12の上面部12aにおける車体前方側部分に取り付けられている。変速操作機構20は、セレクト用ケーブル(図示せず)及びシフト用ケーブル(図示せず)を介してチェンジレバーに連絡されており、チェンジレバーの操作に連動して動作するようになっている。
以下、図2〜図5を参照しながら、手動変速機10の変速操作機構20について説明する。
図2は、変速操作機構20を示す平面図、図3は、変速操作機構20の主要部を示す図2のA−A線断面図、図4は、変速操作機構20におけるセレクトレバー40の軸受部を示す図2のB−B線断面図、図5は、変速操作機構20におけるコントロールロッド30及びその周辺部を示す図3のC−C線断面図である。
なお、図2〜図5で示された変速操作機構20の各部品の位置は、セレクト方向及びシフト方向の中立位置を示している。
図2及び図3に示すように、変速操作機構20は、変速機ケース12の上面部12aを貫通して上下方向に延びるコントロールロッド30を備えている。後述の構成によって、コントロールロッド30は、チェンジレバーのセレクト操作に連動して軸方向移動し、シフト操作に連動して軸心周りに回動する。
チェンジレバーによる前進段でのセレクト操作に連動してコントロールロッド30が上下に軸方向移動すると、コントロールロッド30における変速機ケース12の上面部12aよりも下側部分に設けられたシフトフィンガ(図示せず)は、コントロールロッド30と共に上下方向に移動して、変速機ケース12内においてコントロールロッド30の近傍に上下方向に並べて配設された複数のゲート部材のうち、セレクト操作により選択されたセレクト位置に対応するゲート部材に係合する。
この状態で更にシフト操作が行われると、コントロールロッド30と共にシフトフィンガが回動することで、シフトフィンガに係合されたゲート部材を介して、シフト操作により選択された変速段に対応する同期装置(図示せず)が作動され、これにより、該変速段のギヤ列が動力伝達状態となる。
また、チェンジレバーにより後退段へのセレクト操作が行われると、コントロールロッド30と共に軸方向移動したシフトフィンガがリバース用のゲート部材に係合し、この状態で更に後退段にシフト操作されると、コントロールロッド30と共にシフトフィンガが回動することで、リバース用のゲート部材を介して、リバース用のギヤ列を構成する一方のギヤが移動されて他方のギヤに噛み合わされ、これにより、該ギヤ列が動力伝達状態となる。
変速操作機構20は、例えば円板状のベース部材22を更に備えている。ベース部材22は、変速操作機構20を取り付けるために変速機ケース12の上面部12aに設けられた開口部13(図3参照)を上側から塞ぐように配置され、例えばボルト28(図2参照)によって上面部12aに固定されている。
ベース部材22の中央部には、上下方向に延びる筒状部23が設けられており、該筒状部23内にコントロールロッド30が挿通されている。コントロールロッド30は、筒状部23の内周面に対して、軸受26を介して軸方向移動自在且つ回動自在に嵌合されている。コントロールロッド30の外周面と筒状部23の内周面との間に軸受26が介在することで、筒状部23の内周面に対するコントロールロッド30の摺動抵抗及び回転抵抗が軽減されている。
また、コントロールロッド30の外周面と筒状部23の内周面との間には、軸受26の上方に隣接した部分において、筒状のシール部材27が介装されている。シール部材27は、例えばゴムからなる。このシール部材27によって筒状部23内の隙間が封止されることにより、変速機ケース12内のオイルが筒状部23内を通って外部へ漏れ出ることが防止される。
さらに、変速操作機構20は、チェンジレバーのセレクト動作に連動してコントロールロッド30を軸方向に移動させるセレクトレバー40と、チェンジレバーのシフト操作に連動してコントロールロッドを軸心周りに回動させるシフトレバー60と、シフト操作時にコントロールロッド30の回動に連動して回動することでシフトフィーリングを向上させるカウンタウェイト70とを備えている。セレクトレバー40、シフトレバー60及びカウンタウェイト70は、変速機ケース12の上面部12aの上方に配設されている。
図2〜図4に示すように、セレクトレバー40は、支持軸44を介してベース部材22に支持された支持部43(図4参照)と、該支持部43から上方へ折れ曲がりや湾曲を伴いながら延びる操作レバー部41と、支持部43から水平方向に折れ曲がりを伴いながら延びる駆動レバー部42とを備えている。
図4に示すように、支持軸44は、ベース部材22から上方に突出するように設けられた支持部24に支持されている。具体的に、支持軸44は、支持部24を水平方向に貫通する支持穴25に挿通されており、これにより、支持軸44は、支持部24によって回動自在に支持されると共に、水平方向に延びるように配設されている。支持軸44の外周面と支持穴25の内周面との間には、例えば金属製のブッシュ46が介装されており、これにより、支持穴25の内周面に対する支持軸44の回転抵抗の低減が図られている。
支持軸44は、その一端において頭部44aを備えると共に、該頭部44aの近傍においてフランジ部44bを備えている。支持軸44の一端側は、セレクトレバー40の支持部43を貫通すると共に、該支持部43にフランジ部44bが押し当てられた状態で該フランジ部44bの反対側から頭部44aがかしめられることによって支持部43に固定されている。支持軸44の他端側の外周面にはスナップリング45が装着されており、該スナップリング45とフランジ部44bとによってベース部材22の支持部24が軸方向の両側から挟み込まれることで、支持軸44の抜け止めが果たされている。
セレクトレバー40の操作レバー部41の上端部には、前記セレクト用ケーブルが接続されるケーブルピン47が例えばかしめによって固定されている。ケーブルピン47は、操作レバー部41から反コントロールロッド30側に突出して(図2参照)、支持軸44に平行な方向に延びるように配置されている。
図3及び図5に示すように、セレクトレバー40の駆動レバー部42の先端部には、後述の係合溝67を介してコントロールロッド30に係合される係合ピン48が設けられている。係合ピン48は、駆動レバー部42からコントロールロッド30側に向かって突出するように、例えばかしめによって駆動レバー部42に固定されている。係合ピン48は、前記支持軸44に平行に配置されている。また、セレクト方向の中立位置において、係合ピン48は、コントロールロッド30の径方向に沿って配置される(図2参照)。
係合ピン48の先端部には球状部48aが設けられ、該球状部48aには、例えば樹脂製のブッシュ49が被せられている。該ブッシュ49は、例えば筒状の外周面と、球状部48aの外周面に沿った形状の内周面とを有する。該ブッシュ49に対して、係合ピン48は、球状部48aの中心周りに相対回転可能とされている。
図2及び図3に示すように、シフトレバー60は、コントロールロッド30に支持された支持部61と、該支持部61から径方向外側に延びるレバー部63と、支持部61から径方向外側に突出した突出部65と、支持部61から径方向外側に延びる係合アーム部68とを備えている。
なお、本実施形態において、レバー部63、突出部65及び係合アーム部68は、共通の支持部61を介してコントロールロッド30に取り付けられているが、個別にコントロールロッド30に取り付けられてもよい。
支持部61は、例えば筒状であり、コントロールロッド30の外側に嵌合されている。支持部61は、例えば、支持部61及びコントロールロッド30を水平方向に貫通するピン32によって、コントロールロッド30に固定されている。
レバー部63の先端部には、前記シフト用ケーブルが接続されるケーブルピン64が例えばかしめによって固定されている。ケーブルピン64は、レバー部63から上方に突出して、コントロールロッド30に平行な方向に延びるように配置されている。
図2、図3及び図5に示すように、シフトレバー60の突出部65は、平面視においてコントロールロッド30の周方向に延びるように扇状に形成されている。突出部65は、レバー部63の下方にオーバラップして配設されているが、レバー部63から周方向にずれた位置に配設されてもよい。
図3に示すように、突出部65は、支持部61よりも下方に突出して設けられており、突出部65の内周には、シール部材27との干渉を避けるための下向きに開放した溝部66が、コントロールロッド30の外周に沿って形成されている。
突出部65の下端部には、コントロールロッド30の径方向外側に開放した例えばコ字状の係合溝67が設けられており、該係合溝67に、セレクトレバー40の係合ピン48に係合されている。なお、係合ピン48は、ブッシュ49を介して係合溝67の内壁に当接するため、該内壁との間に生じる摩擦力の低減、耐磨耗性の向上、騒音の低減が図られている。
図5に示すように、係合溝67は、コントロールロッド30の周方向に延びるように設けられており、これにより、コントロールロッド30と共にシフトレバー60が回動されても、係合溝67への係合ピン48の係合が外れないようになっている。
このようにして、セレクトレバー40は、係合ピン48が係合された係合溝67を有するシフトレバー60を介して、コントロールロッド30に係合されている。
そのため、チェンジレバーのセレクト操作に連動して、セレクトレバー40が支持軸44と共にその軸心周りに回動することにより、セレクトレバー40の係合ピン48が上下方向に揺動すると、係合ピン48は、係合溝67内で摺動しながら、シフトレバー60を介してコントロールロッド30を押し上げたり、引き下げたりする。これにより、コントロールロッド30は、セレクトレバー40の揺動に連動して上下に軸方向移動する。
図2、図3及び図5に示すように、シフトレバー60の係合アーム部68は、例えば突出部65とは反対側に向かってコントロールロッド30から径方向外側に延設されている。係合アーム部68は、水平方向に延びるように配置されている。
係合アーム部68の先端部には球状部68aが設けられ、該球状部68aには、例えば樹脂製のブッシュ69が被せられている。該ブッシュ69は、例えば筒状の外周面と、球状部68aの外周面に沿った形状の内周面とを有する。該ブッシュ69は、係合アーム部68に対して、球状部68aの中心周りに相対回転可能とされている。
本実施形態において、カウンタウェイト70は、シフト操作時のコントロールロッド30の回動に連動して上下方向に延びる軸心周りに回動することでシフトフィーリングを向上させる本来の機能に加えて、セレクト操作時のコントロールロッド30の軸方向移動に連動して水平方向に延びる軸心周りに揺動することでセレクト操作性を向上させる機能を有する。
これらの機能を果たすために、カウンタウェイト70は、上下方向に延びる第1支持軸50によって間接的に支持されると共に、水平方向に延びる第2支持軸57によって直接的に支持されている。第1支持軸50及び第2支持軸57は、コントロールロッド30から径方向に離間した位置に配設されている。
図3に示すように、第1支持軸50は、ベース部材22に取り付けられた軸支持部36に、軸受38を介して回動自在に支持されている。軸支持部36は、ベース部材22から上方に突出した脚部34の上端部に固定されている。第1支持軸50は、軸支持部36を貫通して上下方向に延びるように配置されている。これにより、第1支持軸50は、コントロールロッド30に平行に配置されている。
第1支持軸50における軸支持部36よりも上側部分にはフランジ部50aが設けられており、第1支持軸50の下端近傍にはスナップリング51が装着されている。これにより、フランジ部50aとスナップリング51とによって軸支持部36が軸方向両側から挟み込まれることで、第1支持軸50の軸方向移動が規制されている。
第2支持軸57は、第1支持軸50に固定された支持部材54に支持されている。支持部材54は、第1支持軸50の上端部の外側に嵌合されたベース部55と、該ベース部55から立ち上がる一対のプレート部56とを備えている。
ベース部55は、第1支持軸50のフランジ部50a上に載置された状態で、例えば、ベース部55及び第1支持軸50を貫通するピン52によって、第1支持軸50に固定されている。これにより、支持部材54は、第1支持軸50と共に該第1支持軸50の軸心周りに回動するようになっている。
第2支持軸57は、コントロールロッド30に直交する面に沿って延びるように、水平方向に沿って配置されている。第2支持軸57は、一対のプレート部56間に跨がって設けられている。図5に示すように、第2支持軸57の一端にはフランジ部57aが設けられており、他端側にはスナップリング58が装着されている。これらフランジ部57aとスナップリング58とによって、一対のプレート部56が軸方向の両側から挟み込まれることで、第2支持軸57の抜け止めが果たされている。
このようにして支持部材54に取り付けられた第2支持軸57は、支持部材54及び第1支持軸50と共に、第1支持軸50の軸心周りに回動可能となっている。
図2、図3及び図5に示すように、カウンタウェイト70は、第2支持軸57の外側に嵌合支持された支持部71と、該支持部71から反コントロールロッド側へ第2支持軸57の径方向外側に延びるアーム部72と、該アーム部72の先端に支持された錘部73と、支持部71からコントロールロッド側へ第2支持軸57の径方向外側に突出した突出部74とを備えている。
錘部73の重量は、支持部71、アーム部72及び突出部74の各重量よりも大きい。また、カウンタウェイト70全体の重量は、コントロールロッド30及びこれに固定された各種部材の総重量に比べて小さい。
カウンタウェイト70の支持部71は、例えば金属製のブッシュ59を介して、第2支持軸57の外側に回動自在に嵌合された筒状部である。支持部71は、第2支持軸57の軸方向の両側から支持部材54の一対のプレート部56によって挟み込まれることで(図5参照)、軸方向の移動が規制されている。そのため、支持部材54が第1支持軸50の軸心周りに回動するとき、支持部材54と共に支持部71も第1支持軸50の軸心周りに回動する。
カウンタウェイト70のアーム部72は、セレクト方向の中立状態において、水平方向に沿って配置される(図3参照)。また、シフト方向の中立状態において、コントロールロッド30の径方向に沿って配置される(図2参照)。
カウンタウェイト70の錘部73は、アーム部72の先端に例えば溶接によって接合されている。ただし、アーム部72と錘部73は一体に設けられてもよい。
錘部73は、略矩形の板状とされており、前記錘部は、反アーム部72側がアーム部72の長さ方向に対して上方に傾斜して配置されている。
カウンタウェイト70の突出部74は、支持部71よりも大径の筒状部であり、第2支持軸57に直交する方向に沿って配置されている。突出部74の内部には、コントロールロッド30側に開放した筒状の係合凹部75が設けられており、該係合凹部75に、シフトレバー60の係合アーム部68の先端部が係合されている。
係合凹部75の内径は、係合アーム部68の球状部68aに被せられたブッシュ69の外径に略等しい。そのため、係合凹部75内において、ブッシュ69は、径方向への移動が規制され、係合凹部75の深さ方向のみの移動が許容される。
チェンジレバーのシフト操作に連動して、シフトレバー60と共にコントロールロッド30が回動すると、シフトレバー60の係合アーム部68の先端部によってカウンタウェイト70の係合凹部75の内壁が周方向に押し込まれることで、カウンタウェイト70は、支持部材54及び第1支持軸50と共に、上下方向に延びる第1支持軸50の軸心周りに水平面に沿って回動する。このように、シフト操作時において、コントロールロッド30とは別に設けられた第1支持軸50周りの回動によってカウンタウェイト70に慣性が生じることで、変速機構側からチェンジレバーを介して運転者に伝わる反力が軽減され、シフトフィーリングが向上する。
また、上述したように、チェンジレバーのセレクト操作に連動したセレクトレバー40の揺動によって、コントロールロッド30がシフトレバー60と共に上下に軸方向移動すると、シフトレバー60の係合アーム部68の先端部によってカウンタウェイト70の係合凹部75の内壁が上方又は下方に押し込まれることで、カウンタウェイト70は、水平方向に延びる第2支持軸57周りに上下に揺動する。このとき、カウンタウェイト70の錘部73は、コントロールロッド30の移動方向とは逆方向に揺動する。
そのため、コントロールロッド30が持ち上げられる方向に軸方向移動されるセレクト操作時には、カウンタウェイト70の錘部73は下方へ揺動されるため、該錘部73の重量を利用してセレクト操作力を軽減することができ、これにより、セレクト操作性の向上が図られる。
また、コントロールロッド30が押し下げられる方向に軸方向移動されるセレクト操作時には、カウンタウェイト70の錘部73は上方へ揺動され、該錘部73を持ち上げる分だけセレクト操作力が増大することになるが、これによって、両方向のセレクト操作力の差が縮小される。そのため、両方向のセレクト操作力を均等化させ、或いは両方向のセレクト操作力に所定量の差を持たせるような調整をする場合に、該調整の容易化ないし該調整のための機構の省略を図ることが可能になる。
コントロールロッド30が最も上側のセレクト位置に軸方向移動されたとき、これに連動して下方へ揺動されたカウンタウェイト70の錘部73は、変速機ケース12の上面部12aに最接近する。このとき、図3の二点鎖線に示されるように、錘部73の下面は略水平、すなわち、変速機ケース12の上面部12aに略平行に配置される。これにより、錘部73の先端部が変速機ケース12の上面部12aやクラッチハウジング4(図1参照)に干渉することが回避されている。
また、本実施形態によれば、上記のようなセレクト操作性の向上が、シフトフィーリングの向上を本来の目的としたカウンタウェイト70によって果たされるため、カウンタウェイト70とは別の錘を追加する必要がなくなり、変速操作機構20全体の重量低減、及び、部品点数の低減を図ることができる。
さらに、本実施形態によれば、カウンタウェイト70の軽量化によらず、第2支持軸57周りのカウンタウェイト70の揺動によって、コントロールロッド30が持ち上げられるときのセレクト操作力が低減されるため、カウンタウェイト70の軽量化による慣性の不足分を補うためにアーム部72が延長されることを抑制できる。そのため、カウンタウェイト70と周辺部材との干渉を回避しやすくなり、周辺部材のレイアウトの自由度向上が図られる。
なお、第1実施形態では、カウンタウェイト70の係合凹部75にシフトレバー60の係合アーム部68が係合されているが、シフトレバー60側に設けられた凹部にカウンタウェイト70側に設けられた突出部を係合させるようにしてもよい。
[第2実施形態]
図6〜図8を参照しながら、第2実施形態に係る手動変速機の変速操作機構120について説明する。
図6は、変速操作機構120を示す平面図、図7は、変速操作機構120の主要部を示す図6のD−D線断面図、図8は、変速操作機構120におけるコントロールロッド30及びその周辺部を示す図7のE−E線断面図である。
なお、第1実施形態と同様の構成要素については、図6〜図8において同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。また、図6〜図8で示された変速操作機構120の各部品の位置は、セレクト方向及びシフト方向の中立位置を示している。
変速操作機構120は、第1実施形態と同様に変速機ケース12の上面部12aに取り付けられている(図1参照)。第1実施形態と同様、変速操作機構120は、コントロールロッド30、ベース部材22、セレクトレバー40、シフトレバー160及びカウンタウェイト170を備えているが、シフトレバー160とカウンタウェイト170との係合部の構成が第1実施形態と異なっている。
図6〜図8に示すように、シフトレバー160は、第1実施形態と同様の支持部61、レバー部63及び突出部65と、第1実施形態とは異なる構造の係合アーム部161とを備えている。
なお、本実施形態において、レバー部63、突出部65及び係合アーム部161は、共通の支持部61を介してコントロールロッド30に取り付けられているが、個別にコントロールロッド30に取り付けられてもよい。
突出部65の係合溝67には、第1実施形態と同様にセレクトレバー40の係合ピン48が係合されており、チェンジレバーのセレクト操作に連動して係合ピン48が上下に揺動されると、該係合ピン48によって、シフトレバー60を介してコントロールロッド30が押し上げられたり、引き下げられたりすることで、コントロールロッド30が上下に軸方向移動する。
シフトレバー60の係合アーム部161は、例えば突出部65とは反対側に向かって支持部61から径方向外側に延設されている。図7に示すように、係合アーム部161の先端部には、上下一対のプレート部162,163が突設されている。これらのプレート部162,163は略水平に配置されており、これによって、係合アーム部161の先端部には、反コントロールロッド30側に開放した側面視コ字形の溝部164が形成されている。
一対のプレート部162,163間には、上下方向に延びる係合軸166が設けられている。係合軸166の外側には例えば金属製のブッシュ167が回動自在に嵌合されている。また、ブッシュ167の上端と上側プレート部162の下面との間、及び、ブッシュ167の下端と下側プレート部163の上面との間には、それぞれワッシャ168,169が介装されている。なお、ブッシュ167とワッシャ168,169は一体に設けられてもよく、この場合、部品点数が点減されることで組付け性が向上する。
カウンタウェイト170は、第1実施形態と同様の支持部71、アーム部72及び錘部73と、第1実施形態とは異なる構造の突出部171とを備えている。カウンタウェイト170は、第1実施形態と同様、上下方向に延びる第1支持軸50によって間接的に支持されると共に、水平方向に延びる第2支持軸57によって直接的に支持されている。第1支持軸50及び第2支持軸57の配設構造は第1実施形態と同様である。
カウンタウェイト70の突出部171は、支持部71からコントロールロッド側へ第2支持軸57の径方向外側に突出している。図8に示すように、突出部171の先端部には、左右一対のプレート部172,173が突設されている。各プレート部172,173は、第2支持軸57の直交する面に沿って配置されており、これによって、突出部171の先端部には、コントロールロッド30側に開放した平面視コ字形の溝部174が形成されている。各プレート部172,173の上縁部及び下縁部は円弧状に形成されている。
カウンタウェイト170の一対のプレート部172,173は、ブッシュ167を介して係合軸166を側方から挟み込んだ状態で、シフトレバー160の一対のプレート部162,163間に上下両側から挟み込まれるように配設されており、これによって、カウンタウェイト170とシフトレバー160とが係合されている。
以上の構成により、チェンジレバーのシフト操作に連動して、シフトレバー160と共にコントロールロッド30が回動すると、シフトレバー160の係合アーム部161の先端部に設けられた係合軸166によって、カウンタウェイト170の突出部171におけるいずれか一方のプレート部172,173が周方向に押し込まれることで、カウンタウェイト170は、支持部材54及び第1支持軸50と共に、上下方向に延びる第1支持軸50の軸心周りに回動する。これにより、カウンタウェイト170に慣性が生じることで、シフトフィーリングが向上する。
また、チェンジレバーのセレクト操作に連動して、コントロールロッド30がシフトレバー160と共に上下に軸方向移動すると、シフトレバー160の係合アーム部161の先端部におけるいずれか一方のプレート部162,163によってカウンタウェイト170のプレート部172,173が上方又は下方に押し込まれることで、カウンタウェイト170は、水平方向に延びる第2支持軸57周りに上下に揺動する。
このように、第2実施形態においても、カウンタウェイト170は、第1実施形態と同様に第2支持軸57周りに揺動可能であり、この揺動時において、カウンタウェイト170の錘部73は、コントロールロッド30の移動方向とは逆方向に揺動する。そのため、セレクト操作性の向上が図られ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第2実施形態では、カウンタウェイト170側に設けられた溝部174にシフトレバー160側に設けられた係合軸166が嵌まり込むことで、カウンタウェイト170とシフトレバー160とが係合されているが、シフトレバー160側に設けられた溝部にカウンタウェイト170に設けられた軸部を係合させるようにしてもよい。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、コントロールロッド30は、セレクト操作に連動して軸方向移動し、シフト操作に連動して回動するように構成されているが、本発明において、コントロールロッドは、セレクト操作に連動して回動し、シフト操作に連動して軸方向移動するように構成されてもよい。
以上のように、本発明によれば、コントロールロッドを回動させる操作時のフィーリングを向上させるためのカウンタウェイトを備えた手動変速機において、コントロールロッドを軸方向に移動させるときの操作性を向上させることが可能となるから、この種の変速操作機構を備えた手動変速機の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
2 クラッチ
4 クラッチハウジング
10 手動変速機
12 変速機ケース
20 変速操作機構
22 ベース部材
30 コントロールロッド
40 セレクトレバー
41 操作レバー部
42 駆動レバー部
47 セレクト用ケーブルピン
48 係合ピン
50 第1支持軸
57 第2支持軸
60 シフトレバー
61 支持部
63 レバー部
64 シフト用ケーブルピン
65 突出部
67 係合溝
68 係合アーム部
70 カウンタウェイト
71 支持部
72 アーム部
73 錘部
74 突出部
75 係合凹部
160 シフトレバー
161 係合アーム部
162,163 プレート部
166 係合軸
170 カウンタウェイト
171 突出部
172,173 プレート部

Claims (3)

  1. 上下方向に延びるように配置され、チェンジレバーの操作に連動した軸方向移動及び回動を行うコントロールロッドと、
    該コントロールロッドの回動に連動して、該コントロールロッドに交差する面にほぼ沿って回動するカウンタウェイトと、を備えた手動変速機であって、
    前記カウンタウェイトを回動自在に支持すると共に、前記コントロールロッドに交差する面にほぼ沿って延びるように配設された支持軸を備え、
    前記カウンタウェイトは、前記支持軸に支持された支持部を挟んだ一方の側に錘部を備え、他方の側に、前記コントロールロッドに係合し、該コントロールロッドの上下方向の軸方向移動に連動させて前記錘部を逆方向に揺動させる係合部を備えていることを特徴とする手動変速機。
  2. 前記支持軸を支持する軸支持部は、前記コントロールロッドに平行な軸心周りに回動可能とされ、
    前記係合部は、前記カウンタウェイトが前記コントロールロッドの回動に連動して前記軸心周りに回動するように前記コントロールロッドに係合されていることを特徴とする請求項1に記載の手動変速機。
  3. 前記カウンタウェイトは、変速機ケースの上面の上方に配設されており、
    前記カウンタウェイトは、前記支持部と前記錘部とを繋ぐアーム部を更に備え、
    前記錘部は、反アーム部側が前記アーム部の長さ方向に対して上方に傾斜した板状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手動変速機。
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