JP6006233B2 - ワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレード - Google Patents

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Description

本発明は、ワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレードに関するものである。
従来、ワイパのワイパブレードとしては、上位のレバーの長手方向端部に対して下位のレバーの長手方向中央部が回動可能に連結されることでトーナメント表状に構成されたワイパレバーアッセンブリと、そのワイパレバーアッセンブリにて把持されるバッキング及びワイパストリップとを備えたワイパブレードがある。
そして、このようなワイパレバーアッセンブリとしては、上位のレバーの断面が逆U字状に形成され、組み付け時には、上位のレバーの両端開放側を広げるように弾性変形させて下位のレバーを挟むようにして組み付けられるワイパレバーアッセンブリがある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−213547号公報
しかしながら、上記のようなワイパレバーアッセンブリ(ワイパブレード)では、組み付け時に、上位のレバーの両端開放側を大きく広げるように弾性変形させるために上位のレバーの高さ方向の寸法が大きくなってしまっていた。尚、このことは、例えばワイパブレードの見栄えを悪化させる原因となる。
また、ワイパアームからの押圧力は、上位のレバーから下位のレバーに対して互いに回動連結する回動軸を介して伝達されるため、回動軸に押圧力が作用しつつ上位のレバーと下位のレバーとが互いに回動する。そのため回動軸は摩耗し易く耐久性を悪化させていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、高さを抑えて見栄えの向上を図ることができるワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレードを提供することにある。また、本発明の他の目的は、耐久性の優れたワイパを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様に係るワイパは、複数のレバーが回動可能に連結されて構成されたワイパであって、第1のレバーと第2のレバーとを備える。前記第2のレバーは組付側端部と一対の側壁とを有する。前記組付側端部は長手方向に沿って延びるとともに前記長手方向と直交する幅方向における両側部を有し、前記一対の側壁はそれぞれ前記両側部から上下方向の第1側に向かって延びるとともに互いに対向する内側面を有し、前記組付側端部は連結部位を有しており、該連結部位には上下方向から見て前記長手方向に延びる長孔が形成され、前記側壁の各々には回動被連結部が形成される。前記第1のレバーは上下方向の前記第1側に向かって延びる挿入連結部を有する。前記挿入連結部は前記長孔に上下方向の第2側から挿入されて前記長孔に組み付けられる。前記挿入連結部は挿入筒部と回動連結部とを有しており、前記挿入筒部は前記内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁とそれら対向側壁の長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁とを含み、前記挿入筒部は上下方向から見て前記長手方向に延びる略長方形筒状をなし、前記回動連結部は前記対向側壁の長手方向中央部からそれぞれ突出して対応する前記回動被連結部に係合する。
同構成によれば、第1のレバーの挿入連結部は、第2のレバーの一対の側壁の内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁とそれら対向側壁の長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁とからなり上下方向から見て(第1のレバーの)長手方向に延びる略長方形筒状の挿入筒部を有する。これにより、挿入連結部の一対の対向側壁は自身の長手方向の長さによってその長手方向中央部が大きく撓み易くなる。よって、一対の対向側壁の長手方向中央部を大きく撓ませて該部分から突出した回動連結部を突出方向の反対側に変位させつつ、挿入連結部を第2のレバーの長孔に上下方向の第2側から挿入して、回動連結部を第2のレバーの回動被連結部に係合させる(前記撓ませた状態を解除する)ことで第1のレバーと第2のレバーとを組み付けることができる。ここで、挿入連結部の一対の対向側壁は自身の長手方向の長さによってその長手方向中央部(回動連結部)が大きく撓み易くなることから、大きく撓ませて組み付けるために高さ方向の寸法を大きくする必要がない。よって、ワイパの高さを抑えて、例えば、見栄えの向上を図ることができる。
しかも、挿入連結部(挿入筒部)の一対の対向側壁は自身の長手方向の長さによって第2のレバーの一対の側壁の内側面と対向する範囲が長手方向に長くなるため、例えば、第1のレバーに対する第2のレバーの払拭方向(長手方向と直交する幅方向)のがたつきを低減することができる。又、例えば、第1のレバーと第2のレバーとの間に払拭方向の力が掛かっても、一対の対向側壁の長手方向中央部(回動連結部)に局所的に力が掛かり難くすることができ、該長手方向中央部が大きく撓んでしまい第1のレバーから第2のレバーが外れてしまうといったことを低減することができる。
好ましくは、上下方向から見て前記対向側壁の各々における前記回動連結部の両外側に、肉厚が薄く形成された薄肉部が形成される。
同構成によれば、上下方向から見て前記一対の対向側壁における回動連結部の両外側に、肉厚が薄く形成された薄肉部が形成されるため、該部位が小さな力で撓み易くなるとともに、撓み量(撓み代)、即ち、回動連結部が突出方向の反対側に変位する量を大きくすることができる。よって、例えば、組み付けが容易となる。又、例えば、一対の対向側壁における回動連結部と対応した長手方向中央部の肉厚を薄く形成した場合では、その長手方向中央部に応力が集中してしまうが、その場合に比べて応力を分散させることができ、ひいては破損し難く撓み易い構成とすることができる。
好ましくは、前記挿入連結部が前記長孔に挿入されて組み付けられた状態で、前記挿入連結部の前記挿入筒部内には前記一対の対向側壁の撓みを規制するための撓み規制部材が嵌挿される。
同構成によれば、挿入連結部が長孔に挿入されて組み付けられた状態で、挿入連結部の挿入筒部内には一対の対向側壁の撓みを規制するための撓み規制部材が嵌挿されるため、一対の対向側壁が撓んで回動連結部が下位のレバーの回動被連結部から抜けてしまうことが防止される。
好ましくは、前記撓み規制部材は、前記第1のレバー及び第2のレバーの少なくとも一方を覆うように装着されるケースに設けられる。
同構成によれば、撓み規制部材は、前記第1のレバー及び第2のレバーの少なくとも一方を覆うように装着されるケースに設けられるため、撓み規制部材をケースと別体とした場合に比べて、部品点数及び組み付け工数を低減することができる。
好ましくは、前記撓み規制部材は、前記回動連結部に対応する上下方向の範囲に少なくとも一部が配置されるように前記挿入筒部内に嵌挿される。
同構成によれば、撓み規制部材は、回動連結部に対応する上下方向の範囲に少なくとも一部が配置されるように挿入筒部内に嵌挿されるため、回動連結部と対応した位置の一対の対向側壁が撓むことが防止され、回動連結部が回動被連結部から抜けてしまうことがより防止される。
好ましくは、前記第1のレバー及び第2のレバーのうちの上位のレバーは円弧支持部を有し、該円弧支持部は円弧状に形成されて前記回動連結部の上方又は下方に位置しており、前記円弧支持部は前記上位のレバーからの押圧力を前記第1のレバー及び第2のレバーのうちの下位のレバーに付加しつつ該下位のレバーを回動可能に支持する。
同構成によれば、第1のレバー及び第2のレバーのうちの上位のレバーには、回動連結部の上方又は下方に位置して円弧状に形成され、上位のレバーからの押圧力を第1のレバー及び第2のレバーのうちの下位のレバーに付加しつつ該下位のレバーを回動可能に支持する円弧支持部が形成されるため、(回動連結部に頼らず)下位のレバーを強固に支持することができる。詳しくは、下位のレバーは、常時、上位のレバーから下方(払拭面方向)に力(押圧力)を受けるが、その力を回動連結部で押圧するのではなく、回動連結部の上方又は下方に形成された円弧支持部で押圧する構成とされる。すなわち、上位のレバーと下位のレバーとの回動連結として機能する回動連結部及び回動被連結部と、上位のレバーからの押圧力が下位のレバーに作用する部位として機能する円弧支持部とは異なる部位として構成しているので、上位のレバーから下位のレバーに充分な押圧力を作用させながらも上位のレバーと下位のレバーとの確実な連結を維持することができる。また、上位のレバーと下位のレバーとの回動連結部位における耐久性をも向上させることができる。
好ましくは、前記第1のレバーに対する前記第2のレバーの幅方向のがたつきを低減すべく、前記第1のレバーにおいて前記回動軸心からの距離が前記対向側壁の長手方向端部よりも遠い位置に幅方向支持部を設け、該幅方向支持部は前記第2のレバーと係合可能に前記幅方向に対向する。
同構成によれば、第1のレバーにおいて前記回動軸心からの距離が対向側壁の長手方向端部よりも遠い位置には幅方向支持部が設けられ、該幅方向支持部は第2のレバーと幅方向に対向して係合可能である。これにより、第1のレバーに対する第2のレバーの幅方向(払拭方向)のがたつきをより低減することができる。又、例えば、第1のレバーと第2のレバーとの間に払拭方向の力が掛かっても、回動連結部が形成された対向側壁を含む挿入連結部に力が掛かり難くすることができ、第1のレバーから第2のレバーが外れてしまうといったことをより低減することができる。
好ましくは、前記第1のレバー又は前記第2のレバーの一方は、他方に当接して前記第1のレバーに対する前記第2のレバーの回動範囲を予め設定された範囲に制限する回動範囲設定凸部を有する。
同構成によれば、第1のレバー又は第2のレバーは、第1のレバーに対する第2のレバーの回動範囲を予め設定された範囲に制限するための回動範囲設定凸部を有しているため、例えば、上位のレバーに対して下位のレバーが必要以上に回動してしまうことが防止される。よって、例えば、ロックバックの解除時(ワイパストリップを払拭面から離間した状態から払拭面に当接した状態に戻すとき)に下位のレバーが大きく振られることで、ワイパストリップが払拭面に当接するときの衝撃が大きくなってしまうことを抑えることができる。
好ましくは、前記第1のレバーは、上位のレバーであるとともに樹脂製であって、前記第2のレバーは、下位のレバーであるとともに、バッキング及びワイパストリップを把持するための把持部を有した金属製である。
同構成によれば、第1のレバーは、上位のレバーであるとともに樹脂製であるため、対向側壁の良好な可撓性を確保しつつ複雑な形状となる挿入連結部を容易に成形することができるとともに、軽量化を図ることができる。又、第2のレバーは、下位のレバーであるとともに、バッキング及びワイパストリップを把持するための把持部を有した金属製であるため、小型化(把持部の肉薄化)を図りながら、バッキング及びワイパストリップを強固に把持することができる。
好ましくは、前記ケースには車両走行時の走行風を払拭面側への押圧力に変換するためのフィン部が設けられる。
同構成によれば、車両走行時には、フィン部にて走行風が払拭面側への押圧力に変換されて、ワイパストリップが払拭面に押圧接触される。よって、良好な払拭動作が行われる。
好ましくは、前記挿入連結部の上縁部から前記回動連結部までの寸法が、前記挿入筒部における前記端部壁から前記回動連結部までの寸法よりも小さく構成されている。
同構成によれば、ワイパの高さ方向の寸法に影響を与える挿入連結部の上縁部から回動連結部までの寸法hが、ワイパの長手方向の寸法に影響を与える挿入筒部における端部壁から回動連結部までの寸法wよりも小さい。そのため、組み付け時の一対の対向側壁の長手方向中央部を撓ませ易くすべく上記寸法wを大きくしても、ワイパの高さ寸法が高くなることは防止される。
上記目的を達成するため、本発明の第2の態様に係るワイパレバーアッセンブリは、複数のレバーが回動可能に連結されて構成されたワイパレバーアッセンブリであって、第1のレバーと第2のレバーとを備える。前記第2のレバーは組付側端部と一対の側壁とを有する。前記組付側端部は長手方向に沿って延びるとともに前記長手方向と直交する幅方向における両側部を有し、前記一対の側壁はそれぞれ前記両側部から上下方向の第1側に向かって延びるとともに互いに対向する内側面を有し、前記組付側端部は連結部位を有しており、該連結部位には上下方向から見て前記長手方向に延びる長孔が形成され、前記側壁の各々には回動被連結部が形成される。前記第1のレバーは上下方向の前記第1側に向かって延びる挿入連結部を有する。前記挿入連結部は前記長孔に上下方向の第2側から挿入されて前記長孔に組み付けられる。前記挿入連結部は挿入筒部と回動連結部とを有しており、前記挿入筒部は前記内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁とそれら対向側壁の長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁とを含み、前記挿入筒部は上下方向から見て前記長手方向に延びる略長方形筒状をなし、前記回動連結部は回動軸心として機能すべく前記対向側壁の長手方向中央部からそれぞれ突出して対応する前記回動被連結部に係合する。
同構成によれば、ワイパレバーアッセンブリにおいて、上記第1の態様の効果と同様の効果を得ることができる。
好ましくは、第2の態様に係るワイパレバーアッセンブリと、前記ワイパレバーアッセンブリにて把持されるバッキング及びワイパストリップとを備えたワイパブレードが提供される。
同構成によれば、ワイパブレードにおいて、上記第2の態様の効果と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、高さを抑えて見栄えの向上を図ることができるワイパ、ワイパレバーアッセンブリ及びワイパブレードを提供することができる。また、耐久性の優れたワイパを提供することができる。
本実施の形態における車両用のワイパの斜視図。 本実施の形態におけるワイパブレードの一部分解斜視図。 (a)は本実施の形態におけるワイパブレードの一部断面図。(b)は図3(a)におけるB−B線に沿った断面図。(c)は図3(a)におけるC−C線に沿った断面図。(d)は図3(a)におけるD−D線に沿った断面図。(e)は図3(a)におけるE−E線に沿った断面図。 本実施の形態におけるワイパレバーアッセンブリの一部分解拡大図。 (a)は本実施の形態におけるワイパレバーアッセンブリの一部拡大平面図。(b)は図5(a)のワイパレバーアッセンブリの一部拡大側面図。(c)は図5(a)のワイパレバーアッセンブリの一部拡大底面図。 (a)は別例におけるワイパレバーアッセンブリの一部拡大平面図。(b)は図6(a)のワイパレバーアッセンブリの一部拡大側面図。(c)は図6(a)のワイパレバーアッセンブリの一部拡大底面図。 別例におけるワイパレバーアッセンブリの一部拡大底面図。 別例における車両用のワイパの斜視図。 別例における車両用のワイパの一部分解斜視図。 (a)は別例におけるアームレバーの一部拡大側面図。(b)は別例におけるアームレバーの一部拡大底面図。 (a)は別例における車両用のワイパの一部拡大側面図。(b)は図11(a)におけるF−F線に沿った断面図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、車両用のワイパ1は、自動車の払拭面としてのフロントガラスに付着した雨滴等を払拭するためのものであって、ワイパアーム2と、該ワイパアーム2に連結されるワイパブレード3とから構成されている。ワイパアーム2は、その基端部がワイパモータ(図示略)の駆動力にて所定角度で往復回動されるピボット軸(図示略)に固定され、該ピボット軸の往復回動に伴って往復揺動運動を行う。尚、このワイパアーム2は、図示しない付勢機構により、その先端部がフロントガラス(払拭面)側に付勢される。そして、ワイパアーム2の先端部には、ワイパブレード3が連結される。
ワイパブレード3は、ワイパレバーアッセンブリ11と、ワイパレバーアッセンブリ11にて把持されるバッキング12(例えば図3(d)参照)及びワイパストリップ13とを備える。
ワイパレバーアッセンブリ11は、上位のレバーの長手方向端部に対して下位のレバーの長手方向中央部が回動可能に連結されることでトーナメント表状に構成されるものである。
詳しくは、本実施の形態のワイパレバーアッセンブリ11は、図2に示すように、レバーとしてのセンターカバーレバー21と、第1のレバーとしての2つのセカンダリレバー22と、第2のレバーとしての4つのヨークレバー23,24とを有している。ワイパレバーアッセンブリ11は、更に2つのケース25を有している。
センターカバーレバー21は、樹脂製であって、長手方向直交断面が略逆U字状に形成され、その長手方向略全域(中央部を除く)の車両前方側の面には、走行風を払拭面側への押圧力に変換するためのフィン部21a(図2及び図3(e)参照)が形成されている。又、センターカバーレバー21の長手方向中央部には、クリップ連結用孔21bが形成され、その内部には、図1に示すように、ワイパアーム2の先端部が着脱可能に装着されるクリップ26が幅方向に沿って延びる軸中心周りに回動可能に設けられる。又、センターカバーレバー21の長手方向両端部には、センター連結部21c(図3(a),(e)参照)が形成されている。本実施形態のセンター連結部21cは、図3(a),(e)に示すように、センターカバーレバー21の内部で上部から下方に突出形成された板状部21dと、該板状部21dの長手方向中央部における下端から幅方向に突出したセンター軸部21eとからなる。そして、センターカバーレバー21の長手方向両端部(センター連結部21c)には、それぞれセカンダリレバー22の長手方向中央部が回動可能に連結される。
セカンダリレバー22は、樹脂製であって、長手方向直交断面が略逆U字状に形成されている(図3(c)参照)。又、セカンダリレバー22の長手方向中央部には、図2及び図3(a),(e)に示すように、連結溝22aが形成され、その内部に前記センター連結部21cが嵌入されることで、前記センター軸部21eを軸中心として前記センターカバーレバー21に対してセカンダリレバー22が回動可能に連結される。
又、セカンダリレバー22の長手方向両端部には、それぞれヨークレバー23,24の長手方向中央部が回動可能に連結される。
詳しくは、まずヨークレバー23,24は、金属製であって、図2〜図5に示すように、長手方向直交断面が略逆U字状であって、組付側端部としての上壁23a,24aと該上壁23a,24aの長手方向と直交する幅方向における両側部から下方に延びる一対の側壁23b,24bとを有する。又、ヨークレバー23,24は、その長手方向両端部にバッキング12及びワイパストリップ13を把持するための把持部23c,24cを有する。そして、前記上壁23a,24aの長手方向中央部には上下方向から見てヨークレバー23,24の長手方向に長い長孔23d,24dが開口形成されている。この長孔23d,24dは、上壁23a,24aと同じ幅であって、上壁23a,24aを長手方向両側に分断するように開口形成されている。又、前記側壁23b,24bの長手方向中央部には回動被連結部としての回動連結孔23e,24eが形成されている。又、前記上壁23a,24aにおいて長手方向中央部(長孔23d,24d)よりも内側(セカンダリレバー22に覆われる側)には上下方向から見て前記長手方向に長い支持孔23f,24fが形成されている。
又、セカンダリレバー22の長手方向両端部において、図4に示すように、前記略逆U字状の部分のうちの上壁のみが延設され、その上壁には下方に延びて前記長孔23d,24dに上方から挿入されて組み付けられる挿入連結部22bが形成されている。
挿入連結部22bは、図4及び図5(c)に示すように、前記一対の側壁23b(24b)の内側面とそれぞれ対向するように平行に延びる一対の対向側壁22cとそれら対向側壁22cの長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁22dとからなり上下方向(下方)から見て(図5(c)参照)前記長手方向に長い略長方形筒状の挿入筒部22eを有する。又、挿入連結部22bは、図4及び図5に示すように、前記一対の対向側壁22cの長手方向中央部から幅方向に突出して前記回動連結孔23e(24e)に係合する回動連結部としての回動連結軸部22fを有し、回動連結孔23e(24e)と協働してヨークレバー23(24)とセカンダリレバー22との分離を防止しつつ互いの回動を許容する。本実施形態の回動連結軸部22fは、その軸方向から見て円形に形成され、その下半分が下方に向かうほど突出量が小さくなるように傾斜した傾斜面22gを形成している。また、この回動連結軸部22fは、図5(b)に示すように、挿入連結部22bの上縁部からの寸法hが、挿入筒部22eにおける端部壁22dからの寸法wよりも小さくなる位置に設けられている。なお、回動連結軸部22fは、その軸方向から見て円形に形成したが、回動連結孔23e(24e)と協働してヨークレバー23(24)とセカンダリレバー22との分離を防止しつつ互いの回動を許容可能であれば、他の形状、例えば、楕円や長円形状であっても良い。
又、セカンダリレバー22(その前記延設された上壁)には、図5(b)に示すように、前記回動連結軸部22fの上方で該回動連結軸部22fと略同心の円弧状、詳しくは円弧凹状に形成され、ヨークレバー23(24)の長孔23d(24d)と対応した位置の一対の側壁23b(24b)上縁に当接してセカンダリレバー22からの押圧力をヨークレバー23(24)に付加しつつ該ヨークレバー23(24)を回動可能に支持する円弧支持部22hが形成されている。
又、前記一対の対向側壁22cの長手方向中央部は、図5(c)に示すように、長手方向端部側よりも肉厚が薄く形成されている。この肉厚は、本実施形態では、一対の対向側壁22cがその長手方向中央部同士で撓められ、前記回動連結軸部22fが突出方向の反対側に自身の突出量以上の変位が可能となるように設定されている。言い換えると、前記長手方向中央部の肉厚は、一対の対向側壁22cの長手方向中央部同士の間隔が回動連結軸部22fの突出量の2倍以上となるように設定されている。上記のように構成されたセカンダリレバー22とヨークレバー23,24とは、前記挿入連結部22bを前記長孔23d,24dに上方から挿入することで相対回動可能に組付けられる。即ち、挿入連結部22bを長孔23d,24dに上方から挿入すると、前記傾斜面22gの部分が挿入されていくにつれて一対の対向側壁22cの長手方向中央部が(互いに近づく方向に)撓み、最終的に回動連結軸部22fが回動連結孔23e,24eに嵌まる(前記撓んだ状態が解除される)ことで組み付け(セカンダリレバー22とヨークレバー23,24の連結)が行われるようになっている。
なお、セカンダリレバー22の円弧支持部22hがヨークレバー23(24)の一対の側壁23b(24b)上縁に当接した状態では、回動連結軸部22fはヨークレバー23(24)の回動連結孔23e(24e)の下部に当接しない形状(当接する面が殆どなく下方に押圧力を伝達し難い形状)とされており、セカンダリレバー22からの押圧力は、円弧支持部22hから主に付加され、回動連結軸部22fからは殆ど作用しない構成となっている。
又、セカンダリレバー22(その前記延設された上壁)には、図5(b)に示すように、セカンダリレバー22に対する前記ヨークレバー23(24)の回動範囲を予め設定された範囲とするための回動範囲設定凸部22iが形成されている。本実施形態の回動範囲設定凸部22iは、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23(24)の外側(図5(b)中、時計回り方向)への回動範囲が、前記把持部23c,24cに把持されたバッキング12及びワイパストリップ13が一直線状となる範囲に(その状態で回動範囲設定凸部22iがヨークレバー23(24)に当接するように)設定されている。
又、セカンダリレバー22には、図3(c)及び図5(c)に示すように、ヨークレバー23,24の前記支持孔23f(24f)に挿入されてヨークレバー23(24)と幅方向に対向(当接)して、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23(24)の幅方向のがたつきを低減するための幅方向支持部としての支持壁22jが形成されている。尚、この支持壁22jの各寸法は、支持孔23f(24f)に挿入された状態でも、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23(24)の回動が許容されるように設定されている。
又、セカンダリレバー22には、図1及び図3(a),(c),(d)に示すように、該セカンダリレバー22の前記センターカバーレバー21から突出した部分を覆うケース25が装着されている。ケース25は、樹脂製であって、長手方向直交断面が略逆U字状に形成され、その長手方向略全域の車両前方側の面には、走行風を払拭面側への押圧力に変換するためのフィン部25a(図3(b)〜(d)参照)が形成されている。尚、このフィン部25aは、前記センターカバーレバー21のフィン部21aと略連続した面となるように形成されている。又、本実施形態のケース25は、ヨークレバー23のセカンダリレバー22から突出した部分をも覆うように形成されている。
このケース25には、図3(a),(b)に示すように、前記挿入連結部22b(挿入筒部22e)に嵌挿可能な撓み規制部材及び撓み規制部としての撓み規制板状部25bがケース25の内部において突出形成されている。又、ケース25には、図3(a),(d)に示すように、前記セカンダリレバー22の上壁に形成された嵌挿孔22kに嵌挿可能な嵌挿板状部25cがケース25の内部において突出形成されている。そして、ケース25は、図3(a),(b),(d)に示すように、挿入連結部22b(挿入筒部22e内)に撓み規制板状部25bが嵌挿されるとともに、嵌挿孔22kに嵌挿板状部25cが嵌挿されてセカンダリレバー22に装着されている。ここで、本実施形態の撓み規制板状部25bは、図3(b)に示すように、その先端部が回動連結軸部22fの上下方向の範囲、言い換えると、回動連結孔23eの上下方向の範囲に配置されるように挿入連結部22b(挿入筒部22e内)に嵌挿されている。又、本実施形態では、撓み規制板状部25bは、回動連結軸部22fの上下方向の範囲の中の全ての範囲に配置されるように挿入連結部22b(挿入筒部22e内)に嵌挿されている。そして、挿入連結部22b(挿入筒部22e内)に撓み規制板状部25bが嵌挿されることで、図3(b)に示すように、一対の対向側壁22cの撓み、即ち、回動連結軸部22fの変位が規制されている。
次に、上記のように構成された車両用のワイパ1の作用について説明する。
上記車両用のワイパ1では、図示しない付勢機構によりワイパアーム2の先端部がフロントガラス(払拭面)側に付勢され、その付勢力がクリップ26、センターカバーレバー21、セカンダリレバー22、ヨークレバー23,24を介してワイパストリップ13に伝達されて、ワイパストリップ13が長手方向全長に亘ってフロントガラスに押圧接触される。又、車両走行時には、フィン部21a,25aにて走行風がフロントガラス(払拭面)側への押圧力に変換されて、ワイパストリップ13がフロントガラスに押圧接触される。これらのことから、ワイパアーム2がピボット軸中心に往復回動されると、良好な払拭動作が行われる。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)セカンダリレバー22の挿入連結部22bは、ヨークレバー23,24の一対の側壁23b,24bの内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁22cとそれら対向側壁22cの長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁22dとからなり上下方向(下方)から見て(セカンダリレバー22の)長手方向に長い略長方形筒状の挿入筒部22eを有する。これにより、挿入連結部22bの一対の対向側壁22cは自身の長手方向の長さによってその長手方向中央部が大きく撓み易くなる。よって、一対の対向側壁22cの長手方向中央部を大きく撓ませて該部分から突出した回動連結軸部22fを突出方向の反対側に変位させつつ、挿入連結部22bをヨークレバー23,24の長孔23d,24dに上方から挿入することができる。そして、回動連結軸部22fをヨークレバー23,24の回動連結孔23e,24eに係合させる(前記撓ませた状態を解除する)ことでセカンダリレバー22とヨークレバー23,24とを組み付けることができる。ここで、挿入連結部22bの一対の対向側壁22cは自身の長手方向の長さを(高さを高くすることなく)容易に確保することができるのでその長手方向中央部(回動連結軸部22f)が充分な撓み量を得ることができることから、大きく撓ませて組み付けるために高さ方向の寸法を大きくする必要がない。よって、ワイパレバーアッセンブリ11,ひいてはワイパブレード3の高さを抑えて、例えば、見栄えの向上を図ることができる。
しかも、挿入連結部22b(挿入筒部22e)の一対の対向側壁22cは自身の長手方向の長さによってヨークレバー23,24の一対の側壁23b,24bの内側面と対向する範囲が長手方向に長くなるため、例えばセカンダリレバー22に対するヨークレバー23,24の払拭方向(長手方向と直交する幅方向)のがたつきをも低減することができる。又、例えば、セカンダリレバー22とヨークレバー23,24との間に払拭方向の力が掛かっても、一対の対向側壁22cの長手方向中央部(回動連結軸部22f)に局所的に力が掛かり難くすることができ、該長手方向中央部が大きく撓んでしまいセカンダリレバー22からヨークレバー23,24が外れてしまうといったことを低減することができる。
(2)一対の対向側壁22cの長手方向中央部は、長手方向端部側よりも肉厚が薄く形成されるため、小さな力で撓み易くなるとともに、撓み量(撓み代)、即ち、回動連結軸部22fが突出方向の反対側に変位する量を大きくすることができる。よって、例えば、組み付けが容易となる。尚、一対の対向側壁22cの長手方向端部側は長手方向中央部よりも肉厚が厚く形成されるので、上記した効果を得ながらも、挿入連結部22b(挿入筒部22e)全体の剛性を高く保つことができる。
(3)挿入連結部22bが長孔23dに挿入されて組み付けられた状態で、挿入連結部22bの挿入筒部22e内には一対の対向側壁22cの撓みを規制することができる撓み規制板状部25bが嵌挿されるため、一対の対向側壁22cが撓んで回動連結軸部22fが回動連結孔23eから抜けてしまうことが防止される。よって、セカンダリレバー22からヨークレバー23が外れてしまうといったことをより低減することができる。
(4)挿入筒部22e内に嵌挿されて一対の対向側壁22cの撓みを規制するための撓み規制部材を、セカンダリレバー22を覆うように装着されるケース25に設けられた撓み規制板状部25b(撓み規制部)としたため、撓み規制部材をケース25と別体とした場合に比べて、部品点数及び組み付け工数を低減することができる。
(5)撓み規制板状部25bは、その先端部が回動連結軸部22fに対応する上下方向の範囲に配置されるように挿入筒部22e内に嵌挿されるため、回動連結軸部22fと対応した位置の一対の対向側壁22cが撓むことが防止され、回動連結軸部22fが回動連結孔23eから抜けてしまうことがより防止される。
(6)セカンダリレバー22には、回動連結軸部22fの上方で該回動連結軸部22fと略同心の円弧凹状に形成され、セカンダリレバー22からの押圧力をヨークレバー23,24に付加しつつ該ヨークレバー23,24を回動可能に支持する円弧支持部22hが形成されるため、(回動連結軸部22fに頼らず)ヨークレバー23,24を強固に支持することができる。詳しくは、ヨークレバー23,24は、常時、セカンダリレバー22から下方(払拭面方向)に力(押圧力)を受けるが、その力を回動連結軸部22fで押圧するのではなく、回動連結軸部22fの上方に形成された円弧支持部22hで押圧する構成、すなわち、セカンダリレバー22とヨークレバー23,24との回動連結として機能する回動連結軸部22f及び回動連結孔23eと、セカンダリレバー22からの押圧力がヨークレバー23,24に作用する部位として機能する円弧支持部22hとは異なる部位として構成しているので、セカンダリレバー22からヨークレバー23,24に充分な押圧力を作用させながらもセカンダリレバー22とヨークレバー23,24との確実な連結を維持することができる。また、セカンダリレバー22とヨークレバー23,24との回動連結部位(回動連結軸部22f及び回動連結孔23e)における耐久性をも向上させることができる。又、本実施形態のように、回動連結軸部22fの下半分を傾斜面22gとして、組み付け性を向上させると、必然的に前記力(押圧力)を回動連結軸部22fで押圧(付加)することができない構成となるが、円弧支持部22hで押圧(付加)する構成であるため、組み付け性を向上させながら強固に支持することができる。
(7)セカンダリレバー22には、前記回動軸中心(回動連結軸部22f)からの距離が対向側壁22cの長手方向端部よりも遠い位置でヨークレバー23,24(支持孔23f,24fの内側面)と幅方向に対向して、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23,24の幅方向のがたつきを低減するための支持壁22jが形成されている。よって、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23,24の幅方向(払拭方向)のがたつきをより低減することができる。又、例えば、セカンダリレバー22とヨークレバー23,24との間に幅方向(払拭方向)の力が掛かっても、回動連結軸部22fが形成された対向側壁22cを含む挿入連結部22bに力が掛かり難くすることができ、セカンダリレバー22からヨークレバー23,24が外れてしまうといったことをより低減することができる。
(8)セカンダリレバー22は、ヨークレバー23,24に当接してセカンダリレバー22に対するヨークレバー23,24の回動範囲を予め設定された範囲に制限する回動範囲設定凸部22iを有するため、セカンダリレバー22に対してヨークレバー23,24が必要以上に回動してしまうことが防止される。よって、例えば、ロックバックの解除時(ワイパストリップ13を払拭面から離間した状態から払拭面に当接した状態に戻すとき)にヨークレバー23,24が大きく振られることで、ワイパストリップ13が払拭面に当接するときの衝撃が大きくなってしまうことを抑えることができる。
(9)セカンダリレバー22は、樹脂製であるため、対向側壁22cの良好な可撓性を確保しつつ複雑な形状となる挿入連結部22bを容易に成形することができるとともに、軽量化を図ることができる。又、ヨークレバー23,24は、バッキング12及びワイパストリップ13を把持するための把持部23c,24cを有した金属製であるため、小型化(把持部23c,24cの肉薄化)を図りながら、バッキング12及びワイパストリップ13を強固に把持することができる。
(10)回動連結軸部22fは、図5(b)に示すように、挿入連結部22bの上縁部からの寸法hが、挿入筒部22eにおける端部壁22dからの寸法wよりも小さくなる位置に設けられている。すなわち、ワイパ1の高さ方向の寸法に影響を与える挿入連結部22bの上縁部から回動連結軸部22fまでの寸法hが、ワイパ1の長手方向の寸法に影響を与える挿入筒部22eにおける端部壁22dから回動連結軸部22fまでの寸法wよりも小さい。そのため、組み付け時の一対の対向側壁22cの長手方向中央部を撓ませ易くすべく上記寸法wを大きくしても、ワイパ1の高さ寸法が高くなることが防止される。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ヨークレバー23,24に支持孔23f,24fを形成し、セカンダリレバー22に幅方向支持部としての支持壁22jを形成したが、前記幅方向支持部の構成は変更してもよい。即ち、セカンダリレバー22には、ヨークレバー23,24の回動軸中心(回動連結軸部22f)からの距離が対向側壁22cの長手方向端部よりも遠い位置でヨークレバー23,24と幅方向に対向して、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23,24の幅方向のがたつきを低減するための他の幅方向支持部を形成してもよい。
例えば、図6(a)〜(c)に示すように、変更してもよい。まず、この例のヨークレバー23(24)の上壁23aには、図6(c)に示すように、前記長孔23dより狭い幅を有するとともに前記長孔23dの長手方向端部から更に長手方向に延びる細孔23g,23hが形成されている。尚、この例では、細孔23g,23hが長孔23dの長手方向両端部からそれぞれ延びて一対形成されている。そして、セカンダリレバー22の長手方向端部には、前記細孔23gに挿入されてヨークレバー23(細孔23gの内側面)と幅方向に対向(当接)して、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23(24)の幅方向のがたつきを低減するための幅方向支持部としての先端支持壁22lが形成されている。このようにすると、挿入連結部22bの長手方向両側に形成された前記支持壁22jと先端支持壁22lとによって、セカンダリレバー22に対するヨークレバー23(24)の幅方向(払拭方向)のがたつきを更に低減することができる。又、例えば、セカンダリレバー22とヨークレバー23(24)との間に幅方向(払拭方向)の力が掛かっても、回動連結軸部22fが形成された対向側壁22cを含む挿入連結部22bに力が更に掛かり難くすることができ、セカンダリレバー22からヨークレバー23(24)が外れてしまうといったことを更に低減することができる。尚、この例のセカンダリレバー22には、図6(b),(c)に示すように、他方の細孔23hと対応した位置にセカンダリレバー22の上壁と挿入連結部22bの前記端部壁22dとを繋ぐ補強リブ22mが形成され、セカンダリレバー22の該部分の剛性が高められている。
又、上記別例(図6参照)では、上記実施形態の支持壁22jを残したまま前記先端支持壁22lを追加したが、例えば、前記支持壁22j(及び支持孔23f,24f)を削除した構成としてもよいし、その場合、前記補強リブ22mを幅方向支持部として機能させる構成としてもよい。
又、上記別例(図6参照)のように、挿入連結部22b(挿入筒部22e)の端部壁22dに先端支持壁22lを設けたことで、特に挿入連結部22b(挿入筒部22e)の剛性が高められる。特に、セカンダリレバー22の製造時に、例えば図6(c)の右側から流れてきた溶融樹脂が挿入筒部22eの左側の端部壁22dで合流するような場合では、該端部壁22dにウェルドが発生して破損し易くなる虞があるが、先端支持壁22lによって該部分の破損を低減することができる。尚、この例の先端支持壁22lは、がたつきを低減するための幅方向支持部として設けたが、単に破損を低減する目的で(細孔23gの内側面と当接することのない剛性補助部として)形成してもよい。
・上記実施形態では、一対の対向側壁22cの長手方向中央部は、長手方向端部側よりも肉厚が薄く形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、一対の対向側壁22cの肉厚を均一としてもよい。
又、例えば、図7に示すように、変更してもよい。この例(図7参照)は、上記別例(図6参照)の対向側壁22cの形状を変更したものであって、上下方向(下方)から見て一対の対向側壁22cにおける前記回動連結軸部22fの両外側に、他の部分より肉厚が薄く形成された薄肉部22nが形成されている。詳しくは、この例の薄肉部22nは、上下方向(下方)から見て対向側壁22cの長手方向における回動連結軸部22fの範囲からずれた両外側の位置に形成され、一方の薄肉部22nの範囲と回動連結軸部22fの範囲と他方の薄肉部22nの範囲が長手方向に連続した状態で形成されている。又、この例の薄肉部22nは、一対の対向側壁22cの内面側(対向側)が滑らかに(前記長手方向において中央ほど深い)凹形状とされて肉厚が薄く形成されている。
このようにすると、薄肉部22nの部位が小さな力で撓み易くなるとともに、撓み量(撓み代)、即ち、回動連結軸部22fが突出方向の反対側に変位する量を大きくすることができる。よって、例えば、組み付けが容易となる。又、例えば、対向側壁22cにおける回動連結軸部22fと対応した長手方向中央部の肉厚を薄く形成した場合(例えば、上記実施形態(図5(c)参照)や上記別例(図6(c)参照))では、その長手方向中央部に応力が集中してしまうが、その場合に比べて応力を分散させることができ、ひいては破損し難く撓み易い構成とすることができる。
・上記実施形態では、挿入連結部22bの挿入筒部22e内には一対の対向側壁22cの撓みを規制する撓み規制板状部25bが嵌挿されるとしたが、これに限定されず、撓み規制板状部25bが嵌挿されない構成としてもよい。又、上記実施形態では、撓み規制板状部25b(撓み規制部材)はケース25に形成されたものとしたが、嵌挿されて撓みを規制する撓み規制部材をケース25と別体としてもよい。又、上記実施形態では、撓み規制板状部25bは、その先端部が回動連結軸部22fの上下方向の範囲に配置されるように挿入筒部22e内に嵌挿されるとしたが、これに限定されず、その先端部が回動連結軸部22fの上下方向の範囲に到達しない位置までしか嵌挿されない構成としてもよい。更に、上記実施形態では、撓み規制板状部25bは、回動連結軸部22fの上下方向の範囲の中の全ての範囲に配置されるように挿入筒部22e内に嵌挿されるとしたが、これに限定されず、回動連結軸部22fの上下方向の範囲の中の途中の位置までしか嵌挿されない構成としてもよい。
・上記実施形態では、セカンダリレバー22には円弧支持部22hが形成されるとしたが、これに限定されず、円弧支持部22hが形成されていない構成としてもよい。この場合、例えば、回動連結軸部22fに傾斜面22gを形成しないことが望ましい。このようにすると、傾斜面22gによる組み付け性の向上は得られないが、回動連結軸部にて力(払拭面側への押圧力に対するヨークレバーからの反力)を受けることができる。
・上記実施形態では、挿入筒部22eが一対の対向側壁22cと一対の端部壁22dとからなる長手方向に長い略長方形筒状をなしており、対向側壁22cと端部壁22dとで囲まれた孔が、セカンダリレバー22の長手方向両端部の上壁を貫通するものとしているが、これに限定されず、少なくとも挿入連結部22bにおける挿入筒部22eに孔があれば良く、例えば、セカンダリレバー22の長手方向両端部の上壁部分は閉塞されたものであっても良い。さらに、挿入筒部22eは、挿入連結部22bにおいて一部に存在すればよく、例えば、挿入連結部22bの端部壁22dの下端側に一部スリットが形成されていても良い。
・上記実施形態では、回動被連結部としての回動連結孔23e,24eを周囲が閉鎖された略円形の開孔として形成したが、これに限定されず、回動連結部としての回動連結軸部22fと協働してヨークレバー23(24)とセカンダリレバー22との分離を防止しつつ互いの回動を許容するように係合されればよく、例えば、ヨークレバー23、24の側壁の下縁に開口するスリット状、若しくはヨークレバー23、24の側壁を幅方向外方に膨出形成させて内面側が窪んだ凹部に形成しても良い。
・上記実施形態では、セカンダリレバー22には回動範囲設定凸部22iが形成されるとしたが、これに限定されず、ヨークレバー23,24側に設ける構成としてもよいし、回動範囲設定凸部22iが形成されていない構成としてもよい。
・上記実施形態では、セカンダリレバー22は樹脂製であり、ヨークレバー23,24は金属製であるとしたが、それぞれ異なる材料よりなるものに変更してもよい。
・上記実施形態では、センターカバーレバー21とケース25とに、それぞれフィン部21a,25aが形成されるとしたが、これに限定されず、フィン部21a,25aが形成されていない構成としてもよい。
・上記実施形態では、セカンダリレバー22とヨークレバー23,24との連結部分に本発明を適用したが、これに限定されず、例えば、レバーアッセンブリの最上位のレバー(本実施形態ではセンターカバーレバー21)とその下位のレバー(本実施形態ではセカンダリレバー22)との連結部分に本発明を適用してもよい。
・上記実施形態では、上位のレバーの長手方向端部に対して下位のレバーの長手方向中央部が回動可能に連結されることでトーナメント表状に構成されるワイパレバーアッセンブリ11(ワイパ1)に本発明を具体化したが、これに限定されず、第1のレバー及び第2のレバーを含む複数のレバーを備え、それらが回動可能に連結されて構成される他のタイプのワイパに具体化してもよい。
例えば、図8に示すワイパ51に具体化してもよい。この例(図8〜図11参照)のワイパ51は、リヤガラスに付着した雨滴等を払拭するためのものである。そして、ワイパ51は、アームヘッド52と、第1のレバーとしての上位のレバーであるアームレバー53と、第2のレバーとしての下位のレバーである回動レバー54(図9参照)と、バッキング55(図11(b)参照)と、ワイパストリップ56と、保持ケース57と、キャップ58とを備える。
アームヘッド52に連結されるアームレバー53は、樹脂製であって、長手方向直交断面が略逆U字状に形成され、その先端側には回動レバー54が回動可能に連結される。
詳しくは、まず回動レバー54は、金属製であって、図9に示すように、組付側端部としての上壁54aと、該上壁54aの長手方向と直交する幅方向における両側部から下方に延びる一対の側壁54bと、上壁54aの長手方向端部から下方に延びて側壁54bと共に筒状をなす一対の長手方向端壁54cとを有する。又、回動レバー54は、側壁54bの下端部から幅方向外側に延びる外延部54dと、外延部54dの先端から延びてバッキング55及びワイパストリップ56の長手方向中央部を把持するための把持部54eとを有する。そして、前記上壁54aの長手方向中央部には上下方向から見て前記長手方向に長い長孔54fが開口形成されている。又、前記側壁54bの長手方向中央部には回動連結孔54gが形成されている。
又、アームレバー53の先端側には、図10(a),(b)及び図11(a),(b)に示すように、アームレバー53の上壁の内部側から下方に延びて前記長孔54fに上方から挿入されて組み付けられる挿入連結部53aが形成されている。
挿入連結部53aは、図10(b)及び図11(b)に示すように、前記一対の側壁54bの内側面とそれぞれ対向するように平行に延びる一対の対向側壁53bとそれら対向側壁53bの長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁53cとからなり上下方向(下方)から見て(図10(b)参照)前記長手方向に長い略長方形筒状の挿入筒部53dを有する。又、挿入連結部53aは、前記一対の対向側壁53bの長手方向中央部から幅方向に突出して前記回動連結孔54gに回動を許容して係合する回動連結軸部53eを有する。本実施形態の回動連結軸部53eは、その軸方向から見て円形に形成され、その下半分が下方に向かうほど突出量が小さくなるように傾斜した傾斜面53fを形成している。
又、アームレバー53には、図10(a)及び図11(a)に示すように、前記回動連結軸部53eの下方であって、アームレバー53の側壁の下端から回動連結軸部53eと略同心の円弧状、詳しくは円弧凸状に形成された円弧支持部53gが形成されている。この円弧支持部53gは、回動レバー54の外延部54dの上面に形成された円弧凹面54hに当接してアームレバー53からの押圧力を回動レバー54に付加しつつ該回動レバー54を回動可能に支持する。
又、前記一対の対向側壁53bの長手方向中央部は、図10(b)に示すように、長手方向端部側よりも肉厚が薄く形成されている。上記のように構成されたアームレバー53と回動レバー54とは、前記挿入連結部53aを前記長孔54fに上方から挿入することで、上記実施形態と同様に相対回動可能に組付けられる。
なお、アームレバー53の円弧支持部53gが回動レバー54の外延部54dの円弧凹面54hに当接した状態では、回動連結軸部53eは回動レバー54の回動連結孔54gの下部に当接しない形状(当接する面が殆どなく下方に押圧力を伝達し難い形状)とされており、アームレバー53からの押圧力は、円弧支持部53gから主に付加され、回動連結軸部53eからは殆ど作用しない構成となっている。
又、前記保持ケース57は、前記把持部54eに長手方向中央部が把持されたバッキング55及びワイパストリップ56の長手方向両側部を覆って把持するように装着され、更にバッキング55及びワイパストリップ56の両端部にはキャップ58が装着される。
このようにしても、ワイパ51において、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、回動レバー54は、金属製としたが樹脂製であっても良い。
・上記実施形態では、挿入連結部を有する第1のレバーが上位のレバーであり、挿入連結部が挿入される長孔が形成された第2のレバーが下位のレバーであるとしたが、逆に、挿入連結部を有する第1のレバーを下位のレバーとし、挿入連結部が挿入される長孔が形成された第2のレバーを上位のレバーとしてもよい。
11…ワイパレバーアッセンブリ、12,55…バッキング、13,56…ワイパストリップ、22…セカンダリレバー(第1のレバー)、22b,53a…挿入連結部、22c,53b…対向側壁、22d,53c…端部壁、22e,53d…挿入筒部、22f,53e…回動連結軸部(回動連結部)、22h,53g…円弧支持部、22i…回動範囲設定凸部、22j…支持壁(幅方向支持部)、22n…薄肉部、23,24…ヨークレバー(第2のレバー)、23a,24a,54a…上壁(組付側端部)、23b,24b,54b…側壁、23c,24c,54e…把持部、23d,24d,54f…長孔、23e,24e,54g…回動連結孔(回動被連結部)、25…ケース、25b…撓み規制板状部(撓み規制部材及び撓み規制部)、53…アームレバー(第1のレバー)、54…回動レバー(第2のレバー)。

Claims (13)

  1. 複数のレバーが回動可能に連結されて構成されたワイパであって、
    組付側端部と一対の側壁とを有する第2のレバーであって、前記組付側端部は長手方向に沿って延びるとともに前記長手方向と直交する幅方向における両側部を有し、前記一対の側壁はそれぞれ前記両側部から上下方向の第1側に向かって延びるとともに互いに対向する内側面を有し、前記組付側端部は連結部位を有しており、該連結部位には上下方向から見て前記長手方向に延びる長孔が形成され、前記側壁の各々には回動被連結部が形成される、前記第2のレバーと、
    上下方向の前記第1側に向かって延びる挿入連結部を有する第1のレバーであって、前記挿入連結部は前記長孔に上下方向の第2側から挿入されて前記長孔に組み付けられる、前記第1のレバーと、を備え、
    前記挿入連結部は挿入筒部と回動連結部とを有しており、前記挿入筒部は前記内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁とそれら対向側壁の長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁とを含み、前記挿入筒部は上下方向から見て前記長手方向に延びる略長方形筒状をなし、前記回動連結部は前記対向側壁の長手方向中央部からそれぞれ突出して対応する前記回動被連結部に回動可能に係合する、ワイパ。
  2. 請求項1に記載のワイパにおいて、
    上下方向から見て前記対向側壁の各々における前記回動連結部の両外側に、肉厚が薄く形成された薄肉部が形成されたことを特徴とするワイパ。
  3. 請求項1又は2に記載のワイパにおいて、
    前記挿入連結部が前記長孔に挿入されて組み付けられた状態で、前記挿入連結部の前記挿入筒部内には前記一対の対向側壁の撓みを規制するための撓み規制部材が嵌挿されたことを特徴とするワイパ。
  4. 請求項3に記載のワイパにおいて、
    前記撓み規制部材は、前記第1のレバー及び第2のレバーの少なくとも一方を覆うように装着されるケースに設けられることを特徴とするワイパ。
  5. 請求項3又は4に記載のワイパにおいて、
    前記撓み規制部材は、前記回動連結部に対応する上下方向の範囲に少なくとも一部が配置されるように前記挿入筒部内に嵌挿されたことを特徴とするワイパ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のワイパにおいて、
    前記第1のレバー及び第2のレバーのうちの上位のレバーは円弧支持部を有し、該円弧支持部は円弧状に形成されて前記回動連結部の上方又は下方に位置しており、前記円弧支持部は前記上位のレバーからの押圧力を前記第1のレバー及び第2のレバーのうちの下位のレバーに付加しつつ該下位のレバーを回動可能に支持することを特徴とするワイパ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のワイパにおいて、
    前記回動連結部は回動軸心を有しており、
    前記第1のレバーに対する前記第2のレバーの幅方向のがたつきを低減すべく、前記第1のレバーにおいて前記回動軸心からの距離が前記対向側壁の長手方向端部よりも遠い位置に幅方向支持部を設け、該幅方向支持部は前記第2のレバーと係合可能に前記幅方向に対向することを特徴とするワイパ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のワイパにおいて、
    前記第1のレバー又は前記第2のレバーの一方は、他方に当接して前記第1のレバーに対する前記第2のレバーの回動範囲を予め設定された範囲に制限する回動範囲設定凸部を有することを特徴とするワイパ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のワイパにおいて、
    前記第1のレバーは、上位のレバーであるとともに樹脂製であって、
    前記第2のレバーは、下位のレバーであるとともに、バッキング及びワイパストリップを把持するための把持部を有した金属製であることを特徴とするワイパ。
  10. 請求項4に記載のワイパにおいて、前記ケースには車両走行時の走行風を払拭面側への押圧力に変換するためのフィン部が設けられたことを特徴とするワイパ。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載のワイパにおいて、
    前記挿入連結部の上縁部から前記回動連結部までの寸法が、前記挿入筒部における前記端部壁から前記回動連結部までの寸法よりも小さいことを特徴とするワイパ。
  12. 複数のレバーが回動可能に連結されて構成されたワイパレバーアッセンブリであって、
    組付側端部と一対の側壁とを有する第2のレバーであって、前記組付側端部は長手方向に沿って延びるとともに前記長手方向と直交する幅方向における両側部を有し、前記一対の側壁はそれぞれ前記両側部から上下方向の第1側に向かって延びるとともに互いに対向する内側面を有し、前記組付側端部は連結部位を有しており、該連結部位には上下方向から見て前記長手方向に延びる長孔が形成され、前記側壁の各々には回動被連結部が形成される、前記第2のレバーと、
    上下方向の前記第1側に向かって延びる挿入連結部を有する第1のレバーであって、前記挿入連結部は前記長孔に上下方向の第2側から挿入されて前記長孔に組み付けられる、前記第1のレバーと、を備え、
    前記挿入連結部は挿入筒部と回動連結部とを有しており、前記挿入筒部は前記内側面とそれぞれ対向する一対の対向側壁とそれら対向側壁の長手方向端部同士を繋ぐ一対の端部壁とを含み、前記挿入筒部は上下方向から見て前記長手方向に延びる略長方形筒状をなし、前記回動連結部は前記対向側壁の長手方向中央部からそれぞれ突出して対応する前記回動被連結部に回動可能に係合する、ワイパレバーアッセンブリ。
  13. 請求項12に記載のワイパレバーアッセンブリと、
    前記ワイパレバーアッセンブリにて把持されるバッキング及びワイパストリップと、
    を備えるワイパブレード。
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