JP5000885B2 - ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー - Google Patents

ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー Download PDF

Info

Publication number
JP5000885B2
JP5000885B2 JP2005351807A JP2005351807A JP5000885B2 JP 5000885 B2 JP5000885 B2 JP 5000885B2 JP 2005351807 A JP2005351807 A JP 2005351807A JP 2005351807 A JP2005351807 A JP 2005351807A JP 5000885 B2 JP5000885 B2 JP 5000885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
head
arm head
head cover
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005351807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007153152A (ja
Inventor
誠一 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Wiper Blade Co Ltd
Original Assignee
Nippon Wiper Blade Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Wiper Blade Co Ltd filed Critical Nippon Wiper Blade Co Ltd
Priority to JP2005351807A priority Critical patent/JP5000885B2/ja
Publication of JP2007153152A publication Critical patent/JP2007153152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5000885B2 publication Critical patent/JP5000885B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3479Means to cover the wiper parts
    • B60S1/3481Means to cover the wiper parts for mounting head

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

本発明は、ワイパー装置のワイパーアームに備えられるアームヘッド及びアームヘッド用のヘッドカバーに関する。
ワイパー装置は、一般に、ワイパーブレードと、ワイパーブレードを支持するワイパーアームと、ワイパーアームに連係される駆動機構とから構成される。ワイパーアームは、ワイパーブレードに連結される本体部分(アーム本体)と、駆動機構に連係する基端部分(アームヘッド)とから構成される。このようなアームヘッドとしては、アームヘッド本体とヘッドカバーとからなるものが知られている。
図17、図18には、従来のアームヘッドにおけるアームヘッド本体110とヘッドカバー120とを示す。図17に示すように、アームヘッド本体110は、駆動機構の連結軸が嵌合する円筒部111と、円筒部111から前方に延び出しアーム本体と連結される胴体部112と、円筒部111から後方に延び出した後端部113とを備えている。後端部113の両側には、ヘッドカバー120との連結用に、一対の軸穴114が形成されている。
図18に示すように、ヘッドカバー120は、アームヘッド本体110に被せられ得る椀形状の部材で、その後端付近の内面両側には、軸穴114に嵌合する一対の軸部121が形成されている。このような構成により、ヘッドカバー120は、アームヘッド本体110に対して、軸部121の回りで回動可能に軸支され、必要に応じて、アームヘッド本体110の上側に完全に被せられた状態と、アームヘッド本体110に対して略直立した状態(倒立状態)とをとり得るようになっている。
しかしながら、このような従来のアームヘッドでは、ヘッドカバー120の軸部121をアームヘッド本体110の軸穴114に取り付けるためには、軸部121を軸穴114に圧入する必要があった。このため、ヘッドカバー120のアームヘッド本体110への取り付け作業に手間がかかっていた。また、いったんアームヘッド本体110に取り付けられたヘッドカバー120を取り外すのは容易でなかった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ヘッドカバーを備えたワイパーアーム用アームヘッドにおいて、アームヘッド本体へのヘッドカバーの着脱を容易としたものを提供することを目的とする。
本発明は、ワイパーアームのアームヘッド本体に装着され得るヘッドカバーにおいて、前記アームヘッド本体の軸穴に嵌合し得る軸部を備えるとともに、前記軸部は、軸回りの方向によって異なる厚みを有するようにした。
前記軸部は、半円形断面を有するものでもよい。
前記軸部は、楕円形断面を有するものでもよい。
また、本発明は、アームヘッド本体と、前記アームヘッド本体に装着され得るヘッドカバーとを備えたワイパーアーム用アームヘッドにおいて、前記ヘッドカバーは、軸部を備え、前記アームヘッド本体は、前記軸部が回動可能に嵌合し得る軸穴と、前記軸穴内に前記軸部を案内するための案内溝とを備え、前記案内溝は、前記アームヘッド本体に対して前記ヘッドカバーが配置される側と異なる側に向けて、前記軸穴から延び出しているようにした。
前記軸部は、軸回りの方向によって異なる厚みを有するものでもよい。
前記案内溝の幅は、前記軸部の最小の厚みより大きくするとよい。
前記案内溝の幅は、前記ヘッドカバーが前記アームヘッド本体に被せられたとき、前記案内溝に対して正対する前記軸部の厚みよりも小さくしてもよい。
前記軸部は、半円形断面を有するものでもよい。
前記軸部は、楕円形断面を有するものでもよい。
本発明によれば、ヘッドカバー(例えばヘッドカバー20)の軸部(例えば軸部25A、25B)は、アームヘッド本体(例えばアームヘッド本体10)に形成された案内溝(例えば案内溝15A、15B)を通って軸穴(例えば軸穴14A、14B)内に導入されるので、軸部を軸穴に圧入する必要はない。したがって、アームヘッド本体に対するヘッドカバーの取り付け及び取り外し作業は容易に行うことができ、作業効率が高められる。また、アームヘッド本体にヘッドカバーを被せた状態では、アームヘッド本体の案内溝は、ヘッドカバーが被せられた側と異なる向きに延びているので、ヘッドカバーがその被せられた側に外れようとしても、案内溝はその向きには存在せず、軸部が案内溝を通って軸穴から外れてしまうことはない。したがって、ヘッドカバーのアームヘッド本体からの脱落は、有効に防止できる。
また、ヘッドカバーの軸部を、軸回りで異なる厚みを有するもの(例えば、半円形形状や楕円形状)とし、アームヘッド本体の案内溝の幅を、軸部の最小厚みは通過させるが、ヘッドカバーをアームヘッド本体に被せたときに案内溝に正対する軸部の厚みは通過させないような大きさとすれば、ヘッドカバーをアームヘッド本体に被せたとき、ヘッドカバーの軸部が案内溝を通って軸穴から外れないようにできる。したがって、ヘッドカバーのアームヘッド本体からの脱落防止は、より確実なものとできる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。
図1、図2には、ワイパーブレード組立体1の全体構成を示す。図示されるように、ワイパーブレード組立体1は、ワイパーアーム2とワイパーブレード3とから構成される。
ワイパーアーム2は、アームヘッド4とアーム本体5とから構成される。アーム本体5は、基端部において、アームヘッド4に回動可能に連結されている。アームヘッド4は、図示されない駆動機構に連係される部分で、アームヘッド本体10とヘッドカバー20とから構成されている。アームヘッド本体10とヘッドカバー20の詳細な構成については後述する。
ワイパーブレード3は、支持部6とブレードラバー7とから構成される。支持部6は、複数のレバーから構成され、アーム本体5の先端部に回動可能に取り付けられるようになっている。ブレードラバー7は、支持部6に支持されている。
このような構成により、駆動機構がワイパーアーム2を駆動すると、ワイパーアーム2に支持されたワイパーブレード3のブレードラバー7が、自動車のガラス面等の被払拭面を払拭するようになっている。
図3から図5には、アームヘッド4のアームヘッド本体10を詳細に示す。なお、以下の記載においては、説明の便宜上、アームヘッド本体10のヘッドカバー20が被せられる側をアームヘッド本体10の上側とし、この上下方向を横切る方向をアームヘッド本体10の横方向とする。
図示されるように、アームヘッド本体10は、例えば樹脂の一体成型で形成されるもので、駆動モータ側への連結部分である円筒部11と、この円筒部11から前方に延びる胴体部12と、円筒部11から後方に延びる後端部13とを備えている。円筒部11は、円筒形の側面11Aと天面11Bからなる部分で、円筒形側面11Aの内側に、駆動機構の連結軸(図示せず)が嵌合するようになっている。
胴体部12は、アーム本体5との連結部分となるもので、両側側壁12A、12Bの間に、取り付け軸12Cを備えている。この取り付け軸12Cに、アーム本体5の基端が取り付けられる。また、側壁12A、12Bの外側面には、それぞれ、嵌合穴12D、12E(図には12Dのみ図示)と、これらの嵌合穴12D、12Eから胴体部12の上面付近に延びる凹部12F、12G(図には12Fのみ図示)が形成されている。ヘッドカバー20をアームヘッド本体10に被せたとき、アームヘッド本体10の突起部23A、23B(図8参照)は、凹部12F、12Gを通って嵌合穴12D、12E内に嵌合する。この嵌合により、ヘッドカバー20は、アームヘッド本体10に被せられた状態で保持されるようになっている。
後端部13は、円筒部11の略中段付近から後方に延び出している。後端部13は、ヘッドカバー20が軸支される部分であり、その後端付近の両側部に、円形の軸穴14A、14Bを備えている。これらの軸穴14A、14Bには、それぞれヘッドカバー20の軸部25A、25B(図6〜図8参照)が装着される。軸穴14A、14Bの側方には、横方向(アームヘッド本体10の長手方向)に延びる案内溝15A、15Bが形成され、後端部13の後端まで切り欠かれている。ヘッドカバー20の軸部25A、25Bは、この案内溝15A、15Bを通って、軸穴14A、14B内に装着される。なお、案内溝15A、15Bの幅は、軸部25A、25Bの軸回りで最小の厚みL1(図9参照)よりも僅かに広く、軸部25A、25Bを横方向から見たときの厚みL3(図9参照)よりも小さく形成されている。
延長部13の下面の略中央付近両側には、矩形の凹部16A、16Bが形成されている。詳しくは後述するように、凹部16A、16Bは、ヘッドカバー20をアームヘッド本体10に対して倒立状態(図11参照)としたときに、ヘッドカバー20のストッパ突起26A、26Bと嵌合して、ヘッドカバー20の倒立状態を保持するためのものである。
図6から図8には、ヘッドカバー20を詳細に示す。図示されるように、ヘッドカバー20は、両側の側面21A、21Bと、なだらかに湾曲した上面22とを備えた椀形状の部材であり、アームヘッド本体10の上側に装着され得る。アームヘッド本体10への装着時には、側面21A、21Bはアームヘッド本体10の両側を覆い、上面22はアームヘッド本体10の上部を覆うようになっている。
ヘッドカバー20の側面21A、21Bの前端付近内側には、それぞれ、ヘッドカバー20の内側に延び出す円柱形の突起部23A、23Bが備えられる。前述したように、突起部23A、23Bは、は、アームヘッド本体20の嵌合穴12D、12Eに嵌合し、ヘッドカバー20をアームヘッド本体20に対して固定する。なお、ヘッドカバー20の上面22の前端側には、切り欠き部24(アーム本体5の基端部付近が配置される切り欠き)が形成されている。これにより、ヘッドカバー20をアームヘッド本体20に被せるとき、ヘッドカバー20の両側面21A、21Bの前端付近が外側に押し広げられて、突起部23A、23Bが嵌合穴12D、12Eに導かれ得るようになっている。
ヘッドカバー20の側面21A、21Bの後端付近には、軸部25A、25Bが設けられ、ヘッドカバー20の内側に向けて延び出している。前述したように、軸部25A、25Bは、それぞれアームヘッド本体10の軸穴14A、14Bに回動可能に嵌入されるものである。
軸部25A、25Bは、半円形断面を有するもので、軸回りに異なる厚み(最小の厚みL1、最大の厚みL2、横方向から見た厚みL3等)を有している(図9参照)。この場合、軸部25A、25Bの半円形断面の直線部分が延びる方向Yは、ヘッドカバー20の横方向X(ヘッドカバー20がアームヘッド本体20に被せられたとき、アームヘッド本体20の横方向と一致する)に対して、角度θだけ傾いている。軸部25A、25Bを、このような形状としたことによる作用効果は、図10を用いて詳しく後述する。
ヘッドカバー20の側面21A、21Bの下縁の後端部には、ストッパ突起26A、26Bが備えられる。ストッパ突起26A、26Bは、前述したようにアームヘッド本体10の凹部16A、16Bに嵌合し得るもので、ヘッドカバー20の内側に向けて略垂直に延び出している。
次に、図10及び図11を用いて、本実施形態の作用について説明する。
図10には、ヘッドカバー20のアームヘッド本体10への組み付け時の様子を示す。図示されるように、組み付け作業においては、ヘッドカバー20を、アームヘッド本体10の後端側に角度θだけ傾けた状態、つまりヘッドカバー20の軸部25A、25Bの直線部分がアームヘッド本体10の横方向に沿って配置される状態に、配置する。これにより、ヘッドカバー20の軸部25A、25Bは、軸回りの最小の厚みL1を、アームヘッド本体10の案内溝15A、15Bに正対させて配置される。
この状態から、ヘッドカバー20をアームヘッド本体10側に動かしていくことにより、ヘッドカバー20の軸部25A、25Bが、アームヘッド本体10の案内溝15A、15Bに挿入され、最終的に軸穴14A、14B内に達する。この場合、軸部25A、25Bの厚みL1は、案内溝15A、15Bの幅よりも小さいので、軸部25A、25Bは、圧入を必要とせずに、軸穴14A、14B内まで組み付けることができる。したがって、組み付け作業は、極めて容易である。
軸部25A、25Bが軸穴14A、14B内に組み付けられたら、ヘッドカバー20をアームヘッド本体10に向けて(図10の反時計回りに)軸回りで回転させる。これにより、ヘッドカバー20の横方向とアームヘッド本体10の横方向が一致し、ヘッドカバー20がアームヘッド本体10の上側を完全に覆う状態とする。
このように、ヘッドカバー20をアームヘッド本体10に対して完全に被せると、軸部25A、25Bの案内溝15A、15Bに正対する厚みL3(図9参照)は、案内溝15A、15Bの幅よりも大きくなる。したがって、軸部25A、25Bの案内溝15A、15Bを通った抜け出しは確実に防止される。
また、アームヘッド本体10の案内溝15A、15Bは、ヘッドカバー20がアームヘッド本体10に対して配置される側(上側)と異なる側(横側)に向けて、軸穴14A、14Bから延びているので、ヘッドカバー20がアームヘッド本体10から、その配置される側(上側)に抜け出そうとしても、抜け出す方向には案内溝15A、15Bは存在しない。したがって、この点でも、軸部25A、25Bの軸穴14A、14Bからの抜け出しが防止されている。
図11には、アームヘッド本体20に組み付けられたヘッドカバー20を、アームヘッド本体20に対して起立させた状態(倒立状態)を示している。図示されるように、倒立状態において、ヘッドカバー20は、その横方向がアームヘッド本体10の横方向に対して略垂直を向くように配置されている。ヘッドカバー20を倒立状態とすることにより、例えば、ワイパーアーム2の組み立て工程において、アーム本体5のアームヘッド4への組み付け等の作業を容易に行うことができる。
この倒立状態において、ヘッドカバー20のストッパ突起26A、26Bは、アームヘッド本体10の凹部16A、16B内に嵌合する。これにより、倒立状態のヘッドカバー20は、アームヘッド本体20に対して前後方向(図11の左右方向)及び左右方向(図11の紙面に垂直な方向)に確実に保持され、例えば組み立て作業中に作業者が誤ってヘッドカバー20に触れてしまった場合にも、ヘッドカバー20の倒立状態が保持され続けるようになっている。
以上のように本実施形態によれば、ヘッドカバー20の軸部25A、25Bは、アームヘッド本体10に形成された案内溝15A、15Bを通って軸穴14A、14B内に導入されるので、軸部25A、25Bを軸穴14A、14Bに圧入する必要はない。したがって、アームヘッド本体10へのヘッドカバー20の取り付け及び取り外し作業は、容易に行うことができ、作業効率が高められる。
また、アームヘッド本体10にヘッドカバー20を被せた状態では、アームヘッド本体10の案内溝15A、15Bは、ヘッドカバー20が被せられた側(上側)と異なる向き(横向き)に延びているので、ヘッドカバー20が上側に向けて外れようとした場合でも、軸部25A、25Bが案内溝15A、15Bを通って軸穴14A、14Bから外れてしまうことはない。したがって、ヘッドカバー20のアームヘッド本体10からの脱落は、有効に防止できる。
さらに、ヘッドカバー20の軸部25A、25Bは、軸回りで異なる厚みを有する半円形形状であり、アームヘッド本体10の案内溝15A、15Bの幅は、軸部25A、25Bの最小厚みL1は通過させるが、ヘッドカバー20をアームヘッド本体10に被せたときに案内溝15A、15Bに正対する軸部25A、25Bの厚みL3は通過させないような大きさとなっている。したがって、ヘッドカバー20を軸部25A、25Bの回りで回転させない限り、ヘッドカバー20の軸部25A、25Bは、案内溝15A、15Bを通って軸穴14A、14Bから外すことはできない。よって、ヘッドカバー20のアームヘッド本体10からの脱落防止は、より確実なものとできる。
なお、本実施形態においては、軸部25A、25Bの形状を半円形のものとしたが、本発明は、このような形態に限られるものではない。軸部は、軸回りで異なる厚みを有するものであればよく、例えば、楕円形の軸部を採用することもできる。
図13、図14には、本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態は、上記図3から図12の実施形態と比較して、ヘッドカバー20の軸部31A、31B(図13には軸部31Aのみを示す)を円形断面のものとした点と、アームヘッド本体10の軸穴14A、14Bに連なる案内溝32A、32B(図13、図14には案内溝32Aのみを示す)を、円形断面の軸部31A、31Bを通過させ得る幅広のものとした点でのみ異なり、他の構成においては共通するものである。
本実施形態において、案内溝32は、アームヘッド本体10の横方向に向けて延びており、ヘッドカバー20の軸部31A、31Bは、アームヘッド本体10の軸穴14A、14Bに対して、横側から組み付けられる(図13には組み付け方向を矢印で示す)。軸部31A、31Bが軸穴14A、14Bに組み付けられたら、ヘッドカバー20を軸部31A、31Bの回りで回動させて、アームヘッド本体10に被せた状態とする。この場合、ヘッドカバー20はアームヘッド本体10の上側に被せられているので、ヘッドカバー20がアームヘッド本体10から脱落する方向は上方向である。これに対して、案内溝32は横方向を向いており、軸部31A、31Bは軸穴14A、14Bから上側に抜け出すことはないので、ヘッドカバー20のアームヘッド本体10からの脱落は有効に防止される。
図15、図16には、本発明の第3の実施形態を示す。この実施形態は、上記図13、図14の実施形態と比較して、アームヘッド本体10の案内溝33A、33B(図15、図16には案内溝33Aのみを示す)を、軸穴14A、14Bからアームヘッド本体10の下側に向けて延び出すようにした点でのみ異なるものである。この場合でも、案内溝33A、33Bが延びる向きは、ヘッドカバー20がアームヘッド本体10から脱落する向きと反対向きであるので、ヘッドカバー20のアームヘッド本体10からの脱落は有効に防止できる。
これらの実施形態から分かるように、本発明において、アームヘッド本体10の案内溝は、ヘッドカバー20が配置される側と異なる任意の向きに延び出すようにできる。
ワイパーブレード組立体を示す側面図である。 ワイパーブレード組立体を示す底面図である。 本発明の実施形態におけるアームヘッド本体を示す側面図である。 図3のA−A断面図である。 本発明の実施形態におけるアームヘッド本体を示す底面図である。 本発明の実施形態におけるヘッドカバーを示す側面図である。 図6のB−B断面図である。 本発明の実施形態におけるヘッドカバーを示す底面図である。 同じくヘッドカバーの軸部近傍を示す断面図である。 同じくアームヘッド本体へのヘッドカバーの組み付けを示す側断面図である。 同じくアームヘッド本体に対してヘッドカバーを起立させた状態(倒立状態)を示す側断面図である。 図11のC−C断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるアームヘッド本体及びヘッドカバーを示す側面図である。 同じくアームヘッド本体の後端部近傍を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態におけるアームヘッド本体及びヘッドカバーを示す側面図である。 同じくアームヘッド本体の後端部近傍を示す側面図である。 従来のアームヘッドにおけるアームヘッド本体を示す側面図である。 同じくヘッドカバーを示す側面図である。
符号の説明
1 ワイパーブレード組立体
2 ワイパーアーム
3 ワイパーブレード
4 アームヘッド
5 アーム本体
10 アームヘッド本体
11 胴体部
12 円筒部
13 後端部
14A、14B 軸穴
15A、15B 案内溝
16A、16B 凹部
20 ヘッドカバー
25A、25B 軸部
26A、26B ストッパ突起

Claims (5)

  1. アームヘッド本体と、前記アームヘッド本体に装着され得るヘッドカバーとを備えたワイパーアーム用アームヘッドにおいて、
    前記ヘッドカバーは、該ヘッドカバーの内側に向けて延び出している、該ヘッドカバーの側面の後端付近に一対の突起状の軸部を備え、
    前記アームヘッド本体は、前記軸部が回動可能に嵌合一対の軸穴と、前記軸穴内に前記軸部を案内するための案内溝とを備え、
    前記案内溝は、前記アームヘッド本体の長手方向で後端に向けて又は前記アームヘッド本体の下側に向けて、前記軸穴から延び出しているアームヘッド。
  2. 請求項1に記載のアームヘッドにおいて、
    前記軸部は、半円形断面又は楕円形断面を有するアームヘッド。
  3. 請求項2に記載のアームヘッドにおいて、
    前記案内溝の幅は、前記軸部の最小の厚みより大きいアームヘッド。
  4. 請求項3に記載のアームヘッドにおいて、
    前記案内溝の幅は、前記ヘッドカバーが前記アームヘッド本体に被せられたとき、前記案内溝に対して正対する前記軸部の厚みよりも小さいアームヘッド。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアームヘッドにおいて、
    前記ヘッドカバーの側面の前端付近内側には、それぞれ、前記ヘッドカバーの内側に延び出す突起部が備えられており、該突起部は、前記アームヘッド本体に設けられた嵌合穴に嵌合し、前記ヘッドカバーを前記アームヘッド本体に対して固定するアームヘッド
JP2005351807A 2005-12-06 2005-12-06 ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー Active JP5000885B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005351807A JP5000885B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005351807A JP5000885B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007153152A JP2007153152A (ja) 2007-06-21
JP5000885B2 true JP5000885B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=38238048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005351807A Active JP5000885B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5000885B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8205292B1 (en) 2011-03-24 2012-06-26 Trico Products Corporation Wiper arm having swivel cover allowing access to the head and pivot shaft
US9260082B2 (en) 2013-01-03 2016-02-16 Trico Products Corporation Wiper arm assembly having pivotal cover allowing access to pivot shaft
US9616854B2 (en) 2013-04-25 2017-04-11 Trico Products Corporation Mounting assembly for wiper blade and wiper arm

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3568810B2 (ja) * 1999-01-21 2004-09-22 アスモ株式会社 ワイパアームの連結構造
JP3607154B2 (ja) * 2000-03-02 2005-01-05 アスモ株式会社 ワイパアームを構成するアームヘッドのヘッドカバー
JP2002002455A (ja) * 2000-04-18 2002-01-09 Mitsuba Corp ワイパ装置におけるアームヘッドのカバー体
JP4502470B2 (ja) * 2000-07-12 2010-07-14 株式会社ミツバ ワイパ装置におけるブレード取付構造
JP3869232B2 (ja) * 2001-04-20 2007-01-17 アスモ株式会社 ワイパアーム
JP3795773B2 (ja) * 2001-06-29 2006-07-12 アスモ株式会社 ワイパアーム
JP4153439B2 (ja) * 2004-01-07 2008-09-24 アスモ株式会社 ワイパアーム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007153152A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100666088B1 (ko) 와이퍼 암의 어댑터 및 그 체결구조
JP4038798B2 (ja) 車両用ワイパ
JP5000885B2 (ja) ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー
WO2014208541A1 (ja) ワイパーアーム
US8627539B2 (en) Connector device for coupling wiper arm
JP5000886B2 (ja) ワイパーアームのアームヘッド及びヘッドカバー
US9862356B2 (en) Wiper blade
JP2007216736A (ja) ワイパブレード
JP6348334B2 (ja) ワイパブレードの連結構造
JP2010064518A (ja) カウルトップカバーの取付構造
JP4227156B2 (ja) ワイパブレード
JP6620071B2 (ja) ワイパブレード
JP5195447B2 (ja) ワイパーブレード
JP2009202730A (ja) ワイパーアーム
JP2010048367A (ja) ボールジョイント構造及びワイパアーム
JP4018072B2 (ja) ワイパー構造
JP2009041610A (ja) ダイナミックダンパ
JP4894612B2 (ja) 内装部品の取付構造
JP6605102B1 (ja) ワイパーブレード
JP2010168024A (ja) ワイパアーム
JP2014037192A (ja) ワイパーアーム
JP4866226B2 (ja) スペーサ部材
JP4018073B2 (ja) ワイパー装置
JP7331978B1 (ja) バッテリ固定構造
JP2009142126A (ja) プロテクタの固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110808

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120418

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5000885

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250