JP5998693B2 - 蓄熱ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、部屋の暖房等に用いられる蓄熱ボックスに係り、特に箱体と、該箱体内に配置された蓄熱ボードとを備え、箱体内に気体を流通させて加温するよう構成された蓄熱ボックスに関する。
箱体内にボード状の蓄熱部材を複数個、相互間に間隔をあけて配列設置し、該箱体内に気体を流通させ、加温された気体を箱体から流出させるよう構成された蓄熱槽が特許文献1,2に記載されている。
特許文献1には蓄熱部材をどのようにして加温するかについての記載はない。特許文献2では、エアコンを作動させて温風を蓄熱槽に流して蓄熱部材に蓄熱する蓄熱工程と、蓄熱槽に部屋内の空気を循環させる工程とによって部屋の暖房を行うことが記載されている。
特許文献3には、床下の水槽内に蓄熱カプセルを設置し、該水槽内の温水又は冷水を空調空間に循環させるよう構成した蓄熱設備が記載されている。特許文献3では、蓄熱カプセルは水槽内の水に浸漬されている。特許文献3には水槽内の水をヒートポンプで冷却・加熱すると記載されている。
特開2000−18864号公報 特開2003−214788号公報 特開2001−349582号公報
特許文献2のようにエアコンからの温風によって蓄熱材を加温するのでは、暖房電力コストが高くなる。また、空気の熱容量は水に比べると格段に小さいため、蓄熱材に蓄熱するのに時間がかかる。
特許文献3では、蓄熱カプセルを水槽内に配置するので、漏水しない堅固な水槽が必要であり、重量が大きく、現場搬入が容易ではない。
本発明は、温水の熱によって蓄熱材を効率よく加温することができ、また現場への搬入も容易な蓄熱ボックスを提供することを目的とする。
第1発明の蓄熱ボックスは、加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、該箱体内に配置された蓄熱ボードとを備えた蓄熱ボックスにおいて、該蓄熱ボードに沿って引き回された温水パイプを備えた蓄熱ボックスであって、該蓄熱ボードに対しパイプ保持板が積層され、該パイプ保持板に設けられた温水パイプ引き回し用の溝内に前記温水パイプが配置されていることを特徴とするものである。
1対の前記蓄熱ボード間に前記パイプ保持板が介在されていてもよく、パイプ保持板の一方の板面にのみ沿って前記蓄熱ボードが配置されていてもよい。
温水パイプから蓄熱ボードへ熱伝達し易くするために、温水パイプに接する取り巻き部と、該取り巻き部に連なり、前記蓄熱ボードに重なったフィン部とを有した熱伝導材が設けられていることが好ましい。
第2発明の蓄熱ボックスは、加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、該箱体内に配置された蓄熱ボードとを備えた蓄熱ボックスにおいて、該蓄熱ボードに温水パイプ引き回し用の溝が設けられ、該溝内に該温水パイプが配置されていることを特徴とするものである。
前記蓄熱ボードは、外殻を構成するシェルと、該シェル内に充填された蓄熱材とを有することが好ましい。
前記箱体は、それぞれ発泡プラスチックよりなる下半体及び上半体を備えており、該下半体の上面と上半体の下面にそれぞれ半円筒形状の凹部が設けられており、該下半体に対し上半体を重ねたときに各凹部同士が対面することにより、前記流入口及び流出口が構成されることが好ましい。
前記蓄熱ボードを起立状態に保持するための保持部が前記箱体内の床面部と天井面部とに設けられていることが好ましい。
前記箱体の一端側に前記流入口が設けられ、他端側に前記流出口が設けられており、前記蓄熱ボードは、該流入口と流出口とを結ぶ方向に対して板面が斜交するように設けられてもよい。この場合、流入側の蓄熱ボードと流出側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設けられてもよい。
第1及び第2発明の蓄熱ボックスでは、温水パイプによって蓄熱材を加温するため、箱体に貯水機能は不要であり、箱体の構成が簡易であり、また箱体として軽量なものを用いることができる。
第1発明では、温水パイプをパイプ保持板の溝に引き通すので、蓄熱ボードとしてシンプルな形状のものを用いることができる。
第2発明では、温水パイプを蓄熱ボードの溝に引き通すので、パイプ保持板が不要であり、箱体内に多くの蓄熱ボードを設置することができる。
蓄熱ボードを起立状態に保持するための保持部を箱体内の床面部と天井面部とに設けると、蓄熱ボードを箱体内に容易に設置することができ、また、蓄熱ボードを起立状態に確実に保持することができる。
蓄熱ボードを箱体の流入口と流出口とを結ぶ方向に対し斜交方向に設けると共に、好ましくは流入側の蓄熱ボードと流出側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設置すると、箱体内の隅部にも気体が流れ、蓄熱ボードと気体との熱交換量を多くすることができる。
温水パイプの熱源は特に限定することはないが、熱源機の余剰熱や、太陽熱エネルギーのような自然エネルギーで暖められた温水が好ましい。
本発明の蓄熱ボックスは、蓄熱と暖房を同時に行うこともできる。
この場合、温水パイプの熱により室内を加温すると共に蓄熱材に蓄熱させながら、ファン等で蓄熱ボックスと居室内とを循環(もしくは一部換気があっても良い)させる。これにより、温水パイプから蓄熱材に熱を移動させると共に、温水パイプから空気を通して熱交換し、温かい風が居室内に送られる。また、時間が経過し、蓄熱材が十分温まると、蓄熱材からも空気へ熱交換することができ、より温かい風で暖房される。
本発明の蓄熱ボックスにおいて、蓄熱のみを行い、蓄熱した熱を利用して暖房する場合、蓄熱ボックスと居室内との循環を止めて蓄熱ボックス内の空気を滞留させることが好ましい。その際、蓄熱ボックス内もしくは空気ダクトの途中にダンパー等を設けて、風の流れを止めて、効率的に熱を逃がさないようにしても良い。
蓄熱材に熱が蓄熱された後、温水パイプの流れを止めて、蓄熱材に貯めた熱を利用し、ファン等で蓄熱ボックスと居室内とを空気循環(もしくは一部換気があっても良い)させる。
これらのシステムにより、蓄熱材への蓄熱を効率よく行い、また効率よく排出することができる。
実施の形態に係る蓄熱ボックス1の斜視図である。 蓄熱ボックス1の箱体4の下半体4Aの斜視図である。 蓄熱ボックス1の箱体4の図1におけるIII−III線部分の断面図である。 蓄熱ボード5及びパイプ保持板6を設置した下半体4Aの平面図である。 蓄熱ボード5を設置した下半体4Aの斜視図である。 蓄熱ボード5を設置した下半体4Aの拡大斜視図である。 蓄熱ボード5及びパイプ保持板6を示す断面図である。 温水パイプ7付きパイプ保持板6の斜視図である。 温水パイプ7及び熱伝導材10とパイプ保持板6との係合関係を示す斜視図である。 蓄熱ボード5及びパイプ保持板6Aを示す断面図である。 蓄熱ボード5及びパイプ保持板6Bの断面図である。 蓄熱ボード5及びパイプ保持板6Bの断面図である。 温水暖房システムを備えた建物の模式的な断面図である。 実施の形態に係る蓄熱ボード41のシェル42の構成図であり、(a)図はシェル42の平面図、(b)図は(a)図のB−B線矢視図、(c)図は(a)図のC−C線矢視図である。 (a)図は図14(a)のXVA−XVA線断面図、(b)図は図14(a)のXVB−XVB線断面図である。 図15(a)の左端側の拡大断面斜視図である。 図14のXVII部分の拡大図である。 図17のXVIII−XVIII線断面図である。 蓄熱ボード41の断面図であり、(a)図はパイプ装着時を示し、(b)図はパイプ装着完了後を示している。 充填口42aへのキャップ60の装着状況を示す側面図である。 蓄熱ボード61の平面図である。 図21のXXII−XXII線断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[図1〜10の蓄熱ボックス]
この蓄熱ボックス1は、空気の流入口2及び流出口3を有する箱体4と、該箱体4内に設置された蓄熱ボード5及び該蓄熱ボード5に沿うパイプ保持板6,6Aと、該パイプ保持板6,6Aに保持された温水パイプ7とを備えている。
箱体4は、直方体形状であり、長手方向の一端側に流入口2が設けられ、他端側に流出口3が設けられている。箱体4は発泡スチロール等の断熱材よりなる。断熱材の厚みは、20mm以上が好ましく、40mm以上がより好ましく、60mm以上が更に好ましい。断熱材の厚みが20mm以下の場合、ボックス内の全体蓄熱量に対して損失する熱量が3時間経過後に20%以上となり、十分な断熱効果が得られない。
図2,3の通り、箱体4は、下半体4Aと上半体4Bとからなる。下半体4Aと上半体4Bとの合わせ面は、流入口2及び流出口3を直径方向に割断する位置となっており、流入口2及び流出口3は、下半体4A及び上半体4Bではそれぞれ半円筒形の凹部となっている。下半体4Aと上半体4Bとを重ね合わせると、この半円筒形の凹部同士が重なり合って円筒形の流入口2及び流出口3が形成される。
下半体4A及び上半体4Bの合わせ面の内周縁に沿って凸条4aと凹条4bとが設けられており、該凸条4aと凹条4bとを係合させることにより、下半体4Aと上半体4Bとの位置決め及びシール性向上を図るようにしている。
下半体4Aの床面部と上半体4Bの天井面部には、それぞれ蓄熱ボード5の位置決め及び起立状態維持用の保持部4c,4dが設けられている。保持部4c,4dは、下半体4Aの床面及び上半体4Bの天井面から突出し、箱体4の短手幅方向に延在した凸条であり、蓄熱ボード5の下縁が入り込む凹所4eと上縁が入り込む凹所4fとが設けられている。この実施の形態では、図4の通り、蓄熱ボード5が箱体4の長手方向に対して斜交するように凹所4e,4fが設けられている。なお、流入口2側の蓄熱ボード5と流出口3側の蓄熱ボード5とは斜交方向が逆となっている。
また、この実施の形態では、流入口2側の蓄熱ボード5同士の間の間隙と、流出口3側の蓄熱ボード5同士の間の間隙とが箱体4の短手幅方向にずれるように凹所4e,4fが設けられている。
蓄熱ボード5は、シェル5a内に蓄熱材料5bを封入したものである。
パイプ保持板6,6A,6Bは、断熱性及び強度特性に優れた発泡スチロール等の発泡樹脂よりなる板材である。
図7〜9の通り、パイプ保持板6の両板面にU字形断面形状の溝8が設けられ、該溝8に温水パイプ7が引き通されている。パイプ保持板6Aは、図10の通り、一方の板面にのみ溝8を設けた他はパイプ保持板6と同一構成となっている。
図9の通り、溝8の内面及び溝8の縁部に重なるようにアルミ等の熱良導性金属シートよりなる熱伝導材10が設けられている。この熱伝導材10は、溝8の内面に重なるU字形断面形状の取り巻き部10aと、該U字形断面形状の取り巻き部10aから拡開方向に延在するフィン部10b,10bとを有したΩ字形断面形状を有する。この熱伝導材10を設けることにより、温水パイプ7から蓄熱ボード5への熱伝導性が向上する。溝8の深さは、温水パイプ7の直径プラス熱伝導材10の厚み分となっている。
この蓄熱ボックス1は、建物に設置する際に現場にて組み立てるのに好適である。蓄熱ボックス1を組み立てるには、下半体4Aを建物の蓄熱ボックス設置予定箇所に設置し、蓄熱ボード5を下半体4Aの保持部4cの凹所4eに差し込んで起立状態に配列する。この際、1枚の蓄熱ボード5のみ、下半体4Aの一側壁面に平行に沿って設置される。
この蓄熱ボード5の設置作業の前又は後に、図8,9の通り、パイプ保持板6,6Aの溝8に熱伝導材10を介して温水パイプ7を引き通しておく。図示の通り、パイプ保持板6同士の間に所定の間隔をあけておき、温水パイプ7を複数のパイプ保持板6に跨がって略一直線状に延在するようにパイプ保持板6の溝8に温水パイプ7を挿入する。この温水パイプ7付きのパイプ保持板6を蓄熱ボード5同士の間に納めるように配置する。
図4では、箱体4の短手幅方向に6枚の斜め方向の蓄熱ボード5が配設されている。図4の下側から1番目と2番目、3番目と4番目及び5番目と6番目の蓄熱ボード5,5間にそれぞれ温水パイプ7付きパイプ保持板6を介在させる。2番目と3番目、4番目と5番目の蓄熱ボード5同士の間には、パイプ保持板6を配置せず、空気流通用の空間部とする。
下半体4Aの側壁面に平行に沿っている蓄熱ボード5と、下半体4Aの側壁面との間には、温水パイプ7付きパイプ保持板6Aを配置する。
この温水パイプ7の両端側を下半体4A外に引き出す。図4では、温水パイプ7を流入口2及び流出口3から外へ引き出しているが、パイプ引き出し用の切欠部(図示略)を下半体4Aの上面に設け、該切欠部を通して温水パイプ7を下半体4A外に引き出してもよい。
次いで、下半体4Aに上半体4Bを被せ、下半体4Aと上半体4Bとを結束バンドや粘着テープ等で留め付ける。これにより、蓄熱ボックス1が構成される。
この蓄熱ボックス1の現場組み立て方法によると、箱体4、蓄熱ボード5、パイプ保持板6,6A及び温水パイプ7を別々に現場に搬入することができ、個々の重量が小さいところから搬入作業が容易である。また、箱体4の必要強度も軽減される。ただし、本発明では、予め工場等で蓄熱ボックス1を組み立てておき、これを現場に搬入してもよい。
上記組み立て方法の説明では、下半体4A内に先に蓄熱ボード5を配列設置した後、温水パイプ7付きパイプ保持板6を蓄熱ボード5間に納め込むようにしているが、温水パイプ7付きパイプ保持板6を1対の蓄熱ボード5で挟んでサンドイッチ状とし、このサンドイッチ状態の蓄熱ボード5及びパイプ保持板6を下半体4A内に入れて蓄熱ボード5を保持部4cで起立保持するようにしてもよい。また、温水パイプ7付きパイプ保持板6Aを1枚の蓄熱ボード5と重ね合わせ、下半体4A内に入れて蓄熱ボード5を保持部4cで起立保持するようにしてもよい。
このように構成された蓄熱ボックス1において、温水パイプ7に温水を通水すると、蓄熱ボード5が加温されて温熱が蓄熱される。その後、蓄熱ボックス1内に流入口2から空気を送り込むと、流出口3から温風が流出するので、この温風によって部屋等を暖房することができる。
この実施の形態では、複数枚の蓄熱ボード5を箱体4の長手方向に対し5〜45°程度の斜交方向に配設し、かつ流入口2側の蓄熱ボード5と流出口3側の蓄熱ボード5とで斜交方向と逆としているため、箱体4内の隅部における空気の滞留が抑制され、効率よく温風を取り出すことができる。また、この実施の形態では、図4の通り、流入口2側の蓄熱ボード5間の通風間隙と流出口3側の蓄熱ボード5間の通風間隙とが箱体1の短手方向にずれた配置となっている。これにより、蓄熱ボード5の板面に沿う空気流の乱流化が促進され、空気と蓄熱ボード5との間の伝熱効率が向上する。
[パイプ保持板のその他の形態]
上記パイプ保持板6にあっては、両板面に溝8を設けているが、図11のパイプ保持板6Bのように、両板面に臨むスリット12を設け、1本の温水パイプ7でパイプ保持板6Bの両側の蓄熱ボード5を加温するよう構成してもよい。
図12のように、このパイプ保持板6Bの一方の板面にのみ蓄熱ボード5を配置し、他方の板面にはアルミ等の熱良導材よりなる放熱シート14を設けてもよい。このようにすると、蓄熱ボード5に十分に蓄熱が行われる前の状態でも、蓄熱ボックス1内に空気を送り込むと、放熱シート14から熱を受けて加温された空気が流出口3から取り出される。
[蓄熱ボードの別の形態]
蓄熱ボードの別の形態を図21,22に示す。
蓄熱ボード61は、中空板状のシェル62と、該シェル62内に充填された蓄熱材63とを有している。この実施の形態では、シェル62は、蓄熱ボード61の両板面をそれぞれ構成した第1の主板部64及び第2の主板部65と、該第1の主板部64及び第2の主板部65の周縁部同士を繋いだ側板部66と、該第1の主板部64の周縁部よりも中央側から第2の主板部65に向かって張り出した筒状部67と、該筒状部67の張出方向の先端側を塞いだ底部68とを有している。筒状部67と底部68とによって囲まれた空間は、第1の主板部64のシェル外側面から第2の主板部65に向かって凹陥した凹穴69となっている。
この実施の形態では、シェル62(主板部64,65)は、略長方形の平面視形状となっている。シェル62には、その内部に蓄熱材63を充填するための充填口62aが設けられている。この実施の形態では、充填口62aは、シェル62の一方の長側辺に沿う側板部66の延在方向の一端側に設けられているが、充填口62aの配置はこれに限定されない。符号62bは、この充填口62aを封鎖したキャップを示している。
第1の主板部64からは、所定の間隔をあけて多数の筒状部67が第2の主板部65に向かって突設されており、第1の主板部64のシェル外側面には多数の凹穴69が形成されている。これらの筒状部67は、第1の主板部64を構成する板状材料をプレス成形により部分的に第2の主板部65側へ凹陥させるようにして(即ち第1の主板部64と一体的に)形成されている。なお、筒状部67の形成方法はこれに限定されない。この実施の形態では、第1の主板部64にのみ筒状部67(凹穴69)が設けられ、第2の主板部65は、全体が平坦なものとなっているが、第2の主板部65にも筒状部67(凹穴69)が設けられてもよい。
各筒状部67は、第2の主板部65に達する張り出し高さとなっており、その張出方向の先端側は、全周にわたって第2の主板部65と結合一体化されている。この実施の形態では、各筒状部67の底部68は、第2の主板部65と一体的に、且つ、第2の主板部65と面一状に形成されている。
筒状部67の軸心線と直交方向の断面形状は円形となっているが、筒状部67の断面形状はこれに限定されるものではなく、三角形や四角形、五角形等の多角形など、種々の形状とすることができる。なお、筒状部67は、第1の主板部64から第2の主板部65に向かうほど直径が小さくなるテーパ形状となっている。これは、筒状部67をプレス成形により形成する際の抜き勾配のためや、シェルの蓄熱性及び放熱性を良くするためである。
[蓄熱ボードのさらに別の形態]
上記実施の形態では、蓄熱ボードに対し温水パイプ付きパイプ保持板を重ね合わせているが、本発明では蓄熱ボードにパイプ引き回し用の溝を設け、パイプ保持板を省略してもよい。
図14〜20は、かかる蓄熱ボードの一例を示している。
図14〜20の蓄熱ボード41は、ボード外殻を構成するシェル42内に蓄熱材43(図18,19)を充填したものである。図15(a),(b)の通り、シェル42は、第1及び第2の主板面44,45と、該主板面44,45の周縁部同士を繋ぐ側端面46とを有した中空ボードである。シェル42には蓄熱材43の充填口42a(図14(a),図20)が設けられている。この実施の形態では、図14(a)の通り、該主板面44,45は、略長方形の平面視形状となっている。
第1の主板面44には、温水パイプ51(図19)を収容するための溝47が設けられている。この実施の形態では、該主板面44に8条の溝47が設けられている。各溝47は、シェル42の短辺方向に所定の間隔をおいて配置され、それぞれ、該シェル42の長辺と略平行方向に延在している。図14(a),(c)の通り、各溝47の長手方向の両端は、それぞれ、該シェル42の長辺方向の両端側の側端面46に臨んでいる。なお、第1の主板面44に設けられる溝47の本数、形状及び配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、図15(a),(b)の通り、各溝47は、底部が温水パイプ51の外面に沿うように略半円弧状に湾曲した略U字形断面形状となっている。なお、各溝47の断面形状はこれに限定されるものではなく、例えば、各溝47は、主板面44から各々の底面まで幅が略一定の略方形断面形状等となっていてもよい。図15(a),(b)の通り、この溝47を形成したU字形断面形状部のシェル内側面は、第2の主板面45のシェル内側面から離隔している。
各溝47の底面から第2の主板面45に向って凹穴48が凹設されている。この実施の形態では、各凹穴48は、主板面44,45と平行な断面が略円形となっている。なお、凹穴48の断面形状はこれに限定されない。凹穴48は、第1の主板面44から第2の主板面45に向うほど主板面44,45と平行な断面積が小さくなる切頭円錐形状となっている。これは、凹穴48をプレス成形により形成する際の抜き勾配のためである。凹穴48の壁面と主板面44,45との交差角度は75〜90゜特に約80゜程度が好適である。主板面44を平面視した状態における凹穴48の直径(最大内径)は、溝47の幅の70〜100%特に90〜100%程度であることが好ましい。
各溝47の底面には、各々の長手方向に所定の間隔をおいて複数個の凹穴48が設けられている。各溝47における凹穴48の配設ピッチ(各溝47の長手方向に隣り合う凹穴48同士の中心間距離)は40〜300mm特に50〜200mm程度であることが好ましい。なお、凹穴48が多いほど蓄熱ボード41の剛性が高くなるが、蓄熱材量が少なくなる。
この実施の形態では、図14(a)の通り、隣り合う溝47,47同士の間では、各凹穴48は、該溝47の長手方向に半ピッチずつずらして配置されている。このように配置することにより、図15(a),(b)の通り、シェル42の長辺方向と直交方向の断面内において、該シェル42内に凹穴48が一溝おきに配置され、凹穴48が密集して配置されることが防止されるため、該シェル42内における蓄熱材43の流通経路を十分に確保することができると共に剛性が全面で確保される。なお、凹穴48の配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、各溝47内の溝側面に、該溝47内に収容された温水パイプ51を係止するための配管係止用凸部49が設けられている。溝47内に温水パイプ51を入り込ませると、該配管係止用凸部49が温水パイプ51の外面に接触するか又は食い込んで、該温水パイプ51の溝47からの抜け出しが防止される。この配管係止用凸部49の溝側面からの突出高さは0.05〜0.7mm特に0.1〜0.3mm程度であることが好ましい。
この実施の形態では、各溝47内の双方の溝側面に配管係止用凸部49が設けられている。また、各溝側面には、それぞれ、該溝47の長手方向に所定の間隔をおいて複数個の配管係止用凸部49が設けられている。この実施の形態では、各溝47内において、一方の溝側面に設けられた配管係止用凸部49と、他方の溝側面に設けられた配管係止用凸部49とは、該溝47を挟んで正対するように(即ち、該溝47の幅方向に対向するように)配置されている。この実施の形態では、各溝47において、各配管係止用凸部49は、凹穴48と略同ピッチにて配設されており、各配管係止用凸部49は、各溝47の長手方向に隣り合う凹穴48,48同士の中間付近に位置するように配置されている。なお、各溝47内における配管係止用凸部49の配置はこれに限定されない。
この実施の形態では、図16等の通り、配管係止用凸部49は、各溝47の深さ方向に延在したものとなっている。この配管係止用凸部49の該深さ方向の長さは、各溝47の最大深さの30〜80%特に50〜70%程度であることが好ましい。このように構成することにより、各溝47内に温水パイプ51を深く(各溝47の底面に温水パイプ51の外面が接触するまで)入り込ませた状態においても、該溝47内で配管係止用凸部49が温水パイプ51の外面に接触するか又は食い込んだ状態となるため、該溝47内における温水パイプ51の移動を防止することができる。
この実施の形態では、各配管係止用凸部49の第1の主板面44側の端部49eは、温水パイプ51を溝47内に入り込ませ易くし、かつ配管の傷つきを防止するために、丸まった形状(第1の主板面44に接近するほど溝側面からの突出高さが小さくなり、且つ溝外方へ向って凸に湾曲した形状)となっている。図18に示す縦断面図における端部49eの曲率半径は0.1〜2.0mm特に0.1〜0.5mm程度であることが好ましい。
シェル42の1箇所のコーナー部に前記充填口42aが設けられている。この実施の形態では、図14(a)〜(c)の通り、該充填口42aは略円筒形状であり、その筒軸心線方向をシェル42の長辺方向と平行方向として、該シェル42の側端面46から該シェル42の外方へ突出している。この実施の形態では、シェル42のコーナー部に略方形切欠状の充填口配置部42dが形成され、この充填口配置部42d内に充填口42aが配置されている。
図20の通り、充填口42aの先端側の外周面には、この充填口42aを封塞するためのキャップ60が螺着される雄ねじ(符号略)が設けられている。
このように構成された蓄熱ボード41は、各溝47の底面と第2の主板面45との間に多数の凹穴48がリブ部ないしボス部のように立設されているものであり、各溝47付近におけるボード厚み方向の耐圧強度が大きい。また、各溝47に沿って凹穴48が点在しているので、蓄熱材43の熱膨張収縮が吸収され、蓄熱ボード41の破損が防止される。
この実施の形態では、各溝47に、凹穴48が該溝47の長手方向に間隔をおいて複数個設けられているので、各溝47の長手方向において略均等にシェル42の剛性を高めることができる。
この蓄熱ボード41は、パイプ51を装着した状態で前記図5の蓄熱ボード5のように下半体4A内に立設配置される。その後、上半体4Aを被せることにより蓄熱ボックスが構成される。
[シェル、パイプ、蓄熱材の材質]
シェル5a,42を構成する材料としては、ABS、ポリカーボネート、ナイロン6、ナイロン66、ポリアセタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリペルフロロアルコキシフッ化プラスチック、ポリクロロトリフルオロエチレン、フェノール樹脂等の合成樹脂、特にABSなどの非晶性樹脂が好適である。
温水パイプ7,51としては、可撓性のポリエチレン等の合成樹脂チューブが例示される。
シェル5a,42内に充填する蓄熱材5b,43としては、パラフィン系潜熱蓄熱材のほか、硫酸ナトリウム水和物、酢酸ナトリウム水和物、チオ硫酸ナトリウム水和物、塩化カルシウム水和物などの無機水和塩系潜熱蓄熱材等を用いることができる。このパラフィン系潜熱蓄熱材の場合、加熱融解させて充填口42aからシェル42内に流し込み、放冷して固化させた後、充填口42aをキャップ60により封塞する。
[蓄熱暖房システムの一例]
図13は、本発明の蓄熱ボックスを有する蓄熱暖房システムを備えた建物の一例を示している。
建物(この実施の形態では戸建住宅)20の床21の下に蓄熱ボックス1が複数個設置されている。この場合、箱体4の高さを500mm以下とし、床下に納め易くすることが好ましい。床21の上には温水暖房マット22が設置されている。部屋23内の空気はダクト24、送風ファン25を介して蓄熱ボックス1に導入され、加温された空気がダクト26を介して部屋23に供給される。
蓄熱ボックス1内の温水パイプ7に対しては、屋外の熱電併給型ボイラ装置30から温水配管31を介して温水が循環通水される。なお、建物20のベランダ28に設置された太陽熱温水器33が該ボイラ装置30に配管34を介して接続されている。ボイラ装置30は、温水暖房マット22に対しても温水を循環通水するよう配管35によって接続されている。
複数個の蓄熱ボックス1は、空気が直列に流れるように接続されてもよく、空気が並列に流れるように設置されてもよく、並列と直列とを組み合わせて設置されてもよい。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。例えば、蓄熱ボードは、箱体4の長手方向と平行に配列されてもよい。流入口2や流出口3に、通風時にのみ開く逆止弁状部材を設けてもよい。箱体4に補強フレームを設けてもよく、樹脂又は金属プレートよりなる包囲材を設けてもよい。
1 蓄熱ボックス
2 流入口
3 流出口
4 箱体
4c,4d 保持部
4e,4f 凹所
5,41,61 蓄熱ボード
6,6A,6B パイプ保持板
7,51 温水パイプ
8,47 溝
10 熱伝導材
43,63 蓄熱材

Claims (7)

  1. 加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、
    該箱体内に配置された蓄熱ボードと、
    を備えた蓄熱ボックスにおいて、
    該蓄熱ボードに沿って引き回された温水パイプを備えた蓄熱ボックスであって、
    該蓄熱ボードに対しパイプ保持板が積層され、該パイプ保持板に設けられた温水パイプ引き回し用の溝内に前記温水パイプが配置されており、
    前記箱体の一端側に前記流入口が設けられ、他端側に前記流出口が設けられており、
    前記蓄熱ボードは、該流入口と流出口とを結ぶ方向に対して板面が斜交するように設けられており、
    前記流入口側の蓄熱ボードと前記流出口側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設けられており、
    前記箱体(4)は直方体形状であり、長手方向の一端側に流入口(2)が設けられ、他端側に流出口(3)が設けられており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)は、流入口(2)から遠い側ほど該箱体(4)の一側壁面から離反するように配置されており、
    流出口(3)側の蓄熱ボード(5)は、流出口(3)から遠い側ほど該箱体(4)の該一側壁面から離反するように配置されており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)と流出口(3)側の蓄熱ボード(5)と該一側壁面とで囲まれるスペースに、該一側壁面と平行な蓄熱ボード(5)が配置されていることを特徴とする蓄熱ボックス。
  2. 加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、
    該箱体内に配置された蓄熱ボードと、
    を備えた蓄熱ボックスにおいて、
    該蓄熱ボードに温水パイプ引き回し用の溝が設けられ、該溝内に該温水パイプが配置されている蓄熱ボックスであって、
    前記箱体の一端側に前記流入口が設けられ、他端側に前記流出口が設けられており、
    前記蓄熱ボードは、該流入口と流出口とを結ぶ方向に対して板面が斜交するように設けられており、
    前記流入口側の蓄熱ボードと前記流出口側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設けられており、
    前記箱体(4)は直方体形状であり、長手方向の一端側に流入口(2)が設けられ、他端側に流出口(3)が設けられており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)は、流入口(2)から遠い側ほど該箱体(4)の一側壁面から離反するように配置されており、
    流出口(3)側の蓄熱ボード(5)は、流出口(3)から遠い側ほど該箱体(4)の該一側壁面から離反するように配置されており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)と流出口(3)側の蓄熱ボード(5)と該一側壁面とで囲まれるスペースに、該一側壁面と平行な蓄熱ボード(5)が配置されていることを特徴とする蓄熱ボックス。
  3. 加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、
    該箱体内に配置された蓄熱ボードと、
    を備えた蓄熱ボックスにおいて、
    該蓄熱ボードに沿って引き回された温水パイプを備えた蓄熱ボックスであって、
    該蓄熱ボードに対しパイプ保持板が積層され、該パイプ保持板に設けられた温水パイプ引き回し用の溝内に前記温水パイプが配置されており、
    前記箱体の一端側に前記流入口が設けられ、他端側に前記流出口が設けられており、
    前記蓄熱ボードは、該流入口と流出口とを結ぶ方向に対して板面が斜交するように設けられており、
    前記流入口側の蓄熱ボードと前記流出口側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設けられており、
    前記箱体(4)は直方体形状であり、長手方向の一端側に流入口(2)が設けられ、他端側に流出口(3)が設けられており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)は、流入口(2)から遠い側ほど該箱体(4)の一側壁面から離反するように配置されており、
    流出口(3)側の蓄熱ボード(5)は、流出口(3)から遠い側ほど該箱体(4)の該一側壁面から離反するように配置されており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)間の通風間隙と流出口(3)側の蓄熱ボード(5)間の通風間隙とが箱体(4)の短手方向にずれた配置となっていることを特徴とする蓄熱ボックス。
  4. 加温される気体の流入口及び加温された気体の流出口を有した箱体と、
    該箱体内に配置された蓄熱ボードと、
    を備えた蓄熱ボックスにおいて、
    該蓄熱ボードに温水パイプ引き回し用の溝が設けられ、該溝内に該温水パイプが配置されている蓄熱ボックスであって、
    前記箱体の一端側に前記流入口が設けられ、他端側に前記流出口が設けられており、
    前記蓄熱ボードは、該流入口と流出口とを結ぶ方向に対して板面が斜交するように設けられており、
    前記流入口側の蓄熱ボードと前記流出口側の蓄熱ボードとで斜交方向が異なるように設けられており、
    前記箱体(4)は直方体形状であり、長手方向の一端側に流入口(2)が設けられ、他端側に流出口(3)が設けられており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)は、流入口(2)から遠い側ほど該箱体(4)の一側壁面から離反するように配置されており、
    流出口(3)側の蓄熱ボード(5)は、流出口(3)から遠い側ほど該箱体(4)の該一側壁面から離反するように配置されており、
    流入口(2)側の蓄熱ボード(5)間の通風間隙と流出口(3)側の蓄熱ボード(5)間の通風間隙とが箱体(4)の短手方向にずれた配置となっていることを特徴とする蓄熱ボックス。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記蓄熱ボードは、外殻を構成するシェルと、該シェル内に充填された蓄熱材とを有することを特徴とする蓄熱ボックス。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記箱体はそれぞれ発泡プラスチックよりなる下半体及び上半体を備えており、該下半体の上面と上半体の下面にそれぞれ半円筒形状の凹部が設けられており、
    該下半体に対し上半体を重ねたときに各凹部同士が対面することにより、前記流入口及び流出口が構成されることを特徴とする蓄熱ボックス。
  7. 請求項において、前記蓄熱ボードを起立状態に保持するための保持部が前記箱体内の床面部と天井面部とに設けられていることを特徴とする蓄熱ボックス。
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