JP3914074B2 - 床下蓄熱暖房装置、これを備えた建物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、床下蓄熱暖房装置と、これを備えた建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開2001−20403号公報に記載されているような蓄熱型基礎およびそれを有する建物の構造が知られている。
【0003】
上記公報記載のものは、高気密、高断熱の木造住宅等の建物の蓄熱型基礎を提供することを課題としたものであって、基礎立上り部(基礎梁)と基礎底部(基礎スラブ)を有するコンクリート基礎の基礎底部内に面状発熱体を埋設するとともに、基礎立上り部および基礎底部の全外周を断熱材で覆うようにした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報記載のものにおいては、コンクリート基礎の基礎底部内に面状発熱体を埋設したので、この面状発熱体に通電時にはコンクリート基礎が高温に加熱され、非通電時には冷却される。居住部を適温にするためには、居住部から離れた基礎底部を高温にする必要があった。
この結果、コンクリート基礎の加熱・冷却が長期間繰り返されることとなり、コンクリート基礎に亀裂を発生させたり、コンクリート基礎の劣化を促進させるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記の問題点を解消し、基礎の劣化のない床下蓄熱暖房装置と、これを備えた建物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、蓄熱体と、該蓄熱体を加熱する加熱ヒーターとを備えてなり、
建物基礎と建物の床部とで囲われた床下空間が床部に設けられた吸気口と吐出口とによって建物内と連通している床下空間に設置して暖房する床下蓄熱暖房装置であって、前記蓄熱体は、建物基礎と直接接しないように、設置可能になされていることを特徴とする。
【0007】
上記請求項1記載の発明において、蓄熱体は、高温に耐えられるように、石,砂利,砂,レンガ,コンクリートブロック等が好適に用いられる。
加熱ヒーターとしては、電熱線ヒーター,面状の電気発熱体,CO2 ヒートポンプ等を用いることができる。
また、蓄熱体を効率よく加熱するため、加熱ヒーターを蓄熱体に内蔵するとよい。
【0008】
ここで、蓄熱体と加熱ヒーターは、断熱性の容器に内蔵され、該容器の内部には入口と出口を備えた空気の通路が形成され、前記入口を通って容器外から前記通路に取り入れられた空気が、加熱された蓄熱体表面に接して熱交換され、前記出口から流出するようになされていることを特徴とする。
【0009】
また、断熱性の容器としては、容器本体を金属,セラミックス等の耐熱材料で形成し、この容器本体の底部に断熱材を敷くか、あるいは内側面または外側面を断熱材で覆うようにしてもよい。
また、通路を通る空気の流れをオン/オフ制御して暖房温度を調節してもよい。これには、上記入口,出口のどちらか一方または両方に送風用のファンを設け、この送風用のファンをオン/オフ制御できるようにするとよい。
あるいは、入口または出口にダンパーを設け、通路を通る空気の流れをオン/オフ制御してもよい。
【0010】
請求項2記載の発明は、上記床下蓄熱暖房装置において、加熱ヒーターの熱源として、太陽電池、燃料電池、風力発電の少なくともいずれか1つを利用可能にしたことを特徴とする。
【0011】
ここで、加熱ヒーターの電源として、昼間は太陽電池、風力発電を利用し、夜間は深夜電力を利用するとよい。
太陽電池や風力発電の出力は、特に制限はないが、昼間電力による補充をなくすため、9時から16時までの平均出力が2kW以上有ることが望ましい。
【0012】
請求項3記載の発明は、上記床下蓄熱暖房装置が、建物基礎と建物の床部とで囲われた床下空間に設置された建物であって、建物基礎は、外周部分を囲む基礎立上り部と、該基礎立上り部の内側に形成され建物下面を覆う基礎底部とからなり、基礎立上り部と基礎立上り部近傍の基礎底部が断熱材で覆われていることを特徴とする。
【0013】
ここで、断熱材として、グラスウール,ロックウール,ポリスチレンフォーム,その他公知の断熱材を用いることができる。
基礎立上り部の立ち上がり部分の外側もしくは内側全面と、基礎底部の基礎立上り部から最低でも450mm以上の部分を、上記断熱材で覆うようにするのがよい。
【0014】
さらに、建物内の空気を吸い込んで床下空間へ供給する吸気口と、床下空間の空気を建物内に吐出する吐出口とが前記床部に設けられ、吸気口から吸入された空気が蓄熱体表面に接して熱交換された後、吐出口に導かれることを特徴とする。
【0016】
ここで、複数の部屋が間仕切りされて設けられていたり、上下階に設けられている場合、各部屋毎に吐出口を設けて暖房できるようにすればよい。
この際、吐出口には、各部屋別の温度調節用にファンまたはダンパーを設けるとよい。また、空気の清浄度を保つために、吐出口にフィルターを設置するのがよい。フィルターは、吸気口に設けるようにしてもよい。
【0017】
(作用)
このように構成された請求項1記載のものでは、前記蓄熱体は、建物基礎と直接接しないように、設置可能になされているので、加熱ヒーターに通電して蓄熱体が高温になっても、建物基礎は高温に加熱されることはない。このため、加熱・冷却が長期間繰り返されて生じる建物基礎の劣化はない。
【0018】
さらに、蓄熱体と加熱ヒーターは、断熱性の容器に内蔵されているので、建物基礎の基礎底部に直接設置しても、基礎底部が高温に加熱されることはない。このため、加熱・冷却が長期間繰り返されて生じる基礎底部の劣化はない。
そして、該容器の内部には入口と出口を備えた空気の通路が形成され、前記入口を通って容器外から前記通路に取り入れられた空気が、加熱された蓄熱体表面に接して熱交換され、前記出口から流出するようになされているので、床下蓄熱暖房装置を床下に設置しさえすれば、床下を加熱暖房できる。
【0019】
さらに、加熱ヒーターの熱源として、太陽電池、燃料電池、風力発電の少なくともいずれか1つを利用可能にしたので、外部電力に頼ることなく暖房でき、暖房費のランニングコストを低減できる。
【0020】
そして、基礎立上り部と基礎立上り部近傍の基礎底部が断熱材で覆われているので、建物基礎の断熱性が高められ、床下蓄熱暖房装置で暖房された床下空間の暖かい空気が外部に逃げにくくなる。
【0021】
建物内または屋外の空気を吸い込んで床下空間へ供給する吸気口と、床下空間の空気を建物内に吐出する吐出口とが設けられ、吸気口から吸入された空気が蓄熱体表面に接して熱交換された後、吐出口に導かれるように、空気の通路が形成されている。
従って、床下空間の暖かい空気がこの吐出口から建物内に吐出され、床下からの伝熱による床暖房と合わせて、建物内が空気の対流効果によって効果的に暖房できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態であって、床下蓄熱暖房装置が設置された建物の床下構造を示す断面図である。
【0023】
(床下蓄熱暖房装置)
本実施の形態の床下蓄熱暖房装置1は、図1に示すように、建物基礎11と建物の床部14とで囲われた床下空間15に設置され、この床下空間15を暖房するものである。
【0024】
上記床下蓄熱暖房装置1は、蓄熱体2と、該蓄熱体2を加熱する加熱ヒーター3とを備え、この蓄熱体2は、後述する建物基礎11の基礎底部13と直接接しないように、設置可能になされている。
床下蓄熱暖房装置1の具体的な構成は、以下の通りである。
【0025】
蓄熱体2は、板状の耐熱レンガで形成され、この蓄熱体2に電気式加熱ヒーター3が内蔵されている。
【0026】
加熱ヒーター3を内蔵した蓄熱体2は、底部にグラスウールまたはロックウール等の断熱材6を敷き詰めた断熱性の容器4の中に収容され、蓄熱体2が基礎底部13と直接接しないようになされている。
【0027】
上記容器4は、上方を開放した直方体形状の金属製箱体であって、この容器4の上方は蓋5で略密閉されている。
蓋5で密閉された容器4の内部には、蓄熱体2と蓋5との間に空間部を設け、入口7と出口8を備えた空気の通路9が形成される。
【0028】
入口7は、容器4の一方側の立上がり部に形成され、出口8は、この入口7と対向する容器4の他方側の立上がり部に形成されている。
出口8には、容器4内の空気を排出するファン10が設けられていて、上記入口7を通って容器4の外から上記通路9に取り入れられた空気は、加熱された蓄熱体2の表面に接して熱交換され、前記出口8からファン10によって強制排出される。
【0029】
(床下蓄熱暖房装置を設置した建物)
本実施の形態の建物は、図1に示すように、上記構成の床下蓄熱暖房装置1が、建物基礎11と建物の床部14とで囲われた床下空間15に設置されたものである。
【0030】
建物基礎11は、鉄筋を配したコンクリート製であって、外周部分を囲む基礎立上り部11と、該基礎立上り部11の内側に連続して形成された基礎底部13とからなる。
基礎立上り部12の立ち上がり壁の内側は、断熱材121で覆われ、基礎立上り部12から内側へ約1mの範囲の基礎底部13の上面も、断熱材131で覆われている。
断熱材121,131には、板状ポリスチレンフォームを使用している。
【0031】
上記建物基礎11に支えられて建物の床部14と、床部14の屋外側に外壁20が設けられている。
外壁20の屋内側には、内壁21が立設されているが、内壁21の内側に断熱材22が設けられ、この断熱材22と外壁20との間に通気層23が形成されている。
【0032】
上記建物の床部14には、建物内の空気を吸い込んで床下空間15へ供給する吸気口16と、床下空間15の空気を建物内に吐出する吐出口17とが設けられている。吐出口17には、送風ファン18が設けられている。
【0033】
前記床下蓄熱暖房装置1は、入口7を上記吸気口16の方向に向けて設置され、出口8を上記吐出口17の方向に向けて設置されており、床下空間15には、矢印R1,R2,R3,R4で示すような、空気の通路が形成される。
すなわち、吸気口16から矢印R1の方向に向かって吸入された空気は、矢印R2の方向を通り、床下蓄熱暖房装置1の入口7から通路9に導かれる。
通路9内では、蓄熱体2の表面に接して熱交換され、その後、出口8から矢印R3の方向を通って吐出口17に導かれ、送風ファン18で矢印R4の方向を通って室内に吐出されるのである。
【0034】
(実施の形態の作用)
本実施の形態の床下蓄熱暖房装置1によると、加熱ヒーター3を内蔵した蓄熱体2が、断熱性の容器4に収容されているので、床下蓄熱暖房装置1を建物基礎11の基礎底部13に直接設置しても、基礎底部13が高温に加熱されることはない。このため、加熱・冷却が長期間繰り返されて生じる建物基礎11の劣化はない。
そして、容器4の内部には入口7と出口8を備えた空気の通路9が形成され、前記入口7を通って容器外から前記通路9に取り入れられた空気が、加熱された蓄熱体2の表面に接して熱交換され、前記出口8から流出するようになされているので、床下蓄熱暖房装置1を床下空間15に設置しさえすれば、床下空間15を加熱暖房できる。
【0035】
本実施の形態の建物は、上記床下蓄熱暖房装置1が、床下空間15に設置された建物であるから、上記と同じ作用がある。
そして、基礎立上り部12と基礎立上り部12近傍の基礎底部13が断熱材121,131で覆われているので、建物基礎11の断熱性が高められ、床下蓄熱暖房装置1で暖房された床下空間15の暖かい空気が外部に逃げにくくなる。
【0036】
さらに、建物内の空気を吸い込んで床下空間15へ供給する吸気口16と、床下空間15の空気を建物内に吐出する吐出口17とが設けられ、吸気口16から吸入された空気が蓄熱体2の表面に接して熱交換された後、吐出口17に導かれるように、空気の通路が形成されているので、床下空間15の暖かい空気がこの吐出口17から建物内に吐出され、床下からの伝熱による床暖房と合わせて、建物内が空気の対流効果によって効果的に暖房できる。
【0037】
図2〜図5は、本発明の別の実施の形態であって、図2は床下蓄熱暖房装置が設置された建物の床下構造を示す断面図であり、図3は図2のダクトの変形例である断面図であり、図4はフィルターを設けた吐出口と吸入口の断面図であり、図5は加熱ヒーターの電源部を示す模式図である。
【0038】
本実施の形態において、前記実施の形態と同じものには同符号を付けて説明を省略し、異なるものだけ別符号を付けて説明する。
【0039】
本実施の形態では、図5に示すように、加熱ヒーター3の電源として、昼間は主として太陽電池Sを利用し、夜間は深夜電力E2を利用する。
太陽電池Sで発電された直流電力は、インバーターIにて交流電力に変換され、系統切替装置Rを通って加熱ヒーター3に供給される。
太陽電池Sの出力が不足するときは、昼間電力E1が系統切替装置Rを通って補充される。また、夜間になると、太陽電池Sと昼間電力E1から夜間電力E2に切り換えられる。
【0040】
前記実施の形態と同様、吸気口16から吸入された空気は、蓄熱体2の表面に接して熱交換された後、吐出口17に導かれるようになっているが、本実施の形態では、吸気口16と吐出口17のそれぞれを、床下蓄熱暖房装置1の入口7と出口8にダクト31,32で直結し、これによって、空気の通路を形成するようにしている。
上記のダクト31,32は、金属または合成樹脂で形成され、外周面を断熱材で被覆するようにしている。
【0041】
建物内に複数の部屋が間仕切りされて設けられていたり、上下階に設けられている場合、図3に示すように、上記ダクト32に分岐部33を設け、この分岐部33を他の部屋に設けた吐出口に直結するようにすればよい。
【0042】
また、空気の清浄度を保つために、図4(イ)に示すように、吐出口17にフィルター171を設置するのがよい。あるいは、図4(ロ)に示すように、フィルター161を、吸気口16に設けてもよい。
【0043】
このように構成した本実施の形態によると、前記実施の形態の作用に加えて、以下の作用がある。
加熱ヒーター3の電源として、昼間は太陽電池を、夜間は深夜電力を利用可能にしたので、暖房費のランニングコストを低減できる。
【0044】
また、吸気口16と吐出口17のそれぞれを床下蓄熱暖房装置1にダクト31,32で直結するようにしたので、床下蓄熱暖房装置1の熱エネルギーが損失することなく効率的に建物内に吐出される。
【0045】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載によると、加熱ヒーターに通電して蓄熱体が高温になっても、建物基礎は高温に加熱されることはないのて、加熱・冷却が長期間繰り返されて生じる建物基礎の劣化はない。
【0047】
さらに、基礎底部に直接設置しても、基礎底部の劣化はなく、床下に設置しさえすれば、床下を加熱暖房できる。
【0048】
さらに、加熱ヒーターの熱源として、太陽電池、燃料電池、風力発電の少なくともいずれか1つを利用可能にしたので、外部電力に頼ることなく暖房でき、暖房費のランニングコストを低減できる。
【0049】
そして、建物基礎の断熱性が高められているので、床下蓄熱暖房装置で暖房された床下空間の暖かい空気が外部に逃げにくくなる。
【0050】
また、床下空間の暖かい空気が建物内に吐出され、床下からの伝熱による床暖房と合わせて、建物内が空気の対流効果によって効果的に暖房できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であって、床下蓄熱暖房装置が設置された建物の床下構造を示す断面図である。
【図2】本発明の別の実施の形態であって、床下蓄熱暖房装置が設置された建物の床下構造を示す断面図である。
【図3】図2のダクトの変形例である断面図である。
【図4】フィルターを設けた吐出口と吸入口の断面図である。
【図5】加熱ヒーターの電源部を示す模式図である。
【符号の説明】
1 床下蓄熱暖房装置
2 蓄熱体
3 加熱ヒーター
4 容器
5 容器の蓋
6 断熱材
7 入口
8 出口
9 通路
11 基礎
12 基礎立上り部
13 基礎底部
14 床部
15 床下空間
16 吸入口
17 吐出口
Claims (4)
- 蓄熱体と、該蓄熱体を加熱する加熱ヒーターとを備えてなり、建物基礎と建物の床部とで囲われた床下空間が床部に設けられた吸気口と吐出口とによって建物内と連通している床下空間に設置して暖房する床下蓄熱暖房装置であって、
前記蓄熱体と前記加熱ヒーターは、建物基礎と直接接しないように断熱性の容器に内蔵され、該容器の内部には入口と出口を備えた空気の通路が形成され、前記入口を通って前記床下空間から前記通路に取り入れられた空気が、加熱された蓄熱体表面に接して熱交換され、前記出口から前記床下空間に流出することを特徴とする床下蓄熱暖房装置。 - 前記加熱ヒーターの熱源として、太陽電池、燃料電池、風力発電の少なくともいずれか1つを利用可能にしたことを特徴とする請求項1記載の床下蓄熱暖房装置。
- 請求項1又は2記載の床下蓄熱暖房装置が、建物基礎と建物の床部とで囲われた床下空間に設置された建物であって、
前記建物基礎は、外周部分を囲む基礎立上り部と、該基礎立上り部の内側に形成され建物下面を覆う基礎底部とからなり、基礎立上り部と基礎立上り部近傍の基礎底部が断熱材で覆われるとともに、
建物内の空気を吸い込んで床下空間へ供給する吸気口と、床下空間の空気を建物内に吐出する吐出口とが前記床部に設けられ、吸気口から吸入された空気が蓄熱体表面に接して熱交換された後、吐出口に導かれることを特徴とする建物。 - 前記床下蓄熱暖房装置の入口を前記吸気口の方向に向けるとともに前記出口を前記吐出口の方向に向けて設置することを特徴とする請求項3記載の建物。
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