JP2007252555A - 建物用空気浄化脱臭システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集塵が可能でしかも高効率な空気浄化性能が得られるようにする。
【解決手段】空気浄化脱臭装置9を、床下空間5に配設すると共に、床部6に吸入口15と吐出口16とを設け、吸入口15と空気浄化脱臭装置9との間および空気浄化脱臭装置9と吐出口16との間をそれぞれダクト19,20を介して連結するようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、建物用空気浄化脱臭システムに関するものである。
住宅などの建物の内部の空気を浄化するシステムとして、従来、間仕切の内部に集塵・脱臭フィルタや光触媒フィラメントを設置したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、床下空間に複合セラミックスを敷き詰め、床下にて調湿・脱臭された空気をダクトを介して室内へ供給するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−159034号公報 特開平10−280571号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、間仕切の内部に集塵・脱臭フィルタや光触媒フィラメントを設置するようにしているが、間仕切は形状が薄いため、フィルタ類の設置容積に限りがあり、また、循環ファンなども設置することができないため、埃や臭いに対する収集能力が劣っており、高効率な空気浄化性能を望むことはできなかった。
また、上記特許文献2に記載されたものでは、複合セラミックスに集塵能力がないため、床下空間の埃を室内へ放出してしまう可能性があった。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、空気浄化脱臭装置を、床下空間に設置すると共に、床部に吸入口と吐出口とを設け、吸入口と空気浄化脱臭装置との間および空気浄化脱臭装置と吐出口との間をそれぞれダクトを介して連結した建物用空気浄化脱臭システムを特徴としている。
請求項1の発明によれば、室内の空気を、床部に設けた吸入口およびダクトを介して、床下空間に設置された空気浄化脱臭装置へ送給し、空気浄化脱臭装置で空気を浄化および脱臭した後、ダクトおよび床部に設けた吐出口を介して室内へ戻すようにする。このように、普段人の目に触れることのない床下空間に空気浄化脱臭装置を配設するようにしたことにより、大きな設置スペースが確保できるので、空気浄化脱臭装置に、大容積のフィルタ類や循環ファンなどを採用することが容易且つ自在となる。そして、大容積のフィルタ類を採用することにより、フィルタ性能や耐久性を高めることができる。また、循環ファンを採用することにより、強制的に室内の埃や臭いをフィルタ類に接触させることができるため、高い除塵・脱臭性能を得ることができる。以上により、集塵が可能でしかも高効率な空気浄化性能を得ることができる。
集塵が可能でしかも高効率な空気浄化性能が得られるようにするという目的を、空気浄化脱臭装置を、床下空間に設置すると共に、床部に吸入口と吐出口とを設け、吸入口と空気浄化脱臭装置との間および空気浄化脱臭装置と吐出口との間をそれぞれダクトを介して連結する、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成について説明すると、図1は住宅などの建物1を示しており、この建物1は基礎2の上に構築されている。この建物1は、壁部3によって外部から隔てられており、壁部3の内部には、居室空間4と床下空間5とを上下に分ける床部6が設けられている。なお、居室空間4は、間仕切7によって複数の居室部8に仕切ることが可能とされている。間仕切7は、居室部8間の通気が可能となるように設けられている。
そして、以上のような構成に対し、この実施例のものでは、空気浄化脱臭装置9を、上記した床下空間5に設置する。
この空気浄化脱臭装置9は、図2に示すように、少なくとも、循環ファン11と、除塵フィルタ12と、脱臭フィルタ13とを備えている。循環ファン11と除塵フィルタ12と脱臭フィルタ13とは、図2では、この順番に直列に接続されている。循環ファン11には、例えば、HEPA式のものなどを用いる。また、脱臭フィルタ13には、例えば、繊維状活性炭式のものなどを用いる。これらのフィルタ類12,13は、循環ファン11の能力の範囲内でより大容積のものを使用するのが好ましい。
そして、床部6に吸入口15と吐出口16とを設ける。この吸入口15と吐出口16とは、居室空間4と床下空間5との間を連通するものである。これらの吸入口15と吐出口16には、それぞれ、グリル17や粗フィルタ18を設けるようにする。
ここで、吸入口15と吐出口16とは、居室空間4に対して最低1箇所ずつ設けるようにする。但し、吸入口15と吐出口16とは、1箇所のみに限るものではなく、それぞれ複数箇所設置することも可能である。例えば、各居室部8に対して1箇所ずつ設けるようにしたり、居室空間4または各居室部8に適宜分散して複数箇所設けたりすることができる。例えば、図1の場合、左側の小さな居室部8には、吸入口15が1箇所設けられ、右側の大きな居室部8には、吸入口15が2箇所と吐出口16が1箇所設けられている。この場合、吐出口16は、左側の小さな居室部8から最も離れた位置に設けられている。
また、吸入口15と吐出口16とは、離して設置するのが好ましい。例えば、居室空間4や各居室部8における、対角位置などに設けるようにする。
更に、吸入口15と空気浄化脱臭装置9との間および空気浄化脱臭装置9と吐出口16との間をそれぞれダクト19,20を介して連結する。このダクト19,20は、床下空間5に配索されるものである。なお、吸入口15は空気浄化脱臭装置9の吸入側にダクト19(吸入用ダクト)を介して連結され、吐出口16は空気浄化脱臭装置9の吐出側にダクト20(吐出用ダクト)を介して連結される。吸入口15や吐出口16が複数個設けられている場合には、ダクト19,20は合流・分岐形状とすることができる。
次に、この実施例の作用について説明する。
循環ファン11を作動することにより、室内の空気を吸入し、床部6に設けた吸入口15およびダクト19を介して、床下空間5に配設された空気浄化脱臭装置9へ送給する。そして、空気浄化脱臭装置9の除塵フィルタ12と脱臭フィルタ13とを順に通すことにより、空気を浄化および脱臭した後、ダクト20および床部6に設けた吐出口16を介して室内へ戻すようにする。
この際、吸入口15と吐出口16とに設けたグリル17や粗フィルタ18が、大きな埃を捕集することにより、吸入口15や吐出口16からダクト19,20内への大きな埃の入り込みを防止することができ、空気浄化脱臭装置9の能力低下を防ぐことができる。
このように、この実施例によれば、普段人の目に触れることのない床下空間5に空気浄化脱臭装置9を配設するようにしたことにより、大きな設置スペースが確保できるので、空気浄化脱臭装置9に、大容積のフィルタ類12,13や循環ファン11などを採用することが容易且つ自在となる。
そして、大容積のフィルタ類12,13を採用することにより、フィルタ性能や耐久性を高めることができる。
また、循環ファン11を採用することにより、強制的に室内の埃や臭いをフィルタ類12,13に接触させることができるため、高い除塵・脱臭性能を得ることができる。
以上により、集塵が可能でしかも高効率な空気浄化性能を得ることができる。
また、吸入口15や吐出口16を対角位置に配置することにより、居室部8単位や居室空間4全体の空気の汚れを効率良く浄化および脱臭することができる。
更に、吸入口15や吐出口16を適宜の配置で複数設けることにより、居室部8単位に限らず、居室空間4全域に対しても効率的に、空気を浄化および脱臭することができる。
ここで、本発明の性能を実証するために以下の実験を行った。即ち、本発明の場合と、市販の空気清浄器を使用した場合と、計画換気を行った場合とで、たばこ脱臭性能と埃除去性能とがどの程度異なるかを比較した。
なお、本発明の空気浄化脱臭装置9の性能条件は、以下の通りとした。
循環ファン11の循環空気風量:200立方m/h
除塵フィルタ12の寸法:140×290×150(mm)
脱臭フィルタ13の寸法:140×290×50(mm)
市販の空気清浄器は、急速運転を行った。計画換気は、0.5回/hとした。
また、居室部8の条件は、以下の通りとした。
測定室面積:25.9平方m(4.7×5.5×2.0(m))
測定点:部屋の中央部(H=100mm)
吸入口15と吐出口16:各1箇所
その結果、たばこ脱臭性能比較実験については、図3に示すように、本発明の場合は線イのようになり、市販の空気清浄器を使用した場合は線ロのようになり、計画換気を行った場合は線ハのようになった。よって、脱臭速度は、本発明、空気清浄器、計画換気の順に速いことが実際に確認された。
また、埃除去性能比較実験については、図4に示すように、本発明の場合は線イのようになり、市販の空気清浄器を使用した場合は線ロのようになり、計画換気を行った場合は線ハのようになった。よって、埃除去速度は、本発明、空気清浄器、計画換気の順に速いことが実際に確認された。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、これらの可能な組合せが含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかる建物用空気浄化脱臭システムを設けた建物の縦断面図の図である。 図2の部分拡大図である。 たばこ脱臭性能比較実験の結果を示すグラフである。 埃除去性能比較実験の結果を示すグラフである。
符号の説明
5 床下空間
6 床部
9 空気浄化脱臭装置
15 吸入口
16 吐出口
19 ダクト
20 ダクト

Claims (1)

  1. 空気浄化脱臭装置を、床下空間に設置すると共に、床部に吸入口と吐出口とを設け、吸入口と空気浄化脱臭装置との間および空気浄化脱臭装置と吐出口との間をそれぞれダクトを介して連結したことを特徴とする建物用空気浄化脱臭システム。
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