JPH0626669A - ヒトの生活空間、ことに居住空間および職場空間のための空調設備 - Google Patents

ヒトの生活空間、ことに居住空間および職場空間のための空調設備

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JPH0626669A
JPH0626669A JP4229809A JP22980992A JPH0626669A JP H0626669 A JPH0626669 A JP H0626669A JP 4229809 A JP4229809 A JP 4229809A JP 22980992 A JP22980992 A JP 22980992A JP H0626669 A JPH0626669 A JP H0626669A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内空気の浄化および空調処理に関し、また
空調処理された室内空気が導入されるべき室内における
不快な音圧の低減に関し、これまでに充足し得たよりも
はるかに高い要件を満たし、これと共に空調快適性を増
大させ、かつ空気浄化および消音もしくは遮音について
の従来から公知の対策においてエネルギーコストをはる
かに低減し、改善された効率をもたらすべき、空調設備
を提供すること。 【構成】 送風機2と空気排出口5の間の領域に、空調
処理された空気を流過させるフィルタ装置7が設けら
れ、これが少なくとも1個の浮遊物質フィルタ8と少な
くとも1個の吸着フィルタ9を有し、フィルタ装置7が
同時に消音装置および/あるいは遮音装置として構成さ
れ、フィルタ8、9が消音部材および/あるいは遮音部
材として設けられていることを特徴とする空調設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】室内空気の空調中央装置空調処理された室
内空気を給送するための、中央装置の領域内に在る送風
機空調処理されて、送風機により給送される室内空気の
ための少なくとも1本の給送導管および空調処理される
べき室内に空調処理された空気を導入するための空気排
出口を具備する、少なくとも1本の排出導管を有する、
ヒトの生活空間、ことに居住空間および職場空間のため
の空調設備において、このような空調設備は室内空気処
理装置と称してもよい。ここでヒトの生活空間と称する
のは、ヒトが滞在する種々の空間、例えば事務室、住
宅、劇場、百貨店、病院などの空間を意味する。空調設
備という表現は完全空調設備および部分空調設備を併わ
せ意味する。完全空調設備は、あらゆる熱力学的空気処
理、すなわち加熱、冷却、除湿、加湿および関連する制
御処理を行い、関連する制御装置を具備する。部分空調
設備は、これに対して空気処理機能が制約され、極端な
場合、例えば冷房のみに制約され、制御コストも対応し
て軽減される。
【0002】上述した構成、および上述した用途目的の
空調設備は、建築工学の実証的な集大成である。空調の
統制的制御は、空調設備の設計および配置にとっても重
要である。しかしながら、上述した構成および上述した
用途目的の空調設備は依然として改善される余地があ
る。
【0003】
【従来技術】まず空調技術的に処理された室内空気は、
総括して有害物質と称される、浮遊物質および微小汚染
物質を依然として包含している。ここで浮遊物質と称す
るのは、無機、有機物質のほかにさらにビールス、バク
テリア、菌を包含する。なお送風機により騒音がもたら
される。この騒音は一般的に125から250Hzの周
波数帯域のものである。送風機排出口におけるいわゆる
音響出力レベルは、送風機出力と共に増大し、空気排出
口に至る空気給送導管中において減衰する。それにもか
かわらず、送風機排出口における比較的高い騒音出力レ
ベルは、空調処理した空気が導入される室内に不快な騒
音をもたらすことがまれではない。
【0004】本発明の基礎をなす周知の空調設備(例え
ば1987年ミュンヘン、ウィーンのR、オルデンブル
ク、フェルラーク社刊、レックナーゲル、シュプレンガ
ー、ヘーンマンの「タッシェンブーフ、デル、ハイツン
グス、ウント、クリマテヒニーク」900頁、329−
2図参照)において、フィルタ装置を具備する空調中央
装置を設けることは公知である。このフィルタ装置は、
空調中央装置の空調作用ユニットの前、すなわち上流に
設けられ、空調中央装置に進入する新鮮な空気および/
あるいは循環空気を濾過し浄化する。また不快な騒音を
軽減しあるいは制御するために、空調処理された室内空
気の給送導管を消音的に構成し、かつ/もしくは特別の
消音設備を付設することも公知である(上述文献の10
73頁から1076頁におけるレックナーゲルらの論稿
参照)。これに関連して遮音設備も公知である。遮音は
周知のように音響の反射を阻止する材料により音響の伝
播を阻止することである。この遮音効果の程度を示す尺
度は、吸音係数あるいは音響伝導率である。なるべく大
きい音響反射をもたらすためには、音響伝導媒体、すな
わちこの場合には空調処理された室内空気の遮音インピ
ーダンスと可能な限り著しく相違する遮音インピーダン
スを有する媒体を音響進路に配置しなければならない。
空気伝送音の遮音は、比較的高い音響周波数の場合には
できるだけ高硬度、大重量の材料から成る壁体により、
比較的低い音響周波数の場合には屈曲柔軟性材料あるい
は固体伝送音遮音材料から成る壁体により達成される。
これに対して消音は、音響伝播を吸音性の媒体ないし装
置により抑止することである。遮音に対してまさに対照
的である。消音のための尺度は吸音係数である。遮音材
料はことに遮音に適する構成材料が特徴的であるが、一
般的に一定の消音作用をも示す。しかしながら、消音材
料は、音響の伝播が吸音によりもたらされる著しい減衰
に服せしめられ、吸音率が少なくとも10%以上になる
材料である。しかしながら、消音材料としては、内部摩
擦により減衰が生ずるような材料も適当である。空間音
響測定技術により、既知の消音課題および/あるいは遮
音課題のために、消音的構成および/あるいは遮音的構
成を確認することは、困難なく行われ得る。
【0005】空調中央装置の前方に在るフィルタ装置と
少なくとも1本の給送導管を有する、前述した公知の空
調設備の場合、消音あるいは遮音装置は、一方において
フィルタ装置を、他方において消音装置あるいは遮音装
置を追加的に有するが、両者ともエネルギー減衰式であ
る。送風機出力はこれに対応して大きくせねばならず、
このため送風機の音響出力レベルは送風機排出口におい
て高められる。
【0006】そこで本発明が解決すべき課題は、室内空
気の浄化および空調処理に関し、また空調処理された室
内空気が導入されるべき室内における不快な音圧の低減
に関し、これまでに充足し得たよりもはるかに高い要件
を満たし、これと共に空調快適性を増大させ、かつ空気
浄化および消音もしくは遮音についての従来から公知の
対策においてエネルギーコストをはるかに低減し、改善
された効率をもたらすべき、冒頭に述べた構成、冒頭に
述べた目的、用途の空調設備を提供することである。
【0007】
【発明の要約】しかるに上述した課題は、室内空気の空
調中央装置、空調処理された室内空気を給送するため
の、中央装置の領域内に在る送風機、空調処理されて、
送風機により給送される室内空気のための少なくとも1
本の給送導管および空調処理されるべき室内に空調処理
された空気を導入するための空気排出口を具備する、少
なくとも1本の排出導管を有する、ヒトの生活空間、こ
とに居住空間および職場空間のための空調設備におい
て、送風機と空気排出口の間の領域に、空調処理された
空気を流過させるフィルタ装置が設けられ、これが少な
くとも1個の浮遊物質フィルタと少なくとも1個の吸着
フィルタを有し、フィルタ装置が同時に消音装置および
/あるいは遮音装置として構成され、フィルタが消音部
材および/あるいは遮音部材として設けられていること
を特徴とする空調設備により解決され得ることが本発明
者らにより見出された。ここで浮遊物質フィルタと称す
るのは、いわば濾過機であり、機械的に作用するもので
ある。また吸着フィルタと称するのは、吸着および/あ
るいは吸収、ことに化学的吸着を行うものを意味する。
化学的吸着は化学反応に付随して生起する。
【0008】
【発明の構成】本発明は、少なくとも1個の浮遊物質フ
ィルタと吸着フィルタを具備するフィルタ装置が、追加
的な機能を果たし得るという認識、すなわち浄化と同時
に消音作用および/あるいは遮音作用を果たし得るとい
う認識から出発したものである。これはあらゆる公知の
浮遊物質フィルタおよび吸着フィルタに該当する。こと
に吸着フィルタを構成する材料は、遮音作用するように
選定、使用され得る。しかしながら、遮音のためには、
多孔質板体、ラティスプレート、さらには比較的大重量
の材料から成る板体も使用され得る。浮遊物質フィルタ
に使用される材料は、ことに消音に有効である。本発明
空調設備に使用される浮遊物質フィルタおよび吸着フィ
ルタは、そもそも消音技術、遮音技術を基礎にして構成
され、この構成は空調設備のために定められた寸法、性
能に関し、空間音響技術により容易に適応せしめられ得
る。この吸音技術ないし遮音技術による構成は、また意
外にも所定の有害物質(塵埃、細菌など)に関する良好
な浄化作用に有効であり、これはフィルタの長い処理作
用時間の場合にことに顕著である。フィルタ自体は慣用
のフィルタ材料から構成される。
【0009】個々的な点に関しては、本発明の範囲にお
いて多種多様な構成の可能性がある。本発明による空調
設備の好ましい実施態様において、空調された室内空気
用の流動方向変換装置として形成されたフィルタ装置の
フィルタは、フィルタ壁として構成され、これらフィル
タ壁間に空気流導管が形成され、フィルタ壁を透過して
出て来た空気が方向変換してこの導管に進入流動し、こ
のフィルタ壁透過の際の空調処理空気の低流動速度によ
り、また空気流導管を流動する空調処理空気の加速され
た高流動速度により、さらにまた方向変換回数により消
音ないし遮音が調整される。なおフィルタ壁は1層の浮
遊物質フィルタと1層の吸着フィルタから成る2層構造
とするのが好ましい。濾過作用ならびに遮音ないし消音
作用は、フィルタ装置が最少限50パスカルの圧力減衰
をもたらすときに最高となる。フィルタは板状フィルタ
とし、その間に空気流導管を形成することができるが、
また円筒状フィルタ壁とし、その中央空気流導管を設け
るフィルタパトローネとすることもできる。これらは、
基本的にはヨーロッパ特許出願公開357917号公報
に記載されているように接続され得るが、消音および遮
音に関しては異なる構成が採用される。すなわち、本発
明においては、フィルタ装置内においてフィルタパトロ
ーネは消音格子を構成する。この消音格子は、本発明に
より吸音部材として構成されたフィルタパトローネから
成る格子である。これら部材間の格子間空隙は、規制さ
れるべき騒音レベルの主な波長に対応するよりもできる
だけ小さくなされる。
【0010】本発明は、空調処理された空気がフィルタ
壁を透過して流過する際の流動速度の減速により、また
方向変換回数により、さらにまたフィルタ壁を透過せず
にフィルタ壁間においてフィルタ壁に沿って流動する場
合の流動速度の加速により、著しい消音ないし遮音効果
をもたらされ得るとの認識に基づくものである。この影
響度の調整は、著しく相違する空調設備稼働挙動に応じ
て事前実験することにより容易に行われ得る。これはま
たフィルタ壁の材料に関しても同様であって、同じく容
易に調整され得る。本発明空調設備は、浮遊物質フィル
タにくらべて吸着フィルタの材料が重要であり、消音な
いし遮音の付随的機能が使用され得る事実を利用してい
る。吸着フィルタは一般的に開放気孔を有する。例えば
発泡体から成る吸着物質用担体を具備する。あるいはま
た、同じく開放気孔を有する、従って空気が流過可能の
粉対層であってもよい。フィルタは本発明空調設備の稼
働時間の経過に伴ない、異物が付着するから、時々新し
いフィルタあるいは再生フィルタと交換しなければなら
ない。この交換は容易に行われ得る。例えばフィルタプ
レートを枠状対とし、フィルタ装置の枠状体案内部材に
交換可能に装着される。フィルタパトローネはパトロー
ネ案内部材に交換可能に装着される。
【0011】なお上述の構成の空気設備を稼働させる方
法も本発明の対象となる、すなわち空調中央装置を所定
の出力範囲で稼働させ、フィルタ装置の前に在る送風機
により、給送されるべき室内空気に所定の静圧pを生起
せしめ、空調処理された室内空気ないし導入空気を、消
音ないし遮音装置として構成されたフィルタ装置により
最少限50%から最大限80%の圧力損失下において浄
化する方法である。この導入空気をフィルタ単位により
最少限60%の圧力損失下に浄化するのが好ましい。な
お、排出口における浄化された導入空気を処理して螺旋
状空気流、ことに螺旋状渦流とするのが好ましい。
【0012】以下において、本発明空調設備の各種実施
態様を示す図面を参照して、本発明をさらに具体的に説
明する。
【0013】図1から図4に示される空調設備は、ヒト
の生活空間、ことに居住空間および職場空間用のもので
ある。この空調設備を構成するのは、基本的に、室内空
気を空調処理するための空調中央装置1、空調された室
内空気を給送するための、中央装置1の領域に在る送風
機2、空調されて送風機2により給送される室内空気の
ための少なくとも1本の給送導管3、および空調処理さ
れるべき室内6に室内空気を導入するための空気排出口
5を具備する、少なくとも1本の排出導管4である。
【0014】送風機2の領域において、空調された室内
空気がこの送風機2により空気流となって流れる方向
に、空調空気の流過するべきフィルタ装置7が設けられ
ている。これは少なくとも1個の浮遊物質フィルタ8
と、少なくとも1個の吸着フィルタ9を具備する。フィ
ルタ装置7は、同時に消音装置および/あるいは遮音装
置としても作用するように構成される。すなわち、フィ
ルタ8、9はそれぞれ消音部材および/あるいは遮音部
材としても機能する。浮遊物質フィルタ8および吸着フ
ィルタ9は、相互に積層配置されたフィルタ層として構
成される。図4による実施態様においては、フィルタ装
置7は、空調された空気用の空気流導管を構成し、浮遊
物質フィルタ、吸着フィルタとして構成されたフィタプ
レート10が、空気流方向に直交して配置され、防音壁
として機能する。
【0015】図1から図3による実施態様では、フィル
タ装置7が多数のフィルタパトローネ11を有し、それ
ぞれ浮遊物質フィルタ8として作用する層と、吸着フィ
ルタ9として作用する層から構成され、この各パトロー
ネ11が全体として上述したように消音格子を構成して
いる点において特別の意味を有する。図2から認められ
るように、フィルタパトローネ11内に空気流動管12
が構成され、フィルタパトローネ11の套管がフィルタ
層8、9から形成され、これら両層は積層状態に配置さ
れる。またフィルタパトローネ11を、両半部11a、
11bで構成し、それぞれにおいて上述した層8、9が
相互に異なる構成を有するようにしてもよい。
【0016】いずれの場合においても、フィルタプレー
ト10と、フィルタパトローネ11は、フィルタ装置7
内において、容易に交換され得るように単位体として配
設される。フィルタプレート10は、枠状板体として構
成され、フィルタ装置7の枠状体案内部材13(図4)
に、交換可能に装着されることができる。またフィルタ
パトローネは、ことに2図から認め得るように、フィル
タ装置7のパトローネ支承部材14に交換可能に装着さ
れる。この実施態様においては、図面から認め得るよう
に、排出導管4および空気排出出口5の領域において、
末端フィルタ部材15が消音部材及び/あるいは遮音部
材として設けられている。空調中央装置1、送風機2お
よびフィルタ装置7は、消音および/あるいは遮音的に
構成された共通機枠16に装着されている。
【0017】ここで空調設備という表現は、換気機能を
有する設備と、換気機能を持たない設備、すなわち空気
循環設備を有する設備とを併わせ意味する。また室内空
気という表現は外気、循環空気および混合空気と関係な
く、要するに空調処理されるべき室内に導入される種々
の空気を意味し、この意味で以下においては単に空気と
称する場合もある。また浮遊物質フィルタという表現
は、慣用の除塵フィルタを意味する。
【0018】図5から図9に示される空調設備は、基本
的に、室内空気空調のための空調中央装置1、空調され
た室内空気を給送するための、中央装置1の領域に在る
送風機2、空調されて送風機2により給送される室内空
気のための少なくとも1本の導管3、および空調処理さ
れるべき関連室内に空気を導入するための、空気排出口
を有する排出導管を有する。
【0019】空気排出口5から相当の距離を隔てて設け
られた給送導管3の末端に、空調処理された空気が流過
すべきフィルタ装置7が設けられ、これは少なくとも1
個の浮遊物質フィルタ8と、少なくとも1個の吸着フィ
ルタ9を有する。このフィルタ装置9は給送導管3に設
置され得るが、さらに排出導管4にも設置され得る。こ
のフィルタ装置7は、同時にまた消音装置および/ある
いは遮音装置としても構成され得る。フィルタ装置7の
空調処理された空気のための導入口には、空気流容積制
御部材17が設けられ、これは同時に消音部材および/
あるいは遮音部材として構成される。この実施態様にお
いては、フィルタ装置7は空気流方向においてフィルタ
8、9の前方、すなわち上流に分配室18を、またフィ
ルタ8、9の後方、すなわち下流に合併室19を有す
る。これらも追加的に消音作用および/あるいは遮音作
用を果たす。空気流容積制御部材17は、この実施例に
おいては、弁として構成され、同時に消音的かつ/もし
くは遮音的に構成され、かつ/もしくは遮音的に構成さ
れた機枠に装着される。しかしながら、これはまた分配
部材としても機能する弁の形態あるいはモータで駆動さ
れる換気扇インペラーの形態における、対応する構成の
空気流容積制御部材によっても処理され得る。図5から
図8の実施態様においても、また図9による実施態様に
おいても、フィルタ装置7は、空調処理済み空気流のた
めの導管を構成する。図9による実施態様においては、
浮遊物質フィルタ8、吸着フィルタ9の機能を果たすフ
ィルタプレート10は遮音板として構成され、空気流導
管中における空気流方向に直交して配設される。図5か
ら図8の実施態様においては、これと異なりフィルタパ
トローネ11により処理される。図5および6は、本発
明空調設備を示すが、この場合のフィルタ装置7はフィ
ルタパトローネ11を有するが、これは浮遊物質フィル
タ8として作用する少なくとも1枚の層と、吸着フィル
タ9として作用する少なくとも1枚の層を有する。この
フィルタパトローネ11は吸音部材として構成、傾斜板
20(図6)に装着される。
【0020】図7、8において、この実施例では、多数
のフィルタパトローネ11を有し、各パトローネ11が
吸音板として構成され、さらに消音格子の格子材を形成
する。
【0021】フィルタ装置7における交換の容易な単位
構成体としてフィルタが使用されるが、図9に示される
実施態様では、消音壁として構成されるフィルタプレー
ト10は、枠状板体として構成され、フィルタ装置7の
枠状体案内部材13に交換可能に装着されている。図5
から図8に示されるフィルタパトローネ11は、パトロ
ーネ支承部材に交換可能に装着されている。末端フィル
タ装置15は、排出導管4、ことに空気排出口5に設け
られるのが好ましく、これは少なくとも1個の浮遊物質
フィルタ8を有する。この浮遊物質フィルタ8は、本発
明においては、また消音部材および/あるいは遮音部材
として構成される。末端フィルタ装置15も、追加的に
消音的かつ/もしくは遮音的に構成された吸着フィルタ
を具備してもよい。空調中央装置1およびインペラーを
有する送風機2は、これもまた消音的にかつ/もしくは
遮音的に構成されている、共通機枠16に装着される。
給送導管3およびフィルタ装置7の匣体も同様である。
対応する装置の配置が符号21により示されている。本
発明によれば空調中央装置1および送風機2には、少な
くとも1個の浮遊物質フィルタと少なくとも1個の吸着
フィルタを有し、同様に消音的かつ/もしくは遮音的に
構成されたフィルタ装置が付設される。
【0022】前述したように、空調設備という表現は、
換気機能を有する設備と、換気機能を持たない設備、す
なわち空気循環設備を有する設備とを併わせ意味する。
室内空気という表現は、外気、循環空気およびこれらの
混合空気と関係なく、要するに空調処理されるべき室内
に導入される空気を意味する。これも前述したように、
浮遊物質フィルタという表現は、従来から慣用の除塵フ
ィルタを意味する。
【0023】図10から図15に示される空調設備は、
本質的に、室内空気の空調処理をするための空調中央装
置1、空調処理された室内空気を給送するための、中央
装置1の領域に設けられた送風機2、空調された送風機
2により給送される室内空気のための少なくとも1本の
給送導管、および空気を空調処理されるべき室内に導入
するための空気導入装置22とを具備する。
【0024】図11、12より、空気導入装置22が、
空調された空気が流過するべきフィルタ装置7を有し、
これが少なくとも1個の浮遊物質フィルタ8と、少なく
とも1個の吸着フィルタ9を具備することが認められ
る。このフィルタ装置7も、同様に消音装置および/あ
るいは遮音装置として機能するように構成される。すな
わちこのフィルタ8、9は消音部材および/あるいは遮
音部材としても使用される。
【0025】図11から、空気導入装置22が空調され
た空気のための空気流導管を有し、この導管に、浮遊物
質フィルタ8、吸着フィルタ9の機能を有するフィルタ
プレート10が、空気流方向に直交して配置され、これ
が遮音板としても作用し得ることが認められる。さらに
図12により示される、他の実施態様においては、空気
導入装置は、多数のフィルタパトローネ11を有し、こ
れはそれぞれが浮遊物質フィルタ8として少なくとも1
枚の層と、吸着フィルタ9として少なくとも1枚の層か
ら成る。パトローネ11は、フィルタ装置7におけるパ
トローネ案内部材14に装着され、図示の矢印のように
空気流が流れる。各パトローネ11は吸音素子として構
成される。複数個のフィルタパトローネは、消音格子の
格子単位を構成する。フィルタ8、9は空気導入装置2
2において容易に交換され得るように装着される。
【0026】図13から図15に示される空調設備は、
その基本的構成において、本発明における本質的な消音
的かつ/もしくは遮音的対策において上述した各実施態
様と同様である。図13は空調処理されるべき室内6
と、空調処理されるべき室内空気のための中央空調装置
23と、空調処理されるべき室内6に空調処理された空
気を導入する装置22と接続された空気導入導管24
と、換気扇25とを示す。この図13において、さらに
空調処理されるべき室内6からの空気排出手段が認めら
れる。空気排出は矢印26に対応する流路で行われる
か、あるいは矢印27に対応する空気循環を伴う部分的
空気流で行われる。外気は矢印28に対応して空調設備
内に導入される。排気および外気の領域において標準的
な熱交換機29が設けられている。さらに、空気処理さ
れるべき空気は、混合室30を流過し、フィルタ31お
よび予熱機32を経て中央空調装置23に導入される。
ここにおいては湿度の調製も行われる。いわゆる後加熱
機33がこれに接続され、このようにして空調処理され
た空気は、前述した空気導入導管24における換気扇2
5を経て室内6に導入される。このような構成で空調装
置23は所定の負荷範囲で稼働される。換気扇25によ
り、空気導入装置22の上流における導入空気の空調条
件調整により、静圧pがもたらされ、これにより条件設
定される。
【0027】図14、15の対比から認められるよう
に、空気導入装置22の作用により、導入空気は、交換
可能フィルタ単位34の物理的、化学的吸着作用で、設
定静圧の少なくとも50%の圧力損失を以て浄化され
る。フィルタ単位34は、この場合に機械的濾過も行わ
れ得るように調整される。図15から認められるよう
に、空気導入装置22は本発明方法を実施し得るように
調整されている。また、円筒状機枠35は、円筒状フィ
ルタ単位34および空調処理されるべき室内6(図1
3)に開口している導入空気排出口36を包囲してい
る。同心的に包囲されている円筒状フィルタ単位と機枠
35との間には、環状空間37が形成される。この環状
空間に導入空気導管24が開口し、フィルタ単位34は
導入空気排出口36を包囲している。実施態様、すなわ
ち本発明の好ましい実施例において、導入空気導管24
は、図15に示されるように、機枠35、環状空間37
に対して接線方向に配置されている。円筒状フィルタ単
位34は、一般的に前述したように積層状に構成されて
いる。導入空気排出口36の下方に渦流形成装置38が
設けられる。機枠35は空調処理されるべき室内6の天
井39に固定的に装着される。機枠35の下方には、抱
持結合部材41を有する天井結合カラー40が設けられ
る。図15から、円筒状フィルタ単位34が、補助的構
造体ないし渦流形成装置38を軸線方向下方に引き下げ
ることによりフィルタ装置から取出され得ることが認め
られる。新たなフィルタ単位34が同様にして装置内に
装着され得る。本発明において、天井壁結合部材40な
いし抱持結合部材41に除塵装置を装着することができ
る。
【0028】浮遊物質フィルタ8および吸着フィルタ9
を有するフィルタ単位体34は、たびたび言及した原則
に従って、消音的かつ/もしくは遮音的に構成される。
空気導入装置22、導入空気導入口42および支承台4
3により支承されている導入空気排出口36の装着され
ている機枠35も同様に構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央フィルタ装置を有する本発明空調設備の側
面図である。
【図2】図1における部分Aを拡大尺度で示す断面図で
ある。
【図3】図2に示される部分の平面図である。
【図4】図1の空調設備と異なる実施態様の側面図であ
る。
【図5】空調されるべき室内に向けられたフィルタ装置
を有する本発明空調設備の側面図である。
【図6】図5における部分Aを拡大尺度で示す断面図で
ある。
【図7】図6と異なる実施態様の側面図である。
【図8】図7に示される部分の平面図である。
【図9】図5と異なる実施態様の側面図である。
【図10】中央部から偏って配置されたフィルタ装置を
有する本発明空調設備の概念図である。
【図11】図10のフィルタ装置を拡大尺度で示す断面
図である。
【図12】図11と異なる実施態様を示す同様の図面で
ある。
【図13】本発明空調設備の詳細を説明するための概念
図である。
【図14】図13におけるB部分を拡大尺度で示す断面
図である。
【図15】本発明による空気導入装置のさらに拡大され
た尺度の断面図である。
【符号の説明】
1…空気中央装置 2…送風機 3…(空気)給送導管 4…(空気)排出導管 5…(空気)排出口 6…(空調処理されるべき)室内 7…フィルタ装置 8…浮遊物質フィルタ 9…吸着フィルタ 10…フィルタプレート 11…フィルタパトローネ 11a、11b…パトローネ上半部、下半部 12…空気流動管 13…(枠状板体)案内部材 14…(パトローネ)案内部材 15…末端フィルタ装置 16…共通機枠 17…空気流容積制御部材 18…分配室 19…合併室 20…傾斜板 22…空気導入装置 23…中央空調装置 24…空気導入導管 25…換気扇 26…矢印(室内からの空気排出) 27…矢印(一部排出による空気循環) 28…矢印(外気導入) 29…熱交換機 30…混合室 31…フィルタ 32…予熱機 33…後加熱機 34…フィルタ単位 35…円筒状機枠 36…(導入空気)排出口 37…環状空間 38…渦流形成装置 39…天井 40…天井壁結合部材 41…抱持結合部材 42…導入空気導入口 43…支承台

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気の空調中央装置(1)、空調処
    理された室内空気を給送するための、中央装置(1)の
    領域内に在る送風機(2)、空調処理されて、送風機
    (2)により給送される室内空気のための少なくとも1
    本の給送導管(3)および空調処理されるべき室内
    (6)に空調処理された空気を導入するための空気排出
    口(5)を具備する、少なくとも1本の排出導管(4)
    を有する、ヒトの生活空間、ことに居住空間および職場
    空間のための空調設備において、送風機(2)と空気排
    出口(5)の間の領域に、空調処理された空気を流過さ
    せるフィルタ装置(7)が設けられ、これが少なくとも
    1個の浮遊物質フィルタ(8)と少なくとも1個の吸着
    フィルタ(9)を有し、フィルタ装置(7)が同時に消
    音装置および/あるいは遮音装置として構成され、フィ
    ルタ(8、9)が消音部材および/あるいは遮音部材と
    して設けられていることを特徴とする空調設備。
  2. 【請求項2】 請求項(1)による空調設備であって、
    フィルタ装置(7)のフィルタ(8、9)が、空調処理
    された室内空気のための方向変換装置として構成され、
    かつフィルタ壁を構成し、これらフィルタ壁間に空気流
    動管が形成され、フィルタ壁から流出する空気が方向転
    換して空気流動管に進入するようになされ、消音ないし
    遮音が、空調処理された室内空気のフィルタ壁における
    低い流動速度、これに対し空調処理された室内空気の空
    気流動管における加速による高い流動速度および方向変
    換回数により調整されることを特徴とする空調設備。
  3. 【請求項3】 請求項(1)あるいは(2)による空調
    設備であって、フィルタ壁が浮遊物質フィルタ層(8)
    と吸着フィルタ(9)とから構成されることを特徴とす
    る空調設備。
  4. 【請求項4】 請求項(1)から(3)のいずれかによ
    る空調設備であって、フィルタ装置(7)が50パスカ
    ルの最少限圧力低下を示すことを特徴とする空調設備。
  5. 【請求項5】 請求項(1)から(4)のいずれかによ
    る空調設備であって、フィルタ装置(8、9)が板状フ
    ィルタとして構成され、これらの間に空気流動管が形成
    されることを特徴とする空調設備。
  6. 【請求項6】 請求項(1)から(4)のいずれかによ
    る空調設備であって、フィルタ装置(8、9)が円筒状
    フィルタ壁と、中央空気流動管(12)とを有するフィ
    ルタパトローネとして構成されることを特徴とする空調
    設備。
  7. 【請求項7】 請求項(1)から(6)のいずれかによ
    る空調設備であって、送風機(2)の領域およびその後
    方の空調処理された室内空気流動装置において、空調処
    理された室内空気を流過させるフィルタ装置(7)が配
    置されることを特徴とする空調設備(図1から図4の実
    施態様)。
  8. 【請求項8】 請求項(7)による空調設備であって、
    フィルタ装置(7)が空調処理された室内空気の流動管
    を形成し、その内部に浮遊物質フィルタ(8)ないし吸
    着フィルタ(9)の機能を有するフィルタプレート(1
    0)が遮音板として空気流方向に直交して設けられるこ
    とを特徴とする空調設備。
  9. 【請求項9】 請求項(7)による空調設備であって、
    フィルタ装置(7)に複数個のフィルタパトローネ(1
    1)が設けられ、各パトローネが浮遊物質フィルタ
    (8)として作用する少なくとも1層と、吸着フィルタ
    (9)として作用する少なくとも1層を有し、各パトロ
    ーネ(11)が吸音部材として構成され、複数個のパト
    ローネ(11)が消音格子を形成することを特徴とする
    空調設備。
  10. 【請求項10】 請求項(7)から(9)のいずれかに
    よる空調設備であって、ことに空気排出口(5)の領域
    において排出導管(4)に追加的に末端フィルタ装置
    (15)が設けられ、少なくとも1個の浮遊物質フィル
    タ(8)が交換可能に設けられ、このフィルタ(8)が
    同様に消音部材および/あるいは遮音部材として構成さ
    れることを特徴とする空調設備。
  11. 【請求項11】 請求項(1)から(6)のいずれかに
    よる空調設備であって、空気排出口(5)から若干の距
    離を置いて、給送導管(3)の末端に、空調処理された
    室内空気が流過するフィルタ装置が設けられ、これが少
    なくとも1個の浮遊物質フィルタ(8)と、少なくとも
    1個の吸着フィルタ(9)とを有することを特徴とする
    空調設備(図5から図9の実施態様)。
  12. 【請求項12】 請求項(11)による空調設備であっ
    て、フィルタ装置(7)が空気流容積制御部材(17)
    を有し、これが同様に消音部材および/あるいは遮音部
    材として構成されていることを特徴とする空調設備。
  13. 【請求項13】 請求項(11)あるいは(12)によ
    る空調設備であって、フィルタ装置(7)が、フィルタ
    (8、9)の前方および/あるいはフィルタ(8、9)
    の後方に分配室(18)および合併室(19)を有し、
    これが消音的かつ/もしくは遮音的に構成されているこ
    とを特徴とする空調設備。
  14. 【請求項14】 請求項(11)から(13)のいずれ
    かによる空調設備であって、空気流容積制御部材(1
    7)が弁として構成され、これが消音的/かつもしくは
    遮音的に形成され、消音的かつ/もしくは遮音的に形成
    された機枠に装着されていることを特徴とする空調設
    備。
  15. 【請求項15】 請求項(11)から(13)のいずれ
    かによる空調設備であって、空気流容積制御部材(1
    7)がすべり弁として、かつまた同時に分配装置として
    構成され、このすべり弁が消音的かつ/もしくは遮音的
    に形成され、消音的かつ/もしくは遮音的に形成された
    機枠に装着されていることを特徴とする空調設備。
  16. 【請求項16】 請求項(11)から(15)のいずれ
    かによる空調設備であって、フィルタ装置(7)が空調
    処理された室内空気のための空気流導管を形成し、この
    導管に浮遊物質フィルタ(8)、吸着フィルタ(9)と
    して機能するフィルタプレート(10)が遮音壁として
    空気流動方向に直交して設けられていることを特徴とす
    る空調設備。
  17. 【請求項17】 請求項(11)から(15)のいずれ
    かによる空調設備であって、フィルタ装置(7)が少な
    くとも1個のフィルタパトローネ(11)を有し、これ
    が浮遊物質フィルタ(8)として作用する少なくとも1
    層と、吸着フィルタ(9)として作用する少なくとも1
    層とを有し、かつこのフィルタパトローネ(11)が吸
    音部材として構成されていることを特徴とする空調設
    備。
  18. 【請求項18】 請求項(17)による空調設備であっ
    て、複数個のフィルタパトローネ(11)が設けられ、
    各フィルタパトローネ(11)が吸音部材として構成さ
    れ、複数個のフィルタパトローネ(11)が消音格子の
    構成部材として設けられていることを特徴とする空調設
    備。
  19. 【請求項19】 請求項(11)から(18)のいずれ
    かによる空調設備であって、排出導管(4)に、ことに
    空気排出口(5)の部分に、追加的に末端フィルタ装置
    (15)が設けられ、これが少なくとも1個の浮遊物質
    フィルタ(8)を交換可能に具備し、このフィルタ
    (8)が同様に遮音部材および/あるいは消音部材とし
    て形成されていることを特徴とする空調設備。
  20. 【請求項20】 請求項(1)から(6)のいずれかに
    よる空調設備であって、空気排出口が空気導入装置(2
    2)として形成され、この装置(22)に空調処理され
    た室内空気を流過させるフィルタ装置(7)が設けら
    れ、このフィルタ装置(7)が少なくとも1個の浮遊物
    質フィルタ(8)と少なくとも1個の吸着フィルタ
    (9)とを具備することを特徴とする空調設備(図10
    から図15の実施態様)。
  21. 【請求項21】 請求項(20)による空調設備であっ
    て、空気導入装置(22)が空調処理された室内空気用
    の空気流動管を具備し、この管に、浮遊物質フィルタ
    (8)、吸着フィルタ(9)として作用するフィルタプ
    レート(10)が遮音壁として空気流に直交して設けら
    れていることを特徴とする空調設備。
  22. 【請求項22】 請求項(20)による空調設備であっ
    て、空気導入装置(22)が複数個のフィルタパトロー
    ネ(11)を有し、これがそれぞれ浮遊物質フィルタ
    (8)として作用する少なくとも1層と、吸着フィルタ
    (9)として作用する少なくとも1層とを有し、かつこ
    の各フィルタパトローネが吸音部材として構成されてい
    ることを特徴とする空調設備。
  23. 【請求項23】 請求項(22)による空調設備であっ
    て、複数のフィルタパトローネ(11)が消音格子の格
    子部材を形成することを特徴とする空調設備。
  24. 【請求項24】 請求項(20)による空調設備であっ
    て、空気導入装置(22)が円筒状機枠(35)、交換
    可能な円筒状フィルタ単位(34)および空調処理され
    るべき室内(6)に開口している排出口(36)を有
    し、機枠(35)が環状空間(37)を介在させて円筒
    状フィルタ単位(34)を同心的に包囲し、空気導入導
    管(24)が環状空間(37)に開口し、フィルタ単位
    (34)が空気排出口(36)を包囲し、フィルタ単位
    (34)と機枠(35)が遮音的かつ/もしくは消音的
    に構成されていることを特徴とする空調設備。
  25. 【請求項25】 請求項(24)による空調設備であっ
    て、空気排出口(36)が遮音的かつ/もしくは消音的
    に構成されていることを特徴とする空調設備。
  26. 【請求項26】 請求項(1)から(25)のいずれか
    による空調設備を稼働させる方法であって、標準的な空
    調設備として稼働させるに際し、空調中央装置を所定の
    負荷範囲で作動せさ、送風機によりフィルタ装置前の領
    域で空調処理された室内空気に静圧pを生起させ、導入
    空気消音装置および/あるいは遮音装置として構成され
    たフィルタ装置により、所定の静圧pの最少限50%、
    最大限80%の圧力損失下に浄化することを特徴とする
    方法。
  27. 【請求項27】 請求項(26)による稼働方法であっ
    て、フィルタ装置により、所定静圧pの最少限60%の
    圧力損失下に導入空気を処理して浄化する方法。
  28. 【請求項28】 請求項(26)あるいは(27)によ
    る稼働方法であって、室内への空気排出口における浄化
    された導入空気流をさらに螺旋空気流とすることを特徴
    とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項(28)による方法であって、
    室内への空気排出口における浄化された導入空気流を螺
    旋乱気流とすることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項(26)から(29)のいずれ
    かによる稼働方法であって、浄化効果を計測的に監視
    し、浄化効果が低下したときに、フィルタ単位体を交換
    することを特徴とする方法。
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