JP5998042B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本発明はエンジンに関する。詳しくは燃料噴射制御装置を備えたエンジンに関する。
従来、ディーゼルエンジンは、冷態始動時において燃料の気化が促進されずに始動性が低下する場合がある。そこで、冷態始動時に燃料噴射時期を意図的に進角するように補正する燃料噴射装置が知られている。エンジンの冷却水温度が所定温度よりも低い場合に、冷却水温度が所定温度に到達するまで進角するように補正することでエンジンの始動性を向上させるものである。例えば特許文献1に記載の如くである。
特許文献1に記載の燃料噴射制御装置は、エンジンの始動時に冷却水温度が所定温度以下の場合に噴射時期を進角させる補正(進角補正)を行う。また、一般的に黒煙の発生等を抑制することを目的として冷却水温度以外の指標によって噴射時期を進角補正する場合もある。このため、エンジンの運転環境によっては、冷却水温度だけでなく複数の指標によって噴射時期が過剰に進角補正され、エンジンの運転状態が不安定になったりエンジンストールが発生したりする可能性があった。
特開2007−32326号公報
本発明は、以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定するエンジンの提供を目的とする。
請求項1においては、エンジンの目標回転数、及び燃料噴射量に基づいて、基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を算出し、少なくとも一つの補正量によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正する制御手段を備えるエンジンにおいて、前記制御手段は、エンジンの目標回転数、燃料噴射量、及び冷却水温度に基づいて冷却水補正量を算出し、前記制御手段は、前記目標回転数及び前記燃料噴射量に基づいて基準大気圧補正量を算出し、前記基準大気圧補正量と大気圧補正係数から大気圧補正量を算出し、前記制御手段は、前記冷却水温度が第1所定温度未満の場合に冷却水補正量のみによって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正し、前記冷却水温度が第1所定温度に到達し、更に第2所定温度に到達するまでは、前記大気圧補正量と前記冷却水補正量の両方によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正し、前記冷却水温度が第2所定温度以上の場合に大気圧補正量によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正するものである。
請求項2においては、請求項1記載のエンジンにおいて、前記制御手段は、外気温に応じて、前記第1所定温度と前記第2所定温度とを設定するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に係る発明によれば、冷却水温度の影響が大きい条件下においては、冷却水補正量による補正を優先することができる。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
また、冷却水温度の影響が小さい条件下においては、冷却水補正量による補正を行わない。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
また、冷却水温度が第1所定温度未満の場合に、冷却水補正量のみによって基準噴射時期、基準噴射圧力、基準噴射間隔又は基準噴射量を補正し、前記冷却水温度が第1所定温度に到達し、更に第2所定温度に到達するまでは、前記大気圧補正量と前記冷却水補正量の両方によって、前記基準噴射時期、基準噴射圧力、基準噴射間隔又は基準噴射量を補正するので、この結果、冷却水補正量と大気圧補正量とによって適切な補正が行わる。
また、前記制御手段は、前記冷却水温度が第2所定温度以上の場合に前記大気圧補正量によって、前記基準噴射時期、基準噴射圧力、基準噴射間隔又は基準噴射量を補正するので、冷却水補正量と大気圧補正量との足し合わせによる過剰な進角補正が行われることがなくなる。
請求項2に係る発明によれば、エンジン始動時の外気温によって冷却水温度に基づく補正条件が変更される。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
本発明に係る燃料噴射制御装置の構成を示した概略図。 エンジンの始動からの冷却水温度と噴射時期の補正量との関係を示したグラフを示す図。 本発明に係る燃料噴射制御装置の第一実施形態における噴射時期を補正する制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係る燃料噴射制御装置の第一実施形態における噴射圧を補正する制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係る燃料噴射制御装置の第一実施形態における噴射間隔を補正する制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係る燃料噴射制御装置の第一実施形態における噴射量を補正する制御態様を表すフローチャートを示す図。 本発明に係る燃料噴射制御装置の第二実施形態における噴射時期を補正する制御態様を表すフローチャートを示す図。
以下に、図1を用いて、本発明の第一実施形態に係るエンジン1について説明する。
図1に示すように、エンジン1は、ディーゼルエンジンであり、本実施形態においては、図1に示すように、四つの気筒3・3・3・3を有する直列四気筒エンジンである。
エンジン1は、吸気管2を介して供給される外気と、燃料噴射弁4・4・4・4から供給される燃料とを気筒3・3・3・3の内部において混合して燃焼させることで出力軸を回転駆動させる。エンジン1は、燃料の燃焼により発生する排気を、排気管5を介して外部へ排出する。エンジン1は、燃料噴射弁4・4・4・4から噴射される燃料噴射量を制御する燃料噴射制御装置10、エンジン1を制御するECU17を備える。
燃料噴射制御装置10は、燃料噴射の制御を行うものである。燃料噴射制御装置10は、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数検出部11、アクセルペダル7の操作量Sを検出する操作量検出部12、大気圧P及び外気温Toを検出する大気圧・外気温検出部13、吸気の流量を検出する吸気流量検出部14、エンジン1の冷却水温度Tmを検出する冷却水温度検出部15、燃料噴射圧Fpを検出する燃料噴射圧検出部16、燃料噴射を制御する制御手段である燃料噴射制御部17を具備する。
エンジン回転数検出部11は、エンジン1の回転数Nを検出するものである。エンジン回転数検出部11は、ロータリーエンコーダから構成され、エンジン1の出力軸に設けられる。なお、本実施形態において、エンジン回転数検出部11をロータリーエンコーダから構成しているが、回転数Nを検出することができるものであればよい。
操作量検出部12は、アクセルペダル7の操作量Sを検出するものである。操作量検出部12は、ストロークセンサー又は角度センサーから構成され、アクセルペダル7の出力レバーに設けられる。なお、本実施形態において、操作量検出部12をストロークセンサー又は角度センサーから構成しているが、操作量Sを検出することができるものであればよい。
大気圧・外気温検出部13は、大気圧P及び外気温Toを検出するものである。大気圧・外気温検出部13は、大気圧センサー及び温度センサー等から構成され、大気圧P及び外気温Toが測定可能な箇所に設置される。
吸気流量検出部14は、エンジン1の吸気流量Fを検出するものである。吸気流量検出部14は、流量センサー等から構成され、エンジン1の吸気管2に設置される。
冷却水温度検出部15は、エンジン1の冷却水温度Tmを検出するものである。冷却水温度検出部15は、温度センサー等から構成され、エンジン1の冷却水の熱交換を行うラジエータ6に配置される。
燃料噴射圧検出部16は、燃料噴射弁4・4・4・4の燃料噴射圧Fpを検出するものである。燃料噴射圧検出部16は、圧力センサー等から構成され燃料噴射弁4・4・4・4に燃料を供給する図示しない燃料管に配置される。
制御手段である燃料噴射制御部17は、燃料の噴射制御を行うための種々のプログラムや、操作量Sに基づいてエンジン1の目標回転数Ntを算出するための回転数マップM1、目標回転数Nt及び冷却水温度Tmに基づいて燃料噴射量Qsを算出するための基準燃料噴射量マップM2、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて燃料の基準噴射時期ITsを算出するための基準噴射時期マップM3、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準冷却水補正量Wcsを算出するための冷却水補正量マップM4、冷却水温度Tmに基づいて冷却水温度補正係数Tmfを算出するための冷却水温度補正マップM5、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準大気圧補正量Pcsを算出するための大気圧補正量マップM6、大気圧Pに基づいて大気圧補正係数Pfを算出するための大気圧補正マップM7、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて燃料の基準噴射圧力IPsを算出するための基準噴射圧力マップM8、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて燃料の基準噴射間隔IIsを算出するための基準噴射間隔マップM9、目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて燃料の基準噴射量IVsを算出するための基準噴射量マップM10等を記憶する。
目標回転数Ntは、アクセルペダル7が操作量Sだけ操作された場合に、無負荷状態におけるエンジン1が一定速度で回転する回転数である。
燃料噴射量Qsは、エンジン1からの黒煙の発生を抑制するため冷却水温度Tmのときに目標回転数Ntにおける基準となる燃料噴射量である。
基準噴射時期ITsは、エンジン1の始動性の向上(エンジンストールの防止)及び黒煙の発生を抑制する目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおける基準となる燃料噴射時期である。
基準冷却水補正量Wcsは、目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおいて冷却水補正を行う際の基準となる補正量である。
冷却水温度補正係数Tmrは、冷却水温度Tmにおける冷却水補正量Wcを算出するための補正係数である。
基準大気圧補正量Pcsは、目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおいて大気圧補正を行う際の基準となる補正量である。
大気圧補正係数Pfは、大気圧Pにおける大気圧補正量Pcを算出するための補正係数である。
基準噴射圧力IPsは、エンジン1の始動性の向上及び黒煙の発生を抑制する目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおける基準となる燃料の噴射圧力である。
基準噴射間隔IIsは、エンジン1の始動性の向上及び黒煙の発生を抑制する目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおける基準となる燃料の噴射間隔である。
基準噴射量IVsは、エンジン1の始動性の向上及び黒煙の発生を抑制する目標回転数Nt、燃料噴射量Qsにおける基準となる燃料の噴射量である。
第1所定温度Tm1は、エンジン1の始動性の向上及び黒煙の発生を抑制するため冷却水補正のみによって基準噴射時期ITsの補正が行われる冷却水の閾値である。
第2所定温度Tm2は、エンジン1の始動性の向上及び黒煙の発生を抑制するため冷却水補正以外の補正によって基準噴射時期ITsの補正が行われる冷却水の閾値である。
ECU18は、エンジン1を制御するものである。ECU18には、エンジン1の制御を行うための種々のプログラムやデータが格納される。ECU18は、CPU、ROM、RAM、HDD等がバスで接続される構成であってもよく、あるいはワンチップのLSI等からなる構成であってもよい。ECU18は、燃料噴射制御部17を具備する。
燃料噴射制御部17(ECU18)は、燃料噴射弁4・4・4・4と接続され、燃料噴射弁4・4・4・4を制御することが可能である。
燃料噴射制御部17は、エンジン回転数検出部11に接続され、エンジン回転数検出部11が検出する回転数Nを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、操作量検出部12に接続され、操作量検出部12が検出する操作量Sを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、大気圧・外気温検出部13に接続され、大気圧・外気温検出部13が検出する大気圧P及び外気温Toを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、吸気流量検出部14に接続され、吸気流量検出部14が検出する吸気流量Fを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、冷却水温度検出部15に接続され、冷却水温度検出部15が検出する冷却水温度Tmを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、燃料噴射圧検出部16に接続され、燃料噴射圧検出部16が検出する燃料噴射圧力Fpを取得することが可能である。
燃料噴射制御部17は、取得した操作量Sに基づいて回転数マップM1から目標回転数Ntを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、取得した吸気流量F及び大気圧Pに基づいて空気過剰率λを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、取得した冷却水温度Tm及び算出した目標回転数Ntに基づいて基準燃料噴射量マップM2から燃料噴射量Qsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射時期マップM3から基準噴射時期ITsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて冷却水補正量マップM4から基準冷却水補正量Wcsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、取得した冷却水温度Tmに基づいて冷却水温度補正マップM5から冷却水温度補正係数Tmfを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて大気圧補正量マップM6から基準大気圧補正量Pcsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、取得した大気圧Pに基づいて大気圧補正マップM7から大気圧補正係数Pfを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射圧力マップM8から基準噴射圧力IPsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射間隔マップM9から基準噴射間隔IIsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射量マップM10から基準噴射量IVsを算出することが可能である。
燃料噴射制御部17は、算出した基準冷却水補正量Wcsと冷却水温度補正係数Tmfとから冷却水補正量Wcを算出することができる。
燃料噴射制御部17は、算出した基準大気圧補正量Pcsと大気圧補正係数Pfとから大気圧補正量Pcを算出することができる。
燃料噴射制御部17は、算出した冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcによって基準噴射時期ITsを適切な噴射時期に進角補正又は遅角補正することがきる。
ECU18は、燃料噴射制御部17を介して取得した操作量S、回転数N、目標回転数Nt、燃料噴射量Qs、基準噴射時期ITsに基づいてエンジン1を制御することが可能である。
以下では、図2及び図3を用いて、本発明の第一実施形態に係るエンジン1の始動後における燃料噴射制御部17の噴射時期を補正する制御態様について説明する。
図2に示すように、燃料噴射制御部17は、エンジン1が始動してから冷却水温度Tm(図2における線A参照)が第1所定温度Tm1に到達するまで基準噴射時期ITs(図2における線B参照)を冷却水補正量Wcで進角補正するように制御を行う。また、燃料噴射制御部17は、エンジン1が始動してから冷却水温度Tmが第1所定温度Tm1に到達してから第2所定温度Tm2に到達するまで基準噴射時期ITsを冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcで進角補正するように制御を行う。そして、燃料噴射制御部17は、エンジン1が始動してから冷却水温度Tmが第2所定温度Tm2に到達すると基準噴射時期ITsを大気圧補正量Pcで進角補正するように制御を行う。なお、本実施形態において、冷却水補正量Wc以外の補正量を大気圧補正量Pcとしたが、これに限定するものではない。
次に、図3を用いて、燃料噴射制御部17の噴射時期を補正する制御態様について具体的に説明する。
図3に示すように、エンジン1の始動後、ステップS110において、燃料噴射制御装置10の燃料噴射制御部17は、操作量検出部12が検出する操作量S、大気圧・外気温検出部13が検出する大気圧P及び外気温To、吸気流量検出部14が検出する吸気流量F、及び冷却水温度検出部15が検出する冷却水温度Tmを取得し、ステップをステップS120に移行させる。
ステップS120において、燃料噴射制御部17は、取得した操作量Sに基づいて回転数マップM1から目標回転数Ntを算出し、取得した冷却水温度Tm及び算出した目標回転数Ntに基づいて基準燃料噴射量マップM2から燃料噴射量Qsを算出し、ステップをステップS130に移行させる。
ステップS130において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射時期マップM3から基準噴射時期ITsを算出し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて冷却水補正量マップM4から基準冷却水補正量Wcsを算出し、冷却水温度Tmに基づいて冷却水温度補正マップM5から冷却水温度補正係数Tmfを算出し、ステップをステップS150に移行させる。
ステップS150において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて大気圧補正量マップM6から基準大気圧補正量Pcsを算出し、取得した大気圧Pに基づいて大気圧補正マップM7から大気圧補正係数Pfを算出し、ステップをステップS160に移行させる。
ステップS160において、燃料噴射制御部17は、算出した基準冷却水補正量Wcs及び冷却水温度補正係数Tmfに基づいて冷却水補正量Wcを算出し、算出した基準大気圧補正量Pcs及び大気圧補正係数Pfに基づいて大気圧補正量Pcを算出し、ステップをステップS170に移行させる。
ステップS170において、燃料噴射制御部17は、取得した冷却水温度Tmが第1所定温度Tm1以上か否か判定する。その結果、取得した冷却水温度Tmが第1所定温度Tm1以上であると判定した場合、燃料噴射制御部17はステップをステップS180に移行させる。一方、取得した冷却水温度Tmが第1所定温度Tm1未満であると判定した場合、燃料噴射制御部17はステップをステップS280に移行させる。
ステップS180において、燃料噴射制御部17は、取得した冷却水温度Tmが第2所定温度Tm2以上か否か判定する。その結果、取得した冷却水温度Tmが第2所定温度Tm2以上であると判定した場合、燃料噴射制御部17はステップをステップS190に移行させる。一方、取得した冷却水温度Tmが第2所定温度Tm2未満であると判定した場合、燃料噴射制御部17はステップをステップS390に移行させる。
ステップS190において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射時期ITsを算出した大気圧補正量Pcで補正して、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射時期ITsの補正に冷却水補正量Wcを用いない。
ステップS280において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射時期ITsを冷却水補正量Wcで補正し、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射時期ITsの補正に大気圧補正量Pcを用いない。
ステップS390において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射時期ITsを冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcで補正し、ステップをステップS110に戻す。
これにより、エンジン1は、冷却水温度Tmがエンジン1の始動性や黒煙の発生に対して温度の影響が大きい第1所定温度Tm1未満である場合、冷却水補正量Wcのみによって基準噴射時期ITsの補正が行われる。この結果、冷却水補正量Wcと大気圧補正量Pcとの足し合わせによる過剰な進角補正が行われない。
また、エンジン1は、冷却水温度Tmがエンジン1の始動性や黒煙の発生に対して大気圧及び温度の影響が大きい第1所定温度Tm1以上第2所定温度Tm2未満である場合、冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcによって基準噴射時期ITsの補正が行われる。この結果、冷却水補正量Wcと大気圧補正量Pcとによって適切な進角補正が行わる。
また、エンジン1は、冷却水温度Tmがエンジン1の始動性や黒煙の発生に対して大気圧の影響が大きい第2所定温度Tm2以上である場合、大気圧補正量Pcによって基準噴射時期ITsの補正が行われる。この結果、冷却水補正量Wcと大気圧補正量Pcとの足し合わせによる過剰な進角補正が行われない。本実施形態において、第2所定温度Tm2以上である場合、大気圧補正量Pcによって基準噴射時期ITsの補正を行っているが、これに限定するものではなく、大気圧補正量Pc以外の少なくとも一つの補正量(例えば外気温度、潤滑油温度、エンジン1の始動からの経過時間等)であればよい。
以下に、図4を用いて本発明の第一実施形態に係るエンジン1の始動後における燃料噴射制御部17の噴射圧力を補正する制御態様について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
ステップS110からS120において、前述と同様の制御を行う。
ステップS131において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射圧力マップM8から基準噴射圧力IPsを算出し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140からS180において、前述と同様の制御を行う。
ステップS191において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射圧力IPsを算出した大気圧補正量Pcで補正して、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射圧力IPsの補正に冷却水補正量Wcを用いない。
ステップS281において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射圧力IPsを冷却水補正量Wcで補正し、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射圧力IPsの補正に大気圧補正量Pcを用いない。
ステップS391において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射圧力IPsを冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcで補正し、ステップをステップS110に戻す。
以下に、図5を用いて本発明の第一実施形態に係るエンジン1の始動後における燃料噴射制御部17の噴射間隔を補正する制御態様について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
ステップS110からS120において、前述と同様の制御を行う。
ステップS132において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射間隔マップM9から基準噴射間隔IIsを算出し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140からS180において、前述と同様の制御を行う。
ステップS192において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射間隔IIsを算出した大気圧補正量Pcで補正して、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射間隔IIsの補正に冷却水補正量Wcを用いない。
ステップS282において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射間隔IIsを冷却水補正量Wcで補正し、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射間隔IIsの補正に大気圧補正量Pcを用いない。
ステップS392において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射間隔IIsを冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcで補正し、ステップをステップS110に戻す。
以下に、図6を用いて本発明の第一実施形態に係るエンジン1の始動後における燃料噴射制御部17の噴射量を補正する制御態様について説明する。なお、以下の実施形態において、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
ステップS110からS120において、前述と同様の制御を行う。
ステップS132において、燃料噴射制御部17は、算出した目標回転数Nt及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射量マップM10から基準噴射量IVsを算出し、ステップをステップS140に移行させる。
ステップS140からS180において、前述と同様の制御を行う。
ステップS192において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射量IVsを算出した大気圧補正量Pcで補正して、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射量IVsの補正に冷却水補正量Wcを用いない。
ステップS282において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射量IVsを冷却水補正量Wcで補正し、ステップをステップS110に戻す。すなわち、燃料噴射制御部17は、基準噴射量IVsの補正に大気圧補正量Pcを用いない。
ステップS392において、燃料噴射制御部17は、算出した基準噴射量IVsを冷却水補正量Wc及び大気圧補正量Pcで補正し、ステップをステップS110に戻す。
以上の如く、本発明の第一実施形態に係るエンジン1は、エンジン1の目標回転数Nt、及び燃料噴射量Qsに基づいて基準噴射時期ITs、基準噴射圧力IPs、基準噴射間隔IIs又は基準噴射量IVsを算出し、少なくとも一つの補正量によって、基準噴射時期ITs、基準噴射圧力IPs、基準噴射間隔IIs又は基準噴射量IVsを補正する制御手段である燃料噴射制御部17を備える燃料噴射制御装置10において、燃料噴射制御部17は、エンジン1の目標回転数Nt、燃料噴射量Qs、及び冷却水温度Tmに基づいて冷却水補正量Wcを算出し、冷却水温度Tmが第1所定温度Tm1未満の場合に冷却水補正量Wcのみによって、基準噴射時期ITs、基準噴射圧力IPs、基準噴射間隔IIs又は基準噴射量IVsを補正するものである。
このように構成することにより、冷却水温度Tmの影響が大きい条件下においては、冷却水補正量Wcによる補正を優先することができる。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
また、燃料噴射制御部17は、冷却水温度Tmが第2所定温度Tm2以上の場合に冷却水補正量Wc以外の補正係数の1つである大気圧補正量Pcによって、基準噴射時期ITsを補正するものである。
このように構成することにより、冷却水温度Tmの影響が小さい条件下においては、冷却水補正量Wcによる補正を行わない。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
次に、図1及び図7を用いて、本発明に係るエンジンの第二実施形態であるエンジン1について説明する。エンジン1は、燃料噴射制御装置19を具備する。燃料噴射制御装置19は、燃料噴射制御部20を具備し、外気温Toに応じて第1所定温度Tm1及び第2所定温度Tm2を算出するものである。なお、以下の実施形態において、燃料噴射制御部17の基準噴射時期、基準噴射圧力、基準噴射間隔又は基準噴射量の制御態様のうち、基準噴射時期について説明する。また、既に説明した実施形態と同様の点に関してはその具体的説明を省略し、相違する部分を中心に説明する。
図1に示すように、燃料噴射制御部20は、外気温Toから第1所定温度Tm1及び第2所定温度Tm2を算出する所定温度算出マップM11を記憶する。燃料噴射制御部20は、これらのプログラム等に従って所定の演算を行って、その演算の結果を記憶する。
燃料噴射制御部20は、取得した外気温Toに基づいて所定温度算出マップM11から第1所定温度Tm1及び第2所定温度Tm2をそれぞれ算出することが可能である。
以下では、図7を用いて、本発明第二実施形態に係る燃料噴射制御装置19のエンジン1の始動後における燃料噴射制御の態様について説明する。
図7に示すように、ステップS135において、燃料噴射制御部20は、取得した外気温Toに基づいて所定温度算出マップM11から第1所定温度Tm1及び第2所定温度Tm2をそれぞれ算出し、ステップをステップS140に移行させる。なお、本実施形態において、第1所定温度Tm1及び第2所定温度Tm2のうちいずれか1つを外気温Toに基づいて算出した値としてもよい。
以上の如く、本発明の第二実施形態に係るエンジン1において、制御手段である燃料噴射制御部20は、外気温Toに応じて第1所定温度Tm1と第2所定温度Tm2とを設定するものである。
このように構成することにより、エンジン1始動時の外気温Toによって冷却水温度Tmに基づく補正条件が変更される。これにより、始動性が向上するとともに、運転環境及び使用態様に関わらず運転状態が安定する。
1 エンジン
10 燃料噴射制御装置
17 燃料噴射制御部
Nt 目標回転数
P 大気圧
Tm 冷却水温度
Qs 基準最大噴射量
ITs 基準噴射時期
Wc 冷却水補正量
Tm1 第1所定温度

Claims (2)

  1. エンジンの目標回転数、及び燃料噴射量に基づいて、基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を算出し、
    少なくとも一つの補正量によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正する制御手段を備えるエンジンにおいて、
    前記制御手段は、エンジンの目標回転数、燃料噴射量、及び冷却水温度に基づいて冷却水補正量を算出し、
    前記制御手段は、前記目標回転数及び前記燃料噴射量に基づいて基準大気圧補正量を算出し、前記基準大気圧補正量と大気圧補正係数から大気圧補正量を算出し、
    前記制御手段は、前記冷却水温度が第1所定温度未満の場合に冷却水補正量のみによって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正し、
    前記冷却水温度が第1所定温度に到達し、更に第2所定温度に到達するまでは、前記大気圧補正量と前記冷却水補正量の両方によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正し、
    前記冷却水温度が第2所定温度以上の場合に大気圧補正量によって、前記基準噴射時期、又は基準噴射圧力、又は基準噴射間隔、又は基準噴射量を補正する
    エンジン。
  2. 前記制御手段は、外気温に応じて、前記第1所定温度と前記第2所定温度とを設定する請求項1に記載のエンジン。
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