JP4738304B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料のセタン価を推定する内燃機関の制御装置に関する。
従来のこの種の内燃機関の制御装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この内燃機関は、車両に搭載されたディーゼルエンジンである。この制御装置では、内燃機関のアイドル運転中に、筒内圧センサによって燃焼室内の圧力(以下「筒内圧」という)を検出するとともに、検出した筒内圧に応じて、セタン価の推定が以下のように行われる。
まず、パイロット噴射による燃料噴射量を制御することによって、パイロット噴射の開始時からメイン噴射の開始時までの期間において得られた熱発生量パラメータの最大値と最小値との差を、所定量に調整する。この熱発生量パラメータは、基本的に、筒内圧と燃焼室の容積との積として求められる。次に、メイン噴射を所定の条件で実行し、メイン噴射によって熱発生量パラメータが上昇し始めた時点での熱発生量パラメータの上昇率を複数回、算出するとともに、その平均値に基づいて、セタン価の推定値を算出する。
しかし、上述した従来の制御装置では、セタン価の推定が内燃機関のアイドル運転中に限って実行されるため、例えば燃料を補給した直後に、アイドル運転をほとんど実行することなく車両を発進させた場合には、次にアイドル運転が実行されるまで、セタン価の推定を行えない。このため、補給された燃料のセタン価が補給前に用いていた燃料のセタン価と異なる場合、次にアイドル運転が実行されるまで、実際のセタン価と異なる推定値に応じて、内燃機関の制御が行われてしまう。
このような不具合を回避するために、例えば内燃機関がアイドル運転以外の走行運転状態にあるときに、セタン価を推定することが考えられる。しかし、走行運転状態では、内燃機関の要求トルクが変化しやすいので、それに応じて燃料噴射量などを制御すると、燃焼状態が変化することで、筒内圧が変動し、それに伴い、熱発生量パラメータも変動してしまう。その結果、熱発生量パラメータに基づいて算出されたセタン価の推定値がずれることによって、燃料のセタン価を精度良く推定することができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、内燃機関が走行運転状態にある場合においても、燃料のセタン価を精度良く推定することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
特開2005−344550号公報
この目的を達成するため、請求項1に係る発明は、複数の気筒(実施形態における(以下、本項において同じ)1番〜4番気筒#1〜#4)を有する内燃機関3を制御する内燃機関3の制御装置1であって、メイン噴射と、メイン噴射に先立つパイロット噴射によって、複数の気筒に燃料を噴射する燃料噴射手段(インジェクタ4)と、複数の気筒のうちの一部の気筒内にパイロット噴射によって発生する筒内圧(筒内圧変化量DP)を検出する筒内圧センサ11と、検出された筒内圧に応じて、燃料のセタン価CETを推定するセタン価推定手段(ECU2、ステップ36)と、内燃機関3に要求される要求トルクを算出する要求トルク算出手段(アクセル開度センサ13、ECU2)と、セタン価推定手段によるセタン価CETの推定中、要求トルク算出手段によって算出された算出要求トルク(アクセル開度AP)を、算出要求トルクよりも変化量が小さくなるように補正する要求トルク補正手段(ECU2、ステップ14)と、セタン価の推定中、要求トルク補正手段によって補正された補正要求トルク(補正開度CAP)に基づいて、燃料噴射手段から一部の気筒(1番気筒#1)パイロット噴射によって噴射される燃料噴射量(パイロット噴射量PQINJ#1)および燃料噴射時期(パイロット噴射時期PTINJ#1)の少なくとも一方を制御し、算出要求トルクに基づいて、燃料噴射手段から一部の気筒にメイン噴射によって噴射される燃料噴射量(メイン噴射量MQINJ#1)および燃料噴射時期(メイン噴射時期MTINJ#1)の少なくとも一方を制御するとともに、燃料噴射手段から一部の気筒以外の気筒(2番〜4番気筒#2〜#4)にパイロット噴射およびメイン噴射によって噴射される燃料噴射量(パイロット噴射量PQINJ#2〜#4およびメイン噴射量MQINJ#2〜#4)および燃料噴射時期(パイロット噴射時期PTINJ#2〜#4およびメイン噴射時期MTINJ#2〜#4)の少なくとも一方を制御する燃料噴射制御を実行する燃料噴射制御手段(ECU2、ステップ41,42)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関の制御装置によれば、複数の気筒のうちの一部の気筒内にパイロット噴射によって発生する筒内圧を筒内圧センサで検出するとともに、セタン価推定手段は、検出された筒内圧に応じて、燃料のセタン価を推定する。このセタン価の推定中、要求トルク算出手段によって算出された算出要求トルクは、要求トルク補正手段により、その変化量が小さくなるように補正される。そして、燃料噴射制御手段は、そのように補正された補正要求トルクに基づいて、一部の気筒にパイロット噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御する。このため、筒内圧を検出する一部の気筒においては、セタン価の推定中、要求トルクが変化した場合でも、燃焼状態の変化を抑制し、それにより、筒内圧の変動を抑制することができる。その結果、要求トルクが変化しやすい内燃機関の運転状態においても、燃料のセタン価を、筒内圧に応じて精度良く推定することができる。
また、セタン価の推定中、算出要求トルクに基づいて、一部の気筒にメイン噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御するとともに、一部の気筒以外の気筒にパイロット噴射およびメイン噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御する。このため、筒内圧の検出とは無関係な他の気筒については、算出要求トルクに基づく燃料噴射制御を実行することによって、運転者の実際のトルク要求に可能な限り応じて、内燃機関の運転を適切に行うことができる。
請求項に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関3の制御装置1において、算出要求トルクの変化量(アクセル開度変化量ΔAP)を算出する要求トルク変化量算出手段(ECU2、ステップ3)と、算出された算出要求トルクの変化量が所定量APJUD以上のときに、セタン価CETの推定を禁止するセタン価推定禁止手段(ECU2、ステップ4)と、をさらに備えることを特徴とする。
この構成によれば、算出要求トルクの変化量が所定量以上のときに、セタン価推定禁止手段は、セタン価の推定を禁止する。算出要求トルクが大きく変化している場合には、これを補正した補正要求トルクに基づいて燃料噴射制御を行っても、燃焼状態の変化および筒内圧の変動を十分に抑制できないおそれがある。本発明によれば、上記のように、算出要求トルクの変化量が所定量以上のときに、セタン価の推定を禁止するので、筒内圧の変動によるセタン価の推定精度の低下を回避することができる。また、セタン価の推定を禁止するのに応じて、算出要求トルクに基づく燃料噴射制御を実行することが可能になり、それにより、運転者のトルク要求に応じて内燃機関の運転を適切に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態による内燃機関の制御装置1を、これを適用した内燃機関(以下「エンジン」という)3とともに示している。エンジン3は、1番〜4番気筒#1〜#4(複数の気筒)を有する直列4気筒型のディーゼルエンジンであり、車両(図示せず)に搭載されている。
エンジン3には、燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)4(燃料噴射手段)が、気筒#1〜#4ごとに設けられている。本実施形態では、通常、吸気行程中から圧縮行程中の任意の期間に燃料を噴射するパイロット噴射と、圧縮行程中に燃料を噴射するメイン噴射の双方が、実行される。また、パイロット噴射用の燃料噴射量および燃料噴射時期(以下それぞれ「パイロット噴射量」「パイロット噴射時期」という)PQINJ,PTINJ、ならびにメイン噴射用の燃料噴射量および燃料噴射時期(以下それぞれ「メイン噴射量」「メイン噴射時期」という)MQINJ,MTINJはそれぞれ、後述するエンジン回転数NEおよび要求トルクPMCMDに応じて設定される。また、これらの燃料噴射量QINJおよび燃料噴射時期TINJに応じて、インジェクタ4の開弁時間および開弁タイミングが決定され、それに基づく噴射パルス信号がECU2から各インジェクタ4に出力される。
また、エンジン3の1番気筒#1(一部の気筒)には、筒内圧センサ11が設けられている。筒内圧センサ11は、圧電素子で構成された、グロープラグ(図示せず)と一体型のものであり、気筒#1内の圧力の変化量(以下「筒内圧変化量」という)DP(筒内圧)を表す検出信号をECU2に出力する。
エンジン3のクランクシャフトには、マグネットロータが取り付けられており、このマグネットロータとMREピックアップ(いずれも図示せず)によって、クランク角センサ12が構成されている。クランク角センサ12は、クランクシャフトの回転に伴い、パルス信号であるCRK信号およびTDC信号をECU2に出力する。
CRK信号は、所定のクランク角(例えば1゜)ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを求める。TDC信号は、ピストン(図示せず)が吸気行程開始時のTDC(上死点)付近の所定のクランク角度位置にあることを表す信号である。また、エンジン3には、気筒判別センサ(図示せず)が設けられており、この気筒判別センサは、気筒#1〜#4を判別するためのパルス信号を気筒判別信号としてECU2に出力する。
また、ECU2には、アクセル開度センサ13(要求トルク算出手段)から、アクセルペダル(図示せず)の操作量(以下「アクセル開度」という)AP(算出要求トルク)を表す検出信号が、車速センサ14から、車両の速度(以下「車速」という)VPを表す検出信号が、それぞれ出力される。
ECU2は、I/Oインターフェース、CPU、RAMおよびROMなどからなるマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサ11〜14からの検出信号に応じ、ROMに記憶された制御プログラムなどに従って、燃料噴射制御を含むエンジン制御を実行するとともに、使用中の燃料のセタン価CETを推定する。なお、本実施形態では、ECU2が、セタン価推定手段、要求トルク算出手段、要求トルク補正手段、燃料噴射制御手段、要求トルク変化量算出手段およびセタン価推定禁止手段に相当する。
図2は、セタン価CETの推定の実行条件が成立しているか否かを判定する処理を示すフローチャートである。本処理は、1番気筒#1のTDC信号の発生に同期して実行される。まず、ステップ1(「S1」と図示。以下同じ)では、エンジン3が走行運転中であるか否かを判別する。この判別では、車速VPが値0よりも大きいときに、走行運転中であるとされる。この判別結果がNOのときには、実行条件が成立していないとして、実行条件成立フラグF_CEOKを「0」にセットし(ステップ2)、本処理を終了する。
一方、ステップ1の判別結果がYESで、走行運転中のときには、アクセル開度の今回値APと前回値APZとの偏差の絶対値(=|AP−APZ|)を、アクセル開度変化量ΔAPとして算出する(ステップ3)。次に、このアクセル開度変化量ΔAPが、所定量APJUD以上であるか否かを判別する(ステップ4)。この所定量APJUDは、例えばアクセル開度の前回値APZの20%の値に設定される。このステップ4の判別結果がYESのときには、前記ステップ2を実行する一方、NOのときには、実行条件が成立しているとして、実行条件成立フラグF_CEOKを「1」にセットした(ステップ5)後、本処理を終了する。
図3は、本発明の第1実施形態による、燃料噴射量QINJおよび燃料噴射時期TINJを制御する燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。本処理もまた、1番気筒#1のTDC信号の発生に同期して実行される。本処理では、まず、ステップ11において、実行条件成立フラグF_CEOKが「1」であるか否かを判別する。
この判別結果がNOのときには、アクセル開度APに応じ、図4に示すテーブルを検索することによって、要求トルクPMCMDを算出する(ステップ12)。このテーブルでは、要求トルクPMCMDは、アクセル開度APが大きいほど、より大きな値に設定されている。
次に、要求トルクPMCMDおよびエンジン回転数NEに応じて、気筒#1〜#4のパイロット噴射量PQINJ#1〜#4、パイロット噴射時期PTINJ#1〜#4、メイン噴射量MQINJ#1〜#4およびメイン噴射時期MTINJ#1〜#4を設定する(ステップ13)。これらの燃料噴射量PQINJ,MQINJおよび燃料噴射時期PTINJ,MTINJは、要求トルクPMCMDおよびエンジン回転数NEに応じ、それぞれのマップ(図示せず)を検索することによって、設定される。
一方、前記ステップ11の判別結果がYESで、セタン価CETの推定の実行条件が成立しているときには、アクセル開度の前回値APZおよび今回値APを用い、次式(1)に従って、アクセル開度の補正開度CAPを算出する(ステップ14)。
CAP=APZ+K×(AP−APZ) ・・・・・(1)
ここで、Kは、値1.0未満の所定の重み係数である。このような補正開度CAPの算出が本処理ごとに行われることによって、算出された補正開度CAPの変化量は、アクセル開度APの変化量よりも小さくなる。
次に、補正開度CAPに応じ、図4に示すテーブルを検索することによって、補正要求トルクCPMCMDを算出する(ステップ15)。次いで、補正要求トルクCPMCMDおよびエンジン回転数NEに応じ、マップ(図示せず)を検索することによって、1番気筒#1のパイロット噴射量PQINJ#1、パイロット噴射時期PTINJ#1、メイン噴射量MQINJ#1およびメイン噴射時期MTINJ#1を設定する(ステップ16)。
次に、アクセル開度APに応じ、図4のテーブルを検索することによって、要求トルクPMCMDを算出する(ステップ17)とともに、算出した要求トルクPMCMDおよびエンジン回転数NEに応じ、マップ(図示せず)を検索することによって、2番〜4番気筒#2〜#4のパイロット噴射量PQINJ#2〜#4、パイロット噴射時期PTINJ#2〜#4、メイン噴射量MQINJ#2〜#4およびメイン噴射時期MTINJ#2〜#4を設定し(ステップ18)、本処理を終了する。
以上のように、セタン価CETの推定中、1番気筒#1については、補正開度CAPを、その変化量がアクセル開度APの変化量よりも小さくなるように算出するとともに、算出した補正開度CAPに応じて算出した補正要求トルクCPMCMDに応じて、パイロット噴射量PQINJ#1、パイロット噴射時期PTINJ#1、メイン噴射量MQINJ#1およびメイン噴射時期MTINJ#1を設定する。このため、1番気筒#1においては、燃焼状態の変化を抑制し、それにより、筒内圧変化量DPの変動を抑制することができる。
これに対し、2〜4番気筒#2〜#4については、アクセル開度APに応じて算出した要求トルクPMCMDに応じて、パイロット噴射量PQINJ#2〜#4、パイロット噴射時期PTINJ#2〜#4、メイン噴射量MQINJ#2〜#4およびメイン噴射時期MTINJ#2〜#4を設定する。このため、気筒#2〜#4に対しては、実際の要求トルクに基づいて燃料噴射制御を行うことができる。
次に、図5および図6を参照しながら、セタン価CETの推定処理について説明する。本処理では、図7に示すパイロット噴射の開始時期PTINJ1から所定のクランク角度(例えば10°)が経過した算出終了時期PTINJ2までの所定の算出区間RDETにおいて、1番気筒#1におけるパイロット噴射に伴う熱発生量を算出し、算出した熱発生量に基づいて、セタン価CETが算出される。なお、本処理は、CRK信号の発生に同期して実行される。本処理では、まず、ステップ21において、実行条件成立フラグF_CEOKが「1」であるか否かを判別する。この判別結果がNOで、実行条件が成立していないときには、セタン価CETを推定することなく、そのまま本処理を終了する。
一方、このステップ21の判別結果がYESのときには、算出中フラグF_CALが「1」であるか否かを判別する(ステップ22)。この判別結果がNOのときには、今回のクランク角度CAがパイロット噴射の開始時期(以下「噴射開始時期」という)PTINJ1に等しいか否かを判別する(ステップ23)。この判別結果がNOのときには、本処理を終了する。
一方、このステップ23の判別結果がYESのときには、第1カウンタ(図示せず)の値(第1カウンタ値)CNT1および熱発生量QHRをそれぞれ値0にリセットする(ステップ24,25)とともに、算出中フラグF_CALを「1」にセットした(ステップ26)後、ステップ27に進む。このステップ26の実行によって、前記ステップ22の判別結果がYESになり、その場合には、ステップ27に直接、進む。
このステップ27では、筒内圧変化量DPを用い、次式(2)に従って、熱発生率dQHR(単位クランク角当たりの熱発生量 )を算出する。
dQHR=k/(k−1)×Pθ×1000×dVθ
+1/(k−1)×DP×1000×Vθ ……(2)
dQHR:熱発生率(J/deg)
k:混合気の比熱比
Pθ:筒内圧の絶対値(kPa)
dVθ:筒内容積上昇率(m3/deg)
Vθ:筒内容積(m3
DP:筒内圧変化量(kPa/deg)
ここで、比熱比kは所定値(例えば1.39)に設定されている。また、dVθおよびVθは、いずれもクランク角度位置に応じて定まる値である。
次いで算出した熱発生率dQHRを、前回までの熱発生量QHRに加算することにより、噴射開始時期PTINJ1から今回までに発生した総熱量である熱発生量QHRを算出する(ステップ28)。次に、第1カウンタ値CNT1をインクリメントし(ステップ29)、第1カウンタ値CNT1が、算出区間RDETの長さに相当する第1所定値CNTREF1(例えば10)に達したか否かを判別する(ステップ30)。この判別結果がNOのときには、本処理を終了する。
一方、ステップ30の判別結果がYESのときには、算出区間RDETが終了したとして、算出中フラグF_CALを「0」にセットする(ステップ31)。次に、前記ステップ28で算出した今回の熱発生量QHRを、前回までの熱発生量積算値SQHRに加算することによって、今回の熱発生量積算値SQHRを算出する(ステップ32)。次に、第2カウンタ(図示せず)の値(第2カウンタ値)CNT2をインクリメントし(ステップ33)、この第2カウンタ値CNT2が第2所定値CNTREF2(例えば10)に達したか否かを判別し(ステップ34)、この判別結果がNOのときには、本処理を終了する。一方、このステップ34の判別結果がYESのときには、それまでに算出された熱発生量積算値SQHRを第2所定値CNTREF2で除算することによって、熱発生量平均値QHRAVRを算出する(ステップ35)。
次に、算出した熱発生量平均値QHRAVRと車速VPに基づき、図8に示すマップを検索することによって、セタン価CETを算出する(ステップ36)。次に、第2カウンタ値CNT2および熱発生量積算値SQHRをそれぞれ値0にリセットし(ステップ37,38)、本処理を終了する。
図8に示すマップは、第1所定車速VP1用と、それよりも大きな第2所定車速VP2用の計2つのテーブルで構成されている。各テーブルでは、熱発生量平均値QHRAVRが大きいほど、セタン価CETはより大きな値に設定されている。これは、セタン価CETが大きいほど、燃料が燃焼しやすく、パイロット噴射に伴う燃焼によって、一定期間内に発生する熱発生量がより大きくなるためである。また、2つのテーブルを比較すると、同じ熱発生量平均値QHRAVRに対し、セタン価CETは、第2所定車速VP2用のテーブルの方が、より小さな値に設定されている。これは、セタン価CETが同じ場合、車速VPが大きいほど、熱発生量が大きくなるためである。なお、車速VPが第1所定車速VP1および第2所定車速VP2に一致しない場合には、セタン価CETは、補間計算により求められる。
以上のように、本実施形態によれば、1番気筒#1の筒内圧変化量DPを筒内圧センサ11で検出するとともに、基本的に、この筒内圧変化量DPに応じて、セタン価CETを推定する。このセタン価CETの推定中、検出されたアクセル開度APを補正することによって、補正開度CAPを算出し(ステップ14)、この算出した補正開度CAPに応じて、補正要求トルクCPMCMDを算出する(ステップ15)。そして、この補正要求トルクCPMCMDに基づいて、1番気筒#1のパイロット噴射量PQINJ#1、パイロット噴射時期PTINJ#1、メイン噴射量MQINJ#1およびメイン噴射時期MTINJ#1を設定する。したがって、筒内圧変化量DPを検出する1番気筒#1における燃焼状態の変化およびそれによる筒内圧変化量DPの変動を抑制でき、それにより、要求トルクが変化しやすいエンジン3の走行運転中に、燃料のセタン価CETを精度良く推定することができる。
また、セタン価CETの推定中、筒内圧変化量DPの検出とは無関係な他の気筒#2〜#4については、アクセル開度APに応じて算出した要求トルクPMCMDに基づいて、燃料噴射制御を実行するので、運転者の実際のトルク要求に可能な限り応じて、エンジン3の運転を適切に行うことができる。
さらに、アクセル開度変化量ΔAPが所定量APJUD以上のとき(ステップ4:YES)に、セタン価CETの推定を禁止するので、セタン価CETの推定精度の低下を回避することができる。また、そのようにセタン価CETの推定を禁止したときには、すべての気筒#1〜#4に対して、アクセル開度APに応じて算出した要求トルクPMCMDに基づいて、燃料噴射制御を実行するので、運転者のトルク要求に応じてエンジン3の運転を適切に行うことができる。
さらに、セタン価CETの推定を行う際に、所定回数分の熱発生量QHRの平均値である熱発生量平均値QHRAVRを用いるので、筒内圧変化量DPの一時的な変動や検出信号に含まれるノイズの影響などによる推定精度の低下を回避することができる。
図9は、本発明の第2実施形態による燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。本処理は、第1実施形態の処理では、補正要求トルクCPMCMDに応じた1番気筒#1の燃料噴射制御を、パイロット噴射およびメイン噴射の双方について行うのに対し、パイロット噴射のみについて行う点が異なる。したがって、以下の説明では、第1実施形態と同じ実行内容については、図面に同一のステップ番号を付し、異なる実行内容を中心として説明を行うものとする。
本処理では、セタン価CETの算出の実行条件が成立しているときには(ステップ11:YES)、第1実施形態と同様にして、補正開度CAPを算出する(ステップ14)とともに、補正要求トルクCPMCMDを算出する(ステップ15)。
次に、算出された補正要求トルクCPMCMDおよびエンジン回転数NEに応じて、1番気筒#1のパイロット噴射量PQINJ#1およびパイロット噴射時期PTINJ#1を設定する(ステップ41)。次に、アクセル開度APに応じて算出された要求トルクPMCMDとエンジン回転数NEに応じて、1番気筒#1のメイン噴射量MQINJ#1およびメイン噴射時期MTINJ#1と、2番〜4番気筒#2〜#4のパイロット噴射量PQINJ#2〜#4、パイロット噴射時期PTINJ#2〜#4、メイン噴射量MQINJ#2〜#4およびメイン噴射時期MTINJ#2〜#4を設定した(ステップ42)後、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、セタン価CETの推定中には、補正開度CAPに応じて算出した補正要求トルクCPMCMDに基づいて、1番気筒#1のパイロット噴射量PQINJ#1およびパイロット噴射時期PTINJ#1を設定する。また、前述したように、セタン価CETの推定は、パイロット噴射による熱発生量QHRに基づいて行うので、補正要求トルクCPMCMDに基づいて、パイロット噴射のみを制御した場合でも、セタン価CETの推定の精度を維持でき、したがって、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、1番気筒#1のメイン噴射については、補正要求トルクCPMCMDではなく、要求トルクPMCMDに基づいて制御するので、燃料噴射量などの制御を最小限に留めながら、運転者のトルク要求により良く応じたエンジン3の運転を行うことができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、セタン価CETを推定するための実行条件の成立の判定を、アクセル開度変化量ΔAPに応じて行っているが、他の適当なパラメータによって行ってもよい。例えば、要求トルクPMCMDの変化量に応じて、行ってもよい。また、実施形態では、補正要求トルクとして、アクセル開度APを補正した補正開度CAPを用いているが、これに限らず、例えば、アクセル開度APに応じて算出した要求トルクPMCMDを補正した値を用いてもよい。
さらに、実施形態では、セタン価CETの推定中の補正要求トルクCPMCMDに基づく燃料噴射制御を、燃料噴射量および燃料噴射時期の双方に対して行っているが、これらのいずれか一方に対して行ってもよい。また、実施形態は、セタン価CETの推定中、1番気筒#1においてのみ筒内圧を検出する例であるが、2以上の気筒において筒内圧を検出する場合には、それらの気筒に対して、補正要求トルクCPMCMDに基づく燃料噴射制御が行われる。
さらに、実施形態は、本発明を車両に搭載されたディーゼルエンジンに適用した例であるが、本発明はこれに限らず、ディーゼルエンジン以外のガソリンエンジンなどの各種のエンジンに適用してもよく、また、車両用以外のエンジン、例えば、クランク軸を鉛直に配置した船外機などのような船舶推進機用エンジンにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
本実施形態による制御装置を内燃機関とともに概略的に示す図である。 セタン価推定の実行条件の成立を判定する処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態による燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。 図3の処理で用いられる要求トルクを算出するためのテーブルの一例である。 セタン価の推定処理を示すフローチャートである。 図5の続きを示すフローチャートである。 クランク角度と熱発生率の関係を示す図である。 図6の処理で用いられるセタン価を算出するためのマップの一例である。 本発明の第2実施形態による燃料噴射制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御装置
2 ECU(セタン価推定手段、要求トルク算出手段、要求トルク補正手段、
燃料噴射制御手段、要求トルク変化量算出手段およびセタン価
推定禁止手段)
3 エンジン
#1 1番気筒(一部の気筒)
#2〜#4 2番〜4番気筒(他の気筒)
4 インジェクタ(燃料噴射手段)
11 筒内圧センサ
13 アクセル開度センサ(要求トルク算出手段)
PQINJ#1 パイロット噴射量(燃料噴射量)
MQINJ#1 メイン噴射量(燃料噴射量)
PTINJ#1 パイロット噴射時期(燃料噴射時期)
MTINJ#1 メイン噴射時期(燃料噴射時期)
DP 筒内圧変化量(筒内圧)
AP アクセル開度(算出要求トルク)
ΔAP アクセル開度変化量(算出要求トルクの変化量)
APJUD 所定量
CAP 補正開度(補正要求トルク)
CET セタン価

Claims (2)

  1. 複数の気筒を有する内燃機関を制御する内燃機関の制御装置であって、
    メイン噴射と、当該メイン噴射に先立つパイロット噴射によって、前記複数の気筒に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
    前記複数の気筒のうちの一部の気筒内に前記パイロット噴射によって発生する筒内圧を検出する筒内圧センサと、
    当該検出された筒内圧に応じて、燃料のセタン価を推定するセタン価推定手段と、
    前記内燃機関に要求される要求トルクを算出する要求トルク算出手段と、
    前記セタン価推定手段によるセタン価の推定中、前記要求トルク算出手段によって算出された算出要求トルクを、当該算出要求トルクよりも変化量が小さくなるように補正する要求トルク補正手段と、
    前記セタン価の推定中、前記要求トルク補正手段によって補正された補正要求トルクに基づいて、前記燃料噴射手段から前記一部の気筒に前記パイロット噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御し、前記算出要求トルクに基づいて、前記燃料噴射手段から前記一部の気筒に前記メイン噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御するとともに、前記燃料噴射手段から前記一部の気筒以外の気筒に前記パイロット噴射および前記メイン噴射によって噴射される燃料噴射量および燃料噴射時期の少なくとも一方を制御する燃料噴射制御を実行する燃料噴射制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記算出要求トルクの変化量を算出する要求トルク変化量算出手段と、
    当該算出された算出要求トルクの変化量が所定量以上のときに、セタン価の推定を禁止するセタン価推定禁止手段と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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