JP5992379B2 - 基板処理方法および基板処理装置 - Google Patents

基板処理方法および基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5992379B2
JP5992379B2 JP2013173064A JP2013173064A JP5992379B2 JP 5992379 B2 JP5992379 B2 JP 5992379B2 JP 2013173064 A JP2013173064 A JP 2013173064A JP 2013173064 A JP2013173064 A JP 2013173064A JP 5992379 B2 JP5992379 B2 JP 5992379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
hydrogen peroxide
wafer
peroxide solution
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013173064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015041727A (ja
Inventor
洋介 八谷
洋介 八谷
大石 幸太郎
幸太郎 大石
央 河野
央 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2013173064A priority Critical patent/JP5992379B2/ja
Publication of JP2015041727A publication Critical patent/JP2015041727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5992379B2 publication Critical patent/JP5992379B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

開示の実施形態は、基板処理方法および基板処理装置に関する。
半導体デバイスの製造工程では、基板上に形成されたレジストをマスクとして、エッチングやイオン注入等の処理が行われる。その後、不要となったレジストは基板上から除去される。
レジストの除去方法としては、硫酸と過酸化水素水との混合液であるSPM(Sulfuric acid Hydrogen Peroxide Mixture)を基板に供給することによってレジストを除去するSPM処理が知られている。SPMは、レジストの除去能力を高めるために高温に加熱された状態で基板に供給される。
また、SPM処理後には、基板に対して純水を供給することによって基板に残存する硫酸を洗い流す処理が行われる。
ここで、硫酸は粘度が高いため、単に純水を供給しただけでは硫酸を十分に洗い流すことが困難である。このため、純水を供給する前に、過酸化水素水を供給する手法が提案されている(特許文献1参照)。
過酸化水素水を供給すると、基板に残存する硫酸が過酸化水素水と反応してカロ酸に変化する。このカロ酸は、硫酸よりも粘度が低く、純水で容易に洗い流すことができるため、SPM処理後の基板に対して直接純水を供給する場合と比較して、硫酸を適切に除去することができる。
特開2007−59816号公報
しかしながら、基板に残存する硫酸は高温であるため、かかる高温の硫酸に対して過酸化水素水を供給すると、過酸化水素水が沸騰して気化し、これにより発生するヒューム等によって、基板がパターン倒壊等のダメージを受けるおそれがある。
実施形態の一態様は、基板にダメージを与えることなく、基板に残存する硫酸を除去することのできる基板処理方法および基板処理装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る基板処理方法は、混合液供給工程と、冷却工程と、過酸化水素水供給工程とを含む。混合液供給工程は、硫酸と過酸化水素水との混合液を基板に対して供給する。冷却工程は、混合液供給工程後の基板を冷却する。過酸化水素水供給工程は、冷却工程後の基板に対して過酸化水素水を供給する。また、冷却工程は、過酸化水素水供給工程において供給される過酸化水素水と、基板に残存する硫酸とが反応することによって上昇する基板の温度が過酸化水素水の沸点よりも低い温度を下回る温度まで混合液供給工程後の基板を冷却する。
実施形態の一態様によれば、基板にダメージを与えることなく、基板に残存する硫酸を除去することができる。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。 図2は、処理ユニットの概略構成を示す図である。 図3は、処理ユニットにおける基板保持機構および処理流体供給部の具体的な構成を示す図である。 図4は、本実施形態に係る処理ユニットが実行する基板処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、ウェハの温度と処理時間との関係を示すグラフである。 図6Aは、ウェハの冷却方法の変形例を示す図である。 図6Bは、ウェハの冷却方法の変形例を示す図である。 図6Cは、ウェハの冷却方法の変形例を示す図である。 図6Dは、ウェハの冷却方法の変形例を示す図である。 図7は、第1ノズルの変形例を示す図である。 図8Aは、変形例に係る第1ノズルの模式底面図である。 図8Bは、図8Aに示すA−A線矢視断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板処理方法および基板処理装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウェハ(以下ウェハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の概略構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウェハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウェハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウェハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウェハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
次に、上述した処理ユニット16における基板保持機構30および処理流体供給部40の具体的な構成について図3を参照して説明する。図3は、処理ユニット16における基板保持機構30および処理流体供給部40の具体的な構成を示す図である。
図3に示すように、本実施形態に係る処理ユニット16が備える基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33と、処理流体供給部34とを備える。
保持部31上面には、ウェハWを側面から保持する保持部材311が設けられる。ウェハWは、かかる保持部材311によって保持部31の上面からわずかに離間した状態で水平保持される。ウェハWは、レジストが形成された面を上方に向けた状態で保持部31に保持される。
処理流体供給部34は、保持部31および支柱部32の中空部321に挿通される長尺状の部材である。処理流体供給部34の内部には流路341が形成されており、かかる流路341には、バルブ60fを介してHDIW供給源70fが接続される。かかる処理流体供給部34は、HDIW供給源70fから供給されるHDIWをバルブ60fおよび流路341を介して、保持部材311に保持されたウェハWの下面へ供給する。
HDIWは、所定の温度に加熱された純水である。HDIW供給源70fから供給されるHDIWの温度は、たとえば80℃である。
また、処理流体供給部40は、第1ノズル40aと、第2ノズル40bと、第3ノズル40cとを備える。
これらのノズル40a〜40cは、図示しないアームによって水平に支持される。また、アームは、図示しない旋回昇降機構によって旋回および昇降する。これらアームおよび旋回昇降機構は、ノズル40a〜40cごとに設けられてもよいし、複数のノズル40a〜40cで共用してもよい。
第1ノズル40aは、混合液供給部の一例に相当し、バルブ60aを介して硫酸供給源70aに接続されるとともに、バルブ60bを介して過酸化水素水供給源70bに接続される。
バルブ60aおよびバルブ60bの両方を開放することにより、第1ノズル40aからは、硫酸供給源70aから供給される硫酸(H2SO4)と過酸化水素水供給源70bから供給される過酸化水素水(H2O2)との混合液であるSPM(Sulfuric acid Hydrogen Peroxide Mixture)がウェハWの上面に供給される。
また、バルブ60aのみを開放した場合、第1ノズル40aからは、硫酸供給源70aから供給される硫酸がウェハWの上面に供給される。
第1ノズル40aから供給されるSPMの温度は、たとえば195℃であり、硫酸の温度は、たとえば170℃である。
第2ノズル40bは、バルブ60cを介して過酸化水素水供給源70cに接続される。第2ノズル40bは、過酸化水素水供給源70cから供給される過酸化水素水をウェハWの上面へ供給する。第2ノズル40bから供給される過酸化水素水の温度は、たとえば常温(25℃程度)である。
第3ノズル40cは、バルブ60dを介してHDIW供給源70dに接続されるとともに、バルブ60eを介してCDIW供給源70eに接続される。バルブ60d開放された場合、第3ノズル40cは、HDIW供給源70dから供給されるHDIWをウェハWの上面へ供給する。また、バルブ60eが開放された場合、第3ノズル40cは、CDIW供給源70eから供給されるCDIWをウェハWの上面へ供給する。
なお、HDIW供給源70dから供給されるHDIWの温度は、たとえば50℃である。また、CDIWは、常温(25℃程度)の純水である。
本実施形態に係る処理ユニット16は、上記のように構成されており、保持部31に保持されたウェハWの上面にSPM等の処理流体を供給することによって、ウェハWの上面に形成されたレジストを除去する。
次に、本実施形態に係る処理ユニット16が実行する基板処理の内容について図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る処理ユニット16が実行する基板処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、図4に示す各処理手順は、制御装置4の制御に従って実行される。
まず、基板搬送装置17(図1参照)によって処理ユニット16のチャンバ20(図2参照)内にウェハWが搬入されて、レジストが形成された面を上方に向けた状態で保持部31の保持部材311に保持される。その後、処理ユニット16は、保持部31を所定の回転速度(たとえば、50rpm)で回転させる。
つづいて、チャンバ20内では、図4に示すように、SPM供給処理が行われる(ステップS101)。かかるSPM供給処理では、ウェハWの中央上方に第1ノズル40aが位置する。その後、バルブ60aが所定時間(たとえば、10秒間)開放されることによって、第1ノズル40aからウェハWの上面へ硫酸が供給される。ウェハWに供給された硫酸は、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面に塗り広げられる。
その後、バルブ60aおよびバルブ60bが所定時間(たとえば、95秒間)開放されることにより、第1ノズル40aに硫酸と過酸化水素水とが供給され、第1ノズル40aからウェハWの上面へ硫酸および過酸化水素水の混合液であるSPMが供給される。ウェハWに供給されたSPMは、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面に塗り広げられる。これにより、ウェハWの上面に形成されたレジストが、SPMに含まれるカロ酸の強い酸化力によって除去される。
ところで、従来技術においては、SPM供給処理後のウェハWに対して過酸化水素水を供給することにより、ウェハWに残存する硫酸を粘度の低いカロ酸に変化させて洗い流しやすくする処理を行っていた。
しかしながら、第1ノズル40aから供給されるSPMは、195℃と高温である。このため、SPMを供給した直後のウェハWに対して過酸化水素水を供給すると、過酸化水素水が沸騰して気化し、これにより発生するヒューム等によってウェハWがパターン倒壊等のダメージを受けるおそれがある。
そこで、本実施形態に係る処理ユニット16では、過酸化水素水を供給する前に、SPM供給処理後のウェハWを冷却する冷却処理を行うこととした(ステップS102)。
ここで、冷却処理の内容について図5を参照して説明する。図5は、ウェハWの温度と処理時間との関係を示すグラフである。なお、図5には、冷却処理を行わない場合のウェハWの温度と処理時間との関係を一点鎖線で、冷却処理を行なった場合のウェハWの温度と処理時間との関係を実線で、それぞれ示している。
図5に示すように、従来技術においては、SPM供給処理の直後に(図5のP0参照)、ウェハWに対して過酸化水素水を供給していた。SPM供給処理後のウェハWは、過酸化水素水の沸点(35wt%で108℃)よりも高い温度に加熱された状態であるため、かかるウェハWの熱によって過酸化水素水が沸騰(突沸)して気化するおそれがある。
これに対し、本実施形態に係る処理ユニット16は、SPM供給処理後のウェハWに対して冷却処理を行って、ウェハWの温度を過酸化水素水の沸点を十分に下回る温度、具体的には85℃まで低下させてから、ウェハWに対して過酸化水素水を供給する(図5のP1参照)。
このように、本実施形態に係る処理ユニット16は、SPM供給処理後のウェハWを過酸化水素水の沸点よりも低い温度まで冷却した後で、ウェハWに対して過酸化水素水を供給する。これにより、過酸化水素水の沸騰が防止されるため、過酸化水素水の沸騰に起因するウェハWへのダメージを抑制することができる。
上述した例では、ウェハWの冷却温度を過酸化水素水の沸点よりも低い温度としたが、ウェハWの冷却温度は、過酸化水素水の沸点および硫酸と過酸化水素水との反応熱に基づいて決定されてもよい。
硫酸と過酸化水素水とが反応すると反応熱による温度上昇が生じる。このときの過酸化水素水の上昇温度をΔT℃とした場合、過酸化水素水の沸点よりもΔT℃だけ低い温度(図5のP2参照)を下回る温度にSPM供給処理後のウェハWを冷却することとしてもよい。
このように、処理ユニット16は、過酸化水素水供給処理において供給される過酸化水素水がウェハWに残存する硫酸と反応することによって生じる温度上昇分だけ過酸化水素水の沸点よりも低い温度を下回る温度までSPM供給処理後のウェハWを冷却することとしてもよい。
また、高温に加熱されたウェハWに対して室温程度のDIWを供給すると、急激な温度変化によってウェハWが変形してしまうおそれがある。これに対し、本実施形態に係る処理ユニット16では、冷却処理によってSPM供給処理後のウェハWを緩やかに冷却する。これにより、ウェハWの変形を防止することができる。
本実施形態に係る処理ユニット16は、基板保持機構30によってウェハWを回転させるとともに、処理流体供給部34によってウェハWの下面へHDIWを供給することによって、SPM供給処理後のウェハWを緩やかに冷却する。
具体的には、処理ユニット16は、SPM供給処理後においてもウェハWの回転を停止させることなく、SPM供給処理時よりも高い回転数でウェハWを回転させ続ける。ここでは、ウェハWの回転数を50rpmから1000rpmに上昇させるものとする。
このように、SPM供給処理後もウェハWを回転させ続けることにより、ウェハWを回転によって冷却することができる。また、ウェハWが回転することで、ウェハWに残存する高温の硫酸をウェハWの外方へ振り切ることができるため、ウェハWの冷却を促進することができる。
しかも、SPM供給処理時よりもウェハWの回転数を上昇させることとしたため、ウェハWに残存する硫酸をより確実に振り切って減らすことができるとともに、ウェハWをより短時間で冷却することができる。
また、処理ユニット16は、ウェハWを回転させた状態で、バルブ60f(図3参照)を所定時間開放して、処理流体供給部34から回転するウェハWの下面へHDIWを供給する。処理流体供給部34から供給されるHDIWの温度は、たとえば80℃であり、ウェハWは、かかるHDIWの供給により80℃近くまで冷却される。
このように、本実施形態に係る処理ユニット16は、ウェハWを1000rpmで回転させつつ、ウェハWの下面へHDIWを供給することによって、SPM供給処理後のウェハWを緩やかに冷却する。したがって、急激な温度変化によるウェハWへのダメージと、過酸化水素水の沸騰に起因するウェハWへのダメージの双方を効果的に防止することができる。
なお、ウェハWを過酸化水素水の沸点以下の温度に冷却する場合、ウェハWの下面に供給するHDIWの温度は、60℃以上80℃未満であることが好ましい。ウェハWのその他の冷却方法については、図6A〜図6Dを参照して後述する。
ステップS102の冷却処理を終えると、処理ユニット16では、過酸化水素水供給処理が行われる(ステップS103)。かかる過酸化水素水供給処理では、まず、ウェハWの回転数がSPM供給処理時の回転数(50rpm)まで低下する。また、ウェハWの中央上方に第2ノズル40b(図3参照)が位置する。そして、バルブ60cが所定時間(たとえば、10秒間)開放されることによって、第2ノズル40bからウェハWの上面へ過酸化水素水が供給される。
ウェハWに供給された過酸化水素水は、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面に塗り広げられる。これにより、ウェハW上に残存する硫酸が過酸化水素水と反応して粘度の低いカロ酸に変化し、後段のHDIW供給処理においてウェハW上に残存する薬液を洗い流しやすくすることができる。このように、第2ノズル40bは、冷却処理によって冷却されたウェハWに対して過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給部の一例に相当する。
ここで、上述した過酸化水素水供給処理においては、ウェハW上に残存する硫酸を流すために、SPM供給処理時に第1ノズル40aから供給される過酸化水素水よりも多い流量で過酸化水素水を供給することが好ましい。このため、処理ユニット16では、第1ノズル40aとは別に第2ノズル40bを設け、第2ノズル40bの配管径を第1ノズル40aよりも大きくすることにより、第1ノズル40aから供給される過酸化水素水よりも多い流量の過酸化水素水を第2ノズル40bから供給することとした。
これにより、SPM供給処理および過酸化水素水供給処理の両方を第1ノズル40aを用いて行う場合と比較して、過酸化水素水供給処理において過酸化水素水を適切な流量でウェハWに供給することが可能となる。
つづいて、チャンバ20内では、HDIW供給処理が行われる(ステップS104)。かかるHDIW供給処理では、ウェハWの中央上方に第3ノズル40c(図3参照)が位置する。そして、バルブ60dが所定時間(たとえば、10秒間)開放されることによって、第3ノズル40cからウェハWの上面へHDIWが供給される。
ウェハWに供給されたHDIWは、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面に塗り広げられる。これにより、ウェハWに残存する薬液がHDIWによって洗い流される。
つづいて、チャンバ20内では、CDIW供給処理が行われる(ステップS105)。かかるCDIW供給処理では、バルブ60eが所定時間(たとえば、10秒間)開放されることによって、第3ノズル40cからウェハWの上面へCDIWが供給される。
ウェハWに供給されたCDIWは、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面に塗り広げられる。これにより、ウェハWに残存するHDIWがCDIWに置換されて、ウェハWの温度が常温に戻る。
そして、処理ユニット16では、乾燥処理が行われる(ステップS106)。かかる乾燥処理では、ウェハWを所定の回転速度(たとえば、1000rpm)で所定時間回転させる。これにより、ウェハWに残存するCDIWが振り切られて、ウェハWが乾燥する。その後、ウェハWの回転が停止して、一連の基板処理が終了する。
上述してきたように、本実施形態に係る処理ユニット16(基板処理装置の一例に相当)は、第1ノズル40aと、基板保持機構30と、第2ノズル40bとを備える。第1ノズル40aは、硫酸と過酸化水素水との混合液であるSPMをウェハWに対して供給する。基板保持機構30は、第1ノズル40aによってSPMが供給された後のウェハWを冷却する。第2ノズル40bは、基板保持機構30によって冷却されたウェハWに対して過酸化水素水を供給する。したがって、本実施形態に係る処理ユニット16によれば、ウェハWにダメージを与えることなく、ウェハWに残存する硫酸を除去することができる。
次に、ウェハWの冷却方法の変形例について図6A〜図6Dを参照して説明する。図6A〜図6Dは、ウェハWの冷却方法の変形例を示す図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
上述した実施形態では、ウェハWの下面に対してHDIWを供給することによってウェハWを冷却することとしたが、ウェハWの下面に対して気体を供給することによってウェハWを冷却してもよい。
たとえば、図6Aに示す処理ユニット16Aは、処理流体供給部34からHDIWに代えてN2ガスを供給する。かかる場合、処理流体供給部34には、バルブ60gを介してN2ガス供給源70gが接続される。N2ガス供給源70gから供給されるN2ガスの温度は、たとえば80℃である。
このように、ウェハWの下面に気体を供給することによってウェハWを冷却する処理を冷却処理として採用してもよい。N2ガス等の不活性ガスは、ウェハW上の硫酸と反応することがなく、反応熱を生じさせないため好ましい。
また、上述した実施形態では、ウェハWを下面側から冷却する場合の例について説明したが、ウェハWを上面側から冷却してもよい。
たとえば、図6Bに示す処理ユニット16Bは、第4ノズル40d(冷却部の他の一例に相当)をさらに備える。かかる第4ノズル40dは、バルブ60hを介してN2ガス供給源70hに接続されており、N2ガス供給源70hから供給されるN2ガスをウェハWの上面に供給する。N2ガス供給源70hから供給されるN2ガスの温度は、たとえば80℃である。
このように、ウェハWの上方からウェハWの上面へ向けて気体を供給することによって、ウェハWを冷却してもよい。この場合、ウェハWの上面に気体が吹き付けられることによって、ウェハWの上面に残存する硫酸を吹き飛ばすことができるため、ウェハWの下面側から冷却する場合と比べてより効果的にウェハWを冷却することができる。
なお、この場合、図示しないアームや旋回昇降機構を用いてノズル40dを揺動させてもよい。これにより、ウェハWに残存する硫酸をウェハW外に吹き飛ばす効果を高めることができる。
また、液体や気体を供給するのではなく、冷却板を接触させてウェハWを直接的に冷却してもよい。
たとえば、図6Cに示すように、処理ユニット16Cが備える基板保持機構30Dは、冷却板35をさらに備える。冷却板35は、保持部31の中空部321に挿通されており、駆動部33によって保持部31と一体的に回転する。なお、処理流体供給部34は、冷却板35の中空部342に挿通される。
冷却板35には、冷却用流体を流通させるための流路が内部に設けられる。かかる流路は、バルブ60iを介して冷却用流体供給源70iに接続される。冷却用流体供給源70iから供給される冷却用流体(たとえば、温水)が冷却板35の内部の流路を流通することにより、冷却板35は所定の温度(たとえば、80℃)に保たれる。
また、冷却板35は、昇降機構36に接続される。昇降機構36は、冷却板35を鉛直方向に移動させる。昇降機構36が冷却板35を鉛直上方に移動させることにより、図6Dに示すように、冷却板35はウェハWの下面に接触する。これにより、ウェハWは、冷却板35によって冷却される。
このように、処理ユニット16Cは、SPM供給処理後のウェハWの下面に対して冷却板35(冷却部の他の一例に相当)を接触させることによってウェハWを冷却することとしてもよい。
なお、処理ユニット16Cは、冷却板35による冷却と併せて、処理流体供給部34からの処理流体(液体または気体)の供給や第4ノズル40dからの気体の供給等を行ってもよい。
また、ここでは、冷却板35を接触させてウェハWを冷却する場合の例を示したが、冷却板35の上面に微細な穴を多数形成し、これらの穴からN2ガス等の気体をウェハWの下面へ向けて吹き付けることにより、ウェハWを冷却する構成としてもよい。かかる場合、冷却板35には、冷却用流体供給源70iとしてN2ガス供給源を接続すればよい。
また、その他の冷却方法として、たとえば、ウェハWの回転によってのみウェハWを冷却させてもよいし、ウェハWを回転させることなく、処理流体供給部34からの処理流体の供給や、第4ノズル40dからの気体の供給、冷却板35による冷却を行ってもよい。また、FFU21(図2参照)から供給されるダウンフローの温度を所定時間低下させることによって、ウェハWを冷却させてもよい。
次に、SPMを供給する第1ノズル40aの変形例について図7を参照して説明する。図7は、第1ノズルの変形例を示す図である。
図7に示す処理ユニット16Dは、処理流体供給部40Dを備えており、かかる処理流体供給部40Dは、第1ノズル40eを備える。第1ノズル40eは、バルブ60aを介して硫酸供給源70aが接続されるとともに、バルブ60bを介して過酸化水素水供給源70bが接続される。
第1ノズル40eは、たとえば、ウェハWの半径と略同様の長さを有する棒状のノズルであり、長手方向に沿って形成される多数の吐出口からウェハWの上面に対してSPMを供給することによって、ウェハWの中心部から周縁部に掛けてSPMを一様に供給することができる。
かかる第1ノズル40eの構成の一例について図8Aおよび図8Bを参照して説明する。図8Aは、変形例に係る第1ノズル40eの模式底面図であり、図8Bは、図8Aに示すA−A線矢視断面図である。
図8Aに示すように、第1ノズル40eは、ウェハWの上面にSPMを吐出する複数の吐出口41を備える。各吐出口41は、ウェハWの中心部に対向する位置からウェハWの周縁部に対向する位置の間に配列される。
図8Aにおいて破線で示すように、第1ノズル40eには、硫酸供給源70aに接続される硫酸用流路42aと、過酸化水素水供給源70bに接続される過酸化水素水用流路42bとが形成される。硫酸用流路42aおよび過酸化水素水用流路42bは、第1ノズル40eの長手方向に沿って水平かつ互いに平行に延在する。
各吐出口41には、それぞれ硫酸吐出路43aおよび過酸化水素水吐出路43bが接続される。硫酸吐出路43aは、硫酸用流路42aを流れる硫酸を吐出口41へ導くための流路であり、過酸化水素水吐出路43bは、過酸化水素水用流路42bを流れる過酸化水素水を吐出口41へ導くための流路である。
図8Bに示すように、過酸化水素水吐出路43bは、硫酸吐出路43aの終端部である吐出口41よりも手前の位置において硫酸吐出路43aに接続される。これにより、吐出口41の手前において硫酸と過酸化水素水とが混合され、吐出口41からSPMが吐出される。
このように、SPMを供給する第1ノズル40eは、ウェハWの中心部に対向する位置からウェハWの周縁部に対向する位置の間に複数の吐出口41を備えるバーノズル(多連ノズル)であってもよい。なお、第1ノズル40eの構成は、図8Aおよび図8Bに示す構成に限定されない。
上述してきた実施形態では、処理流体供給部34から処理流体としてHDIWを供給する場合の例について説明したが、処理流体供給部34から供給される液体は、HDIW以外の液体であってもよい。
また、上述してきた実施形態では、過酸化水素水供給処理において、SPM供給処理に用いられる第1ノズル40aとは別の第2ノズル40bを用いて過酸化水素水の供給を行うこととした。しかし、これに限ったものではなく、SPM供給処理および過酸化水素水供給処理の両方を第1ノズル40aを用いて行ってもよい。かかる場合、たとえばバルブ60b(図3参照)を制御して、過酸化水素水供給処理時の過酸化水素水の流量をSPM供給処理時の過酸化水素水の流量よりも多くしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 基板処理システム
2 搬入出ステーション
3 処理ステーション
4 制御装置
16 処理ユニット
30 基板保持機構
34,40 処理流体供給部
40a 第1ノズル
40b 第2ノズル
40c 第3ノズル
70a 硫酸供給源
70b 過酸化水素水供給源
70c 過酸化水素水供給源
70d HDIW供給源
70e CDIW供給源
70f HDIW供給源

Claims (9)

  1. 硫酸と過酸化水素水との混合液を基板に対して供給する混合液供給工程と、
    前記混合液供給工程後の基板を冷却する冷却工程と、
    前記冷却工程後の基板に対して過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給工程と
    を含み、
    前記冷却工程は、
    前記過酸化水素水供給工程において供給される過酸化水素水と、前記基板に残存する硫酸とが反応することによって上昇する基板の温度が前記過酸化水素水の沸点よりも低い温度を下回る温度まで前記混合液供給工程後の基板を冷却すること
    を特徴とする基板処理方法。
  2. 硫酸と過酸化水素水との混合液を基板に対して供給する混合液供給工程と、
    前記混合液供給工程後の基板を冷却する冷却工程と、
    前記冷却工程後の基板に対して過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給工程と
    を含み、
    前記冷却工程は、
    前記混合液供給工程後の基板に対し、前記混合液供給工程において前記混合液が供給される面とは反対側の面に60℃以上80℃未満の液体を供給することによって該基板を冷却すること
    を特徴とする基板処理方法。
  3. 前記冷却工程は、
    前記混合液供給工程後の基板を回転させることによって該基板上に残存する液体を振り切りながら該基板を冷却すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の基板処理方法。
  4. 前記混合液供給工程は、
    回転する基板に対して前記混合液を供給するものであって、
    前記冷却工程は、
    前記混合液供給工程における基板の回転数よりも高い回転数で前記混合液供給工程後の基板を回転させること
    を特徴とする請求項に記載の基板処理方法。
  5. 前記冷却工程は、
    前記混合液供給工程後の基板に対し、前記混合液供給工程において前記混合液が供給される面とは反対側の面に、前記過酸化水素水供給工程において供給される過酸化水素水と、前記基板に残存する硫酸とが反応することによって上昇する基板の温度が前記過酸化水素水の沸点よりも低い温度を下回る温度の液体を供給することによって該基板を冷却すること
    を特徴とする請求項1に記載の基板処理方法。
  6. 硫酸と過酸化水素水との混合液を基板に対して供給する混合液供給部と、
    前記混合液供給部によって前記混合液が供給された後の基板を冷却する冷却部と、
    前記冷却部によって冷却された基板に対して過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給部と
    を備え
    前記冷却部は、
    前記過酸化水素水供給部によって供給される過酸化水素水と、前記基板に残存する硫酸とが反応することによって上昇する基板の温度が前記過酸化水素水の沸点よりも低い温度を下回る温度まで前記混合液供給部によって前記混合液が供給された後の基板を冷却すること
    を特徴とする基板処理装置。
  7. 硫酸と過酸化水素水との混合液を基板に対して供給する混合液供給部と、
    前記混合液供給部によって前記混合液が供給された後の基板を冷却する冷却部と、
    前記冷却部によって冷却された基板に対して過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給部と
    を備え、
    前記冷却部は、
    前記混合液供給部によって前記混合液が供給された後の基板に対し、前記混合液供給部によって前記混合液が供給される面とは反対側の面に60℃以上80℃未満の液体を供給することによって該基板を冷却すること
    を特徴とする基板処理装置。
  8. 前記混合液供給部と前記過酸化水素水供給部とが別体であること
    を特徴とする請求項6または7に記載の基板処理装置。
  9. 前記過酸化水素水供給部は、
    前記混合液供給部から供給される過酸化水素水の流量よりも多い流量の過酸化水素水を供給すること
    を特徴とする請求項6〜8のいずれか一つに記載の基板処理装置。
JP2013173064A 2013-08-23 2013-08-23 基板処理方法および基板処理装置 Active JP5992379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173064A JP5992379B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 基板処理方法および基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013173064A JP5992379B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 基板処理方法および基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015041727A JP2015041727A (ja) 2015-03-02
JP5992379B2 true JP5992379B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=52695705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013173064A Active JP5992379B2 (ja) 2013-08-23 2013-08-23 基板処理方法および基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5992379B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6454608B2 (ja) * 2015-06-16 2019-01-16 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体
KR101842120B1 (ko) * 2015-10-01 2018-03-26 세메스 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP6593591B2 (ja) * 2015-10-07 2019-10-23 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法
JP6770886B2 (ja) * 2016-12-28 2020-10-21 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置及び基板処理方法
JP7094147B2 (ja) * 2018-05-30 2022-07-01 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置
WO2019235275A1 (ja) 2018-06-07 2019-12-12 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置および基板処理方法
JP6987244B2 (ja) * 2018-06-13 2021-12-22 東京エレクトロン株式会社 基板処理方法および基板処理装置
KR20240039612A (ko) * 2021-08-18 2024-03-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
TW202410187A (zh) * 2022-07-12 2024-03-01 日商東京威力科創股份有限公司 基板處理方法及基板處理裝置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2626324B2 (ja) * 1991-07-26 1997-07-02 富士通株式会社 洗浄方法
JP4672487B2 (ja) * 2005-08-26 2011-04-20 大日本スクリーン製造株式会社 レジスト除去方法およびレジスト除去装置
JP4908879B2 (ja) * 2006-02-28 2012-04-04 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理方法および基板処理装置
JP2011129651A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法、基板処理装置、および、プログラム
JP5460633B2 (ja) * 2010-05-17 2014-04-02 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015041727A (ja) 2015-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5992379B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
CN107706131B (zh) 液处理方法、基板处理装置以及存储介质
KR102584337B1 (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법 및 기억 매체
CN107154371B (zh) 液处理方法、基板处理装置以及存储介质
US20200303220A1 (en) Substrate cleaning method
WO2018230377A1 (ja) 基板処理方法
JP7241594B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
TWI757514B (zh) 基板處理方法及基板處理裝置
JP2018107292A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP2020068372A (ja) 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
JP6749405B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
TW201911395A (zh) 基板處理方法及基板處理裝置
JP6795068B2 (ja) 液処理方法、基板処理装置、及び記憶媒体
JP6454608B2 (ja) 基板処理方法、基板処理装置および記憶媒体
JP7143465B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2024032905A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP6765878B2 (ja) 基板液処理方法及び基板液処理装置
JP2016063193A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2022151827A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5992379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250