JP5990726B2 - 水処理薬剤の安定化方法 - Google Patents

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本発明は、水処理薬剤の安定化方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、工業用冷却水系などで使用される、長期貯蔵安定性を有するアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤の安定化方法に関する。
工業用冷却水系などを構成する熱交換器、配管、各種機器類の金属材料(鉄、軟鋼、鋳鉄など)は、常時水と接触しており、金属材料表面において腐食障害やスケール障害が発生し易い。このような腐食やスケールを防止するために、従来から種々の化合物を含む一液型の水処理薬剤が提案され、使用されている。
このような一液型の水処理薬剤として、例えば、金属防食剤としてアゾール系化合物およびスケール防止剤としてマレイン酸系化合物を含む水処理薬剤が知られている。
具体的には、(a)マレイン酸およびマレイン酸誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の単量体を必須単量体としてなる重合体の少なくとも1種と、(b)グルタルジアルデヒドおよび/またはその誘導体と、(c)アゾール類とを有効成分として含んでなる多目的多機能水処理剤(特開昭63−194799号公報:特許文献1参照)、(A)1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン、(B)ベンゾトリアゾール誘導体および(C)アクリル酸系ポリマーまたはマレイン酸系ポリマーを有効成分とし、グリコール類を含むpHが10以上である一液型水処理剤(特開平9−52090号公報:特許文献2参照)、およびヒドラジド化合物、カルボン酸系低分子量ポリマーおよびアゾール系化合物を有効成分として含有する多機能型水処理剤(特開2010−173994号公報:特許文献3参照)などが挙げられる。
また、特許第3685800号公報(特許文献4)には、製紙工程の白水や開放式循環冷却水において殺菌剤やスライムコントロール剤として用いられる次亜臭素酸またはその水溶性塩の生成方法が開示され、その中で、スケール防止剤としてポリマレイン酸、銅用防錆剤としてベンゾトリアゾールおよび安定化剤として水酸化ナトリウムならびに臭化ナトリウム、ハイドロキサンを含む製剤が記載されている(実施例5参照)。また、次亜臭素酸塩の安定化成分としてスルファミン酸塩化合物を用いることが記載されている。
特開昭63−194799号公報 特開平9−52090号公報 特開2010−173994号公報 特許第3685800号公報
本発明者らは、一液型の水処理薬剤において、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤に限り、その薬剤中においてアゾール系化合物の濃度低下が著しいことを見出した。これは、アゾール系化合物の何らかの分解作用によるものと考えられる。
上記の先行技術文献には、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む一液型の水処理薬剤におけるアゾール系化合物の濃度低下については全く記載されていない。
特許文献4には、スルファミン酸塩化合物が次亜臭素酸塩を安定化することが記載されているに過ぎない。また、その実施例5の製剤では安定化剤として水酸化ナトリウムが記載されているが、安定化の対象は記載されていない。
本発明は、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤において、その水処理薬剤としての効果を損なうことなしに、アゾール系化合物の濃度低下が抑制された、長期貯蔵安定性を有する水処理薬剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む一液型の水処理薬剤におけるアゾール系化合物の濃度低下について鋭意研究を行った結果、薬剤に安定化成分としてアルカリ剤および/またはスルファミン酸を添加することにより、2週間貯蔵後における薬剤中のアゾール系化合物の残存率が80%以上になり、薬剤の貯蔵安定性を向上できることを見出し、本発明を完成するに到った。
かくして、本発明によれば、有効成分としてアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤に、前記水処理薬剤中の前記アゾール系化合物の濃度低下を抑制するための安定化成分としてスルファミン酸を添加することを特徴とする水処理薬剤の安定化方法が提供される。
本発明によれば、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤において、その水処理薬剤としての効果を損なうことなしに、アゾール系化合物の濃度低下が抑制された、長期貯蔵安定性を有する水処理薬剤を提供することができる。
すなわち、本発明は、長期貯蔵安定性に優れた、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤を提供でき、工業用冷却水系などに設置されている水と接触する熱交換器、配管、各種機器類の金属材料の腐食障害やスケール障害の対策に適用できる。
通常、一液型の水処理薬剤は、薬剤の調製から流通や保管などの貯蔵期間を経て、用時に希釈なしで用いられることを考慮すると、貯蔵条件にも因るが、2週間でアゾール系化合物を80%以上保持できる本発明の水処理薬剤は、産業上極めて有用である。
また、本発明によれば、安定化成分を含まない水処理薬剤が、アゾール系化合物がベンゾトリアゾールまたはトリルトリアゾールであり、マレイン酸系化合物がマレイン酸またはその誘導体をモノマー単位に有する重合体である場合に、水処理薬剤が、水処理薬剤100重量部中に0.01〜10重量部のアゾール系化合物と2.0〜50重量部のマレイン酸系化合物とを含む場合に、温度50℃の条件下で2週間以内にアゾール系化合物の濃度が80%未満に低下する水処理薬剤である場合に、本発明の効果がさらに発揮される。
また、本発明によれば、アルカリ剤が、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミンおよび2−ジエチルアミノエタノールから選択される少なくとも1種である場合に、安定化成分が、水処理薬剤100重量部に対して1.0〜20重量部のアルカリ剤のみであるか、水処理薬剤100重量部に対して0.5〜10重量部のスルファミン酸のみであるか、または水処理薬剤100重量部に対して1.0〜14重量部のアルカリ剤および0.5〜8.0重量部のスルファミン酸である場合に、本発明の効果がさらに発揮される。
本発明の水処理薬剤は、有効成分としてアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含み、アゾール系化合物の濃度低下を抑制する安定化成分としてアルカリ剤およびスルファミン酸から選択される少なくとも1種をさらに含むことを特徴とする。
本発明の水処理薬剤は、安定化成分を含まない水処理薬剤が、温度50℃の条件下で2週間以内にアゾール系化合物の濃度が80%未満に低下する水処理薬剤である場合に優れた効果を発揮する。
また、本発明の水処理薬剤は、水処理薬剤が、水処理薬剤100重量部中に0.01〜10重量部のアゾール系化合物と2.0〜50重量部のマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤である場合に優れた効果を発揮する。
本発明の水処理薬剤に用いられるアゾール系化合物としては、水処理薬剤において金属防食剤として作用し得るアゾール系化合物であれば特に限定されず、例えば、トリアゾール、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、5−n−プロピルベンゾトリアゾール、5−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4−カルボキシ−1,H−ベンゾトリアゾール、4−ニトロ−1,H−ベンゾトリアゾールなどのトリアゾール類;2−メルカプトベンゾチアゾール、5−クロロ−2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(3’−アミノプロピル)ベンゾチアゾール、2−(2’−アミノ−2’−メチルプロピル)ベンゾチアゾールなどのチアゾール類;2−(5’−アミノペンチル)ベンゾイミダゾール、2−(2’−アミノ−2’−メチルプロピル)ベンゾイミダゾール、2−エチル−4−メチル−イミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−メチルイミダゾールなどのイミダゾール類が挙げられる。これらの中でも、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、5−n−プロピルベンゾトリアゾールおよび5−ヒドロキシベンゾトリアゾールなどのトリアゾール類が好ましく、市販品として入手し易いベンゾトリアゾールおよびトリルトリアゾールが特に好ましい。
本発明の水処理薬剤に用いられるマレイン酸系化合物としては、水処理薬剤においてスケール防止剤として作用し得るマレイン酸系化合物であれば特に限定されず、例えば、マレイン酸またはその誘導体をモノマー単位に有する重合体が好ましい。マレイン酸の誘導体としては、例えば、無水マレイン酸、(N−ヒドロキシフェニル)マレイミドなどが挙げられる。重合体は、マレイン酸またはその誘導体の単独重合体であっても、それらと共重合し得るモノマーとの共重合体であってもよい。共重合し得るモノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イソブテン、アミレン、アクリルアミドメチルプロパノールスルホン酸、アリルスルホン酸などが挙げられる。これらの中でも、市販品として入手し易いマレイン酸重合物、BWA Water Additives社(英国)製の商品名「Belclene200LA」および「Belclene283」が特に好ましい。
本発明の水処理薬剤において安定化成分として用いられるアルカリ剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウムおよび炭酸カリウムなどの無機系アルカリ剤、ならびにモノエタノールアミンおよび2−ジエチルアミノエタノール(「N,N−ジエチルアミノエタノール」ともいう)などの有機系アルカリ剤などが挙げられ、これらの中でも、安価で入手し易い水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミンおよび2−ジエチルアミノエタノールが特に好ましい。これらを単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、同様に安定化成分としてのスルファミン酸(アミド硫酸)は、市販品を用いることができる。
本発明の水処理薬剤において、アルカリ剤の配合量は、水処理薬剤中のアゾール系化合物の重量1に対して0.1〜2000(好ましくは1.0〜50)であるのが好ましい。
また、スルファミン酸の配合量は、水処理薬剤中のアゾール系化合物の重量1に対して0.05〜1000(好ましくは1.0〜20)であるのが好ましい。
したがって、本発明の水処理薬剤においては、安定化成分が、水処理薬剤100重量部に対して1.0〜20重量部(好ましくは1.0〜17重量部)のアルカリ剤のみであるか、水処理薬剤100重量部に対して0.5〜10重量部(好ましくは2.0〜8.0重量部)のスルファミン酸のみであるか、または水処理薬剤100重量部に対して1.0〜14重量部(好ましくは1.0〜12重量部)のアルカリ剤および0.5〜8.0重量部(好ましくは2.0〜8.0重量部)のスルファミン酸であるのが好ましい。
安定化成分としてアルカリ剤が単独で用いられる場合、その量が1.0重量部未満では、アゾール系化合物の濃度低下が十分に抑制されないことがあり、一方その量が20重量部を超えると、pHが高くなり過ぎてしまい安全性において問題となることがある。
安定化成分としてスルファミン酸が単独で用いられる場合、その量が0.5重量部未満では、アゾール系化合物の濃度低下が十分に抑制されないことがあり、一方その量が10重量部を超えると、添加に見合う効果が期待できないことがあり、経済的にも好ましくない。
安定化成分としてアルカリ剤とスルファミン酸とが併用される場合、前者が1.0重量部未満および/または後者が0.5重量部未満では、アゾール系化合物の濃度低下が十分に抑制されないことがあり、前者が14重量部を超えおよび/または後者が8.0重量部を超えると、添加に見合う効果が期待できないことがあり、経済的にも好ましくない。
本発明の水処理薬剤は、本発明の効果が阻害されない、すなわち製剤中のアゾール系化合物のさらなる濃度低下が起こらない範囲であれば、亜鉛塩、重合リン酸塩、リン酸、有機ホスホン酸、モリブデン酸塩などの腐食抑制剤、アクリル酸などを含む重合体を用いるスケール防止剤(抑制剤)、各種界面活性剤を用いる分散剤などの公知の水処理薬剤を含んでいてもよい。
以上のことから、本発明の水処理薬剤の安定化方法は、有効成分としてアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤に、水処理薬剤中のアゾール系化合物の濃度低下を抑制するための安定化成分としてアルカリ剤およびスルファミン酸から選択される少なくとも1種を添加することを特徴とする。
本発明を試験例により具体的に説明するが、本発明はこれらの試験例により限定されるものではない。
なお、下記の試験において、安定化成分としてスルファミン酸を用いた試験が実施例であり、それら以外は参考例である。
(試験例1)アゾール系化合物の濃度低下確認試験
表1に示すアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤(製剤No.1〜4)およびアゾール系化合物と公知のスケール防止剤とを含む水処理薬剤(製剤No.5〜10)をそれぞれ100g調製した。
得られた各薬剤を容量100mlのガラススクリュー管もしくは容量100mlのポリ容器に分注し、温度50℃に設定した恒温槽中に14日間(2週間)静置した(貯蔵試験)。
貯蔵試験後、HPLC(高速液体クロマトグラフィ)を用いて、各薬剤中のアゾール系化合物の濃度Ca(重量%)を測定し、予め薬剤調製直後(貯蔵試験前)に測定しておいたアゾール系化合物の濃度Cb(重量%)とから次式によりアゾール系化合物の残存率(%)を求めた。
アゾール系化合物の残存率(%)=(Ca/Cb)×100
得られた結果を、薬剤の成分とその配合量と共に表1に示す。
Figure 0005990726
表1の結果から、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物と含む水処理薬剤(製剤No.1〜4)では、貯蔵試験でのアゾール系化合物の残存率が50%以下になり、アゾール系化合物の濃度が低下することがわかる。一方、アゾール系化合物と公知のスケール防止剤とを含む水処理薬剤(製剤No.5〜10)では、貯蔵試験でのアゾール系化合物の残存率が100%であり、アゾール系化合物の濃度が低下しないことがわかる。
(試験例2)アゾール系化合物の濃度低下抑制確認試験
表2に示すアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とアルカリ剤および/またはスルファミン酸(「安定化成分」という)とを含む水処理薬剤(製剤No.11〜17)ならびにアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤(製剤No.18〜21)をそれぞれ100g調製した。
得られた各薬剤を試験例1と同様にして貯蔵試験を実施し、貯蔵試験後のアゾール系化合物の残存率(%)を求めた。
得られた結果を、薬剤の成分とその配合量と共に表2に示す。
Figure 0005990726
表2の結果から、アゾール系化合物とマレイン酸系化合物と安定化成分としてアルカリ剤および/またはスルファミン酸とを含む水処理薬剤(製剤No.11〜17)では、貯蔵試験でのアゾール系化合物の残存率が80%以上になり、アゾール系化合物の濃度低下が抑制されていることがわかる。一方、安定化成分を含まない水処理薬剤(製剤No.18〜21)では、貯蔵試験でのアゾール系化合物の残存率が80%未満になることがわかる。

Claims (5)

  1. 有効成分としてアゾール系化合物とマレイン酸系化合物とを含む水処理薬剤に、前記水処理薬剤中の前記アゾール系化合物の濃度低下を抑制するための安定化成分としてスルファミン酸を添加することを特徴とする水処理薬剤の安定化方法
  2. 前記アゾール系化合物がベンゾトリアゾールまたはトリルトリアゾールであり、前記マレイン酸系化合物がマレイン酸またはその誘導体をモノマー単位に有する重合体である請求項1に記載の水処理薬剤の安定化方法
  3. 記水処理薬剤が、前記安定化成分を含まない場合に、温度50℃の条件下で2週間以内に前記アゾール系化合物の濃度が80%未満低下を示す水処理薬剤である請求項1または2に記載の水処理薬剤の安定化方法
  4. 前記水処理薬剤が、前記水処理薬剤100重量部中に0.01〜10重量部のアゾール系化合物と2.0〜50重量部のマレイン酸系化合物とを含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の水処理薬剤の安定化方法
  5. 前記安定化成分が、前記水処理薬剤100重量部に対して0.5〜10重量部の前記スルファミン酸のみである請求項1〜のいずれか1つに記載の水処理薬剤の安定化方法
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