JP5988698B2 - 二元冷凍装置 - Google Patents
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このような二元冷凍装置では、通常、第2冷媒回路の台数が多い場合、第1冷媒回路の冷媒循環量を増大させてから予め定める時間経過後に第2冷媒回路の運転台数を増加させて、第2冷媒回路のオーバーロードや高圧カットを防止している。
また、このような二元冷凍装置では、第2冷媒回路を最小容量で運転していても、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して第1冷媒回路の冷凍能力が過剰になり第2冷媒回路が不必要となる場合があるため、第2冷媒回路の低圧側圧力が所定値以下になると第2冷媒回路の運転を停止し、所定値以上になると再始動する制御を頻繁に行なっている。
図1は、実施の形態1に係る二元冷凍装置の構成を示す図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る二元冷凍装置は、第1凝縮器1と第1膨張弁2と第1蒸発器3と第1圧縮機4とを接続して冷媒を循環させる高温側サイクルと、第2凝縮器5と第2膨張弁6と第2蒸発器7と第2圧縮機8とを接続して冷媒を循環させる低温側サイクルと、前記第1蒸発器3と前記第2凝縮器5とで構成され前記第1蒸発器3の冷媒と前記第2凝縮器5の冷媒とを熱交換するカスケードコンデンサ9と、を有する。
また、低温側サイクルにおいて、第2凝縮器5と第2膨張弁6の間に設けた高圧側圧力兼温度検知器13を用いて高圧側圧力と高圧側温度を検出し、第2蒸発器7と第2圧縮機8の間に設けた低圧側圧力兼温度検知器14を用いて低圧側圧力と低圧側温度を検出する。
高温側サイクルにおいて、温度検知器15が、第1凝縮器1と空気が熱交換する前の空気温度を検出している。
制御装置16は、低温側サイクルの第2圧縮機8を、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した低温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した低温側サイクルの低圧側圧力及び温度とに応じて、第2蒸発器7への冷媒循環量が過不足ないように制御する。
また、制御装置16は、高温側サイクルの第1圧縮機4を、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した高温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した高温側サイクルの低圧側圧力及び温度と高圧側圧力兼温度検知器13が検知した低温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した低温側サイクルの低圧側圧力及び温度とに応じて、カスケードコンデンサ9での熱交換が過不足ないように制御する。
また、制御装置16は、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した高温側サイクルの高圧側温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した高温側サイクルの低圧側温度と温度検知器15が検知した空気温度とに応じて、送風機10を制御する。
高温側サイクルにおいて、第1圧縮機4を出た高温高圧の冷媒はBの位置となり、第1凝縮器1で熱交換されて凝縮液化された冷媒はCの位置となる。その後、第1膨張弁2で減圧された冷媒はDの位置となり、カスケードコンデンサ9で熱交換されて蒸発した冷媒はAの位置となる。その後、冷媒は第1圧縮機4に吸入され、このサイクルを繰り返す。
また、低温側サイクルにおいて、第2圧縮機8を出た高温高圧の冷媒はFの位置となり、カスケードコンデンサ9で熱交換されて凝縮液化された冷媒はGの位置となる。その後、第2膨張弁6で減圧された冷媒はHの位置となり、第2蒸発器7で熱交換されて蒸発した冷媒はEの位置となる。その後、冷媒は第2圧縮機8に吸入され、このサイクルを繰り返す。
なお、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値は、低温側サイクルの低圧側圧力の目標値に対して飽和温度換算で5〜32.5℃高い温度に設定する。この温度は、使用する冷媒に応じて最適な値を設定する。また、低温側サイクルの低圧側圧力の目標値は、使用者の用途に応じて最適な値を設定する。
ステップS12において、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した圧力及び温度から、低温側サイクルの冷凍能力を求める。
ステップS13において、低温側サイクルの冷凍能力を二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力と比較し、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を決定する。
ステップS14において、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した圧力及び温度から、低温側サイクルの凝縮負荷を求める。
ステップS15において、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した圧力及び温度から、高温側サイクルの冷凍能力を求める。
ステップS16において、低温側サイクルの凝縮能力と高温側サイクルの冷凍能力の比率を求め、予め設定された所定値となるように、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を決定する。
ステップS11からS16を繰り返す。
また、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に維持することができるから、高温側サイクルの冷凍能力が過剰になることによる高温側サイクルの第1圧縮機4への液冷媒の吸入を抑制することができる。
また、高温側サイクルの冷凍能力が二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して過剰となる頻度が低下するから、低温側サイクルを停止し再始動する回数が少なくなる。
実施の形態1では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力を求め、その比率が一定となるように高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を決定した。
それに対して、実施の形態2では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力を求めず、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数から直接決定することを特徴とする。
高温側サイクルの高圧側圧力を飽和温度換算で43℃〜47℃とし、低温側サイクルの高圧側圧力と高温側サイクルの低圧側圧力の差を飽和温度換算で5Kとし、高温側サイクルの低圧側圧力を飽和温度換算で10℃とし、低温側サイクルの高圧側圧力を飽和温度換算で15℃とし、低温側サイクルの低圧側圧力を飽和温度換算で−10℃とし、第1圧縮機4及び第2圧縮機8の冷媒押しのけ量を固定値とし、インバータの運転周波数を30、50、70Hzに変化させた場合の理論計算値である。
実施の形態2では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力から計算した。
それに対して、実施の形態3では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力から計算せずに、1.05倍〜1.5倍の範囲内の所定倍とすることを特徴とする。
図5及び図6は、高温側サイクルの第1凝縮器1を、圧縮機のインバータの周波数が1Hz増加した際に高圧側圧力が飽和温度換算で、0.05℃上昇する仕様Aと0.1℃上昇する仕様Bであるとして、高温側サイクルの冷凍能力の増加比率を理論計算したものである。
その結果、仕様Bでの低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率と高温側サイクルの冷凍能力の増加比率の比率は、仕様Aでの低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率と高温側サイクルの冷凍能力の増加比率の比率に対して1.017倍であり、等しくはないものの、仕様Aと仕様Bの間で大きな差が生じないことが判明した。
なお、実際の冷凍サイクルには熱交換ロスがあるため、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率に対する高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、1.05倍〜1.5倍とするのが良い。
実施の形態4は、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に制御することに加えて、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することで、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高温側サイクルの冷凍能力が過剰となって低温側サイクルが停止する頻度を更に低減するものである。
これより、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値を増加させることで、低温側サイクルの冷凍能力を低下できることが分かる。また、同様に、高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を増加させることで、高温側サイクルの冷凍能力を低下できる。
つまり、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を増加させることで、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を低下することができ、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に応じて低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を変化させれば、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高温側サイクルの冷凍能力が過剰となって低温側サイクルが停止する頻度を減らすことが可能である。
ステップS22において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS23において、第2の所定時間(例えば直近の4時間)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第2の所定時間は、第1の所定時間より長い時間であり、除霜運転により冷凍装置の圧縮機が必ず停止する時間間隔以上に設定する。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS24に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS25に進む。
ステップS24において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS25において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS21からS25を繰り返す。
実施の形態4では、低温側サイクルの停止回数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御している。
それに対して、実施の形態5では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することを特徴とする。
ステップS32において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS33において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS34において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS31からS34を繰り返す。
なお、以上では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数が最低値であるかと最大値であるかを判定しているが、第1の所定値以下であるかと第1の所定値より大きい第2の所定値以上であるかを判定しても良いことは言うまでもない。
実施の形態6では、低温側サイクルの停止回数及び低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御する。
ステップS42において、第1の所定時間(例えば15分)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第1の所定時間をどの程度の時間に設定するかは、実施の形態4と同様である。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が過剰状態であると判断でき、ステップS43に進む。所定回数より少ない場合は、ステップS44に進む。
ステップS43において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS44において、第2の所定時間内(例えば直近の4時間)で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第2の所定時間をどの程度の時間に設定するかは、実施の形態4と同様である。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS45に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS46に進む。
ステップS45において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS46において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS47において、第3の所定時間(例えば直近の1時間)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第3の所定時間は、除霜運転後等の一時的な冷凍能力の増加時間を除いて低温側サイクルの冷凍能力を判定できる時間に設定し、第1の所定時間より長くかつ第2の所定時間より短く設定するのが良い。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS48に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS49に進む。
ステップS48において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に維持させる。
ステップS49において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS50において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に維持させる。
ステップS41からS50を繰り返す。
また、実施の形態1から6では、高温側サイクルと低温側サイクルが各1つずつの場合を説明したが、高温側サイクル及び/又は低温側サイクルが複数の場合にも適用できることは言うまでもない。
また、実施の形態4から6では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に制御しつつ低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を最適化する場合を説明したが、二元冷凍装置の耐性が高い場合等では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を制御しない状態で低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を最適化しても良い。
Claims (9)
- 第1凝縮器と第1膨張弁と第1蒸発器と第1圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第1冷媒回路と、
第2凝縮器と第2膨張弁と第2蒸発器と第2圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第2冷媒回路と、
前記第1蒸発器と前記第2凝縮器とで構成され、前記第1蒸発器の冷媒と前記第2凝縮器の冷媒とを熱交換する熱交換器と、
前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量の変化比率に対して前記第1冷媒回路の冷媒循環量の変化比率を1より大きい所定倍に制御する、
ことを特徴とする二元冷凍装置。 - 第1凝縮器と第1膨張弁と第1蒸発器と第1圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第1冷媒回路と、
第2凝縮器と第2膨張弁と第2蒸発器と第2圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第2冷媒回路と、
前記第1蒸発器と前記第2凝縮器とで構成され、前記第1蒸発器の冷媒と前記第2凝縮器の冷媒とを熱交換する熱交換器と、
前記第2冷媒回路の停止回数及び/又は前記第2冷媒回路の冷媒循環量に応じて前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を変化させつつ、前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する制御装置と、
を備えたことを特徴とする二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量の変化比率に対して前記第1冷媒回路の冷媒循環量の変化比率を1.05倍から1.5倍の範囲内の所定倍に制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の停止回数及び/又は前記第2冷媒回路の冷媒循環量に応じて前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を変化させつつ、前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の第1所定時間内での停止回数が所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
前記第2冷媒回路の前記第1所定時間内での停止回数が所定値より小さく、かつ、前記第1所定時間より長い第2所定時間内での停止回数が所定値より小さい場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は第1所定値以下の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最大又は前記第1所定値より大きい第2所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は第1所定値以下で、かつ、第1所定時間内での停止回数が所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は前記第1所定値以下で、かつ、前記第1所定時間内での停止回数が所定値より小さく、かつ、前記第1所定時間より長い第2所定時間内での停止回数が所定値より小さい場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げ、
前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最大又は前記第1所定値より大きい第2所定値以上で、前記第1所定時間より長く前記第2所定時間より短い第3所定時間内での停止回数が所定値より少ない場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の凝縮負荷及び/又は前記第1冷媒回路の冷凍能力を圧縮機のインバータの周波数を変化させて制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の二元冷凍装置。 - 前記制御装置は、
前記第2冷媒回路の凝縮負荷及び/又は前記第1冷媒回路の冷凍能力を膨張弁の開度を変化させて制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の二元冷凍装置。
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