JP5988698B2 - 二元冷凍装置 - Google Patents

二元冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5988698B2
JP5988698B2 JP2012119417A JP2012119417A JP5988698B2 JP 5988698 B2 JP5988698 B2 JP 5988698B2 JP 2012119417 A JP2012119417 A JP 2012119417A JP 2012119417 A JP2012119417 A JP 2012119417A JP 5988698 B2 JP5988698 B2 JP 5988698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant circuit
refrigerant
pressure
temperature side
target value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012119417A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013245867A (ja
Inventor
池田 隆
隆 池田
山下 哲也
哲也 山下
杉本 猛
猛 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012119417A priority Critical patent/JP5988698B2/ja
Publication of JP2013245867A publication Critical patent/JP2013245867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5988698B2 publication Critical patent/JP5988698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、第1冷媒回路と、第2冷媒回路と、第1冷媒回路の蒸発器の冷媒と第2冷媒回路の凝縮器の冷媒を熱交換する熱交換器と、を備えた二元冷凍装置に関するものである。
従来の二元冷凍装置として、1つの第1冷媒回路に対して複数の第2冷媒回路を有するものがある。そのような二元冷凍装置では、第1冷媒回路の冷媒を複数の熱交換器に供給し、複数の熱交換器のそれぞれで第2冷媒回路の凝縮器が第1冷媒回路の蒸発器と熱交換することで、第2冷媒回路を個別に運転している(例えば、特許文献1参照)。
このような二元冷凍装置では、通常、第2冷媒回路の台数が多い場合、第1冷媒回路の冷媒循環量を増大させてから予め定める時間経過後に第2冷媒回路の運転台数を増加させて、第2冷媒回路のオーバーロードや高圧カットを防止している。
また、このような二元冷凍装置では、第2冷媒回路を最小容量で運転していても、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して第1冷媒回路の冷凍能力が過剰になり第2冷媒回路が不必要となる場合があるため、第2冷媒回路の低圧側圧力が所定値以下になると第2冷媒回路の運転を停止し、所定値以上になると再始動する制御を頻繁に行なっている。
特許第3240811号公報(段落[0004])
従来の二元冷凍装置では、第1冷媒回路の冷媒循環量を増大させた時と第2冷媒回路の運転台数を増加した時に圧力が急変するため、圧縮機や他の部品が故障するという問題点があった。また、第1冷媒回路の冷媒循環量を増大させてから予め定める時間経過までは第1冷媒回路が能力過剰となり、第1冷媒回路の蒸発器で蒸発しきれない液冷媒が圧縮機に吸入されるため、圧縮機が故障するという問題点があった。また、第2冷媒回路の停止と再始動の回数が多いため、その際の圧力変動により圧縮機や他の部品が故障するという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1冷媒回路または第2冷媒回路の能力が急変することによる圧力の急変がない二元冷凍装置を得るものである。また、本発明は、第1冷媒回路が能力過剰になることによる圧縮機への液冷媒の吸入を抑制した二元冷凍装置を得るものである。また、本発明は、第2冷媒回路を停止し再始動する回数が少ない二元冷凍装置を得るものである。
本発明に係る二元冷凍装置は、第1凝縮器と第1膨張弁と第1蒸発器と第1圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第1冷媒回路と、第2凝縮器と第2膨張弁と第2蒸発器と第2圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第2冷媒回路と、第1蒸発器と第2凝縮器とで構成され第1蒸発器の冷媒と第2凝縮器の冷媒とを熱交換する熱交換器と、第2冷媒回路の凝縮負荷と第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する制御装置と、を備え、制御装置は、第2冷媒回路の冷媒循環量の変化比率に対して第1冷媒回路の冷媒循環量の変化比率を1より大きい所定倍に制御するものである。
本発明は、第2冷媒回路の凝縮負荷と第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御することで、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に応じて、逐次、第2冷媒回路及び第1冷媒回路の冷凍能力や凝縮負荷を変化させるから、圧力の急変を防ぐことが可能である。また、第1冷媒回路の冷凍能力が過剰になることによる第1冷媒回路の第1圧縮機への液冷媒の吸入を抑制できる。また、第1冷媒回路の冷凍能力が二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して過剰となる頻度が低下するから、第2冷媒回路を停止し再始動する回数を低減できる。
実施の形態1に係る二元冷凍装置の、構成を示す図である。 実施の形態1に係る二元冷凍装置の、制御ブロックを示す図である。 実施の形態1に係る二元冷凍装置の、モリエル線図を示す図である。 実施の形態1に係る二元冷凍装置の、フローチャートを示す図である。 実施の形態2、3に係る二元冷凍装置の、第1冷媒回路及び第2冷媒回路の圧縮機のインバータの周波数を変化させた際の、第1冷媒回路の冷凍能力と第2冷媒回路の凝縮負荷の理論計算結果を示す図である。 図5をグラフ化した図である。 実施の形態4に係る二元冷凍装置の、第2冷媒回路の高圧側圧力を変化させた際の、第2冷媒回路の冷凍能力の理論計算結果を示す図である。 図7をグラフ化した図である。 実施の形態4に係る二元冷凍装置の、フローチャートを示す図である。 実施の形態5に係る二元冷凍装置の、フローチャートを示す図である。 実施の形態6に係る二元冷凍装置の、フローチャートを示す図である。
以下、本発明の二元冷凍装置について、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る二元冷凍装置の構成を示す図である。
図1に示すように、実施の形態1に係る二元冷凍装置は、第1凝縮器1と第1膨張弁2と第1蒸発器3と第1圧縮機4とを接続して冷媒を循環させる高温側サイクルと、第2凝縮器5と第2膨張弁6と第2蒸発器7と第2圧縮機8とを接続して冷媒を循環させる低温側サイクルと、前記第1蒸発器3と前記第2凝縮器5とで構成され前記第1蒸発器3の冷媒と前記第2凝縮器5の冷媒とを熱交換するカスケードコンデンサ9と、を有する。
なお、高温側サイクルは、本発明における「第1冷媒回路」に相当する。また、低温側サイクルは、本発明における「第2冷媒回路」に相当する。また、カスケードコンデンサ9は、本発明における「熱交換器」に相当する。
高温側サイクルにおいて、第1凝縮器1と第1膨張弁2の間に設けた高圧側圧力兼温度検知器11を用いて高圧側圧力と高圧側温度を検出し、第1蒸発器3と第1圧縮機4の間に設けた低圧側圧力兼温度検知器12を用いて低圧側圧力と低圧側温度を検出する。
また、低温側サイクルにおいて、第2凝縮器5と第2膨張弁6の間に設けた高圧側圧力兼温度検知器13を用いて高圧側圧力と高圧側温度を検出し、第2蒸発器7と第2圧縮機8の間に設けた低圧側圧力兼温度検知器14を用いて低圧側圧力と低圧側温度を検出する。
第1凝縮器1は、送風機10によって冷却される。
高温側サイクルにおいて、温度検知器15が、第1凝縮器1と空気が熱交換する前の空気温度を検出している。
図2は、実施の形態1に係る二元冷凍装置の制御ブロックを示す図である。
制御装置16は、低温側サイクルの第2圧縮機8を、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した低温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した低温側サイクルの低圧側圧力及び温度とに応じて、第2蒸発器7への冷媒循環量が過不足ないように制御する。
また、制御装置16は、高温側サイクルの第1圧縮機4を、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した高温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した高温側サイクルの低圧側圧力及び温度と高圧側圧力兼温度検知器13が検知した低温側サイクルの高圧側圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した低温側サイクルの低圧側圧力及び温度とに応じて、カスケードコンデンサ9での熱交換が過不足ないように制御する。
また、制御装置16は、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した高温側サイクルの高圧側温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した高温側サイクルの低圧側温度と温度検知器15が検知した空気温度とに応じて、送風機10を制御する。
図3のモリエル線図を用いて、実施の形態1に係る二元冷凍装置の動作をより詳しく説明する。
高温側サイクルにおいて、第1圧縮機4を出た高温高圧の冷媒はBの位置となり、第1凝縮器1で熱交換されて凝縮液化された冷媒はCの位置となる。その後、第1膨張弁2で減圧された冷媒はDの位置となり、カスケードコンデンサ9で熱交換されて蒸発した冷媒はAの位置となる。その後、冷媒は第1圧縮機4に吸入され、このサイクルを繰り返す。
また、低温側サイクルにおいて、第2圧縮機8を出た高温高圧の冷媒はFの位置となり、カスケードコンデンサ9で熱交換されて凝縮液化された冷媒はGの位置となる。その後、第2膨張弁6で減圧された冷媒はHの位置となり、第2蒸発器7で熱交換されて蒸発した冷媒はEの位置となる。その後、冷媒は第2圧縮機8に吸入され、このサイクルを繰り返す。
制御装置16は、高圧側圧力兼温度検知器13が検知したGの位置の圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知したEの位置の圧力及び温度からE−H間のエンタルピ差を算出し、そのエンタルピ差から低温側サイクルの冷凍能力(つまり、E−H間のエンタルピ差×冷媒循環量)(なお、冷媒循環量は、E点の圧力と温度から求められる冷媒密度×圧縮機のストロークボリューム×圧縮機の回転数(運転周波数)を計算することで求めることができる。)を求める。この冷凍能力は、低温側サイクルの第2蒸発器7の冷凍能力であり、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高いか低いかに応じて、第2の冷媒回路の第2圧縮機8のインバータの周波数を最適化する。
制御装置16は、高圧側圧力兼温度検知器13が検知したGの位置の圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知したEの位置の圧力及び温度から、上述したように低温側サイクルの冷凍能力を算出し、その冷凍能力と第2圧縮機の動力から低温側サイクルの凝縮負荷(つまり、冷凍能力+圧縮仕事の熱量)を求める。また、高圧側圧力兼温度検知器11が検知したCの位置の圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知したAの位置の圧力及び温度から、上述したように高温側サイクルの冷凍能力を求める。この低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力は、カスケードコンデンサ9での熱交換における能力であり、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率が予め設定された所定値となるように、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を最適化する。
なお、高温側サイクルの低圧側圧力の目標値は、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値に対して飽和温度換算で5〜10℃程度低い温度に設定する。これは、最低でもその程度の温度差がなければカスケードコンデンサ9での熱交換が物理的にできないためであり、また、逆に温度差がありすぎるとシステムとしての効率が悪くなるためである。
なお、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値は、低温側サイクルの低圧側圧力の目標値に対して飽和温度換算で5〜32.5℃高い温度に設定する。この温度は、使用する冷媒に応じて最適な値を設定する。また、低温側サイクルの低圧側圧力の目標値は、使用者の用途に応じて最適な値を設定する。
以上の構成により、第2圧縮機8のインバータの周波数を、低温側サイクルの冷凍能力が二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高いか低いかに応じて設定し、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率が一定となるように制御することが可能となる。
以下に、制御装置16の具体的な制御フローの一例を、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS11において、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力を求める。
ステップS12において、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した圧力及び温度から、低温側サイクルの冷凍能力を求める。
ステップS13において、低温側サイクルの冷凍能力を二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力と比較し、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を決定する。
ステップS14において、高圧側圧力兼温度検知器13が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器14が検知した圧力及び温度から、低温側サイクルの凝縮負荷を求める。
ステップS15において、高圧側圧力兼温度検知器11が検知した圧力及び温度と低圧側圧力兼温度検知器12が検知した圧力及び温度から、高温側サイクルの冷凍能力を求める。
ステップS16において、低温側サイクルの凝縮能力と高温側サイクルの冷凍能力の比率を求め、予め設定された所定値となるように、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を決定する。
ステップS11からS16を繰り返す。
このように制御すれば、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に応じて、逐次、高温側サイクル及び低温側サイクルの冷凍能力や凝縮負荷を変化させることができるから、圧力の急変を防ぐことが可能となる。
また、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に維持することができるから、高温側サイクルの冷凍能力が過剰になることによる高温側サイクルの第1圧縮機4への液冷媒の吸入を抑制することができる。
また、高温側サイクルの冷凍能力が二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して過剰となる頻度が低下するから、低温側サイクルを停止し再始動する回数が少なくなる。
実施の形態2.
実施の形態1では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力を求め、その比率が一定となるように高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を決定した。
それに対して、実施の形態2では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力を求めず、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数から直接決定することを特徴とする。
図5及び図6は、高温側サイクルにR134a冷媒、低温側サイクルにCO2冷媒を使用したときの高温側サイクルの冷凍能力と低温側サイクルの凝縮負荷の理論計算値を示す図である。
高温側サイクルの高圧側圧力を飽和温度換算で43℃〜47℃とし、低温側サイクルの高圧側圧力と高温側サイクルの低圧側圧力の差を飽和温度換算で5Kとし、高温側サイクルの低圧側圧力を飽和温度換算で10℃とし、低温側サイクルの高圧側圧力を飽和温度換算で15℃とし、低温側サイクルの低圧側圧力を飽和温度換算で−10℃とし、第1圧縮機4及び第2圧縮機8の冷媒押しのけ量を固定値とし、インバータの運転周波数を30、50、70Hzに変化させた場合の理論計算値である。
図5及び図6より、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数が増加したときの凝縮負荷の増加比率は、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数が増加したときの冷凍能力の増加比率に対して大きいものの、インバータの周波数に関わらず低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率と高温側サイクルの冷凍能力の増加比率の比率は一定であることがわかる。
低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率が高温側サイクルの冷凍能力の増加比率に対して大きくなるのは、高温側サイクルの第1凝縮器1が周囲の空気と熱交換する際に、高圧側圧力が一定に保たれず上昇するためである。そして、インバータの周波数を増加した際に高圧側圧力がどの程度上昇するかは、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力に依存しており、計算することが可能であるから、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定にする低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を計算することが可能である。
つまり、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力を求めなくても、高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率を低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率から直接決定することができ、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を変化させ、その変化比率の所定倍の変化比率で高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数を変化させれば、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に制御することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態2では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力から計算した。
それに対して、実施の形態3では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力から計算せずに、1.05倍〜1.5倍の範囲内の所定倍とすることを特徴とする。
上述したように、周波数の増加によって高圧側圧力がどの程度上昇するかは、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力によって異なる。
図5及び図6は、高温側サイクルの第1凝縮器1を、圧縮機のインバータの周波数が1Hz増加した際に高圧側圧力が飽和温度換算で、0.05℃上昇する仕様Aと0.1℃上昇する仕様Bであるとして、高温側サイクルの冷凍能力の増加比率を理論計算したものである。
その結果、仕様Bでの低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率と高温側サイクルの冷凍能力の増加比率の比率は、仕様Aでの低温側サイクルの凝縮負荷の増加比率と高温側サイクルの冷凍能力の増加比率の比率に対して1.017倍であり、等しくはないものの、仕様Aと仕様Bの間で大きな差が生じないことが判明した。
つまり、第1凝縮器1の能力と送風機10の能力に関わらず、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率と高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を所定値に決定することができ、そのように制御しても、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率をほぼ一定に制御することが可能である。
なお、実際の冷凍サイクルには熱交換ロスがあるため、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数の変化比率に対する高温側サイクルの第1圧縮機4のインバータの周波数の変化比率の比率を、1.05倍〜1.5倍とするのが良い。
実施の形態4.
実施の形態4は、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に制御することに加えて、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することで、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高温側サイクルの冷凍能力が過剰となって低温側サイクルが停止する頻度を更に低減するものである。
図7及び図8に、CO2冷媒を使用し、低圧側圧力を飽和温度換算で−10℃とし、第2圧縮機8の冷媒押しのけ量を固定値とし、第2圧縮機8のインバータの周波数を30Hzとし、高圧側圧力を飽和温度換算で15℃〜20℃に変化させた場合の低温側サイクルの冷凍能力の理論計算値を示す。
これより、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値を増加させることで、低温側サイクルの冷凍能力を低下できることが分かる。また、同様に、高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を増加させることで、高温側サイクルの冷凍能力を低下できる。
つまり、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を増加させることで、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を低下することができ、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に応じて低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を変化させれば、二元冷凍装置の必要とされる冷凍能力に対して高温側サイクルの冷凍能力が過剰となって低温側サイクルが停止する頻度を減らすことが可能である。
以下に、制御装置16の具体的な制御フローの一例を、図9のフローチャートを用いて説明する。
ステップS21において、第1の所定時間(例えば15分)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第1の所定時間をどの程度の時間に設定するかは、二元冷凍装置の耐性から決定する。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が過剰状態であると判断でき、ステップS22に進む。所定回数より少ない場合は、ステップS23に進む。
ステップS22において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS23において、第2の所定時間(例えば直近の4時間)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第2の所定時間は、第1の所定時間より長い時間であり、除霜運転により冷凍装置の圧縮機が必ず停止する時間間隔以上に設定する。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS24に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS25に進む。
ステップS24において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS25において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS21からS25を繰り返す。
このように、低温側サイクルの停止回数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することにより、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を逐次最適化することができ、低温側サイクルの第2圧縮機8の停止と再始動の頻度を少なくすることが可能である。
実施の形態5.
実施の形態4では、低温側サイクルの停止回数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御している。
それに対して、実施の形態5では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することを特徴とする。
以下に、制御装置16の具体的な制御フローの一例を、図10のフローチャートを用いて説明する。
ステップS31において、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を判定し、最低周波数である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が過剰状態であると判断でき、ステップS32に進む。最大周波数である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS33に進む。最低周波数でも最大周波数でもない場合は、ステップS34に進む。なお、最低周波数と最大周波数は、第2圧縮機8のインバータを駆動可能な周波数の最低値と最大値を意味する。
ステップS32において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS33において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS34において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS31からS34を繰り返す。
このように、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御することにより、低温側サイクルの冷凍能力と高温側サイクルの冷凍能力を逐次最適化することができ、低温側サイクルの第2圧縮機8の停止と再始動の頻度を少なくすることが可能である。
なお、以上では、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数が最低値であるかと最大値であるかを判定しているが、第1の所定値以下であるかと第1の所定値より大きい第2の所定値以上であるかを判定しても良いことは言うまでもない。
実施の形態6.
実施の形態6では、低温側サイクルの停止回数及び低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を基準として、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を制御する。
以下に、制御装置16の具体的な制御フローの一例を、図11のフローチャートを用いて説明する。
ステップS41において、低温側サイクルの第2圧縮機8のインバータの周波数を判定し、最低周波数である場合は、ステップS42に進む。最大周波数である場合は、ステップS47に進む。最低周波数でも最大周波数でもない場合は、ステップS50に進む。
ステップS42において、第1の所定時間(例えば15分)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第1の所定時間をどの程度の時間に設定するかは、実施の形態4と同様である。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が過剰状態であると判断でき、ステップS43に進む。所定回数より少ない場合は、ステップS44に進む。
ステップS43において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をアップする。
ステップS44において、第2の所定時間内(例えば直近の4時間)で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第2の所定時間をどの程度の時間に設定するかは、実施の形態4と同様である。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS45に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS46に進む。
ステップS45において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に設定する。
ステップS46において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS47において、第3の所定時間(例えば直近の1時間)内で低温側サイクルの第2圧縮機8が所定回数(例えば1回)以上停止したか否かを判定する。第3の所定時間は、除霜運転後等の一時的な冷凍能力の増加時間を除いて低温側サイクルの冷凍能力を判定できる時間に設定し、第1の所定時間より長くかつ第2の所定時間より短く設定するのが良い。所定回数以上である場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が適正状態であると判断でき、ステップS48に進む。所定回数より少ない場合は、低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力が不足状態であると判断でき、ステップS49に進む。
ステップS48において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に維持させる。
ステップS49において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値をダウンする。
ステップS50において、低温側サイクルの高圧側圧力の目標値及び高温側サイクルの低圧側圧力の目標値を現在の値に維持させる。
ステップS41からS50を繰り返す。
このように制御することで、実施の形態4、5の場合と比べて低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力をより正確に最適化することができる。
以上、実施の形態1から6では、圧縮機のインバータの周波数を変化させて冷凍能力と凝縮負荷を制御する場合を説明したが、膨張弁の開度を変化させても良いことは言うまでもない。また、結果的に冷凍能力と凝縮負荷を制御できれば良く、圧縮機のインバータの周波数や膨張弁の開度を変化させることに限定されない。
また、実施の形態1から6では、高温側サイクルと低温側サイクルが各1つずつの場合を説明したが、高温側サイクル及び/又は低温側サイクルが複数の場合にも適用できることは言うまでもない。
また、実施の形態4から6では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を一定に制御しつつ低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を最適化する場合を説明したが、二元冷凍装置の耐性が高い場合等では、低温側サイクルの凝縮負荷と高温側サイクルの冷凍能力の比率を制御しない状態で低温側サイクルの冷凍能力及び高温側サイクルの冷凍能力を最適化しても良い。
1 第1凝縮器、2 第1膨張弁、3 第1蒸発器、4 第1圧縮機、5 第2凝縮器、6 第2膨張弁、7 第2蒸発器、8 第2圧縮機、9 カスケードコンデンサ、10 送風機、11 高圧側圧力兼温度検知器、12 低圧側圧力兼温度検知器、13 高圧側圧力兼温度検知器、14 低圧側圧力兼温度検知器、15 温度検知器、16 制御装置。

Claims (9)

  1. 第1凝縮器と第1膨張弁と第1蒸発器と第1圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第1冷媒回路と、
    第2凝縮器と第2膨張弁と第2蒸発器と第2圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第2冷媒回路と、
    前記第1蒸発器と前記第2凝縮器とで構成され、前記第1蒸発器の冷媒と前記第2凝縮器の冷媒とを熱交換する熱交換器と、
    前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する制御装置と、
    を備え
    前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量の変化比率に対して前記第1冷媒回路の冷媒循環量の変化比率を1より大きい所定倍に制御する、
    ことを特徴とする二元冷凍装置。
  2. 第1凝縮器と第1膨張弁と第1蒸発器と第1圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第1冷媒回路と、
    第2凝縮器と第2膨張弁と第2蒸発器と第2圧縮機とを接続して冷媒を循環させる第2冷媒回路と、
    前記第1蒸発器と前記第2凝縮器とで構成され、前記第1蒸発器の冷媒と前記第2凝縮器の冷媒とを熱交換する熱交換器と、
    前記第2冷媒回路の停止回数及び/又は前記第2冷媒回路の冷媒循環量に応じて前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を変化させつつ、前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする二元冷凍装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量の変化比率に対して前記第1冷媒回路の冷媒循環量の変化比率を1.05倍から1.5倍の範囲内の所定倍に制御する、
    ことを特徴とする請求項に記載の二元冷凍装置。
  4. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の停止回数及び/又は前記第2冷媒回路の冷媒循環量に応じて前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を変化させつつ、前記第2冷媒回路の凝縮負荷と前記第1冷媒回路の冷凍能力の比率を一定に制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の二元冷凍装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の第1所定時間内での停止回数が所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
    前記第2冷媒回路の前記第1所定時間内での停止回数が所定値より小さく、かつ、前記第1所定時間より長い第2所定時間内での停止回数が所定値より小さい場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は第1所定値以下の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最大又は前記第1所定値より大きい第2所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は第1所定値以下で、かつ、第1所定時間内での停止回数が所定値以上の場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を上げ、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最小又は前記第1所定値以下で、かつ、前記第1所定時間内での停止回数が所定値より小さく、かつ、前記第1所定時間より長い第2所定時間内での停止回数が所定値より小さい場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げ、
    前記第2冷媒回路の冷媒循環量が最大又は前記第1所定値より大きい第2所定値以上で、前記第1所定時間より長く前記第2所定時間より短い第3所定時間内での停止回数が所定値より少ない場合に、前記第2冷媒回路の高圧側圧力の目標値及び前記第1冷媒回路の低圧側圧力の目標値を下げる、
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の二元冷凍装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の凝縮負荷及び/又は前記第1冷媒回路の冷凍能力を圧縮機のインバータの周波数を変化させて制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の二元冷凍装置。
  9. 前記制御装置は、
    前記第2冷媒回路の凝縮負荷及び/又は前記第1冷媒回路の冷凍能力を膨張弁の開度を変化させて制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の二元冷凍装置。
JP2012119417A 2012-05-25 2012-05-25 二元冷凍装置 Active JP5988698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012119417A JP5988698B2 (ja) 2012-05-25 2012-05-25 二元冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012119417A JP5988698B2 (ja) 2012-05-25 2012-05-25 二元冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013245867A JP2013245867A (ja) 2013-12-09
JP5988698B2 true JP5988698B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=49845787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012119417A Active JP5988698B2 (ja) 2012-05-25 2012-05-25 二元冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5988698B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110375469A (zh) * 2019-06-24 2019-10-25 广东伊莱智科科技有限公司 一种变频复叠机控制方法、装置、设备和存储介质

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6211439B2 (ja) * 2014-03-05 2017-10-11 本田技研工業株式会社 二元ヒートポンプの制御方法
JP6455752B2 (ja) * 2014-07-31 2019-01-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍システム
CN114992893A (zh) * 2022-05-31 2022-09-02 青岛海尔空调电子有限公司 复叠式热泵系统及其控制方法
CN114992894A (zh) * 2022-05-31 2022-09-02 青岛海尔空调电子有限公司 复叠式热泵系统及其控制方法
CN115289705B (zh) * 2022-06-23 2024-03-15 北京京仪自动化装备技术股份有限公司 温控系统及温控方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099946A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 Matsushita Refrig Co 空気調和機
JPH05133625A (ja) * 1991-11-14 1993-05-28 Mitsubishi Electric Corp 冷凍機の制御装置
JPH07139793A (ja) * 1993-11-19 1995-05-30 Fujitsu General Ltd 空気調和機の制御装置
JPH07151401A (ja) * 1993-11-29 1995-06-16 Kubota Corp 複元ヒートポンプ
JP3240811B2 (ja) * 1994-03-09 2001-12-25 ダイキン工業株式会社 二元冷却装置
JPH08271062A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 冷凍装置
JPH11182953A (ja) * 1997-12-22 1999-07-06 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP3094997B2 (ja) * 1998-09-30 2000-10-03 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP2002061925A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP4409316B2 (ja) * 2004-03-11 2010-02-03 サンデン株式会社 冷却装置
JP5345101B2 (ja) * 2010-04-16 2013-11-20 三菱電機株式会社 温水熱源機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110375469A (zh) * 2019-06-24 2019-10-25 广东伊莱智科科技有限公司 一种变频复叠机控制方法、装置、设备和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013245867A (ja) 2013-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5988698B2 (ja) 二元冷凍装置
US11441828B2 (en) Method for operating a chiller
WO2010023975A1 (ja) ヒートポンプ装置
JP6403887B2 (ja) 冷凍サイクル装置、遠隔監視システム、遠隔監視装置および異常判定方法
JP2009299914A (ja) 多室空気調和機
JP2011069570A (ja) ヒートポンプサイクル装置
CN111486574B (zh) 空调系统及其防凝露控制方法和装置、存储介质
JP6495064B2 (ja) 空調システムの制御装置、空調システム、空調システムの制御プログラム、及び空調システムの制御方法
JP2013181678A (ja) 制御装置および方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置
JP6045440B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP2012042177A (ja) ヒートポンプ式温水発生装置
JP2010164270A (ja) 多室型空気調和機
JP2012202581A (ja) 冷凍サイクル装置及びその制御方法
JP2014055753A (ja) 二元冷凍装置
JP6509047B2 (ja) 空気調和装置
JP5496161B2 (ja) 冷凍サイクルシステム
CN107735625B (zh) 制冷机系统
JP6567086B2 (ja) 空気調和装置
JP2011149611A (ja) 空気調和機
JP5836844B2 (ja) 冷凍装置
JP6124851B2 (ja) 空気調和装置
JP4063041B2 (ja) 多室形空気調和機の制御方法
JP6707698B2 (ja) 空気調和システムの制御装置および制御方法ならびに空気調和システム
JP5748549B2 (ja) 空気調和装置及び空気調和装置の制御方法
JP2009115385A (ja) 冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5988698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250